おすすめのノートパソコンまとめ【2025年最新版】

おすすめのノートパソコンまとめ

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最終更新:2025/5/9

特にコスパの良さや実用性で魅力を感じた、おすすめノートパソコンをざっくりまとめています。特に良いと思ったものだけ掲載しているので数は基本少なめです。また、同機種でCPUやメモリなどの構成が異なるものもありますが、特におすすめの構成がある場合には特定の構成のみの紹介となっている点に注意してください。

注意

価格を含む本記事の内容は記事更新時点のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。価格は基本税込み・送料込みです。

おすすめノートPC簡易比較表

本記事で紹介しているおすすめノートPCの簡易比較表です。製品名のリンクは表の下から始まる紹介部へのリンクとなっています。

製品名 画像 短評 総合
評価
参考価格 画面サイズ
解像度
SoC RAM ストレ
ージ
GPU 重量
レノボ

ThinkBook E16 Gen 2 AMD 価格.com限定
7735HS + 32GB

実用コスパが非常に良い16型ノート。「Ryzen 7 7735HS」と32GBメモリながら安価なのはもちろん、キーボードも良くてカスタマイズ項目も豊富かつ安価。
4.5
99,880円~
16型
1920×1200
Ryzen 7 7735HS
8コア16スレッド
32GB
DDR5
1TB
512GB
256GB
Radeon 680M 約1.81kg~
レノボ

IdeaPad Slim 5 Gen 10 14型(AMD)

有機ELディスプレイとZen 4 Ryzen採用ながら最安約10万円の高コスパ14型ノート。
「Ryzen 7 8845HS」搭載モデルでは32GB+1TBでも13万円台と安く、そちらも魅力。
4.5
99,880円~
14型 OLED
1920×1200
Ryzen 7 8845HS
8コア16スレッド
Ryzen 5 8645HS
6コア12スレッド
32GB
16GB
DDR5
1TB
512GB
Radeon 780M
Radeon 760M
約1.39kg
Dell

Inspiron 14 5445 AMD

Ryzen 8000シリーズ採用の高コスパ機。Ryzen 7+1TBでも9万円という安さ。Ryzen 7の方は高性能な内蔵GPUとAIエンジンも搭載。
ただし、筐体品質は価格の割には低く、見た目もチープ感はある。
4.5
94,974円
78,823円~
14型
1920×1200
Ryzen 7 8840HS
8コア16スレッド
Ryzen 5 8540U
6コア12スレッド
16GB
DDR5
1TB
512GB
Radeon 780M
Radeon 740M
約1.61kg
Dell

Inspiron 15(5440)
1334U+16GB

「Core i5-1334U」採用の安さとコスパ重視機。16GBメモリ&16:10ディスプレイで、AV1デコードにも対応している機種の中では安価。
4.25
74,980円~
14型
1920×1200
Core i5-1334U
10コア12スレッド
16GB
DDR4
512GB Iris Xe 80EU 約1.54kg~
レノボ

IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型

Ryzen 8000シリーズ採用の高コスパ2 in 1 ノート。価格の割に優れた性能ながら、タッチ機能もありペンも付属するのが魅力。
4.25
109,890円~
94,710円~
14型 タッチ
1920×1200
Ryzen 7 8845HS
8コア16スレッド
Ryzen 5 8645HS
6コア12スレッド
16GB
LPDDR5X
512GB Radeon 780M
Radeon 760M
約1.6kg
レノボ

IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10(14型 Intel)

Core Ultra 200H採用の高コスパ 2 in 1ノート。
搭載チップの割には安い価格ながら、タッチ対応の2 in 1 でペンも付属する。
4.25
144,870円~
114,840円~
14型 タッチ
1920×1200
Core Ultra 7 255H
16コア16スレッド
Core Ultra 5 225H
14コア14スレッド
16GB
LPDDR5X
1TB
512GB
Arc 140T
Arc 130T
約1.6kg
HP

Pavilion Aero 13-bg

わずか990gの超軽量13.3型ノート。Ryzen 8040シリーズを採用し、処理性能も高く、NPUも搭載。
グラフィック性能も重視したいならRyzen 7モデルがおすすめ。
4.25
109,880円~
13.3型
1920×1200
Ryzen 7 8840U
8コア16スレッド
Ryzen 5 8640U
6コア12スレッド
16GB
LPDDR5X
1TB
512GB
Radeon 780M
Radeon 760M
約990g
Apple

MacBook Air(M4)

「Apple M4」搭載の13.6型MacBook Air。
優れた処理性能を持ちつつ、負荷時でもバッテリー駆動時間が長い。しかもファンレスで静か。
ストレージ容量は価格の割には少ないのは注意。
4.25
148,800円~
13.6型
2560×1664
Apple M4
10コア10スレッド
16GB~24GB 256GB~2TB Apple M4 GPU
(8コア/10コア)
約1.24g

まずはCPUです。CPUはPCの頭脳とよく表現される非常に重要なパーツです。CPUの性能がPC全体に影響を与えるため、どんな用途においても重要です。

ノートPCなどのモバイルデバイスにおけるCPUは、複数のチップなどを統合したパッケージ(SoC)に搭載されています。

SoCにはGPUやNPUなどの演算装置も統合されていますが、そちらについては後述します。

CPUの話に戻りますが、CPUとしての処理性能は大きく分けてシングルスレッド性能とマルチスレッド性能に分けられます。

CPUの処理性能
  • シングルスレッド性能
    シングルスレッド性能は1コアでの処理性能を表します。シングルスレッド性能が高いと、軽い処理に掛かる時間が短くなる(サクサク動く)他、全コア稼働時にも当然影響がありますので、ほぼ全ての処理に対して有利に働きます。
  • マルチスレッド性能
    マルチスレッド性能は、全コア稼働時の処理性能を表します。マルチスレッド性能が高いと、動画のソフトウェアエンコード(CPUエンコード)やレンダリングなど、膨大な量の処理に掛かる時間が短くなる他、複数ソフトを同時起動した際のパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。

主要なノートPC用CPUの性能(省電力モデル・2025年5月時点)

PCの頭脳となるCPUの処理性能です。ここでは、デフォルトTDPが28W以下の省電力CPUの性能を載せています。CPUの処理性能がPC全体に影響を与えるため非常に重要です。

ただし、昔と比べて性能が格段に底上げされているため、軽い処理しかしないなら、現在では安価なCPUでも必要十分だったりします。下記のCinebench R23 Multiのスコアでいうと、5,000もあれば軽い処理なら困ることはほぼないと思います。

Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Ryzen AI 9 HX 370
22246
Core Ultra 7 255H
20521
Ryzen AI 9 365
19189
Core Ultra 5 225H
16040
Core Ultra 7 155H
14919
Core Ultra 9 288V
13401
Ryzen AI 7 350
13088
Ryzen 7 8840U
12972
Ryzen 7 7840U
12884
Core Ultra 5 135H
12678
Core Ultra 5 125H
12172
Ryzen AI 5 340
11727
Ryzen 7 7730U
11490
Ryzen 7 7735U
11400
Core Ultra 7 258V
11196
Core i5-1340P
10921
Core i7-1360P
10882
Core Ultra 7 165U
10797
Ryzen 7 6800U
10721
Ryzen 5 8640U
10675
Ryzen 5 7640U
10675
Core Ultra 7 256V
10580
Core Ultra 5 226V
9867
Ryzen 5 8540U
9632
Core 7 150U
9613
Core Ultra 5 125U
9574
Core 5 120U
9114
Core i7-1355U
8830
Ryzen 5 6600U
8491
Ryzen 5 7530U
8479
Core i5-1335U
8349
Core i3-1220P
7516
Core 3 100U
6553
Core i3-1215U
5802
Ryzen 5 7520U
5149
Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core Ultra 7 255H
2029
Core Ultra 5 225H
2015
Core Ultra 9 288V
1967
Ryzen AI 9 HX 370
1953
Ryzen AI 9 365
1926
Core 7 150U
1904
Ryzen AI 7 350
1889
Core Ultra 7 258V
1886
Core Ultra 7 256V
1886
Ryzen AI 5 340
1862
Core 5 120U
1844
Core i7-1360P
1815
Core i7-1355U
1793
Core Ultra 5 226V
1780
Core 3 100U
1760
Ryzen 7 8840U
1755
Core Ultra 7 155H
1743
Ryzen 5 8540U
1743
Ryzen 5 8640U
1719
Core i5-1340P
1710
Ryzen 7 7840U
1708
Core Ultra 7 165U
1706
Core Ultra 5 135H
1692
Core i5-1335U
1685
Core i3-1220P
1685
Core Ultra 5 125H
1683
Core Ultra 5 125U
1679
Core i3-1215U
1581
Ryzen 5 7640U
1552
Ryzen 7 7735U
1510
Ryzen 7 6800U
1503
Ryzen 7 7730U
1442
Ryzen 5 6600U
1438
Ryzen 5 7530U
1438
Ryzen 5 7520U
1171

メモリ(RAM)はCPUの作業スペースの役割となるパーツです。メモリが不足するとカクついたり処理が止まって不安定になってしまうため、出来るだけ多い方が良いですが、価格が高くなります。

使用するソフトの必要メモリを事前に確認しておくことをおすすめしますが、ざっくりとした目安を下記に載せておきます。

4GB:かなり少ない容量
4GBはかなり少ない容量です。基本的には非推奨の容量です。ただし、ブラウザ閲覧などの非常に軽い処理のみしか行わない場合やChromebookといった軽い処理のみを前提としたデバイスの場合では問題ないケースもあるとは思います。
8GB:少ないけど、重い処理を行わないなら困ることはあまりない容量
8GBは2025年現在では少ない容量ですが、重い処理を行わないなら困ることはあまりない容量です。低価格機では未だに採用が多い容量です。
16GB:重い処理を想定するなら最低限欲しい容量
16GBは多めの容量です。重い処理をするなら最低限欲しい容量です。2025年現在の主要なノートPCでは特に採用の多い容量だと思います。
32GB:余裕のある容量
32GBはかなり多い容量です。重い処理でも困ることがほとんど無くなってくる容量です。ただし、ノートPCでは32GBを採用できる機種が少なく、価格も割高になりがちです。

主要なノートPC用CPUの内蔵GPU性能(2025年5月時点)

GPUはグラフィック面の処理を担当するユニットです。ビデオカードを搭載しないノートPCの場合はCPUに内蔵・統合されているGPUを利用することになりますので、そちらの性能をゲームのベンチマークスコアを参考に見ていきます。

ただし、ビデオカードを搭載するPC(主にゲーミングノートやクリエイターノート)の場合は、内蔵GPUは基本使わないので気にしなくても大丈夫です。

2025年3月現在では内蔵GPUの性能も昔よりも飛躍的に向上しています。アップスケーリングやフレーム生成機能の普及も進んでいることもあり、上位モデルでは重めのゲームなどにも対応できるレベルになっています。

しかし、まだ重量級ゲームを快適にプレイしたり、データ量の多い動画の編集等で常用するには厳しい性能なので、そのような用途での利用を検討している場合にはビデオカードを搭載したゲーミングノートやクリエイターノートをおすすめします。

3D Mark Time Spy Graphics(DX12)
GPU名称
(搭載CPUの例)
スコア
Intel Arc 140T
(Core Ultra 7 255H 等)
4028
Intel Arc 140V
(Core Ultra 7 256V 等)
3889
Radeon 890M
(Ryzen AI 9 HX 370 等)
3508
Intel Arc 130T
(Core Ultra 5 225H 等)
3448
Intel Arc 8コア GPU
(Core Ultra 7 155H 等)
3412
Intel Arc 130V
(Core Ultra 5 226V 等)
3407
Radeon 880M
(Ryzen AI 9 365 等)
3232
Arc 7コア GPU
(Core Ultra 5 125H 等)
3108
Radeon 860M
(Ryzen AI 7 350 等)
2810
Radeon 680M
(Ryzen 7 7735U 等)
2400
Radeon 760M
(Ryzen 5 8640U 等)
2116
Intel Graphics 4コア(Arc)
(Core Ultra 7 165U 等)
1865
Iris Xe G7 96EU (~1400MHz)
(Core i7-1360P 等)
1756
Radeon 840M
(Ryzen AI 5 340 等)
1709
Radeon 660M
(Ryzen 5 7535U 等)
1558
Radeon 740M
(Ryzen 5 8540U 等)
1534
Iris Xe G7 80EU(-1300MHz)
(Core i5-1340P 等)
1244
Radeon RX Vega 8
(Ryzen 7 7730U 等)
1173
Radeon RX Vega 7
(Ryzen 5 7530U 等)
1054
UHD Xe 64EU
(Core i3-1220P 等)
1049
Radeon RX Vega 6
(Ryzen 3 5300U 等)
839
Radeon 610M
(Ryzen 5 7520U 等)
515

NPUは、ニューラル・プロセッシング・ユニット(Neural Processing Unit)の略称で、主にAI処理に特化したプロセッサです。

近年ではAIが急激に進歩しており、OSレベルでAI処理を取り入れて活用できるようにするために、PCにもNPUの搭載が普及していっています。

しかし、NPUが必ずあった方が良いものかというと、現状ではそうではありません。多くの方がご存じであるように、ChatGPTといったオンラインで気軽に利用できるAIサービスがあるためです。

ではNPUがどういう際に必要かというと、ローカル(オフライン)でAI処理をしたい場合です。

これには、写真のかんたん加工といった一般的なものから、セキュリティ面を考慮して、機密性が高い情報を取り扱いたい場合も含まれます。

しかし、WindowsのCopilot+の便利機能など、中には有料プランに登録する必要もあったりしますし、個人的には2025年現在では一般の方には無くても良いかなと思っています。

NPUが必要なのはローカルでAI処理をしたい場合

ノートPCの主な要点はサイズパネル種類解像度(アスペクト比)リフレッシュレート色域の5点です。下記でさっくりと説明しています。

ディスプレイの要点
  • サイズ:用途に応じて選択
    サイズは用途に応じて選択しましょう。近年では14インチが小さすぎず大きすぎず使い勝手の良いサイズとして採用が多いです。やや持ち運びを重視した13~13.4インチも人気です。置いた状態での作業やタイピングが多い場合には、16インチも人気です。
  • パネル種類:TNは避けたいが、格安機でなければ基本気にしなくてOK
    液晶のパネル種類は基本的には深く気にする必要はありませんが、特に安さに特化したモデルではTNと呼ばれる視野角の狭いものが採用されている可能性があるので、それは避けた方が良いです。一応、IPSとか高視野角とか書かれているかどうかを確認しておくと安心です。また、ノートパソコンでは採用が多くはないですが、有機EL(OLED)採用のディスプレイもあります。有機ELは自然な発色で色鮮やか(色域が広い)で、黒の表現も得意です。色表現に関しては液晶よりも基本良いです。ただし、焼き付きや劣化が液晶よりもしやすい点と輝度を上げにくい点に注意が必要です。
  • 解像度:アスペクト比(縦横比)にも注目
    2025年現在ではフルHDあたり(1920×1080 , 1920×1200)が標準となっています。一般ユーザーならそのくらいあれば大丈夫です。
    また、アスペクト比(縦横比)にも注意したいです。最近ではフルHDの16:9ではなく、やや縦の領域が広い16:10(1920×1200)や 3:2 の採用も増えており、該当機では作業等がしやすい印象です。しかし、縦の領域が広いと16:9の映像を表示する際に黒い帯のようなものが出たりするので、動画メインならそこは注意です。
    また、クリエイターの方やもっと精細な画像を楽しみたい方の場合は、より高い解像度のディスプレイも検討することになると思います。
  • リフレッシュレート:紙芝居の枚数。高いほど滑らかな映像に
    リフレッシュレートはディスプレイの更新頻度を表す指標で、単位はHzです。紙芝居の枚数のようなものだと思えばOKです。たとえば、最大60Hzなら60枚の紙芝居で描写するということです。特にゲーミングノートでは重要な項目になります。ディスプレイで表示可能な最大fpsと捉えても良いです。
  • 色域:色の表現の広さ
    色域とは、ディスプレイが再現できる色の範囲のことです。色域の狭いディスプレイだと、色の再現性が低いため、色鮮やかさに欠けたり見にくい画像になる可能性があります。特にクリエイターやキレイな映像を楽しみたい方が気にしておくべき項目です。安さ重視機では基本的に色域の狭いディスプレイが採用され、色域の広いディスプレイを採用している機種は高価になる傾向があります。sRGBカバー率:100%とかAdobe RGBカバー率:69%などで示されることが多いです。

おすすめノートPC紹介

評価は筆者の主観であり、性能を保証するものではないので注意

ThinkPad E16 Gen 2 AMD 価格.com限定(Ryzen 7 7735HS + 32GBメモリ)

参考価格

99,880円~

価格B-
(10万円~)
ディスプレイC+
(カスタマイズ可)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(Ryzen 7 7735HS)
重いCPU処理
マルチタスク
B+
(Ryzen 7 7735HS)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A
(Radeon 680M)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
C+
(一応できる)
バッテリー持ちCB
(47Wh~57Wh)
軽さB
(約1.81kg)
NPU(AIユニット)×
(NPU非搭載)
その他(機能性など)B-
(カスタマイズで大きく変化)
良い点
  • 32GBメモリ標準の割に安価
  • 16インチで高コスパ
  • 16:10で縦の領域が少し広いディスプレイ
  • 非光沢ディスプレイ
  • アルミボディ
  • タイピングしやすいキーボード
  • テンキー搭載
  • トラックポイント搭載(キーボード中央付近に赤い丸)
  • USB PD対応
  • 安価で豊富なカスタマイズ項目
  • SSDは自己責任だけど簡単に増設可能(M.2 2280)
気になる点
  • 標準構成だとディスプレイ性能が低い(色域が狭い・リフレッシュレートが低い)
  • バッテリー持続時間が短い(標準だとバッテリー容量が47Whしかないので、57Whへ変更推奨)
  • 標準のSSD容量が価格の割に少ない
  • SDカードスロット無し
スペック表
CPU Ryzen 7 7735HS
8コア/16スレッド
ディスプレイ 16型 WUXGA(1920×1200)
60Hz ノングレア
メモリ 32GB DDR5-4800
SSD
256GB~1TB
GPU
Radeon 680M
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3
重量
約1.81kg~
その他 USB PD

レノボの32GBメモリ標準ながら安価でキーボードもタイピングしやすい実用コスパに優れるノートPCです(価格.com限定モデル)。

高価な傾向がある16インチのディスプレイ搭載な上に「Ryzen 7 7735HS + 32GBメモリ」ながら価格は最安約10万円からとなっており、構成を考えれば非常に安価で処理性能コスパが良いのが大きな魅力です。

更に、ThinkPadは標準でタイピングがしやすいキーボード採用で、中央部にはポインタ操作に使えるトラックポイント(赤い丸のやつ)があり、便利です。16インチモデルはテンキーも搭載しており、非常に実用コスパに優れる機種だと思います。

その他の部分は標準構成だと最低限ですが、本機では他の細かいカスタマイズも安価に行えるもの(+1,100円~)が多数用意されており、好みに応じて少ない追加費用で補えるのが非常に嬉しいので、確認しておくと良いです。

一部のカスタマイズ項目を以下に載せておくので参考にご覧ください。

カスタマイズについて(2025年1月時点)
カスタマイズ項目 金額
ディスプレイ 【標準】1920×1200, 45%NTSC, タッチ非対応, 300nit , 60Hz
タッチパネル搭載(+11,000円)
2560×1600,100% sRGB,400nit, ブルーライト低減パネル(+20,900円)
内蔵カメラ 【標準】720p HDカメラ
1080p FHDカメラ(+1,100円)
IR&1080p FHDカメラ(+3,300円)
無線LAN 【標準】Wi-Fi 6
Wi-Fi 6E(+1,100円)
指紋センサー 【標準】指紋センサー無し
指紋センサーあり(+1,100円)
キーボード 【標準】バックライト無し
バックライトあり(+1,100円)
バッテリー 【標準】3セル 47Wh
4セル 57Wh(+2,200円)

また、標準だとSSD容量が最小256GBと少ないのが気になるところですが、本機ではM.2 SSDのスロットに空きがあり、入手が容易かつ安価なM.2 2280対応です。カスタマイズで増量することも可能ですが、自分で増設した方が明らかにコスパは良いので注意(自己責任にはなりますが)。

IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)

参考価格

99,880円~

価格B-
(10万円~)
ディスプレイB
(フルHD+、有機EL、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(R5 8645HS、R7 8845HS)
重いCPU処理
マルチタスク
BB+
(R5 8645HS、R7 8845HS)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A-A+
(Radeon 760M、780M)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
C+
(一応できる)
バッテリー持ちB+
(60Wh)
軽さA-
(約1.39kg)
NPU(AIユニット)
(NPU非搭載)
その他(機能性など)B-
良い点
  • 優れたCPU性能
  • 優れた内蔵GPU性能
  • 安価でOLED(有機ELディスプレイ)
  • メタルシャーシ
  • microSDカードスロット搭載
  • やや薄型(約17mm)
  • NPU搭載(Ryzen AI)
  • 32GBメモリでも安め(Ryzen 7で13万円台)
気になる点
  • やや高価(約10万円~)
  • リフレッシュレートが最大60Hz
スペック表
CPU Ryzen 7 8845HS (8コア/16スレッド)
Ryzen 5 8645HS (6コア/13スレッド)
ディスプレイ 14型 1920×1200
60Hz 光沢あり
メモリ 16GB/32GB DDR5-5600
SSD
512GB/1TB
GPU
Radeon 780M
Radeon 760M
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約1.39kg
その他 SDカードスロット
USB PD対応

OLED(有機EL)ディスプレイ&Zen 4 Ryzen 採用ながら、最安10万円と比較的安価なのが魅力のレノボの高コスパ14型ノートです。

CPUにはZen 4の「Ryzen 5 8645HS」もしくは「Ryzen 7 8845HS」を搭載しており、CPU性能は優れています。GPU性能も内蔵の割には優れており、軽いゲームや動画編集なら快適ですし、重めのゲームも動作自体は一応可能というレベルになっているのも魅力です。

そして、本機で特に魅力なのがディスプレイです。上述の高性能Ryzenを搭載しつつ最安10万円という価格ながら、OLED(有機ELディスプレイ)を採用しており、優れた色域とコントラストの色鮮やかなディスプレイとなっています。同種のRyzenを搭載している10万円以下の他機種ではディスプレイは最低限のものであることが多いので嬉しい点です。性能コスパは妥協したくないけど、画質も捨てたくはないという人におすすめです。

ただし、解像度は平均的な1920×1200となっている他、リフレッシュレートは60Hzなので滑らかな映像とならない点、ディスプレイは光沢あり仕様な点は注意が必要です。

その他にも、筐体はプラスチックではなく金属製だったり、microSDカードスロットを搭載している点なども価格の割には良い点だと思います。

また、「Ryzen 7 8845HS」搭載モデルではメモリが32GB、SSDが1TBになりますが、価格は13万円台中盤となっていて、32GBメモリ搭載の他機種と比べると安価なので、メモリ容量が出来るだけたくさん欲しい人にはその点も嬉しいと思います。

Dell Inspiron 14 (5445) AMD

参考価格

94,974円~
(Ryzen 7 8840HS)
78,823円~
(Ryzen 5 8540U)

価格B+B-
(7万円台中盤~)
ディスプレイC+
(フルHD+、低色域、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(R5 8540U、R7 8845HS)
重いCPU処理
マルチタスク
B-B+
(R5 8540U、R7 8845HS)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A-A+
(Radeon 740M、780M)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
C-C+
(Radeon 740M、780M)
バッテリー持ちA-
(54Whr)
軽さB+
(約1.61kg~)
NPU(AIユニット)×
(8540Uは非搭載)
その他(機能性など)B-
良い点
  • 性能の割に安価でコスパが良い
  • 内蔵GPUが高性能(Ryzen 7モデル)
  • NPU搭載(Ryzen 7モデル)
  • 16:10で縦の領域が少し広いディスプレイ
  • 非光沢ディスプレイ
  • バッテリー持続時間が長い
  • SDカードスロット搭載
気になる点
  • ディスプレイの色域が狭い
  • 最大リフレッシュレートが60Hz
  • 14インチの割には軽くない
  • プラスチックボディ
スペック表
CPU
Ryzen 7 8840HS
8コア/16スレッド
Ryzen 5 8540U
6コア(2*Zen4 + 4*Zen4c)/12スレッド
ディスプレイ 14型 フルHD+
(1920×1200)
60Hz ノングレア
メモリ 16GB/32GB DDR5-5600
SSD
512GB / 1TB
GPU
Radeon 780M(12CU)
Radeon 740M(4CU)
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5
重量
約1.61kg
その他 SDカードスロット

DellのZen 4アーキテクチャの「Ryzen 8000シリーズ」を採用したコスパ特化機です。

特に、「Ryzen 7 8840HS」は高性能な内蔵GPU「Radeon 780M」とNPUの「Ryzen AI」を搭載しつつも9万円台で、性能を考えれば安くてコスパが良いです。

重めのゲームにも対応できる内蔵GPUを備えていてモバイル性能も低くはないノートPCとしては安価で魅力的です。

その他にも、ディスプレイの横縦比が16:10な点や、SDカードスロットも搭載、16GBメモリモデルではSSDも1TBになるなどの点も地嬉しいです。

下位の「Ryzen 5 8540U」も安価ながら効率も良く性能は優れていますが、Ryzen 7モデルから内蔵GPUのコア数は12→4(3分の1)に減ってしまう点は大きいです。加えて、AIエンジン(NPU)の搭載も無くなってしまいますので、1万円~1.5万円ほど高くなるものの、総合コスパならRyzen 7モデルがおすすめです。

ただし、価格重視モデルなので、上記で触れた点以外は基本的に最低限の仕様という点は注意です。ディスプレイは60Hzかつ色域も狭く輝度も低いものです。ボディもプラスチック製で、質量も1.61kg~と14インチの割には重めです。

とはいえ、処理性能コスパは非常に優れていますし、デメリットの点も屋内に限れば気にならないものが多いので、宅内利用メインの高コスパ機を探しているなら非常におすすめできます。

Dell Inspiron 14 (5440) 1334U+ 16GB

参考価格

74,980円~

価格B+
(7万円台)
ディスプレイC+
(フルHD+、低色域、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A
(Core i5-1334U)
重いCPU処理
マルチタスク
B+
(Core i5-1334U)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A-
(Iris Xe 80EU)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
D
(厳しい)
バッテリー持ちC+
(41Wh)
軽さB+
(約1.54kg)
NPU(AIユニット)×
(NPU非搭載)
その他(機能性など)B-
良い点
  • 比較的安価(7万円台~)
  • CPU性能コスパが良い
  • 非光沢ディスプレイ
  • 16:10で縦の領域が少し広いディスプレイ
  • SDカードスロット搭載
  • USB PD対応
気になる点
  • ディスプレイの色域が狭い
  • 内蔵GPUの性能が低め
  • サイズの割には軽くはない
  • バッテリー容量が少ない(41Wh)
  • プラスチック製シャーシ
スペック表
CPU Core i5-1334U
6コア/12スレッド
ディスプレイ 14型 フルHD+(1920×1200)
60Hz ノングレア
メモリ 16GB DDR5-4400
SSD
512GB
GPU
Iris Xe Graphics 80EU
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth
重量
1.54kg~
その他 SDカードスロット

デルの安さと実用コスパ重視機です。「Core i5-1334U」と16GBメモリを搭載し、軽作業ながら十分に処理性能を持ちつつも、価格が比較的安価なのが魅力です。

その上で、USB PD対応、Wi-Fi 6対応、16:10ディスプレイ、SDカードスロットも備えており、安さ重視機としては機能性も少しだけ高めです。

同じ価格帯では「Ryzen 5 7530U / 7430U」も人気ですが、そちらではWi-Fi 5やUSB PDが無かったりすることが多い点で差があります。

14型の割にはそこまで軽くない点や、バッテリー容量が少ない点などは注意が必要ですが、この価格にしては弱点が少ない高コスパ機だと思います。

IdeaPad 5 2-in-1 Gen 9 14型(AMD)

参考価格

109,890円~
(Ryzen 7 8845HS)
94,710円~
(Ryzen 5 8645HS)

価格B-
(9.5万円~)
ディスプレイB-~
(最低限だけどタッチ対応)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(R5 8645HS、R7 7735HS)
重いCPU処理
マルチタスク
BB+
(R5 8645HS、R7 7735HS)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A-A+
(Radeon 760M、780M)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
C+
(一応できる)
バッテリー持ちB+
(57Wh)
軽さB+
(約1.6kg)
NPU(AIユニット)
(~16TOPS)
その他(機能性など)A
良い点
  • コンバーチブル2-in-1ノート(タッチ対応)
  • ペン付属
  • 優れたCPU性能
  • 優れた内蔵GPU性能
  • 16:10で縦の領域が少し広いディスプレイ
  • microSDカードスロット搭載
  • バッテリー持続時間が長め
  • USB PD対応
  • 高速なDDR5Xメモリ搭載
  • NPU搭載(Ryzen AI)
気になる点
  • 高価(約9万円台中盤~)
  • ディスプレイの色域が狭い
  • 最大リフレッシュレートが60Hz
スペック表
CPU Ryzen 7 8845HS (8コア/16スレッド)
Ryzen 5 8645HS (6コア/13スレッド)
ディスプレイ 14型 WUXGA(1920×1200)
60Hz
メモリ 16GB LPDDR5x-6400
SSD
512GB~
GPU
Radeon 780M(12コア/Ryzen 7)
Radeon 760M(8コア/Ryzen 5)
無線機能 Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2
重量
1.6kg
その他 microSDカードスロット
USB PD対応
ペン付属

レノボ性能コスパと汎用性特化の高コスパ14インチ2-in-1ノートです。

最安約9万円台という価格ながら、高性能内蔵GPUを搭載したRyzen 8000シリーズ採用で、ペン付属の2 in 1ノートというのが魅力です。

CPUには「Ryzen 5 8645HS」もしくは「Ryzen 7 8845HS」が採用されています。Ryzen 5と7を比較すると、5ではコア数が削減されており、CPUコアが8→6、GPUコアが12→8と大きめに減りますが、それでも仕様と価格的には十分なレベルなので、避けた方が良いというレベルではないです。内蔵GPU性能も軽めのゲームや動画編集なら対応できるレベルを維持できるので、安さ重視ならRyzen 5でも良いかなと思います。

ただし、Ryzen 7の場合の価格は約11万円~で、こちらの方が処理性能コスパ自体はやや上なので、予算に余裕があって性能重視ならRyzen 7の方がおすすめです。

CPUと価格だけでも妥当な価格に見えますが、本機はペンまで付属した2 in 1 PCというのが非常に魅力的です。アスペクト比も16:10(1920×1200)となっており、低価格機で主流の16:9のFHD(1920×1080)よりも縦が少し広くて作業がしやすいのも嬉しいです。

ただし、それ以外は価格の割には低い仕様で、特にディスプレイの表示性能は低い点は注意です。色域は狭いので色鮮やかとは言えず、リフレッシュレートも最大60Hzなので滑らかでもありません。この価格でタッチ対応&ペン付属というだけでコスパは良いものの、映像品質に関しては低価格機並みな点は一応注意です。

IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10 14型(Intel)

参考価格

144,870円~
(Core Ultra 7 255H)
114,840円~
(Core Ultra 5 225H)

価格C-C+
(11.5万円~)
ディスプレイC+
(フルHD+、低色域、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(Core Ultra 100H)
重いCPU処理
マルチタスク
A-A
(225H、255H)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A
(Arc 130T、140T)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
B-
(一応できる)
バッテリー持ちB+
(57Wh)
軽さB+
(約1.6kg)
NPU(AIユニット)
(13TOPS+GPUにも搭載
その他(機能性など)A-
良い点
  • コンバーチブル2-in-1ノート(タッチ対応)
  • 非常に優れたCPU性能
  • 非常に優れた内蔵GPU性能
  • 優れたAI性能(NPU+GPUにもAIエンジン)
  • ペン付属
  • 16:10で縦の領域が少し広いディスプレイ
  • microSDカードスロット搭載
  • バッテリー持続時間が長め
  • USB PD対応
  • 高速なDDR5Xメモリ搭載
気になる点
  • 高価(約11万円台中盤~)
  • 価格の割に微妙なディスプレイ品質
  • 最大リフレッシュレートが60Hz
スペック表
CPU Core Ultra 7 255H (16コア/16スレッド)
Core Ultra 5 225H (14コア/14スレッド)
ディスプレイ 14型 WUXGA(1920×1200)
60Hz タッチ対応 光沢あり
メモリ 16GB LPDDR5X-8000
SSD
512GB~
GPU
Arc 140T(8コア)
Arc 130T(7コア)
無線機能 Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2
重量
約1.6kg
その他 microSDカードスロット
USB PD対応
ペン付属

レノボの汎用性と性能コスパが非常に良い2 in 1ノートです。

「Core Ultra 200H」シリーズ採用で、CPUとグラフィック性能が高いです。やや重めのゲームにもビデオカード無しである程度は対応できるレベルです。

価格は11万円台中盤~とやや高めですが、このCPU搭載機としては安価な部類でコスパが良いです。メモリも超高品質なLPDDR5X-8000が採用されています。

また、タッチ対応ディスプレイ採用の2 in 1 PCで、汎用性も高いのも本機の大きな魅力です。ペンが付属や、microSDカードスロットを搭載している点も嬉しいです。

コスパ重視機としては非常に魅力的な機種ですが、ディスプレイの品質は価格の割には微妙なので、その点は注意です。

色域は狭くて色鮮やかさに欠けますし、リフレッシュレートも最大60Hzなので滑らかでもありません。

11万円超えのPCとしてはディスプレイ品質は低く、低価格機並みな点は注意です。

HP Pavilion Aero 13-bg

参考価格

Ryzen 7:137,880円~

Ryzen 5:109,880円~

価格C-
(11万円~)
ディスプレイB-
(フルHD+、色域広め、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(R5 8640U、R7 8840U)
重いCPU処理
マルチタスク
B+
(R5 8640U、R7 8840U)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A-A
(Radeon 760M、780M)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
C+
(一応できる)
バッテリー持ちC
(43Wh)
軽さA+
(約990g)
NPU(AIユニット)
(~16TOPS)
その他(機能性など)C+
良い点
  • 非常に軽量(約990g)
  • 優れたCPU性能
  • 優れた内蔵GPU性能(特にRyzen 7モデル)
  • 価格の割に優れたディスプレイ(16:10、広めの色域)
  • 非光沢ディスプレイ
  • NPU搭載(AI用、~16TOPS)
  • マグネシウム合金で高級感のある質感
  • 高速なLPDDR5Xメモリ16GB搭載
  • USB PD対応
  • Bluetoothマウス付き
気になる点
  • やや高価(約11万円~)
  • バッテリー持続時間は短め
  • 最大リフレッシュレートが60Hz
スペック表
CPU Ryzen 7 8840U
8コア/16スレッド
Ryzen 5 8640U
6コア/12スレッド
ディスプレイ 13.3型 WUXGA(1920×1200)
60Hz ノングレア
メモリ 16GB LPDDR5X-6400
SSD
512GB / 1TB
GPU
Radeon 780M(Ryzen 7)
Radeon 760M(Ryzen 5)
無線機能 Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3
重量
約990g
NPU ~16TOPS

HPの990gという超軽量モバイルノートPCです。

「Ryzen 7 8840U / Ryzen 5 8640U」という高性能CPUを搭載した超軽量モバイル機としては妥当な価格ながら、その他の各種仕様も全体的に高品質なのが魅力の機種です。

本機の最大のポイントはやはり、約990gという超軽量さです。ケースの素材にリサイクルマグネシウム合金を採用し、強度を保ちつつコンパクト化・軽量化に特化しています。ディスプレイのベゼルも非常に小さくてスタイリッシュで、質感も優れており、高級感があるのも所有欲を満たしてくれると思います。

また、ディスプレイにも16:10で色域が広めで色鮮やかなものが採用されています。リフレッシュレートが60Hzとなっていてそこまで滑らかな映像にならないのは残念ですが、その他の仕様を考えれば悪くないディスプレイだと思います。

Ryzen 7 とRyzen 5 のどちらを選べば良いか迷う方も居ると思いますが、重い処理を前提としないなら場合ならRyzen 5モデルでも十分だと思います。

CPU仕様の物理的な差としては、CPUコアが8→6、GPUのユニット数が12→8になります。

また、モデルの差としてSSDが512GB→1TBとなります。それで、約2.5万円前後高価になります。

性能コスパだけ見ればRyzen 7の方がやや良いので、特に重めのグラフィック性能も重視したいならRyzen 7がおすすめですが、Ryzen 5でも軽い処理なら十分な処理性能があります。価格の差が大きいので用途と予算に応じて選択しましょう。

ぱっと見のコスパは特別良くは見えないと思いますが、細かい部分を見ると細かな部分に品質の高さが垣間見える機種で、見た目の高級感もあるので、満足度は高いと思います。

MacBook Air 13.6インチ(Apple M4)

おすすめ度 :★4.25

CPU性能 ★4.25 | ディスプレイ ★4.0 | グラフィック処理(軽) ★4.75 | グラフィック処理(重)★3.25 | バッテリー持続 ★4.25 | 重量 ★3.75 |その他(機能性など) ★3.25

価格C
(15万円前後~)
ディスプレイB+
(高解像度、高色域、60Hz)
軽い処理
(Web閲覧 等)
A+
(Apple M4)
重いCPU処理
マルチタスク
B+
(Apple M4)
グラフィック性能(軽)
(軽いゲーム・動画編集)
A+
(Apple M4 GPU)
グラフィック性能(重)
(重いゲーム・動画編集)
B-
(一応できる)
バッテリー持ちA-
(53.8Wh)
軽さA
(約1.24kg)
NPU(AIユニット)
(約38TOPS?)
その他(機能性など)B-
良い点
  • 非常に優れたCPU性能
  • 非常に優れた内蔵GPU性能
  • 優れたディスプレイ(高解像度、高色域)
  • 高級感のあるアルミボディ
  • 負荷時でもバッテリー駆動時間が長め
  • ファンレスで静か
  • 非常に薄型(約11.3mm)
  • やや軽量(約1.24kg)
  • 高性能NPU搭載(38TOPS?)
  • Thunderbolt4に対応
気になる点
  • 高価(約15万円~)
  • 最大リフレッシュレートが60Hz
  • 価格の割に少なすぎるストレージ容量(256GB~)
  • Armアーキテクチャのため、Windowsとアプリ対応面が異なる点に注意が必要
  • DirectXのみ対応ゲームはネイティブでは動かせない
  • SDカードスロット無し
  • 付属充電器が弱い(35W)
スペック表
CPU Apple M4
10コア/10スレッド
8 or 10コア GPU
ディスプレイ 13.6型 2560×1664
60Hz 光沢あり
メモリ 16GB/24GB
LPDDR5-6400
SSD
256GB~2TB
GPU
Apple M4 GPU
8/10コア
無線機能 Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3
重量
約1.24kg
その他

Apple M4チップを採用した13.6型のMacBook Airです。

非常に優れた処理性能を持つ上、チップの電力効率が非常に優れているため、負荷時でも駆動時間が長めなのが魅力です。

また、厚さが約11.3mmと非常薄型で、ファンレス設計で静かです。非常に魅力的なモバイルノートです。

ただし、OSがWindowsと異なるArmアーキテクチャとなるので、ソフト対応面には注意が必要です。

特に、PC用のゲームに関しては多くがネイティブ動作不可能な点には注意が必要です(DirectXに対応していないため)。グラフィック性能の高さからゲーム用途を考えている人は要注意です。

その他ハード面では、ディスプレイは2560×1664の高解像度で高色域の非常に質の高いものが採用されています。上述のバッテリー性能の良さとグラフィック性能の良さもありますし、薄型軽量の点も含め、持ち運びを頻繁にするクリエイターに非常に魅力的な機種だと思います。

価格は約15万円~と高価ですが、以前と違ってメモリが最小でも16GBになっていますし、処理性能も上がっているので、性能コスパは凄く悪いというほどではなくなったと思います。

ただし、ストレージ容量に関しては未だにかなり渋めなので注意。15万円で256GBは少ないです。

SDカードスロットもなくて後から対応も難しいので、購入前にしっかり必要容量を考えて確保しておきましょう。

また、たまに公式の整備済み製品では約20%引きで保証付きで販売されているので、気になる方は他のショップを見る前にチェックしておくと良いです。


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