おすすめのPCパーツ構成をまとめてみた【2023年9月更新】

おすすめのPCパーツ構成(スペック構成)を雑に並べた記事です。自作PC用のパーツやBTOパソコン等の購入の参考用にご利用いただければ幸いです。

ハイエンドの一部以外は基本的にコスパ重視です。ちなみに画像すらなくて、製品名すら明確にしていない部分も多いやっつけ記事です。繰り返しになりますが、参考までにご利用ください。

注意

価格は主に記事更新時点での価格.comやAmazonや各PCパーツショップ等でのおおよその市場価格となっています。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。パーツ名は基本Amazonへのリンクとなっていますが、たまに在庫やページが無い場合には他のショップを掲載している場合があります。



おすすめ構成早見表(2023/9/12 更新)

※構成名のリンクはページ内の紹介部へのもので、読み込みは発生しません。
※金額はおおよそです。
概要 総額(税込) CPU GPU メモリー SSD 電源
Core i9-13900K + RTX 4090 508,980円 Core i9-13900K RTX 4090 32GB
DDR5
2TB 1200W PLATINUM
Ryzen 9 7950X3D + RTX 4090 491,100円 Ryzen 9 7950X3D RTX 4090 32GB
DDR5
2TB 1000W PLATINUM
Ryzen 9 7950X + RTX 4090 476,280円 Ryzen 9 7950X RTX 4090 32GB
DDR5
2TB 1200W PLATINUM
Core i9-13900K + RTX 4080 422,780円 Core i9-13900K RTX 4080 32GB
DDR5
2TB 1000W GOLD
Ryzen 9 7950X3D + RX 7900 XTX 399,500円 Ryzen 9 7950X3D RX 7900 XTX 32GB
DDR5
2TB 1000W GOLD
Core i9-13900K + RX 7900 XTX 396,680円 Core i9-13900K RX 7900 XTX 32GB
DDR5
2TB 1000W GOLD
Core i7-13700K + RX 7900 XT 319,700円 Core i7-13700K RX 7900 XT 32GB
DDR5
1TB 1000W GOLD
Core i7-13700F + RTX 4070 Ti 298,000円 Core i7-13700F RTX 4070 Ti 32GB
DDR5
2TB 850W GOLD
Ryzen 9 7900X + RTX 4070 263,400円 Ryzen 9 7900X RTX 4070 32GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i7-13700F + RTX 4070 253,500円 Core i7-13700F RTX 4070 32GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i7-13700F + RX 7800 XT 253,000円 Core i7-13700F RX 7800 XT 32GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i5-13600KF +RTX 4070 229,500円 Core i5-13600KF RTX 4070 16GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i7-13700F + RTX 4060 Ti 207,300円 Core i7-13700F RTX 4060 Ti 16GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i5-13600KF + RTX 4060 Ti 188,400円 Core i5-13600KF RTX 4060 Ti 16GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i5-13600KF + RTX 3060 Ti 180,400円 Core i5-13600KF RTX 3060 Ti 16GB
DDR5
1TB 750W GOLD
Core i5-13500 + RTX 3060 Ti 163,900円 Core i5-13500 RTX 3060 Ti 16GB
DDR5
1TB 650W BRONZE
Core i5-13400F + RTX 3060 Ti 157,900円 Core i5-13400F RTX 3060 Ti 16GB
DDR5
1TB 650W BRONZE
Core i5-13500 + RTX 4060 147,900円 Core i5-13500 RTX 4060 16GB
DDR4
1TB 650W BRONZE
Ryzen 5 7600 + RX 7600 139,200円 Core i5-13400F RX 7600 16GB
DDR5
1TB 650W BRONZE

補足事項
  • CPUクーラーの対応ソケットについて
    Intel CPUでは第12世代CoreシリーズからソケットがLGA1700となり、以前から変更になっています。そのため、2021年11月ごろよりも前に発売されたクーラーについてはリテンションキットが付属されていない可能性がある点に注意してください。国内正規品なら各代理店等から対応のためのキットが無償配布されることが多いと思いますが、中には追加のリテンションキット配布をしていないメーカーもあるので、事前に確認することをおすすめします。
  • DDR5メモリについて
    第12,13の世代CoreシリーズではメモリはDDR4に加えて、大幅に高速なDDR5メモリにも対応しています。ただし、DDR4とDDR5には互換性がないため、マザーボードは使うメモリ規格に合わせたものを用意する必要がある点を注意してください。また、DDR5メモリは2023年4月時点ではDDR4よりも大幅に高価です。一応、現状ではほとんどのソフトや用途でDDR5とDDR4は実パフォーマンスには大差はないというデータもあったりする(DDR4の帯域でも足りており、DDR5で拡張された分が活きないということ)ので、特にメモリ帯域幅が重要な処理に使うわけでなく、メモリを今後使い回したりする予定もない人はDDR4で妥協しても良いと思いますので、予算と相談して選択してください。とはいえ、現在では価格も以前よりも大きく下がっているため、予算が厳しい訳ではないなら対応しておいても良いと思います。
  • Windows 11について
    本記事ではOSは全てWindows 11と記載していますが、まだ各ソフトへの対応などが不十分な可能性もあります。まだしばらくはWindows 10からの自動アップグレードも無償だと思われますし、ライセンス形式も基本的に引き継がれるはずなので、不安な場合はWindows 10でも良いと思います。
  • PCケースについて
    PCケースはコスパが良さげなのを割と適当に選んでいます。搭載予定のCPUクーラーやビデオカードがちゃんと入るのかの確認は最低限必須ですが、好みといえる見た目や静音性やエアフローのどこを重視するかなどの点もあるので、ご自分で一度調べてみる事をおすすめします。空冷のCPUクーラーを採用する場合はPCケース内の通気性も重要となるので、ケースファンも意識しましょう。安いケースだと付属ケースファンが小型のものが1つとか2つの場合も多いので、状況によってはケースファンの追加購入や別ケースの検討も視野に入れましょう。
  • SSDについて
    SSDは、2022年12月現在ではSATA接続とNVMe接続(M.2)の二つが主流です。NVMe M.2の方が少し高価ですが、大きくは変わらずに圧倒的に高速なので、出来ればNVMe接続のものがおすすめです。ただし、速度重視ならNVMe一択ですが、実はゲームを含むアプリケーションのパフォーマンスはどちらでも大して変わらない事が多いので、データ転送速度のみを速くしたいという訳ではないなら、QLCのNVMeを選ぶよりはTLC以上のSATAの方が個人的にはおすすめです。また、記事で掲載しているSSDの価格は、大手メーカーの中の上くらいのコスパの良いモデルの価格を載せています。メーカーや質にこだわらないなら大幅に安い製品もたくさんあるので、そこは好みや予算次第で調整してください。
  • CPUとGPUの下の数字はベンチマークスコア
    CPUとGPUの下にベンチマーク数値を記載しています。CPUはCinebench R23のマルチスレッドスコアで、GPUは3DMark Time SpyのGraphicsのスコアです。コア・スレッド数やTDPも併せて載せています。


Core i9-13900K + RTX 4090の超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i9-13900K
24コア32スレッド / 125W – 253W
約 39,556
87,980円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU GoForce RTX 4090
(450W / 約35,400)
244,800円
マザーボード MPG Z790 CARBON WIFI 53,000円
電源 1200W 80PLUS PLATINUM 30,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LS 720[360mm水冷] 18,200円
PCケース NZXT H7 ELITE 26,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 508,980円


「Core i9-13900K」+「RTX 4090」の究極を求める人向けの構成です。総額約51万円の超高額構成。ただし、発売当初よりはDDR5メモリやRTX 4090やマザーボードなどがかなり値下がりしたので、これでも大分安くなりました。

このレベルだと上を見るとキリがないので、コスパが悪すぎないくらいのハイエンド仕様にしています。メモリやマザボなどはもっと上の製品も結構あるので興味があれば確認してみてください。

CPUクーラーは360mm水冷にしていますが、「Core i9-13900K」は消費電力および発熱が物凄く多いので、420mm(140mmx3)でもやり過ぎじゃないくらいだと思います。ケースも対応できるものにしているので、個人の判断で調整という形で良いと思います。

CPUとGPUが共に高負荷時には凄まじい消費電力なので、電源も1200WのPLATINUM電源採用です。

Ryzen 9 7950X3D + RTX 4090の超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Ryzen 9 7950X3D
16コア32スレッド / 120W – 162W
約 35,769
103,800円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU GoForce RTX 4090
(450W / 約35,400)
244,800円
マザーボード MAG X670E TOMAHAWK WIFI 40,000円
電源 1000W 80PLUS PLATINUM 25,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LE720 [360mm水冷]
12,900円
PCケース LIANLI LANCOOL 216 R 16,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 491,500円


「Ryzen 9 7950X3D」+「RTX 4090」の究極の性能を持つだけでなく、効率も非常に優れている構成です。

「Ryzen 9 7950X3D」が「3D V-Cache」搭載により「Core i9-13900K」と同等レベルのゲーミング性能を手に入れ、ゲーミング特化でもRyzenが採用できるようになりました。ゲーミング性能自体は同等レベルですが、消費電力と発熱が圧倒的に少ないため、電力効率で圧倒的に勝るのが魅力です。ただし、価格は少し高くなるため、コスパだけ見れば若干劣るのが弱点。

「Ryzen 9 7950X3D」は消費電力がやや少なめの設定となっているため、マザーボードはコストカットのために安めのものを採用しています。

50万円近くという超高額さなので、予算が潤沢な人に限るものの、総合的に最強のゲーミングPCが欲しいのであれば2023年9月時点では恐らく最適であろう構成だと思います。

Ryzen 9 7950X + RTX 4090の超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Ryzen 9 7950X
16コア32スレッド / 170W – 230W
約 38,657
74,280円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU GoForce RTX 4090
(450W / 約35,400)
244,800円
マザーボード MAG X670E TOMAHAWK WIFI 40,000円
電源 1200W 80PLUS PLATINUM 30,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LS 720[360mm水冷] 18,200円
PCケース COOLER MASTER HAF 500 20,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 476,280円


「Ryzen 9 7950X」+「RTX 4090」のハイエンド構成です。総額約48万円の超高額構成です。CPUには「Ryzen 9 7950X」を採用していますが、ゲームメインなら現在では「Ryzen 9 7950X3D」が登場しており、そちらの方がゲーミング性能が高いため、少し高くなっても良いならそちらの方がおすすめです。

しかし、価格自体は「Ryzen 9 7950X」の方が大幅に安い上、マルチスレッド性能に関してはほぼ変わらないので、少しのゲーム性能の向上よりもマルチスレッド性能コスパの向上を重視するならこちらの方が適しています。

全体としては、このレベルだと上を見るとキリがないので、コスパが悪すぎないくらいのハイエンド仕様にしています。メモリやマザボなどはもっと上の製品も結構あるので興味があれば確認してみてください。

Core i9-13900K + RTX 4080の超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i9-13900K
24コア32スレッド / 125W – 253W
約 39,556
87,980円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU GoForce RTX 4080
(320W / 約28,000)
170,000円
マザーボード MPG Z790 CARBON WIFI 53,000円
電源 1000W 80PLUS GOLD 23,000円
CPUクーラー ARCTIC Liquid Freezer II – 280[280mm水冷] 13,800円
PCケース Define 7 TG 26,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 422,780円


「Core i9-13900K」+「RTX 4080」の超高性能構成です。「RTX 4090」よりは大幅に安くなるものの、40万円を大きく超える超高額構成です。

「RTX 4080」の方が「RTX 4090」よりも大幅に安価なことはもちろん、ワットパフォーマンスも若干良いので、効率面では上回るのが魅力です。

「Core i9-13900K」は消費電力および発熱が物凄く多いので、水冷クーラーのラジエーターは420mm(140mmx3)でもやり過ぎじゃないくらいだと思います。ケースも一応対応できるものにしています。また、折角「RTX 4080」という効率も良いGPUを採用しているので、CPUもそれに合わせてCore i7以下にするのも悪くないと思います。

Ryzen 9 7950X + RX 7900 XTXの超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Ryzen 9 7950X3D
16コア32スレッド / 120W – 162W
約 35,769
103,800円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU Radeon RX 7900 XTX
(355W / 約29,200)
154,800円
マザーボード MAG X670E TOMAHAWK WIFI 40,000円
電源 1000W 80PLUS GOLD 23,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LE720 [360mm水冷] 12,900円
PCケース LIANLI LANCOOL 216 R 16,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 399,500円


「Ryzen 9 7950X3D」+「RX 7900 XTX」の効率も非常に優れた超高性能構成です。価格は約40万円と高価ではあるものの、基本性能コスパと効率に特化しているため、用途によっては価格の高さもネックではないと思います。

「RX 7900 XTX」が「RTX 4080」に近い性能ながらも2~3万円ほど安くてコスパが良いのが魅力です。VRAMも24GBもあります。ただし、レイトレーシング性能は劣る点やレンダリングやAI関連では最適化不足な点に注意。

GPUのメモリ性能の高さや、CPUのマルチスレッド処理効率の良さが高めの構成となっているため、ゲーマー向けというよりは、特に重い処理を継続して行う場合に強みが出る構成となっていると思います。

用途次第では非常に効率が良いため強力なものの、様々な用途への対応力を求めるなら「Core i9-13900K」+「RTX 4080」の方が良いので、結果的には選ばれることは少なそうではある構成だとは思います。

Core i9-13900K + RX 7900 XTXの超ハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i9-13900K
24コア32スレッド / 125W – 253W
約 39,556
87,980円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU Radeon RX 7900 XTX
(355W / 約29,200)
154,800円
マザーボード MPG Z790 CARBON WIFI 53,000円
電源 1000W 80PLUS GOLD 23,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LE720 [360mm水冷] 12,900円
PCケース LIANLI LANCOOL 216 R 16,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 396,680円


「Core i9-13900K」+「RX 7900 XTX」の超高性能構成です。「RX 7900 XTX」が「RTX 4080」に近いゲーム性能ながら少し安くてコスパが良いのが魅力です。メモリも24GBの超大容量です。ただし、レイトレーシング性能がやや劣る他、DLSSが利用できない点は注意です。

レイトレやDLSS面での不利はありますが、基本性能とVRAM性能のコスパは「RTX 4080」には勝るため見栄えは良いです。しかし、やはり少し高価ですが「RTX 4080」の方が、レイトレーシング性能やAI処理などでは現時点では高性能であり、欠点が少ないため、無難な選択ではあるかなと思います。

Core i7-13700K + RX 7900 XTのハイエンド構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i7-13700K
16コア24スレッド / 125W -253W
約 31,062
65,000円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU Radeon RX 7900 XT
(300W / 約25,600)
123,800円
マザーボード ASRock Z790 Steel Legend WiFi 38,000円
電源 1000W 80PLUS GOLD 23,000円
CPUクーラー DEEPCOOL LE720 [360mm水冷] 12,900円
PCケース LIANLI LANCOOL 216 R 16,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 319,700円


「Core i7-13700K」+「RX 7900 XT」のコスパ重視の高性能構成です。前世代の性能を上回る最新世代の中で、コスパが良いもので構成しています。CPUとGPU以外もコスパ重視での選定です。

「RX 7900 XT」の対抗製品は「RTX 4070 Ti」ですが、20GBで高速なVRAMを持つ「RX 7900 XT」の方がVRAM性能が大幅に上な他、基本性能もやや上回っているのが魅力です。ただし、レイトレーシング性能はやや負ける他、DLSSが利用できなかったり、AI処理でも劣る(2023年9月時点)点など、やや注意点もあるのは留意する必要があります。

レイトレーシングやAi処理、DLSSなどの最近出てきた技術はとりあえず気にせず、基本のゲーム性能コスパを求める場合に魅力的な構成だと思います。

Core i7-13700F + RTX 4070 Tiの高性能構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i7-13700F
16コア24スレッド / 65W -219W
約 24,700

57,500円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 2TB 18,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4070 Ti
(285W / 約22,600)
116,000円
マザーボード ASRock Z790 Steel Legend WiFi 38,000円
電源 850W 80PLUS GOLD 16,000円
CPUクーラー DEELCOOL LE520 [240mm水冷] 10,000円
PCケース Antec DF 700 FLUX 11,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 298,000円


「Core i7-13700F」+「RTX 4070 Ti」採用のゲーミングコスパ重視の高性能構成です。

価格は約30万円と高価ですが、GPUは前世代の最上位の「RTX 3090 Ti」並みの性能で電力効率も良くなっているため、ゲーミングコスパは良いです。前世代なら40万円以上が基本の性能が30万円台前半で買えるようになりました。

ただし、「RTX 4070 Ti」は価格の割にはメモリ性能が弱いため、4Kレベルの高負荷時には競合の「RX 7900 XT」よりも性能が低下してしまう点には注意です。

Ryzen 9 7900X + RTX 4070の電力面にも優れる高性能構成

パーツ
スペック
価格
CPU Ryzen 9 7900X
12コア24スレッド / 170W – 230W
約 29,300
61,900円
メモリー DDR5-5600 32GB[16GBx2] 15,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
86,000円
マザーボード MAG X670E TOMAHAWK WIFI 40,000円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー DEELCOOL LE520 [240mm水冷] 10,000円
PCケース Antec DF 700 FLUX 11,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 263,400円


「Ryzen 9 7900X」+「RTX 4070」のワットパフォーマンスも優れている高性能構成です。

CPUは「Ryzen 9 7900(無印)」でも良いのですが、2023年9月時点では7900Xの方が安いので安い方を採用しています。CPUクーラーは一応240mm水冷を採用しているので標準設定でも問題はないかと思いますが、気になる方は温度や電力制限を設けると良いと思います。その方が効率は基本やや上昇しますし、性能も思ったほどは下がりません(無印の最大88W設定に合わせて標準の半分以下の電力に制限しても、マルチスレッド性能は15%~20%くらいしか低下しない)。

Core i7-13700F + RTX 4070の高性能構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i7-13700F
16コア24スレッド / 65W -219W
約 24,700
57,500円
メモリー DDR5-4800 32GB[16GBx2] 13,500円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
86,000円
マザーボード ASRock Z790 Steel Legend WiFi 38,000円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー FUMA3 [120mmx2 空冷] 6,500円
PCケース Fractal Design Pop Air TG 13,000円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 253,500円


「Core i7-13700F」+「RTX 4070」の高性能高コスパ構成です。

25万円台という高価すぎない価格で高性能なコスパの良いCPUとGPUを採用し、レイトレーシングや4Kなども含めハイエンドな用途もこなせる構成です。

BTOでも人気の構成でお得な製品が多いため、類似構成よりは若干高くも見えることもあると思いますが、コスパ重視のBTO製品よりは、マザーボード、CPUクーラー、メモリなどが少しずつ良いと思うので、総合コスパは良い勝負だと思います。

Core i7-13700F + RX 7800 XTの高性能構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i7-13700F
16コア24スレッド / 65W -219W
約 24,700
57,500円
メモリー DDR5-4800 32GB[16GBx2] 13,500円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU Radeon RX 7800 XT
(265W / 約19,800)
86,000円
マザーボード ASRock Z790 Steel Legend WiFi 38,000円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー FUMA3 [120mmx2 空冷] 6,500円
PCケース DEEPCOOL CH560 12,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 253,000円


「Core i7-13700F」+「RX 7800 XT」の高性能高コスパ構成です。

「RX 7800 XT」はVRAM 16GB搭載しているのが価格の割には強力で、競合の「RTX 4070」の12GBよりも良いのが魅力のGPUです。その上で基本性能も少し上回っています。更には、発売時点では「RTX 4070」と同額ですが、希望小売価格では少し安価な設定となっているので、今後の値下がりも期待できるという強力なコスパのGPUが「RX 7800 XT」。基本性能コスパに限れば非常に強力です。

その代わり、レイトレーシング性能や電力面では「RTX 4070」にやや負ける他、AI処理などでも2023年9月時点では最適化不足で不利など、やや注意点があるのは留意しておく必要があります。

Core i5 + RTX 4070の高性能高コスパゲーミング構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13600KF
14コア20スレッド / 125W -181W
約 24,000
46,000円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
86,000円
マザーボード MAG Z790 TOMAHAWK WIFI 36,000円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK620 8,000円
PCケース ZALMAN i3 NEO 7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 229,500円

「Core i5-13600KF」を利用することで、最新世代の高いゲーミング性能を出来るだけ安く利用する構成です。「RTX 4070」を搭載し、レイトレーシングや4K運用でもいけるながら約23万円です。あまり見掛けない構成ですが、丁度良い性能で実用コスパは結構高いと思います。

Core i7+RTX 4060 Tiのゲーミングコスパ重視構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i7-13700F
16コア24スレッド / 65W -219W
約 24,700
57,500円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
(160W / 約13,500)
59,800円
マザーボード ASRock Z790 Pro RS 30,000円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー FUMA3 [120mmx2 空冷] 6,500円
PCケース ZALMAN i3 NEO 7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ] 16,000円
合計 207,300円


「Core i7-13700F」と「RTX 4060 Ti 8GB」を採用したゲーミングコスパを重視した構成です。コスパ重視構成なので出来るだけ安く仕上げていますが、それでも各BTOの安さ重視モデルよりはやや良い品質くらいにはなっていると思います(特にクーラー、電源あたり)。

ゲーミングコスパ重視のCore i5構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13600KF
14コア20スレッド / 125W -181W
約 24,000
46,000円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4060 Ti 8GB
(160W / 約13,500)
59,800円
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI 22,600円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー FUMA3 [120mmx2 空冷] 6,500円
PCケース ZALMAN i3 NEO 7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 188,400円

「Core i5-13600KF」と「RTX 4060 Ti」採用のゲーミングコスパ重視の高性能構成です。1080p/144fpsあたりを基準にするなら、比較的無駄になりにくい範囲での高性能という感じの構成だと思います。マザーボードは節約しつつも、WIFIやDDR5対応品を採用しています。BTOではこの価格でDDR5やWIFIに標準対応しているものはあまりないと思うので、そこは一応差別化できているかなと思います。

価格・コスパ重視Core i5構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13600KF
14コア20スレッド / 125W -181W
約 24,000
46,000円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X
(200W / 約12,300)
51,800円
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI 22,600円
電源 750W 80PLUS GOLD 13,000円
CPUクーラー FUMA3 [120mmx2 空冷] 6,500円
PCケース ZALMAN i3 NEO 7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 180,400円

「Core i5-13600KF」と「RTX 3060 Ti」採用のコスパ重視構成です。比較的優れたCPU性能と、1080pで100~165fpsあたりを出せるゲーミング性能を持たせた構成です。実用性能を丁度良い感じに高性能で揃えつつ、価格も抑えた構成です。

安さとゲーミングコスパ重視のCore i5構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13500
14コア20スレッド / 65W -154W
約 21,135
38,000円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X
(200W / 約12,300)
51,800円
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI 22,600円
電源 650W 80PLUS BRONZE 8,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK400 3,000円
PCケース ZALMAN i3 NEO 7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 163,900円

ほぼ自作専用ながら3万円台で14コア(6P+8E)という破格のコア仕様の「Core i5-13500」採用のコスパ特化構成です。グラボもコスパ特化の「RTX 3060 Ti」採用です。ただし、「Core i5-13600KF」も負けず劣らずコスパが良く、価格も7,000~8,000円程度の差で大幅に性能が上がるので、CPU性能を重視するならそちらも要検討です。「Core i5-13500」はあくまで少しでも安くしつつコスパを維持する場合に有力な構成となっている点は留意です。一応、安さ重視ながらDDR5メモリ採用の点や標準でWi-Fiに対応している点などは、安さ重視のBTO製品などよりは良いと思うので差別化も出来ていると思います。

安さとゲーミングコスパ重視のCore i5構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13400F
10コア16スレッド / 65W -148W
約 15,890
32,000円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 3060 Ti GDDR6X
(200W / 約12,300)
51,800円
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI 22,600円
電源 650W 80PLUS BRONZE 8,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK400 3,000円
PCケース ZALMAN i3 NEO
7,500円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 157,900円

「Core i5-13400F」と「RTX 3060 Ti」採用の安さとゲーミングコスパ特化構成です。BTOでもお得な製品が多い構成ですが、電源やクーラーはBTOの標準よりは良いものになっていると思うので、そこをBTOでカスタマイズするよりは自作の方が安上がりにはなると思います。

RTX 4060採用のMicroATX構成

パーツ
スペック
価格
CPU Core i5-13500
14コア20スレッド / 65W -154W
約 21,135
38,000円
メモリー DDR4 PC4-25600 16GB[8GBx2] 5,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU GeForce RTX 4060
(115W / 約10,700)
44,800円
マザーボード TUF GAMING B660M-PLUS D4 16,500円
電源 650W 80PLUS BRONZE 8,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK400 3,000円
PCケース ZALMAN Z1 Iceberg 6,600円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 147,900円

ほぼ自作専用ながら3万円台で14コア(6P+8E)という破格のコア仕様の「Core i5-13500」と、115Wという省電力さが魅力のRTX 4060採用の安さとコスパ特化構成です。GPUが折角省電力かつ小型な製品が多いですし、旧世代チップセットのお得なマザーボードが豊富なので、MicroATXにしてみました
CPUクーラーについては仕様表を見る限りはぎりぎり入るはずですが、一応各自要確認です。

安さとFHDコスパ特化のRyzen 5構成

パーツ
スペック
価格
CPU Ryzen 5 7600
6コア12スレッド / 65W -88W
約 14,240
29,800円
メモリー DDR5-4800 16GB[8GBx2] 7,000円
SSD 1TB 10,000円
HDD
GPU Radeon RX 7600
(165W / 約10,800)
40,800円
マザーボード B650M Pro RS 18,000円
電源 650W 80PLUS BRONZE 8,000円
CPUクーラー DEEPCOOL AK400 3,000円
PCケース ZALMAN Z1 Iceberg 6,600円
OS Windows 11 Home 日本語[パッケージ版] 16,000円
合計 139,200円

「Ryzen 5 7600」と「RX 7600」採用の安さとゲーミングコスパ特化構成です。安さ重視ですが、DDR5を採用で地味にBTOの安さ特化品よりはコスパが底上げ出来ているかなと思います。

68 COMMENTS

たけのこ

とねりんさん、大変ご丁寧な回答をありがとうございました。前回、別の方のツリーに投稿してしまったのでこちらで改めて失礼します。
回答に関して、主に触れていたパーツについて、改めて選定をし直してみたので今一度、アドバイス頂けると幸いです。

GPU:RX6600XY→ZOTAC GAMING GeForce RTX 4060 8GB SOLO
CPUクーラー:→Cooler Master MasterLiquid ML120L V2 RGB
SSD:→Monster Storage 1TB NVMe SSD PCIe Gen 4×4(ヒートシンク付き)

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

再選定したパーツについては、特に問題はなさそうに見えます。
SSDが主要メーカーではない点だけ少し不安があるので、そこだけ一応注意という感じですね(購入者のレビューは良い)。

あと、問題がある訳ではないですが、CPUの「Core i5-13400F」は安さもコスパも良いですが、マルチスレッドコスパでは一応「Core i5-13500」の方が少し良いと思うので、CPU負荷の大きい処理も行う予定ならそちらも検討してみると良いかもしれません。

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たけのこ

迅速な対応ありがとうございます!
使用用途については、そこまでCPUに負荷はかからないと思うので、とりあえずこのままの構成で購入してみようと思います。
アドバイスありがとうございました。

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初心者er

はじめまして。質問失礼します。

現在Unreal Engine 5を使いたいという目的で、自作PCの購入を検討しています。
予算は20万円程度です。CPUとGPUの構成はcorei7-12700F+RTX3070またはRyzen9 5900X+RTX3070の構成にしようと考えています。メモリについてはcorei7の場合、DDR4、DDR5で迷っています。

質問としては2点ございます。
1)CPU、GPUの構成のベストな選択は何でしょうか?
2)コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないでしょうか?

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。書き方的に開発側の話だと思うのでその前提で話を進めますが、間違っていたら申し訳ありません。

>CPU、GPUのベストな選択
恐らくは承知の上だと思いますが、予算20万円だと推奨スペックを満たすのもギリギリレベルだと思います(使用する機能や設定にもよると思いますが)。
公式の教育者向けガイドによると要求スペックはそれぞれ、CPUは「3.4GHz以上の12コアCPU」、GPUは「推奨する最低スペックは、Nvidia GTX1080 または AMD RX Vega 64 (少なくとも 8GB の VRAM を搭載したDX12 互換 GPU) です。最高のパフォーマンスとスムーズな開発を実現する場合は、NVIDIA RTX 2080 またはAMD Radeon 5700 XT 以上のグラフィック カードを推奨します」(https://www.unrealengine.com/ja/blog/download-unreal-engine-5-early-access-educator-guide より引用)となっています。

CPUに関しては、候補CPUの「Core i7-12700F」と「Ryzen 9 5900X」のどちらも12コア以上ですし、現在の12コア以上のCPUの中ではコスパが優れているものなので、良い選択だと思います。また、マルチスレッドコスパ的には「Core i5-13600KF」や「Core i7-13700F」も有力だと思います。一応最大コスパは「Core i7-13700F」の電力設定を変更して使う場合になるかと思います。

次にGPUに関してですが、開発側ではVRAMの容量も非常に重要だと思いますが「RTX 3070」は価格から見たメモリ容量が少なめなので、そういう意味では適した選択とは言えないかもしれません。1440p以下でゲームをプレイする側としては優れたコスパなのですが。
やはりレイトレ性能面とメーカー的にRTXの方が魅力的ではあると思いますが、今回の場合の予算と開発におけるVRAMの重要性を考えるとRadeonにやや分があるように感じます。「RX 6700 XT」なら12GB VARMでRTX3070よりも1.5万円ほど安いですし、「RX 6800」なら5000円ほど高価にはなりますが、16GB VRAMを搭載する上に基本性能も少し上です。
また、最適化不足が気になりますが「Arc A770 16GB」もカタログスペックから見ればクリエイティブ面に関するコスパは非常に良いです。やや冒険的な選択にはなると思いますが、無しではないかと思います。一応海外フォーラムでは正常に動作したというコメントを見かけました(参考程度に)。
ベストと聞かれているのに、たくさん挙げてしまいました…申し訳ありません。

>コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないか
動作の可否的には問題はないと思いますが、開発側の公式の推奨容量は32GBと答えられていることから、RAMの重要度はかなり高いと思われます。実際に使用してみないとわからないですが、DDR5にすれば良い影響がある可能性もあると思います。DDR5メモリは電力効率も向上しているためメモリを酷使する用途なら魅力的ですし、ここ最近で価格もかなり下がったので、個人的には採用しておきたい派です。

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いまづ

はじめまして。質問失礼します。
Ryzen 9 7950Xの発熱をできるだけ抑えられるようなPC構成にしたいと思っていまして、
Define 7 TG Clear Tintは冷却性能としてはどうなのかお伺いしたいです。
Coolermaster HAF500も選択肢にあるのですが、冷却性能という点でみるとどちらがよいのかなと思っておりまして。
ご回答いただけると幸いです。

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とねりん:管理人

はじめまして。実際に温度を確かめた訳ではないので一応参考までにという感じですが、回答したいと思います。ケースファンは付属品のみ前提で話していきます。

結論から言うと、「HAF 500」の方が冷却性能は高いです。
「Define 7 TG Clear Tint」は静音重視ケースで、一応トップパネルを付属の通気孔パネルに付け替えればエアフローもやや重視できるといった安定志向製品になります。
ケースファンは14cmのものが3基付属しているためファン風量だけなら冷却性は高めに見えますが、フロントパネルもフラットな密閉の静音仕様で、サイドの小さな細長い通気孔を利用するため、エアフローはどうしても低くなります。

12cmファンのみ採用の安価なケースと比べればそれでも優れている方だと思いますが、20cmファンのような大型ケースファンを採用でメッシュ仕様の「HAF 500」のような、エアフロー重視ケースには負けてしまいます。「HAF 500」の冷却性能はかなり優れているので、一応同価格帯で対抗馬と言えるケースならありはしますが、冷却性で勝てると言い切れるケースはほとんどないのではないかと思います。

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らい

こんにちは。以前CPUの買い替え検討中に、管理人様のお陰様でケース交換で事足りた者です。
新規で仕事用PCの作成を検討しております。
仕事内容で特に重い動作が、パワポを画面共有で動画などを映す。くらいです。そのときに色々裏で起動するアプリ(スラックやChromeなど軽いもの)もあるので、マルチタスクに向いていたらなおありがたいと考えてます。
それなりのノートPCでも事足りる内容ですが、据え置きで安心できる内容で構成を考えており、
上記のcore i5 12400f+RTX3050で考えていますが、もしここから一段階下げて更に総計を安くしようとするとRX6500?とかになりますか?PCをだいたい10万円前後(OS含まず)で組み立てたく、ご相談です。

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とねりん:管理人

こんにちは。その節は、色々と無駄なことを言い過ぎてしまったなと反省しております…。

まず、作業内容的にはGPUはCPU内蔵のもので大丈夫そうな気がするのですが、グラボが欲しい理由が他にあるのでしょうか?
CPUは用途的に12400Fでも十分そうですが、マルチタスクへの対応力を高めたくて、重いグラフィック処理を想定していないなら、GPU費用をCPUへ回した方が活きる可能性は高く感じます。
幸い、らい様はグラボ増設も自分で出来ると思うので、電源容量さえ少し多めにしておけば、グラフィック性能に不満があった場合でも後からグラボのみ増設ということも可能だと思います。当然費用は嵩んでしまいますが、CPU性能に不満があった場合にCPU交換を考えるよりは手軽だと思います。

候補GPUの安い選択肢として挙げられているRX 6500 XTですが、映像コーデックへの対応が微妙なのでおすすめしないです。AV1という将来性があるよって言われているコーデックのサポートが含まれていない他、エンコード機能が無い点も厳しいです(こちらは動画編集やライブ配信を行わないなら気にする必要はないですが)。ちなみに、RX 6400も同様です。
将来的に安心できるAV1デコード対応の安いグラボとして有力なのは、挙げられたRTX 3050かRX 6600あたりになるかと思いますが、最低でも12万円くらいにはなってしまいそうですね…。
内蔵GPUであれば、Intelなら第11世代以降のCoreなら対応しています。あと、まだ搭載製品がわずかしか出ていないですが、モバイル版のRyzen 6000シリーズの内蔵GPUも対応しています。

返信する
らい

反省なんてとんでもないです!笑

一応、ノートPCでやると画面共有などで重くなってしまう現象を改善したくGPUをつけようと思っております。
ちなみにGPUなしの場合、CPUのおすすめは何でしょうか?

12万円くらいでしたら大丈夫です。やはりRTX3050とかですかね。

返信する
とねりん:管理人

確かに、ノートPCだと高負荷な作業が続くと排熱が間に合わずに重くなる可能性はあるかもしれません。
内蔵GPU利用だと、今ならCore i5-12500~Core i7-12700あたりが妥当かなと思います。Core i5-12400以下はGPUのコア数がやや少なくなっているので、安さに特化したい訳じゃないならCore i5-12500の方が良いと思います。
AV1デコードを捨てても良いならRyzen 7 5700G かRyzen 5 5600Gもおすすめです。省電力で発熱も少なくて扱い易いです。

RTX 3050良いと思います。ただ、個人的にはRX 6600もコスパと電力効率がRTX 3050少し上で、価格も同じくらいなのでおすすめしたいです。

返信する
らい

なるほど…

GPUをつけるかつけないかで悩んでおります。
もし管理人様が13万円前後まで予算があって、それなりの作業ができるPC組んでくれって言われたら
やはりGPUはつけますか?その場合、6600か3050どちら選びますか?
すみません、最初から最後まで漠然な質問してしまって。

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とねりん:管理人

こちらの回答も曖昧なので申し訳ないです。正直、秋頃からCPUもGPUもたくさん新製品が出る予定ですし、AV1も出来るだけ対応しててコスパの良いものをって気持ちもあるので尚更ちょっと迷ってしまいます。

質問についてですが、用途次第ですね。
用途にグラフィック性能が重要な処理が含まれていなければ、単体GPUは搭載せずに安く仕上げると思います。その場合、一応後から単体GPUを増設できるように電源容量は少し多めにしておくかもしれません。
GPUを搭載するとしたら、個人的にはやはりコスパと電力効率の良いRX 6600を推したいですね。RTX 3050の方が大幅に安ければ良いのですが、今なら多分2,000~3,000円くらいしか変わらずゲーミング性能は2~3割違うのでRX 6600の方が魅力的だと思います。
AV1対応を諦めて安さとコスパ重視ならGTX 1660 SUPERあたりも今なら安くて魅力的かなと思います。内蔵GPUでいくなら、先にも挙げたRyzen 7 5700Gなども良いと思います。

また、今回はデスクトップですが、ゲーミングノートの方はRTX 3050とかでも結構安いので、場合によってはそちらの方を進めることもあると思います。排熱性や耐用年数はデスクトップの方が良いと思うので難しいですけど…。

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ヒカル

はじめまして。AMD Ryzen 9 5900Xを軸にメインPCを作ろうと思っていますが、グラフィックボードが決まりません。
マルチに使用していき、尚且つコスパの良いグラフィックボードがありましたらご教授くださいお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。予算と要求するレベルにもよるので数は絞れませんが、場合毎に下記にざっとまとめています。

コスパと安さ特化なら「RX 6600 / RX 6600 XT」がコスパも電力効率も良くておすすめです。ただし、レイトレーシング性能は低いのと、メモリ性能が上位GPUに大きくに劣ることもあり、高解像度のゲームや動画編集などのハイエンド用途では弱いです(価格的に仕方ないですが)。

総合コスパ重視なら「RTX 3060 Ti / RTX 3070」あたりがおすすめです。ハイエンド用途でも使える性能がありますし、どの方面から見ても効率的に優秀な2モデルです。これより上位のGPUになると電力効率やコスパが悪くなることもあり、BTOなどでも特に人気のモデルだと思います。また、性能の割には消費電力が多くて電力効率が少し悪いですが、コスパだけなら「RTX 3070 Ti」もかなり値下がりしているので良いです。

ハイエンド帯でコスパ重視なら「RTX 3080 10GB」がおすすめです。ハイエンド帯の中ではコスパが悪くないのが良いです。また、レイトレーシング性能を重視しないのであれば「RX 6800 / 6800 XT」の2モデルもコスパが良く電力効率が非常に優れているのでおすすめです。

返信する
ヒカル

つたない文章に返信いただきありがとうございます。総合コスパの「RTX 3060 Ti / RTX 3070」のどちらからに決めたいと思います。背中を押していただきありがとうございました。

返信する
匿名

こんばんは、はじめましてパソコンのCPUとGPUについての質問です。
ryzen 7 5700X+RTX3050とryzen 5 5600X+RTX3060とryzen 5 5600X+RX 6600 XTの三つの構成から一番おすすめの構成を教えていただきたいです。
どうかよろしくお願いします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。

ゲーミング用途メインならRyzen 5 5600X + RX 6600 XTがコスパは一番良いと思いますが、レイトレーシング性能も考慮するならRTX 3060の方が良いと思います。CPU性能重視なら5700Xの方が良いですけど、ゲーミング性能はやはり大きく落ちるので、やはり用途や好み次第かなと思います。

また、BTOや既製品PCからの選択肢なら申し訳ないですが、自作や増設等で好きに選べるなら、想定の予算ではRyzen 7 5700X + RX 6600(無印)くらいの形が一番丸いのかなと思います。

返信する
匿名

夜遅くに返信ありがとうございます。
ゲームのほかに動画編集やプログラミング(unityとか)を軽くするぐらいの用途で使います。
Ryzen 5 5600X + RX 6600 XTの性能で十分できると思いますか?

返信する
とねりん:管理人

一般的には十分使えるといえる性能ではあると思いますが、ゲームや動画編集は設定や解像度やタイトルによってピンキリですから、具体的なことは言えないです。
プログラミングは恐らく大して重い処理ではないと思うので快適だと思います。

返信する
匿名

おはようございます。返信ありがとうございます。
それほど重いゲームはしないのでRyzen 5 5600X + RX 6600 XTで十分だと思います。
容量についての質問です。
SSDとHDDどれくらいの量が一番おすすめですか?

返信する
とねりん:管理人

ちょっと話が噛み合っていないような気がして心配ですが、大丈夫でしょうか…。

コスパ的なことで言えばSSDはとりあえず1TBというのが鉄板だと思います。HDDは用途次第だと思います。

返信する
匿名

返信ありがとうございます。
語彙力が全然ないので文がおかしくなるのはよくあったりするので大丈夫です!
何度も質問に答えていただきありがとうございます。おかげでどんなゲーミングPCを買うか決まりました。
これからもこのサイトを参考にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

返信する
とねりん:管理人

ちゃんと気になっていることへ回答できているのかわからなかっただけなので、そちらが大丈夫なら構わないですが…
ただ、新規でゲーミングPCを購入するということなのであれば、正直今ならRyzenよりもCoreの方がおすすめだったりしますので、一応言っておきます。

Ryzen 5000よりも第12世代Coreの方がゲーミング性能が少し高いので、同じGPUでもfpsは少し上がります。
Core i5とRyzen 5との比較でもそうですが、第12世代CoreはCore i7だとコア数が12になってマルチスレッド性能が跳ね上がるので、重いゲームをしないということであればGPUを多少グレードダウンしてもCore i7の方が快適度は上がるかもしれないです。

返信する
たけのこ

はじめまして。

今回初めてPCの組み立てに挑戦するのですが、できるだけ省スペースなデスクトップPCにしたかったのでmicro itxをベースに組もうかと思っています。ですが、ケースにパーツが収まるかどうか判断が難しかったので、なにかアドバイスいただけるとありがたいです。

構成はこんな感じで考えています。
〇CPU: i5 13400F
〇GPU: Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC
〇マザボ: B760M-ITX/D4 WiFi
〇SSD: WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E
〇RAM: W4U3200CS-16G
〇ケース:Fractal Design Era ITX
〇電源:
ION SFX 500G FD-PSU-ION-SFX-500G-BK
〇CPUファン:
NH-L9a-AM4 0.7

よろしくお願いします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。

別の方のコメントツリーに含まれてしまっているので、お手数をお掛けしますが次は新規コメントで頂けると幸いです。
あと、一応訂正しておくとMini-ITXですね。その他、気になった点については下記から触れていきます。

【PCケース】
まずケースについてですが、質問内容を見ても承知だとは思いますが、Mini-ITXは非常に小型で排熱が大変です。この後も主にパーツが入るかどうかや排熱面についての内容がメインになります。
検討中の「Fractal Design Era ITX」も標準では80mmの背面ファンが1基だけなので、エアフローはかなり弱いです。

【GPU】
「Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC」は長さが269mmで、選んだケースは付属のSFX電源用の固定ブラケットが使えるなら295mmまで入るらしいので、一応は入ると思います(断言はできないけど)。ただし、グラボだけ入るとしても、先の方は電源との距離が非常に近いのでケーブルの接続が大丈夫なのか怪しいですし、ケース内部がかなり窮屈になるので排熱的にも良くありません。
採用するグラボはショート基盤のものが好ましいです。選択肢は皆無ですが、一応外排気のブロワーファンだと尚良いです。
RX 6600 XTの定格品のTDPは160Wで、全体で見れば排熱は少なめの方ですが、今回のケースでは160Wでも余裕はないと思います。
少し高価になってしまいますが、先日登場した「RTX 4060(115W)」のショート基盤モデルの方が最適かなとは思います。

【CPUクーラー】
NH-L9a-AM4 0.7はAMDのAM4ソケット専用なので、Core i5-13400では使えません。LGA1700に対応したものを選ぶ必要があります。
また、ケースを考えると出来れば内部に熱を放出したくないので、出来れば水冷クーラーの方が好ましいと思います。
空冷クーラーの採用の場合でも、出来れば上面にケースファンを増設した方が安心かなと思います。

【マザボとSSD】
「B760M-ITX/D4 WiFi」はM.2 SSDのヒートシンクが付属していないように見えます。Gen 4 SSDを使うならあった方が良いと思いますので、別途ヒートシンクを用意するか、ヒートシンクが付属したSSD or マザボに選び直すことをおすすめします。

ざっと見た感じですが、以上のような感じでひとまず回答です。

初心者イッヌ

はじめまして、失礼します。
基本的にcore i5-12600kf+RTX 3070の構成で購入しようと検討しています。
そこで質問なんですが、SSDの1TBはどこのメイカーのなのでしょうか?

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。他にも候補はあると思うので一例として参考までにして頂けると幸いです。

現在表記しているSSD 1TB 14,000円はWESTERN DIGITALのWD_Black SN770を意識しています。また、同メーカーのSN570の方が容量単価はちょっと安いので、コスパ重視ならおすすめです。

返信する

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