最終更新:2025/4/9
大手BTOパソコンショップ「パソコン工房」のおすすめのPCをざっくりとまとめています。ビデオカード搭載のデスクトップPCが対象です。
対象サイト:パソコン工房
本記事の内容は記事更新時点のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込みです。
開催中のお得なセール・キャンペーン
パソコン工房で開催中のセール・キャンペーンで特にお得なものを抜粋して紹介しています。基本的にWEBが対象を掲載しており、店舗では実施していない可能性もあるので注意。
- スプリングセール 期間:~2025年4月22日 16:59
- シンプルなセールです。
- 新生活還元祭 期間:~2025年5月1日10:59
- 期間中に対象のPC購入時に搭載されているGPUに応じてポイントが還元されるキャンペーンです。対象のGPU搭載でもキャンペーン対象外の場合もあるので注意(対象PCはキャンペーンページのGPU名からリンクで確認できます)。GPUと還元額の内訳は以下の通り。
【デスクトップPC】
NVIDIA RTX 5000 Ada:10万pt
NVIDIA RTX 4000 Ada:20,000pt
RTX 5070 Ti / RTX 4070 Ti SUPER / RX 9070 / RX 7700 XT / NVIDIA RTX A1000:7,000pt
RTX 4060 Ti / RX 7600 XT / RX 7600 / RX 6600 / RTX 3050:5,000pt
(内蔵GPU) Core Ultra 9 / Core i9 / Core Ultra 7:5,000pt
【ノートPC】
RTX 4080:15,000pt
RTX 4060:7,000pt
(内蔵GPU) Core Ultra 7 / Core i7:5,000pt
(内蔵GPU) Intel N100:2,000pt - Windows 10 → 11 乗り換え応援フェア 期間:不明
- 対象の新品PC(LEVEL∞、LEVELΘ、STYLE∞、SOLUTION∞)購入時に下取り利用で、購入金額に応じて最大1万円分相当のポイントや商品券などが付与されるキャンペーンです。キャンペーン名を見るとWindows 10 PCじゃないとダメなように見えますが、WEB通販利用時の条件には「Windows 10」が条件に含まれておらず、購入ページにもそのような記載がないので、恐らくOSはWindowsなら何でも良いと思われます(気になる場合には一応確認した方が良いかも)。購入金額と特典は以下の通りです。
【WEB通販】
20万円以上:購入時1000円値引き + 10,000円分相当ポイント還元
10万円以上~20万円未満:購入時1000円値引き + 5,000円分相当ポイント還元
10万円未満:購入時1000円値引き + 3,000円分相当ポイント還元
【店頭】
20万円以上:下取りパソコン査定額 + 10,000円分相当商品券還元
10万円以上~20万円未満:下取りパソコン査定額 + 5,000円分相当商品券還元
10万円未満:下取りパソコン査定額 + 3,000円分相当商品券還元
ゲーミングPC(LEVEL∞)
ゲーミングモデル「LEVEL∞」シリーズです。2022年に約6年ぶりにPCケースが刷新され、以前よりもエアフローや扱いやすさが向上しました。
LEVEL∞ミドルタワー(R-Class)
まずは大きいサイズのミドルタワーモデルの紹介です。「R-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL R~」となっています。ミドルハイ~ハイエンドくらいの性能でお得な製品が多いです。ケースは2025年3月時点では主に3種類があります。他にも、RGBファンの色やコラボPCにはロゴ入っていたりなど見た目は異なる場合はありますが、形状やその他の仕様は基本3種類のどれかです。
ケースについて簡単な説明を下記の表にまとめています。表の下にもう少しだけ詳しい説明も載せているので、興味がある方はそちらも良ければご覧ください。また、ケースファンについては水冷クーラーモデルや構成によって多少異なる可能性があるので注意です。
画像 | タイプ | 基本ケースファン | その他 |
---|---|---|---|
![]() | 標準ケース | 12cm上面x2、12cm背面x1 | ・内部は見えない |
![]() | RGB Bulid | 12cm上面x2、12cm背面x1 | ・ガラスサイドパネル ・RGBファン(調整可能) ・コラボモデルで多く採用 |
![]() | RGB Build(2) | 12cm上面x3、12cm背面x1 12cm前面x3、12cm背面x1 | ・ガラスサイドパネル ・RGBファン(調整可能) ・全モデル水冷クーラー ・コラボモデルで多く採用 |
LEVEL∞ R-Class 標準ケース(RGB無し)
ケースファン | 12cm上面x2、12cm背面x1 |
---|---|
価格 | ミドルタワーの中で最も安価 |
外観 | サイドパネルは不透明で内部は見えない (カスタマイズで強化ガラスパネルに変更可能。2024年3月時点で+3800円) |
防塵フィルタ | 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能 |
LEVEL∞のミドルタワー標準ケースです。RGBライティングには対応していない変わりに、後述のRGBモデルよりも安価な傾向があるため、見た目を気にしない安さ重視なら基本的にこの標準ケースが有力になると思います。
標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。
トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。
画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。
RGBファンがなく、サイドパネルも不透明(カスタマイズで変更は可能)となっているため、見た目がやや地味に感じる方も居るであろう点は注意です。
LEVEL∞ R-Class RGB Bulid
ケースファン | 12cm上面x2、12cm背面x1 |
---|---|
価格 | 標準モデル(RGB無し)より少し高価 |
外観 | RGBファン搭載(調整可能) ガラスサイドパネルで内部が見える コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする |
防塵フィルタ | 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能 |
LEVEL∞のミドルタワーのRGBライティング対応モデルです。上述の標準モデルと形状およびケースファン構成などは同一となっており、違いは基本的にサイドパネルが透明なガラスになっている点とケースファンがRGBファンになっている点のみです。価格は上述の標準ケースよりも少し高めの傾向があります。
パソコン工房では多数のコラボPCが存在しますが、コラボPCの大半はこのケースが採用されており、コラボに相手に応じてライティングが調整されていたり、ロゴが変わっていたりします。
上述と同じ内容になりますが、標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。
画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。
LEVEL∞ RGB Build(2)
ケースファン | 12cm上面x2、12cm背面x1 |
---|---|
価格 | 標準モデル(RGB無し)より少し高価 |
外観 | RGBファン搭載(調整可能) ガラスサイドパネルで内部が見える コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする |
防塵フィルタ | 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能 |
LEVEL∞ミドルタワーのRGBモデルです。上記二つとは異なるケースを採用しており、サイドパネルだけでなくフロントパネルも内部が透けて見えるタイプとなっており、前面の3連RGBファンが美しく映えるケースになっています。価格はRGB無しケースよりもやや高価な傾向があります。
標準ケースファンは12cmのものが4基採用されています。上記二つよりも1つ多くなっており、エアフローが重視されていることが伺えます。
トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に脱着して掃除することが可能な点は上述のケースと同じです。ただし、前面は上記の二つとは異なり防塵フィルターは配置されていないため、埃などはやや侵入しやすいかもしれません。ただし、その分吸気効率は向上していることが想定されます。ケースファンも増えている点もあり、エアフローは強化されていると思います。
おすすめ構成
ミドルタワーのゲーミングモデルのおすすめ構成を一部紹介しています。
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おすすめ度:★4.25 |
LEVEL-R7B6-LCR78D-UKX |
359,800円(税込・送料別) +7,000pt(5/1 10:59まで) |
Ryzen 7 7800X3D(240mm水冷) |
GeForce RTX 5070 Ti 16GB |
32GB DDR5 |
1TB NVMe SSD |
850W 80PLUS GOLD |
B650(ATX) |
商品ページ |
「Ryzen 7 7800X3D」+「RTX 5070 Ti」の準ハイエンドゲーミング構成です。4月中はポイント還元もあるため、実質35万円台中盤です。 2025年4月時点の相場では、このCPU&GPU搭載で35万円台は比較的安くてコスパが良いと思います。 CPUにはゲームで強力かつ電力面でも優れる「Ryzen 7 7800X3D」が採用されています。 GPU「RTX 5070 Ti」のゲームコスパが「RX 9070 XT」と比べると劣る感が強いのは否めない点は注意が必要ですが、現状はゲーム以外ではまだGeForceの方が利便性が高い印象はあるので、多方面で高い性能を求める場合にはむしろ嬉しいと思います。 ただし、7800X3Dは価格の割にはマルチスレッド性能が低いので、CPUにもハイエンドな処理を多用する場合にはやや不向きな点に注意。 |
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おすすめ度:★4.5 |
LEVEL-R7B6-R79-UKX |
339,700円(税込・送料別) +7,000pt(5/1 10:59まで) |
Ryzen 7 7900(空冷) |
GeForce RTX 5070 Ti 16GB |
32GB DDR5 |
1TB NVMe SSD |
750W 80PLUS BRONZE |
B650(ATX) |
商品ページ |
「Ryzen 7 7900」+「RTX 5070 Ti」のマルチスレッド性能も意識した準ハイエンド構成です。4月中はポイント還元もあるため、実質33万円台中盤です。 CPUのゲーム性能は「Ryzen 7 7800X3D」にやや劣るものの、マルチスレッド性能は大きく上回る12コアの「Ryzen 9 7900」を採用しつつ、約2万円も安価に購入できるというのが魅力の構成です。 GPUの「RTX 5070 Ti」のゲームコスパが「RX 9070 XT」と比べると劣る感が強いのは否めない点は注意が必要ですが、現状はゲーム以外ではまだGeForceの方が利便性が高い印象はあるので、多方面で高い性能を求める場合にはむしろ嬉しいと思います。 CPUに「Ryzen 9 7900」を採用することも併せて、出来るだけ高い性能を目指すというよりも、どの用途でもそれなりに快適な水準を常に保ちつつ総合コスパも良くしたいという人向けの準ハイエンド構成です。 電源が価格の割には安価な750W BRONZEなのが気になるところですが、7900が標準設定なら省電力なので、実用上は問題ないです。 |
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おすすめ度:★4.5 |
LEVEL-R7B6-R77-UKX |
319,800円(税込・送料別) +7,000pt(5/1 10:59まで) |
Ryzen 7 7700(空冷) |
GeForce RTX 5070 Ti 16GB |
32GB DDR5 |
1TB NVMe SSD |
850W 80PLUS GOLD |
B650(ATX) |
商品ページ |
「Ryzen 7 7700」+「RTX 5070 Ti」のゲーミング性能コスパ重視の準ハイエンド構成です。4月中はポイント還元もあるため、実質31万円台中盤です。 CPUのゲーム性能は「Ryzen 7 7800X3D」にやや劣るものの、マルチスレッド性能は同等で4万円も安価に購入できる安さと実用コスパの良さが魅力です。 GPUの「RTX 5070 Ti」のゲームコスパが「RX 9070 XT」と比べると劣る感が強いのは否めない点は注意が必要ですが、この製品はCPU&GPUから見た価格が非常に安いのでそこが気になりにくいのが良いです。 更に、現状はゲーム以外ではまだGeForceの方が利便性が高い印象はあるので、多方面で高い性能を求める場合にはむしろ嬉しいと思います。 省電力CPU採用ながら電源に850W GOLDが採用されているのも良く、実用コスパに優れた製品だと思います。 |
![]() |
おすすめ度:★4.5 |
LEVEL-R7B6-R79-TGX |
309,800円(税込・送料別) |
Ryzen 7 7900(空冷) |
Radeon RX 9070 XT 16GB |
32GB DDR5 |
1TB NVMe SSD |
750W 80PLUS BRONZE |
B650(ATX) |
商品ページ |
「Ryzen 7 7900」+「RX 9070 XT」の総合実用コスパ重視の準ハイエンド構成です。 CPUのゲーム性能は「Ryzen 7 7800X3D」にやや劣るものの、マルチスレッド性能は大きく上回る12コアの「Ryzen 9 7900」を採用しています。8コアでは不安な人におすすめのCPUです。 GPUは準ハイエンド帯ではゲームコスパが非常に良い「RX 9070 XT」が採用されています。「RTX 5070 Ti」搭載モデルよりも3万円も安価ながら、ゲームにおける実用性能はほぼ同等です。 電源が価格の割には安価な750W BRONZEなのが気になるところですが、7900が標準設定なら省電力なので、実用上は問題ないです。 |
LEVELミニタワー(M-Class)


安さ重視でコスパの良いミニタワーモデル
ミドルレンジ以下の性能でお得な製品が多いミニタワーモデル「M-Class」です。製品名が「LEVEL M~」となっている点で見分けることができます。
マザーボードには基本的にMicroATXというやや小型のものが採用されており、拡張性やその他の仕様もやや安さ重視になっています。
ミドルタワーモデルと比べて、安さ重視のパーツ選定が多くなっており、全体的に安価で性能コスパが良い傾向があります。その代わり、キャンペーンポイント等の対象外になっていることも多いので注意。
パソコン工房のミニタワーモデルでおすすめなのは、強化ガラスサイドパネル採用のLEDモデル「LEVELθ(レベル シータ)」です。2023年末に追加されたWeb限定の比較的新しいモデルです。
ケースカラーは流行りのホワイトにも対応している他、LEDカラーも多く用意されており、2024年4月には二面ガラス仕様のピラーレスモデルも追加されました。対応カラーもどんどん増えており、2025年3月時点では6色に対応しています。流行りをいち早く取り入れる積極性も好印象です。
ただし、LEDの色の調整が後にできない点や、ピラーレスモデルは通常モデルから+約5,000円とやや高価な点は注意が必要です。
また、「LEVELθ」ではない従来の通常モデル「LEVEL∞(M-Class)」もあり、そちらの外観の印象はミドルタワーモデルと同様です。そのままやや小型化された感じです。
「LEVEL∞(M-Class)」は以前はサイドパネルがフラットで透けないタイプだったので、他モデルよりも見た目で劣る印象が強かったですが、2025年3月に「LEVEL∞(M-Class)」もサイドパネルがガラスとなったタイプが追加されました。
そちらでは標準でRGBファンが3基搭載されており、ケーストップのボタンからライティングを簡単に切り替えることも可能です。
また、カスタマイズで2基のRGBファンを+2,000円(2025年3月時点)と安価に追加することもできます。2025年3月時点では「LEVELθ」はケースファンの増設には対応していないので、少し良い部分です。
また、各モデル天面と底面にはダストフィルターが設置されており、掃除がしやすいです。
ケースファンは標準だと3基全てが排気ファン
ケースファンはほぼ全モデルで標準12cm×3が搭載されるため、価格の割には悪くないと思います。ただし、少し気になるのは標準だと全てが排気ファンとなっていることです。吸気はメッシュ部分からの受動吸気のみとなっています。
エアフローというよりは熱を外に出すという点に重点を置いた形であり、それが悪いと断言できるものでもないですが、あまり一般的ではありません。
ケースファンの向きや配置をどうするのが良いかは明確な答えがある訳でもないですが、ケースファンが3基あって全てが排気というのは珍しいので、不安なら向きを後から変えたりするのもありかなと思います。
また、ケースファンの基本構成については、下記の表にてまとめているので、そちらをご覧ください。
画像 | タイプ | 標準ケースファン | その他 |
---|---|---|---|
![]() | LEVEL∞(新) (ガラスパネル) | 12cm上面x2、12cm背面x1 | ・LED切り替えボタン ・ケースファン2基追加可能 +2,000円(2025年3月時点) |
![]() ![]() | LEVELθ (レベル シータ) | 12cm上面x2、12cm背面x1 | ・ホワイトモデルもある ・ガラスサイドパネル ・LEDファン(色の調整不可) ・Web限定 |
![]() | LEVELθ (レベル シータ) ピラーレス | 12cm上面x2、12cm背面x1 | ・通常モデルから+1万円 ※2024年4月時点 ・ホワイトモデルもある ・ガラス二面パネル ・LEDファン(色の調整不可) ・少し埃が侵入しやすいかも ・Web限定 |
![]() | LEVEL∞(旧) | 12cm上面x2、12cm背面x1 12cm上面x1、12cm背面x1 | ・内部は見えない |
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。カラーはブラックとホワイトの2色がある他、ホワイトモデルはファンライティングの色が選べるので、お好みのものを選択してください。また、基本的にどの構成もピラーレスモデルの用意があり、価格は約5,000円高くなっています(2024年10月時点)。
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おすすめ度:★4.25 |
LEVEL-M1P5-R57X-RLX |
139,800円(税込・送料別) |
Ryzen 7 5700X(空冷) |
GeForce RTX 4060 8GB |
16GB DDR4-3200 |
500GB NVMe SSD |
650W BRONZE |
B550(MicroATX) |
商品ページ |
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 4060 8GB」搭載で約14万円の低価格構成です。 CPUは旧世代ですがコスパの良い「Ryzen 7 5700X」採用で、メモリの帯域が狭いのがやや気になるものの、32GBへの変更を安価にできるのは強みです。 |
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おすすめ度:★4.25 |
LEVEL-M1A6-R75F-RLX |
139,800円(税込・送料別) |
Ryzen 5 7500F(空冷) |
GeForce RTX 4060 8GB |
16GB DDR5 |
500GB NVMe SSD |
650W BRONZE |
A620(MicroATX) |
商品ページ |
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4060 8GB」搭載の安さと実用コスパ特化構成です。 約14万円という安さかつ「Ryzen 5 7500F」というAM5のRyzen採用なので、長期サポートが見込める点やDDR5メモリを搭載している点も良いです。 ただし、マザーボードはA620の安さ特化品なので、長期サポートのAM5の魅力を取り入れるための製品としては少し残念さはあります。 |
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おすすめ度:★4.25 |
LEVEL-M17M-124F-RLX |
124,800円(税込・送料別) |
Core i5-12400F(空冷) |
GeForce RTX 4060 8GB |
16GB DDR5 |
500GB NVMe SSD |
650W BRONZE |
B760(MicroATX) |
商品ページ |
「Core i5-12400F」と「RTX 4060 8GB」搭載の安さとフルHDコスパ特化構成です。 約12.5万円という安価さながら、フルHDなら重量級ゲームでも対応できる性能を得られるのが強みです。 ただし、性能自体は高くないので、ゲームや性能によってはFPSが低めになることも多いかもしれないので注意。 CPUの性能も高くないので、基本的にはゲーム単体で楽しむ人向けの節約構成です。 地味にメモリはDDR5が採用されているのは、この価格にしては良い点です。 |
クリエイターPC(SENSE∞)
次にクリエイターモデル「SENSE∞」の紹介です。プロ向けのGPU「NVIDIA RTX」シリーズ搭載品を選ぶことが出来るのが特徴ですが、GeForceやRadeon RXといったゲーミング向けGPU搭載品も普通に販売されており、価格設定もゲーミングモデルとほぼ同じなので、ゲーミングモデルとしても特に不自由なく選択可能です。ケースや構成が異なるものが少し存在するモデルといった認識でOKです。そのため、ゲーミングPCを探している場合でも、こちらのクリエイターモデルも併せて探すと好みの製品が見つかり易くなるかもしれません。
ただし、ゲーミングモデルと違い、RGBライティングに対応したモデルが無く、やや落ち着いた見た目のケースとなるので見た目も重視したい人はやや注意です。
また、ゲーミングモデルと同等にミニタワー以下のモデルも存在しますが、正直ゲーム向けとしてはエアフローが微妙なので、今回はミドルタワーモデルのみの紹介です。
SENSE∞ミドルタワー(F-Class)
大型で前面メッシュパネル採用のクリエイターPC
クリエイターPC「SENSE∞」のミドルタワーモデルです。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「SENSE F~」となっています。GeForceだけでなく、クリエイター向けの「NVIDIA RTX Ada」搭載モデルもあり、OpenGLなど幅広いAPIでクリエイターに適したPCが欲しい場合におすすめです。
価格設定はLEVEL∞と近いため、ケースの好みや構成の小さな違いなどで選択すると良いですが、基本的にはLEVELシリーズの方がキャンペーンも多くてラインナップ更新頻度も高いので、ゲームコスパはLEVELの方が良いことが多いです。
前面がメッシュパネル仕様になっている点はゲーミングモデルと大きく異なる点です。大きく開いているため通気性は非常に良いです。
前面、上面、底面、の3か所の通気口には全て防塵フィルターが取り付けられており、埃や塵の侵入にも配慮されています。ただし、上面の防塵フィルターはゲーミングモデルのようなマグネット式ではなくネジで固定されているので、気になったときにすぐに簡単に取り外して掃除というのが難しくなっている点は注意です。
CPUクーラーにはほとんどの製品で水冷クーラーが搭載されているのもゲーミングモデルと少し異なります。Core i7~i9の無印モデルなどは12cmファン1基の空冷で採用されることが多いですが、このクリエイターミドルタワーモデルでは120mm水冷採用品もあるのが少し珍しいと思います。
ただし、空冷CPUクーラー採用の場合には多くのモデルが12cmファンが2基(前面x1、背面x1)となるので、エアフローとしては最低限となる点は注意です(一部の高性能CPUモデルでは上面x2、背面x1のものもある)。通気性の良いケースなので大きな問題にはならないとは思いますが、発熱・消費電力の多いグラボ(GPU)を採用する場合にはやや不安があると思います。水冷クーラー採用時には12cmファンが3基(上面x2、背面x1)となるので、及第点だと思います。
あと、こちらは個人の好み次第ですが、ゲーミングモデルと異なりRGBモデルがない(2023年7月時点)点も注意が必要です。一応、前面はメッシュパネルでケースファンが少し透けて見えるので、後にRGBファンに換装すれば少しだけ対応することはできますが、RGBライティングに興味がある方にはやや不適な製品となっていると思います。
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。※2025年4月現在、SENSEのデスクトップは主要GPU採用製品がほとんどなく、おすすめできる製品がないです。
記事は以上になります。おすすめPCについては随時更新する予定です。
初めまして、質問失礼します。
モンハンワイルズを購入したのですが、8年程前に購入したPCなので新たにゲーミングpcの購入を検討しています。フロンティアの超得PCセールで下記構成のPCを候補に入れているのですが、GPUに比べてCPUが古いのが気になっております。この構成の場合、充分な性能を発揮できないことや、負荷がかかって寿命が短くなることはあるのでしょうか?
また、とねりん様なら流行りのゲームをするならこれくらいの構成は必要だというものがあれば教えて頂きたいです。予算的には20万~30万程度を想定しております。
よろしくお願いします!
AMD Ryzen 7 5700X プロセッサー
空冷CPUクーラー
【ASRock製】AMD B550 チップセット(Micro ATX)
32GB (16GB x2) メモリ
1TB M.2 NVMe SSD【Gen4】
AMD Radeon RX 7800 XT
【静音電源】750W ATX電源 80PLUS GOLD
はじめまして。下記から各項目についてざっと回答していきますね。
・GPUに比べてCPUが古いと十分に性能が発揮できないことがあるか
パーツ構成やプレイするゲームタイトル、その他環境等によりますが、あり得ます。
モンハンワイルズもCPUの要求性能が大きなゲームとなっており、該当構成でフルHDの場合はややボトルネックが発生しそうです。
ただし、ワイルズは挙動やパフォーマンスを見ても最適化不足で動作が不安定な印象が結構強いので、今後一部は改善される可能性も一応あるかもです。
・寿命に関して
CPUの寿命に関しては特に気にしなくて大丈夫です。CPUは基本的には壊れやすいパーツではないので、CPU自体に不具合がなく、オーバークロック等をしないなら、他パーツより先にCPUが寿命を迎えることはほぼ無いと思われます。
消費電力が多く効率の悪いCPUを使用した場合には、マザーボードや電源の負荷が大きくなるということは考えられますが、5700Xは標準では省電力ですし、古い割には効率が良くて発熱も多くないCPUなので、その点も大丈夫です。
どちらかというと、旧世代のマザーボードを採用する必要があるため、後のCPU交換を考えにくい方がネックかなと思います。
・流行りのゲームをプレイするなら欲しい性能
流行するタイトルや求めるパフォーマンスに左右されるので明確な回答はできないですが、レイトレーシングを考慮しない場合で「RX 7800 XT」ほどの性能があれば、基本的には大丈夫だと思います。今ではアップスケーリングやフレーム生成などもありますし。
ただし、上で触れたように、RX 7000シリーズは「RTX 40/50」や「RX 9000」と比べるとレイトレーシング性能がやや低くなっている点があるので、そこを留意しておくと良いかもですね。
また、AIでの基本性能や最適化の面も劣ってたりはするので、その辺りも視野に入れたいなら注意が必要です。
・該当PCについて
CPUとGPUから見たゲーム性能コスパは非常に優れていると思いますが、排熱性・冷却性についてはかなり妥協したものとなっているように見える点に注意です。
CPUクーラー明記がなく低性能なものだと推測されますし、ケースファンも記載がありませんが、背面ファン1基にとかになってそう…な気がします。
また、特に構成を変えるつもりがないなら良いですが、マザーボードも安さ特化のMicroATX品で、M.2ソケットは一つしかないのでSSD増設が少し面倒だったりします。
丁寧にご回答いただきありがとうございます。とても参考になります!
追加で質問させてください。
下記の性能だと排熱性・冷却性に不安があるでしょうか?
CPUクーラー:RT-400BK
ケース:GKシリーズになるのでしょうか…垂直エアフロー構造と書いてあります。購入を考えているのはFRGKB550/WS314/NTKというものです。
セールページの先頭にあったので、挙げられた機種と勝手に断定して答えていました(合ってました)。言及せずに話を進めて申し訳ありません。
CPUクーラーは5700XでCPS RT400なら十分です。
ただ、不安なのはCPU&GPUからケース内へ放出された熱をケース外へ排出できるか、という点なので、CPUクーラーだけ変えても根本的な解決にはならないですね。
ケースの細かい仕様がわからないので断定はできませんが、空冷クーラー使用時でも標準ケースファンが背面だけであり、他の排熱用のファンが電源(上部)によるものだけなら、不安はあります。
また、垂直エアフローというのは、下から吸気して上から排気することを指しています。温かい空気が自然に上方向に移動する(逆に冷たい空気が下に溜まる)性質を利用できるため効率が良いという感じですね。
しかし、下から吸気するのは埃などを吸い込みやすくなる面では気になります。
垂直エアフローの場合は上記の自然体流を利用できるので、ファンによるエアフローの要件は下げるとは思うものの、個人的にはちょっと不安は残りますね。
ただ、ケースファンの追加は結構簡単&安価なので、ケースファンの追加が可能か聞いてみて、気になれば自分で後から追加するという対応でも良いと思います。
回答ありがとうございます!
排熱には不安がありますが、ケースファンの追加を考えてみようと思います。
とても丁寧に説明して下さり分かりやすかったです。
本当にありがとうございました!
毎回すみません。パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?パソコン工房ではなくてもいいですが、あんまりパッとするにがなくて、あとゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?
別記事の方にもコメントいただきましたが、こちらでまとめて返信しますね。
>パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?
フォートナイトはFHDの低~中設定で良いならそこまで必要スペックは高くないですが、画質設定を高くすると負荷がかなり高くなるタイプのゲームなので、どこを基準にするかにもよります。
低~中設定ならRTX 4060 Ti 8GBでも十分だと思いますが、高設定まで対応したいならやはり20万円以下ならRTX 4070をおすすめしたいです。
パソコン工房だと、
・LEVEL-M1A6-R75F-TLX(Ryzen 5 7500F + RTX 4070)
・LEVEL-M17M-144F-TLX(Core i5-14400F + RTX 4070)
あたりはコスパも良くおすすめです。ホワイトモデルもあります。
>ゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?
キーボードやマウスが付属したものは、今何かしら使えるものがあるなら、とりあえずは無くて良いと思います(サイドボタンの付いたマウスくらいは欲しいですが)。後から必要だと思ったら、その時に考えるのが一般的かなと思います。
>Core i5-14400FとRyzen 7 5700Xはどちらの方がゲームに向いてますか?
どちらもゲーム性能に関してはほぼ同等なので、基本気にしなくても大丈夫です。
なるほど丁寧に教えていただきありがとうございます。モニターのついても質問があるんですけど、244hzの方がいいのか165hzや144hzの方がいいのか教えてください。また上記のスペックで240fpsは出るのでしょうか?出なければ、240fpsでるスペックも教えてください。何度も質問して申し訳ありません。
モニターについては、240Hzと144~165Hzで価格も違うので、一概にどちらが良いは言えないですね。個人の感覚や考え方によります。
ただ、144Hz~165Hzと240Hzはそこまで変わらないって人も居ますし、ミドルレンジ帯のGPUでは重量級ゲームでは平均165fps以上出すのは厳しいことも多いので、予算を出来るだけ無駄にしたくないならとりあえず144Hz~165Hzでも良いのではないかと思います。
また、240fps出るかどうかはゲームによるのでなんとも言えないですが、
フォートナイトのフルHDレイトレーシング無しを例とするなら、RTX 4070であれば平均240fpsは十分達成可能だと思います。RTX 4060 Tiでも低~中設定なら届くと思います。なので、240Hzモニターでも無駄にはならないと思います。
また、APEXやValorant等も軽い部類のゲームなので、165fpsは基本超えると思います。
本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。
色々迷っているみたいでしたが、納得して選べたなら良かったです。また何かあればお気軽にお尋ねください。
本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。
はじめまして。質問の方失礼いたします。
RTX3060で生成AIやゲームを中心に利用しているのですが、特に最近Ryzen7 5700Xが厳しいなぁと思っており、今回の4070Ti Surper発売をきっかけに乗り換えようかなと考えています。予算30万円ほどでコスパの良い構成を考えているのですが、これがなかなか決まらず……。
ドスパラの方でCore i7-14700F + RTX 4070Ti SUPER の構成なども考えているのですが、ストレージやメモリなどがどの程度のものが良いのかわからず困っております。
なにかよい構成やBTOなどがあれば教えていただけませんでしょうか?
はじめまして。
RTX 4070 Ti SUPERは思ったより初動価格が高く、各ショップも既存モデルの在庫がある程度無くなるまでは下げたがらなさそうな感じが出ていますね。そのため、30万円なら本来もう少し選択肢があっても良いはずですが、現状だと少ないですね…。
挙げられたドスパラのものは多分28.5万円のものでしょうか。確かに、あくまで現状の相場ならですが、RTX 4070 Ti SUPER搭載機としては安めですね。
一応私が今ちらっと見て回った感じだと、今フロンティアのセール品で出ているCore i7-14700F + RTX 4070 Ti SUPER、メモリ32GB(DDR4)、SSD 1TBのものが28万円ちょっとだったので、コスパ的にはこちらの方が少し良いかもしれません。
ケースはドスパラのものよりも微妙かなって感じなので、そこを許容できるならですが…。
また、ドスパラのものについては、価格の割にはメモリ16GBとSSDの500GBが少ないのは気になりますが、SSDは後から増設でも良いと思いますし、メモリもDDR4なので4枚挿しも一応許容できると思います。
ただ、マザーボードがこの価格でB760のMicroATXというのもコスト削減感がありますし、お得そうなのも今の「RTX 4070 Ti SUPER」の価格ならって感じなのがちょっと判断が難しいところです。
ご返信ありがとうございます。
現在使っているガレリアのケースがカッコよく気に入っているのでできればドスパラの方が良いのですが、諸々条件を合わせると値段の差が大きくなりそうなんですよね……
フロンティアの方は個数限定なのも気になります。
値段が下がる見込みがあるのでしたら今回は見送ってもう少し後で購入、という方向もありかと思うのですが、今後の動向がどうなることかと…
最近の生成AI人気もあり、特に影響を受けそうな「RTX 4070 Ti SUPER」の登場直後の価格の動きを正確に予測するのは中々難しいですね…。
とはいえ、この後出てくる「RTX 4080 SUPER」が希望小売価格的には元のRTX 4080から200ドル安くなることもありますし、グラボ単体ならまだ適正価格から+2~2.5万円程度ってところですけど、現在のBTOの値段釣り上げは軒並みそれ以上な感じですし、少なくとも今よりは多少下がるとは思いますので、少し待つのが無難な選択肢だとは思います。
初めまして、質問失礼します。
pcゲームをプレイしたくデスクトップのゲーミングpcの購入を検討していまして、自分なりに色々調べはしたのですが逆に情報量が多くなり構成にかなり悩んでおります。
因みに現在プレイしたいタイトルはAPEXやVALORANTなどのFPSやスト6辺りです。
ただ先の事を考えるとストリーマーの配信をよく視聴するので、ある程度流行のゲームはしたくなるとも思います。
予算的には20万~30万程度を想定していて、場合によっては最終的に1~2万程度なら+も可能と考えています。
このくらいの想定の場合、とねりん様ならどの様な構成を考えるか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします!
はじめまして。
色々調べることは良いことですが、安くてコスパの良い製品はどこかがコスト削減に回されていることが基本ですから、それがわかってしまうと逆に難しいですよね…。
BTOでの構成については、CPUは「Core i7-14700(F)/14700K(F)」が無難で、安ければ13700でもって感じになると思うのですが、今だとやはりGPUの選択が難しいですね。
重めの流行ゲームにも不安なく対応したいならやはり「RTX 4070以上」は欲しいかなと思うところで、適正価格なら「RTX 4070 SUPER」か「RTX 4070 Ti SUPER」をおすすめするところなんですが、今はまだ登場したばかりで高価なので選び辛いです。
その代わり、SUPER登場で「RTX 4070」と「RTX 4070 Ti」搭載機がBTOでは値下がりしているものが既に結構あるので、今欲しいならその辺りの値下がり品が選択肢としては多いと思います。
メモリに関しては予算的には32GBで良さそうなんですが、BTOで30万円未満だと16GBが主流で、カスタマイズだと少し割高になるのが難しいところです。DDR4ならとりあえず16GBで使ってみて、不満があれば後から増設でも良いと思うのですが、DDR5の4枚挿しはちょっとリスクあるし帯域幅が制限されてメリットが薄くなる点は注意です。
その他は細かく触れるとキリがないので、製品ごとに確認って感じになると思います。
また、本記事で紹介しているパソコン工房で良さそうなのを探してみたところ、「RTX 4070~RTX 4070 Ti SUPER」搭載の特におすすめ製品が、今だとミニタワーのCore i5/Ryzen 5の低価格モデルとかになっちゃうっぽいです。
一応、生成AIやレンダリングを意識しないなら「RX 7800 XT」もアリで、下記の製品あたりが総合コスパ的には特に良いかなって感じでした。
LEVEL-R776-147F-VEX 237,800円+1.5万円分ポイント還元(1/31まで)
Core i7-14700F / 16GB(8GB×2) DDR5-4800 / Radeon RX 7800 XT / 1TB SSD
的外れな回答をしてしまった気もしますので、気になる点があれば追加で言ってもらえればと思います。
返信ありがとうございます。
なるほど、やはりi7と4070~Ti SUPERが候補に上がりますよね。自分的にはi7+70SUPERか70Tiがコスパ的には1番気になるところなのですが、SUPERシリーズは時期が経てばもう少し値段落ち着きますかね?型落ちも更に安くなるのですかね?
メモリはDDR5だと追加増設にリスクあるんですね。
DDR5で将来的に32に増設する可能性があるなら思い切って最初から32に構成変更した方がいい感じなんですね。
あと1つ気になるのがCPUクーラーってどうなんでしょうか?この辺りの構成なら水冷にした方がいいのでしょうか?
NVIDIAの希望小売価格的にはSUPERは現在の価格よりもっと安いはずなので、時間が経てば下がるとは思いますが、想像していたよりも初動価格が高かったのが懸念点です。需要もあるモデルなので、思ったより下がるまで時間が掛かる可能性も否めないかなと思います。
既存モデルの値下がりも期待できると思いますが、特にBTOでは既に一部製品で大幅な値下げが見受けられるので、その辺り基準だと下がるとしても少しかなと思います。
たとえば、別ショップの製品になっちゃいますけど、OMEN 25L(13700F + RTX 4070で約21.5万円)などは既にがっつり値下げされているので、ここから大幅な値下げを期待するのは厳しいと思います。
詳細は割愛しますが、元々メモリ4枚挿し自体が安定性的には良くはない上、DDR5の場合はPMICというものがメモリ側にあることが原因で、別製品と混在させて使うのにちょっとリスクがあるので、二重の意味で良くないのですよね。
また、マザーボードやCPUにもよりますが、DDR5メモリは4枚挿しだと基本帯域が制限されてしまうので、それもおすすめできない理由ですね。
K無しの13700/14700ならベース電力が65Wと少ないので、CPUクーラーは空冷でも大丈夫です。付属クーラーだとさすがに心許ないですが、一応使えないことはないです。
最近のCore i7以降のK付きの場合は水冷推奨にはなりますが、BTOなら標準で水冷になっていることが多いと思います。また、K付きの場合でも電力設定を下げれば空冷で運用はできるので、一応水冷が必須という訳ではないです。
頂いた情報や知識参考に構成を組んでみたのですが、とねりん様からみたらどうでしょうか?
構成1 総額約27万
インテル® Core™ i7-13700F
240mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X [HDMI×1・DisplayPort×3]
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル B760 チップセット
700W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源
構成2 総額約33万
インテル® Core™ i7 プロセッサー 14700KF
360mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル Z790 チップセット
800W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源
という感じです。
あと、何点も質問申し訳ないですが、
cpuのKとかKFってイマイチ理解出来ないのですがあまり気にしなくてよいのでしょうか?
内蔵ネットワークカードの無線機能ってないと困りますか?
2つの構成については、BTOでカスタマイズするとそのくらいになってしまうのかもしれませんが、正直コスパはやや悪めに見えちゃいますね…。
フロンティアのセールで、RTX 4070 Ti SUPER搭載で前回のものよりはケースが良いモデルが追加されていたので、そちらの方がコスパ的には大分良く見えます。
KやFは、Fは内蔵GPUが利用できないモデルで、Kは倍率ロックフリー(オーバークロック可能)モデルを表すものになります。
Kはそれだけでなく、K無しよりもクロックや電力設定が高めに設定されているので、オーバークロックをしなくてもやや高い性能を発揮します。
ただ、末尾以外が同じ場合(例:14700KFと14700F)は、物理的にはほぼ同一のものとなっているので、設定を自分で弄れる人なら性能差も少しです。なので、深くは気にしなくても大丈夫です。
また、14700Fや13700Fの場合は、標準ではベース電力が65Wと省電力に設定されているので、そのまま運用するなら高性能なクーラーは必要ありません。
ただ、電力設定を引き上げることで性能を上げることは可能なので、その場合にはある程度高性能なCPUクーラーが必要になります。
無線機能はその人の使い方次第ですが、デスクトップPCでは無い状態で使っている人がほとんどだとは思います。
後からパーツ増設で対応も出来る部分なので、今使う予定がないなら無理に導入する必要はないかと思います。