おすすめ主要CPUの性能比較・一覧表【2020年1月最新版】

2020年1月時点での主要CPU性能の比較一覧表です。新しめの主要CPUのみを掲載しているため、主にこれからPC購入を考えている人向けの比較表になります。
※価格は記事更新時点での主に価格.comやAmazonでの最安値価格となっています。
 
【例:デスクトップ向けCPU】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Core i7 8700K 16100 3.7GHz(4.7GHz) 95W 6(12) 169.5 0.397 41,000円
【例:ノートPC・タブレットPC向けCPU】
CPU名称
性能スコア
定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Core i7 8750H 12100 1.9GHz 4.1GHz 45W 6 12
【各項目の説明】
性能スコア:PASSMARKのベンチマークスコアを参考にした目安の値。CPU等の性能を示す指標の値。
TDP:熱設計消費電力の事で、消費電力の目安。
ワットパフォーマンス:1Wあたり(W単位)での性能スコア値。
コスパ:1円あたりの(円単位)での性能スコア値。※モバイル端末向けのCPUは、単体価格が不明で、CPU単体での評価が難しいため未評価としています。
ベンチマークスコア:PassMarkを参考にした目安の値。
TDP:熱設計消費電力の事で、大体の消費電力の目安。
価格:記事更新時点での主に価格.comやAmazonの最安値価格。
今おすすめのCPU(デスクトップ用)
  • Ryzen 5 3600
    第3世代のRyzen 5。2万円台中盤という価格で第9世代の Core i9 並みのマルチスレッド性能を発揮する怪物コスパCPU。シングルスレッド性能も大幅に向上し、Core i5を超えました。ゲーミング性能は従来通りCore iシリーズより低めなのが玉に瑕ですが、そもそも安いし、そんなの些細な事だと言えるくらいコスパが良いです。2020年1月時点で文句無しの最強コスパCPU。
  • Ryzen 7 3700X
    第3世代のRyzen 7。第3世代Ryzenはコスパだけでなくワットパフォーマンスも全体的に優れていますが、その中でも特に優れたワットパフォーマンスを発揮するのがこの「Ryzen 7 3700X」です。価格は一般的なCore i7と同じくらいで、Ryzen 5よりもゲーミング性能も良くバランスが良いです。ハイエンド最強CPU最有力です。
  • Ryzen 9 3900X
    圧倒的すぎるマルチスレッド性能を持つ第3世代のRyzen 9。そのマルチスレッド性能はCore i9 9900K すらも軽々と上回ります。マルチスレッド性能に関してはあらゆる高性能CPUを過去のものにした代物です。シングルスレッド性能もCore iシリーズと同水準レベルまで向上しています。ただし、ゲーミング性能はCore i9より少し低めなので、「最高のゲーミングCPU」とは言えない点は注意が必要です。とはいえ、異常ともいえるマルチスレッド性能の高さを備えつつ、コスパも素晴らしいという逸品。
  • Core i7-9700F
    「Core i7 9700K」の内蔵GPU無効、クロック低下、オーバークロック不可版です。コストが削減され価格が安くなっています。性能は当然「Core i7-9700K」よりやや低くなっているものの、差は思ったほど大きくなく十分高性能です。価格にしてはゲーミング性能が非常に高く、トップクラスのゲーミング性能を出せるCPUの中ではコスパが非常に良いです。「実用性」という点でいえば内蔵GPUが必要な場合を除けば「9700K」とさほど変わらないと思いますし、高いゲーミング体験を出来るだけ目指すなら最適解ともいえそうなCPU。
  • Core i5-9400F
    2018年に最強コスパCPUとして支持され続けた「Core i5 8400」の後継「Core i5 9400」の内蔵グラフィックス廃止版。内蔵グラフィックス以外の仕様は「Core i5 8400」の動作クロックを0.1GHz(100MHz)だけ引き上げたシンプルなものとなっています。2万円未満という格安価格にしては非常に高いゲーミング性能を持ち、ゲーミングコスパはズバ抜けています。ただし、マルチスレッドの処理性能はミドルクラス上位程度といったところでやはり物足りない感があります。Core i7以上やRyzenと比べるとやはり不安は残りますが、出来ない事はほぼ無いくらいには高性能です。
今おすすめのCPU(ノートPC用)
  • Ryzen 3 3300U,Ryzen 5 3500U
    手頃な価格でノートPC用としては申し分ない処理性能を持ちます。更に、内蔵GPUにしては高めのグラフィック性能も持つため、高画質動画の視聴や軽めのゲームにも対応できる、汎用性の高さが売りのCPUです。第2世代のRyzen 3-2300UやRyzen 5-2500Uも性能はさほど変わらないので、安いものがあればそちらでも問題ありません。
  • Core i7 10710U
    最大性能はノートPC用のCPUとしては破格のものを持ちながら、TDPは15Wで定格クロックが1.1GHzと非常に低いです。そのため低負荷時には発熱も消費電力も非常に少なく、時には省電力CPU、時にはハイエンドCPUという使い方が可能となっており、汎用性が非常に高いCPUです。ただし、価格が非常に高い。
  • 第10世代のCore i5
    順調に進化を続けている安定CPUです。2020年1月時点の主流モデルは「Core i5-10210U」と「Core i5-1035G1」ですが、どちらも素晴らしい出来です。消費電力の少なさとワットパフォーマンスの良さが光るCPUです。

デスクトップ向け主要CPU性能比較表

デスクトップPC向けの主要CPU性能比較表です。
※注意:Intelの末尾Fのモデルは内蔵GPUが廃止されています。AMDのRyzenは、NVIDIA製のGPU使用時のグラフィック性能がIntel製CPUよりも少し低いため注意。それを考慮し評価をやや低めにしています。
【Intel】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Core i9 9900K 20200 3.6GHz(5.0GHz) 95W 8(16) 212.6 0.337 60,000円
Core i9 9900KF 20200 3.6GHz(5.0GHz) 95W 8(16) 212.6 0.348 58,000円
Core i7 9700K 17400 3.6GHz(4.9GHz) 95W 8(8) 183.2 0.387 45,000円
Core i7 9700KF
17400 3.6GHz(4.9GHz) 95W 8(8) 183.2 0.387 45,000円
Core i7 9700F 16200 3.0GHz(4.7GHz) 65W 8(8) 260.8 0.415 39,000円
Core i7 8700K 16100 3.7GHz(4.7GHz) 95W 6(12) 169.5 0.374 43,000円
Core i7 8700 15250 3.2GHz(4.6GHz) 65W 6(12) 234.6 0.412 37,000円
Core i5 9600K 13500 3.7GHz(4.6GHz) 95W 6(6) 142.1 0.45 30,000円
Core i5 9600KF 13500 3.7GHz(4.6GHz) 95W 6(6) 142.1 0.466 29,000円
Core i5 8600K 12800 3.6GHz(4.3GHz) 95W 6(6) 134.7 0.376 34,000円
Core i5 8600 12400 3.1GHz(4.3GHz) 65W 6(6) 190.8    
Core i5 8500 12100 3.0GHz(4.1GHz) 65W 6(6) 186.2    
Core i5 9400F 12050 2.9GHz(4.1GHz) 65W 6(6) 185.4 0.709 17,000円
Core i5 8400 11700 2.8GHz(4.0GHz) 65W 6(6) 180 0.488 24,000円
Core i3 8350K 9200 4.0GHz 91W 4(4) 101.1 0.438 21,000円
Core i3 9100F 8950 3.6GHz(4.2GHz) 65W 4(4) 137.7 0.895 10,000円
Core i3 8300 8860 3.7GHz 62W 4(4) 142.9 0.521 17,000円
Core i3 8100 8100 3.6GHz 65W 4(4) 124.6 0.506 16,000円
Pentium G5400 5350 3.7GHz 58W 2(4) 92.2 0.594 9,000円
Pentium G4560 5100 3.5GHz 54W 2(4) 94.4 0.785 6,500円
【AMD】
CPU名称 評価 性能スコア 定格クロック(TB時) TDP
コア
(スレッド)
ワット
パフォーマンス
コスパ 参考価格
Ryzen 9 3950X 36100 3.5GHz(4.7GHz) 105W 16(32) 343.8 0.365 99,000円
Ryzen 9 3900X 32300 3.8GHz(4.6GHz) 105W 12(24) 307.6 0.497 65,000円
Ryzen 7 3800X 25000 3.9GHz(4.5GHz) 105W 8(16) 238.1 0.49 51,000円
Ryzen 7 3700X 23800 3.6GHz(4.4GHz) 65W 8(16) 366.2 0.55 43,000円
Ryzen 5 3600X
20500 3.8GHz(4.4GHz) 95W 6(12) 215.8 0.641 32,000円
Ryzen 5 3600
20000 3.6GHz(4.2GHz) 65W 6(12) 307.7 0.769 26,000円
Ryzen 7 2700X 17100 3.7GHz(4.3GHz) 105W 8(16) 162.9 0.59 29,000円
Ryzen 7 2700 15450 3.2GHz(4.1GHz) 65W 8(16) 237.7 0.618 25,000円
Ryzen 5 2600X 14300 3.6GHz(4.2GHz) 95W 6(12) 150.5 0.681 21,000円
Ryzen 5 2600 13500 3.4GHz(3.9GHz) 65W 6(12) 207.7 0.794 17,000円
Ryzen 5 3400G 10200 3.7GHz(4.2GHz) 65W 4(8) 156.9 0.498 20,500円
Ryzen 5 2400G 9400 3.6GHz(3.9GHz) 65W 4(8) 144.6 0.553 17,000円
Ryzen 3 3200G 8200 3.6GHz(4.0GHz) 65W 4(4) 126.2 0.631 13,000円
Ryzen 3 2200G 7600 3.5GHz(3.7GHz) 65W 4(4) 116.9 0.633 12,000円
Athlon 3000G 5480 3.5GHz 35W 2(4) 156.6 0.703 7,800円
Athlon 240GE 5480 3.5GHz 35W 2(4) 156.6 0.761 7,200円
Athlon 220GE 5250 3.4GHz 35W 2(4) 150 0.772 6,800円
Athlon 200GE 4900 3.2GHz 35W 2(4) 140 0.817 6,000円

ノートPC・タブレットPC向け主要CPU性能比較表

ノートPC・タブレット向けの主要CPU性能比較表です。

【Intel】
CPU名称
性能スコア
定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Core i9 9980HK 17700 2.4GHz 5.0GHz 45W 8 16
Core i9 9880H 16320 2.3GHz 4.8GHz 45W 8 16
Core i9 8950HK 14200 2.9GHz 4.8GHz 45W 6 12
Core i7 9850H 13700 2.6GHz 4.6GHz 45W 6 12
Core i7 9750H 13650 2.6GHz 4.5GHz 45W 6 12
Core i7 8850H 12950 2.6GHz 4.3GHz 45W 6 12
Core i7 10710U 12360 1.1GHz 4.7GHz 15W 6 12
Core i7 8750H 12390 2.2GHz 4.1GHz 45W 6 12
Core i7 1065G7 10500 1.3GHz 3.9GHz 15W 4 8
Core i5 9300H 9880 2.4GHz 4.1GHz 45W 4 8
Core i7 10510U 9650 1.8GHz 4.9GHz 15W 4 8
Core i5 8300H 9450 2.3GHz 4.0GHz 45W 4 8
Core i7 8650U 9280 1.9GHz 4.2GHz 15W 4 8
Core i5 1035G4 8960 1.1GHz 3.7GHz 15W 4 8
Core i7 7700HQ 8950 2.8GHz 3.8GHz 45W 4 8
Core i7 8565U 8840 1.8GHz 4.6GHz 15W 4 8
Core i5 1035G1 8810 1.0GHz 3.6GHz 15W 4 8
Core i5 10210U 8560 1.6GHz 4.2GHz 15W 4 8
Core i7 8550U 8300 1.8GHz 4.0GHz 15W 4 8
Core i5 8350U 8200 1.7GHz 3.6GHz 15W 4 8
Core i5 8265U 8100 1.6GHz 3.9GHz 15W 4 8
Core i5 8250U 7600 1.6GHz 3.4GHz 15W 4 8
Core i3 8145U 5720 2.1GHz 3.9GHz 15W 2 4
Core i7 7500U 5240 2.7GHz 3.5GHz 15W 2 4
Core i3 8130U 5080 2.2GHz 3.4GHz 15W 2 4
Core i5 7200U 4720 2.5GHz 3.1GHz 15W 2 4
Core i5 8200Y 4200 1.3GHz 3.9GHz 5W 2 4
Core i7 8500Y 3950 1.5GHz 4.2GHz 5W 2 4
Core i7 7Y75 3950 1.3GHz 3.6GHz 4.5W 2 4
Core i3 7100U 3870 2.4GHz 15W 2 4
Core m3 8100Y 3560 1.1GHz 3.4GHz 5W 2 4
Core i5 7Y54 3520 1.2GHz 3.2GHz 4.5W 2 4
Core m3 7Y30 3380 1GHz 2.6GHz 4.5W 2 4
Core i3 6006U 3160 2GHz 15W 2 4
Pentium 4415Y 2220 1.6GHz 6W 2 4
Celeron 3865U 1950 1.8GHz 15W 2 2
Celeron N3450 1820 1.1GHz 2.2GHz 17W 2 4
Celeron 3965Y 1620 1.5GHz 6W 2 2
Atom x5-Z8350 1260 1.44GHz 1.9GHz 4W 4 4
Celeron N3350 1140 1.1GHz 2.4GHz 6W 2 2
Celeron N3060 960 1.6GHz 6W 2 2
【AMD】
CPU名称
性能スコア
 定格クロック
TB時最大
TDP
コア
スレッド
Ryzen 7 3700U 8050~ 2.3GHz 4.0GHz 15W 4 8
Ryzen 5 3500U 8050 2.1GHz 3.7GHz 15W 4 8
Ryzen 7 2700U 7600 2.2GHz 3.8GHz 15W 4 8
Ryzen 5 2500U 7600 2.0GHz 3.6GHz 15W 4 8
Ryzen 3 2300U 6100 2.0GHz 3.4GHz 15W 4 4
Athlon 300U 4630 2.4GHz 3.3GHz 15W 2 4
Ryzen 3 2200U 4400 2.5GHz 3.4GHz 15W 2 4
A9-9420 2320 3.0GHz 3.4GHz 15W 2 2
E2-9000 1820 1.8GHz 2.2GHz 10W 2 2
A6-9220e 1560 1.6GHz 2.4GHz ? 2 2
E2-9000e 1300 1.5GHz 2.0GHz 6W 2 2

主流CPUの全体的な話

デスクトップ用

デスクトップ用CPUは、Intelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流となっており、「Core i7 VS Ryzen 7」のように、同じモデルナンバーの製品が対抗製品となっています。

性能面では、Core iシリーズはゲーミング性能に優れ、Ryzenシリーズはマルチスレッド性能に優れるという特徴があります。各特徴を下記で表にまとめています。総合コスパではRyzenの方がやや有利というのが一般的な扱いだと思います。

第9世代「Core i」と第3世代「Ryzen」性能評価
シングルスレッド性能 Core i ≒ Ryzen
マルチスレッド性能 Ryzen > > Core i
ゲーミング性能 Core i ≧ Ryzen
総合コスパ Ryzen > Core i
 

ノートPC用

ノートPC用のCPUも、デスクトップPC用と同様に、Intelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流のCPUとなっています。性能や価格面についても、デスクトップPC用のCPUと概ね同様となっています。

ただし、ノートPCは消費電力や発熱の問題があるため、増設用のグラフィックボードの搭載が難しいです。ライトユーザーが多い事もあり、性能は最低限あればOKという見方が強く、純粋な性能の高さよりも価格の安さとコスパが特に重視される傾向があります。

2020年1月現在では、ほどよい価格と性能の「Core i5」や、内蔵GPU性能の高さと価格の安さが魅力な「Ryzen 5」が特に人気です。

4 COMMENTS

東原K

質問させてください。
i7 8700を使用しているノートPCがありますが、デメリットとしては、どう思われますか?
例えば、熱が高くなる、熱の発生が早い等々。何かあるのでしょうか?
比較対象としては、i7 8750Hです。
よろしくお願いします。

返信する
とねりん

危惧していらっしゃる通り、主に発熱が問題になるかと思います。消費電力や発熱に関わる指標のTDPを比較すると、「Core i7 8750H」が45Wなのに対し「Core i7 8700」は65Wです。ノートPC用の現在一般的なCPUのTDPは15W程度ですので、「Core i7 8750H」の45Wでも高いです。
発熱(消費電力)が多いことによる問題を、細かい事を抜きにしてざっと挙げてみると、「故障リスクの増大」「他パーツも熱にさらされる事により、パーツが寿命が短くなる可能性」「筐体の肥大化および重量の増加」「バッテリー駆動時間が短くなる」などがあるかと思います。

返信する
東原K

とねりんさん、ありがとうございます。
全く詳しくないので、あれやこれや考えると複雑すぎて困っています。
ノートにはノート向けのパーツで作られているのが良いということですね。
勉強になります。
ありがとうございました。

返信する
匿名

デスクトップ向けCPUを積んでるノートパソコンもいいですよ、パワーがあって。売り出す以上熱対策もしっかりしてますし、ノートパソコン用のクーラー台を使えば長持ちできるでしょう。でかいノートを携帯して使うことも少ないと思うので、バッテリの減りを気にすることもないです。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。