おすすめ主要CPUの性能比較・一覧表【2019年10月最新版】

2019年9月時点での主要CPU性能の比較一覧表です。新しめの主要CPUのみを掲載しているため、主にこれからPC購入を考えている人向けの比較表になります。
※価格は記事更新時点での主に価格.comやAmazonでの最安値価格となっています。
 
【例:デスクトップ向けCPU】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Core i7 8700K 16100 3.7GHz(4.7GHz) 95W 6(12) 169.5 0.397 41,000円
【例:ノートPC・タブレットPC向けCPU】
CPU名称
性能スコア
定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Core i7 8750H 12100 1.9GHz 4.1GHz 45W 6 12
【各項目の説明】
性能スコア:PASSMARKのベンチマークスコアを参考にした目安の値。CPU等の性能を示す指標の値。
TDP:熱設計消費電力の事で、消費電力の目安。
ワットパフォーマンス:1Wあたり(W単位)での性能スコア値。
コスパ:1円あたりの(円単位)での性能スコア値。※モバイル端末向けのCPUは、単体価格が不明で、CPU単体での評価が難しいため未評価としています。
ベンチマークスコア:PassMarkを参考にした目安の値。
TDP:熱設計消費電力の事で、大体の消費電力の目安。
価格:記事更新時点での主に価格.comやAmazonの最安値価格。
今おすすめのCPU(デスクトップ用)
  • Ryzen 5-3600
    第3世代のRyzen 5。2万円台中盤という価格で第9世代の Core i9 並みのマルチスレッド性能を発揮する怪物コスパCPU。シングルスレッド性能も大幅に向上し、Core i5を超えた。ゲーミング性能は、従来通りCore iシリーズより低めなのが玉に瑕だが、そもそも安いし、そんなの些細な事だと言えるくらいコスパが良い。2019年9月現在文句無しの最強コスパCPU。
  • Ryzen 7-3700X
    第3世代のRyzen 7。第3世代Ryzenはコスパだけでなくワットパフォーマンスも全体的に優れているが、その中でもトップのワットパフォーマンスを発揮するのがこの「Ryzen 7 3700X」。価格は一般的なCore i7と同じくらいで、Ryzen 5よりもゲーミング性能も良く、バランスが良い。コスパ重視の最強ハイエンドCPU最有力。
  • Ryzen 9-3900X
    圧倒的すぎるマルチスレッド性能を持つ第3世代のRyzen 9。そのマルチスレッド性能は、Core i9 9900K すらも軽々と上回る。マルチスレッド性能に関しては、あらゆる高性能CPUを過去のものにした怪物。シングルスレッド性能もCore iシリーズと同水準レベルまで向上した。ただし、ゲーミング性能は、従来のRyzenと同じくCore iシリーズより低め。ただし、総合的に見るとコスパ的には圧勝の圧倒的トップのハイエンドながらコスパも素晴らしい逸品。
  • Core i7-9700F
    「Core i7 9700K」の内蔵GPU無効、クロック低下、オーバークロック不可版。コストが削減され、価格が安くなっている。性能も「Core i7-9700K」よりやや低くなっているものの、十分高性能。ワットパフォーマンスに優れ、発熱も抑えられており、手を出し易い仕上がりとなった。ゲーミング性能は依然トップクラスで、トップクラスのゲーミング性能を出せるCPUの中ではかなり安く、コスパが光る。
  • Core i5-9400F
    2018年に最強コスパCPUとして支持され続けた「Core i5 8400」の後継「Core i5 9400」の内蔵グラフィックス廃止版。内蔵グラフィックス以外の仕様は「Core i5 8400」の動作クロックを0.1GHz(100MHz)だけ引き上げたシンプルなもの。2万円未満という格安価格で、ハイエンド級のゲーミング性能を持つ。増設用グラフィックボードを使用する前提なら圧倒的すぎるコスパとなる。マルチタスク処理性能は、ミドルクラス上位程度といったところで、Core i7と比べるとやはり不安は残るが、出来ない事はほぼ無いレベル。
今おすすめのCPU(ノートPC用)
  • Ryzen 3-3300U,Ryzen 5-3500U
    手頃な価格で、ノートPC用としては申し分ない処理性能と内蔵GPUとしては高めのグラフィック性能を持つ。軽めのゲームにも対応できる。汎用性の高さが売りの安定CPU。第2世代のRyzen 3-2300UやRyzen 5-2500Uも性能はさほど変わらないので、安いものがあればそちらでも問題ない。
  • Core i9 9750H
    ノートPC用としては破格の処理性能を持つ。ゲーミングノートPCにもよく採用され、予算に余裕があって高性能なノートPCが欲しいという人におすすめできるCPU。ただし、発熱や消費電力はモバイル端末向けとしてはやや多く、手軽な持ち運び用端末には向かない。
  • 第10世代のCore i5
    順調に向上を続けている安定CPU。10世代から10nmプロセス採用モデルも登場し、定格動作周波数が非常に低く、低負荷時の消費電力を大幅に抑える事ができる。

デスクトップ向け主要CPU性能比較表

デスクトップPC向けの主要CPU性能比較表です。
※注意:Intelの末尾Fのモデルは内蔵GPUが廃止されています。AMDのRyzenは、NVIDIA製のGPU使用時のグラフィック性能がIntel製CPUよりも少し低いため注意。それを考慮し評価をやや低めにしています。
【Intel】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Core i9 9900K 20500 3.6GHz(5.0GHz) 95W 8(16) 215.8 0.342 60,000円
Core i9 9900KF 20500 3.6GHz(5.0GHz) 95W 8(16) 215.8 0.353 58,000円
Core i7 9700K 17400 3.6GHz(4.9GHz) 95W 8(8) 183.2 0.370 47,000円
Core i7 9700KF
17400 3.6GHz(4.9GHz) 95W 8(8) 183.2 0.395 44,000円
Core i7 9700F 16200 3.0GHz(4.7GHz) 65W 8(8) 260.8 0.415 39,000円
Core i7 8700K 16100 3.7GHz(4.7GHz) 95W 6(12) 169.5 0.374 43,000円
Core i7 8700 15250 3.2GHz(4.6GHz) 65W 6(12) 234.6 0.412 37,000円
Core i5 9600K 13500 3.7GHz(4.6GHz) 95W 6(6) 142.1 0.45 30,000円
Core i5 9600KF 13500 3.7GHz(4.6GHz) 95W 6(6)      
Core i5 8600K 12800 3.6GHz(4.3GHz) 95W 6(6) 134.7 0.376 34,000円
Core i5 8600 12400 3.1GHz(4.3GHz) 65W 6(6) 190.8    
Core i5 8500 12100 3.0GHz(4.1GHz) 65W 6(6) 186.2    
Core i5 9400F 12050 2.9GHz(4.1GHz) 65W 6(6) 185.4 0.634 19,000円
Core i5 8400 11700 2.8GHz(4.0GHz) 65W 6(6) 180 0.488 24,000円
Core i3 8350K 9200 4.0GHz 91W 4(4) 101.1 0.438 21,000円
Core i3 9100F 8950 3.6GHz(4.2GHz) 65W 4(4) 137.7 0.746 12,000円
Core i3 8300 8860 3.7GHz 62W 4(4) 142.9 0.521 17,000円
Core i3 8100 8100 3.6GHz 65W 4(4) 124.6 0.506 16,000円
Pentium G5400 5350 3.7GHz 58W 2(4) 92.2 0.594 9,000円
Pentium G4560 5100 3.5GHz 54W 2(4) 94.4 0.785 6,500円
【AMD】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Ryzen 9 3900X 32300 3.8GHz(4.6GHz) 105W 12(24) 307.6 0.497 65,000円
Ryzen 7 3800X 25000 3.9GHz(4.5GHz) 105W 8(16) 238.1 0.49 51,000円
Ryzen 7 3700X 23800 3.6GHz(4.4GHz) 65W 8(16) 366.2 0.55 43,000円
Ryzen 5 3600X
20500 3.8GHz(4.4GHz) 95W 6(12) 215.8 0.641 32,000円
Ryzen 5 3600
20000 3.6GHz(4.2GHz) 65W 6(12) 307.7 0.769 26,000円
Ryzen 7 2700X 17100 3.7GHz(4.3GHz) 105W 8(16) 162.9 0.59 29,000円
Ryzen 7 2700 15450 3.2GHz(4.1GHz) 65W 8(16) 237.7 0.618 25,000円
Ryzen 7 1800X 15400 3.6GHz(4.0GHz) 95W 8(16) 162.1    
Ryzen 7 1700X 14600 3.4GHz(3.8GHz) 95W 8(16) 153.7    
Ryzen 5 2600X 14300 3.6GHz(4.2GHz) 95W 6(12) 150.5 0.681 21,000円
Ryzen 7 1700 13700 3.0GHz(3.7GHz) 65W 8(16) 210.8    
Ryzen 5 2600 13500 3.4GHz(3.9GHz) 65W 6(12) 207.7 0.794 17,000円
Ryzen 5 1600X 13300 3.6GHz(4.0GHz) 95W 6(12) 140    
Ryzen 5 1600 12400 3.2GHz(3.6GHz) 65W 6(12) 190.8    
Ryzen 5 1500X 10300 3.5GHz(3.7GHz) 65W 4(8) 158.5    
Ryzen 5 3400G 10200 3.7GHz(4.2GHz) 65W 4(8) 156.9 0.498 20,500円
Ryzen 5 2400G 9400 3.6GHz(3.9GHz) 65W 4(8) 144.6 0.553 17,000円
Ryzen 5 1400 8500 3.2GHz(3.4GHz) 65W 4(8) 130.8    
Ryzen 3 3200G 8200 3.6GHz(4.0GHz) 65W 4(4) 126.2 0.631 13,000円
Ryzen 3 2200G 7600 3.5GHz(3.7GHz) 65W 4(4) 116.9 0.633 12,000円
Ryzen 3 1300X 7500 3.5GHz(3.7GHz) 65W 4(4) 115.4    
Ryzen 3 1200 7200 3.1GHz(3.4GHz) 65W 4(4) 110.8    
Athlon 200GE 4900 3.2GHz 35W 2(4) 140 0.7 7,000円

ノートPC・タブレットPC向け主要CPU性能比較表

ノートPC・タブレット向けの主要CPU性能比較表です。

【Intel】
CPU名称
性能スコア
定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Core i9 8950HK 14500 2.9GHz 4.8GHz 45W 6 12
Core i7 9750H 13650 2.6GHz 4.5GHz 45W 6 12
Core i7 8850H 13300 2.6GHz 4.3GHz 45W 6 12
Core i7 8750H 12600 2.2GHz 4.1GHz 45W 6 12
Core i7 1065G7 11000 1.3GHz 3.9GHz 15W 4 8
Core i7 10510U 9600 1.8GHz 4.9GHz 15W 4 8
Core i7 8650U 9280 1.9GHz 4.2GHz 15W 4 8
Core i5 1035G1 9130 1.0GHz 3.6GHz 15W 4 8
Core i5 10210U 9090 1.6GHz 4.2GHz 15W 4 8
Core i7 7700HQ 8950 2.8GHz 3.8GHz 45W 4 8
Core i7 8565U 8840 1.8GHz 4.6GHz 15W 4 8
Core i7 8550U 8300 1.8GHz 4.0GHz 15W 4 8
Core i5 8350U 8200 1.7GHz 3.6GHz 15W 4 8
Core i5 8265U 8100 1.6GHz 3.9GHz 15W 4 8
Core i5 8250U 7600 1.6GHz 3.4GHz 15W 4 8
Core i3 8145U 5720 2.1GHz 3.9GHz 15W 2 4
Core i7 7500U 5240 2.7GHz 3.5GHz 15W 2 4
Core i3 8130U 5080 2.2GHz 3.4GHz 15W 2 4
Core i5 7200U 4720 2.5GHz 3.1GHz 15W 2 4
Core i5 8200Y 4200 1.3GHz 3.9GHz 5W 2 4
Core i7 8500Y 3950 1.5GHz 4.2GHz 5W 2 4
Core i7 7Y75 3950 1.3GHz 3.6GHz 4.5W 2 4
Core i3 7100U 3870 2.4GHz 15W 2 4
Core m3 8100Y 3560 1.1GHz 3.4GHz 5W 2 4
Core i5 7Y54 3520 1.2GHz 3.2GHz 4.5W 2 4
Core m3 7Y30 3380 1GHz 2.6GHz 4.5W 2 4
Core i3 6006U 3160 2GHz 15W 2 4
Pentium 4415Y 2220 1.6GHz 6W 2 4
Celeron 3865U 1950 1.8GHz 15W 2 2
Celeron N3450 1820 1.1GHz 2.2GHz 17W 2 4
Celeron 3965Y 1620 1.5GHz 6W 2 2
Atom x5-Z8350 1260 1.44GHz 1.9GHz 4W 4 4
Celeron N3350 1140 1.1GHz 2.4GHz 6W 2 2
Celeron N3060 960 1.6GHz 6W 2 2
【AMD】
CPU名称
性能スコア
 定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Ryzen 7 3700U 8050~ 2.3GHz 4.0GHz 15W 4 8
Ryzen 5 3500U 8050 2.1GHz 3.7GHz 15W 4 8
Ryzen 7 2700U 7600 2.2GHz 3.8GHz 15W 4 8
Ryzen 5 2500U 7600 2.0GHz 3.6GHz 15W 4 8
Ryzen 3 2300U 6100 2.0GHz 3.4GHz 15W 4 4
Ryzen 3 2200U 4400 2.5GHz 3.4GHz 15W 2 4
A9-9420 2320 3.0GHz 3.4GHz 15W 2 2
E2-9000 1820 1.8GHz 2.2GHz 10W 2 2
A6-9220e 1560 1.6GHz 2.4GHz ? 2 2
E2-9000e 1300 1.5GHz 2.0GHz 6W 2 2

主流CPUの全体的な話

デスクトップ用

デスクトップ用CPUは、Intelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主力のCPUとなっており、「Core i7 VS Ryzen 7」のように、同じモデルナンバーの製品が対抗製品となっています。
 
性能面では、Core iシリーズはゲーミング性能に優れ、Ryzenシリーズはマルチスレッド性能に優れるという特徴があります。
2019年8月現在の両シリーズの最新世代である、Core iシリーズ第9世代とRyzen第3世代の比較では、シングルスレッド性能差はあまりなく、ゲーミング性能はCore iがやや上、マルチスレッド性能はRyzenが圧倒的に高いという状況となっています。ゲーミング性能とは、高性能なグラフィックボードを搭載した場合です。それぞれの特徴下記にまとめています。
第9世代「Core i」と第3世代「Ryzen」性能評価
シングルスレッド性能 Core i ≒ Ryzen
マルチスレッド性能 Ryzen > > Core i
ゲーミング性能 Core i ≧ Ryzen
総合コスパ Ryzen > Core i
 

ノートPC用

ノートPC用のCPUも、デスクトップPC用と同様に、Intelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主力のCPUとなっています。性能や価格面についても、デスクトップPC用のCPUと概ね同様となっています。
ただし、ノートPCは消費電力や発熱の問題があるため、増設用のグラフィックボードの搭載が難しいです。また、消費者層もライトな人が多いです。
そのため、内蔵GPUの高さや価格の安さが重視される傾向があります。よって、近年ではAPUの「Ryzen」の人気が上昇傾向にありますし、実際に単純なコスパはRyzenの方が良いです。
ただし、近々の登場が期待されるIntelの第10世代は、Ryzenよりも高い内蔵GPU性能持つ、などという話も聞かれるので、動向に注意が必要です。

4 COMMENTS

東原K

質問させてください。
i7 8700を使用しているノートPCがありますが、デメリットとしては、どう思われますか?
例えば、熱が高くなる、熱の発生が早い等々。何かあるのでしょうか?
比較対象としては、i7 8750Hです。
よろしくお願いします。

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とねりん

危惧していらっしゃる通り、主に発熱が問題になるかと思います。消費電力や発熱に関わる指標のTDPを比較すると、「Core i7 8750H」が45Wなのに対し「Core i7 8700」は65Wです。ノートPC用の現在一般的なCPUのTDPは15W程度ですので、「Core i7 8750H」の45Wでも高いです。
発熱(消費電力)が多いことによる問題を、細かい事を抜きにしてざっと挙げてみると、「故障リスクの増大」「他パーツも熱にさらされる事により、パーツが寿命が短くなる可能性」「筐体の肥大化および重量の増加」「バッテリー駆動時間が短くなる」などがあるかと思います。

返信する
東原K

とねりんさん、ありがとうございます。
全く詳しくないので、あれやこれや考えると複雑すぎて困っています。
ノートにはノート向けのパーツで作られているのが良いということですね。
勉強になります。
ありがとうございました。

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匿名

デスクトップ向けCPUを積んでるノートパソコンもいいですよ、パワーがあって。売り出す以上熱対策もしっかりしてますし、ノートパソコン用のクーラー台を使えば長持ちできるでしょう。でかいノートを携帯して使うことも少ないと思うので、バッテリの減りを気にすることもないです。

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