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最終更新:2025/10/20
特にコスパの良さや実用性で魅力を感じた、おすすめノートパソコンを厳選してまとめています。数はかなり絞っています。
また、同機種でCPUやメモリなどの構成が異なるものもありますが、特におすすめの構成がある場合には特定の構成のみの紹介となっている点に注意してください。
おすすめノートPC簡易比較表
本記事で紹介しているおすすめノートPCの簡易比較表です。製品名のリンクは表の下から始まる紹介部へのリンクとなっています。
| 製品名 | 画像 | 短評 | 総合 評価 | 参考価格 | 画面サイズ 解像度 | SoC | RAM | ストレ ージ | GPU | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ASUS Vivobook 14 X1405 | ![]() | 優れた有機ELディスプレイ(2.8K/90Hz)採用ながら約9万円という優れた映像品質コスパ。 CPU性能コスパも良く、ディスプレイを重視しつつ、マルチ性能も高めたい場合は魅力的。 | 89,800円 ※セール時 | 14型 OLED 2880×1800 90Hz | Core i7-13700H 14コア20スレッド | 16GB DDR4 | 512GB | Iris Xe 96EU | 約1.6kg | |
レノボ | ![]() | 有機ELディスプレイとZen 4 Ryzen採用ながら最安9万円で高コスパな14型ノート。 「Ryzen 7 8845HS」搭載モデルでは32GB+1TBでも12.1万円と安く、そちらも魅力。 | 89,892円~ ※セール時 | 14型 OLED 1920×1200 | Ryzen 7 8845HS 8コア16スレッド Ryzen 5 8645HS 6コア12スレッド | 32GB 16GB DDR5 | 1TB 512GB | Radeon 780M Radeon 760M | 約1.39kg | |
HP OmniBook X Flip 14-fm | ![]() | 2.8K OLEDディスプレイ搭載の14型フリップノート。 「Core Ultra 200V」搭載で優れたAI性能と内蔵GPU性能を併せ持ち、バッテリー持続時間も長め。 | 134,800円~ ※セール時 | 14型 OLED 2880×1800 ~120Hz | Core Ultra 5 226V 8コア8スレッド | 16GB LPDDR5X | 512GB | Arc 130V | 約1.39kg | |
Dell Dell 14 (DC14255) | ![]() | Ryzen 200搭載の格安高コスパノート。 「Ryzen 7 250(Zen 4)」モデルでも8万円台中盤と安価なのが魅力。 ただし、メモリ1枚なため、パフォーマンスがやや制限されている点に注意。 | 72,074円~ | 14型 1920×1200 | Ryzen 7 250 8コア16スレッド Ryzen 5 220 6コア12スレッド | 16GB DDR5 | 512GB | Radeon 780M Radeon 740M | 1.54kg~ | |
レノボ IdeaPad Slim 3 Gen 10(14型 AMD) | ![]() | 16インチの割には1.68kgと軽量で、コスパも非常に良い。 Ryzen 5モデルなら7万円台前半と安価で、安さ重視機としてはGPU性能も高め。 Ryzen 7モデルも1TB標準になるのでコスパは非常に良い。 | 69,907円~ ※セール時 | 14型 1920×1200 | Ryzen 7 7735HS 8コア16スレッド Ryzen 5 7535HS 6コア12スレッド | 16GB DDR5 | 1TB 512GB | Radeon 680M Raedon 660M | 約1.39kg | |
レノボ IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD) | ![]() | 16インチの割には1.68kgと軽量で、コスパも非常に良い。 Ryzen 5モデルなら7万円台前半と安価で、安さ重視機としてはGPU性能も高め。 Ryzen 7モデルも1TB標準になるのでコスパは非常に良い。 | 73,810円~ ※セール時 | 16型 1920×1200 | Ryzen 7 7735HS 8コア16スレッド Ryzen 5 7535HS 6コア12スレッド | 16GB DDR5 | 1TB 512GB | Radeon 680M Raedon 660M | 約1.68kg | |
レノボ ThinkBook E16 Gen 2 AMD 価格.com限定 | ![]() | 実用コスパが非常に良い16型ノート。「Ryzen 7 7735HS」と32GBメモリながら安価なのはもちろん、キーボードも良くてカスタマイズ項目も豊富かつ安価。 | 99,880円~ | 16型 1920×1200 | Ryzen 7 7735HS 8コア16スレッド | 32GB DDR5 | 1TB 512GB 256GB | Radeon 680M | 約1.81kg~ | |
レノボ | ![]() | Core Ultra 200H採用の高コスパ 2 in 1ノート。 搭載チップの割には安い価格ながら、タッチ対応の2 in 1 でペンも付属する。 | 104,395円~ ※セール時 | 14型 タッチ 1920×1200 | Core Ultra 7 255H 16コア16スレッド Core Ultra 5 225H 14コア14スレッド | 16GB LPDDR5X | 1TB 512GB | Arc 140T Arc 130T | 約1.6kg | |
Dell Dell 14 (DC14250) | ![]() | 「Core 5 120U」採用の安さと実用コスパ重視機。安価に16GBメモリ&16:10ディスプレイで、AV1ハードウェアデコードにも対応しており、バッテリー持ちもそこそこ良い。 | 71,840円~ | 14型 1920×1200 | Core 5 120U 10コア12スレッド | 16GB DDR5 | 512GB | Iris Xe 80EU | 1.54kg~ | |
ASUS Vivobook S 14 M5406WA | ![]() | セール時に約15万円となる高性能モバイルノート。ASUS Store限定モデル。 「Ryzen AI 9 365」はAI面でも高性能で、24GBメモリ標準も嬉しい。 大容量バッテリーのおかげで駆動時間も非常に長く、1.3kgと軽量なのでモバイル用途でも強い。 | 149,800円 | 14型 60Hz OLED 1920×1200 | Ryzen AI 9 365 10コア20スレッド | 24GB DDR5 | 512GB | Radeon 880M | 約1.3kg | |
HP | ![]() | わずか990gの超軽量13.3型ノート。Ryzen 8040シリーズを採用し、処理性能も高く、NPUも搭載。 グラフィック性能も重視したいならRyzen 7モデルがおすすめ。 | 99,900円~ ※セール時 | 13.3型 1920×1200 | Ryzen 7 8840U 8コア16スレッド Ryzen 5 8640U 6コア12スレッド | 16GB LPDDR5X | 1TB 512GB | Radeon 780M Radeon 760M | 約990g | |
Apple | ![]() | 「Apple M4」搭載の13.6型MacBook Air。 優れた処理性能を持ちつつ、負荷時でもバッテリー駆動時間が長い。しかもファンレスで静か。 ストレージ容量は価格の割には少ないのは注意。 | 148,800円~ | 13.6型 2560×1664 | Apple M4 10コア10スレッド | 16GB~24GB | 256GB~2TB | Apple M4 GPU (8コア/10コア) | 約1.24g |
まずはCPUです。CPUはPCの頭脳とよく表現される非常に重要なパーツです。CPUの性能がPC全体に影響を与えるため、どんな用途においても重要です。
ノートPCなどのモバイルデバイスにおけるCPUは、複数のチップなどを統合したパッケージ(SoC)に搭載されています。
SoCにはGPUやNPUなどの演算装置も統合されていますが、そちらについては後述します。
CPUの話に戻りますが、CPUとしての処理性能は大きく分けてシングルスレッド性能とマルチスレッド性能に分けられます。
- シングルスレッド性能シングルスレッド性能は1コアでの処理性能を表します。シングルスレッド性能が高いと、軽い処理に掛かる時間が短くなる(サクサク動く)他、全コア稼働時にも当然影響がありますので、ほぼ全ての処理に対して有利に働きます。
- マルチスレッド性能マルチスレッド性能は、全コア稼働時の処理性能を表します。マルチスレッド性能が高いと、動画のソフトウェアエンコード(CPUエンコード)やレンダリングなど、膨大な量の処理に掛かる時間が短くなる他、複数ソフトを同時起動した際のパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。
PCの頭脳となるCPUの処理性能です。ここでは、デフォルトTDPが28W以下の省電力CPUの性能を載せています。CPUの処理性能がPC全体に影響を与えるため非常に重要です。
ただし、昔と比べて性能が格段に底上げされているため、軽い処理しかしないなら、現在では安価なCPUでも必要十分だったりします。下記のCinebench R23 Multiのスコアでいうと、5,000もあれば軽い処理なら困ることはほぼないと思います。
| CPU名称 | スコア |
|---|---|
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Core Ultra 7 255H | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 5 225H | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 9 288V | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 7 8840U | |
| Ryzen 7 7840U | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core Ultra 5 225U | |
| Ryzen 7 7730U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core i5-1340P | |
| Core i7-1360P | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Ryzen 7 6800U | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 7640U | |
| Core Ultra 7 256V | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Ryzen 5 8540U | |
| Core 7 150U | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core 5 120U | |
| Core i7-1355U | |
| Ryzen 5 6600U | |
| Ryzen 5 7530U | |
| Core i5-1335U | |
| Core i3-1220P | |
| Core 3 100U | |
| Core i3-1215U | |
| Ryzen 5 7520U |
| CPU名称 | スコア |
|---|---|
| Core Ultra 7 255H | |
| Core Ultra 5 225H | |
| Ryzen AI 9 HX 370 | |
| Ryzen AI 7 350 | |
| Core Ultra 9 288V | |
| Ryzen AI 9 365 | |
| Ryzen AI 5 340 | |
| Core 7 150U | |
| Core Ultra 7 258V | |
| Core Ultra 7 256V | |
| Core Ultra 7 255U | |
| Core 5 120U | |
| Core i7-1360P | |
| Core i7-1355U | |
| Core Ultra 5 226V | |
| Core 3 100U | |
| Core Ultra 7 155H | |
| Core Ultra 5 225U | |
| Ryzen 7 250 | |
| Ryzen 5 8640U | |
| Ryzen 5 8540U | |
| Core i5-1340P | |
| Ryzen 7 7840U | |
| Ryzen 7 8840U | |
| Core Ultra 7 165U | |
| Core Ultra 5 135H | |
| Core i5-1335U | |
| Core i3-1220P | |
| Core Ultra 5 125H | |
| Core Ultra 5 125U | |
| Core i3-1215U | |
| Ryzen 5 7640U | |
| Ryzen 7 7735U | |
| Ryzen 7 6800U | |
| Ryzen 7 7730U | |
| Ryzen 5 6600U | |
| Ryzen 5 7530U | |
| Ryzen 5 7520U |
メモリ(RAM)はCPUの作業スペースの役割となるパーツです。メモリが不足するとカクついたり処理が止まって不安定になってしまうため、出来るだけ多い方が良いですが、価格が高くなります。
使用するソフトの必要メモリを事前に確認しておくことをおすすめしますが、ざっくりとした目安を下記に載せておきます。
- 4GB:かなり少ない容量
- 4GBはかなり少ない容量です。基本的には非推奨の容量です。ただし、ブラウザ閲覧などの非常に軽い処理のみしか行わない場合やChromebookといった軽い処理のみを前提としたデバイスの場合では問題ないケースもあるとは思います。
- 8GB:少ないけど、重い処理を行わないなら困ることはあまりない容量
- 8GBは2025年現在では少ない容量ですが、重い処理を行わないなら困ることはあまりない容量です。低価格機では未だに採用が多い容量です。
- 16GB:重い処理を想定するなら最低限欲しい容量
- 16GBは多めの容量です。重い処理をするなら最低限欲しい容量です。2025年現在の主要なノートPCでは特に採用の多い容量だと思います。
- 32GB:余裕のある容量
- 32GBはかなり多い容量です。重い処理でも困ることがほとんど無くなってくる容量です。ただし、ノートPCでは32GBを採用できる機種が少なく、価格も割高になりがちです。
GPUはグラフィック面の処理を担当するユニットです。ビデオカードを搭載しないノートPCの場合はCPUに内蔵・統合されているGPUを利用することになりますので、そちらの性能をゲームのベンチマークスコアを参考に見ていきます。
ただし、ビデオカードを搭載するPC(主にゲーミングノートやクリエイターノート)の場合は、内蔵GPUは基本使わないので気にしなくても大丈夫です。
2025年3月現在では内蔵GPUの性能も昔よりも飛躍的に向上しています。アップスケーリングやフレーム生成機能の普及も進んでいることもあり、上位モデルでは重めのゲームなどにも対応できるレベルになっています。
しかし、まだ重量級ゲームを快適にプレイしたり、データ量の多い動画の編集等で常用するには厳しい性能なので、そのような用途での利用を検討している場合にはビデオカードを搭載したゲーミングノートやクリエイターノートをおすすめします。
| GPU名称 (搭載CPUの例) | スコア |
|---|---|
| Intel Arc 140T (Core Ultra 7 255H 等) | |
| Intel Arc 140V (Core Ultra 7 256V 等) | |
| Radeon 890M (Ryzen AI 9 HX 370 等) | |
| Intel Arc 130T (Core Ultra 5 225H 等) | |
| Intel Arc 8コア GPU (Core Ultra 7 155H 等) | |
| Intel Arc 130V (Core Ultra 5 226V 等) | |
| Radeon 880M (Ryzen AI 9 365 等) | |
| Arc 7コア GPU (Core Ultra 5 125H 等) | |
| Radeon 860M (Ryzen AI 7 350 等) | |
| Radeon 680M (Ryzen 7 7735U 等) | |
| Radeon 760M (Ryzen 5 8640U 等) | |
| Intel Graphics 4コア(Arc) (Core Ultra 7 165U 等) | |
| Iris Xe G7 96EU (~1400MHz) (Core i7-1360P 等) | |
| Radeon 840M (Ryzen AI 5 340 等) | |
| Radeon 660M (Ryzen 5 7535U 等) | |
| Radeon 740M (Ryzen 5 8540U 等) | |
| Iris Xe G7 80EU(-1300MHz) (Core i5-1340P 等) | |
| Radeon RX Vega 8 (Ryzen 7 7730U 等) | |
| Radeon RX Vega 7 (Ryzen 5 7530U 等) | |
| UHD Xe 64EU (Core i3-1220P 等) | |
| Radeon RX Vega 6 (Ryzen 3 5300U 等) | |
| Radeon 610M (Ryzen 5 7520U 等) |
NPUは、ニューラル・プロセッシング・ユニット(Neural Processing Unit)の略称で、主にAI処理に特化したプロセッサです。
近年ではAIが急激に進歩しており、OSレベルでAI処理を取り入れて活用できるようにするために、PCにもNPUの搭載が普及していっています。
しかし、NPUが必ずあった方が良いものかというと、現状ではそうではありません。多くの方がご存じであるように、ChatGPTといったオンラインで気軽に利用できるAIサービスがあるためです。
ではNPUがどういう際に必要かというと、ローカル(オフライン)でAI処理をしたい場合です。
これには、写真のかんたん加工といった一般的なものから、セキュリティ面を考慮して、機密性が高い情報を取り扱いたい場合も含まれます。
しかし、WindowsのCopilot+の便利機能など、中には有料プランに登録する必要もあったりしますし、個人的には2025年現在では一般の方には無くても良いかなと思っています。
NPUが必要なのはローカルでAI処理をしたい場合
ノートPCの主な要点はサイズ・パネル種類・解像度(アスペクト比)・リフレッシュレート・色域の5点です。下記でさっくりと説明しています。
- サイズ:用途に応じて選択サイズは用途に応じて選択しましょう。近年では14インチが小さすぎず大きすぎず使い勝手の良いサイズとして採用が多いです。やや持ち運びを重視した13~13.4インチも人気です。置いた状態での作業やタイピングが多い場合には、16インチも人気です。
- パネル種類:TNは避けたいが、格安機でなければ基本気にしなくてOK液晶のパネル種類は基本的には深く気にする必要はありませんが、特に安さに特化したモデルではTNと呼ばれる視野角の狭いものが採用されている可能性があるので、それは避けた方が良いです。一応、IPSとか高視野角とか書かれているかどうかを確認しておくと安心です。また、ノートパソコンでは採用が多くはないですが、有機EL(OLED)採用のディスプレイもあります。有機ELは自然な発色で色鮮やか(色域が広い)で、黒の表現も得意です。色表現に関しては液晶よりも基本良いです。ただし、焼き付きや劣化が液晶よりもしやすい点と輝度を上げにくい点に注意が必要です。
- 解像度:アスペクト比(縦横比)にも注目2025年現在ではフルHDあたり(1920×1080 , 1920×1200)が標準となっています。一般ユーザーならそのくらいあれば大丈夫です。
また、アスペクト比(縦横比)にも注意したいです。最近ではフルHDの16:9ではなく、やや縦の領域が広い16:10(1920×1200)や 3:2 の採用も増えており、該当機では作業等がしやすい印象です。しかし、縦の領域が広いと16:9の映像を表示する際に黒い帯のようなものが出たりするので、動画メインならそこは注意です。
また、クリエイターの方やもっと精細な画像を楽しみたい方の場合は、より高い解像度のディスプレイも検討することになると思います。 - リフレッシュレート:紙芝居の枚数。高いほど滑らかな映像にリフレッシュレートはディスプレイの更新頻度を表す指標で、単位はHzです。紙芝居の枚数のようなものだと思えばOKです。たとえば、最大60Hzなら60枚の紙芝居で描写するということです。特にゲーミングノートでは重要な項目になります。ディスプレイで表示可能な最大fpsと捉えても良いです。
- 色域:色の表現の広さ色域とは、ディスプレイが再現できる色の範囲のことです。色域の狭いディスプレイだと、色の再現性が低いため、色鮮やかさに欠けたり見にくい画像になる可能性があります。特にクリエイターやキレイな映像を楽しみたい方が気にしておくべき項目です。安さ重視機では基本的に色域の狭いディスプレイが採用され、色域の広いディスプレイを採用している機種は高価になる傾向があります。sRGBカバー率:100%とかAdobe RGBカバー率:69%などで示されることが多いです。
おすすめノートPC紹介
評価は筆者の主観であり、性能を保証するものではないので注意
Vivobook 14 X1405(13700H + OLED)

参考価格
89,800円
| 価格 | (9万円~) |
| ディスプレイ | (2.8K+、有機EL、90Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (i7-13700H) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (i7-13700H) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Xe 96EU) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (やや厳しめ) |
| バッテリー持ち | (50Whr?) |
| 軽さ | (約1.6kg) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Core i7-13700H (14コア/20スレッド) | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 OLED 2880×1800 90Hz 光沢あり | ||
| メモリ | 16GB DDR4 | ||
| SSD | 512GB | ||
| GPU | Iris Xe 96EU | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約1.6kg | ||
| その他 | USB PD 対応 | ||
9万円で高解像度の有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するのが魅力のASUSの14型ノートです。
更に、CPUも「Core i7-13700H」が採用されており、ディスプレイコスパが破格なのにマルチスレッド性能コスパも非常に良いです。
この機種の最大の魅力はやはり有機ELディスプレイです。9万円で有機ELディスプレイというだけでも褒められるレベルですが、解像度も2880×1800と高い上、リフレッシュレートも最大90Hzとなっており、有機ELの中でも上位のディスプレイ性能というのが非常に魅力的です。
また、低ブルーライト認証を取得していたり、フリッカーを抑える機能も搭載されているようで、この価格では非常に優れたディスプレイ品質です。
そして、先にも触れましたが、その上で性能コスパも悪くないです。「Core i7-13700H」が搭載されています。14コア(6P+8E)を搭載しており、マルチスレッド性能も10万円未満のPCとしては非常に優れています。
内蔵GPU性能についてはRyzen 8000以降と比べると劣るのが弱点ですが、重めのゲームなどを検討しないなら十分な性能はありますので、価格を考えると十分コスパは維持されています。
他にも、比較的安価ながらWi-Fi 6Eに対応していたり、筐体の耐久性が高い(米国MIL規格に準拠)上、プラスチックながら抗菌コーティングが施されていてマットで質感は悪く無い点も価格の割には良いと思います。
そんな感じで、ディスプレイとマルチ性能重視ながら非常におすすめできる機種ですが、バッテリー面は少し不安があるので注意です。
高解像度の有機ELディスプレイに加え、消費電力の多い「Core i7-13700H」採用で、メモリもLPではないDDR4なので少し効率が悪いはずです。詳細なバッテリー容量は公開されていないようですが、多少多めの容量でも良いとは言えないレベルになると思わますし、負荷時にはそれなりの電力を使ってしまう点は注意が必要です。
IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)

参考価格
89,892円~
| 価格 | (9万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、有機EL、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (R5 8645HS、R7 8845HS) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | ~ (R5 8645HS、R7 8845HS) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | ~ (Radeon 760M、780M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (60Wh) |
| 軽さ | (約1.39kg) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 8845HS (8コア/16スレッド) Ryzen 5 8645HS (6コア/13スレッド) | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 1920×1200 60Hz 光沢あり | ||
| メモリ | 16GB/32GB DDR5-5600 | ||
| SSD | 512GB/1TB | ||
| GPU | Radeon 780M Radeon 760M | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 | ||
| 重量 | 約1.39kg | ||
| その他 | SDカードスロット USB PD対応 | ||
OLED(有機EL)ディスプレイ&Zen 4 Ryzen 採用ながら、最安10万円以下と比較的安価なのが魅力のレノボの高コスパ14型ノートです。
CPUにはZen 4の「Ryzen 5 8645HS」もしくは「Ryzen 7 8845HS」を搭載しており、CPU性能は優れています。GPU性能も内蔵の割には優れており、軽いゲームや動画編集なら快適ですし、重めのゲームも動作自体は一応可能というレベルになっているのも魅力です。
そして、本機で特に魅力なのがディスプレイです。上述の高性能Ryzenを搭載しつつ最安10万円という価格ながら、OLED(有機ELディスプレイ)を採用しており、優れた色域とコントラストの色鮮やかなディスプレイとなっています。
同種のRyzenを搭載している10万円以下の他機種ではディスプレイは最低限のものであることが多いので嬉しい点です。性能コスパは妥協したくないけど、画質も捨てたくはないという人におすすめです。
ただし、解像度は平均的な1920×1200となっている他、リフレッシュレートは60Hzなので滑らかな映像とならない点、ディスプレイは光沢あり仕様な点は注意が必要です。
その他にも、筐体はプラスチックではなく金属製だったり、microSDカードスロットを搭載している点なども価格の割には良い点だと思います。
また、「Ryzen 7 8845HS」搭載モデルではCPUのアップグレードだけでなくメモリが32GB、SSDが1TBになりますが、最安値モデルから+3万円と上がり幅が小さめで、32GBメモリ搭載の他機種と比べると安価です。メモリ容量が出来るだけたくさん欲しい人にはそちらもおすすめです。
HP OmniBook X Flip 14-fm(Core Ultra 5 226Vモデル)

参考価格
134,800円~(Core Ultra 5 226V)
| 価格 | (13万円台~) |
| ディスプレイ | (2.8K、OLED、120Hz、タッチ) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (226V) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (226V) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Arc 130V) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (約59Wh) |
| 軽さ | (約1.39kg) |
| NPU(AIユニット) | ◎ (~40TOPS) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Core Ultra 5 226V (8コア/8スレッド) | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 2.8K(2880×1800) 48Hz~120Hz タッチ対応 光沢あり | ||
| メモリ | 16GB LPDDR5X-8533 | ||
| SSD | 512GB~ | ||
| GPU | Arc 130V(7コア) | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4 | ||
| 重量 | 約1.39kg | ||
| その他 | Thunderbol 4 対応 | ||
「HP OmniBook X Flip 14-fm」は非常に優れたディスプレイと汎用性が魅力の高コスパ高級機です。タッチ対応の2.8K OLEDディスプレイを搭載した、14型のコンバーチブルタイプの 2 in 1 PCです。
全体的な品質が非常に高い高級機ながら、「Core Ultra 5 226V」モデルなら価格は13万円台~と品質の割には安価なのが魅力です。
まずディスプレイですが、OLEDディスプレイ(有機EL)が採用されているため、高色域&高コントラスト比で、キレイな映像です。
解像度も2.8K(2880×1800)と高くて精細で、リフレッシュレートも最大120Hzとなっており、滑らかな描写が可能です。可変リフレッシュレートに対応しているため、高リフレッシュレート設定でも電力への影響を軽減できるのも良いです。
更に、タッチに対応しているコンバーチブルタイプのPCで、ヒンジがくるっと回るので、タブレットモードやテントモードでの運用も可能です。
ノートPCとしてはトップクラスのディスプレイ性能となっているため、映像品質とディスプレイを主軸とした汎用性の高さを求める場合には非常に魅力的です。
そして、そのディスプレイ性能の明確な良さがありながらも、プロセッサに最安値モデルでも「Core Ultra 226V」が搭載されているのが非常に嬉しいです。
「Core Ultta 7 258V」モデルもあり、32GBメモリと1TB SSD搭載になるものの、価格が4万円も高くなってしまうのに、プロセッサの性能自体は大差がないので、個人的には「Core Ultra 5 226V」の方が実用コスパは高いかなと思います。
実性能としては、どちらも8コア8スレッドCPUなので、価格を考えるとCPUのマルチコア性能こそ低いものの、内蔵GPU性能とNPU性能は非常に良いのが魅力です。
まず、内蔵GPUには「Arc 130V / 140V」が搭載されており、どちらも2025年10月時点の内蔵GPUとしてはトップクラスの性能です。やや重めのゲームや動画編集にも対応できるレベルです。
そして、AI性能の高さも嬉しいです。NPU単体で40TOPS以上の性能を達成しており、Copilot+ PCの要件を満たしたAI PCです。
今後活用が広まっていくAI機能にも対応できる可能性が高いです。また、GPUにもXMXエンジンが搭載されており、単純なAI処理なら更に2倍以上の性能を発揮することもできたりするので、将来性にも気にする必要がありません。
このように、ハイエンドなマルチコア処理以外では優れた性能を有しており、それに加えて非常に優れたタッチディスプレイを備えているため、非常に優れた実用性能と汎用性を備えたPCとなっています。
更に、本機は高級なので、ディスプレイとプロセッサ以外の細かなところでも良い点が多いです。
Wi-Fi 7 対応、Thunderbolt 4 対応、高強度の薄型アルミボディ、比較的大容量なバッテリー、など良い点が非常に多く、価格の高さを考えてもお得感は高く感じる機種だと思います。
マルチコア性能さえ多少妥協できるなら、高コスパ高級機としては非常におすすめできる機種です。
Dell 14(DC 14255) Ryzen 200モデル

参考価格
84,823円~(Ryzen 7 250 / 12GPU / NPU有り)
72,074円~(Ryzen 5 220 / 4GPU / NPU無し)
| 価格 | (7.2万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、低色域、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | ~ (R5 220 / R7 250) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (R5 220 / R7 250) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Radeon 780M) (Radeon 740M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (Radeon 780M) (Radeon 740M) |
| バッテリー持ち | (Ryzen 7 250 / 54Whr) (Ryzen 5 220 / 41Whr) |
| 軽さ | (約1.54kg~) |
| NPU(AIユニット) | △(R7 250 / ~16TOPS) ×(R5 220 / NPU無し) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 250 8コア/16スレッド Ryzen 5 220 6コア/12スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 フルHD+ (1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 16GB(16GB×1) DDR5-5600 | ||
| SSD | 512GB | ||
| GPU | Radeon 780M(12CU) Radeon 740M(4CU) | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5 | ||
| 重量 | 1.54kg~ | ||
| その他 | SDカードスロット USB PD | ||
Dellの安さと性能コスパ特化14型のスタンダードノートPCです。
「Zen 4」採用の「Ryzen 200」シリーズ搭載ながら最安7.2万円~という安さと性能コスパの良さが魅力の機種です。
「Inspiron 14 5445」の後継機にあたり、先代のコスパがものすごく良かったので注目一台です。
結論からいうと、先代よりは少し残念になった部分がいくつかあるものの、コスパの良さ自体は健在です。
まずプロセッサには「Ryzen 7 250」もしくは「Ryzen 5 220」が採用されています。先代機で採用されていた「Ryzen 7 8840U」と「Ryzen 5 8540U」のリネーム版なので、性能は同等です。どちらも軽作業には十分な処理性能があります。
また、「Ryzen 7 250」の内蔵GPUである「Radeon 780M(12CU)」では、少しなら重めのゲームにも対応できる性能もあります。8万円クラスのPCとしての実用性能コスパは凄まじく高いです。
対して、「Ryzen 5 220」の内蔵GPUは「Radeon 740M(4CU)」となっており、Ryzen 7の3分の1のGPUコアしかないです。処理性能自体は40%~50%減ほどですが、その差は非常に大きい点に注意が必要です。
少し重めのゲームや動画編集を考慮しないならRyzen 5でも十分ですが、その辺りも視野に入れたいならRyzen 7モデル一択です。
処理性能以外の点を見ると、SDカードスロットが搭載されている点は地味に嬉しかったりして、ディスプレイも16:10の非光沢なので安さ特化品としては悪くないです。
とはいえ、価格重視モデルなので、上記で触れた点以外は最低限の仕様ですし、注意点もいくつかあります。
特に注意しないといけないのはメモリです。メモリが1枚固定でシングルチャンネル動作になってしまうため、パフォーマンスが少し制限されています。特にグラフィック面ではやや大きめの影響が懸念されるので、がっつりグラフィック面で活躍して欲しいなら増設推奨です。
とはいえ、メモリスロットには空きが一つあるため、16GBを1枚足すだけで済みます(自己責任にはなります)。そのため、「32GB&自分で増設前提」ならむしろメリットとも言えるかもしれません。
もう一つ特に注意したいのは「Ryzen 5 220」モデルのバッテリー容量が少ない点です。
「Ryzen 7 250」モデルでは54Whrなのに対し、「Ryzen 5 220」モデルでは41Whrとなっており、約26%も少なくなっています。気付きにくい部分だと思うので、ちょっと意地悪な仕様だなと思います。
また、ディスプレイ性能も低いです。60Hzかつ色域も狭く輝度も低いです。ここは価格を考えれば仕方ないですが、映像品質重視なら向かないです。また、ボディはプラスチック製で、質量も1.54kg~と14インチの割にはやや重めです。
総評としては、Ryzen 7 モデルの処理性能コスパは非常に優れており、デメリットの点も安さを考えれば仕方ないと思う部分が多いです。
宅内利用メインの高コスパ機を探しているなら非常におすすめできる機種です。
IdeaPad Slim 3 Gen 10(14型 AMD)

参考価格
81,418円~:(Ryzen 5 7535HS)
69,907円~:(Ryzen 5 7535HS)
| 価格 | (7万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、低色域、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (R5 7535HS,R7 7735HS) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | ~ (R5 7535HS,R7 7735HS) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | ~ (Radeon 660M/680M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (50Wh) |
| 軽さ | (約1.39kg) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 7735HS 8コア/16スレッド Ryzen 5 7535HS 6コア/12スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 WUXGA(1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 16GB DDR5-4800 | ||
| SSD | 512GB / 1TB | ||
| GPU | Radeon 680M Radeon 660M | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約1.39kg | ||
| その他 | USB PD SDカードスロット | ||
「IdeaPad Slim 3 Gen 10(14型 AMD)」は、レノボの安さ&コスパ重視の14インチスタンダードノートです。
プロセッサには「Ryzen 5 7535HS / Ryzen 7 7735HS」が採用されており、価格は7万円~と安価で性能コスパが非常に良いです。
競合機と比べて特に良い点は、下位モデルのコスパの良さです。約7万円の安さで「Ryzen 5 7535HS」を採用しており、他の7万円以下の機種よりも高めの内蔵GPUの性能を備えます。
軽めのゲームを意識するなら、安さ重視機で採用の多い「Core i5-1335U / 1334U」や「Ryzen 5 7530U / 7430U」機よりもおすすめできます。
しかし、安さ重視機なのでその他の点は基本最低限な点は留意しておきましょう。
ディスプレイは低色域の60Hzで、ボディもプラスチック製です。重量も14型にしては重めの1.39kgです。
ただし、USB PD対応や、SDカードスロット搭載の点を考えると、価格の割には機能性は悪くないです。
IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)

参考価格
88,880円~:(Ryzen 5 7535HS)
73,810円~:(Ryzen 5 7535HS)
| 価格 | (7万円台前半~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、低色域、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (R5 7535HS,R7 7735HS) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | ~ (R5 7535HS,R7 7735HS) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | ~ (Radeon 660M/680M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (50Wh) |
| 軽さ | (約1.68kg) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 7735HS 8コア/16スレッド Ryzen 5 7535HS 6コア/12スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 16型 WUXGA(1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 16GB DDR5-4800 | ||
| SSD | 512GB / 1TB | ||
| GPU | Radeon 680M Radeon 660M | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約1.68kg | ||
| その他 | USB PD SDカードスロット | ||
「IdeaPad Slim 3 Gen 10(16型 AMD)」は、レノボの安さ&コスパ重視の16インチスタンダードノートです。
プロセッサには「Ryzen 5 7535HS / Ryzen 7 7735HS」が採用されており、価格は7万円台前半~と安価でコスパが良いです。
7万円台でも「Ryzen 5 7535HS」を搭載しており、7万円クラスのPCとしては内蔵GPUの性能がやや高めです。軽めのゲームを意識するなら、「Core i5-1335U / 1334U」や「Ryzen 5 7530U / 7430U」機よりもおすすめできます。
また、16インチは14インチと比べるとやや高価な傾向がありますが、本機は14インチ並みの安価さで性能コスパが良いのが魅力です。
更に、低価格の16インチ機は重量は重めなことが多いですが、本機は16インチの割には軽量な1.68kgというのも嬉しい点です。
16インチで出来るだけ安くコスパの良い機種が欲しい場合におすすめできる機種となっています。
しかし、安さ重視機なのでその他の点は基本最低限な点は一応留意しておきましょう。
ディスプレイは低色域の60Hzで、ボディもプラスチック製で、バッテリーも容量が少なめです。ただし、USB PD対応や、SDカードスロット搭載の点を考えると、価格の割には機能性は悪くないです。
ThinkPad E16 Gen 2 AMD 価格.com限定
(Ryzen 7 7735HS + 32GBメモリ)

参考価格
99,880円~(32GB/256GB)
109,880円~(32GB/1TB)
| 価格 | (10万円~) |
| ディスプレイ | ~ (カスタマイズ可) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (Ryzen 7 7735HS) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (Ryzen 7 7735HS) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Radeon 680M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (一応できる) |
| バッテリー持ち | ~ (47Wh~57Wh) |
| 軽さ | (約1.81kg) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) | ~ (カスタマイズで大きく変化) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 7735HS 8コア/16スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 16型 WUXGA(1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 32GB DDR5-4800 | ||
| SSD | 256GB~1TB | ||
| GPU | Radeon 680M | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約1.81kg~ | ||
| その他 | USB PD | ||
レノボの32GBメモリ標準ながら安価でキーボードもタイピングしやすい実用コスパに優れるノートPCです(価格.com限定モデル)。
高価な傾向がある16インチのディスプレイ搭載な上に「Ryzen 7 7735HS + 32GBメモリ」ながら価格は最安約10万円からとなっており、構成を考えれば非常に安価で処理性能コスパが良いのが大きな魅力です。
更に、ThinkPadは標準でタイピングがしやすいキーボード採用で、中央部にはポインタ操作に使えるトラックポイント(赤い丸のやつ)があり、便利です。16インチモデルはテンキーも搭載しており、非常に実用コスパに優れる機種だと思います。
その他の部分は標準構成だと最低限ですが、本機では他の細かいカスタマイズも安価に行えるもの(+1,100円~)が多数用意されており、好みに応じて少ない追加費用で補えるのが非常に嬉しいので、確認しておくと良いです。
一部のカスタマイズ項目を以下に載せておくので参考にご覧ください。
| カスタマイズ項目 | 金額 |
|---|---|
| ディスプレイ | 【標準】1920×1200, 45%NTSC, タッチ非対応, 300nit , 60Hz タッチパネル搭載(+11,000円) 2560×1600,100% sRGB,400nit, ブルーライト低減パネル(+20,900円) |
| 内蔵カメラ | 【標準】720p HDカメラ 1080p FHDカメラ(+1,100円) IR&1080p FHDカメラ(+3,300円) |
| 無線LAN | 【標準】Wi-Fi 6 Wi-Fi 6E(+1,100円) |
| 指紋センサー | 【標準】指紋センサー無し 指紋センサーあり(+1,100円) |
| キーボード | 【標準】バックライト無し バックライトあり(+1,100円) |
| バッテリー | 【標準】3セル 47Wh 4セル 57Wh(+2,200円) |
また、標準だとSSD容量が最小256GBと少ないのが気になるところですが、本機ではM.2 SSDのスロットに空きがあり、入手が容易かつ安価なM.2 2280対応です。カスタマイズで増量することも可能ですが、自分で増設した方が明らかにコスパは良いので注意(自己責任にはなりますが)。
IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10 14型(Intel)

参考価格
133,270円~(Core Ultra 7 255H)
104,395円~(Core Ultra 5 225H)
| 価格 | (10万円台中盤~) |
| ディスプレイ | (FHD+、低色域、60Hz、タッチ) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (225H、255H) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | ~ (225H、255H) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Arc 130T、140T) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (57Wh) |
| 軽さ | (約1.6kg) |
| NPU(AIユニット) | △ (13TOPS) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Core Ultra 7 255H (16コア/16スレッド) Core Ultra 5 225H (14コア/14スレッド) | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 WUXGA(1920×1200) 60Hz タッチ対応 光沢あり | ||
| メモリ | 16GB LPDDR5X-8000 | ||
| SSD | 512GB~ | ||
| GPU | Arc 140T(8コア) Arc 130T(7コア) | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 | ||
| 重量 | 約1.6kg | ||
| その他 | microSDカードスロット USB PD対応 ペン付属 | ||
レノボの汎用性と性能コスパが非常に良い2 in 1ノートです。
「Core Ultra 200H」シリーズ採用で、CPUとグラフィック性能が高いです。やや重めのゲームにもビデオカード無しである程度は対応できるレベルです。
価格は10万円台後半~とやや高めですが、このCPU搭載機としては安価な部類でコスパが良いです。メモリも超高品質なLPDDR5X-8000が採用されています。
また、タッチ対応ディスプレイ採用の2 in 1 PCで、汎用性も高いのも本機の大きな魅力です。ペンが付属や、microSDカードスロットを搭載している点も嬉しいです。
機能性や処理性能が非常に高く、実用コスパは非常に優れていると思います。
デメリットとしては、ディスプレイの品質は価格の割には微妙なので、その点は注意です。色域は狭くて色鮮やかさに欠けますし、リフレッシュレートも最大60Hzなので滑らかでもありません。
そのため、映像品質重視の場合には向かないですが、機能性・性能コスパは非常に優れているので、コスパ重視の方にはおすすめです。
Dell 14(DC14250)Core 5 120Uモデル

参考価格
71,814円~
| 価格 | (7.2万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、低色域、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (Core 5 120U) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (Core 5 120U) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Iris Xe 80EU) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (厳しい) |
| バッテリー持ち | (54Whr) |
| 軽さ | (1.54kg~) |
| NPU(AIユニット) | × (NPU非搭載) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Core 5 120U 10コア/12スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 フルHD+(1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 16GB DDR5-5200 | ||
| SSD | 512GB | ||
| GPU | Iris Xe Graphics 80EU | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth | ||
| 重量 | 1.54kg~ | ||
| その他 | SDカードスロット | ||
「Dell 14(DC14250)」は安さと実用コスパ重視機です。「Core 5 120U」と16GBメモリを搭載し、軽作業ながら十分に処理性能を持ちつつも、価格が安価でバッテリー持ちも安価な割に良いのが魅力です。
その上で、USB PD対応、Wi-Fi 6対応、AV1ハードウェアデコード対応、16:10ディスプレイ、SDカードスロットも備えており、安さ重視機としては機能性が高めなのが嬉しいです。
同じ価格帯の安さ特化機としては「Ryzen 5 7530U / 7430U」搭載機が人気ですが、そちらでは内蔵GPUが古いため、AV1ハードウェアデコードにも対応していないし、グラフィック処理時の電力効率もやや悪めなのが気になります。その他にも、Wi-Fi 5やUSB PDが無かったりすることが多いですし、実用性能では「Core 5 120U / Core i5-1334U, 1335U」の方が若干高いです。
また、安価で性能コスパが良い機種の割にはバッテリー持ちが良いのも魅力です。先代機では41Whrが基本だった容量が54Whrに増量されました。
また、メモリが1枚のシングルチャンネル動作なのが注意点だったりするのですが、従来の傾向ではIntel機ではAMD機ほどはメモリ帯域による性能差が出にくいので大きなデメリットでもないかなと思いますし、メモリが1枚だとわずかに消費電力が減るので、軽作業前提のバッテリー持ち重視という点では、実はメモリ1枚の方がメリットも感じられる仕様だったりします。
他の弱点としては、14型の割にはそこまで軽くない点や、ディスプレイ仕様は最低限、などは注意が必要ですが、このレベルの安さ特化機にしては弱点が少ない高コスパ機だと思います。
Vivobook S 14 M5406WA
(ASUS Store限定)

参考価格
149,800円
| 価格 | (15万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、有機EL、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (Ryzen AI 9 365) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (Ryzen AI 9 365) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Radeon 880M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (一応できる) |
| バッテリー持ち | (75Wh) |
| 軽さ | (約1.3kg) |
| NPU(AIユニット) | 〇 (~50TOPS) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen AI 9 365 (10コア/20スレッド) | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 14型 OLED 1920×1200 60Hz 光沢あり | ||
| メモリ | 24GB LPDDR5-7500 | ||
| SSD | 512GB | ||
| GPU | Radeon 880M | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6E | ||
| 重量 | 約1.3kg | ||
| その他 | USB PD 対応 microSDスロット | ||
「ASUS Vivobook S 14 M5406WA」は、「Ryzen AI 9 365」と24GBメモリ搭載で非常に優れた性能を持ちつつ、非常に優れたバッテリー駆動時間と軽量さも併せ持つのが魅力の14型ノートPCです。ASUS Store限定商品です。
価格はセール時で約15万円と非常に高価ですが、搭載プロセッサの割にはやや安価で、これだけの性能を持ちつつ長時間バッテリー駆動と軽量さを両立している機種はWindowsだとかなり希少なので、需要があると思います。
まず魅力なのはやはり処理性能です。「Ryzen AI 9 365」が搭載されています。
CPUは10コア20スレッドで、省電力運用も意識したプロセッサとしては2025年時点ではハイエンドに分類されるものです。軽い処理なら非常に快適で、重い処理にも対応できる性能があります。
また、内蔵GPUの「Radeon 880M」も高性能で、少しなら重めのゲームや動画編集にも対応できます。メモリが非常に高速なので、ベンチマーク平均よりも高めの性能も確認されており、重量級ゲームなどでなければ重めの処理でも意外と使える性能です。
更に、プロセッサ名にもある通りAI性能も非常に優れています。NPU単体で50TOPS(おそらくINT8)の高い性能を備えており、「Copilot+ PC」の動作要件を満たしています。
それだけでなく、GPUの「Radeon 880M」にもAIアクセラレータが搭載されており、特にグラフィックス面で活用される可能性があることも将来性でのプラスポイントです。
そして、本機の大きなもう一つの魅力はバッテリー駆動時間です。
大容量の75Whバッテリーを搭載している上、効率的なプロセッサと省電力なメモリ仕様、控えめのディスプレイ仕様などのおかげか、非常に優れた駆動時間となっています。
大手レビューでは一般的なWebサーフィンでの使用で16時間以上、アイドル時で30時間以上の稼働も報告されるなど、非常に優れた駆動時間となっています。
重量も14型にしては軽い約1.3kgなので、モバイル用途にも適しています。
14型の割にはインターフェース類が充実しているのも嬉しいです。
USB-A/Cポートが2つずつ用意されており、USB-Cは両方ともUSB PDと外部映像出力に対応しています。
ヘッドホンジャックとHDMIもあり、microSDカードスロットも搭載しています。
SSDの初期容量が512GBと少ないのが気になる点なのですが、SDカードが使えるのである程度補うことが可能となっています。
本機の弱点としては、ディスプレイ性能が価格の割には低い点があります。
OLED(有機EL)なので色域とコントラスト比は非常に高くてキレイですが、リフレッシュレートは60Hzと解像度1920×1200は最低限です。
ノートPC全体で見ればキレイな映像ですが、精細さと滑らかさに関しては低価格機と大して変わらないので、その点は注意が必要です。
ただし、動画等では60Hzを超えてもほとんど意味がないのが現状ですし、この低めのディスプレイ仕様がバッテリー持続時間にも少し貢献していると思うので、一概に悪いとも言えない点かなとも思います。
以上のように、ディスプレイ性能では少し残念なところはあるものの、その他は高性能モバイルノートPCとしては非常に優れた性能と品質を持ち、価格も細かい面を見ると納得できる範囲だと思うので、おすすめできる機種だと思います。
HP Pavilion Aero 13-bg

| 価格 | (10万円~) |
| ディスプレイ | (フルHD+、色域広め、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (R5 8640U、R7 8840U) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | ~ (R5 8640U、R7 8840U) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | ~ (Radeon 760M、780M) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | ~ (一応できる) |
| バッテリー持ち | (43Wh) |
| 軽さ | (約990g) |
| NPU(AIユニット) | △ (~16TOPS) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Ryzen 7 8840U 8コア/16スレッド Ryzen 5 8640U 6コア/12スレッド | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 13.3型 WUXGA(1920×1200) 60Hz ノングレア | ||
| メモリ | 16GB LPDDR5X-6400 | ||
| SSD | 512GB / 1TB | ||
| GPU | Radeon 780M(Ryzen 7) Radeon 760M(Ryzen 5) | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約990g | ||
| NPU | ~16TOPS | ||
HPの990gという超軽量モバイルノートPCです。
このレベルの軽量機の割には安価で性能コスパも悪くなく、その他の各種仕様も全体的に高品質なのが魅力の機種です。
本機の最大のポイントはやはり、約990gという超軽量さです。ケースの素材にリサイクルマグネシウム合金を採用し、強度を保ちつつコンパクト化・軽量化に特化しています。ディスプレイのベゼルも非常に小さくてスタイリッシュで、質感も優れており、高級感のある見た目で所有欲も満たしてくれると思います。
また、ディスプレイにも16:10で色域が広めで色鮮やかなものが採用されています。リフレッシュレートが60Hzとなっていて滑らかな映像にならないのは残念ですが、その他の仕様を考えれば悪くないディスプレイだと思います。
Ryzen 7 とRyzen 5 のどちらを選べば良いか迷う方も居ると思いますが、重い処理を前提としないなら場合ならRyzen 5モデルでも十分だと思います。
CPU仕様の物理的な差としては、CPUコアが8→6、GPUのユニット数が12→8になります。
また、モデルの差としてSSDが512GB→1TBとなります。それで、約1.5万円前後高価になります。
性能コスパだけ見ればRyzen 7の方がやや良いので、特に重めのグラフィック性能も重視したいならRyzen 7がおすすめです。ただ、Ryzen 5でも軽い処理なら十分な処理性能があります。価格の差が大きいので用途と予算に応じて選択しましょう。
ぱっと見のコスパは特別良くは見えないと思いますが、細かい部分を見ると細かな部分に品質の高さが垣間見える機種で、見た目の高級感もあるので、満足度は高いと思います。
MacBook Air 13.6インチ(Apple M4)
| 価格 | (15万円前後~) |
| ディスプレイ | (高解像度、高色域、60Hz) |
| 軽い処理 (Web閲覧 等) | (Apple M4) |
| 重いCPU処理 マルチタスク | (Apple M4) |
| グラフィック性能(軽) (軽いゲーム・動画編集) | (Apple M4 GPU) |
| グラフィック性能(重) (重いゲーム・動画編集) | (一応できる) |
| バッテリー持ち | (53.8Wh) |
| 軽さ | (約1.24kg) |
| NPU(AIユニット) | 〇 (約38TOPS?) |
| その他(機能性など) |
| スペック表 | |||
| CPU | Apple M4 10コア/10スレッド 8 or 10コア GPU | ||
|---|---|---|---|
| ディスプレイ | 13.6型 2560×1664 60Hz 光沢あり | ||
| メモリ | 16GB/24GB LPDDR5-6400 | ||
| SSD | 256GB~2TB | ||
| GPU | Apple M4 GPU 8/10コア | ||
| 無線機能 | Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 | ||
| 重量 | 約1.24kg | ||
| その他 | |||
Apple M4チップを採用した13.6型のMacBook Airです。
非常に優れた処理性能を持つ上、チップの電力効率が非常に優れているため、負荷時でも駆動時間が長めなのが魅力です。
また、厚さが約11.3mmと非常薄型で、ファンレス設計で静かです。非常に魅力的なモバイルノートです。
ただし、OSがWindowsと異なるArmアーキテクチャとなるので、ソフト対応面には注意が必要です。
特に、PC用のゲームに関しては多くがネイティブ動作不可能な点には注意が必要です(DirectXに対応していないため)。グラフィック性能の高さからゲーム用途を考えている人は要注意です。
その他ハード面では、ディスプレイは2560×1664の高解像度で高色域の非常に質の高いものが採用されています。上述のバッテリー性能の良さとグラフィック性能の良さもありますし、薄型軽量の点も含め、持ち運びを頻繁にするクリエイターに非常に魅力的な機種だと思います。
価格は約15万円~と高価ですが、以前と違ってメモリが最小でも16GBになっていますし、処理性能も上がっているので、性能コスパは凄く悪いというほどではなくなったと思います。
ただし、ストレージ容量に関しては未だにかなり渋めなので注意。15万円で256GBは少ないです。
SDカードスロットもなくて後から対応も難しいので、購入前にしっかり必要容量を考えて確保しておきましょう。
また、たまに公式の整備済み製品では約20%引きで保証付きで販売されているので、気になる方は他のショップを見る前にチェックしておくと良いです。


