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【比較】「Ryzen 5 2400G」「Ryzen 3 2200G」の実力は?

2018年2月13日に初登場した、RyzenのAPUモデル「Ryzen 5 2400G」、「Ryzen 3 2200G」について他製品と比較しながら見ていきます。

「Ryzen 5 2400G」性能比較表

まずは、「Ryzen 5 2400G」についてです。
「Ryzen 5 2200G」と同価格帯の主要なCPUと一緒に各項目を表にまとめました。
CPU名称
Ryzen 5 2400G
Ryzen 5 1600
Core i5 8400
Core i3 8350K
コア数 4 6 6 4
スレッド数 8 12 6 4
定格クロック 3.6GHz 3.2GHz 2.8GHz 4.0GHz
TB時最大クロック 3.9GHz 3.6GHz 4.0GHz
TDP(消費電力) 65W 65W 65W 91W
ベンチマークスコア 9400(3) 12400(1) 11500(2) 9200(4)
価格 約21,500円 約24,000円 約21,000円 約22,000円
内蔵GPU Radeon Vega 11 Graphics × Intel UHD Graphics 630 Intel UHD Graphics 630
GPU性能スコア 2800 860 860
コスパ
(ベンチマークスコア/価格)
0.437(3) 0.517(2) 0.548(1) 0.418(4)
1コアあたりの性能スコア 2350 2067 1917 2300
※ベンチマークスコアはPASSMARKのベンチマークスコアを参考にしたおおよその値。
※GPU性能スコアはFUTUREMARKのベンチマークスコアを参考にしたおおよその値。

CPU性能について

「Ryzen 5 2400G」のベンチマークスコアは、表の競合製品との比較では3位という結果になりました。
ですが、「Ryzen 5 2400G」の約9400という数値も十分に高性能と言える数値ですし、
詳しくは後述しますが、内蔵GPUが破格の性能を持ったAPUでこの性能なので、むしろよくここまでの性能に出来たと個人的には感心するレベルでした。
ただやはり、最大の対抗製品と考えられる「Core i5 8400」とベンチマークで約2000の差を付けられている点はIntel側に軍配が上がると言わざるを得ないですね。
要求スペックの高いゲームするなどの理由で、ビデオカード・グラフィックカードを搭載する前提であれば、「Core i5 8400」優勢です。

GPU性能について

「Ryzen 5 2400G」はAPUなので、一番注目されるのはGPU性能です。
これについては、最新のIntelCPUの内蔵GPUを圧倒的に上回っています。
大体1万円程度の「Geforce GT 1030」をほんの少し下回る程度の性能を持っています。
このGPU性能は、特にライトユーザー(ゲーマー)に対して非常に有利な条件となると思われます。
Intelの内蔵GPUと比較すると、高画質な動画等の描画力や、(快適に)プレイ可能になるゲームの幅等で優位に立てており、総合コスパ的には非常に良いです。

「Ryzen 3 2200G」性能比較表

「Ryzen 3 2200G」の比較です。
「Ryzen 3 2200G」と同価格帯の主要なCPUと一緒に各項目を表にまとめました。
CPU名称
Ryzen 3 2200G
Core i3 8100
Ryzen 5 1400
コア数 4 4 4
スレッド数 4 4 8
定格クロック 3.5GHz 3.2GHz 3.2GHz
TB時最大クロック 3.7GHz 3.6GHz 3.4GHz
TDP(消費電力) 65W 65W 65W
ベンチマークスコア 7700(3) 8000(2) 8500(1)
価格 約13,500円 約14,000円 約16,000円
内蔵GPU Radeon Vega 8 Graphics Intel UHD Graphics 630 ×
GPU性能スコア 2400 860
コスパ
(ベンチマークスコア/価格)
0.57(2) 0.571(1) 0.531(3)
1コアあたりの性能スコア 1925 2000 2125
※ベンチマークスコアはPASSMARKのベンチマークスコアを参考にしたおおよその値。

※GPU性能スコアはFUTUREMARKのベンチマークスコアを参考にしたおおよその値。

CPU性能について

「Ryzen 3 2200G」のベンチマークスコアは、表の競合製品中3位(最下位)となっていますが、3つの全製品その差は少ししかありませんでした。
TDP(消費電力)、コア数も同じと様々な面で拮抗した状態となっています。
となると重要なのは価格ですが、現在(2018年3月)はこれも「Ryzen 5 1400」が2000円ほど高いだけで他の二つはほぼ差がありません。
CPU性能という面ではこの価格帯の主要CPUは完全に横ばいの状態です。

GPU性能について

「Ryzen 3 2200G」のグラフィック性能は「Ryzen 5 2400G」より少しだけ低い性能となっています。
ですが、やはりIntelの内蔵GPUを圧倒的に上回る性能を持っています。
そして「Ryzen 3 2200G」は競合製品とCPU性能と価格の面でほぼ同じだったため、GPU性能の差がそのままの差になります。
よって、「Ryzen 3 2200G」は同価格帯のCPUの中で圧倒的に優位です。
CPUとしてだけでも同価格帯のCPUの中で十分な性能を持っていながら、1万円弱の増設用グラフィックボードに近いグラフィック性能を兼ね備えています。
破格のコスパです。
現状ミドルスペックCPUとして最強のCPUと言っても過言ではないと思います。

まとめ

今までのRyzenはCPUとしての性能は高いものの、グラフィック面で扱いにくい面がありました。
ですが、今回登場したAPUのRyzen「Ryzen 5 2400G」、「Ryzen 3 2200G」はCPUとしてのコスパの良さを保ったまま高性能な内蔵GPUを搭載を実現しています。
明らかな不安要素が無く、Intel製CPUとの差別化に成功し、Intelと比較しても良さが十分にある製品となっています。
CPU業界にとっても、ユーザーにとっても凄く良い製品だと感じました。
内蔵GPUの具体的なゲーミング性能についてですが、やはりさすがに重い3Dゲーム等はさすがに厳しいものが多いようで、増設用グラフィックが不要となるのはまだ先のようです。
ですが、Intel製の内蔵GPUと比べると、プレイ出来るゲームの幅は大きく広がります。
現状の「PCで3Dゲームをするなら増設用グラフィックはほぼ必須」という様相は少し変わるかもしれません。
それに、CPUのみの性能でも十分に高性能であるため、とりあえず導入しても特別損にはならないと思うのがまた凄いところだと思います。
最後にマーケット的な話をすると、価格.com等のランキングで常に上位に入っている、「Core i5/3」採用のCPUコスパのみを重視した増設用グラフィックを搭載していないPC用のCPU
として最適な製品だと思います。

今後は、増設用グラフィック未搭載のミドルスペックPCシェアを大きく獲得していく可能性は非常に高いと思います。

それに対抗してIntel側がどのような動きを見せてくれるのかも非常に期待がかかるところです。
記事はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。

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