おすすめ主要CPUの性能比較・一覧表【2024年11月最新版】

主要CPU性能の比較一覧表です。新しめの主要CPUのみを掲載しているため、主にこれからPC購入を考えている人向けの比較表になります。
※価格は記事更新時点での主に価格.comやAmazonでの価格となっています。記事内の性能スコアはPassMarkのスコアです。

/ スクロールします \


CPU名称
文字通りCPUの名前です。
評価
評価は管理人の主観的評価です。基本的に総合コスパとワットパフォーマンス重視で評価しています。特にノートPC向けCPUは、端末によって大きく違うので参考程度に。
性能スコア
PassMarkという特に有名なベンチマークのスコアです。総合性能といった感じになっています。
コア
CPUのコアの数(合計)です。コアが多いほどCPU全体の処理性能が高くなり、重い処理への対応力が高まります。ただし、最近では小型な省電力コアが採用されることが多かったりして、合計コア数だけで性能を推し量るのは難しいので注意。
スレッド
スレッドはシステム上で認識するコアの数と思って貰えばOKです。「1コア:1スレッド」が基本ですが、「1コア:2スレッド」のものもあります(SMT・ハイパースレッディング採用コアの場合)。
クロック・周波数(定格/最大)
CPUのクロックは、ざっくり言うと処理の回数を表す数値です。クロックが高いほど、処理できる信号の数が多いことになるので、処理性能が高くなりますが、負荷が高くなるため、発熱や消費電力が多くなります。ただし、コアの性能や他の要素により性能は大きく変わるので、クロックだけで性能は測れない点に注意。
TDP
TDPは熱設計電力のことで、大体の消費電力の目安となります。表向きはベース電力、もしくはTDP PL1の値が表示されていることが多いですが、実質の最大消費電力はTDP PL2の値なので注意(2023年2月時点)。CPUによってはベース電力とTDP PL1が別に設定されていたりしてややこしいですが、その場合には低い方をPL1として扱っています。
内蔵GPU
CPUと同じチップに統合されているGPUの名称です。記載の名前は略称であり、名前が同じでも性能が異なる場合もあるため注意(アーキテクチャが同じ、もしくはわずかな改良には同じ名前が用いられることがあるため)。 
Ryzen 9 7950X3D:非常に優れたゲーミング性能を持ち、電力効率も非常に良いハイエンドCPU
「3D Va-Cache」を搭載したZen 4のRyzen 9の最上位モデルです。16コア32スレッドによる驚異的なマルチスレッド性能を持ちつつ、Core i9-14900K/13900Kに匹敵するゲーミング性能を持っています。その上でCore i9(K付き)よりも電力効率が大幅に優れているため、総合性能的な意味ではトップのゲーミングCPUと呼べると思います。本体価格は2024年8月時点ではCore i9-14900K/13900Kと同等なのですが、BTO等ではCore i9より一段高い価格なのがネックです。ただし、その効率の良さと性能を考えれば、ガンガン処理を行う前提なら多少高価でもおすすめできるCPUです。
Core i7-14700(F):20コアで5万円前後の高コスパCPU
20コア(8P+12E)28スレッドの第14世代のCore i7のK無しモデルです。K無しモデルよりも消費電力が抑えられており、価格も少し安いです。第13・14世代Coreは回復不可能なダメージが入るといった不具合が問題となっていますが、実は報告例はほぼK付きなので、クロックや電力制限が低いK無しなら深く気にする必要は無いと思われるのも少し安心できます。その代わり、標準設定ではベース電力の65Wで基本稼働する様になっており、消費電力がかなり抑えられているため、K付きよりはマルチスレッド性能が一段落ちてしまいます。とはいえ、電力制限下でも20コアによるマルチスレッド性能は非常に優れていますし、電力制限を調整(解除)することでK付きに近い性能まで引き上げることも一応可能なので、そのあたりの調整が出来る人にはK付きと実用性は大差なかったりします。ただし、標準設定のままでも発熱が少ないメリットもあり、電力制限を引き上げるなら高性能なクーラーが必要になるので、必要に応じて運用しましょう。
Ryzen 7 7900X3D:Core i7よりも優れた効率とゲーム性能の高性能CPU
Ryzen 7 7900X3Dは「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、特にゲームで強力なのが魅力の12コア24スレッドCPUです。優れたマルチスレッド性能とゲーム性能を持ちつつも、Core i9やRyzen 9 7950X3Dよりも格段に安いです。
元々はゲーム特化なら7800X3Dが選ばれることが多かったため、この7900X3Dは人気が低かったのですが、その影響なのか7800X3Dが値上がりする中7900X3Dの価格は変わらなかったので、2024年11月時点では実売価格が数千円程度しかなくなっており、相対的に有力となったCPUです。BTOではそこまで値下がり傾向が見られない(そもそも採用も少ない)ため、選択肢に挙がることは少ないですが、自作やフルカスタマイズPC等では強力な選択肢です。
Ryzen 7 9800X3D:現状のゲーム最強CPU。ただし、8コアCPUとは思えない高価さで、先代から消費電力もやや増加
Ryzen 7 9800X3Dは、2024年11月時点のゲームで最強のCPUです(ハイエンドGPUとの併用時)。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。この9800X3Dが登場するまでは先代の7800X3Dが最強でしたが、その先代をも平均で8%~10%程度上回るゲーム性能を誇るという結果が出ており、他にもやや差を付けたゲーム最強CPUです。
先代では「3D V-Cache」がCCDの上に配置されていたため、コアの冷却が難しくてクロックや温度制限を低めにする必要があるという課題がありましたが、9000X3Dの第2世代「3D V-Cache」ではCCDが上に配置されるようになったため、コアの冷却の課題が克服されました。これによりクロックや温度制限を高くすることが可能になり、先代では制限されていたオーバークロックも可能になりました。それに加えてアーキテクチャ更新による性能向上もあり、先代から大きめの性能向上となりました。
しかし、価格は先代から値上がりし、発売時価格は86,800円です。8コアCPUとしては超高額になってしまいました。ゲームでは強力なものの、マルチスレッド性能コスパは悪い点は留意しておいた方が良いかと思います。
更に、電力面も先代の7800X3Dと比べると少し悪化しています。先代は仕様上クロックや温度を制限する必要があったことが、逆に優れた効率で扱い易いCPUとなる要因になっていた印象ですが、9800X3Dではそれらが緩くなってしまったので、良さが少し損なわれています。それでもゲーム時は電力面でも十分に優秀ですが、高負荷なマルチスレッド処理時の消費電力はかなり増えました。性能も大きく向上したので用途次第ですが、気になる場合には調整する必要があります。個人的には、対応は可能なものの、標準設定で安心な設定の方が良かったと思います。
強みのゲーム性能も、GPUの性能やゲームタイトル次第ではそこまで大きな差にならないこともありますし、このレベルの高さだと、ミドルレンジCPUを選べばGPUのグレードを一つ上げることも可能なので、最終的なゲーム性能を考えるとそちらの方が良いケースも多々あると思います。ゲームで強いからといって雑に選ぶのではなく、慎重に選択したいCPUです。
Ryzen 7 7800X3D:非常に強力なゲーム性能と電力効率。一般用途での実用性が非常に高い
Ryzen 7 7800X3Dは、9800X3Dが登場するまで「ゲーム最強」と呼び声の高かったCPUです。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。
他にもX3Dモデルがある中、この7800X3Dが最強と呼ばれる理由は8コアぴったりという仕様です。現状のほとんどのゲームは超多コアに最適化されていないため、8コア程度あれば性能をほぼ最大化できるという通説があるのですが(ハイエンドGPU&重めのゲーム前提)、7800X3Dは8コアぴったりというコア数なのが良いです。無駄なコアがあることによるロスが発生しないため良いと言われており、実際にX3Dモデルの中でも7800X3Dが若干優れたゲーム性能が出ています。そのため、ゲーム性能に特化するなら非常に魅力的なCPUです。
また、電力効率が非常に優れており、特にゲーム時の効率はCoreのハイエンドモデルと比べると圧倒的に優れているのが強みです。
ただし、デメリットとして、8コア16スレッドCPUながら6~8万円ということで、同価格帯のCPUよりも明らかにマルチスレッド性能が低く、その面でのコスパが悪い点があります。価格の近い「Core i7 / Core Ultra 7」は20コア28スレッドです。しかし、8コア16スレッドでも一般用途ではあれば十分な性能はありますし、マルチスレッド処理時でも効率は非常に優れているので、実用性を考えればほとんどの人にとって大きなネックにはならないです。そのため、ゲーム重視のCPUとして非常に強力で人気なRyzenとなっています。
Ryzen 9 7900:省電力な12コア高性能CPU
Ryzen 9 7900は、Zen 4 Ryzenの12コアの省電力モデルCPUです。元々やや不人気なCPUだったこともあってか、大幅に値下がりが進み、2024年8月時点では約6万円程度になっているため、「Core i7-14700(F)」に対して十分な競争力を持てるようになっています。最大消費電力(PPT)は88Wに設定されているため非常に省電力ながら、小型コアを含まない12コア24スレッドによる優れたマルチスレッド性能が魅力です。また、付属クーラー「Wraith Prism RGB」が付属品の割には悪くない性能なので、そちらで運用すれば実質コストもやや削減できるのも強みです。電力制限を解除することも可能なので、高性能なクーラーを用意すれば性能をやや引き上げることも可能です。CoreのK無しモデルと違ってオーバークロックにも対応しており、調整幅も非常に広いCPUなので、色々と設定弄ってみたいという人には特に面白いCPUだとも思います。
Core i5-14500 / Core i5-13500:3万円台後半~で14コア。コア単価が非常に安いCPU
第13,14世代Core i5のK無しの上位モデルです。14コア(6P + 8E)で3万円台後半という価格となっており、価格は3.7万円~(2024年8月時点)と安く、コア単価が非常に安いのが魅力です。ミドルレンジCPUとしてはマルチスレッド性能コスパが非常に優れています。デメリットとして、オーバークロックには非対応で電力制限も厳しめなので性能の伸び代が小さい点や、ハイエンドGPU使用時のゲーミング性能はCore i7以降には劣る点などあるのは留意ですが、この価格帯ではあまり気にならない点です。そのため、安さを重視しつつ空冷で十分なCPUでマルチスレッドコスパを追求するなら非常に魅力的な高コスパCPUです。ただし、残念ながらBTOなどではほとんど見掛けないモデルなので、半ば自作専用CPUだと思います。
Core i5-14400(F) / Core i5-13400(F):10コアで3万円台前半~という安さで、低価格構成で非常に強力
10コア(6P + 4E)16スレッドの第13,14世代のCore i5(下位)です。上位CPUと比べるとマルチスレッド性能は劣るもののコスパ自体は良く、重い処理でもこなせる性能ではあるので、安さ重視や、性能を持て余して費用を無駄にしたくない場合に向いているCPUです。ハイエンドGPU使用時がゲーム性能がやや低いのも弱点ではありますが、ハイエンド未満のGPUなら大した差ではありません。そのため、この価格のCPUでハイエンドGPUを採用する人はほとんど居ないため、実質的にはそこまで気にする必要がありません。安さ特化CPUでは非常に強力な選択肢です。
Ryzen 5 7600X/7600:約3万円前後でCore i5-14400(F)と同等の性能・コスパで、AM5の長期サポートを得られる
Zen 4で6コアのRyzen 5です。発売当初は高価だったために低価格PC用のCPUとして機能していませんでしたが、その後値下がりが進んだことで、価格・性能ともに「Core i5-13400F」に近い低価格PCで非常に強力なCPUとなりました。しかし、13400(F)よりもソケットのAM5のサポートは長期化が期待できる面で優位性があり、Coreと違い、RyzenではX3Dモデルの追加による旧シリーズ強化なども見込める関係で、後にCPUを交換をする場合を考えると一段有利なのが魅力です。BTOではまだ13400(F)よりも若干高価なことが多いので難しいですが、自作や一部構成では13400(F)とほぼ同額で導入できることもあるので、その場合にはちょっとおすすめです。
Ryzen 7 8700G/Ryzen 5 8600G:高性能内蔵GPUモデル
RyzenのRDNA 3アーキテクチャ内蔵GPU搭載モデルです。グラボ無しでも重めの3Dゲームや動画編集に対応が可能という、ライトユーザーには非常に魅力的なCPU(APU)です。AI用の「Ryzen AI」を搭載しているのも地味に嬉しいです。コア構成は、「Ryzen 7 8700G」はCPUは8コア16スレッドで、GPUは12コア(Radoen 780M)で、「Ryzen 5 8600G」はCPUは6コア12スレッドで、GPUは8コア(Radeon 760M)となっています。
8700Gと8600Gの内蔵GPUのコア数差(12 / 8)が気になると思いますが、コア数差の1.5倍ほどの差はなく、おおよそ1.2~1.3倍くらいの差です。重めの処理でなければ実用性面での差は意外と小さいので、CPU性能を重視しないなら8600Gでも良いと覚えておくと良いかもしれません。
Ryzen 7 5700X:2万円台中盤で買える圧倒的マルチスレッド性能コスパの旧世代8コアCPU
旧世代ですが、その価格の安さによる圧倒的なマルチスレッド性能コスパで売り上げ上位に居続けるのが「Ryzen 7 5700X」です。2万円台前半~中盤という価格で、3万円ちょっとの「Core i5-14400(F)」や「Ryzen 5 7600(X)」に匹敵するマルチスレッド性能を持つため、非常に優れたコスパを持っています。旧世代のためシングルスレッド性能やゲーム性能はやや落ちるものの、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUならほぼ問題にはならないレベルなので、費用を節約しつつコスパを最大化できる存在として重宝します。電力効率も非常に優れており、未だに高コスパCPUとして非常に強力な存在です。
Ryzen 5 5600系:2万円未満ながらL3キャッシュが32MBと多めで、ゲーム性能は思ったより低くない
旧世代ですが、その価格の安さと優れたゲーム性能コスパで魅力なのが「Ryzen 5 5600(無印/X/T)」です。2万円未満という価格ながら、L3キャッシュは32MB搭載しており、最新のCore Ultra 5よりも多いです。そのおかげで、旧世代のため各種性能が低いものの、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUなら大きなネックにならないレベルです。安さ特化のゲーム用CPUとして非常に強力です。PS5にもこれに似た仕様のCPUが採用されていることも、そのコスパの良さの裏付けになっているかもしれません。
Core i5-12400(F):1.8万円程度から買えるようになった低価格CPU。低価格ゲーミングPCで非常に強力
じわじわと値下がりを続けて、2024年10月時点では約1.8万円~から購入できるようになった6コア12スレッドの旧世代のCore i5です。最新世代と違ってEコアが無いためマルチスレッド性能が低めなのは注意ですが、実はCore i5-13400/14400とPコアの仕様がほぼ同一のため、ゲーム性能はわずかしか変わらないです。そのため、低価格のゲーミングPC用のCPUとしてはゲームコスパが非常に優れているのが魅力です。消費電力や発熱も少ないのも良いです。
Zen 3+ 以降のRyzen 7(Ryzen 7 8840U / Ryzen 7 7840U / Ryzen 7 7735U 等)
アーキテクチャに「Zen 3+ / Zen 4」が採用されているRyzen 6000~8000シリーズは、優れた電力効率と内蔵GPUを持っているのが魅力です。効率に優れるためバッテリー持続時間が長い傾向があり、最大の消費電力もCoreよりも低い設定となっているので、発熱が少なく静音性も期待できます。内蔵GPUには「Radeon 680M / 780M」という12CUのRDNA 2/3アーキテクチャのものが採用されており、内蔵GPUとしては高い性能を発揮します。ゲームでは「GeForce GTX 1050 Ti」に迫る性能を持つため、軽いゲームなら非常に快適で、重いゲームも大体のものは動作自体は可能なレベルとなっています(重いゲームを快適にとは言えないけど)。動画編集もFHD以下くらいの軽いものならある程度対応可能で、内蔵GPUながらグラフィック面でも優れた対応力を持ちます。また、2024年現在ではほぼ恩恵はないですが、Zen 4モデル(末尾40以降の一部を除くモデル)ではAI用のNPUである「Ryzen AI」も搭載されています。対抗となるのは「Core Ultra H(シリーズ1)」ですが、そちらよりも基本的にやや安価なので、コスパでは若干上な印象です。
Core Ultra シリーズ1(Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 等)
ようやく7nmに到達した「Meteor Lake」アーキテクチャ採用のIntelの新ブランド「Core Ultra」の第1世代(シリーズ1)です。プロセスの微細化のみならず、タイル設計(チップレット)への移行、GPU性能の向上、NPU(AI用ユニット)やLP Eコア(省電力効率コア)の導入などの多くの変更点が含まれるシリーズとなっています。
特に、内蔵GPU「Arc(Xe-LPG)」の性能は飛躍的な向上となっており、最上位のArc 8コアGPUは対抗のRyzen 8000の最上位の内蔵GPU「Radeon 780M」を上回る非常に高い性能を持ちます。ゲーム性能は「GeForce GTX 1650」にも匹敵するレベルとなっており、軽いゲームなら非常に快適で、重いゲームも大体動作は可能、動画編集もFHD以下程度の軽めのものならある程度対応可能という高い対応力を持ちます。重量級のゲームや動画編集をしないなら、別途のビデオカードは不要なレベルです。
プロセス刷新により前世代までよりも効率も向上している他、LP Eコアのおかげで、特にアイドル時の消費電力削減に期待できるなど、前世代と比べると格段に向上しています。残念ながら、CPUとしての処理性能自体は前世代より良くなっている訳ではなく、効率も対抗のRyzenやApple Mシリーズを上回ると言えるほどではないですが、競争力は以前よりは高まっており、おすすめし易くなったと思います。
Core i5-1335U / Core i7-1355U 等(第12,13世代のCore i5 / i7の末尾U)
第12,13世代のデフォルトTDPが15Wと低めに設定されている、Core i5 / i7のUモデルです。比較的安価に軽作業には十分な処理性能を提供してくれるため、低価格高コスパPC用としておすすめのシリーズです。第12世代と第13世代でコア数は基本同じで処理性能差もわずかなので、安い方でOKです。ただし、コア数合計は10コアと多いものの、高性能コア(Pコア)は2つしかなく、8個が省電力さ重視のEコアな点に注意。コア数の見栄えほどは高性能ではなく、軽作業には十分すぎる性能だけど、重い処理は厳しめといった感じ。採用製品が非常に多く、お得な製品が探しやすいのが特に大きな強みです。
Apple Mシリーズ(M1~M4 の 無印 / Pro / Max)
Apple開発のSoC(CPU)です。非常に優れた電力効率と優れたCPU性能と内蔵GPU性能を持ちます。最下位のM1無印モデルですら、エントリーグラボレベルの優れた内蔵GPU性能を持つため、重めの動画編集なども可能な対応力の高さが魅力です。CPU性能もスレッド数が少ない割には非常に優れており、重い処理も可能です。また、非常に電力効率が良く、重い作業をしていても消費電力がそこまで多くなく、バッテリー利用時でもパフォーマンスが落ちたり駆動時間が短くなりにくいのも持ち運びを頻繁に行う人には嬉しいです。ノートPCとして重要な要素全てを高いレベルで兼ね備えている、非常に完成度の高いSoCです。
ただし、Macにしか搭載されない点は注意です。優れたGPU性能ながら、多くの人気PCゲームはDirectX(Windows用)に最適化されているためネイティブ環境でプレイすることができません。その他のMac用に作られていないソフトについても、基本エミュレーション動作となるためパフォーマンスの低下や予期しないトラブルが発生する可能性がある点も注意が必要です。また、AV1のデコードにもM3以降でしか対応していない点も注意です。
Snapdragon X Plus / Elite
元は主にスマホ・タブレット向けのArmアーキテクチャのSnapdragonですが、Windows向けとして調整されて登場しました。優れた基本性能と、優れたアイドル時の省電力性を持ち、NPU性能もCopilot+のローカル動作要件を満たす45TOPSを備えているのが魅力です。
Eliteの純粋な性能は「Core Ultra 7 155H」に近いものがあるようなので、重い処理にも対応できる高い性能を持ちます。ただし、Windowsの各ソフトへの最適化が万全ではない点に注意。特にDirectX対応ゲームでは本来よりかなり低い性能となっており、IntelやAMDの最新世代には大きく劣ります。ゲームに限らず、Armに対応していないソフトはエミュレーション動作となり性能が落ちますが、エミュレーション動作ということを考慮しても性能低下が大きすぎる印象なので、やはり最適化不足感が強いです。本来の性能はもっと優れているはずなので、今後のドライバーなどによる改善に期待したいところ。とはいえ、最適化不足による性能低下を考慮しても性能自体が特別低い訳では無く、旧世代のCoreやRyzenに対して性能は上回る他、電力面も優れていはいます。
また、遅れて登場した廉価モデル「Snapdragon X Plus(X1P-42-100)」は搭載製品が最安11万円程度(2024年10月時点)と他モデルよりも大幅に安いながら、NPUは他モデルと変わらない高性能なものを搭載しており、電力効率も優れているのが魅力です。特にGPU性能が格段下がってしまう点には要注意ですが、Copilot+の要件を満たしたAI PCとしては安価です。

【デスクトップ】主要CPUまとめ

デスクトップPC向けの主要CPU性能比較表です。クロックについて、高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のような混合コア仕様の場合はPコアのクロックを表記しています。また、TDP PL1について、ベース電力が別に設定されていたりすることもありますが、低い方をPL1として表記しているためご注意ください。CPU名はAmazonへのリンクとなっています。

参考:Passmark

【ノートPC・タブレットPC向け】主要CPUまとめ

ノートPC・タブレットPC向けの主要CPU性能比較表です。クロックについて、高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のような、混合コア仕様の場合は高性能コア(Pコア)のクロックを表記しているので注意してください。

TDPは、左側がPL1の数値で右側がPL2もしくは最大値です。ただし、モバイル版CPUにでは必要に応じてTDPをベンダーが調整できるため、表記の数値とは異なる可能性もあります。


【省電力モデル:~28W】

TDP(PL1)のデフォルト値が28W以下の省電力モデルです。クロックは最も高性能なコアのものを記載しています。

CPU名称コスパ
評価
性能
スコア
コア/
スレッド
クロック
定格 / 最大
TDP
内蔵GPU
Ryzen AI 9 HX 370
37,699
12/24
2.0 / 5.1GHz28W – 54WRadeon 890M
Ryzen AI 9 365
30,885
10/20
2.0 / 5.0GHz28W – 54WRadeon 880M
Ryzen 7 8840U
25,646
8/16
3.3 / 5.1GHz28WRadeon 780M
Ryzen 7 7840U
25,394
8/16
3.3 / 5.1GHz28WRadeon 780M
Apple M4 10コア
25,325
10/10
4.41GHz22WApple M4 GPU
Core Ultra 7 155H
25,143
16/22
1.4 / 4.8GHz28W – 64W/115WIntel Arc 8コア
Snapdragon X Elite (X1E-84-100)
23,576
12/12
3.8 / 4.2GHz23W – 80WAdreno X1-85(4.6TFLOPS)
Snapdragon X Elite (X1E-78-100)
23,299
12/12
3.4GHz23W – 80WAdreno X1-85(3.8TFLOPS)
Core Ultra 5 135H
23,113
14/18
1.7 / 4.6GHz28W – 64W/115WIntel Arc 7コア
Snapdragon X Elite (X1E-80-100)
23,037
12/12
3.4 / 4.0GHz23W – 80WAdreno X1-85(3.8TFLOPS)
Snapdragon X Plus (X1P-64-100)
22,711
10/10
3.4GHz23W – 80WAdreno X1-85(3.8TFLOPS)
Apple M4 9コア
22,481
9/9
4.41GHz22WApple M4 GPU
Core i7-1370P
21,803
14/20
1.9 / 5.2GHz28W – 64WIris Xe G7 96EU
Core Ultra 5 125H
21,552
14/18
1.2 / 4.5GHz28W – 64W/115WIntel Iris Xe 7コア
Ryzen 5 8640U
21,374
6/12
3.5 / 4.9GHz28WRadeon 760M
Ryzen 7 7735U
21,172
8/16
2.7 / 4.8GHz28WRadeon 680M
Ryzen 5 7640U
21,171
6/12
3.5 / 4.9GHz28WRadeon 760M
Ryzen 7 6800U
20,604
8/16
2.7 / 4.7GHz15W – 28WRadeon 680M
Core i5-1340P
20,556
12/16
1.9 / 4.6GHz28W – 64WIris Xe G7 80EU
Core i7-1280P
20,442
14/20
1.8 / 4.8GHz28W – 64WIris Xe G7 96EU
Core i7-1360P
19,681
12/16
2.2 / 5.0GHz28W – 64WIris Xe G7 96EU
Core Ultra 7 258V
19,468
8/8
2.2 / 4.8GHz17W – 37WIntel Arc 140V
Ryzen 5 8540U
19,425
6/12
3.2 / 4.9GHz28WRadeon 740M
Core Ultra 7 256V
19,320
8/8
2.2 / 4.8GHz17W – 37WIntel Arc 140V
Ryzen 7 7730U
19,034
8/16
2.0 / 4.5GHz15WRadeon RX Vega 8
Core Ultra 5 226V
18,922
8/8
2.2 / 4.5GHz17W – 37WIntel Arc 130V
Apple M3
18,869
8/8
4.0GHz22WApple M3 GPU
Ryzen 7 5800U
18,860
8/16
1.9 / 4.4GHz15W – 25WRadeon RX Vega 8
Ryzen 7 5825U
18,714
8/16
2.0 / 4.5GHz15W – 25WRadeon RX Vega 8
Core i5-1250P
18,117
12/16
1.7 / 4.4GHz28W – 64WIris Xe G7 80EU
Core Ultra 5 125U
17,883
12/14
1.3 / 4.3GHz15W – 57WIntel Graphics 4コア(Arc)
Core i7-1270P
17,648
12/16
2.2 / 4.8GHz28W – 64WIris Xe G7 96EU
Core Ultra 7 165U
17,513
12/14
1.7 / 4.9GHz15W – 57WIntel Graphics 4コア(Arc)
Ryzen 5 7535U
17,419
6/12
2.9 / 4.6GHz28WRadeon 660M
Core i5-1240P
17,393
12/16
1.7 / 4.4GHz28W – 64WIris Xe G7 80EU
Core i7-1260P
17,378
12/16
2.1 / 4.7GHz28W – 64WIris Xe G7 96EU
Core 7 150U
17,369
10/12
1.8 / 5.4GHz15W – 55WIris Xe G7 96EU
Core 5 120U
17,340
10/12
1.4 / 5.0GHz15W – 55WIris Xe G7 80EU
Ryzen 5 6600U
17,221
6/12
2.9 / 4.5GHz15W – 28WRadeon 660M
Ryzen 5 7530U
16,519
6/12
2.0 / 4.5GHz15WRadeon RX Vega 7
Ryzen 7 5700U
15,825
8/16
1.8 / 4.3GHz15W – 25WRadeon RX Vega 8
Core i7-1355U
15,469
10/12
1.7 / 5.0GHz15W – 55WIris Xe G7 96EU
Ryzen 5 5600U
15,343
6/12
2.3 / 4.2GHz15W – 25WRadeon RX Vega 7
Apple M2
15,340
8/8
3.5GHz22WApple M2 GPU
Ryzen 5 5625U
15,266
6/12
2.3 / 4.3GHz15W – 25WRadeon RX Vega 7
Core i5-1335U
14,934
10/12
1.3 / 4.6GHz15W – 55WIris Xe G7 80EU
Core i3-1220P
14,420
10/12
1.5 / 4.4GHz28W – 64WUHD Xe 64EU
Apple M1
14,130
8/8
3.2GHz15W – 20WApple M1 GPU
Core i7-1255U
13,887
10/12
1.7 / 4.7GHz15W – 55WIris Xe G7 96EU
Core i5-1235U
13,655
10/12
1.3 / 4.4GHz15W – 55WIris Xe G7 80EU
Ryzen 7 4700U
13,482
8/8
2.0 / 4.1GHz15W – 25WRadeon RX Vega 7
Ryzen 5 5500U
13,280
6/12
2.1 / 4.0GHz15W – 25WRadeon RX Vega 7
Core i7-1265U
13,130
10/12
1.8 / 4.8GHz15W – 55WIris Xe G7 96EU
Core i3-1315U
12,632
6/8
1.2 / 4.5GHz15W – 55WUHD Xe 64EU
Core i3-1215U
11,185
6/8
1.2 / 4.4GHz15W – 55WUHD Xe 64EU
Core i7-1195G7
11,076
4/8
2.9 / 5.0GHz15W – 64WIris Xe G7 96EU
Core 3 100U
11,049
6/8
1.2 / 4.7GHz15W – 55WUHD Xe 64EU
Ryzen 5 4500U
11,015
6/6
2.3 / 4.0GHz15W – 25WRadeon RX Vega 6
Core i7-1185G7
10,577
4/8
3.0 / 4.8GHz15W – 64WIris Xe G7 96EU
Ryzen 3 5400U
11,540
4/8
2.6 / 4.0GHz15W – 25WRadeon RX Vega 6
Core i7-1165G7
10,375
4/8
2.8 / 4.7GHz15W – 64WIris Xe G7 96EU
Core i5-1135G7
9,923
4/8
2.4 / 4.2GHz15W – 28WIris Xe G7 80EU
Core i7-10710U
9,739
6/12
1.1 / 4.7GHz15W – 25WUHD 620
Ryzen 3 5300U
9,735
4/8
2.6 / 3.8GHz15W – 25WRadeon RX Vega 6
Core i7-1160G7
9,183
4/8
2.1 / 4.4GHz7W – 15WIris Xe G7 96EU
Core i7-1065G7
8,442
4/8
1.3 / 3.9GHz15W – 25WIris Plus G7
Core i3-N300
8,064
8/8
? / 3.8GHz7WUHD Xe 750 32EU
Core i5-1035G4
8,019
4/8
1.1 / 3.7GHz15W – 25WIris Plus G4
Ryzen 3 4300U
7,492
4/4
2.7 / 3.7GHz15W – 25WRadeon RX Vega 5
Core i5-1035G1
7,487
4/8
1.0 / 3.6GHz15W – 25WUHD G1
Core i7-10510U
6,687
4/8
1.8 / 4.9GHz15W – 25WUHD 620
Ryzen 7 3700U
7,193
4/8
2.3 / 4.0GHz15W – 35WRadeon RX Vega 10
Ryzen 5 3500U
7,001
4/8
2.1 / 3.7GHz15W – 35WRadeon RX Vega 8
Core i5-10210U
6,259
4/8
1.6 / 4.2GHz15W – 25WUHD 620
Core i3-1115G4
6,153
2/4
3.0 / 4.1GHz15W – 28WUHD Xe G4 48EU
Intel N100
5,630
4/4
1.0 / 3.4GHz6WUHD Xe 24EU
Intel N95
5,451
4/4
-3.4GHz15WUHD Xe 16EU
Core i7-10510Y
5,100
4/8
1.2 / 4.5GHz7W – 9WUHD 615
Core i3-1005G1
5,001
2/4
1.2 / 3.4GHz15W – 25WUHD G1
Core i5-10210Y
4,640
4/8
1.0 / 4/0GHz7W – 9WUHD 615
Athlon Gold 3150U
4,028
2/4
2.4 / 3.3GHz15W – 25WRadeon RX Vega 3
Core i3-10110U
3,943
2/4
2.1 / 4.1GHz15W – 25WUHD 620
Athlon 300U
3,933
2/4
2.4 / 3.3GHz15WRadeon RX Vega 3
Ryzen 3 3200U
3,829
2/4
2.6 / 3.5GHz15W – 25WRadeon RX Vega 3
Celeron N5100
3,357
4/4
1.1 / 2.8GHz6WUHD(24EU,Jasper Lake)
Pentium Silver N6000
3,078
4/4
1.1 / 3.0GHz6W – 20WUHD(32EU,Jasper Lake)
Pentium Gold 6500Y
3,016
2/4
1.1 / 3.4GHz5WUHD 615
Athlon Silver 3050U
3,002
2/2
2.3 / 3.2GHz15W – 25WRadeon RX Vega 2
Core i3-10100Y
2,955
2/4
1.0 / 4.0GHz7W – 9WUHD 615
Core m3-8100Y
2,893
2/4
1.1 / 3.4GHz5WUHD 615
Pentium Silver N5030
2,614
4/4
1.1 / 3.1GHz6WUHD 605
Pentium Silver N5000
2,588
4/4
1.1 / 2.7GHz6WUHD 605
Celeron N4120
2,548
4/4
1.1 / 2.6GHz6WUHD 600
Core i7-8500Y
2,484
2/4
1.5 / 4.2GHz5WUHD 615
Celeron N4100
2,442
4/4
1.1 / 2.4GHz6WUHD 600
Core i5-8200Y
2,270
2/4
1.3 / 3.9GHz5WUHD 615
Celeron N4500×
2,018
2/2
1.1 / 2.8GHz6WUHD(16EU,Jasper Lake)
Celeron N4020×
1,820
2/2
1.1 / 2.8GHz6WUHD 600
Pentium 4425Y
1,690
2/4
1.7GHz6WUHD 615
Pentium 4415Y
1,593
2/4
1.6GHz6WHD 615
参考:Passmark

【性能重視モデル:35W~】

TDP(PL1)が35W以上の消費電力が多い代わりに高性能なモデルです。IntelとAMD製では末尾に「H」が付いているのが特徴です。主にゲーミングノートPCなどビデオカード搭載機に採用されています。一部TDPが28W~35Wのモデルもこちらに記載しています。

CPU名称
コスパ
性能
スコア
コア
スレッド
クロック
定格 / 最大
TDP
内蔵GPU
Ryzen 9 7945HX
56,985
16/32
2.5 / 5.4GHz55W – 75WRadeon 610M
Core i9-13980HX
48,369
24/32
2.2 / 5.6GHz55W – 157WUHD Xe 32EU
Ryzen 9 7845HX
46,791
12/24
3.0 / 5.2GHz55W – 75WRadeon 610M
Core i9-13950HX
45,644
24/32
2.2 / 5.5GHz55W – 157WUHD 770
Core i9-13900HX
44,968
24/32
2.2 / 5.4GHz55W – 157WUHD Xe 32EU
Apple M3 Max 16コア
39,951
16/16
4.06GHz57WM3 Max 40コア GPU
Apple M3 Max 14コア
35,319
14/14
4.06GHz50WM3 Max 30コア GPU
Core i9-12900HX
34,989
16/24
2.3 / 5.0GHz55W – 157WUHD 770
Core i7-13700HX
34,463
16/24
2.0 / 5.0GHz55W – 157WUHD 770
Ryzen 7 7745HX
32,853
8/16
4.0 / 5.2GHz55W – 75WRadeon 610M
Core i7-12800HX
33,169
16/24
2.0 / 4.8GHz55W – 157WUHD 770
Core i9-12950HX
32,993
16/24
2.5 / 5.0GHz55W – 157WUHD 770
Ryzen 9 7940HS
31,041
8/16
4.0 / 5.0GHz35W – 54WRadeon 780M
Core i9-13900H
30,262
14/20
2.6 / 5.4GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Ryzen 7 8845HS
28,991
8/16
3.8 / 5.1GHz35W – 54WRadeon 780M
Ryzen 9 8945HS
28,913
8/16
4.0 / 5.2GHz35W – 54WRadeon 780M
Core i9-12900H
28,725
14/20
2.5 / 5.0GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Core i7-13700H
28,676
14/20
2.4 / 5.0GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Core Ultra 9 185H
28,225
16/22
2.3 / 5.1GHz45W – 115WIntel Iris Xe 8コア
Core i9-12900HK
28,152
14/20
2.5 / 5.0GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Apple M3 Pro 12コア
27,049
12/12
4.06GHz35WM3 Pro 18コア GPU
Core i7-12700H
26,547
14/20
2.3 / 4.7GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Apple M2 Pro 12コア
26,435
12/12
3.5GHz40WM2 Pro 19コア GPU
Apple M2 Max
26,177
12/12
3.7GHz40WM2 Max 38コア GPU
Core i7-12800H
24,959
14/20
2.4 / 4.8GHz45W – 115WIris Xe G7 96EU
Ryzen 9 6900HS
24,053
8/16
3.2 / 4.7GHz35W – 54WRadeon 680M
Apple M3 Pro 11コア
23,777
11/11
4.06GHz35WM3 Pro 14コア GPU
Core i7-12650H
23,683
10/16
2.3 / 4.7GHz45W – 115WUHD Xe 64EU
Ryzen 9 5980HX
23,584
8/16
3.3 / 4.8GHz45W – 54WRadeon RX Vega 8
Ryzen 7 6800H
23,518
8/16
3.2 / 4.7GHz45W – 54WRadeon 680M
Core i9-11980HK
23,470
8/16
2.6 / 5.0GHz45W – UHD Xe 32EU
Ryzen 5 7640HS
23,263
6/12
4.3 / 5.0GHz35W – 54WRadeon 760M
Ryzen 7 6800HS
22,995
8/16
3.2 / 4.7GHz35W – 54WRadeon 680M
Core i5-13500H
22,979
12/16
2.6 / 4.7GHz45W – 115WIris Xe G7 80EU
Ryzen 9 5900HX
22,780
8/16
3.3 / 4.6GHz45W – 54WRadeon RX Vega 8
Apple M1 Max
22,152
10/10
3.2GHz30WM1 Max 32/24コアGPU
Apple M2 Pro 10コア
21,980
10/10
3.7GHz45WM2 Pro 16コア GPU
Ryzen 9 5900HS
21,907
8/16
3.3 / 4.6GHz35W – 54WRadeon RX Vega 8
Apple M1 Pro 10コア
21,690
10/10
3.2GHz30WM1 Pro 16コア GPU
Core i5-12500H
21,681
12/16
2.8 / 4.5GHz45W – 115WIris Xe G7 80EU
Ryzen 9 5980HS
21,232
8/16
3.0 / 4.8GHz35W – 54WRadeon RX Vega 8
Ryzen 7 5800H
21,197
8/16
3.2 / 4.4GHz45W – 54WRadeon RX Vega 8
Core i9-11900H
21,011
8/16
2.5 / 4.9GHz45W – UHD Xe 32EU
Core i7-11800H
20,834
8/16
2.3 / 4.6GHz45W – UHD Xe 32EU
Core i7-11850H
20,812
8/16
2.5 / 4.8GHz45W – UHD Xe 32EU
Ryzen 7 5800HS
20,502
8/16
2.8 / 4.4GHz35W – 54WRadeon RX Vega 8
Ryzen 9 4900H
19,289
8/16
3.3 / 4.4GHz45W – 54WRadeon RX Vega 8
Ryzen 7 4800H
19,155
8/16
3.0 / 4.2GHz45W – 54WRadeon RX Vega 7
Ryzen 9 4900HS
19,136
8/16
3.0 / 4.3GHz35W – 54WRadeon RX Vega 8
Ryzen 7 4800HS
18,945
8/16
2.9 / 4.2GHz35W – 54WRadeon RX Vega 7
Core i5-12450H
18,032
8/12
2.0 / 4.4GHz45W – 115WUHD Xe G4 48EU
Ryzen 5 5600H
17,439
6/12
3.3 / 4.2GHz45W – 54WRadeon RX Vega 6
Apple M1 Pro 8コア
17,360
8/8
3.2GHz30WM1 Pro 14コア GPU
Core i5-11400H
15,975
6/12
2.7 / 4.5GHz45W – UHD Xe 750
Core i9-10980HK
15,794
8/16
2.4 / 5.3GHz45W – UHD 630
Core i7-10875H
15,585
8/16
2.3 / 5.1GHz45W – UHD 630
Ryzen 5 4600H
14,793
6/12
3.0 / 4.3GHz45W – 54WRadeon RX Vega 6
Ryzen 5 4600HS
14,666
6/12
3.0 / 4.0GHz35W – 54WRadeon RX Vega 6
Core i7-10750H
12,063
6/12
2.6 / 5.0GHz45W – UHD 630
Core i7-11375H
12,049
4/8
3.3 / 5.0GHz35W – Iris Xe G7 96EU
Core i7-11370H
11,790
4/8
3.3 / 4.8GHz35W – Iris Xe G7 96EU
参考:Passmark

主流CPUの全体的な話

デスクトップ用

総合ざっくり評価(2024年11月時点)
CPU名
マルチ
スレッド
シングル
スレッド
ゲーミング
※高性能GPU
消費電力
発熱
NPU
Core Ultra 9
Core Ultra 9(200)
24コア24スレッド
285K 等
★5.0★5.0+★4.5★2.0
~13TOPS
Ryzen 9 9950X
16コア32スレッド
Ryzen 9 9950X
★5.0★5.0★4.5★2.0×
Core i9(第13,14世代)
24コア32スレッド
13900K、14900K 等
★5.0★5.0★4.75★1.25×
Ryzen 9 7950系
16コア32スレッド
7950X、7950X3D 等
★5.0★4.75★4.75(X3D)
★4.5(その他)
★2.75(X3D)
★1.75
(X)
×
Ryzen 9 9900X
12コア24スレッド
Ryzen 9 9900X
★4.5★5.0★4.5★2.75(X)×
Ryzen 9 7900系
12コア24スレッド
7900X、7900X3D 等
★4.5★4.75★4.75(X3D)
★4.5(その他)
★4.0(無印)
★3.0(X3D)
★2.25
(X)

×
Core Ultra 7
Core Ultra 7(200)
20コア20スレッド
265K 等
★4.75★5.0★4.5★2.75(K)
~13TOPS
Ryzen 7 9800X3D
8コア16スレッド
★4.0★5.0★5.0+★4.25(ゲーム)
★2.75(全コア負荷)
×
Ryzen 7 9700X
8コア16スレッド
Ryzen 7 9700X
★4.0★5.0★4.5★4.0(X)×
Core i7(第14世代)
20コア28スレッド
14700F、14700K 等
★4.75★4.75★4.75★4.0(K無し)
★1.5
(K)
×
Ryzen 7 7800X3D
8コア16スレッド
★3.75★4.5★5.0★4.5(ゲーム)
★4.25(全コア負荷)
×
Ryzen 7 7000
(X3D以外)

8コア16スレッド
7700X 等
★3.75★4.75★4.5★4.0(無印)
★3.0(X)
×
Ryzen 7(8000G)
8コア16スレッド
8700G 等
高性能内蔵GPU
★3.5★4.25★3.75★4.0
~16TOPS
Ryzen 7 5000番台
8コア16スレッド
5700X 等
★3.25★3.75★4.5(X3D)
★4.0
★3.5×
Core Ultra 5 ロゴ
Core Ultra 5 245K(F)
14コア(6P+8E)
14スレッド
★4.0★4.75★4.25★3.75
~13TOPS
Core i5-14600K(F)
Core i5-13600K(F)
14コア(6P+8E)
20スレッド
★4.0★4.5★4.5★2.75×
Core i5-14500
Core i5-13500
14コア(6P+8E)
20スレッド
★3.75★4.25★4.25★4.0×
Ryzen 5 9600X
6コア12スレッド
Ryzen 5 9600X
★3.75★4.75★4.25★4.0×
Core i5-14400(F)
Core i5-13400(F)
10コア(6P+4E)
16スレッド
★3.5★4.0★4.0★4.0×
Ryzen 5 7000
6コア12スレッド
7600X 等
★3.5★4.25★4.25★4.0(無印)
★3.5
(X)
×
Ryzen 5 8000G
6コア12スレッド
8600G 等
高性能内蔵GPU
★3.25★4.0★3.75★4.0× /
~13TOPS
※8600G~で有
Ryzen 5 5000番台
6コア12スレッド
5600X 等
★2.75★3.5★3.75★4.0×
※ゲーム性能評価はハイエンドGPUとの併用時のもの。

デスクトップ用CPUは、Intelの「Core」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流となっています。

2024年11月時点での最新モデルは「Core Ultra 200Sシリーズ」と「Ryzen 9000シリーズ」ですが、その前の世代でも市場でよく見掛ける内は評価を載せています。

※基本的にゲームのパフォーマンスを高めるのに最も重要なのはCPUではなくGPUであり、ゲーミング性能は高性能なグラッフィクボードと併用した場合なのでご注意ください。

ノートPC用

ノートPC用のCPUでは省電力性が重視される傾向がある点に注目です。また、ライトユーザーが多い事もあり、性能は最低限あればOKという見方の人も多いので、純粋な性能の高さよりも価格の安さとコスパを重視する人が多いのも特徴です(軽作業が快適にできるくらいの性能がある前提ではありますが)。

デスクトップPC用と同様に、Intelの「Core」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流のCPUとなっていますが、MacBookがあったり、最近ではSnapdragon搭載のPCも台頭してきそうなど、やや勢力が分散していく可能性もデスクトップよりも高そうだったりはします。

とはいえ、全て触れると長くなりますし、現在ではまだIntelとAMDが圧倒的にシェアが多いので、ここではこの二つに絞って触れていきます。

2024年10月時点の最新モデルは、「Core Ultra 200V」と「Ryzen AI 300」シリーズです。ただし、この二つはWindowsの「Copilot+ PC」要件を満たすために高いNPU性能を備えたのが特徴で、価格が従来モデルよりも格段に高いAI PC用のプレミアムモデルという感じの位置付けになっています。

そのため、基本性能コスパ重視の主流シリーズは旧世代が未だに主流となっていますので、どちらかというとそちらメインです。

総合ざっくり評価
CPU名
マルチ
スレッド
シングル
スレッド
内蔵GPU
省電力
NPU性能
Core Ultra 7 200V
8コア(4P+4E)
8スレッド
258V 等
★4.25★4.75★4.75★4.040TOPS~
※GPUにもAIエンジン
(+53TOPS~)
Ryzen AI 300(Zen 5)
10/12コア
20/24スレッド
HX 370 等
★5.0★4.75★4.5★4.050TOPS
Core Ultra 7 100H
16コア(6P+8E+2LPE)
22スレッド
155H 等
★4.5★4.5★4.5★3.511TOPS?
Ryzen 7(Zen 4)
8コア16スレッド
7840U、8840U 等
★4.5★4.5★4.5★4.010~16TOPS
Core Ultra 5 100H
14コア(4P+8E+2LPE)
18スレッド
125H 等
★4.25★4.5★4.25★3.511TOPS?
Core Ultra 5/7 100U
12コア(2P+8E+2LPE)
16スレッド
125U 等
★4.0★4.5★3.75★3.7511TOPS?
Core i7-P(第13世代)
12コア(4P+8E)
16スレッド
※12コアモデルのみ評価
1360P 等
★4.25★4.5★3.75★3.5NPU無し
Core 7 シリーズ1
Core i7-U(第13世代)

10コア(2P+8E)
12スレッド
150U、1355U 等
★4.0★4.5★3.75★3.75NPU無し
Ryzen 7(Zen 3+)
8コア16スレッド
7735U、6800U 等
★4.25★4.25★4.25★4.0NPU無し
Ryzen 7(Zen 3)
8コア16スレッド
7730U、5825U 等
★4.25★4.0★3.5★4.0NPU無し
Core i5-P(第13世代)
12コア(4P+8E)
16スレッド
1340P 等
★4.25★4.25★3.75★3.5NPU無し
Core 5 シリーズ1
Core i5-U(第13世代)

10コア(2P+8E)
12スレッド
130U、1335U 等
★4.0★4.25★3.75★3.75NPU無し
Ryzen 5(Zen 3+)
6コア12スレッド
7535U 等
★4.0★4.25★4.0★4.0NPU無し
Ryzen 5(Zen 3)
6コア12スレッド
7530U、5625U 等
★4.0★4.0★3.25★4.0NPU無し
Ryzen 5 7520U(Zen 2)
4コア8スレッド
★3.25★3.25★3.25★4.25NPU無し

競合モデル同士ざっくり評価(ノートPC用CPU)
Core と Ryzen の性能評価
※Core第13世代以降、Ryzen 7000以降
※省電力モデル、競合モデル同士の比較
マルチスレッドRyzen AI 300 >>
Core Ultra 100H

Core Ultra 200V 、Ryzen 8040 / 7040
Ryzen 7035 / 7030 >
Core(P)12コア
Core(U) >>
Ryzen(20)
内蔵GPUCore Ultra 200V >
Ryzen AI 300Core Ultra 100H
Ryzen 8040 / 7040
Ryzen 7035 >
Core Ultra 100UCore P / U >>
Ryzen 7030 >
Rzyen 7020
省電力性能(電力効率)Core Ultra 200V >
Ryzen AI 300
Ryzen 8040 / 7040 / 7020
Core Ultra 100U
Ryzen 7035Core Ultra 100H
Ryzen 7030Core U / P

下記から、一部の主要シリーズについて軽く解説しています。

Core Ultra 200V:非常に優れたAI性能と電力面を持つけど、ものすごく高価

「Core Ultra 200V(Lunar Lake)」は非常に優れたAI性能と省電力性を持つのが魅力の最新シリーズです(2024年10月時点)。

NPUのAI性能は40TOPS~となっており、Windowsの「Copilot+ PC」要件を満たしています。更に、GPU側にも53TOPS~jのXMX AIエンジンが搭載されており、プロセッサ全体のAI性能は100TOPSを超えます。

競合のAIプロセッサとしては「Ryzen AI 300」「Snapdragon X Elite(初代)」「Apple M3/M4」が挙げられますが、プロセッサ全体ではそれらよりも格段に高いAI性能を持つため、次世代のAIプロセッサとしては最も強力と言えるのがまず強みです。

内蔵GPUの性能も競合モデルの中で最も高く、重めのゲームや動画編集にも対応できる性能があります。

更に、最新鋭プロセス採用と格段に効率の上がった効率コアのおかげで省電力性も優れており、Windows(x86系)対応ということもあり、ノートPC向けのプロセッサとしての実用性能は非常に優れています。

一方で弱点としては、CPUの最大性能の低さと価格の高さがあります。

まずCPUについては、合計8コア(4P+4E)で競合モデルよりもコア数が少ないため、マルチスレッド性能がやや低いです。特に「Ryzen AI 300」と比べるとその差はかなり大きいので、マルチスレッド性能コスパはかなり悪いです。

とはいえ、これは競合の高性能プロセッサと比べた場合の話であり、性能自体は普通に高性能なので、凄く重いCPU処理をたくさんする前提でなければ、そこまで困ることはないです。状況によってはデメリットではないので、用途次第です。

ただし、もう一つの弱点の価格はかなり痛いです。発売直後の搭載PCの価格は最安で17万円程度となっており、GeForce等のビデオカードを搭載しないPCとしてはかなり高価です。

高性能なゲーミングノートが検討できるレベルとなっているため、AI性能と電力面を重視しないならコスパは悪い点に注意が必要です。

Ryzen AI 300:圧倒的なマルチスレッド性能と高いNPU性能

「Ryzen AI 300」は省電力プロセッサとしては圧倒的に優れたマルチスレッド性能と優れたNPU・内蔵GPU性能が魅力の最新シリーズです(2024年10月時点)。

NPUのAI性能は最大50TOPSとなっており、Windowsの「Copilot+ PC」要件を満たしています。NPU単体の性能は競合モデルよりもやや高いです。ただし、「Core Ultra 200V」はGPU側にもAIエンジンが搭載されていますが、「Ryzen AI 300」のGPUにはAIエンジンが無いので、プロセッサ全体のAI性能では格段に劣る点に注意です。

「Ryzen AI 300」の大きな魅力は優れたCPU性能です。競合モデルは省電力性重視のため1コア=1スレッドの方式をとる中、全コア1コア=2スレッドのSMTを採用しているため、マルチスレッド性能が非常に優れています。

コアには高性能な「Zen 5」だけでなく、「Zen 5c」コアが含まれているため、そのマルチスレッド性能の高さの割には消費電力も多くないので、高負荷なCPU処理時のワットパフォーマンスは競合モデルを上回るのが魅力です。

また、内蔵GPU性能も優れており、重めのゲームや動画編集にも対応できます。また、Radeon 600M以降では「AFMF」というゲームのフレーム生成を使う事ができ、これがドライバ動作で非常に手軽なので、ゲームの実用性能は競合モデルよりも少し有利となっています。

ただし、「Core Ultra 200V」と同様に価格がものすごく高い点が弱点です。発売直後の搭載PCの価格は最安で17万円程度となっており、GeForce等のビデオカードを搭載しないPCとしてはかなり高価です。

普通に高性能なゲーミングノートが検討できるレベルとなっているため、NPU性能の高さや優れたマルチスレッド効率を重視しないならコスパは悪い点に注意が必要です。

Core Ultra 100H:優れた内蔵GPU性能を持ち、NPU搭載

「Core Ultra 100H(例」Core Ultra 7 155H)」は優れた内蔵GPU性能とNPU搭載が魅力のシリーズです。

内蔵GPU性能はモバイル版の「GeForce GTX 1650」に近いレベルとなっており、やや重めのゲームなどにも対応できます。

また、NPUを搭載しているのもポイントです。NPUのAI性能は11TOPSと言われており高性能ではありませんが、それでも簡単なAI処理はローカルで行える性能があるようです。

CPU性能は優れていますが、高負荷の効率はRyzenや「Core Ultra 200V」と比べるとやや劣る点に注意です。

搭載PCの価格は高価なものの、最安12万円~となっており、携帯型ゲーム機などでは10万円未満での採用も見られるので、「Core Ultra 200V」と比べると圧倒的に安価です。

グラフィック性能は「RTX 3050」搭載よりはやや低性能なものの、ゲーミングノートよりも省電力性は格段に上なので、モバイル性能や電力面を重視しつつグラフィック性能もそこそこ欲しいという場合には強力な選択肢です。

また、名前の似たモデルとして「Core Ultra 100U(例:Core Ultra 7 165U)」がありますが、そちらはCPUとGPUのコア数が削減されていて性能が大分劣るので、性能コスパ重視ならHモデルの方が強力です(ただし、少し安価でNPUの性能は変わらないので、出来るだけ安価にNPUを搭載したいならアリ)。

Ryzen 8040 / 7040(上位モデル):比較的安価で重めのゲームにも対応し、NPUも搭載

「Ryzen 8040 / 7040」の上位モデル(例:Ryzen 7 8840U、Ryzen 5 8640U)は比較的安価ながら明確な弱点が無く、総合コスパに優れるシリーズです。搭載PCは10万円未満でも多数の製品が見つかるため、対抗の「Core Ultra 100H」よりも安価です。ただし、8540U / 7540U以下のモデルはGPUコア数が大きく削減される上にNPU搭載も無くなる点に注意です。

上位モデルではGPUに「Radeon 780M / 760M」を搭載しており、対抗の「Core Ultra 100H」よりも少し低い性能となっていますが、ゲームではAMDのドライバ動作のフレーム生成機能「AFMF」を使えるため、重めのゲームにも思ったよりも対応できます。それでいて、Core Ultra 100Hよりも搭載PCの価格がやや安価なので、実用ゲーム性能コスパが優れているのが魅力です。ゲーミングノートよりも安価ながら重めのゲームにも対応できるCPUとなっています。

下3桁が640番以降のモデル(Ryzen 5 8640U等)ではNPUも搭載しています。最大TOPSは16なので高性能ではありませんが、軽めのAI処理ならローカルで対抗することができます。

CPU性能も優れており、効率も対抗のCore Ultra 100Hよりも優れています。

明確な性能面での優位性こそ無いものの、NPU搭載の高性能プロセッサとしては競合モデルよりも安価で、明確な弱点が無いのが魅力なのが「Ryzen 8040 / 7040(640番以降)」の上位モデルです。

よくわからずに高いものを買いたくないけど、次世代機能は一応取り入れておきたいという人にとっては無難な選択肢になると思います。

Ryzen 7035:安価で優れたCPUと内蔵GPU性能で、基本性能コスパが非常に良い

「Ryzen 7035(例:Ryzen 7 7735U)」は安価ながら優れた内蔵GPUを持つのが特に魅力のシリーズです。

内蔵GPUには「Radeon 680M / 660M」を搭載し、価格の割には優れた内蔵GPUを発揮します。性能自体は最新世代と比べると劣るものの、ゲームではAMDのドライバ動作のフレーム生成機能「AFMF」を使えるため、重めのゲームにも思ったよりも対応できるため、実用性能コスパが良いのが大きな魅力です。

CPUの性能も優れており、対抗の第13世代Core(例:Core i5-1235U等)を上回っておりコスパが良いです。

NPU搭載がないのと、AFMFを使っても重量級ゲームはまだ厳しい性能という点は留意しておく必要がありますが、最新CPUよりも明らかに安価な割には性能が優れていて基本性能コスパが良いのが魅力です。

ただし、ノートPCでは採用PCが少ないのが残念です。

Ryzen 7030:非常に安価でCPUコスパが良いけど、GPU性能が微妙

「Ryzen 7030(例:Ryzen 5 7530U)」は非常に安価でCPU性能コスパが優れるのが魅力のシリーズです。

少し古いアーキテクチャとプロセスを採用しているため、価格が他の現行モデルよりも安価なのが魅力です。しかし、CPU性能は最新モデルと比べても大きく劣るほどではないので、コスパが良いです。

しかし、GPUの「Vega」はさすがに古く、性能は競合モデルと比べると微妙な点には要注意です。純性能が大きく劣るのも問題ですが、AV1コーデックのハードウェアデコード機能が無いのも気になります

AV1は将来性が高いと言われている映像コーデックで、今は正直無くても困ることはほとんどないですが、高画質動画を中心に採用が増えてきているので、長期利用を見据えるなら対応しておきたいです。

GPUは現在では様々な処理で役立てることが多いので、そこが低性能なのはやはりちょっと気になる所です。

第12,13世代Core(U):安さ重視PCの無難な選択肢

「第12,13世代Core U(例:Core i5-1335U)」は、安さ重視ノートPCの無難な選択肢です。

競合モデルは「Ryzen 7030」となっており、そちらと比べると価格やCPU性能はやや劣りますが、GPU性能は上回っています。そして、GPUにはAV1デコードサポートがある他、低価格機では削減されることも多いですが、外部接続端子やWi-Fiなどのインターフェース面も若干優れていることが多いです。

CPU性能はRyzen 7030には少し劣るものの、安さ重視PCは排熱性もあまり高くないことが多いですし、重い処理を前提とする人も少ないので、それよりもGPU性能の高さや機能性の方を重視する方が実用コスパは上になることが多いと思うので、個人的にはRyzen 7030よりはこちらの方が少しおすすめです。

111 COMMENTS

至急PCが必要になり相談させて下さい!

ネットショップ運営でPCが必要となりました。
他は画像編集、Word、Excelするくらいなのですが、CPU性能比較一覧を見させて頂くと候補のPCのCPUがかなり下のような。。。
不安になりコメントさせて頂きました。

検討中のPCは
ASUS Zenbook Pro 15 OLED UM535QA (UM535QA-KY244W)です。 

大丈夫でしょうか。
機械に弱くざっくりとした質問になりすみません。

返信する
とねりん:管理人

Ryzen 7 5800HSは軽作業には十分すぎる性能を持つ高性能CPUなので、性能については安心して大丈夫です。

返信する

早速の返信有難うございます。

安心大丈夫とお墨付きを頂き安心しました。
明日買いに行きます!

困っていたで大変助かりました。
有難うございます。

とねりん:管理人

お節介かもしれませんが、挙げられた機種のオフィスは互換品でMicrosoftのものではないですが、その点は大丈夫でしょうか?

ご心配頂き有難うございます。

難しい作業がないので大丈夫だと思います!

とねりん:管理人

大丈夫そうなら良かったです。余計な事を言ってしまいました。

とでもないです!
お心遣い感謝します。

緊急事態にこんな良いサイトと良い管理人様を発見出来て本当に助かりました。

けん

はじめまして。
いつかパソコンを買う時にと思い、面白く見させて頂いています。
と、思っておりましたところ妻のノートパソコン(ACER)の液晶が壊れてきたため買い替えることになりました。
宜しければご助言頂けますでしょうか。

普段はテレワークでTEAMS、Zoomとpowerpoint、Word、Excelを使用。
その他は動画鑑賞とゲーム(妻は地球防衛軍シリーズが大好き)を行うことを考えています。

要求機能
予算 15万円まで
モニターサイズ 15インチ以上
メモリは16GB
テンキー付
Officeは不要
持ち運びは考慮不要
グラフィックボードは出来ればつけたくない(騒音と温度の観点で)
優先度は低いが出来ればUSBで充電したい。

このページを見てAMDのRadeon 680Mが付いているCPUであれば良いのかなと考えておりますが、お勧めの機種がありましたらご教示頂けますと嬉しく思います。
急ぎませんのでお時間ありましたら
よろしくお願い致します。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。コメント励みになります。

該当の条件で少し探してみましたが、
現状販売されているものだとRyzen 7 7735U搭載のASUS「Zenbook 15 / Zenbook 15 OLED」
https://kakaku.com/item/K0001533169/
https://kakaku.com/item/K0001533167/
くらいしか選択肢が無さそうです。

悪い機種ではないと思いますが、薄型軽量のモバイル性に特化した機種で、現在約14.4~15万円と高価なので、
持ち運びを考慮しない場合のコスパは悪い部類の機種となっています。
また、地球防衛軍の推奨スペックを見ると「Radeon 680M」では届かないのも気になります。

ビデオカードは騒音と温度の観点から出来れば搭載したくないとのことで、気持ちはわかります。ただ、好きなゲームが快適にできないのは本末転倒感もあります。
中にはビデオカードを搭載していても比較的消費電力を抑えたモデルもありますし、省電力モードなどで運用すれば発熱や騒音のネックも少しは軽減されるかと思います(性能は多少犠牲になりますが)ので、一応候補機を見ておいても良いのではないかと思います。
重量やバッテリー持続時間の多少の悪化は避けられませんが、持ち運びを意識しないなら大きなネックにはならなそうですし、割と無難な選択肢になる気もします。
少し探した候補機を下記にいくつか挙げておきます。

・ASUS Vivobook Pro 15 OLED M6500シリーズ(3モデル)
Ryzen 5 5600H/16GB/512GB/RTX 3050/15.6 2.8K 120HZ 有機EL 109,800円
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5655335600

Ryzen 7 5800H/16GB/512GB/RTX 3050/15.6 2.8K 120HZ 有機EL 119,800円
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5655335600

Ryzen 7 5800H/16GB/1TB/RTX 3050 Ti/15.6 2.8K 120HZ 有機EL 129,800円
https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5655335600

・Summit E16 Flip(第12世代Core i5モデル)
Core i5-1240P/16GB/512GB/RTX 3050/16 2560×1600 165Hz タッチ/MSIペン付属 ¥139,800
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C1YZ9JHM/

もっと良い機種あるかもしれませんが、ぱっと目についたのは上記などでした。
詳細なスペックは省いていますが、いずれもUSB PDにも対応しているはずです。

返信する
けん

早速のご返信ありがとうございます。
なるほど、省電力モードで運用ということは考慮に入れていなかったです。
妻はWord作業などがメインなので無駄に発熱、騒音(電気も)はちょっと…と思い、Lenovoなど探しておりました。
おすすめいただいたPCは先日ピケさんにご案内されていた機種ですね!
地球防衛軍ができると妻も喜んでおります(笑)
お忙しいところ、分かりやすい説明とアドバイス大変助かりました。

とねりん:管理人

おそらくWord等のOffice作業中にはGPUはほとんど使われないと思うので、Office作業中のGPUによる発熱を懸念していたらならその点は大丈夫だと思います。
ビデオカードのアイドル消費電力は発生するかと思いますが、熱やファンの回転について大きなネックになるほどではないと思います。
ただ、重めのゲーム中はある程度省電力な設定にしても、さすがに熱やファンの回転音はそれなりに発生してしまうと思うので、その点は留意ですね。
少し底面を浮かすだけでも排熱には結構効果があるらしいので、導入していなかったらスタンド等を導入してみるのも良いかもです。

候補機については、仰る通りASUS Vivobook Pro 15 OLEDは他の方にも先日おすすめしたものです。
現在多少グラフィック性能が欲しい場合の高コスパ機種としては凄く魅力的な一台だと思いますので、またおすすめさせていただきました。

また、後者のMSI Summit E16 Flipも、ディスプレイが16:10で縦範囲が少し広く、オフィス作業などはしやすいかと思いますので、ビジネスユースならおすすめです。
価格はやや高価にはなりますが、タッチ対応でペンも付属しているのも地味に嬉しいかもしれませんし、ASUSのVivobookはプラスチック素材ですがこちらはアルミ製で質感も上質なので、こちらも良ければチェックしてみてください。

けん

Summit E16 FlipのThunderbolt4や、「MIL-STD 810G」準拠(長持ちすると期待)に惹かれたのですが妻にフリップ・ペンタッチ対応がいらないということを言われましたので、ASUSに…と考えておりました。
が、モニター領域が少し広いことを伝えた所、Summit E16 Flipが良いと一転しました。
本当に相談させて頂いて良かったです。ありがとうございました。

とねりん:管理人

ビジネス用途だと縦が少し広い方が便利、という話は実は自分ではよくわからなかったんですが(普段ほぼデスクトップでしか作業しないので)、実際に利用する方が一転するレベルならやっぱり結構重要なんだなと私も認識を深めることができました。
何にせよ、お役に立てたなら幸いです。
こちらこそ何度もお礼を頂きありがとうございます。

Marukru

くだらない質問なのですが評価順に並べた際に〇の下に◎が来るようになっていたのですが、これは管理人さん的に〇のほうが評価が高いという意味なのでしょうか?
些細な事ですが教えていただけるとありがたいです。

返信する
とねりん:管理人

いえ、そういう訳ではないのです。普通に◎の方が評価が高いです。
実装しているソート機能が標準設定では記号を思い通りにソートさせることが難しいので、現在のような状況になっています。
更新のたびにちょっと面倒くさいことをすれば出来ないこともないんですが、頻繁に更新するページなので弊害が大きいかなと思って放置しちゃってます…。
紛らわしくて申し訳ありません。

返信する
ちょこ

◎〇△×のたかだか4階級でソートする意味もあまりないので、評価でのソートを無効にしてしまえば余計な混乱も生じなくていいのかなと思いました。

とねりん:管理人

そうですね…。とりあえず無効にしておくことにしました。
意見ありがとうございます。

miho

はじめまして。いきなりで申し訳ありません。
ノートパソコンの買い換えについて相談いたしたく、ご連絡させていただきました。
現在使用しているPCはFMV LIFEBOOKでCorei7 7700HQ メモリ8GBですが、起動が遅くなり、たまにキーボード入力の反応がおかしくなり、末期症状かなと思っております。
用途は、Word,Excel,PowerPointとWeb閲覧ですが、複数のファイルを開くのと、買ったばかりのころもメールを立ち上げると長年のメール(添付付き)が溜まっているせいか、かなり重く感じました。ゲームは時々やる位です。
検討中のPCは、
LIFEBOOKのAH WA1/G3 Corei5 1135G7 8GB 99800円
LIFEBOOK のAH50/G2 AMD Ryzen7 5700U 8GB 127000円 です。
以前のコメントのhanaさんと用途は似ており、Corei5でも以前のCorei7よりベンチマークテストの結果は良いようので、問題はないかと思うのですが、Windows11になると必要なスペックが上がると聞いたことがあります。余裕を持って使用するのであれば、どの位のスペックが必要でしょうか。また、Corei5とRyzen7で27000円の差がありますが、コストパフォーマンスとしてはどうなのでしょうか。
お忙しいところ、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。

キーボードの不具合は、特定のキー以外にも発生している場合には内部的に破損していることが疑われ、修理なども高額になってしまうため、買い替えが基本路線になってしまうかと思います。
用途的にはスペックは今の機種でも十分そうですが、メモリが8GBなので複数のソフトやブラウザのタブをたくさん開いたりするとちょっと処理がモタつく可能性はあると思います。

検討中の機種についてですが、その二つなら後者の「AH50/G2 AMD Ryzen7 5700U」一択です。
前者はディスプレイの解像度が1366×768となっており、2023年現在で15.6型のノートPCのディスプレイとしては正直論外レベルの低さなのでおすすめしないです。

OSについて、Windows 11の方が10より大きく要求スペックが上がるかというと、そんなことはないので安心して大丈夫です。Windows 11の基盤設計は10と概ね同じになっており(Windows 11登場時の公式のFAQでも説明されています)、セキュリティ要件の強化(TPM)やUI面や各最新規格への最適化などが主な変更です。
最小スペック要件が10と比較すると上がっているから要求スペックが上がっていると紹介しているサイトもありますが、そのシステム要件も内容を見れば非常に緩いものとなっており、2023年現在では非常に安価な機種でも十分満たせるレベルのものです。

余裕を持ったスペックについては、Core i5/Ryzen 5以上で6コア以上のCPUという感じが分かり易いかなと思います。ただ、用途的にCPUだけでなくメモリ容量もできれば16GB欲しいかなと思います。
Core i5-1135G7とRyzen 7 5700Uと約27000円の価格差についてですが、ディスプレイなどその他の仕様もややRyzen 7 5700Uの方が良いので、価格差とCPUだけで単純比較はできないです。
ただ、オフィス搭載とはいえ、Ryzen 7 5700Uに8GBメモリで13万円近くというのは高くてコスパは良くない印象です。

最後に検討機種について私からも少し聞きたいのですが、サイズは15インチクラスで、光学ドライブとMicrosoft Office標準搭載が条件という感じでしょうか?
また、メーカーは現在お使いの機種と同じ富士通が候補となっていますが、これは固定したい感じでしょうか?

返信する
miho

回答ありがとうございます。
サイズですが、特にこだわりはありませんが余り小さいと見にくいかなと思っています。自宅で使用しているのでデスクトップでも良いのですが、Webミーティングの際に部屋を移動することがあるので、できればノートが良いと思っています。officeはPowerPoint必須で標準搭載を考えています。
メーカーについてですが、以前利用したメーカーは富士通の他には、エプソン、Dynabook(東芝時代)、NEC、Lenovo(ThinkPad)、職場ではHPを使用しています。NECのPCはたまたまなのか熱がこもって使い物にならなかったことで選択肢から外しました。ThinkPadはダウングレード版を購入しアップグレードしましたが、解説書がなくセーフモード(というのでしょうか?真っ黒い画面)の設定をサポートに教えてもらったのですが、間違っていて難儀しました。そのような経験とあまりパソコンは詳しくないため、できれば日本製で安心してサポートが受けられるほうがよいと思い富士通で検討しました。ただ、いくら高いパソコンを購入しても3年~5年で買い換える必要が出てくるので、あまりにも値段が異なり、サポートもまあまあならば他のメーカーも検討したいと思っています。
よろしくお願い致します。

とねりん:管理人

詳細な情報をありがとうございます。

今検討中の機種がコスパ重視なら正直有力とは言えないので、別のおすすめ機種を考えてみたいのですが、光学ドライブとテンキーの必要性についてはいかがでしょうか?
特に最近では光学ドライブ搭載機が少ないので、選択肢の幅が大きく変わります。

miho

おすすめ機種を考えて下さるとのこと、ありがとうございます。
テンキーは不要です。光学ドライブは外付けでもかまわないと思っております。
よろしくお願いします。

とねりん:管理人

ざっと調べてみましたが、国内メーカーではDynabookがおすすめです。オフィス標準搭載モデルは海外メーカーと比べてもコスパは悪くないです。
光学ドライブ搭載モデルもあるので、重量や価格面と相談して判断されると良いと思います。その他の仕様はほとんど同じです。
【光学ドライブあり】
Dynabook BZ/MV
・Core i5-1235U/8GB/256GB ¥117,480
・Core i5-1235U/16GB/512GB ¥127,380

【光学ドライブなし】
Dynabook PZ/MV
・Core i5-1235U/8GB/256GB ¥108,680
・Core i5-1235U/16GB/512GB ¥120,780

上記あたりが構成としてはおすすめになります。ただし、メモリは16GBでも1枚のためシングルチャネルという接続方式となっており、速度は一般的な16GBより少し遅い点に一応注意です。
また、上記価格は、公式ストアでシークレットIDとパスワードを経由した際の価格となっています。ここで書いて良いのかわからないので、記載のメールアドレスに載せておきます(アフィリエイト用のやつとかではなく、全員共通のやつです)。
併せて、価格.comで上記機種のスペックをまとめて表示できるURLも貼っておきますので、良ければご覧ください。一応コスパ特化の海外メーカー機種もいくつか参考に載せていますので、そちらも良ければご覧ください。

miho

先ほどお礼を送信したつもりが、新たにコメントを立ててしまいました。
すみません。
いろいろありがとうございました。

とねりん:管理人

コメント欄が見にくいので…こちらこそお気遣いさせてしまい申し訳ないです。
一応、前のコメントの方はこちらで消しておきますね。
わざわざありがとうございます。励みになります。

ぶん太

こんにちは。楽しく拝見させて頂きました。
恐れ入りますが質問させてください。

長年使ってきたDELL XPS13を引退させて、新しいノートパソコンを購入することを検討しております。

利用用途としましては、ネットサーフィン、簡単なレベルなExcel、一眼レフカメラで撮影した画像の簡単な加工、家庭用ホームビデオ(4KではなくFHD)で撮影した映像の簡単な加工程度なのですが、長く使うものなので出来る限り良い物を買おうかなと思い、予算はオーバースペック目に約25万円程度を用意しております。

最近購入したLGの34インチ(3440×1440)ウルトラワイドモニター 34WP85C-Bへの出力、およびモニターからのUSB type c給電(96w)を前提としてtype cポートを持つノートパソコンを調べているうちにCORE i9またはi7搭載のHP ENVY 15が候補に上がってきたのですが、CPUを選ぶにあたり気をつけることがあればご教授頂けませんでしょうか?(例 core i9やシリーズHだと消費電力が多いため、96wの給電じゃ間に合わないなど。)

よろしくお願いいたします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。

確かに末尾HモデルのCPUは消費電力が多いですし、GPUも単体のもの(GeForceなど)を利用するとなると消費電力が多いです。
ただ、高負荷時には基本96W以上を消費してしまうとは思いますが、常に高負荷で運用する訳でないなら、間の時間に充電されるので恐らく問題ないのではと思います。また、基本バッテリー残量が少なくなったり温度が高くなったりするとパフォーマンスを下げるといった仕組みがありますし、PC上で電源モードも手動で変更できると思いますので対応はできると思います。

おそらく「消費電力のせい(気になって)結局フルパワーで使わないとなったら宝の持ち腐れになるのでは?」という懸念があると思いますが、確かに高負荷で頻繁に運用するならそうなる可能性もあると思いますし、利用者の性格によっては気になって常に標準やエコモード運用になったりする可能性はあるのかなと思います。

>CPUを選ぶにあたり気をつけること
今は第12世代のCoreシリーズがわずかに登場しているので、そちらの方が性能自体は高いことがまずあります(まだ数は少なく高額機ばかりだけど)。

検討中のモデルは恐らく第11世代Core搭載の「HP ENVY 15-ep」だと思いますが、正直第11世代のCoreシリーズは、対抗のRyzen 5000シリーズよりも電力効率が大幅に悪いです。省電力モデルやACアダプター運用ならそこまで気にする必要はありませんが、今回のようなCore Hモデルを単体GPUも込みで100W程度のUSB PDで常に運用したい場合には、やや問題になってくると思います。
Ryzenは今のところThunderboltに対応していない点と、LightroomのRAW現像時間がCoreより若干長かったりする点はあるため、クリエイターソフト使用前提ならCoreが一般的ではありますが、今回のケースでは注意点が特に問題にならないなら選択肢に入れても良いのかなと思います。

返信する
ぶん太

とねりん様

早速のご回答ありがとうございます!大変参考になりました、

常に高負荷で運用する訳ではないので対応できそうではあるものの、
第11世代のIntel CPUはRyzenに比べて電力効率が大幅に悪く、
また、すでに一部ではあるもののIntel第12世代のCPUシリーズが登場しているようですので、
もうしばらく待った上で、第12世代のIntel Core i9かi7搭載のノートパソコンを購入しようかと思います。
(現行PCの特価セールをしていたので、思わず飛びつくところでした(汗))

ありがとうございました。

ぶん太

追記です。

その後、別サイトや動画でCPUと消費電力について研究しましたところ、ACアダプターによる電源供給を前提にしない私のようなケースの場合、Intel第12世代を待ったところでCPUのフルスペックを使い切れないため、それならもともと消費電力が低いRYZEN7 5700Gを検討した方が良いのかなとも思ってきました。

ただその場合、Thunderbolt問題があるのですよね、、、 CPU選びは難しいですね。

とねりん:管理人

第12世代でフルスペックを使い切れないにしても第11世代よりはパフォーマンスは多少は向上するとは思いますが、確かにフルスペック運用はするとしても長時間は厳しそうだとは思います。

Ryzen 7 5700Gはデスクトップ向けのものですが、デスクトップを検討しているということでしょうか。また、Ryzen 7 5700Gはデスクトップ向けのCPUとしては省電力ですが、ノートPC向けのCPUと比べると多い方です(Core i9-11900Hとかよりはやや少ないと思いますが)。96WだとCPUだけで結構かつかつで単体のGPUを搭載する余裕はないと思いますが、内蔵GPUでの利用を検討しているということなのでしょうか。

Thunrdoltはどうしようもない問題ですね…。ただ、ご存知だったら申し訳ないですが、機能的には活かせる方は限られていると思うので、必須という訳ではないならそこまで重視しなくても良いかなとも思います。

hana

初めまして、Windowsのノートパソコンを購入したく迷っています。
パソコンでやりたいのは、オフィスを使うのと会計ソフトを入れての作業。
あとはネットサーフィンくらいです。
AMD Ryzen 3 5300U ( 2.60GHz 2MB )か
AMD Ryzen 5 5500U ( 2.10GHz 3MB )でメモリは8GBくらいで考えてます。
どれくらいのスペックがあればストレスなく作業できるのか教えていただけると幸いです。

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とねりん:管理人

はじめまして。
挙げられた用途はどれも軽い処理になりますので、Ryzen 3 5300Uでも十分快適に作業できると思います。

オフィス作業やWeb閲覧等の軽作業は、新しめのCPUなら低いグレードのものでも基本普通にこなせますが、ある程度余裕を持ったスペックということであれば、
ノートPC向けCPUなら、RyzenはRyzen 3以上(4000,5000番台)、インテルのCoreシリーズならCore i5以上あたりを基準にされるのが良いと思います。

返信する
hana

早速返信、ありがとうございます!
参考にさせてもらいます。

rin

すみません、変なところから書き込んだようで違う方のとこに書いてしまいました…
改めて新規投稿失礼いたします。
下記一度投稿してしまったところからコピペしました!場を荒らして申し訳ありません。。

ゲーム実況や動画編集をしたく初めてゲーミングPCを買おうと思っています。
今フロンティアでセール中の
i7 11700Fの3070ti 234,800円
を買うかhpでセール中の
i7-10700F 3060ti 179,801円
i7-10700F 3060ti 228,800円
を買うか迷っています。
全て16GBですがhpは空冷クーラーなのとストレージが512GB SSD+2TB HDDです。(フロンティアは1TB)

hpは無線機能の欄にIEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0という記載もあり便利そうだなという印象です。
CPUとグラボはフロンティアの方が良いのですが比較すべき部分が有りすぎてパンクしそうなのでどうかお助け頂ければと思い書き込ませて頂きました。

実況はAPEXなどではなく、フリーゲームや自作ゲーム、家庭用ゲーム中心にやりたいと思っています。
大きな買いものでセールを見ては尻込みしてしまいます…お時間許す時がありましたらどうかよろしくお願いいたします!

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とねりん:管理人

はじめまして。一つ前のコメントは削除しておきますね。結構よく間違える方が居るので、多分コメント欄自体が見にくいのが悪いです。申し訳ありません。
HP OMENのRTX 3060 Tiモデルは安くて非常にコスパが良いですね。ずっと在庫切れだったと思いますが、復活していたんですね。一応ざっくり下記から要点だけ比較してみます。

CPU:11700Fの方が性能が少し(1~2割くらい)高いです。
GPU:RTX 3070 Tiの方が高いです。ただ、RTX 3060 Tiの方が電力効率は優れていますし、重いゲームで200fps以上とか高いレベルを求めない限りはでも十分な性能だと思います。
CPUクーラー:フロンティアは標準クーラー(多分CPU付属品)は正直微妙です。今ならカスタマイズでETS-T40F-TBに3300円で変更できるので、変更するのがおすすめです。HPはCoolerMaster製の92mmのRGBクーラーが採用されているようなので、付属クーラーよりは良いと思います。
ストレージ:用途にもよると思いますが、増設は簡単なのでSSD:1TBの方が嬉しいとは思います。コスパ的にはどちらも大して変わらないと思います。
無線機能:Wi-FiやBluetoothを利用するなら標準で付いているのは嬉しいですが、一応対応パーツを購入して増設するのも簡単です(4,000円~9,000円くらい)。
電源:HPは500WのBRONZE認証で、FRONTIERは日本製コンデンサ仕様の850WのGOLD電源なので、FRONTIERの方が明らかに優れています。正直RTX 3060 Tiで500WのBRONZEはぎりぎりだと思います。
ケース:HPはやや省スペース気味の静音性も重視している感じのケースで、FRONTIERのGHシリーズはハイエンドモデル用のケースなのでエアフローに優れています(前面に多分14cmの大きめファンが2基搭載)。価値でいえばFRONTIERの方が高いと思いますが、14cm以上のファンを前面に配置するとややファンの動作音が気になると思うので、そこは注意かと思います。

どちらもコスパは非常に良いと思うので、上記や価格差から判断することになるのかなと思います。また、大体案として下記モデルなども良さそうなので一応参考までに載せておきます。
ドスパラ raytrek XF 11700F搭載モデル Core i7-11700F/32GB/SSD:512GB/RTX 3070

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rin

お返事ありがとうございます!
大変参考になりました。どちらもスペック相応にコスパ良しとのことで悩んでしまいますね…ご提示頂いたガレリアも見てきました!
hpとフロンティアの丁度中間価格、あったら良いなと思っていたドライブが付いていたりhp不安点の電源がGOLDだったりで魅力的でした!

これのために買うといっても過言ではないゲーム実況でPCが5年くらいは最低頑張って動いてくれたらと思うのですがhpのお値段でも可能ですかね?
価格的に一番買い替えが早いのかなと…BRONZE電源はお話を聞いて可能なら調べて自分で交換かなと思いました。
寿命や実況編集の重さに耐えうるPCだと三者とも大きな変わりはないのか、1~2年後ネックになってくるのかお聞きしたいです。
普通に考えればフロンティアが一番スペック高いので価格度外視にすれば一択ですが私のしたいことがhpやガレリアでも問題なく可能ならコスト的にはそちらにすがりたい気持ちです。
ちなみにVTuberではありません。

重ね重ねすみません、よろしくお願いいたします!

とねりん:管理人

寿命や不調などは環境や運の部分もありますし、何年とか具体的なことは正直言えないです。ただ、HPのモデルは今回候補に挙がっている他モデルより電源や排熱性能では劣るため、確率は高くなるとは思います。問題が発生する確率自体は低いと思いますが、リスクが多少高くなること承知の上で安さを取るかという感じになると思います。とはいえ、最低限の動作確認はメーカー側で行われているはずですから、少なくとも1~2年で問題になることはあまり無いとは思います(1年以内なら保証期間ですし)。

また、フロンティアのメリットは高いGPU性能(RTX 3070 Ti)ですが、少しでも高いfpsを出したいとか設定を高くしたいという訳じゃないなら、大きなメリットにはならないと思います。ゲームパフォーマンスよりも実況や動画編集の安定性に重点を置くなら、どちらかというとCPUパフォーマンスの方が重要だと思うので、メモリが32GBあって安いドスパラの方がコスパ的にも用途的にも合っているような気がします(ちなみに、ガレリアじゃなくてクリエイターモデルのraytrekの方を提案させていただきました)。

あと、HPのような海外メーカーで良いなら、LenovoのLegion T550でRyzen 7 5700Gの搭載モデルが最近増えていて、RTX 3070モデルなら約20万円となっていてドスパラやフロンティアよりは安く済みます(今探して気付いたので後出しになってすみません)。電源は650W GOLDとなっているようでHPよりは良いですし、AMDなのでちょっと異なりますがCPU性能自体は10700Fよりは高いので、RTX 3070以上搭載で出来るだけコスパ良く安くしたいというならこちらも悪くないかもしれません。

rin

とねりんさん大変お世話になりました!ここで訪ねて良かったです、本当にありがとうございました。

結果ドスパラのクリエイターモデルraytrexを購入しました!レノボも見て確かに安くスペックも良いものでした~!
日本製にこだわりは無かったので悩みましたが最初ということでいざとなれば秋葉原に行って店員さんに聞いたり出来るメリットや初期不良の保証も1ヶ月あって安心そうだったので決めました。あと納品が早そうで!
スペックも仰って頂いたグラボの優先順位とドスパラのメモリの利点に確かに!と思いました。
カスタマイズでssdを1TB・HDDを2TBに、 冷却を無限五、ファン前部に14cm 静音FAN、電源を750→850にしました。
初めてのPCに過剰なものになったかもしれませんが後々自分で交換したりはリスクがありそうなのでこうなりました…!結果個人的には妥協した箇所がないのでとても良い買い物ができたと思っています。
これからガンガン使っていきたいと思ってます!

ちょっとチャレンジになったかもですが設置設定を自分でやることにしたのでYouTubeや検索でなんとか頑張りたいと思ってます。
まだモニターとスピーカーを買っていないのでまだまだ悩みはつきそうにありません笑
もしまたどうしようもなくなったら頼らせて頂けたら嬉しいです…!

ありがとうございました!

とねりん:管理人

直接アドバイスを聞いたりできるのは大きなメリットですよね。
設定等は基本面倒なだけで、元々Windowsを利用されているなら大して困ることは無いと思います(大体の設定は後で変更することができますし)。
モニターは、高fpsに対応するなら高リフレッシュレート対応のゲーミングモニターということになりますね。PCよりは要点も少ないしそこまで悩む事も無いのかなと思います。
役に立てるかどうかはわかりませんが、また何かあれば気軽に聞いてくださいませ。

ファル

コメント失礼します。初めてなので書き方間違っていましたら申し訳ございません。
ゲーミングノートpcの購入を検討しており、候補がryzen5RTX3060のガレリアで139000円とASUSのZephyrsのryzen9hsRTX3060で169000円の二つです。コスパなど踏まえた上でどちらの方がおすすめか教えて頂けると幸いです。
主にプレイする、したいと思っているゲームはapexやBF2042などFPSがメインです。
よろしくお願いいたします。

とねりん:管理人

はじめまして。気負わずに気軽にコメントしてください。

挙げられたような重いPCゲームはGPU性能が特に重要なので、同じGPUなら安い方が基本ゲーミングコスパは良いです。なので、ゲーミングコスパ単体ならドスパラの方が良いです。
CPUでも差は出ますが、同世代CPUなら3万円差を埋めるほどのfpsの差は基本的に出ないと思います。
また、ASUSの方が Ryzen 9 5900HS + RTX 3060 搭載のROG Zephyrus G14だったら、画面が14インチと少し小さめなので、ゲームメインでガンガン使うならちょっと微妙かもしれないです。

ただ、14インチモデルだと解像度が恐らく2560×1440で少し高いので、映像は少し精細です(ただしリフレッシュレートは120Hzなので少し低い)。それに、CPU性能も大きく高いので、ゲーム以外のCPU性能が重要な処理もするなら魅力的だと思います。

以上のことと、価格差を考慮して選んだら良いのではないかと思います。

ファル

ご返信ありがとうございます。
ゲーム以外にも動画編集などにも興味があり、購入店のポイント還元もあり実質的な金額差は一万円程なのでZephyerの方を購入することにしました。
ZephyerはG15の方だったのでモニターのサイズも良さげでしたw
今後、デスクトップなど購入することになる際にも参考にさせていただきます。
ありがとうございました。

とねりん:管理人

私も価格を完全に把握している訳ではないのですが、ROG Zephyrus G15のRyzen 9 5900HS + RTX 3060 は今確認したら相場20万円~くらいなので、ちょっと信じられないくらい安いですね…。
ポイントもそれだけ付くならROG Zephyrusの方がお得なので、良い選択だったと思います。

green

はじめまして。

他の方のコメントなども読ませていただき、私程の者が質問させていただくのも申し訳ないようにも思うのですが、どうかよろしくお願いします。

今、PCの買い替えを考えています。(起動や動きが遅いため)
普段はネットを見たり、メール機能、簡単なWordやExcel、ゲーム(お遊びの)、写真の保存(家族写真)をするぐらいです。
日本製のものより少し安価な海外ブランドはどうかと考えています。
その中で、
ASUS VivoBook S15 M533IA M533IA-EC0
を検討していますが、よろしければアドバイスをお願いいたします。
予算は10万ぐらいまででと思っています。

他にお勧めなどがありますでしょうか。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。そんなにかしこまらなくても、気軽にコメントして頂いて大丈夫ですよ。

用途的にはゲームが重いものでなければ比較的ライトなので、最新のCore i5/Ryzen 5なら問題無さそうな感じですね。
ASUS VivoBook S15はコスパが良く、見た目も良くて悪くない選択肢だと思います。
メモリが8GBな点がちょっと頼りなくはあるので、今買える似た候補を挙げるなら、
DELLのInspiron 15(5515) や、LenovoのThinkBook 15 Gen 2(AMD)などの方が、Ryzen 7機はメモリが16GB標準なので、少し高くはなりますがコスパは良いのかなと思います。
後者はディスプレイの色域も広いものが採用されているので、キレイな画像が好きならおすすめです。
追記:ThinkBook 15 Gen 2 AMDについては色域の狭いパネルが採用されるのが基本なようです。間違いをお伝えしてしまい、誠に申し訳ございません。お詫びして訂正いたします。

返信する
green

早速にお返事が来て、ビックリです!!
本当にありがとうございます。

教えていただいた機種を調べてみます!
何よりきれいな画像には惹かれます、動画もよく見るので。。。

詳しくないけども、私ぐらいの感じでパソコンを使うという方も多いと思うので頂いたお返事はそういう方にとってすごく参考になると思います。

ありがとうございました。

rin

はじめまして、ゲーム実況や動画編集をしたく初めてゲーミングPCを買おうと思っています。
今フロンティアでセール中の
i7 11700Fの3070ti 234,800円
を買うかhpでセール中の
i7-10700F 3060ti 179,801円
i7-10700F 3060ti 228,800円
を買うか迷っています。
全て16GBですがhpは空冷クーラーなのとストレージが512GB SSD+2TB HDDです。(フロンティアは1TB)

hpは無線機能の欄にIEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.0という記載もあり便利そうだなという印象です。
CPUとグラボはフロンティアの方が良いのですが比較すべき部分が有りすぎてパンクしそうなのでどうかお助け頂ければと思い書き込ませて頂きました。

実況はAPEXなどではなく、フリーゲームや自作ゲーム、家庭用ゲーム中心にやりたいと思っています。
大きな買いものでセールを見ては尻込みしてしまいます…お時間許す時がありましたらどうかよろしくお願いいたします!

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