最終更新:2024/3/5
特にコスパの良さや実用性で魅力を感じた、おすすめノートパソコンを用途別にざっくりまとめています。特に良いと思ったものだけ掲載していいます。また、同機種でCPUやメモリなどの構成が異なるものもありますが、特におすすめの構成がある場合には特定の構成のみの紹介となっている点に注意してください。
おすすめノートPC簡易比較表
本記事で紹介しているおすすめノートPCの簡易比較表です。製品名のリンクは表の下から始まる紹介部へのリンクとなっています。
製品 | 製品名 | 総合 評価 |
参考価格 | 画面サイズ 解像度 |
SoC | RAM | ストレ ージ |
GPU | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Dell
Inspiron 3535 |
67,800円
|
15.6型
1920×1080
|
Ryzen 5 7530U 6コア12スレッド |
16GB DDR4 |
512GB | Radeon RX Vega 7 | 約1.63kg | ||
Dell
Inspiron 14 5430 Inteli5-1335U + 16GBメモリ |
69,558円
|
14型 120Hz
1920×1200
|
Core i5-1335U 10コア12スレッド |
16GB LPDDR5 |
512GB | Iris Xe G7(80EU) | 約1.53kg | ||
HP
HP15-fc 価格.com限定 |
72,500円
|
15.6型
1920×1080
|
Ryzen 5 7530U 6コア12スレッド |
16GB DDR4 |
512GB | Radeon RX Vega 7 | 約1.63kg | ||
HP
ThinkBook 14 Gen 6 AMD 価格.com限定Ryzen 5 7530U搭載 |
74,800円
|
15.6型
1920×1080
|
Ryzen 5 7530U 6コア12スレッド |
16GB DDR4 |
512GB | Radeon RX Vega 7 | 約1.38kg | ||
レノボ
IdeaPad Slim 5i Gen 8 14i5-12450H + 16GBメモリ |
79,860円
|
14型
1920×1200
|
Core i5-12450H 8コア12スレッド |
16GB LPDDR5 |
512GB | UHD Xe(48EU) | 約1.46kg | ||
レノボ
ThinkBook 13x Gen 2 13.3i5 + 16GBメモリ |
79,970円
|
13.3型
2560×1600
|
Core i5-1235U 10コア12スレッド |
16GB LPDDR5 |
512GB | Iris Xe G7 (80EU) | 約1.2kg | ||
レノボ
IdeaPad Flex 5 Gen 8 AMDRyzen 5 7530Uモデル |
82,830円
|
14型 タッチ
1920×1200
|
Ryzen 5 7530U 6コア12スレッド |
16GB LPDDR4X |
512GB | Radeon RX Vega 7 | 約1.55kg | ||
HP
Pavilion Aero 13 G3Ryzen 7モデル |
104,800円~ |
13.3型
1920×1200
|
Ryzen 7 7735U 8コア16スレッド |
16GB LPDDR5 |
512GB | Radeon 680M | 約957g | ||
ASUS
ROG Ally(Ryzen Z1 Extream) |
109,800円
|
7型 タッチ
1920×1080
|
Ryzen Z1 Extream 8コア16スレッド |
16GB LPDDR5 |
512GB | Radeon 780M | 約0.608kg | ||
ASUS
Vivobook 16X K3605 |
129,800円
119,800円 |
16型 120Hz
1920×1200
|
Core i7-12700H 14コア20スレッド Core i7-12650H 10コア16スレッド Core i5-13500H 12コア16スレッド |
16GB DDR4 |
512GB | RTX 3050 | 約1.92kg | ||
レノボ
IdeaPad Pro 5 Gen9 14型(AMD)カスタマイズ可能 |
123,750円
|
14型
2560×1600
|
Ryzen 7 8845HS 8コア16スレッド |
16GB LPDDR5X |
512GB | Radeon 780M | 約1.46kg | ||
ドスパラ
GALLERIA UL7C-AA2 USCore i7 + Arc A730M |
124,980円 +5000pt(4/1まで) |
15.6型
1920×1080
|
Core i7-12700H 14コア20スレッド |
16GB DDR5 |
500GB | Arc A730M | 約2.0kg | ||
Apple
MacBook Air(M2) |
148,800円
|
13.6型
2560×1664
|
Apple M2
8コア8スレッド |
8GB~24GB | 128GB~2TB | Apple M2 GPU (8コア/10コア) |
約1.24g |
ノートPC選びの要点
はじめに、参考までにノートPC選びの要点を一部ざっくりとまとめています。必要ない方は飛ばしてください。
まずはCPUです。CPUはPCの頭脳とよく表現される非常に重要なパーツです。CPUの性能がPC全体に影響を与えるため、どんな用途においても重要です。
CPUの処理性能は大きく分けてシングルスレッド性能とマルチスレッド性能に分けられます。
- シングルスレッド性能
シングルスレッド性能は1コアでの処理性能を表します。シングルスレッド性能が高いと、軽い処理に掛かる時間が短くなる(サクサク動く)他、全コア稼働時にも当然影響がありますので、ほぼ全ての処理に対して有利に働きます。
- マルチスレッド性能
マルチスレッド性能は、全コア稼働時の処理性能を表します。マルチスレッド性能が高いと、動画のソフトウェアエンコード(CPUエンコード)やレンダリングなど、膨大な量の処理に掛かる時間が短くなる他、複数ソフトを同時起動した際のパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。
主要CPU性能まとめ(2023年9月時点)
一般ノートPC向け(TDP:15W~28W程度)
まずは、一般ノートPC向けのCPUをまとめています。一段階目のTDP(TDP PL1)が低く設定されている省電力CPUになります。一般ノートPC向けとしていますが、現在では性能が大きく向上しているため、上位のものなら重い処理でもこなせます。ただし、その際には排熱に注意が必要です。
CPU名称 | スコア |
---|---|
Core i7-1360P |
11484
|
Ryzen 7 5800U |
11203
|
Core i5-1340P |
10921
|
Ryzen 7 5825U |
10904
|
Ryzen 7 6800U |
10779
|
Core i7-1260P |
10571
|
Ryzen 7 7730U |
10291
|
Ryzen 7 7735U |
10081
|
Ryzen 7 5700U |
8673
|
Apple M2 |
8643
|
Core i7-1355U |
8634
|
Ryzen 5 7530U |
8438
|
Core i5-1240P |
8337
|
Ryzen 5 5625U |
8135
|
Ryzen 5 6600U |
8018
|
Core i7-1255U |
7904
|
Ryzen 5 5600U |
7877
|
Apple M1 |
7728
|
Ryzen 5 5500U |
7186
|
Core i5-1235U |
7037
|
Core i3-1215U |
5802
|
Core i7-1185G7 |
5324
|
Ryzen 3 5300U |
5147
|
Core i7-1165G7 |
5110
|
Core i5-1135G7 |
4706
|
Core i3-1115G4 |
3038
|
CPU名称 | スコア |
---|---|
Core i7-1360P |
1853
|
Core i7-1355U |
1778
|
Core i5-1340P |
1710
|
Core i7-1260P |
1696
|
Core i7-1255U |
1650
|
Core i5-1235U |
1597
|
Apple M2 |
1582
|
Core i3-1215U |
1581
|
Core i5-1240P |
1550
|
Apple M1 |
1512
|
Ryzen 7 6800U |
1493
|
Ryzen 7 7735U |
1435
|
Ryzen 7 5800U |
1478
|
Ryzen 7 5825U |
1460
|
Core i7-1185G7 |
1449
|
Ryzen 7 7730U |
1435
|
Ryzen 5 7530U |
1431
|
Core i7-1165G7 |
1425
|
Ryzen 5 6600U |
1425
|
Ryzen 5 5625U |
1369
|
Ryzen 5 5600U |
1364
|
Core i5-1135G7 |
1321
|
Core i3-1115G4 |
1299
|
Ryzen 7 5700U |
1251
|
Ryzen 5 5500U |
1172
|
Ryzen 3 5300U |
1116
|
ゲーミング・クリエイターPC向け(TDP:35W~)
次に、主にゲーミング・クリエイター向けPCに搭載されるCPUをまとめています。末尾にHが付くのが特徴です。消費電力や発熱を増加させる代わりに処理性能を高めているタイプのCPUになります。
CPU名称 | スコア |
---|---|
Core i9-13900H |
18308
|
Ryzen 9 7940HS |
17697
|
Core i7-12700H |
15904
|
Core i7-13700H |
15670
|
Core i9-12900H |
15884
|
Ryzen 7 6800H |
13784
|
Ryzen 9 6900HS |
13621
|
Core i5-12500H |
13118
|
Ryzen 9 5900HS |
12533
|
Core i9-11900H |
12433
|
Ryzen 7 5800H |
11859
|
Core i7-11800H |
11709
|
Ryzen 5 6600H |
10472
|
Core i5-11500H |
9532
|
Ryzen 5 5600H |
9504
|
Core i5-11400H |
8100
|
CPU名称 | スコア |
---|---|
Core i9-13900H |
1974
|
Core i9-12900H |
1846
|
Ryzen 9 7940HS |
1791
|
Core i7-13700H |
1785
|
Core i7-12700H |
1775
|
Core i5-12500H |
1689
|
Core i9-11900H |
1578
|
Ryzen 9 6900HS |
1549
|
Ryzen 7 6800H |
1527
|
Core i7-11800H |
1499
|
Core i5-11500H |
1492
|
Ryzen 9 5900HS |
1474
|
Ryzen 6 6600H |
1458
|
Core i5-11400H |
1421
|
Ryzen 7 5800H |
1410
|
Ryzen 5 5600H |
1363
|
参考
https://www.cpu-monkey.com/ja/
https://www.notebookcheck.net/
メモリはCPUの作業スペースとなるパーツです。より容量が多く高速なほど、効率良く作業を行えるため良いです。下記に容量と用途の目安についてざっくり載せています。
4GB | 少ない容量です。Chromebookや本当に軽い作業しか行わないなら問題ないケースもあると思いますが、最低でも8GB以上をおすすめします。 |
8GB | 重い処理を基本行わない一般ユーザー向けの容量です。 |
16GB | 重い処理も視野に入れた容量です。ゲーミングやクリエイター向けでは最低では16B以上が基準となります。 |
32GB | メモリを大量に使用する用途を意識した容量です。特に動画・画像編集ソフトはメモリを大量に使用する傾向があるので、クリエイターの方は余裕があれば検討しても良い容量です。 |
GPUは、画像処理を担当するプロセッサです。CPUがPCのシステム処理全般を担当する汎用プロセッサなのに対し、GPUは画像処理をほぼ専門に担当する特化型のプロセッサになります。
GPUは大きく分けてCPUの内蔵GPUと外部GPU(グラボ)があります。重いグラフィック処理をしない一般ユーザーならCPUの内蔵GPUでも十分ですが、重いゲームや動画編集などを視野に入れるなら、外部GPU(グラボ)搭載のPCが必要となります。
内蔵GPUでも、性能が高いものなら簡単な動画編集等(FHD以下)はこなすことが出来ますが、専用のビデオメモリを持たないという点が大きいため、処理によっては非常に時間が掛かります。頻繁に利用するなら外部GPU搭載機をおすすめします。
外部GPU(グラボ)搭載機はグラフィック性能が高いですが、パーツが増える分価格は高くなるのはもちろん、消費電力の増加、重量の増加、発熱の増加などのデメリットも多くあるので、とにかく性能が高いものがあれば良いという訳ではない点は留意しておきましょう。
主要GPU性能まとめ(2023年9月時点)
2023年1月時点でのノートPC向け主要GPUの性能をまとめています。3DMark Timespy Graphicsのスコアです。ゲームのベンチマークでのスコアとなっており、その他の用途では異なる結果となる可能性もあるため注意してください。また、内蔵GPUのスコアについてはデュアルチャネル動作時のものとなっているため、シングルチャネル時には性能が低下する点にも注意してください。関連して、たとえばLPDDR4X-4266のような従来よりも高速なメモリが採用されていると、内蔵GPUは性能がやや向上します。
下記の表の黄色のバーが単体のGPU(グラボ・ビデオカード)で、緑色のバーは内蔵GPUになります。
CPU名称 | スコア |
---|---|
GeForce RTX 3080 |
11758
|
GeForce RTX 3070 |
10463
|
GeForce RTX 4060 |
10299
|
GeForce RTX 4050 |
8536
|
GeForce RTX 3060 |
8261
|
GeForce RTX 2060 |
5963
|
GeForce RTX 2060 Max-Q |
5649
|
GeForce GTX 1660 Ti |
5610
|
GeForce RTX 3050 Ti |
5113
|
GeForce RTX 3050 |
4839
|
GeForce GTX 1650 Ti |
3679
|
GeForce GTX 1650 |
3453
|
Radeon 780M Ryzen 7 7840U等 |
2754
|
Radeon 680M Ryzen 7 6800U等 |
2400
|
Iris Xe Graphics G7 96EU Core i7-1255U 等 |
1589
|
Radeon 660M Ryzen 5 6600U等 |
1558
|
Radeon RX Vega 8 (Ryzen 4,5000) Ryzen 7 5700U 等 |
1173
|
Iris Xe Graphics G7 80EU Core i5-1235U 等 |
1131
|
Radeon RX Vega 7 (Ryzen 4,5000) Ryzen 5 5500U 等 |
1045
|
Radeon RX Vega 6 (Ryzen 4,5000) Ryzen 3 5300U 等 |
854
|
UHD Xe Graphics G4 48EU Core i3-1115G4 等 |
723
|
ノートPCの主な要点はパネル種類・解像度・リフレッシュレート・色域の4点です。最近ではアスペクト比のバリエーションも増えているので、そちらもチェックしておくと良いかもしれません。
- パネル種類
パネル種類は基本的には深く気にする必要はありませんが、特に安さに特化したモデルではTNと呼ばれる視野角の狭いものが採用されている可能性があるので、それは避けた方が良いです。一応IPSとか高視野角とか書かれているかどうかを確認しておくと安心です。また、ノートパソコンではごく一部ですが、有機EL(OLED)採用のディスプレイもあります。有機ELは自然な発色で色鮮やかで、黒の表現も得意です。色表現に関しては液晶よりも基本良いです。ただし、焼き付きや劣化が液晶よりもしやすい点と輝度を上げにくい点に注意が必要です。
- 解像度
2023年現在ではFHD(1920×1080)が標準となっています。一般ユーザーならFHD以上あれば大丈夫です。また、最近ではFHDの16:9ではなく、やや縦の領域が広い16:10(1920×1200)の採用も増えており、該当機では作業等がしやすい印象です。また、クリエイターの方やもっと精細な画像を楽しみたい方の場合は、より高い解像度のディスプレイも検討することになると思います。
- リフレッシュレート
リフレッシュレートはディスプレイの更新頻度を表す指標です。単位はHzです。特にゲーミングノートでは重要な項目になります。要するに、ディスプレイの表示可能な最大fpsのことで、たとえば60Hzのディスプレイでは最大60fpsの表示しかできません。
- 色域
色域とは、ディスプレイが再現できる色の範囲のことです。色域の狭いディスプレイだと、色の再現性が低いため、色鮮やかさに欠けたり見にくい画像になる可能性があります。特にクリエイターやキレイな映像を楽しみたい方が気にしておくべき項目です。安さ重視機では基本的に色域の狭いディスプレイが採用され、色域の広いディスプレイを採用している機種は高価になる傾向があります。sRGBカバー率:100%とかAdobe RGBカバー率:69%などで示されることが多いです。
- アスペクト比
アスペクト比は、画面の縦と横の長さの比です。一般的なFHDや4Kなどは16:9ですが、最近ではやや縦長な16:10や3:2のディスプレイも増えています。縦にスクロールすることが多い方は縦長の方が便利だと思うので、考慮しておくと良いかもしれません。ただし、単純に解像度が少し増えることもあって、やや高価な機種が多いです。
Dell Inspiton 3535
価格
|
約 67,800円 ※2024年3月2日時点 |
---|---|
画面
|
15.6型 IPS ノングレア FHD(1920×1080) 120Hz |
CPU
|
Ryzen 5 7530U (6コア/12スレッド) |
メモリ
|
16GB DDR4-3200 |
GPU
|
Radeon RX Vega 7(CPU統合) |
SSD
|
512GB |
無線機能
|
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3 |
重量
|
約 1.63 kg |
その他
|
SDカードスロット |
「Ryzen 5 7530U」と16GBメモリを搭載しながら6万台という安さが魅力的で、その上で最大120HzのディスプレイとSDカードスロットを搭載したDellの高コスパスタンダードノートです。15.6インチというサイズの割には軽量な約1.63kgという重量も嬉しいです。
価格を考えればRyzen 5 + 16GBメモリだけでも十分と言えるレベルですが、本機ではディスプレイのリフレッシュレートが最大120Hzなので滑らかな表示が可能な他、SDカードスロットも搭載しているのが強みです。特に、この価格帯のPCで高リフレッシュレート機は貴重なので、安さは重視したいけど映像は滑らかじゃないと嫌だという人には最適な製品だと思います。
ディスプレイの色域は狭いため色鮮やかな映像にはならない他、内蔵GPUにはAV1デコード機能がない点はありますが、総合コスパは非常に優れている機種です。
Inspiron 14 5430 (Core i5-1335U + 16GBメモリ)
価格
|
約 69,558円 ※2024年3月2日時点 |
---|---|
画面
|
14型 IPS ノングレア 1920×1200 |
CPU
|
Core i5-1335U (10コア/12スレッド) |
メモリ
|
16GB LPDDR5-4800 |
GPU
|
Iris Xe G7 (80EU) |
SSD
|
512GB |
無線機能
|
Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2 |
重量
|
約 1.53 kg |
その他
|
SDスロット/Thunderbolt 4.0 |
10コアのCore i5と16GBのLPDDR5メモリに加え、16:10ディスプレイ搭載ながら約7万円という、Dellの非常に総合コスパが良いノートPCです。
CPUには10コア(2P+8E)の「Core i5-1335U」を採用し、メモリは標準でLPDDR5-4800が16GB搭載されています。軽作業は非常に快適で、やや重い作業もいける性能です。6万円台で最新の8コア以上のCPUと16GBのDDR5メモリを搭載しているのは貴重で、処理性能コスパが非常に良いと思います。
更に、地味にSDカードスロットを搭載している上、USB PDにも対応したThunderbolt 4.0対応のUSB-Cポートも備えています。コスパ重視機では削減されることも多いインターフェース面を備えており、普段使いでは困ることがまずないようになっているのも嬉しいです。
ディスプレイは解像度が1920×1200となっており、FHDより縦領域が広い「16:10」比率なので作業がしやすいです。色域は狭いためキレイな映像描写とは言えない点は弱点ですが、先代機と同じならフリッカーが発生しないDC調光タイプのディスプレイなので、安さ重視機のディスプレイとしては良いです。
消費者が安さを重視する上でも捨てたくない部分は残しつつ、価格を抑えた非常に丁度良い高コスパ機種だと思います。
HP15-fc Ryzen 5 7530U + 16GBメモリ 価格.com限定
価格
|
約 72,500円 ※2024年3月2日時点 |
---|---|
画面
|
15.6型 IPS ノングレア FHD(1920×1080) |
CPU
|
Ryzen 5 7530U (6コア/12スレッド) |
メモリ
|
16GB DDR4-3200 |
GPU
|
Radeon RX Vega 7(CPU統合) |
SSD
|
512GB |
無線機能
|
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.3 |
重量
|
約 1.63 kg |
その他
|
「Ryzen 5 7530U」と16GBメモリを搭載しながら7万円前後という安さが魅力的なHPの高コスパノートPCです。15.6型の軽量な1.63kgというのも澪力です。
ただし、処理性能コスパに特化した安さ重視機のため、その他の面はやや気になる点があり、特にディスプレイが最低限な点は注意です。
最近ではFHDよりも少し縦長の16:10ディスプレイが人気な中、本機はFHD採用なことがまずありますし、その他にも色域は狭いため色鮮やかな映像にはならない他、内蔵GPUにはAV1デコード機能がないので、将来性的にもやや不安だったりなど、グラフィック面は弱いです。処理性能コスパは良いですが、長く使いたい動画鑑賞用のノートPCとしてはやや不向きな点は注意が必要です。
ThinkBook 14 Gen 6 AMD 価格.com限定 Ryzen 5 7530U搭載
価格
|
約 74,800円 ※2024年3月2日時点 |
---|---|
画面
|
14型 IPS ノングレア WUXGA(1920×1200) |
CPU
|
Ryzen 5 7530U (6コア/12スレッド) |
メモリ
|
16GB DDR4-3200 |
GPU
|
Radeon RX Vega 7(CPU統合) |
SSD
|
512GB |
無線機能
|
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 |
重量
|
約 1.38 kg |
その他
|
SDカードスロット |
レノボの安価ながらアルミボディで質感が良いのが嬉しい、高コスパ14型のノートPCです。
「Ryzen 5 7530U」と16GBメモリを搭載しながら約7万円というだけでも安くて魅力的ですが、アルミボディで安さの割には質感が良い他、16:10ディスプレイやSDカードスロット搭載などの良い点があるのがポイントです。重量も1.38kgとサイズの割には軽量な部類なのも嬉しいです。
ただし、さすがにディスプレイの品質については最低限なのでそこは一応注意です。色域は狭いため色鮮やかな映像にはならない他、内蔵GPUにはAV1デコード機能はありません。とはいえ、オフィスやWeb閲覧がメイン用途の持ち運びも意識した低価格コスパ機を探しているなら非常に魅力的な製品だと思います。
IdeaPad Slim 5i Gen 8 14型 12450Hモデル
価格
|
約 79,860円 ※2024年3月2日時点 |
---|---|
画面
|
14型 IPS グレア 1920×1200 |
CPU
|
Core i5-12450H (8コア/12スレッド) |
メモリ
|
16GB LPDDR5-5200 |
GPU
|
UHD Xe (48EU) |
SSD
|
512GB |
無線機能
|
Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1 |
重量
|
約 1.46 kg |
その他
|
microSDスロット |
レノボの比較的安価ながら優れたCPU性能を発揮する高コスパノートPCです。
CPUには8コア(4P+4E)の「Core i5-12450H」が採用されており、メモリは標準でLPDDR5-5200が16GB搭載されています。約8万円のPCとしてはCPU面は優れている方なのがまず魅力です。また、最近では採用の減っているmicroSDスロットを搭載しているのも地味に嬉しいです。
ディスプレイに関しても安さ重視機としてはやや良い印象です。縦がやや広い16:10を採用している点や、フリッカーの発生しないDC調光タイプのディスプレイらしい点などが嬉しいです。ただし、色域は狭い他、リフレッシュレートも60Hzという最低限な仕様です。キレイな映像というよりは、映像品質は最低限だけどストレスは少ないディスプレイという感じになります。とはいえ、この価格でこの処理性能なら仕方ないかなという印象です。
また、内蔵GPUが「UHD Xe(48EU)」となっているため、現在の一般的なCore i5のもの(80EU)よりも低性能となっている点も一応注意が必要です。動画鑑賞などには影響はありませんが、軽めのゲームや動画編集なども意識したい場合には、若干ネックとなるかもしれません。
バッテリーの持続性能は末尾HのCPUは高負荷時の消費電力が多い点は注意ですが、バッテリー容量自体はサイズの割には多めとなっている他、メモリに省電力なLPDDR5が採用されているため、低負荷時やアイドル時には比較的優れたバッテリー性能を発揮するのも魅力です(JEITA2.0:約14時間)。
ThinkBook 13x Gen 2(Core i5 + 16GBメモリ)
価格
|
約 79,970円 ※2023年11月15日時点 |
---|---|
画面
|
13.3型 グレア 2560×1600 |
CPU
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Core i5-1235U (10コア/12スレッド) |
メモリ
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16GB LPDDR5-4800 |
GPU
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Iris Xe Graphics G7 (80EU) |
SSD
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512GB |
無線機能
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Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.2 |
重量
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約 1.2 kg |
その他
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12.9mmの薄さ |
レノボの超薄型軽量の高コスパモバイルノートPCです。約8万円という価格で、軽量さ、バッテリー性能、ディスプレイ性能は高級機並みの高品質さを持ちつつ、処理性能も悪くない、非常に高コスパなモバイルノートPCです。
本機の最大の魅力は、12.9mmの薄型かつ約1.2kgの軽量さで持ち運びが楽な点です。更に、バッテリー持ちも最大約20.3時間(JEITA Ver2.0)と長く、モバイル性能が非常に優れたPCとなっています。Thunderbolt4のポートを二つ搭載しているので、eGPUなども利用できます。このレベルのモバイル性能のPCが約8万円というのは驚きです。
更にディスプレイも高性能です。解像度は2560×1600と高いですし、色域もsRGBカバー率100%のものが採用されており、色鮮やかな映像描写が可能となっています。メディア鑑賞にも適した仕様です。サイズが13.3型と小さすぎないので、宅内PCとしても使える仕様なのが汎用性が高くて良いと思います。
そして、CPUには「Core i5-1235U」が採用されており、約8万円という価格と他の仕様を考えると良いのも魅力です。重い処理も余裕というほどの性能ではないですが、比較的重めの処理も対応可能で、軽作業なら非常に快適な性能です。
この品質の13.3インチの薄型軽量のモバイルPCが約8万円というのは非常にコスパが良いので、高コスパ軽量モバイル機を検討中なら非常におすすめできる製品です。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 AMD(Ryzen 5 7530Uモデル)
価格
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約 82,830円 ※2024年3月2日時点 |
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画面
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14型 IPS グレア 1920×1200 |
CPU
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Ryzen 5 7530U (6コア/12スレッド) |
メモリ
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16GB LDDR4X-4266 |
GPU
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Radeon RX Vega 7 |
SSD
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512GB QLC SSD |
無線機能
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Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.1 |
重量
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約 1.55 kg |
その他
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SDスロット、デジタルペン付属 |
レノボの非常にコスパが良い14型の2 in 1ノートPCです。タッチ対応でペン付属の2 in 1 PCが、16GBメモリとRyzen 5を搭載して8万円台前半というのは安く、コスパが良いです。
CPUには6コア12スレッドの「Ryzen 5 7530U」、メモリにLPDDR4Xを16GB搭載しており、軽作業は非常に快適です。やや重い処理もいける性能を持っています。
そして、本機で魅力なのは、その上でタッチ対応ディスプレイの2 in 1 PCとなっており、ペンまで付属している点です。しかも、ディスプレイはアスペクト比が16:10(1920×1200)となっており、低価格機で主流の16:9のFHD(1920×1080)よりも縦が少し広くて作業がしやすいのが嬉しいです。
さすがに色域は狭く、色鮮やかさには欠けるために高品質なディスプレイとは言えないですが、フリッカーフリー仕様なので、低価格機のディスプレイとしては平均よりも少し良い部類です。
また、バッテリー持続時間も公称で約14.5時間(JEITA2.0)となっており、軽負荷時にはバッテリー駆動時間も長いですし、USB PDにも対応しています。14インチとしてはやや重めの1.55kgというのが若干気になるものの、バッテリー性能やタッチ対応の点を考えると、モバイル性能も悪くはないと思います。
安さ重視機なので全て高品質という訳ではないものの、低価格なら比較的気になりにくい点でコストが削減されており、実用コスパが非常に優れている機種だと思います。
Pavilion Aero 13 G3 Ryzen 7モデル
価格
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約 104,800円~ ※2024年2月15日時点 |
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画面
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13.3型 IPS ノングレア 1920×1200 |
CPU
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Ryzen 7 7735U (8コア/16スレッド) |
メモリ
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16GB LPDDR5-6400 |
GPU
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Radeon 680M |
SSD
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512GB |
無線機能
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Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 |
重量
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約 957g |
その他
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HPの957gという超軽量で高コスパなモバイルノートPCです。「Ryzen 7 7735U」搭載で高性能でバッテリー持ちも悪くはないモバイルノートPCです。「週末限定セール」「〇時間限定タイムセール」「アウトレットセール」「価格.com限定モデル」のいずれかで10万円台前半くらいでの販売が基本となっています。
本機の最大のポイントはやはり、約957gという超軽量さです。ケースの素材にマグネシウム・アルミニウム合金を採用し、強度を保ちつつコンパクト化・軽量化に特化しています。ディスプレイのベゼルも非常に小さくてスタイリッシュで、質感も優れており、高級感があるのも所有欲を満たしてくれると思います。
CPUにはZen 3+の「Ryzen 7 7735U」を搭載しており、優れた電力効率と性能を発揮します。メモリには低消費電力で高速なLPDDR5-6400メモリが採用されており、これだけの軽さでバッテリー持ちも悪くはないレベルを維持できるのは、このCPUとメモリの恩恵も大きいと思います。
また、「Ryzen 7 7735U」の内蔵GPUの「Radeon 680M」は内蔵の割には優れたグラフィック性能を持っているのも魅力です。優れたメモリ性能の恩恵もあり、重いゲームも低設定なら動作できるくらいの性能があります。超軽量PCなので継続的な重い処理には向きませんが、軽いゲームや動画編集なら対応できる性能があるのは嬉しいです。
ディスプレイも高品質です。16:10で色域が広めで色鮮やかなものが採用されています。他の構成を考えれば、10万円台前半でディスプレイも高い品質が維持されているのは凄いです。
ぱっと見のコスパは特別良くは見えないと思いますが、細かい部分を見ると一般的なノートPCよりも一段上な部分が多く、価格の割には高品質で高い高級感を得られる機種です。モバイルPCとしては非常にコスパに優れた製品だと思います。
GALLERIA UL7C-AA2 US
価格
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約 124,980円 +5,000pt(4/1まで) ※2024年3月2日時点 |
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画面
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15.6型 144Hz ノングレア 1920×1080 |
CPU
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Core i7-12700H (14コア/20スレッド) |
メモリ
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16GB DDR5-4800 |
GPU
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Arc A730M 12GB |
SSD
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500GB |
無線機能
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Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 |
重量
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約 2.0 kg |
その他
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ドスパラの処理性能コスパが破格の良さのゲーミングノートPCです。14コアのCore i7に加えて「Arc A730M」を搭載しつつも12万円台という価格は明らかに破格で、めちゃくちゃコスパが良いです。
第12世代のCore i7 + 16GBメモリだけでも10万円は下らないと思いますが、追加で外部GPU(ビデオカード)の「Arc A730M」を搭載してつつ大体11万円~12万円で販売されているので非常にコスパが良いです。出来るだけ安く重いゲームや動画編集にも対応したい人にはおすすめできる1台です。ただし、キーボードはUS配列なので注意。
GPUの「Arc A730M」はベンチマークスコアではRTX 3060に近いものを持っており、この価格で搭載しているのは破格です。VRAMも12GBも搭載していることもあって、エントリーGPUと比べるとクリエイティブ性能も高いです。
このようにコスパとカタログスペックは非常に素晴らしいですが、Arcは2023年時点ではまだ最適化不足が問題視されているため、その点では冒険的な選択になる点は要注意です。10万円強で「Core i7-12700H」とDDR5 16GBメモリを搭載しているだけでコスパは悪くないレベルなので、仮にダメでも諦めはつくかなとは思いますが、一応留意しておきましょう。
ディスプレイはゲーミングモデルということでリフレッシュレート144Hzとなっており、滑らかな映像描写が可能です。普通11万円台のゲーミングノートだと、GPUの性能が足りずに144Hzあってもあまり活きないということも多いですが、「Arc A730M」の性能なら100fps以上出るゲームも多いと思ので、活きる場面もありそうです。
見た目はゲーミングノートの割にはフラットなデザインで落ち着いた雰囲気です。そのため、ゲーム目的でなくても、とりあえずどんな処理でも対応できるコスパの良い機種が欲しい場合には魅力的な一台だと思います。
US配列キーボードや、Arc GPUの冒険感に加え、一般的なノートPCよりは少し重めでバッテリー持続時間が短い点などは注意ですが、価格を考えれば十分すぎる性能と仕様を備えた超高コスパノートPCだと思います。
ROG Ally(Ryzen Z1 Extream)
価格
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約 109,800円 ※2024年2月15日時点 |
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画面
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7型 IPS グレア 1920×1080 120Hz |
CPU
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Ryzen Z1 Extream (8コア/16スレッド) |
メモリ
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16GB LPDDR5-6400 |
GPU
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Radeon 780M |
SSD
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512GB |
無線機能
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Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.1 |
重量
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約 0.608 kg |
その他
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microSDスロット |
ASUSの7インチのポータブルゲーム機です。ノートPCではなくポータブル機ですが、Windowsなのでドッキングステーションなどを利用すれば据え置きのノートPCやミニPCみたいな使い方ができますし、他製品に中々ない手軽さと、性能コスパも悪くはない点を評価して掲載。
CPUには「Ryzen Z1 Extream」が搭載されており高性能です。特に、内蔵GPUの性能が内蔵にしては非常に高いのが魅力です。内蔵GPUながら、軽いゲームなら快適にプレイすることができ、重めのゲームも設定さえ調整すれば大体動作は可能というレベルです。Ryzenの内蔵GPUはメモリ性能にパフォーマンスが左右される傾向がありますが、メモリもLPDDR5-6400という高品質のものが16GB搭載されていることもあって、その点の懸念も大丈夫です。
内蔵GPUなので、発熱への冷却要件が一般的なゲーミングPCなどと比べると圧倒的に楽なため、7インチという小型サイズで実現することが出来ています。そのサイズのおかげで、手に持ってPCゲームをプレイすることが可能で、ライトゲーマーにはその手軽さとコスパの良さが非常に魅力的な製品となっています。
デメリットとしては、画面サイズが小さいことと、USBポートが一つしかない点があります。そのため、一般的なPCのように運用するにはドッキングステーション的な役割のものが必須となります。
ただ、性能コスパは優れていますし、ポータブルPCとしても機能できるミニPCと考えるなら機能性は悪くないと思ったので、正確にはジャンルが異なりますが掲載することにしました。
Vivobook 16X K3605
価格
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Core i7-12700H:約 129,800円 Core i7-12650H:約 129,800円 Core i5-13500H:約 119,800円 ※2023年12月27日時点 |
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画面
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16型 ノングレア 120Hz 1920×1200 |
CPU
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Core i7-12700H(14コア/20スレッド) Core i7-12650H(10コア/16スレッド) Core i5-13500H(12コア/16スレッド) |
メモリ
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16GB DDR4-3200 |
GPU
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GeForce RTX 3050 |
SSD
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512GB |
無線機能
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Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.1 |
重量
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約 1.92 kg |
その他
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microSDスロット |
ASUSのRTX 3050搭載で様々な用途に出来るのが魅力の高コスパノートPCです。
GPUにRTX 3050を搭載しているため、少し重めの動画編集やゲームなどにも対応できる性能ですが、価格は12万円~13万円と高すぎなくてコスパが良いです。
普通のゲーミングノートと違い、ディスプレイが16:10のFHDよりも少し縦長となっているため、ゲーム以外の作業での効率の高さを意識しているのもポイントです。その他にも、SDカードスロットも搭載されていたり、見た目もゴツさがなく厚みもそこまでじゃなかったりと、ビデオカード搭載ながら一般的な用途での使い方も重視されているのが本機の魅力です。
CPUは「Core i7-12700H」「Core i7-12650H」「Core i5-13500H」の3種類から選ぶことができ、Core i7モデルの方が1万円高くなっています。コスパ的には「Core i7-12650H」以外のどちらかを選ぶのがおすすめです。
弱点としては、サイズが大きくて重めのため頻繁な持ち運びには適さない他、外部GPU搭載のため、一般的なノートPCよりもバッテリーの駆動時間が短いなどがありますが、宅内で軽く移動するだけなら問題ないレベルだと思いますので、マルチに使えるメイン機のノートPCが出来るだけ安く欲しいという場合には最適な1台だと思います。
IdeaPad Pro 5 Gen9 14型(AMD)
価格
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約 123,750円 ※2024年2月26日時点 |
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画面
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14型 IPS グレア 2880×1800 |
CPU
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Ryzen 7 8845HS (8コア/16スレッド) |
メモリ
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16GB LDDR5X-6400 |
GPU
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Radeon 780M |
SSD
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512GB SSD Gen 4 TLC |
無線機能
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Wi-Fi 6E / Bluetooth 5.3 |
重量
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約 1.46 kg |
その他
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SDスロット |
レノボの「Ryzen 7 8845HS」採用で優れたバッテリー性能と内蔵GPU性能が魅力の14型ノートPCです。
2024年2月時点で最新の「Ryzen 7 8845HS」を搭載しており、CPU性能は非常に優れています。ワットパフォーマンスも良い上、バッテリー容量も14型にしては多い84Whrなので、駆動時間も動画再生時に約12.7時間、アイドル時は約17.3時間と非常に優れているのも魅力です。
そして、グラフィック性能も内蔵GPUにしては非常に優れているのが魅力です。「Ryzen 7 8845HS」搭載の「Radeon 780M」は少し前のエントリー向けのディスクリートGPUである「GeForce GTX 1650 Max-Q」に匹敵する性能を持っているため、内蔵GPUながら重めのゲームやFHD以下の動画編集も意外と動かせるくらいの性能があります。これだけの薄型&長時間バッテリー駆動機で重めのグラフィック処理にもある程度対応できるのは非常に魅力的だと思います。一応カスタマイズで約3万円で「RTX 3050」を搭載することもできるので、もう少し重い処理にも対応したい人はそちらも選ぶことができます。
ディスプレイには16:10の14型液晶を採用し、解像度は2800×1800でリフレッシュレートは120Hzです。色域もDCI-P3 100%をカバーしており、高品質なディスプレイで、クリエイティブな用途でも十分使えるレベルです。輝度は400nitと低めな点や光沢ありな点は少し気になるところではありますが、価格を考えれば十分な仕様だと思います。
グラフィック性能重視なら「RTX 3050」や「RTX 4050」搭載機でもっとコスパが良い機種もあるので凄く良いという訳ではありませんが、これだけの薄型&長時間バッテリー駆動が可能な機種で重めのグラフィック処理も不可能ではない機種は貴重なので、そこに魅力を感じるならアリな機種だと思います。
MacBook Air (Apple M2チップ)
価格
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約 148,800円 ※2024年3月5日時点 |
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画面
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13.6型 IPS グレア 2560×1664 |
CPU
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Apple M2 (8コア/8スレッド) |
メモリ
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8GB~24GB |
GPU
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Apple M2 GPU(8~10GPU) |
SSD
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256GB~2TB |
無線機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.0 |
重量
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約 1.24 kg |
その他 | Armアーキテクチャのため Windowsとアプリ対応などが異なる点に注意 |
Apple M2チップを採用した13.6型のMacBook Airです。一般的なWindows向けのCPUと異なるArmアーキテクチャとなる上、OSがMacOSとなるため、Windowsでなくても良い人向けです。
Apple M2は電力効率が非常に良く省電力で、バッテリー持続時間が長いのが魅力です。処理性能も8コア8スレッドという仕様の割には高く、省電力なプロセッサながら重い処理もそれなりにこなすことが出来ます。
GPUはチップに統合されたものになりますが、統合グラフィックスにしては高い処理能力を持つため、重めの動画編集もデータ量が多すぎなければ可能なレベルです。このクラスの薄型軽量機が高いグラフィック性能を備えているのは非常に魅力的だと思います。ただし、上述のアーキテクチャとOSの違いの点から、主要なゲームの多くがネイティブ動作不可能な点には注意が必要です。
ディスプレイは2560×1664の高解像度で高色域の非常に質の高いものが採用されています。上述のバッテリー性能の良さとグラフィック性能の良さもありますし、薄型軽量の点も含め、持ち運びを頻繁にするクリエイターに非常に魅力的な機種だと思います。
ただし、ストレージやメモリ面の最小構成が貧弱で、カスタマイズで増量すると非常に割高な点は注意です。
まずメモリが最小構成だと8GBしかありません。16GBに増やす場合は+3万円となるので非常に高価です。とはいえ、メモリ8GBはさすがに頼りないので、重い処理を前提とするなら16GBにはしておきたいところです。
次にSSDですが、最小構成では256GBしかありません。しかし、容量を増やそうとするとかなり割高なのでコスパが悪くなってしまいます(256GBあたり3万円)。しかも、SDカードスロットも無いために別の方面からの対応も難しいため、クラウドストレージを有効活用することが重要です。正直、内蔵の大容量のストレージが欲しい場合にはWindows機にした方がコスパ的にはお得だと思います。
本体価格は、Apple M3搭載の新型のMacBook Airが登場したことに伴い値下げされ、最小構成で148,800円(2024年3月時点)となっており、以前ほどは高価ではなくなっているものの、まだかなり高価です。たまにAmazonや家電量販点のセールで少し安くなっている他、公式の整備済み製品では約20%引きの125,800円~で保証付きで販売されているので、気になる方はチェックしておくと良いです。