おすすめのノートパソコンまとめ【2023年最新版】

最終更新:2023/3/9

特にコスパの良さや実用性で魅力を感じた、おすすめノートパソコンを用途別にざっくりまとめています。厳選というか、特に良いと思ったものだけ掲載しているので、数は絞られていると思います。また、同機種でCPUやメモリなどの構成が異なるものもありますが、特におすすめの構成がある場合には特定の構成のみの紹介となっている点に注意してください。

注意
価格を含む本記事の内容は記事更新時点のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。価格は基本税込みです。

おすすめノートPC簡易比較表

本記事で紹介しているおすすめノートPCの簡易比較表です。製品名のリンクは表の下から始まる紹介部へのリンクとなっています。

製品 製品名 総合
評価
参考価格 画面サイズ
解像度
SoC RAM ストレージ GPU 重量
HP
15s-eq3000 価格.com限定
4.0
69,900円
15.6型
1920×1080
Ryzen 5 5625U
6コア12スレッド
16GB 512GB Radeon RX Vega 7 約1.6kg
Dell
Inspiron 14 5420
i5 + 16GBメモリ
4.25
84,580円
14型
1920×1200
Core i5-1235U
10コア12スレッド
16GB 512GB Iris Xe G7 (80EU) 約1.54kg
HP
Pavilion 15-eg2000 価格.com限定
4.25
84,800円
15.6型
1920×1080
Core i5-1240P
12コア16スレッド
16GB 512GB Iris Xe G7 (80EU) 約1.71kg
レノボ
IdeaPad Flex 5 Gen 8 14 AMD:アドバンス
3.75
114,048円
14型 タッチ
2240×1400
Ryzen 7 7730U
8コア16スレッド
16GB 512GB Radeon RX Vega 8 約1.55kg
レノボ
Yoga Slim 770i Pro(14 Intel)
i5 + 16GBメモリ
4.25
114,290円
14型
2240×1400
Core i5-1240P
12コア16スレッド
16GB 512GB Iris Xe G7 (80EU) 約1.32kg
ドスパラ
GALLERIA UL7C-AA2
Core i7 + Arc A730M
4.25
119,980円
15.6型
1920×1080
Core i7-12700H
14コア20スレッド
16GB 1TB Arc A730M 約2.0kg
ASUS
Vivobook Pro 15 OLED
Ryzen 5 + RTX 3050
4.25
124,800円
15.6型
2880×1620
Ryzen 5 5600H
6コア12スレッド
16GB 512GB RTX 3050 約1.8kg
Apple
MacBook Air(M1)
3.75
134,800円~
13.3型
2560×1600
Apple M1
8コア8スレッド
8GB~16GB 128GB~2TB Apple M1 GPU
(7コア/8コア)
約1.29g
レノボ
Yoga 770 14 AMD
Ryzen 7モデル
4.0
147,510円
14型 タッチ
2880×1800
Ryzen 7 6800U
8コア16スレッド
16GB 1TB Radeon 680M 約1.42kg

ノートPC選びの要点

はじめに、参考までにノートPC選びの要点を一部ざっくりとまとめています。必要ない方は飛ばしてください。

まずはCPUです。CPUはPCの頭脳とよく表現される非常に重要なパーツです。CPUの性能がPC全体に影響を与えるため、どんな用途においても重要です。

CPUの処理性能は大きく分けてシングルスレッド性能とマルチスレッド性能に分けられます。

CPUの処理性能
  • シングルスレッド性能
    シングルスレッド性能は1コアでの処理性能を表します。シングルスレッド性能が高いと、軽い処理に掛かる時間が短くなる(サクサク動く)他、全コア稼働時にも当然影響がありますので、ほぼ全ての処理に対して有利に働きます。
  • マルチスレッド性能
    マルチスレッド性能は、全コア稼働時の処理性能を表します。マルチスレッド性能が高いと、動画のソフトウェアエンコード(CPUエンコード)やレンダリングなど、膨大な量の処理に掛かる時間が短くなる他、複数ソフトを同時起動した際のパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。

主要CPU性能まとめ(2023年1月時点)

2023年1月時点での主要CPUの性能をまとめています。Cinebench R23で測定されたスコアです。

一般ノートPC向け(TDP:15W~28W程度)

まずは、一般ノートPC向けのCPUをまとめています。一段階目のTDP(TDP PL1)が低く設定されている省電力CPUになります。一般ノートPC向けとしていますが、現在では性能が大きく向上しているため、上位のものなら重い処理でもこなせます。ただし、その際には排熱に注意が必要です。

Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Ryzen 7 5800U
11203
Ryzen 7 5825U
10904
Ryzen 7 6800U
10779
Core i7-1260P
10571
Ryzen 7 5700U
8673
Apple M2
8643
Core i5-1240P
8337
Ryzen 5 5625U
8135
Ryzen 5 6600U
8018
Core i7-1255U
7904
Ryzen 5 5600U
7877
Apple M1
7728
Ryzen 5 5500U
7186
Core i5-1235U
7037
Core i3-1215U
5802
Core i7-1185G7
5324
Ryzen 3 5300U
5147
Core i7-1165G7
5110
Core i5-1135G7
4706
Core i3-1115G4
3038

Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i7-1260P
1696
Core i7-1255U
1650
Core i5-1235U
1597
Apple M2
1582
Core i3-1215U
1581
Core i5-1240P
1550
Apple M1
1512
Ryzen 7 6800U
1493
Ryzen 7 5800U
1478
Ryzen 7 5825U
1460
Core i7-1185G7
1449
Core i7-1165G7
1425
Ryzen 5 6600U
1425
Ryzen 5 5625U
1369
Ryzen 5 5600U
1364
Core i5-1135G7
1321
Core i3-1115G4
1299
Ryzen 7 5700U
1251
Ryzen 5 5500U
1172
Ryzen 3 5300U
1116


ゲーミング・クリエイターPC向け(TDP:35W~)

次に、主にゲーミング・クリエイター向けPCに搭載されるCPUをまとめています。末尾にHが付くのが特徴です。消費電力や発熱を増加させる代わりに処理性能を高めているタイプのCPUになります。

Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Core i7-12700H
15904
Core i9-12900H
15884
Ryzen 7 6800H
13784
Ryzen 9 6900HS
13621
Core i5-12500H
13118
Ryzen 9 5900HS
12533
Core i9-11900H
12433
Ryzen 7 5800H
11859
Core i7-11800H
11709
Ryzen 5 6600H
10472
Core i5-11500H
9532
Ryzen 5 5600H
9504
Core i5-11400H
8100

Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i9-12900H
1846
Core i7-12700H
1775
Core i5-12500H
1689
Core i9-11900H
1578
Ryzen 9 6900HS
1549
Ryzen 7 6800H
1527
Core i7-11800H
1499
Core i5-11500H
1492
Ryzen 9 5900HS
1474
Ryzen 6 6600H
1458
Core i5-11400H
1421
Ryzen 7 5800H
1410
Ryzen 5 5600H
1363

参考
https://www.cpu-monkey.com/ja/
https://www.notebookcheck.net/

メモリはCPUの作業スペースとなるパーツです。より容量が多く高速なほど、効率良く作業を行えるため良いです。下記に容量と用途の目安についてざっくり載せています。

4GB 少ない容量です。Chromebookや本当に軽い作業しか行わないなら問題ないケースもあると思いますが、最低でも8GB以上をおすすめします。
8GB 重い処理を基本行わない一般ユーザー向けの容量です。
16GB 重い処理も視野に入れた容量です。ゲーミングやクリエイター向けでは最低では16B以上が基準となります。
32GB メモリを大量に使用する用途を意識した容量です。特に動画・画像編集ソフトはメモリを大量に使用する傾向があるので、クリエイターの方は余裕があれば検討しても良い容量です。

GPUは、画像処理を担当するプロセッサです。CPUがPCのシステム処理全般を担当する汎用プロセッサなのに対し、GPUは画像処理をほぼ専門に担当する特化型のプロセッサになります。

GPUは大きく分けてCPUの内蔵GPUと外部GPU(グラボ)があります。重いグラフィック処理をしない一般ユーザーならCPUの内蔵GPUでも十分ですが、重いゲームや動画編集などを視野に入れるなら、外部GPU(グラボ)搭載のPCが必要となります。

内蔵GPUでも、性能が高いものなら簡単な動画編集等(FHD以下)はこなすことが出来ますが、専用のビデオメモリを持たないという点が大きいため、処理によっては非常に時間が掛かります。頻繁に利用するなら外部GPU搭載機をおすすめします。

外部GPU(グラボ)搭載機はグラフィック性能が高いですが、パーツが増える分価格は高くなるのはもちろん、消費電力の増加、重量の増加、発熱の増加などのデメリットも多くあるので、とにかく性能が高いものがあれば良いという訳ではない点は留意しておきましょう。

主要GPU性能まとめ(2023年1月時点)

2023年1月時点でのノートPC向け主要GPUの性能をまとめています。3DMark Timespy Graphicsのスコアです。ゲームのベンチマークでのスコアとなっており、その他の用途では異なる結果となる可能性もあるため注意してください。また、内蔵GPUのスコアについてはデュアルチャネル動作時のものとなっているため、シングルチャネル時には性能が低下する点にも注意してください。関連して、たとえばLPDDR4X-4266のような従来よりも高速なメモリが採用されていると、内蔵GPUは性能がやや向上します。

下記の表の黄色のバーが単体のGPU(グラボ・ビデオカード)で、緑色のバーは内蔵GPUになります。

3DMark TimeSpy Graphics
CPU名称 スコア
GeForce RTX 3080
11758
GeForce RTX 3070
10463
GeForce RTX 4060
10299
GeForce RTX 4050
8536
GeForce RTX 3060
8261
GeForce RTX 2060
5963
GeForce RTX 2060 Max-Q
5649
GeForce GTX 1660 Ti
5610
GeForce RTX 3050 Ti
5113
GeForce RTX 3050
4839
GeForce GTX 1650 Ti
3679
GeForce GTX 1650
3453
Radeon 680M
Ryzen 7 6800U等
2400
Iris Xe Graphics G7 96EU
Core i7-1255U 等
1589
Radeon 660M
Ryzen 7 6600U等
1558
Radeon RX Vega 8 (Ryzen 4,5000)
Ryzen 7 5700U 等
1173
Iris Xe Graphics G7 80EU
Core i5-1235U 等
1131
Radeon RX Vega 7 (Ryzen 4,5000)
Ryzen 5 5500U 等
1045
Radeon RX Vega 6 (Ryzen 4,5000)
Ryzen 3 5300U 等
854
UHD Xe Graphics G4 48EU
Core i3-1115G4 等
723

参考
https://www.3dmark.com
https://www.notebookcheck.net

ノートPCの主な要点はパネル種類解像度リフレッシュレート色域の4点です。最近ではアスペクト比のバリエーションも増えているので、そちらもチェックしておくと良いかもしれません。

ディスプレイの要点
  • パネル種類
    パネル種類は基本的には深く気にする必要はありませんが、特に安さに特化したモデルではTNと呼ばれる視野角の狭いものが採用されている可能性があるので、それは避けた方が良いです。一応IPSとか高視野角とか書かれているかどうかを確認しておくと安心です。また、ノートパソコンではごく一部ですが、有機EL(OLED)採用のディスプレイもあります。有機ELは自然な発色で色鮮やかで、黒の表現も得意です。色表現に関しては液晶よりも基本良いです。ただし、焼き付きや劣化が液晶よりもしやすい点と輝度を上げにくい点に注意が必要です。
  • 解像度
    2021年現在ではFHD(1920×1080)が一般的で、一般ユーザーならFHD以上あれば大丈夫です。クリエイターの方やもっと精細な画像を楽しみたい方が、より高い解像度のディスプレイを検討することになります。
  • リフレッシュレート
    リフレッシュレートはディスプレイの更新頻度を表す指標です。単位はHzです。特にゲーミングノートでは重要な項目になります。要するに、ディスプレイの表示可能な最大fpsのことで、たとえば60Hzのディスプレイでは最大60fpsの表示しかできません。
  • 色域
    色域とは、ディスプレイが再現できる色の範囲のことです。色域の狭いディスプレイだと、色の再現性が低いため、色鮮やかさに欠けたり見にくい画像になる可能性があります。特にクリエイターやキレイな映像を楽しみたい方が気にしておくべき項目です。安さ重視機では基本的に色域の狭いディスプレイが採用され、色域の広いディスプレイを採用している機種は高価になる傾向があります。sRGBカバー率:100%とかAdobe RGBカバー率:69%などで示されることが多いです。
  • アスペクト比
    アスペクト比は、画面の縦と横の長さの比です。一般的なFHDや4Kなどは16:9ですが、最近ではやや縦長な16:10や3:2のディスプレイも増えています。縦にスクロールすることが多い方は縦長の方が便利だと思うので、考慮しておくと良いかもしれません。ただし、単純に解像度が少し増えることもあって、やや高価な機種が多いです。


HP 15s-eq3000 G3 価格.com限定

価格
約 69,900円
※2023年3月9日時点
画面
15.6型 IPS ノングレア
FHD(1920×1080)
CPU
Ryzen 5 5625U
メモリ
16GB DDR4-3200
GPU
Radeon RX Vega 7(CPU統合)
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約 1.6 kg
その他
SDカードスロット

16GBメモリを搭載しながら約7万円という価格が魅力の製品です。メモリを16GB標準搭載しつつ8万円未満の製品というのはほとんどないので、メモリ容量を16GB以上にしつつ出来るだけ安くしたい人におすすめです。

価格が安いため仕方ない部分ですが、ディスプレイの色域は狭いため色鮮やかな映像にはならず、AV1デコード機能もなく将来性的にはやや不安もあるので、動画鑑賞用の長く使いたいノートPCとしてはやや不向きな点は注意が必要です。また、バッテリー持続時間も長くはないです。

Dell Inspiron 14 5420 Intel

価格
約 84,580円
※2023年3月9日時点
画面
14型 IPS ノングレア
1920×1200
CPU
Core i5-1235U
メモリ
16GB DDR4-3200
GPU
Iris Xe Graphics G7 (80EU)
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約 1.54 kg
その他
SDカードスロット

Dellの高コスパな14型のスタンダートノートです。紹介するのは16GBメモリを搭載したコスパ重視構成です。

8万円台でアスペクト比が16:10でメモリ16GB搭載機というのが意外に候補が少ないため、貴重な選択肢です。CPUは10コアのCore i5搭載です。省電力さ重視のEコアを8個含むため非常に高性能という訳ではないですが、普段使いなら困らないほどには高性能です。また、SDカードスロットを搭載している点も地味に嬉しいです。

ディスプレイの色域が狭くて色鮮やかではない点は注意が必要ですが、汎用ノートとしては最低限欲しいところを確保してあり、それで価格を出来るだけ抑えた機種として魅力的だと思います。

Pavilion 15-eg2000 価格.com限定

価格
約 84,800円
※2023年3月9日時点
画面
15.6型 IPS グレア
FHD(1920×1080)
CPU
Core i5-1240P
メモリ
16GB DDR4-3200
GPU
Iris Xe Graphics G7(80EU)
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約 1.71 kg
その他

HPの処理性能コスパに優れたスタンダードノートPCです。価格.com限定モデル。

CPUには12コア(8P+4E)の「Core i5-1240P」を搭載しており、8万円台のPCとしては高い処理性能となっており、メモリも16GB標準搭載です。重量も15.6インチにしてはやや軽量な1.71kgで、見た目も安っぽさを感じさせない感じが良いと思います。

処理性能コスパ特化の製品のため、ディスプレイの解像度はFHDと最低限で、色域も広くなくて色鮮やかな映像とはならない点や、バッテリー持続性能もスペック表では7時間(Mobilemark)と短めである点などは考慮しておいた方が良いと思いますが、Ryzen 5000シリーズと違いAV1対応もあるので、CPU性能コスパ特化で選ぶならおすすめできる製品です。

IdeaPad Flex 5 Gen 8(14型 AMD):アドバンス

価格
約 114,048円
※2023年2月16日時点
画面
14型 IPS グレア
2240×1400 タッチ対応
CPU
Ryzen 7 7730U
メモリ
16GB LPDDR4X-4266
GPU
Radeon RX Vega 8(CPU統合)
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1
重量
約 1.55 kg
その他
SDカードスロット、ペン付属

コスパが非常に優れたコンバーチブルタイプの2 in 1 PCです。

上位のアドバンスモデルではRyzen 7に16GBメモリを搭載し、ディスプレイも解像度が高めの2240×1400かつ色域も広めです。先代モデルはディスプレイの色域が狭い点が弱点でしたが、そこが改善されています。リフレッシュレートは60Hzなので滑らかな映像とはならないものの、高コスパ機としては優れたディスプレイだと思います。

また、ペンを付属する他、SDカードスロットも搭載しており、汎用性が非常に高い製品です。総合コスパが非常に優れています。

性能アップの代償として、価格は先代モデルから値上がりした11万円台前半にはなっているものの、それでもコスパは良いです。

内蔵GPUがVegaのためAV1デコードがサポートされない点や、14型の割にはやや重い1.55kgという重量はやや気になるものの、致命的というほどのものではないですし、大きな欠点もないコスパが非常に優れたノートPCだと思います。

Yoga Slim 770i Pro(14型 Intel)

価格
約 114,290円
※2023年2月16日時点
※5500円OFFクーポン適用時(5/7まで)
画面
14型 IPS ノングレア
2240×1400
CPU
Core i5-1240P
メモリ
16GB LPDDR5-5200
GPU
Iris Xe Graphics G7 (80EU)
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.1
重量
約 1.32 kg
その他
Thunderbolt4対応

レノボの軽量薄型で高コスパなノートPCです。14型で約1.32kgという軽量さで厚みも約14.6mm(最薄部)と薄型です。

バッテリー持続時間も最大約14時間(JEITA 2.0)と長いので、モバイル性能が優れているのが特に魅力です。見た目もシンプルながらクールで高級感があって良いと思います。

CPUには12コアの「Core i5-1240P」を搭載し、メモリも標準で16GBあるので、軽作業には十分すぎる性能です。

ディスプレイにはやや高めの解像度の2.2Kディスプレイが採用され、色域も広めの優れたディスプレイです。ただし、Core i5モデルではリフレッシュレートは60Hzのため滑らかな映像とはいかない点には注意です。

価格は11万円台中盤(2023年2月時点)と高価ではあるものの、この性能でこの薄型軽量さのPCとしては安価な部類で、コスパは良いと思います。

シンプルに高性能かつコスパの良い薄型軽量PCが欲しい人はチェックしておいて欲しいと思える製品だと思います。

GALLERIA UL7C-AA2 

価格
約 119,980円
+5,000pt(4/2まで)
※2023年3月9日時点
画面
15.6型 144Hz ノングレア
1920×1080
 CPU
Core i7-12700H
メモリ
16GB DDR5-4800
GPU
Arc A730M
SSD
1TB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約 2.0 kg
その他

ドスパラの処理性能コスパが非常に良いゲーミングノートです。

約12万円という価格ながら14コアの「Core i7-12700H」とDDR5メモリに加え、GPUにも「Arc A730M」を搭載しています。この価格では破格と言える仕様となっており、コスパは非常に優れています。SSDも標準で1TB搭載です。

見た目もあまりごつさがない落ち着いた雰囲気なのも個人的には好印象です。

SDカードスロットがあればクリエイティブ用途などでももう少し使いやすかったかなと思いますが、その他は平均的な10万円台前半のゲーミングノートといった感じで、総合的なコスパは非常に良いと思います。とにかくゲーミングコスパが良くて安価なゲーミングノートが欲しい人にはおすすめの製品です。

Vivobook Pro 15 OLED 

価格
約 124,800円
※2023年2月16日時点
画面
15.6型 有機EL グレア 120Hz
2880×1620
CPU
Ryzen 5 5600H
メモリ
16GB DDR4-3200
GPU
GeForce RTX 3050
SSD
512GB
無線機能
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1
重量
約 1.8 kg
その他
microSDスロット

ASUSの非常に優れた有機ELディスプレイとRTX 3050搭載で様々な用途に出来るのが魅力の高コスパノートPCです。

CPUには価格の割には低めの性能の「Ryzen 5 5600H」が搭載されているものの、一般用途なら基本十分な性能です。

それよりも外部GPUに「RTX 3050」が大きく、重いゲームや動画編集などにも対応できるのが非常に魅力的です。外部GPUとしては低性能な部類なため過信はできないものの、出来る処理の幅を大きく広げてくれます。

ディスプレイも2.8K(2880×1620)の高解像度に加え、120Hzのリフレッシュレートで滑らかな映像の描写が可能です。ゲーミングでもクリエイティブ用途でも嬉しい非常に優れたディスプレイ性能です。

また、外部GPUを搭載しつつも厚みは20mm未満と分厚くはなく、重量も約1.8kgとなっていて15.6型のPCとしては平均的です。持ち運びもゲーミングノートなどよりはし易いですし、microSDスロットも備えるため、マルチに使えるPCとなっています。

何でも出来るPCが出来るだけ安く欲しいという場合には最適な1台だと思います。

MacBook Air (Apple M1チップ)

価格
約 134,800円~
※2023年2月16日時点
画面
13.3型 IPS グレア
2560×1600
CPU
Apple M1
メモリ
8GB~16GB
GPU
Apple M1 GPU(7~8GPU)
SSD
256GB~2TB
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.0
重量
約 1.29 kg
その他 Armアーキテクチャのため
Windowsとアプリ対応などが異なる点に注意

Apple開発のApple M1チップを採用した13.3型のPCです。一般的なWindows向けのCPUと異なるArmアーキテクチャとなる上、OSがMacOSとなるため、Windowsでなくても良い人向けです。

Apple M1は8コア8スレッドCPUとしては高い処理能力を持ち、電力効率が非常に良くて省電力でバッテリー持続時間も長いのが魅力です。

GPUはチップに統合されたものになりますが、統合グラフィックスにしては高い処理能力を持つため、重めの動画編集もデータ量が多すぎなければ可能なレベルです。ただし、上述のアーキテクチャとOSの違いの点から、主要なゲームの多くがネイティブ動作不可能なため、ゲーム向きのPCではありません。

ディスプレイは2560×1600の高解像度で高色域の非常に質の高いものが採用されています。上述のバッテリー性能の良さとグラフィック性能の良さもありますし、持ち運びも頻繁にするクリエイターに魅力的な仕様だと思います。

ただし、ストレージ面はやや貧弱な点に注意が必要です。最小構成ではSSD容量は128GBしかなく、高い容量だとかなり割高なのでコスパが悪くなってしまいます。SDカードスロットも無く別の方面からの対応も難しいため、クラウドストレージを有効活用することが重要です。とはいえ選択肢がかなり狭まるので、大容量のストレージが欲しい場合には、Windows機にした方がコスパ的にはお得だと思います。

Yoga 770 (14型 AMD)

価格
約 147,510円
※2023年3月9日時点
※5500円OFFクーポン適用時(5月7日まで)
画面
14型 IPS グレア 90Hz
2880×1800 タッチ対応
CPU
Ryzen 7 6800U
メモリ
16GB LPDDR5-6400
GPU
Radeon 680M(CPU統合)
SSD
1TB
無線機能
Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2
重量
約 1.42 kg
その他
microSDスロット、ペン付属

レノボの高級モデル「Yoga」の2 in 1 PCです。価格自体は高価ですが、非常に高品質で各性能が優れており、総合コスパは悪くないです。多少高価でも良いので、長く使いたい高性能汎用PCが欲しいならおすすめ出来る製品です。

CPUには「Ryzen 7 6800U」が搭載されています。高性能なのはもちろん、電力効率が非常に良いためバッテリー持続時間が長いです。また、内蔵GPU「Radeon 680M」が従来の内蔵GPUと比べると大幅に高性能なので、重めの3Dゲームも動作は出来るものが多くなっている他、動画編集などもデータ量が多すぎなければ対応できるレベルの性能になっている点も魅力です。このグラフィック性能でこの軽さとバッテリー性能を持つ機種は貴重です。

また、メモリにはLPDDR5-6400が16GB採用されています。非常に高性能で省電力性も高いメモリとなっており、上述のCPUや内蔵GPU性能をより高めてくれます。

ディスプレイも高品質です。2880×1800の高解像度に加え、リフレッシュレートも90Hzとやや高めに対応できます。色域ももちろん高く、色鮮やかな映像を従来のノートPCよりもやや滑らかに楽しむことができます。タッチにも対応しておりペンも付属するため、イラスト目的でも活躍させることができると思います。

外部GPU(グラボ)無しのノートPCで15万円前後と聞くとかなり高価でコスパは悪いように見えますが、一つ一つ見ていくとこの製品で15万円前後ならむしろ格安なのではないかと思えるほどで、重いグラフィック処理を必要としない人で良いものが欲しい場合には魅力的な汎用PCだと思います。

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