おすすめのPCパーツ構成をまとめてみた【2024年6月24日更新】

おすすめPCパーツ構成

おすすめのPCパーツ構成(スペック)を雑に並べた記事です。自作PC用のパーツやBTOパソコン等の購入の参考用にご利用いただければ幸いです。

ハイエンドの一部以外は基本的にコスパ重視です。ちなみに画像すらなくて、製品名すら明確にしていない部分も多いやっつけ記事です。繰り返しになりますが、参考までにご利用ください。

注意:第13世代・14世代のCore(K付き)の電力設定不具合による問題

※「第13・14世代のCore i5 / i7 / i9」(例:Core i7-14700K、Core i9-14900K 等)は標準設定では仕様を超えた高負荷状態で稼働してしまう?不具合があり、そのまま使い続けるとエラーが出たり動作が不安定になったり、CPUにダメージが入る(要確認)ことにより使用を始めた当初よりもパフォーマンスが低下する問題などが報告されています。マザーボードのBIOS提供によって、この問題を回避用に用意された「Intel Baseline Profile」を設定したり(既存PCではBIOS更新が必要)、電力・電圧・クロックなどを各自調整することで回避は可能なようですが、BIOSを自分でいじりたくないという人は避ける方が賢明です。回避可能であるため、該当CPUの構成も載せたままにしていますが、K付きのCore(第13・14世代)は避ける方が無難かと思います。

注意

価格は主に記事更新時点での価格.comやAmazonや各PCパーツショップ等でのおおよその市場価格となっています。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。パーツ名は基本Amazonへのリンクとなっていますが、たまに在庫やページが無い場合には他のショップを掲載している場合があります。



おすすめ構成早見表(2024/6/24 更新)

※構成名のリンクはページ内の紹介部へのもので、読み込みは発生しません。
※金額はおおよそです。
概要総額(税込)CPUGPUメモリーSSD電源
Core i9-14900K + RTX 4090¥ 546,180Core i9-14900KRTX 409032GB
DDR5
2TB1200W PLATINUM
Ryzen 9 7950X3D + RTX 4090¥ 526,300Ryzen 9 7950X3DRTX 409032GB
DDR5
2TB1000W PLATINUM
Core i9-14900K + RTX 4080 SUPER¥ 394,280Core i9-14900KRTX 4080 SUPER32GB
DDR5
2TB1000W GOLD
Ryzen 9 7950X3D + RTX 4080 SUPER¥ 394,300Ryzen 9 7950X3DRTX 4080 SUPER32GB
DDR5
2TB1000W PLATINUM
Ryzen 9 7950X3D + RX 7900 XTX¥ 381,300Ryzen 9 7950X3DRX 7900 XTX32GB
DDR5
2TB1000W GOLD
Core i7-14700K + RTX 4070 Ti SUPER¥ 320,280Core i7-14700KRTX 4070 Ti SUPER32GB
DDR5
1TB1000W GOLD
Ryzen 9 7900X3D + RTX 4070 Ti SUPER¥ 309,680Rzyen 9 7900X3DRTX 4070 Ti SUPER32GB
DDR5
1TB1000W GOLD
Core i7-14700F + RTX 4070 Ti SUPER¥ 280,060Core i7-14700FRTX 4070 Ti SUPER32GB
DDR5
1TB850W GOLD
Core i7-14700F + RTX 4070 SUPER¥ 242,760Core i7-14700FRTX 4070 SUPER32GB
DDR5
1TB750W GOLD
Core i7-14700F + RTX 4070¥ 226,260Core i7-14700FRTX 407032GB
DDR5
1TB750W GOLD
Ryzen 9 7900 + RTX 4070¥ 219,680Ryzen 9 7900RTX 407032GB
DDR5
1TB750W GOLD
Core i5-14600KF +RTX 4070¥ 215,580Core i5-14600KFRTX 407032GB
DDR5
1TB750W GOLD
Core i5-14500 + RTX 4060 Ti 16GB¥ 186,680Core i5-14500RTX 4060 Ti 16GB32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
Core i5-14500 + RX 7800 XT¥ 186,500Core i5-14500RX 7800 XT 16GB32GB
DDR4
1TB750W BRONZE
Core i5-14400F + RTX 4060 Ti 8GB¥ 160,700Core i5-14400FRTX 4060 Ti 8GB32GB
DDR4
1TB750W BRONZE
Ryzen 5 7600 + RTX 4060¥ 143,500Ryzen 5 7600RTX 4060 8GB16GB
DDR5
1TB750W BRONZE
Ryzen 7 5700X + Arc A770 16GB¥ 127,200Ryzen 7 5700XArc A770 16GB32GB
DDR4
1TB750W BRONZE
Ryzen 5 8600G(グラボ無し)¥ 103,500Ryzen 5 8600GRadeon 760M
※内蔵GPUを利用
32GB
DDR5
1TB500W前後 BRONZE

補足事項
  • CPUクーラーの対応ソケットについて
    Intel CPUでは第12世代CoreシリーズからソケットがLGA1700となり、以前から変更になっています。そのため、2021年11月ごろよりも前に発売されたクーラーについてはリテンションキットが付属されていない可能性がある点に注意してください。国内正規品なら各代理店等から対応のためのキットが無償配布されることが多いと思いますが、中には追加のリテンションキット配布をしていないメーカーもあるので、事前に確認することをおすすめします。
  • DDR5メモリについて
    第12~14世代CoreシリーズではメモリはDDR4に加えて、大幅に高速なDDR5メモリにも対応しています。ただし、DDR4とDDR5には互換性がないため、マザーボードは使うメモリ規格に合わせたものを用意する必要がある点を注意してください。また、DDR5メモリは2024年時点ではDDR4よりも大幅に高価です。一応、現状ではほとんどのソフトや用途でDDR5とDDR4は実パフォーマンスには大差はないというデータもあったりする(DDR4の帯域でも足りており、DDR5で拡張された分が活きない場合)ので、特にメモリ帯域幅が重要な処理に使うわけでなく、メモリを今後使い回したりする予定もない人はDDR4で妥協しても良いと思いますので、予算と相談して選択してください。とはいえ、現在では価格も以前よりも大きく下がっているいますし、今後の登場するCPUは基本DDR5のみの対応になると思うため、予算が厳しい訳ではないなら対応しておくことをおすすめします。
  • グリスは別途での用意をおすすめ
    構成には含めていませんが、CPUクーラーは設置する際に、冷却効率を高めるために、「グリス」というものを塗布します。グリスはクーラーと一緒に付属していますが、付属品は性能は良くはないことが多く、劣化が速いケースもあります。他パーツと比べると圧倒的に安価な割には効果がある部分なので、出来れば別途用意することをおすすめします。おすすめを2つほど紹介すると、まずAmazonレビューは5.8万件を超える、自作の定番ともいえるのが「ARCTIC MX-4」です。熱伝導率は上位品と比べると低め(8.5W/m・K)ですが、容量単価が安く、劣化しにくく、塗り易く、電気を通さないなど、非常に安心のある無難なグリスで、特に初心者にはおすすめです。2つ目は「Thermal Grizzly  Kryonaut」です。熊グリスの通称で呼ばれる、熱伝導率の高さが魅力の高性能グリスです。MX4と同じく導電性もありません。デメリットは容量単価が高い(MX-4の4倍~)ことなので、予算と相談して決めましょう。
  • PCケースについて
    PCケースはコスパが良さげなのを割と適当に選んでいます。搭載予定のCPUクーラーやビデオカードがちゃんと入るのかの確認は最低限必須ですが、好みといえる見た目や静音性やエアフローのどこを重視するかなどの点もあるので、ご自分で一度調べてみる事をおすすめします。空冷のCPUクーラーを採用する場合はPCケース内の通気性も重要となるので、ケースファンも意識しましょう。安いケースだと付属ケースファンが小型のものが1つとか2つの場合も多いので、状況によってはケースファンの追加購入や別ケースの検討も視野に入れましょう。
  • SSDについて
    SSDは、2024年2月現在ではSATA接続とNVMe接続(M.2)の二つが主流です。NVMe M.2の方が少し高価ですが、大きくは変わらずに圧倒的に高速なので、出来ればNVMe接続のものがおすすめです。ただし、速度重視ならNVMe一択ですが、実はゲームを含むアプリケーションのパフォーマンスはどちらでも大して変わらない事が多いので、データ転送速度のみを速くしたいという訳ではないなら、QLCのNVMeを選ぶよりはTLC以上のSATAの方が個人的にはおすすめです。また、記事で掲載しているSSDの価格は、大手メーカーの中の上くらいのコスパの良いモデルの価格を基準として載せています。メーカーや質にこだわらないならもっと安い製品もたくさんあるので、そこは好みや予算次第で調整してください。
  • CPUとGPUの下の数字はベンチマークスコア
    CPUとGPUの下にベンチマーク数値を記載しています。CPUはCinebench R23のマルチスレッドスコアで、GPUは3DMark Time SpyのGraphicsのスコアです。コア・スレッド数やTDPも併せて載せています。


Core i9-14900K + RTX 4090

パーツ
スペック
価格
CPUCore i9-14900K
24コア32スレッド / 125W – 253W
約 41,193
89,980円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD2TB18,000円
HDD
GPUGoForce RTX 4090
(450W / 約35,400)
299,800円
マザーボードMSI PRO Z790-A MAX WIFI33,400円
電源1200W 80PLUS PLATINUM32,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LS 720[360mm水冷]16,000円
PCケースNZXT H7 ELITE26,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i9-14900K」+「RTX 4090」の性能特化のハイエンド構成です。総額54万円台の超高額構成なので、予算が潤沢な人向け。

また、最近流行りの白統一にも対応できるようにしています。マザーボードは白色部分の多い「MSI PRO Z790-A MAX WIFI」を採用し、ケースと水冷クーラーもホワイトモデルがあるものなので、お好みで変更できます。

ただし、正直このクラスの費用を掛けるなら、総合性能的には「Ryzen 9 7950X3D」で効率も良くする構成の方がおすすめではあります(AM5のサポート期間も長いし、消費電力や発熱が少ないおかげで長寿命化や安定性も少し上回ることが期待できる)。

Ryzen 9 7950X3D + RTX 4090

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7950X3D
16コア32スレッド / 120W – 162W
約 35,769
88,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD2TB18,000円
HDD
GPUGoForce RTX 4090
(450W / 約35,400)
299,800円
マザーボードMSI X670E GAMING PLUS WIFI35,800円
電源1000W 80PLUS PLATINUM25,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]
12,900円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7950X3D」+「RTX 4090」のハイエンド構成です。52万円台の超高額構成なので、予算が潤沢な人向け。

CPUに「Ryzen 9 7950X3D」を採用することで、「Core i9-14900K」よりも大きく優れたワットパフォーマンスが得られるのが魅力です。LGA1700よりもサポートの長いソケットAM5というのも地味に嬉しいですし、個人的には予算に糸目を付けないならCore i9よりこっちの構成の方がおすすめ。マルチスレッド性能自体は少し劣ることになりますが、スレッド数は同じで実用性的には大差ありません。

消費電力自体もCore i9と比べると少ないため、電源やマザーボードのCPUのVRMをCore i9ほどは気にする必要がないのも強みです。若干ですが節約できます。

Core i9-14900K + RTX 4080 SUPER

パーツ
スペック
価格
CPUCore i9-14900K
24コア32スレッド / 125W – 253W
約 41,193
89,980円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD2TB18,000円
HDD
GPUGoForce RTX 4080 SUPER
(320W / 約28,500)
169,800円
マザーボードTUF GAMING Z790-PLUS WIFI32,700円
電源1000W 80PLUS GOLD23,000円
CPUクーラーARCTIC Liquid Freezer II – 280[280mm水冷]13,800円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R16,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i9-14900K」+「RTX 4080 SUPER」のハイエンド構成です。「RTX 4080 SUPER」採用で「RTX 4090」よりも10万円以上安くすることができるのが魅力です。

とはいえ、CPUもGPUも純粋な性能コスパ自体は良くはなく、CPUに関しては効率も良くはないですし、価格も高価なので、性能重視で予算に余裕がある人向けの構成ですが、やはりこの金額出すなら現状は「Ryzen 9 7950X3D」の方がおすすめです。

Ryzen 9 7950X3D + RTX 4080 SUPER

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7950X3D
16コア32スレッド / 120W – 162W
約 35,769
88,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD2TB18,000円
HDD
GPUGoForce RTX 4080 SUPER
(320W / 約28,500)
169,800円
マザーボードMSI X670E GAMING PLUS WIFI35,800円
電源1000W 80PLUS GOLD23,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]12,900円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7950X3D」+「RTX 4080 SUPER」の効率も非常に優れたハイエンド構成です。

「RTX 4090」よりも10万円以上安い「RTX 4080 SUPER」採用のハイエンド構成で費用を大きく抑えつつも、十分にハイエンドなグラフィック性能でワットパフォーマンスも非常に良いです。「RTX 4090」はオーバースペックすぎるという人向けの構成です。

また、CPUにも効率の良い「Ryzen 9 7950X3D」を採用しており、CPUとGPU共に高負荷な処理時の効率が非常に良いです。

とはいえ、総額40万円クラスという価格は非常に高価ですし、性能コスパ自体はコスパ重視のミドルハイクラスのPCと比べると良くはないので、やはり予算に余裕がある人用です。

Ryzen 9 7950X3D + RX 7900 XTX

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7950X3D
16コア32スレッド / 120W – 162W
約 35,769
88,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD2TB18,000円
HDD
GPURadeon RX 7900 XTX
(355W / 約29,200)
156,800円
マザーボードMSI X670E GAMING PLUS WIFI35,800円
電源1000W 80PLUS GOLD23,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]12,900円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7950X3D」+「RX 7900 XTX」のAMDの最上位モデルで揃えたハイエンド構成です。

「RX 7900 XTX」の24GBの大容量VRAMが「RTX 4080 / 4080 SUPER」に対しての明確な優位性にはなりますが、GeFoce(CUDA)の方が優位な用途が多いのがデメリットです。特に、レイトレーシングやレンダリングやAI関連ではGeForceの方が優位であり、どれも将来性がありそうな用途なのが、相対的に見て微妙に感じる点ではあります。

とはいえ、メタバース、シミュレーション系のゲームなどでは「RTX 4080 / 4080 SUPER」よりも優位かつ安価だったりするので、それらの用途を重視するなら非常に魅力的です。

ただし、RTX 4080の16GB VRAMでも十分ではあり、高額PCでは弱点が少ないことの方がやはり魅力だと思うので、結果的には選ばれることは少なそうではある構成だとは思います。

Core i7-14700K + RTX 4070 Ti SUPER

パーツ
スペック
価格
CPUCore i7-14700K
20コア28スレッド / 125W -253W
約 35,600
65,880円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070 Ti SUPER
(285W / 約24,450)
129,800円
マザーボードTUF GAMING Z790-PLUS WIFI32,700円
電源1000W 80PLUS GOLD23,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]12,900円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i7-14700K」+「RTX 4070 Ti SUPER」のコスパ重視の準ハイエンドといった感じの構成です。
「Core i9 / Ryzen 9」や「80番台のGPU」などを採用するよりも格段に安い30万円台前半で、ハイエンド用途でも十分使える性能を持つのが魅力です。

特に大きいのは「RTX 4070 Ti SUPER」が16GB VRAMを搭載している点です。「RTX 4080」と同じ容量で、「RTX 4070 Ti~RTX 4070」の12GBよりも多いです。最近重要度の高まっているメタバースや生成AI等の対応力が高まっているのは将来性を考えても嬉しい点です。

AIを含めたハイエンド用途に対応しつつ、コスパを出来るだけ高めたい場合に魅力的な構成だと思います。

Ryzen 9 7900X3D + RTX 4070 Ti SUPER

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7900X3D
12コア24スレッド / 120W -162W
約 27,000
67,000円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070 Ti SUPER
(285W / 約24,450)
129,800円
マザーボードB650 GAMING PLUS WIFI20,980円
電源1000W 80PLUS GOLD23,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]12,900円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7900X3D」+「RTX 4070 Ti SUPER」の電力効率とゲームコスパ重視の準ハイエンド構成です。
「Ryzen 9 7900X3D」は発売当初はコスパが微妙でしたが、今では「Core i7-14700K」とほぼ同額になっているため、ワットパフォーマンスやゲームコスパでは優位性がありますし、AM5の長期サポートが期待できるのも魅力です。

マルチスレッド性能では14700Kに大きく負けてしまうのがデメリットですが、性能自体は十分高性能なので、14700Kのマルチスレッド性能はオーバースペックなので要らないという人にはおすすめの構成です。

GPUには、16GB VRAM搭載の「RTX 4070 Ti SUPER」を採用しています。「RTX 4070 Ti~RTX 4070」の12GBよりも多く、「RTX 4080」と同じ容量なので、最近重要度の高まっているメタバースや生成AI等の対応力が高まっているのが魅力です。

AIも含めたハイエンド用途に対応しつつ、電力効率とゲームコスパも出来るだけ妥協しない、弱点の少ないPCが欲しい場合に魅力的な構成だと思います。

Core i7-14700F + RTX 4070 Ti SUPER

パーツ
スペック
価格
CPUCore i7-14700F
20コア28スレッド / 65W -219W
約 ?

59,380円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070 Ti SUPER
(285W / 約24,450)
129,800円
マザーボードMSI B760 GAMING PLUS WIFI18,580円
電源850W 80PLUS GOLD15,000円
CPUクーラーFUMA3 [120mmx2 空冷]5,300円
PCケースAntec DF 700 FLUX11,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i7-14700F」+「RTX 4070 Ti SUPER」のグラフィック性能コスパ重視の高性能構成です。

今の環境的に「GeForceで16GB VRAM」というのが非常に魅力だと思うので「RTX 4070 Ti SUPER」を採用しつつ、他は低価格寄りの高コスパ構成にしてみようというコンセプトです。

これなら約28万円程度で済ますことが可能で、BTOショップなどでの「RTX 4070 Ti SUPER」採用機としては安めかなと思います。それでいて、標準メモリDDR5 32GB、電源は850W GOLDなどは維持しているので、BTO平均よりはお得感あると思います。

コストを削減したクーラーやマザボの部分も、恐らくほとんどの人は上位品と差がわからないレベルだと思うので、基本的には正直こちらで良いのかなと思います。

Core i7-14700F + RTX 4070 SUPER

パーツ
スペック
価格
CPUCore i7-14700F
20コア28スレッド / 65W -219W
約 ?
59,380円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070 SUPER
(220W / 約21,200)
98,000円
マザーボードMSI B760 GAMING PLUS WIFI18,580円
電源750W 80PLUS GOLD13,000円
CPUクーラーFUMA3 [120mmx2 空冷]5,300円
PCケースZALMAN i3 NEO7,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i7-14700F」+「RTX 4070 SUPER」のコスパが非常に良い高性能構成です。BTOなどで人気になりそうな定番構成だと思います。

他パーツに関しても安さとコスパに特化した選定とすることで、総額24万円台に価格を抑えています。ハイエンドに分類される構成よりは格段に安いながら、性能は十分高性能でハイエンド用途も視野に入れれるレベルなのが魅力です。VRAM容量が12GBというのだけは、ハイエンド用途や将来性を考えると気になる部分ですが、基本性能コスパはものすごく良くておすすめできる構成です。

Core i7-14700F + RTX 4070

パーツ
スペック
価格
CPUCore i7-14700F
20コア28スレッド / 65W -219W
約 ?
59,380円
メモリーDDR5-4800 32GB[16GBx2]12,500円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
84,000円
マザーボードMSI B760 GAMING PLUS WIFI18,580円
電源750W 80PLUS GOLD13,000円
CPUクーラーFUMA3 [120mmx2 空冷]5,300円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i7-14700F」+「RTX 4070」の高性能高コスパ構成です。BTOのゲーミングPCでは特に人気の構成だと思います。

純粋なコスパ的には「RTX 4070 SUPER」の方が少し良いですが、VRAM容量は同じ12GBなので実用性能はそこまで変わらないですし、価格は非SUPERの方が1.5万円ほど安くて消費電力も少し減るのが魅力です。純粋なコスパも普通に良いです。

23万円以下のPCながら実用コスパは非常に高いですし、消費電力や発熱は標準設定でも少なめで安心なので、無難と言える構成だと思います。

Ryzen 9 7900 + RTX 4070

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7900
12コア24スレッド / 65W -88W
約 25,000
55,700円
メモリーDDR5-4800 32GB[16GBx2]12,500円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
84,000円
マザーボードB650 GAMING PLUS WIFI20,980円
電源750W 80PLUS GOLD13,000円
CPUクーラーWraith Prism
※付属クーラー
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7900」+「RTX 4070」の高性能高コスパ構成です。CPUの最大性能コスパは「Core i7-14700F」の方が上ですが、サポートの短いLGA1700が気になるためAM5にしたい場合の代替構成です(採用率の高さ的に代替と書いてますが、個人的にはこちらの方がおすすめ)。

「Ryzen 9 7900」は発売当初より価格が大幅に下がって5万円台になっているので、実は2024年6月現在では「Core i7-14700F」にも劣らない普通にコスパが良いCPUです。元々ワットパフォーマンスは非常に良いCPUなので、実はかなり魅力的なCPUになっています。

また、「Ryzen 9 7900」には「Wraith Prism」というクーラーが付属しており、これが付属の割には悪くはない性能なので、折角なのでこれを利用することにしています。

しかし、Ryzen 7000シリーズは消費電力の割に発熱が多いため、ファン設定を上手く調整しないと騒音には悩まされる可能性がある点は注意が必要です。トップフローなので、排気を重視して前面ファンを一つCPU上部回すなどをすると少し良くなるかもしれません。仮に不満があったとしても、付属クーラーは追加費用が掛かっておらず、気になれば別途クーラーを用意すれば良いだけの話ではあるので、手間が増える可能性はありますがリスクはないのが良いです。

GPUにはコスパと効率重視で「RTX 4070」を選択し、CPUの持ち前の省電力性とワットパフォーマンスを阻害しない形にしています。

「Core i7-14700F」に最大性能で劣る面は気になる点ですが、個人的には効率やAM5の長期サポートの方が魅力的です。ほとんど見掛けない構成だとは思いますが、割と今はおすすめの構成です。

Core i5-14600KF + RTX 4070

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14600KF
14コア20スレッド / 125W -181W
約 24,500
46,000円
メモリーDDR5-4800 32GB[16GBx2]12,500円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4070
(200W / 約18,000)
84,000円
マザーボードMSI B760 GAMING PLUS WIFI18,580円
電源750W 80PLUS GOLD13,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK6208,000円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14600KF」+「RTX 4070」の安さも少し意識した高性能構成です。21万円台。
「RTX 4070」に「Core i5-14600KF」を組み合わせて、Core i7より節約しつつもボトルネック問題はなるべく避けれるようにした構成です。現状のCore i7の性能はゲームメインなら大体の人にとって実はオーバースペックだと思うので、そこを適度に節約できる選択肢としては普通に良いかなと思います。ただし、Core i7と比べて1万円ちょっとしか価格が変わらないので、総合コスパ的には劣るのが気になるところです。無駄な性能になることが多いのは事実ですが、やはりコスパは魅力なのでCore i7を選びたくなる気持ちがあります。

Core i5-14500 + RTX 4060 Ti 16GB

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14500
14コア20スレッド / 65W -154W
約 21,200~
39,000円
メモリーDDR5-4800 32GB[16GBx2]12,500円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4060 Ti 16GB
(165W / 約13,400)
68,800円
マザーボードMSI B760 GAMING PLUS WIFI18,580円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーFUMA3 [120mmx2 空冷]5,300円
PCケースZALMAN i3 NEO7,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ]16,000円
合計


「Core i5-14500」と「RTX 4060 Ti 16GB」を採用した、VRAM容量重視の構成です。「VRAM16GB以上のGeForce」の中では最も安価(2024年5月時点)というのが強みです。

「RTX 4060 Ti 16GB」は、8GBモデルと主要ゲームの性能はほぼ変わらず、純粋なゲームコスパは良くないので基本的にはおすすめはしませんが、画像生成AI(高解像度)やVRChatなど、VRAM容量が非常に重要な処理での対応力を出来るだけ安く導入しておきたい場合には選択肢に入ります。

約1.5万円の追加で「RTX 4070」が選べることを考えると、総合コスパは悪い点は留意する必要がありますが、「RTX 4070」は12GB VRAMなので、一応差別化はできています。

CPUには比較的安価ながら非常にコスパの良い「Core i5-14500」を採用して、「RTX 4060 Ti 16GB」の基本コスパの悪さを緩和しようという狙いです。総額約19万円で、見栄えは思ったよりも悪くは無いかなと思います。

Core i5-14500 + RX 7800 XT

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14500
14コア20スレッド / 65W -154W
約 21,200~
38,000円
メモリーDDR4-3200 32GB[16GBx2]8,200円
SSD1TB10,000円
HDD
GPURadeon RX 7800 XT 16GB
(263W / 約20,000)
78,800円
マザーボードB760M Pro RS/D4 WIFI ドスパラ限定16,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK4003,000円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14500」と「RX 7800 XT」採用の、PCショップ等ではまず見ないであろうコスパ重視構成です。
生成AIのことを考えると、VRAM 16GBは非常に魅力的ですが、ミドルレンジ帯だと「RTX 4060 Ti 16GB」は基本性能コスパが悪いので出来れば選びたくないという事情があります。
そこで、基本性能コスパで非常に優れる「RX 7800 XT 16GB」を置いてみた構成です。AIに関しては、2024年時点ではCUDA(GeForce)の方が明らかに最適化面で有利なので、Radeonが不利なのは事実ですが、最適化の不利を基本性能でゴリ押して緩和しようというコンセプトです。
基本性能では1.5倍ほどの差があるので、最適化の大幅不利を考慮しても、実パフォーマンスは「RTX 4060 Ti」にやや劣る程度で済みますし、ゲームコスパは大きく有利です。電力効率では圧倒的に負けてしまうのは注意ですが、今後DirectMLの最適化やROCmの対応が進めば超絶コスパPCとなる可能性も無くはないので、割とワクワクはできる構成かなと思います。
また、20万円未満のPCとしてはゲームコスパはかなり良いと思いますし、ゲームコスパに特化したいという人には普通におすすめできる構成でもあります。

Core i5-14400F + RTX 4060 Ti 8GB

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14400F
10コア16スレッド / 65W -148W
約 16,000
33,000円
メモリーDDR4-3200 32GB[16GBx2]8,200円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4060 Ti 8GB
(160W / 約13,500)
58,000円
マザーボードB760M Pro RS/D4 WIFI ドスパラ限定16,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK4003,000円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14400F」と「RTX 4060 Ti 8GB」採用の安さとコスパ特化構成です。自作ならCPUは「Core i5-13500/14500」の方がコスパは良くておすすめなのですが、安さ特化とBTOとの価格比較参考用に14400Fも掲載しておくことにしました。メモリはDDR5の16GBと迷いましたが、DDR4の32GBで実用コスパ重視にしました。マザーボードはドスパラ限定だけどMicroATXでWIFI対応のコスパが良いものがあったのでそちらをチョイス。純粋なコスパは特別は良くは無かったりしますが、約16万円という安さで比較的優れたコスパの予算重視構成です。

Ryzen 5 7600 + RTX 4060

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 5 7600
6コア12スレッド / 65W -88W
約 14,240
30,000円
メモリーDDR5-4800 16GB[8GBx2]7,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4060
(115W / 約10,700)
43,000円
マザーボードMSI PRO B650M-A WIFI18,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK4003,000円
PCケースZALMAN i3 NEO7,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 5 7600」と「RTX 4060」採用の安さとゲームコスパ、将来性も重視した構成です。
この価格帯のPCのCPUだと「Core i5-13400F/14400F」が筆頭となると思いますが、そちらはソケットのLGA1700が次の世代で変更となるのが濃厚(2024年で終わり)なのに対し、「Ryzen 5 7600」のAM5は最低2027年までのサポートが明言されており、先代のAM4が長期サポートとなっていることからも期待できるのがまず魅力です。コア数で負けるために性能で不利にも見えると思いますが、実は同等レベルなので、サポート面で有利な分ほんの少し「Ryzen 5 7600」の方が個人的にはおすすめです。
GPUには「RTX 4060」を採用で価格を抑えています。フルHDなら正直大体のゲームを実用レベルで動かせますし、DLSS 3にフレーム生成が利用できれば、普通に重いゲームにも対応できるので、「RTX 4060 Ti」よりも安さを重視しました。
マザーボードに関しては同価格帯の製品(2万円前後)が非常に多いので、お好みのものを選ぶと良いです。
最新世代で将来性も意識した構成ながら、14万円台というのは安いと思うので、高い予算は出せないけど出来るだけ長く付き合っていきたいという人にはおすすめできる構成です。

Ryzen 7 5700X + Arc A770 16GB

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 5700X
8コア16スレッド / 65W -76W
約 14,210
22,700円
メモリーDDR4-3200 32GB[16GBx2]8,200円
SSD1TB ※安さ重視8,000円
HDD
GPUArc A770 16GB
(225W / 約13,500)
39,800円
マザーボードMPG B550 GAMING PLUS13,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK4003,000円
PCケースZALMAN i3 NEO7,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 7 5700X」と「Arc A770 16GB」採用の現状のカタログスペックから見たコスパに特化した低価格構成です。
旧世代CPUだったり、GPUも癖があるものだったり、手放しで褒めることができない点があるものの、12万円台とは思えない超高コスパ構成なので、注意点なんてどうでもいいから低価格高コスパを追求したい人には魅力的な構成だと思います。
CPUには、言わずとしれた低価格高コスパCPU「Ryzen 7 5700X」を採用して費用を抑えている他、GPUには安価なモデルが追加発売された「Arc A770 16GB(約4万円)」を採用しています。
Arcは発売当初はあまりの最適化不足でおすすめ出来るものではありませんでしたが、発売から大分改善されているので、「PC初級者は絶対止めとけ」と言うほどではなくなっていると思います。
むしろ、発売当初のおかげで進んだ低価格化により、カタログスペックコスパはかなり良くなっているのが魅力的です。
特に、16GB VRAM搭載で約4万円という点は破格のコスパなので、メタバースなどのVRAM容量がものすごく重要という用途においては凄まじいコスパとなっています。
実ゲーミング性能は「RTX 3060 12GB」と同程度だったり、消費電力が多くてワットパフォーマンスも悪かったりするので、ゲーム面では良くはないものの、やはり次世代技術ではVRAM容量が重要なことが多いので、そこの基盤を整えておきたい人にはおすすめです。

Ryzen 5 8600G(Radeon 760M)

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 5 8600G
6コア12スレッド / 65W -88W
約 14,100
33,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]15,000円
SSD1TB ※安さ重視8,000円
HDD
GPURadeon 760M
※CPUの内蔵GPU
マザーボードMSI PRO B650M-A WIFI18,000円
電源500W前後 80PLUS BRONZE6,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK4003,000円
PCケースZALMAN T3 PLUS3,700円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 5 8600G」の内蔵GPUの「Radeon 760M」でなんとかしようという構成です。Ryzen APUはメモリスペックにGPU性能が左右される傾向があるので、メモリだけは32GBで帯域も広めのものを採用していますが、他は安さ重視です。ただし、価格は思ったより安くなく、10万円台です。
一応、マザボはもっと安いものもあったり、CPUクーラーは付属品で対応するなどしてもっと安くすることも可能なので、頑張れば9万円台前半くらいには出来ると思います。
ゲームコスパ的には正直お得感はあまり無いですが、現在ではRadeonはAFMFによるフレーム生成でなんとか誤魔化すことが可能なのが肝です。AFMF頼みにはなりますが、凄まじいコスパと電力効率を発揮することが可能です。
AFMF前提でも、さすがに重量級ゲームは厳しいので、重いゲームやる予定がなくて内蔵GPU運用に興味があるならやってみても良いとは思います(ただ、純粋な総合コスパはCore i5-14400FやRyzen 5 7600採用で安価なグラボ載せた方が明らかに良いです)。

80 COMMENTS

サマーサラダ

初めまして質問失礼します。

現在18〜19万以下でメインはゲーム実況から動画編集で
少しだけアニメーション動画を作れるPCを自作で作ろうとしている者です。

現在自分で構成を考えてこのような風になっております。

CPU/ Ryzen7 7700X or Ryzen5 7600X or i5 14500
GPU/ RTX4060 or RTX4060ti 8GB
CPUクーラー/ Deepcool AK500
マザーボード/ B650m or B760M
メモリ/コルセアDDR5 5200 32GB(Ryzenの場合)or DDR4 3600 32GB(Intelの場合)
SSD/ G-Storategy SSD 2TB M.2
電源/玄人志向 80Plus GOLD 850W
ケース/Fractal Design Pop Mini Air RGB White TG Clear Tint
追加ファン/120mmファン KAZE FLEX ×2

おおよそ17万後半〜19万前半までに収まるように自身でパーツ調整しました。

正直この中で一番いい組み合わせRyzen7 7700X or i5 14500 とRTX 4060ti 8GBが良いのは重々承知なのですが性能に対して一番コスパが良いものにして
残りの資金でモニターやマイクに使いたいです。

そして60tiと60の差もFPS値や編集エンコードを見た感じ
そこまで差がないように見えました。

このスペックでこの性能ならボトルネック等もなく
バランスとコスパが良い構成を教えて頂きたいです。
ご教授よろしくお願いします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。
基本的にPCの性能は用途によるもので、バランスというよりは予算内でどこに比重を置くか(妥協するか)みたいな話になると思います。
少し見た目も意識している?っぽい部分もあるので、各PCパーツを選んだ意図を聞かないと的外れな回答にもなりそうですが、とりあえずコスパ重視として気になったところを抜き出して触れていこうと思います。

【CPU】
各候補CPUに関して、まずRyzenですが、「Ryzen 7 7700X」および「Ryzen 5 7600X」は無印でも物理的にはほぼ同じものなので、無印にした方が若干節約できると思います。
どちらが良いかということに関しては、ゲーム性能重視ならどちらでも大差ないので、「Ryzen 5 7600(X)」の方が良いと思います。
「Ryzen 7 7700(X)」の方は、最近の値下がりを考慮してようやくマルチスレッドコスパに選択肢に入るかもってレベルですが、そもそもマルチスレッド性能コスパを重視するなら挙げられた「Core i5-14500」の方が明らかに良いです。
また、少し予算は高くなりますが、今なら「Core i5-14600KF」や「Ryzen 9 7900」などの方がマルチスレッド性能コスパも強いので、7700は総合コスパ重視なら基本的に一番になることはなく、予算調整的な意味合いの強い選択肢になるかなと思います。

ボトルネックに関しては用途によりますが、GPU要求度の比重が大きいゲームのフルHDの場合のfpsということなら最新世代CPUならそこまで気にする必要ないです(予算的にハイエンドGPUは難しいので)。
ただ、「Core i5-14500」を含む、第13,14世代のCore i5 500番台以下は、Pコアあたりのキャッシュ量が少ないため、ゲームでは若干ネックとなる可能性が高くはなります。マルチスレッド性能コスパは非常に強いのでどちらを重視するかという感じになりますね。

【CPUクーラー】
冷却性能コスパ重視ならAK500は良くはないですね。ミドルレンジCPUが候補なので、AK400でも及第点だと思います。X付のRyzenの場合は、設定を調整しないと温度や騒音が多少大きかったりするかもですが…。
コスパだけ見るなら、ファン2基採用で7000円以下のものが結構あるので、その辺が強いかなと思います。

【GPU】
「RTX 4060 / 4060 Ti 8GB」の比較だと、ゲーム性能はさすがに少し差があるとは思いますが、エンコーダ(NVENC)の数は同じなのでエンコード面は大して変わらないと思います。
VRAM容量および各種機能面は同じなので、「RTX 4060」でもゲーム性能は大丈夫と判断するなら「RTX 4060」でも実用性能は変わらず、価格が安い分コスパは上と言えるかもしれません。

ここからは余談というか、筆者の主観による意見なので、参考程度に聞いて欲しいですが、
「RTX 4060 / 4060 Ti 8GB」はどちらもVRAMが8GBという部分が個人的には気になるところで、今ではあまり優先しては勧めない選択肢ではあります。
これは、生成AIやメタバースプラットフォーム、フルHDより上の解像度など、次世代で主流になっていくかもしれない用途でVRAM容量が重要なものが多い印象のためです。

なんとか予算を調整して「RTX 4070」以上にするのが無難だとは思うのですが、今回のように予算がちょっと厳しい場合で、ゲーム性能が「RTX 4060」程度でも良いと判断するなら、
「RTX 3060 12GB」「Arc A770 16GB」「RX 6700 XT 12GB」あたりも一応選択肢に入れても良いかなと思います。

今に限定すれば、「Arc A770 16GB」はホワイトモデルの格安品(約4万円)もつい最近発売されており、ホワイトケースを採用するなら見た目的にも良さそうなので、結構狙い目ではあるかもしれません。
ゲーム性能は平均で「RTX 3060 12GB」と同じくらいなのでゲームコスパは良くは無くて、「RTX 4060」に少し劣りますが、16GB VRAMに加え、ハードウェアAV1エンコード対応やAIエンジンも統合されていて、機能性・将来性は4万円クラスではダントツです。
ただし、ワットパフォーマンスが悪い点と、ドライバの完成度がまだかなり未熟で癖が強い点は明確な弱点としてあるので、そのあたりは覚悟しなければならないですが…。

【ケース】
少し気になる点がここですね。
まず、今回候補のCPUとGPUは消費電力・発熱がそこまで多くないものなので、追加のケースファンはとりあえず無しで、必要だと感じれば後から追加という形でも良いのかなと思います。

そして本題のケースですが、コスパ特化なら、付属ファンが多くて安価なケースが最有力となるはずで、大体7,000円前後くらいでコスパの良い選択肢が結構ある印象です。なので、現在1.4万円台の「Pop Mini Air RGB White TG」は候補に入らないと思います。なので恐らく見た目を意識してのものだと思います。また、Miniの方がにこだわりがないなら、ATXモデルの方が1500円くらい安いっぽいのでそちらで良いかなと思います。

見た目重視を否定する訳ではありませんので、予算が多ければケースを重視しても良いと思いますが、20万円未満でコスパ重視なら正直削る前提の部分ではあります。
なので、この辺りは本人次第ですが、節約はできるよという感じですね。

返信する
サマーサラダ

丁寧に御説明ありがとうございます。
まず色々パーツと発言が矛盾しており
大変申し訳ありません。

一応各PCパーツを選んだ理由ですが
私が色々なサイトや動画で調べた時に
最近のCPUGPUがかなりアチアチになるというのをよく目にしており、CPUクーラーを色々なサイトで好評だったAK400の上のAK500なら冷やしてくれると思い選びました。

PCケースも同様の理由なのですが
それに+して掃除や移動をさせやすいコンパクトで背が低めなケースが良く、ITXだと値段がかなり高くなってしまうのでMicroATXかつこれから横に長いGPUを使う時も入るケースが欲しかったのでPop mini Airを選びました。
ファンもかなり回転して良くケース内を冷やしてくれるというレビューを見たのでKAZE Flexを選びました。

メモリは編集用途で32GBで良いというレビューを多く見たので選択、SSDは編集素材や沢山動画を保存するため2TBで安心と思い選択しまた。

正直かなり欲張った構成だったと思います。
予算を考え直して見ます。

続けて質問で大変申し訳無いのですが
RTX4070を選択する場合は
CPUはi5 14600KFなどがよろしいでしょうか?
またK付きCPUやi7などのintel製の場合どの程度のCPUクーラーなら冷やせますでしょうか?

アドバイスよろしくお願い致します。

とねりん:管理人

各パーツの選定の意図はわかりました。ありがとうございます。
それぞれ分けて回答していきます。

【最近のCPUとGPUが熱い】
これはハイエンドの高消費電力モデルの話なので、今回の構成ではそこまで気にする必要ないですよ。
それに、気になれば後から調整も出来る部分ですし、自作するならその辺りの設定もそこまで抵抗はないでしょうから、後から割となんとかすることはできます。

【Core i7(K付き)などはどれくらいのクーラーが必要か】
第13・14世代のCore i7のK付きは、高負荷時にはTDP PL2の253Wを持続して稼働する高消費電力・高発熱CPUなので、標準設定のままちゃんと冷やしつつ使うなら、最低でも240mm以上の簡易水冷が必須だと思います。出来れば280/360mmが良いってレベルですね。
ただ、第13・14世代のCore i7/i9のK付きみたいな高消費電力CPUは、わずかな性能向上のために消費電力を多く使っているみたいな面があるので、割とがっつり電力を制限しても性能がそこまで下がらなかったりします。
たとえば、「Core i9-14900K」の場合は標準から電力を2割減らしても、マルチスレッド性能は5%くらいしか下がらずゲーム性能はほぼ同じ、とかそんな感じだったりもするので、少しでも高い性能を維持したい訳ではないなら、無理に高性能なクーラーを用意するよりはCPUの負荷を下げる方を自分は推奨したいですね。

【RTX 4070の場合のCPU】
用途によりますね。ゲームの話なら、プレイするゲームによりますし、動画編集の場合はCPUとGPUは基本別々で考えて良いと思います。
先にも触れましたが、「バランス」というものにそんなにこだわらなくて良いです。「用途や予算に応じて適切なものを選ぶ」ということが重要です。

CPU性能が重要な用途・処理なら「Core i5-14600KF」は悪くないですが、RTX 4070だからという理由ではなく、単にその用途でCPU性能が重要だからって感じです。
平均的なゲーム性能の話をするならば、今回候補に挙がった中なら「Ryzen 5 7600」+「RTX 4070」がコスパ的には一番良いです。
ゲームによってはCPU性能がボトルネックになりやすく、高性能グラボの性能を発揮できないみたいな話も確かにありますが、これはコアの数はそこまで関係なくて、コアあたりのIPCとかキャッシュ量の多さが問題なことが多いので、「Ryzen 5 7600」と「Core i5-14600KF」を仮に比較したとしても、恐らく想像以上に差は小さいと思います。

【CPUクーラー(空冷)について】
空冷クーラーの冷却性能は大まかに言うと、「ヒートシンクの大きさと質(構造)」「ファンのサイズと数(あと回転数)」で上下しますが、やはりどちらかというとファンの影響の方が大きい印象です。
AK500は120mmファン1基の空冷としては確かに非常に優れているのだと思いますが、120mmファン1基の空冷としては高価なので、先に述べた通り冷却性能コスパ自体は良い訳ではないと思います。
検証レビューをちょっと見てきましたが、やはり「FUMA 2」や「AK620」などの120mmファン2基採用のクーラーに対しては、冷却性能は少し負けていました。

予算次第ではありますが、今回の場合はRyzenのX付きやCoreのK付きは避けて、AK400(別の安価なクーラーでも良いけど)にするのがコスパ的には良いかなと思います。
「Ryzen 7 7700」の場合は、付属品の割には見た目も性能も悪くはないクーラー「Wraith Prism」が付いてくるので、ケース側のエアフローが万全なら、とりあえずそれで試してみるのもアリかなと思います。

【PCケース】
見た目重視ではなかったのですね。的外れでした。意図も理解しました。
予算を考え直すとのことでどうなるかわかりませんが、やはり「Pop Mini Air RGB」を20万円未満の性能コスパ重視で採用するにはちょっと重いかなとは思います。
一応、たとえば「MAG FORGE M100R」など、比較的コンパクトかつ付属ケースファンの多い安価なケースもあるので、見た目やメーカーなどのこだわりがあった訳ではないなら、他を探してみても良いかなと思います。

【メモリとストレージ】
動画関連がメイン用途ならどちらも容量は多い方が良いと思うので、32GBと2TBで良いと思います。

mash

初めまして。

初めて自作をしようと考えているのですが、アドバイスを頂けると幸いです。
使用用途はAPEX、龍が如く、今年発売予定のプロスピ2025などのゲームをメインで考えています。
また、配信をする予定はありませんが、たまに動画編集もする予定です。
予算は20万前後で考えています。

現在考えている構成は以下の通りです。

CPU Intel i5-14500
CPUクーラー DEEPCOOL AK400
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI
GPU GIGABYTE GeForce RTX4070
メモリ Crucial CT2K16G48C40U5
M.2SSD WD SN850X
電源 DEEPCOOL PQ850M
ケース Thermaltake Versa H26
OS Windows11 Home

CPUは今後のサポート面を考えるとRyzen 5 7600あたりもありかなとは考えているのですが、AMDの方がいいでしょうか?
お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。返信遅くなりました。
気になった点や聞かれた部分について下記から触れていきます。

【CPU】
「Core i5-14500」は20万円でコスパ特化なら良い選択肢だと思います。サポートや今後のCPU交換の可能性も考えるならAM5のRyzenの方が良くはありますが、4万円以下で14500レベルのコスパのものは残念ながら無いので…。
現在高いCPU性能が要らないなら、後の交換も視野に入れて「Ryzen 5 7600」を採用するのは確かにありだと思いますが、後のパーツ交換まで考えないなら現状のコスパが良い「Core i5-14500」で良いかなと思います。

また、余談ですが、今はRyzen 9が大きく値下がりしていて「Ryzen 9 7900」が6万円切っていたりするので、Ryzenで総合コスパも意識するなら正直そこまで頑張って出したいところですね。
14500よりは1.9万円ほど高くはなりますが、「Ryzen 9 7900」は付属品の割には良いクーラー(Wraith Prism)が同梱するので、AK400分の費用を節約できたりします。まぁ、ゲームだけ見るなら「Ryzen 7 7800X3D」の方が少し良かったりはしますが…。

【SSD】
他は安さ重視コスパ特化という感じなのに、ここだけちょっと違和感がありますね。SN850Xは良いSSDだと思いますが、ゲームメインなら超高性能SSDの恩恵を感じることもあまりないと思います。DRAMありの高性能SSDが必要な理由があるなら別ですが、そうでないなら今では比較的安価で高性能なSSDもたくさんあるので、予算20万円前後ならグレードを落として容量を増やすか、他パーツに割いた方が実用コスパとか満足度は高くなる気がします。

【PCケース】
Versa H26はケースファンに小型の120mmが2基しか付属しないので、RTX 4070採用だと暑い時期の排熱面が少し不安です。出来れば後から1つか2つケースファンを追加することをおすすめします。
また、「Versa H26」は今の価格だと昔ほど魅力あるコスパだとは個人的には思わないので、安価な他ケースを検討するのもおすすめです。今ATX対応で付属ケースファンも多めの安いものだと「ZALMAN i3 NEO」とか「XPG VALOR AIR JP2」あたりは人気かなと思います。

返信する
mash

返信ありがとうございます。

「Ryzen 7 7800X3D」は見ていましたが、「Ryzen 9 7900」は全く検討していませんでした。L3キャッシュの面からゲーム面で「Ryzen 7 7800X3D」という認識ですかね?また、「Core i7-14700F」と「Ryzen 9 7900」であれば「Ryzen 9 7900」の方が良いでしょうか?

SSDなのですが、最初はSN770を考えていたのですが、少し前にセールで値段がSN770と同じぐらいの値段になっていたので購入してしまいました。なので、SN850Xになっています。

ケースは内臓Blu-rayを後付けしようと思い「Versa H26」を選びましたが、外付けにしケースファン多めの物を検討してみようと思います。

とねりん:管理人

「Ryzen 7 7800X3D」のゲーム性能は、仰る通り大容量のL3キャッシュ(3D V-Cache)によるものですね。
「Core i7-14700F」と「Ryzen 9 7900」は今の価格なら良い勝負だと思います。好みとAM5のサポートや将来性をどこまで重視するかによりますが、標準の低TDP設定で使うなら個人的には「Ryzen 9 7900」の方がおすすめですね。
標準よりも電力制限を高めにして使う場合は「Core i7-14700F」の方がコアが多いので性能上昇率が高く、温度も低めなので優位になるかと思います。ただ、その場合にはより高性能なクーラーが必要にはなるので、その辺りも考慮しつつという感じですね。

【SSD】
なるほどです。一時期1TBでも1.1万円前後くらいのときもあって安かったですよね。今はSSDが全体的に値上がりしてしまっているので、良い買い物をしたと思います。

【PCケース】
確かに最近は5.25インチベイがあるものは最近少ないですが、対応しているものもありますよ。丁度今だと「DP502 FLUX」のホワイトが5,980円で投げ売りされていたりします。
それに、Versa H26も昔よりは1000円~2000円高くなっただけで、古い格安ケースにしては見た目も良いので、5.25インチベイが必要ならケースファン追加前提で選ぶのも良いと思います。

mash

返信遅くなりました。

「Core i5-14500」か「Ryzen 9 7900」のどちらかで考えてみようと思います。
やはり、出せるなら「Ryzen 9 7900」の方が良いですかね?

PCケースの候補を色々と出していただきありがとうございます。「DP502 FLUX」で検討してみようと思います。

また、「Ryzen 9 7900」にした場合大枠は変えず、マザーボードを「ASRock B650 PG Lightning WiFi」に変更するぐらいにしようと考えています。

とねりん:管理人

やはりAM5をどこまで重視するかという点と、そこまでのマルチスレッド性能が必要かという話にはなりますが、今の価格なら「Ryzen 9 7900」のコスパは良いと思います。購入後の性能やパーツ交換に対する憂いを晴らしたい場合なら安定の選択肢だと思いますし、費用増加とその点を天秤にかけて考えることになりますね。

また、前回言い忘れていましたが、今はAMDの最新世代のCPUとGPUを購入すると最大で5,000円分のえらべるPayが貰えるキャンペーンをやっており、「Ryzen 9 7900」も5000円分の対象となっています。「AMD HEROS」で検索すると出ると思いますので、確認してみてください。キャンペーンも考慮すると実質費用ももう少し節約できますね。

「B650 PG Lightning WiFi」も高コスパで良いと思います。
一応、ホワイトケースを採用するつもりなら、今のトレンドだとマザーボードも白っぽいものを採用して合わせたりすることも多いとは思いますので、一応チェックしてみても良いかもですね。
ただ、白系パーツは全体的に少し割高ですし、「DP502 FLUX」はサイドパネルの縁に黒い部分も取り入れられているので、そこまで気にする必要はないかもですが。

mash

返信が大変遅くなり申し訳ありません。

今後のサポート面を含めて、「Ryzen 9 7900」にしようと思います。

外見以外あまり気にしていなかったのですが、色も踏まえて少し検討してみます。

お忙しい中色々とありがとうございました。

たけのこ

とねりんさん、大変ご丁寧な回答をありがとうございました。前回、別の方のツリーに投稿してしまったのでこちらで改めて失礼します。
回答に関して、主に触れていたパーツについて、改めて選定をし直してみたので今一度、アドバイス頂けると幸いです。

GPU:RX6600XY→ZOTAC GAMING GeForce RTX 4060 8GB SOLO
CPUクーラー:→Cooler Master MasterLiquid ML120L V2 RGB
SSD:→Monster Storage 1TB NVMe SSD PCIe Gen 4×4(ヒートシンク付き)

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

再選定したパーツについては、特に問題はなさそうに見えます。
SSDが主要メーカーではない点だけ少し不安があるので、そこだけ一応注意という感じですね(購入者のレビューは良い)。

あと、問題がある訳ではないですが、CPUの「Core i5-13400F」は安さもコスパも良いですが、マルチスレッドコスパでは一応「Core i5-13500」の方が少し良いと思うので、CPU負荷の大きい処理も行う予定ならそちらも検討してみると良いかもしれません。

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たけのこ

迅速な対応ありがとうございます!
使用用途については、そこまでCPUに負荷はかからないと思うので、とりあえずこのままの構成で購入してみようと思います。
アドバイスありがとうございました。

初心者er

はじめまして。質問失礼します。

現在Unreal Engine 5を使いたいという目的で、自作PCの購入を検討しています。
予算は20万円程度です。CPUとGPUの構成はcorei7-12700F+RTX3070またはRyzen9 5900X+RTX3070の構成にしようと考えています。メモリについてはcorei7の場合、DDR4、DDR5で迷っています。

質問としては2点ございます。
1)CPU、GPUの構成のベストな選択は何でしょうか?
2)コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないでしょうか?

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とねりん:管理人

はじめまして。書き方的に開発側の話だと思うのでその前提で話を進めますが、間違っていたら申し訳ありません。

>CPU、GPUのベストな選択
恐らくは承知の上だと思いますが、予算20万円だと推奨スペックを満たすのもギリギリレベルだと思います(使用する機能や設定にもよると思いますが)。
公式の教育者向けガイドによると要求スペックはそれぞれ、CPUは「3.4GHz以上の12コアCPU」、GPUは「推奨する最低スペックは、Nvidia GTX1080 または AMD RX Vega 64 (少なくとも 8GB の VRAM を搭載したDX12 互換 GPU) です。最高のパフォーマンスとスムーズな開発を実現する場合は、NVIDIA RTX 2080 またはAMD Radeon 5700 XT 以上のグラフィック カードを推奨します」(https://www.unrealengine.com/ja/blog/download-unreal-engine-5-early-access-educator-guide より引用)となっています。

CPUに関しては、候補CPUの「Core i7-12700F」と「Ryzen 9 5900X」のどちらも12コア以上ですし、現在の12コア以上のCPUの中ではコスパが優れているものなので、良い選択だと思います。また、マルチスレッドコスパ的には「Core i5-13600KF」や「Core i7-13700F」も有力だと思います。一応最大コスパは「Core i7-13700F」の電力設定を変更して使う場合になるかと思います。

次にGPUに関してですが、開発側ではVRAMの容量も非常に重要だと思いますが「RTX 3070」は価格から見たメモリ容量が少なめなので、そういう意味では適した選択とは言えないかもしれません。1440p以下でゲームをプレイする側としては優れたコスパなのですが。
やはりレイトレ性能面とメーカー的にRTXの方が魅力的ではあると思いますが、今回の場合の予算と開発におけるVRAMの重要性を考えるとRadeonにやや分があるように感じます。「RX 6700 XT」なら12GB VARMでRTX3070よりも1.5万円ほど安いですし、「RX 6800」なら5000円ほど高価にはなりますが、16GB VRAMを搭載する上に基本性能も少し上です。
また、最適化不足が気になりますが「Arc A770 16GB」もカタログスペックから見ればクリエイティブ面に関するコスパは非常に良いです。やや冒険的な選択にはなると思いますが、無しではないかと思います。一応海外フォーラムでは正常に動作したというコメントを見かけました(参考程度に)。
ベストと聞かれているのに、たくさん挙げてしまいました…申し訳ありません。

>コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないか
動作の可否的には問題はないと思いますが、開発側の公式の推奨容量は32GBと答えられていることから、RAMの重要度はかなり高いと思われます。実際に使用してみないとわからないですが、DDR5にすれば良い影響がある可能性もあると思います。DDR5メモリは電力効率も向上しているためメモリを酷使する用途なら魅力的ですし、ここ最近で価格もかなり下がったので、個人的には採用しておきたい派です。

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