GPU(グラフィックボード)性能比較表【2024年最新版】

2024年版のGPU(グラフィックボード・ビデオカード)の性能比較表です。NVIDIA・AMD・Intel製のGPU(内蔵GPU含む)のゲーム用のベンチマークスコアを、デスクトップ向けとモバイル向けで分けて掲載しています。その他にも、メモリ(VRAM)の容量や帯域幅、大体の市場価格、コスパやワットパフォーマンスなども掲載しています。

※掲載の価格は、更新時点でのおおよその市場最安値価格となっています。現在は異なる可能性があるため注意してください。また、同じGPU名でも製品によって仕様が異なる場合があるため注意してください(特にメモリやクロック)。GPU名のリンクはAmazonのものです。

3DMark Time Spy(DX12のゲーム性能)
DirectX 12(DX12)のベンチマークテストです。現状WindowsのPCゲームで主流といえるDirectX 12のゲーム性能スコアです。解像度「2560×1440」のGraphicsスコアになります。
3DMark Fire Strike(DX11のゲーム性能)
DirectX 11(DX11)のベンチマークテストです。DirectX 11は2009年発表の古いAPIですが、未だに利用されています。解像度「1920×1080」のGraphicsスコアになります。
3DMark Port Royal(レイトレーシングのゲーム性能)
DirectX Raytracing(DXR)のベンチマークテストです。レイトレーシング性能を測ります。要件には書かれていませんが、Port Royalでは解像度は「2560×1440」以上を前提としているらしいです。メインのシェーダーユニットではなくレイトレーシング用のコアの性能も重要となる他、VRAM占有量が多いので、VRAMが少ないと性能が一気に低下するケースがあります。
TDP / TBP / TGP(消費電力の目安)
消費電力の目安となる指標値です。主にTDP・TBP・TGPなどと示されます。微妙に意味合いは異なるものの、深く気にせず消費電力の目安と思えば良いかと思います。
コスパ
1円あたりの3DMark Time Spyスコアです。
電力効率(ワットパフォーマンス)
TDP1Wあたりの3DMark Time Spyスコアです。ワットパフォーマンスのこと。
メモリ容量
VRAMの容量です。同じGPUでもモデルによって異なる場合があるので注意。VRAMが多い方が4Kやレイトレーシングで有利な傾向がある他、画像生成AIで高解像度の画像を生成する場合などでも重要です。
メモリ帯域幅
VRAMのバス帯域幅です。VRAMが1秒間に転送できるデータ量を表します。小数点以下は四捨五入しています。同じGPUでもモデルによって異なる場合があるので注意。

下記の表のスコアとゲーム性能の目安を載せています。基準は「3DMark TimeSpy Graphics」によるDX12のスコアです(初期表示のスコアです)。筆者の主観によるものなので参考程度に見てください。


30001~2024年におけるウルトラハイエンドGPUです。規格外のシェーダーユニット数を備えており、消費者向けではごくわずかしか存在しません。2024年時点だと「RTX 4090」と「RX 7900 XTX」くらい。
一般的な消費者の用途では基本的にオーバースペックですが、上記二つのGPUは高負荷時におけるワットパフォーマンスが非常に優れているので、高負荷な処理を継続的に行う前提なら、費用面でもナシではないくらいの位置にはなっているので、昔のハイエンドGPUよりは選ぶ価値はあるかなと思います。しかし、価格はものすごく高価で、純粋なコスパは悪いので、予算に余裕がある人向けという点は変わりません。
22001~300002024年における超高性能帯です。基本性能が高いのはもちろん、VRAM容量も16GB以上が基本となるので、4Kやレイトレーシングなどの超高負荷な設定でも高い性能が期待できます。ゲーム以外でも生成AIやメタバース系など、VRAMが特に重量な処理でも非常に高い性能を発揮するので、あらゆる用途で高い性能を求める場合に重宝します。
しかし、GPU単体価格は10万円以上が基本となり、コスパが悪くなってくる性能帯でもあるので、中々気楽には選べない性能帯です。
18001~22000GPU全体で見ても高性能と呼べる性能帯(2024年現在)です。前世代のハイエンド帯(2020年~2022年くらい)くらいの性能であり、今でも十分高性能なので、2024年現在でもハイエンド帯として扱われることも珍しくないです。1440pや4Kも視野に入る高い性能を持ちます。
15001~180002024年のミドルレンジ上位~ハイクラスくらいの性能帯です。中の上から上の下くらい。
重いゲームでも快適なプレイが基本となる高性能GPUです。VRAM容量が12GB以上が基本となってくるので、1440p以上の高解像度やその他のハイエンド用途への対応力も増しています。
また、この辺りからはTDPが200W超えが当たり前になり、250Wを超えたあたりからはデュアルファン仕様が難しくなってくるので、小型ケースでの採用が難しくなってきます。
12001~150002024年のミドルレンジ中盤くらいの性能帯です。
重いゲームでも60fps以上を出せるケースが多く、快適なプレイが基本になる性能帯です。ただし、特に重量級ゲームではまだ高fpsは望めないことが多いです。VRAMは8GBが主流なので、レイトレーシングなどの超高負荷用途への対応力は低めです。やや重めくらいまでのゲームではコスパが良くて魅力的ですが、ハイエンド用途を視野に入れるなら不安があるけど安くはないという、中途半端とも言える性能帯です。ここと一つ上の性能帯のグラボの選択で迷う人は凄く多いと思います。
10001~120002024年のミドルレンジ下位くらいの性能帯です。中の下~中の中くらいの位置。
重いゲームでもプレイが普通にでき、タイトルによっては快適な場合もある性能です。特に重量級のゲームでの高いfpsはまだ厳しめですが、プレイ自体は普通に可能なレベルなので、これくらいの性能があればほぼ全てのゲームに対応できると思って良いかなと思います。
レイトレーシングも実用的になってくるくらいの性能ですが、VRAMはまだ8GB以下が主流というのがネックです。fpsは低い上に安定性も低くて、安心してプレイはできないと思うので、実質的に選択肢に入れる人はほとんど居ないと思います。実用するならアップスケーリング等が必須レベルです。
8001~100002024年のエントリー~ミドルレンジ下位くらいの性能帯です。中の下くらいの位置。
重いゲームでもFHDなら基本的に60fps以上は期待することができ、普通にプレイが可能なレベルです(fpsは多少前後しますが)。とはいえ、特に重量級のゲームでの高いfpsはまだ望めない他、高解像度(1440p以上)もやや厳しめの性能帯です。
しかし、近年ではDLSSやFSRなどのアップスケーリングや、DLSS 3やAFMFによるフレーム生成機能など、fps向上技術が充実してきているので、新しい世代のGPUなら使い方次第で重量級ゲームにも十分使えるレベルになっています。
6001~80002024年のエントリークラス中盤くらいの性能帯です。下の上~中の下くらいの位置。
やや重めのゲーム(FHD/低設定)でも80fps~くらいを期待できます。低fpsで構わないなら、特に重量級のゲームもプレイは可能になるくらいの性能です。

4001~6000

2024年ではエントリークラスの下位くらいの性能帯です。下の上くらいの位置。
このくらいの性能があれば、重めのゲームもプレイは基本可能です。やや重めのゲーム(FHD/低設定)でも60fps~くらいを期待できます。ただし、特に重量級のゲームはまだ厳しい他、総じてVRAMの容量が少ないのも注意です。
2001~4000低い性能帯ですが、この辺りから対応力は増します。内蔵GPUや少し前の世代のエントリーGPUが主流です。上位のものは、設定やタイトル次第ではやや重めのゲームにも対応自体は可能です。ただし、重い処理ではやはり低性能感が否めないので、メインで使うにはおすすめしません。
1001~2000かなり低い性能帯です。2024年現在ではほとんどが内蔵GPUです。
ゲームは軽いもののみ対応できますが、上位のものなら軽いゲームには十分な性能です。
1000未満非常に低い性能帯です。ゲームは非常に軽いもののみ対応できます。

GPU性能比較表(デスクトップ向け)

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NVIDIA GeForce

AMD Radeon

その他

ベンチマーク


GPU性能比較表(モバイル版)

主にノートPCやタブレットなどのモバイル端末向けGPUの性能比較表です。デスクトップ用と同じGPU名でも各種仕様が異なるため、デスクトップ用のGPUよりも処理性能が基本低下している点に注意してください。また、モバイル版では同じGPUでも端末によって冷却能力や設定が大きく異なる場合があり、同じGPUでも性能が上下することがある点にも注意です。掲載のTDPは、初期設定もしくは採用率の高い設定となっています(判断しにくいものは範囲をそのまま掲載しています)

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414 COMMENTS

さーや

コメント失礼します!
新たにゲーミングPCを購入しようと思っているのですが、
下記の2つのCPUとGPUの組み合わせ、どちらのほうがいいと思いますか?
PC自体の価格は、前者が26万、後者が23.5万です

・AMD Ryzen™ 7 7700 プロセッサー
NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 SUPER

・Core i7-14700F
GeForce RTX 4070 12GB

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とねりん:管理人

はじめまして。

他の部分も見ないと明確には言えませんね…。出来れば具体的な製品名かリンク等を教えていただけると幸いです。
一応、書かれた要素だけ見るならゲームコスパは大差ないと思うので、安いCore i7-14700Fの方がやや有利かなとは思います。

返信する
さーや

返信ありがとうございます!
それぞれの製品のURLを添付しておきましたので確認していただければ幸いです。
前者がRyzen™、後者がintelです!

・「NEXTGEAR JG-A7G7S」
https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gngear-jga7g7sb6adcw101dec
・「GALLERIA RM7C-R47 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』」
https://www.dospara.co.jp/TC30/MC14847-SN4749.html

とねりん:管理人

拝見しました。正直、挙げられた製品よりもお得な製品があるのでどちらもおすすめではないかもです。
その価格帯でコスパ重視でドスパラかマウスコンピューターで選ぶなら、今だと下記のモデルの方がコスパが良くておすすめです。

・GALLERIA XA7C-R47-C 2024 Intel Partner Awards受賞記念モデル ¥234,980
https://www.dospara.co.jp/TC798/MC16009.html

同じCore i7-14700F+RTX 4070搭載機の同額機ですが、挙げられたドスパラのモデルのやつよりもケースが少し大きくなり、メモリ16GB→32GB、SSD 500GB→1TBになっています。
ただ、サイドパネルの透明なアクリルウィンドウは無くなっているので、そちらが欲しい場合は1万円ほど高くなりますが、下記のモデルになります。

・GALLERIA XA7C-R47 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』¥244,979
https://www.dospara.co.jp/TC30/MC15204.html

くるぶし

サイト更新毎度お疲れ様です。いつもありがたく利用してます。
質問なのですがどこのサイトで3070tiが6万弱で売っているのでしょうか。

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とねりん:管理人

RTX 3070 Tiのすぐ購入可能な価格としては、6万円のものはないと思います。
各GPU価格は主な市場の最安値付近の価格を基本としていますが、一部GPUについては少し前の価格や適正価格を考慮したものとなっています。
また、価格が変化があったGPUに対しては出来るだけ早く更新をするように心掛けていますが、全GPUの価格更新に関しては最長で1ヶ月ほどの間隔が空くことがあり、更新が単純に遅れている可能性もあるので、その場合は申し訳ありません。

今回質問いただいたケース「RTX 3070 Ti」の場合は、旧世代GPUで生産終了もしくは生産縮小となっているけど、市場にある程度在庫が残っているというケースです。
そのような製品は、適性価格のものが売り切れると平均価格が高額になりますが、これは製品の性能からすると適切な価格ではありません。
該当の状況となった場合、一般的に残った在庫を売り切るため在庫処分セールなどで値下げが行われ、やや安価に販売されることがあります。そちらの価格の方が性能や需要から見た市場価格としては私は適切だと判断しているため、場合によりますが基本的にはそちらを採用しています。

たとえば、RTX 3070 Tiの現在すぐに見つかる在庫の価格は6.5万円~程度ですが、正直この価格では需要はほとんどないと思います。同じような理由で、RX 6800などもすぐに見つかる価格よりも、少し前に見られたやや安価な価格を掲載しています。

現在使っているGPUと最新GPUのコスパを比較したいという方も多そうということも考慮して、在庫がある程度ある内は上記のような形にしています。

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ココリーヌ

はじめまして。
PC初心者につき、ご助言をいただきたくコメントしました。
現在、フリマアプリにて購入した下記スぺックのPCを使用しています。

CPU:ryzen5 3600
GPU:ASUS GTX 1660 SUPER
RAM:8GB×2
電源:silver stone 600W 80plus silver
MB:GIGABITE A520M S2H

主にRPGやアクション系のゲームをしているのですが、
グラボのパワーアップを検討しております。
しかし、予算があまりないため、CPUに見合った程度のグラボさえ積めれば
よいと考えております。
全体のバランスや価格等を鑑みて、どの辺のものがオススメになりますでしょうか。
相性等も知識不足のため、ご教授いただけますとありがたいです。

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とねりん:管理人

はじめまして。
出来れば予算は具体的に聞きたいですし(多少幅はあっても良いので)、プレイ予定のゲームや使う設定や要求fpsなどによって変わってくると思いますので、その辺りも出来る限り聞きたいなと思います。

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ココリーヌ

予算としては2~3万程度で、中古新品は問わない感じです。
この価格で抑えられなければもう1,2万は覚悟しております。
プレイ中のゲームで重いものの代表作としては
・セブンデイズトゥダイ
・FF14
・ARK
このあたりでしょうか。
カクつきがないくらいで、中~高画質のあたりで動かせるとベストだと考えています。
よろしくお願いいたします。

とねりん:管理人

返信遅くなりました。申し訳ありません。追加情報ありがとうございます。

重めのゲームも予定されているようなので、予算内で高めの性能にした方が良さそうに見えます。
ただ、7d2dやARK系の重いゲームで、近くにオブジェクトなどが大量に存在する場合はCPU性能が重要となることが多く、その場合にはRyzen 5 3600がネックになりそうなので、その辺りはある程度妥協するしかないかなと思います。

本題の候補GPUですが、まず2~3万円の場合、
新品なら「RX 6600」や「Arc A580」などですが、GTX 1660 SUPERからの性能の上がり幅が小さくて微妙なので、新品なら最低でも4万円前後は欲しいところだと思います。
中古の場合、中古価格は普段あまり見ないので今少し見てみましたが、「RX 6600 XT/RX 6650 XT」なら2万円台中盤くらいで買えそうなので、そこなら選択肢に入るかなという印象です。

そして、個人的におすすめなのは、新品で4万円前後の「RTX 4060」か「RX 7600」あたりにする案です。また、この上記2つよりは基本性能は少し落ちますが(15%~20%くらい)、生成AIやメタバースも視野に入れるなら「RTX 3060 12GB」もありかと思います。

理由としては、3万円以下の中古で有力な選択肢は先に挙げた「RX 6600 XT/RX 6650 XT」かなと思いますが、基本性能は「RTX 4060」や「RX 7600」に若干劣りますし、電力面も劣るので、中古を選んでまで得るメリットが小さすぎるかなと思うためです。また、AIユニットがRX 6000シリーズでは非搭載というのも、一応将来性的にはマイナスポイントです(現状ではRadeonのAIアクセラレーターは有効な活用方法はほぼ無いので、メリットとも言えなかったりはしますが…)。

また、恐らく大丈夫だとは思いますが、安価なPCだと電源はケーブルが直付けだと思うので、補助電源のピン数についても念のため確認しておいた方が良いかと思います。

ココリーヌ

お返事ありがとうございます。
少し予定より値が張るので、冬のボーナスあたりに4060の新品あたりを購入することを検討してみようと思います!
詳細な解答、非常に勉強になりました。
ありがとうございます。
また不明なことがありましたらよろしくお願いします。

とねりん:管理人

冬頃にはまた相場等で変わっている可能性もあるので、気になればまたお尋ねください。

また、補足として「RTX 4060」と「RX 7600」の2つの差について少し触れるつもりが忘れてしまっていましたので、そちらも残しておきます。
2つの基本性能はほぼ同等なので好みレベルではありますが、「RX 7600」の場合、AMDの新しめのGPUで対応している「AFMF」という気軽に使えるフレーム生成機能(ドライバ動作)があるので、現状の実質のゲーム性能的なところでいうと少し有利です。
ただし、「RTX 4060」の方が消費電力は大幅に少なくてワットパフォーマンスが良いので、特にケースの排熱等が気になる場合には強いという感じなので、その辺りを考慮して選択すると良いかなと思います。

ココリーヌ

違いについて聞いてみて、自分的には4060が優勢かなぁといったところですね。
おそらく12月〜年末に購入すると思うので、値段など変化ありそうなときにはまた教えて頂けるとありがたいです!

とねりん:管理人

ランキングなどを見てもRTX 4060がやや優勢なので、そう考える人が多いみたいですね。
値段もそうですし、フレーム生成やアップスケーリングやAI関連など、最近では色んな要素が絡んできているので、購入の際にまた聞いて貰えたらと思います。

水無月紘人

こんばんは、数年ぶりの書き込みになります。
8年使ったゲーミングPCが流石にガタが来まして、win11にも移行不能のため買い替えを考えています。
予算が厳しい為、STORMのセールでCPUが12400F、GPUが4060か4060tiの2機種を検討しているのですが、このCPUだと4060tiは活かしきれないでしょうか。

今買ったらまた7~8年は使うつもりですが、流行りの重量級AAAタイトル等は一切やる予定がありません。多少3Dを使った一人用アクションや、マイクラを60FPS張り付きでやりたいくらいです。

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とねりん:管理人

お久しぶりです。ログを遡ってみましたが、GTX 960を使っていた方?でしょうか。

プレイするゲームによりますが、RTX 4060 TiならCore i5-12400Fでもそこまで気にするほどのものではないと思いますよ。
現在、Core i5-12400(F)は低価格機において凄く安くてコスパが良いので、より高性能な代替CPUを探すと予算が大きめに上がってしまいますし、安さ重視なら普通に良い構成だと思います。
もちろん、CPU性能が重要なゲームや凄く軽くてfpsが高いゲーム等では上位CPUと比べるとfpsが大きく下がるケースもあるとは思いますが、そこが問題になるほどの重いゲームのプレイや高いfpsは求めていないようなので、特に問題ないと思います。

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水無月紘人

回答ありがとうございます。
はい、以前960から1660への買い替えを相談していた者です(当時は結局、迷っているうちにマイニングでグラボの価格が暴騰して諦めておりました)
インテル13/14世代は例の設計不良問題が尾を引いていますし、Ryzen5700Xも検討しましたがSTORMだと簡易水冷・メモリ32GBの高級型しかなくなるうえ、ベンチマーク自体は高くなってもグラボやゲーム自体との最適化問題を考えると価格差ほどの恩恵は得られないかなぁ・・・と思った次第です。
4060/4060tiの価格差が1万ちょっとしかないので、余裕を持ってtiの方を選ぼうと思います。

とねりん:管理人

今だとRyzen 7 5700Xが少し値上がりしているということもあって、他ショップの高コスパ機でもCore i5-12400Fの方がお得感強めな感じですね。
RTX 4060とRTX 4060 Tiで約14万円と15.2万円なら、確かにTiの方がコスパは高く見えるので、良いと思います。

とねりん:管理人

表示が崩れてしまっていました。申し訳ございません。
更新して頂ければ修正されていると思いますので、ご確認ください。

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ゆう

ありがとうございます。
あれにわざとしたのかと思っちゃいました笑

いつもありがとうございます。

青空かりん

どうも、いつもお世話になっているかりんです。今回はグラボの話になります。
最近価格や仕様用途を確認したうえでグラボをどうしようかと考えた時、RX7900steal LegendかRTX4070Ti super Gaming pro white、RX7900XTHellhoundSpectral White の3つまで絞ったんですが、AMDはコスパ高い代わりに動画編集が弱いイメージが強く、それに加えASRock以外のAMDグラボはAIが弱いイメージが強いので(アスロックグラボはワンタッチAI?とやらが出来るらしい)それで今回はこの中でどれが良さそうなのか聞きたいです。一応マザボはスチレジェ使おうと思ってます(笑)

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とねりん:管理人

返信遅くなりました。お久しぶりです。
マザボは「B650 Steel Legend WiFi」でしょうか。今凄く人気ですよね。見た目も良くてコスパも悪くないので良いと思います。

グラボについて、生成AIまで視野に入れた上で実用性で選ぶなら、現状は「RTX 4070 Ti SUPER」の正直一択だと思います。もちろん予算や用途との兼ね合いとかもありますし、特にRadeonのVRAMコスパの良さは魅力なので、その辺り次第ではありますが…。
動画編集とAIの用途別でざっくり比較していきたいと思います。

【動画編集】
ソフトや処理にもよると思いますが、速度は両者に大きな差ははない印象です。なので、使用感だけ見れば差がないと言っても良いかもしれません。ただ、GPUのハードウェアエンコードではNVENC(GeForce)の方がH.264の画質面では有利な印象がありますし、GPU自体の電力効率がRTX 40シリーズの方が優れているので、質や実用性の面を含めるとGeForceが安定の選択だとは思います。

【生成AI】
AIについては「ASRock AI QuickSet」で導入や設定が楽になることをも含めても、現状はGeForce有利だと思います(使うソフトにもよって多少差はあるかもしれませんが)。
大分込み入った話になるので、詳細は割愛しちゃいますが、一応ざっくりとだけ説明すると、

生成AIをWindows上で実行するにあたっては、現状はGeFoceの「CUDA」が基準になっているのが非常に大きいです(最適化されている)。速度面・導入や設定の楽さで明らかに有利なことが多いのです。

CUDAを使えない他GPU(Radeon等)がWindowsで生成AIを利用する場合は、現状は基本「DirectML」というものを使って処理することになるのですが、これの性能がCUDAと比べると圧倒的に劣っているのが一番の問題ですね。特定のGPU向けに最適化されたものではない上、恐らくは生成AIの多くがCUDA基準で作られていることもあるので仕方ないのだとは思いますが、勝負にすらなっていない状況です。
CUDA基準で作られている生成AIは他GPUだと導入や設定が面倒なことが多いので、「ASRock AI QuickSet」はそこを解消するものですが、パフォーマンス面を改善できるものではないので、GeForce(CUDA)有利は覆らないです。

ただし、一応Radeonの将来性が期待出来る点として、実はAMD側にも「ROCm」というAMD版のCUDAなどと言われたりするものがあります。こちらを使えばCUDAにも圧倒的不利というほどではなくなるのですが、問題はこれが現状ではLinux用で、Windowsで使用できないことです。
UbuntuなどのLinux環境をデュアルブートで同じマシンでWindowsと併用するとしても、正直Windowsをメインで使うなら実用的とは言えないと思うので、将来性には期待できる要素ではありますが、やはり現状はAIを余計な心配をせずに使いたいならGeForce一択かなと思います(一応、Windows上の仮想環境でROCmを使えるようにする動きなども見られるので、そちらの動き次第ではありますが)。

といった感じで、幅広い用途への実用性を考えるならGeForceがやはり安定かなと思います。ただ、動画編集については質を多少妥協すれば良い話ですし、AIも使えない訳ではなく将来的には改善する可能性もあるので、現状がゲームメインでVRAMコスパの方に魅力を感じるのであれば、将来性込みでRadeonを選ぶのも悪い選択肢ではないと思います。

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まるもX

はじめまして、PC初心者のため助言頂けないでしょうか。
現在マウスコンピューターのネクストギアで初めてのPCを検討しています。
グラボはRTX4070Sに決めているのですがCPUをryzen7 5700X、ryzen7 7700、ryzen7 7800X3Dのどれにするか悩んでいます。

色々なオフラインゲームをWQHDで快適に遊ぶことができれば大丈夫なんですが
調べているとWQHDだとCPUの依存率が低いため5700Xで十分という意見やグラボと比較して5700Xは性能が弱すぎるので7800X3Dにした方がいいという意見もありよく分からなくなってきました。

PC以外にモニターなども揃えなきゃいけないのでPCの予算は抑えたいのですがやはり5700Xでは不安でしょうか?多少無理してでも7800X3Dもしくは7700にするべきでしょうか?

是非とねりんさんのご意見を伺いたいです。
よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。

他の方の意見が2つほど紹介されていますが、これはどちらも間違っている訳ではなく、状況によります。プレイするゲームタイトルによって、必要な性能の比重が異なるためです。

まず、「WQHDだとCPUの依存率が低い」という意見について、これは恐らくフルHDと比べた際の話ですが、事実です。解像度が高い=1フレームあたりの負荷が大きいということなので、フルHDと比べるとfpsは低くなりますが、fpsが低いほどCPUに求められる処理量が減るので、CPU依存率は減ると言えます。
しかし、非常に軽くてWQHDでも十分に高いfpsが維持される場合であったり、CPUがボトルネックになりやすいゲームの場合は、依然としてCPUの影響が大きいので、一概には言えなくもあります。
とはいえ、フルHDと比べるとWQHDの方がCPU依存率が低いというのは共通した事項ではあると思います。

次に「5700Xは性能が弱すぎるので7800X3Dにした方がいい」という意見についても、プレイするゲームによっては正しいです。
ゲームの中にはCPUのIPCやキャッシュ量が特に重要なゲームが結構あるので、そのようなゲームの場合にはWQHDであっても、5700Xよりは7800X3Dの方が大幅に有利になる場合はあると思います。

そのため、プレイ予定にCPU性能が重要なゲームがどれだけ含まれるかということと予算次第になるかなと思います。
追記:あと単純にマルチスレッド性能でも差があるので、マルチスレッド性能が重要な処理でどれだけ使うかというのも考えるポイントかと思います。

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