【パソコン工房】おすすめPCまとめ【2024年4月版】

パソコン工房おすすめPCまとめ(2024年冬春版)

最終更新:2024/4/22

大手BTOパソコンショップ「パソコン工房」のおすすめのPCをざっくりとまとめています。ビデオカード搭載のデスクトップPCが対象です。

対象サイト:パソコン工房

注意

本記事の内容は記事更新時点(2024年4月22日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込みです。

開催中のお得なセール・キャンペーン

パソコン工房で開催中のセール・キャンペーンで特にお得なものを抜粋して紹介しています。基本的にWEBが対象を掲載しており、店舗では実施していない可能性もあるので注意。

パソコン工房のお得なセール・キャンペーン(2024年4月19日時点)
ゴールデンウィークスーパー還元祭期間:4/19(金)~5/7(火)
対象製品の搭載GPUに応じてポイントが還元されるキャンペーンです。対象GPUでも対象外の製品もあるので注意な他、期間終了前でもキャンペーンが終了となっていることもあるので、事前に確認しておきましょう。対象GPUとポイント還元額は以下の通り。
【デスクトップPC】
NVIDIA RTX A6000:30,000pt
NVIDIA RTX A4500:20,000pt
RTX 4070 Ti/ 4070 Ti SUPER、RX 7700 XT:7,000pt
RTX 4060 Ti / 3060 Ti / 3050、RX 7600 / 7600 XT:5,000pt
Core i7 / Ryzen 7 + グラボ無し:2,000pt
【ノートPC】
RTX 4080:15,000pt
RTX 4060:7,000pt
Core i7 + グラボ無し:5,000pt
Celeron + グラボ無し:2,000pt
スプリングセール 期間:~4/23(火) 10:59
対象のRyzen搭載PCを値下げするシンプルなセールです。
おすすめコスパパソコン 期間:無し
セールでは無いみたいですが、コスパが良いPCがまとめられています。実際にちゃんとコスパの良い製品を選定して載せているように感じるので、細かく調べるのが苦手な方はここから探すと手間が省けるかもしれません。

ゲーミングPC(LEVEL∞)

ゲーミングモデル「LEVEL∞」シリーズです。2022年に約6年ぶりにPCケースが刷新され、以前よりもエアフローや扱いやすさが向上しました。

LEVEL∞ミドルタワー(R-Class)

LEVEL∞ ミドルタワーゲーミングPC

まずは大きいサイズのミドルタワーモデルの紹介です。「R-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL R~」となっています。ミドルハイ~ハイエンドくらいの性能でお得な製品が多いです。ケースは2024年1月時点では主に3種類があります。他にも、RGBファンの色やコラボPCにはロゴ入っていたりなど見た目は異なる場合はありますが、形状やその他の仕様は基本3種類のどれかです。

ケースについて簡単な説明を下記の表にまとめています。表の下にもう少しだけ詳しい説明も載せているので、興味がある方はそちらも良ければご覧ください。また、ケースファンについては水冷クーラーモデルや構成によって多少異なる可能性があるので注意です。

画像 タイプ 基本ケースファン その他
標準ケース 12cm上面x2、12cm背面x1 ・内部は見えない
RGB Bulid 12cm上面x2、12cm背面x1 ・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・コラボモデルで多く採用
RGB Build(2) 12cm上面x3、12cm背面x1
12cm前面x3、12cm背面x1
・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・全モデル水冷クーラー
・コラボモデルで多く採用

LEVEL∞ R-Class 標準ケース(RGB無し)

ケースファン 12cm上面x2、12cm背面x1
価格 ミドルタワーの中で最も安価
外観 サイドパネルは不透明で内部は見えない
(カスタマイズで強化ガラスパネルに変更可能。2024年3月時点で+3800円)
防塵フィルタ 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワー標準ケースです。RGBライティングには対応していない変わりに、後述のRGBモデルよりも安価な傾向があるため、見た目を気にしない安さ重視なら基本的にこの標準ケースが有力になると思います。

標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。

RGBファンがなく、サイドパネルも不透明(カスタマイズで変更は可能)となっているため、見た目がやや地味に感じる方も居るであろう点は注意です。


LEVEL∞ R-Class RGB Bulid

ケースファン 12cm上面x2、12cm背面x1
価格 標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観 RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワーのRGBライティング対応モデルです。上述の標準モデルと形状およびケースファン構成などは同一となっており、違いは基本的にサイドパネルが透明なガラスになっている点とケースファンがRGBファンになっている点のみです。価格は上述の標準ケースよりも少し高めの傾向があります。

パソコン工房では多数のコラボPCが存在しますが、コラボPCの大半はこのケースが採用されており、コラボに相手に応じてライティングが調整されていたり、ロゴが変わっていたりします。

上述と同じ内容になりますが、標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。


LEVEL∞ RGB Build(2)

ケースファン 12cm上面x2、12cm背面x1
価格 標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観 RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ 上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞ミドルタワーのRGBモデルです。上記二つとは異なるケースを採用しており、サイドパネルだけでなくフロントパネルも内部が透けて見えるタイプとなっており、前面の3連RGBファンが美しく映えるケースになっています。価格はRGB無しケースよりもやや高価な傾向があります。

標準ケースファンは12cmのものが4基採用されています。上記二つよりも1つ多くなっており、エアフローが重視されていることが伺えます。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に脱着して掃除することが可能な点は上述のケースと同じです。ただし、前面は上記の二つとは異なり防塵フィルターは配置されていないため、埃などはやや侵入しやすいかもしれません。ただし、その分吸気効率は向上していることが想定されます。ケースファンも増えている点もあり、エアフローは強化されていると思います。

おすすめ構成

ミドルタワーのゲーミングモデルのおすすめ構成を一部紹介しています。パソコン工房は非常に製品数が多いため、一例という点に注意してください。

おすすめ度:
(3.5)
LEVEL-R779-LC149KF-XL3X
559,700円(税込・送料別)
Core i9-14900KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i9-14900KF」と「RTX 4090」採用の超高性能ハイエンド構成です。CPUとGPU共に超高性能なハイエンドPCです。
360mm水冷や32GB DDR5メモリ採用、電源の1000Wが若干の物足りなさは感じるもののPLATINUM認証となっており、各パーツ品質も高いハイエンドPCです。

おすすめ度:
(3.5)
LEVEL-R6X7-LCR79Z-XLX
594,800円(税込・送料別)
Ryzen 9 7950X3D(240mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
X670E
商品ページ
「Ryzen 9 7950X3D」と「RTX 4090」採用した、CPUとGPU共に効率も優れた超高性能ハイエンドな構成です。
「Ryzen 9 7950X3D」が第13,14世代のCore i9よりも優れた効率を持っているのが魅力の構成です。Core i9よりも高価なのがネックですが、高負荷時の効率には結構差があるので、重い処理でガンガン使いたい人にはおすすめできる構成です。また、サイドパネルがガラスで内部が見える他、クーラーやファンもライティングに対応しているので、見た目のカッコ良さ重視の人にもおすすめです。
おすすめ度:
(3.5)
LEVEL-R7X7-LCR79Z-XL1X
584,800円(税込・送料別)
Ryzen 9 7950X3D(240mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Ryzen 9 7950X3D」と「RTX 4090」採用の超高性能ハイエンド構成です。CPUとGPU共に超高性能なハイエンドPCです。
「Ryzen 9 7950X3D」が第13,14世代のCore i9よりも優れた効率を持っているのが魅力の構成です。Core i9よりも少し高価なのがネックですが、この製品に関してはむしろちょっと安いくらいの価格設定なのでお得感が強いです。高負荷時の効率には結構差があるので、重い処理でガンガン使いたい人にはおすすめできる構成です。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R776-LC149-VLX
402,800円(税込・送料別)
Core i9-14900(120mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
B760
商品ページ
「Core i9-14900」と「RTX 4080」採用の総合コスパ重視構成です。
CPUにK無しのCore i9を採用して、クーラーも120mm水冷にすることで、一般的なCore i9よりも価格が抑えられています。そのおかげで、Core i9 + RTX 4080にしては安価な40万円という価格を実現しています。
CPU・GPU以外の面は、クーラーが120mm水冷やマザーボードがB760である点は残念ですが、その他は悪くありません。メモリはDDR5を32GB搭載し、電源も1000W PLATINUMです。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R779-LC147KF-VL2X
379,800円(税込・送料別)
Core i7-14700KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-14700KF」と「RTX 4080」採用のハイエンド構成です。価格面で難があるCore i9やRTX 4090を避けつつも出来るだけ性能を重視した構成となっています。
構成の割にはやや安価に見えますが、その他の仕様もちゃんとハイエンドで、メモリはDDR5を32GB搭載し、電源も1000W PLATINUMで、マザーボードもZ790です。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R779-147F-VL1X
370,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4080」採用の少しだけ安さも重視したハイエンドゲーミング構成です。
CPUにK無しのCore i7を採用してクーラーを空冷にすることで、RTX 4080搭載にしては安価な約37万円に価格を抑えた構成です。CPU性能を少しでも高めたい訳ではない人におすすめの構成です。
CPU以外の面は価格なりの仕様で、メモリはDDR5を32GB搭載し、電源も1000W PLATINUMで、マザーボードもZ790と高めの構成です。
おすすめ度:
(3.75)
LEVEL-R776-147F-VLX
342,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4080
16GB DDR5-4400
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4080」採用で安さを重視したハイエンドPCです。
第14世代のCore i7 + RTX 4080採用で34万円台という安さが魅力です。このレベルのハイエンドなゲーム性能を備えるPCとしては安いです。
ただし、30万円台中盤のPCにしては妥協点が多い点は注意が必要です。CPUクーラーは空冷、メモリ16GB、マザーボードも画像を見る限り安価なB760モデルです。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R776-147F-TLX
259,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4400
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4070」採用のミドルハイでの総合コスパ重視構成です。
メモリが16GBというのが少し残念ですが、総合コスパに優れていて重めの用途でも使えるのに価格も高すぎない、手を出し易い構成だと思います。
おすすめ度:
(3.75)
LEVEL-R776-144F-TESXB
196,700円(税込・送料別)
Core i5-14400F(空冷)
Radeon RX 7700 XT
16GB DDR5-4400
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i5-14400F」と「RX 7700 XT」採用のゲームコスパ特化構成です。
Radeonなので現状は生成AIやレンダリング等ではGeForceに不利なのは注意ですが、20万円以下のPCとしてはゲーム性能・ゲームコスパは良いので、現時点ではゲームや動画編集メインで、他の用途で使う予定は無いという方にはおすすめできる製品です。


LEVELミニタワー(M-Class)

安さ重視でコスパの良いミニタワーモデル

ミドルレンジ以下の性能でお得な製品が多いミニタワーモデルです。マザーボードも基本的にMicroATXというやや小型のものが採用されており、拡張性やその他の仕様もやや安さ重視になっています。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL M~」となっています。ミドルタワーモデルと比べて、安さ重視のパーツ選定が多くなっており、全体的に安価な傾向があります。

パソコン工房のミニタワーモデルでおすすめなのは、強化ガラスサイドパネル採用のLEDモデル「LEVELθ(レベル シータ)」です。2023年末に追加されたWeb限定の比較的新しいモデルです。

色は流行りのホワイトにも対応している他、2024年4月には二面ガラス仕様のピラーレスモデルも追加されました。流行りをいち早く取り入れる積極性も好印象です。

それでいて、価格は構成の割に普通に安価な部類でコスパも良いため、非常にお得感のあるモデルになっていると思います。ただし、LEDの色の調整ができない点や、ピラーレスモデルは通常モデルから+1万円とやや高価な点は注意が必要です。

また、「LEVELθ」ではない従来の通常モデル「LEVEL∞」もあり、そちらの外観の印象はミドルタワーモデルと同様です。そのままやや小型化された感じです。

このように、ミニタワーでは見た目の大きく異なる3ケースがラインナップされている形になっています。異なるケースが3つもあると少し困ってしまう印象もあるかと思いますが、排熱性などはどれも似たような感じになっているため、基本的には見た目と価格だけで決めてOKです。

まずケースファンについては、「LEVELθ」は全モデル背面1基(12cm)+上面2基(12cm)となっています。「LEVEL∞」の場合は、下位モデルは背面1基(12cm)+上面1基(12cm)で、上位モデルや水冷CPUクーラー搭載の場合は背面1基(12cm)+上面2基(12cm)が基本となっています。恐らく一番正直需要が低めな「LEVEL∞の下位モデル」以外は背面1基(12cm)+上面2基(12cm)で配置も同じです。

ケースファンのある前面および上面以外の通気口については、ピラーレス以外のモデルではフロントパネル横と底面に用意されており、どちらも防塵フィルターを搭載しています。

ピラーレスモデルではフロントとサイドパネル下がメッシュ仕様で大きな通気口となっている他、底面も開いており、そちらには防塵フィルターが搭載されています。少し気になるのが、サイド下およびフロント下の開口部に防塵フィルターがないため、埃が少し侵入しやすくなっている可能性がある点です。そのため、ピラーレスモデルの場合は床から少し離れた位置に設置するのを心掛けることがおすすめです。

一部の下位モデルを除けば、ミニタワーのケースとして排熱は高く、見た目もメンテナンス性も良い方なので、選び易いのがパソコン工房のミニタワーモデルだと思います。

画像 タイプ ケースファン その他
LEVEL∞ 12cm上面x2、12cm背面x1
12cm上面x1、12cm背面x1
・内部は見えない
LEVELθ
(レベル シータ)
12cm上面x2、12cm背面x1 ホワイトモデルもある
・ガラスサイドパネル
・LEDファン(色の調整不可)
・Web限定
LEVELθ
(レベル シータ)
ピラーレス
12cm上面x2、12cm背面x1 ・通常モデルから+1万円
※2024年4月時点
ホワイトモデルもある
・ガラス二面パネル
・LEDファン(色の調整不可)
・少し埃が侵入しやすいかも
・Web限定

LEVEL∞ミニタワー(M-Class)

LEVELΘ(Web限定)

LEVELΘ ピラーレス(Web限定)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。ピラーレスモデルは価格が1万円高い(2024年4月時点)ので省いていますが、基本的にどの構成もピラーレスモデルでも用意があるので、気になる方はお手数ですがサイト側より確認頂ければと思います。

おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M1A6-R75F-RBX-WHITE
134,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 3060 12GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 3060 12GB」搭載の安さとVRAM容量重視構成です。
13万円台で重めのゲームにも対応できる実用コスパの良さはもちろん、VRAMが12GBあるので、生成AIやVRChatなどのメタバース系の最近流行りの用途でも対応力も価格の割には高いのが魅力です。また、長期サポートの期待できるRyzen 7000シリーズとDDR5メモリ採用なのも地味に嬉しいです。
ただし、全体的なゲーム性能・ゲームコスパに関してはやはり最新世代のRTX 4060/4060 Tiの方が良い点は注意。ゲーム性能の高さやコスパよりも将来性を考えた上で幅広い用途への対応力を求める人向けです。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M17M-144F-RBX-WHITE
139,800円(税込・送料別)
Core i5-14400F(空冷)
GeForce RTX 3060 12GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-14400F」と「RTX 3060 12GB」採用の安さとVRAM容量重視構成です。
約14万円で重めのゲームにも対応できる実用コスパの良さはもちろん、VRAMが12GBあるので、生成AIやVRChatなどのメタバース系の最近流行りの用途でも対応力も価格の割には高いのが魅力です。
ただし、全体的なゲーム性能・ゲームコスパに関してはやはり最新世代のRTX 4060/4060 Tiの方が良い点は注意。ゲーム性能の高さやコスパよりも幅広い用途への対応力を求める人向けです。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M1A6-R75F-SLX-WHITE
154,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4060 Ti 8GB」搭載の安さとコスパ特化構成です。
RTX 4060 Ti採用で15万円台という安さで、ゲームコスパが良いのが魅力です。長期サポートが見込めるAM5のRyzen採用かつDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M17M-144F-SLX-WHITE
159,800円(税込・送料別)
Core i5-14400F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-14400F」と「RTX 4060 Ti」採用の安さとコスパ重視構成です。DDR5メモリ採用の「RTX 4060 Ti」搭載機としては安価な約16万円という安さが魅力です。見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M1A6-R75F-TLX-WHITE
184,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4070」搭載で18万円台という、ゲームコスパ特化構成です。
RTX 4070搭載で18万円台という安さでゲームコスパが良いのが魅力です。Core i5-13400/14400だとボトルネックが若干気になるGPUですが、Ryzen 7000ならその辺りも少し解消されるのも良いです。
長期サポートが見込めるAM5のRyzen採用かつDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
CPU性能自体は強くない点は注意ですが、グラフィック面ではややハイエンド寄りの運用も可能ながら18万円台という非常にコスパが良い製品だと思います。
おすすめ度:
(4.25)
LEVEL-M17M-144F-TLX-WHITE
189,800円(税込・送料別)
Core i5-14400F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-14400F」と「RTX 4070」採用のゲーミングコスパ重視構成です。「RTX 4070」搭載機としては非常に安価な約19万円という価格が魅力です。価格の割には見た目も良いと思います。
ボトルネックが少し気になる構成ではあるものの、それ込みでも下位のGPUよりは大幅に高いゲーム性能なのは間違いないので、ゲームコスパは非常に優れています。
ただしやはり、CPUの「Core i5-13400F」はCore i7以上と比べるとマルチスレッド性能が大幅に低い点は注意です。CPUに高負荷な処理を頻繁にさせたい場合にはCore i7の方がおすすめです。また、SSDも500GB標準な点は少し心許ないです。
しかし、価格の割にはDDR5-4800メモリ採用の点は良く、ゲームメインならCPU性能の低さもそこまで気にならないと思うので、総合コスパは優れていると思います。

クリエイターPC(SENSE∞)

次にクリエイターモデル「SENSE∞」の紹介です。プロ向けのGPU「NVIDIA RTX」シリーズ搭載品を選ぶことが出来るのが特徴ですが、GeForceやRadeon RXといったゲーミング向けGPU搭載品も普通に販売されており、価格設定もゲーミングモデルとほぼ同じなので、ゲーミングモデルとしても特に不自由なく選択可能です。ケースや構成が異なるものが少し存在するモデルといった認識でOKです。そのため、ゲーミングPCを探している場合でも、こちらのクリエイターモデルも併せて探すと好みの製品が見つかり易くなるかもしれません。

ただし、ゲーミングモデルと違い、RGBライティングに対応したモデルが無く、やや落ち着いた見た目のケースとなるので見た目も重視したい人はやや注意です。

また、ゲーミングモデルと同等にミニタワー以下のモデルも存在しますが、正直ゲーム向けとしてはエアフローが微妙なので、今回はミドルタワーモデルのみの紹介です。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

大型で前面メッシュパネル採用のクリエイターPC

クリエイターPC「SENSE∞」のミドルタワーモデルです。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「SENSE F~」となっています。価格設定はゲーミングモデルのRGB無しモデルとほぼ同じなので、ケースの好みや構成の小さな違いなどで選択すると良いです。お得な製品はミドルハイ~ハイエンドと高めの性能のものが多いです。

前面がメッシュパネル仕様になっている点はゲーミングモデルと大きく異なる点です。大きく開いているため通気性は非常に良いです。

前面、上面、底面、の3か所の通気口には全て防塵フィルターが取り付けられており、埃や塵の侵入にも配慮されています。ただし、上面の防塵フィルターはゲーミングモデルのようなマグネット式ではなくネジで固定されているので、気になったときにすぐに簡単に取り外して掃除というのが難しくなっている点は注意です。

CPUクーラーにはほとんどの製品で水冷クーラーが搭載されているのもゲーミングモデルと少し異なります。Core i7~i9の無印モデルなどは12cmファン1基の空冷で採用されることが多いですが、このクリエイターミドルタワーモデルでは120mm水冷採用品もあるのが少し珍しいと思います。

ただし、空冷CPUクーラー採用の場合には多くのモデルが12cmファンが2基(前面x1、背面x1)となるので、エアフローとしては最低限となる点は注意です(一部の高性能CPUモデルでは上面x2、背面x1のものもある)。通気性の良いケースなので大きな問題にはならないとは思いますが、発熱・消費電力の多いグラボ(GPU)を採用する場合にはやや不安があると思います。水冷クーラー採用時には12cmファンが3基(上面x2、背面x1)となるので、及第点だと思います。

あと、こちらは個人の好み次第ですが、ゲーミングモデルと異なりRGBモデルがない(2023年7月時点)点も注意が必要です。一応、前面はメッシュパネルでケースファンが少し透けて見えるので、後にRGBファンに換装すれば少しだけ対応することはできますが、RGBライティングに興味がある方にはやや不適な製品となっていると思います。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。

おすすめ度:
(3.5)
SENSE-F079-LC149KF-VL1X
434,800円(税込・送料別)
Core i9-14900KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i9-14900KF」と「RTX 4080」採用の高性能ハイエンド構成です。
RTX 4090はさすがに高すぎるので避けるけど、CPU性能はトップクラスを目指したいという場合の構成です。
他パーツの構成はしっかりとしたハイエンド品という感じで、CPUクーラーには360mm水冷を採用し、メモリもDDR5が32GB標準、電源も1000W PLATINUMが採用されています。この構成でこの価格は安い部類でコスパが良いと思います。
おすすめ度:
(4.0)
SENSE-F079-LC147KF-VL1X
389,800円(税込・送料別)
Core i7-14700KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-14700KF」と「RTX 4080」採用の高性能ハイエンド構成です。
Core i9やRTX 4090レベルのコスパ自体は悪い最上位モデルを避けた構成なので、ハイエンドながら価格は高すぎず、コスパも悪すぎずといった感じの構成です。
この構成でも十分ハイエンドな性能なので、実用上はほとんどの場合はCore i9やRTX 4090と比較して大きな差を感じることはあまりないと思うレベルなので、よほどハイエンドな用途で使う前提でなければおすすめできる構成です。
他パーツの構成はしっかりとしたハイエンド品という感じで、CPUクーラーには360mm水冷を採用し、メモリもDDR5が32GB標準、電源も1000W PLATINUMが採用されています。このパーツ構成で37万円台は、このクラスのPCとしては安価でコスパが良いと思います。
おすすめ度:
(3.5)
SENSE-F076-147F-TLX
257,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4070
32GB DDR5-4400
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4070」で32GB DDR5メモリを採用しているのが魅力の高コスパ構成です。ただし、帯域は少し低めのDDR5-4400な点に注意。
「14700F」+「32GB DDR5」+「RTX 4070」で25万円台という価格は安めで魅力的ですが、メモリの帯域の面も含め、その他はコスト削減感も目立つ点には注意が必要です。
電源は700W BRONZEとやや少ない他、マザーボードはこの価格にしてはかなり安っぽい見た目のB760品、クーラーは空冷で、ケースファンも12cmファンが2基と最低限です。


記事は以上になります。おすすめPCについては随時更新する予定です。

17 COMMENTS

さむらい

毎回すみません。パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?パソコン工房ではなくてもいいですが、あんまりパッとするにがなくて、あとゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?

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とねりん:管理人

別記事の方にもコメントいただきましたが、こちらでまとめて返信しますね。

>パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?
フォートナイトはFHDの低~中設定で良いならそこまで必要スペックは高くないですが、画質設定を高くすると負荷がかなり高くなるタイプのゲームなので、どこを基準にするかにもよります。
低~中設定ならRTX 4060 Ti 8GBでも十分だと思いますが、高設定まで対応したいならやはり20万円以下ならRTX 4070をおすすめしたいです。
パソコン工房だと、
・LEVEL-M1A6-R75F-TLX(Ryzen 5 7500F + RTX 4070)
・LEVEL-M17M-144F-TLX(Core i5-14400F + RTX 4070)
あたりはコスパも良くおすすめです。ホワイトモデルもあります。

>ゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?
キーボードやマウスが付属したものは、今何かしら使えるものがあるなら、とりあえずは無くて良いと思います(サイドボタンの付いたマウスくらいは欲しいですが)。後から必要だと思ったら、その時に考えるのが一般的かなと思います。

>Core i5-14400FとRyzen 7 5700Xはどちらの方がゲームに向いてますか?
どちらもゲーム性能に関してはほぼ同等なので、基本気にしなくても大丈夫です。

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さむらい

なるほど丁寧に教えていただきありがとうございます。モニターのついても質問があるんですけど、244hzの方がいいのか165hzや144hzの方がいいのか教えてください。また上記のスペックで240fpsは出るのでしょうか?出なければ、240fpsでるスペックも教えてください。何度も質問して申し訳ありません。

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とねりん:管理人

モニターについては、240Hzと144~165Hzで価格も違うので、一概にどちらが良いは言えないですね。個人の感覚や考え方によります。
ただ、144Hz~165Hzと240Hzはそこまで変わらないって人も居ますし、ミドルレンジ帯のGPUでは重量級ゲームでは平均165fps以上出すのは厳しいことも多いので、予算を出来るだけ無駄にしたくないならとりあえず144Hz~165Hzでも良いのではないかと思います。

また、240fps出るかどうかはゲームによるのでなんとも言えないですが、
フォートナイトのフルHDレイトレーシング無しを例とするなら、RTX 4070であれば平均240fpsは十分達成可能だと思います。RTX 4060 Tiでも低~中設定なら届くと思います。なので、240Hzモニターでも無駄にはならないと思います。
また、APEXやValorant等も軽い部類のゲームなので、165fpsは基本超えると思います。

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さむらい

本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。

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とねりん:管理人

色々迷っているみたいでしたが、納得して選べたなら良かったです。また何かあればお気軽にお尋ねください。

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さむらい

本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。

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KRU

はじめまして。質問の方失礼いたします。

RTX3060で生成AIやゲームを中心に利用しているのですが、特に最近Ryzen7 5700Xが厳しいなぁと思っており、今回の4070Ti Surper発売をきっかけに乗り換えようかなと考えています。予算30万円ほどでコスパの良い構成を考えているのですが、これがなかなか決まらず……。

ドスパラの方でCore i7-14700F + RTX 4070Ti SUPER の構成なども考えているのですが、ストレージやメモリなどがどの程度のものが良いのかわからず困っております。

なにかよい構成やBTOなどがあれば教えていただけませんでしょうか?

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とねりん:管理人

はじめまして。

RTX 4070 Ti SUPERは思ったより初動価格が高く、各ショップも既存モデルの在庫がある程度無くなるまでは下げたがらなさそうな感じが出ていますね。そのため、30万円なら本来もう少し選択肢があっても良いはずですが、現状だと少ないですね…。

挙げられたドスパラのものは多分28.5万円のものでしょうか。確かに、あくまで現状の相場ならですが、RTX 4070 Ti SUPER搭載機としては安めですね。
一応私が今ちらっと見て回った感じだと、今フロンティアのセール品で出ているCore i7-14700F + RTX 4070 Ti SUPER、メモリ32GB(DDR4)、SSD 1TBのものが28万円ちょっとだったので、コスパ的にはこちらの方が少し良いかもしれません。
ケースはドスパラのものよりも微妙かなって感じなので、そこを許容できるならですが…。

また、ドスパラのものについては、価格の割にはメモリ16GBとSSDの500GBが少ないのは気になりますが、SSDは後から増設でも良いと思いますし、メモリもDDR4なので4枚挿しも一応許容できると思います。
ただ、マザーボードがこの価格でB760のMicroATXというのもコスト削減感がありますし、お得そうなのも今の「RTX 4070 Ti SUPER」の価格ならって感じなのがちょっと判断が難しいところです。

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KRU

ご返信ありがとうございます。

現在使っているガレリアのケースがカッコよく気に入っているのでできればドスパラの方が良いのですが、諸々条件を合わせると値段の差が大きくなりそうなんですよね……
フロンティアの方は個数限定なのも気になります。

値段が下がる見込みがあるのでしたら今回は見送ってもう少し後で購入、という方向もありかと思うのですが、今後の動向がどうなることかと…

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とねりん:管理人

最近の生成AI人気もあり、特に影響を受けそうな「RTX 4070 Ti SUPER」の登場直後の価格の動きを正確に予測するのは中々難しいですね…。
とはいえ、この後出てくる「RTX 4080 SUPER」が希望小売価格的には元のRTX 4080から200ドル安くなることもありますし、グラボ単体ならまだ適正価格から+2~2.5万円程度ってところですけど、現在のBTOの値段釣り上げは軒並みそれ以上な感じですし、少なくとも今よりは多少下がるとは思いますので、少し待つのが無難な選択肢だとは思います。

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(´・ω・`)

初めまして、質問失礼します。

pcゲームをプレイしたくデスクトップのゲーミングpcの購入を検討していまして、自分なりに色々調べはしたのですが逆に情報量が多くなり構成にかなり悩んでおります。

因みに現在プレイしたいタイトルはAPEXやVALORANTなどのFPSやスト6辺りです。
ただ先の事を考えるとストリーマーの配信をよく視聴するので、ある程度流行のゲームはしたくなるとも思います。

予算的には20万~30万程度を想定していて、場合によっては最終的に1~2万程度なら+も可能と考えています。

このくらいの想定の場合、とねりん様ならどの様な構成を考えるか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします!

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とねりん:管理人

はじめまして。
色々調べることは良いことですが、安くてコスパの良い製品はどこかがコスト削減に回されていることが基本ですから、それがわかってしまうと逆に難しいですよね…。

BTOでの構成については、CPUは「Core i7-14700(F)/14700K(F)」が無難で、安ければ13700でもって感じになると思うのですが、今だとやはりGPUの選択が難しいですね。

重めの流行ゲームにも不安なく対応したいならやはり「RTX 4070以上」は欲しいかなと思うところで、適正価格なら「RTX 4070 SUPER」か「RTX 4070 Ti SUPER」をおすすめするところなんですが、今はまだ登場したばかりで高価なので選び辛いです。
その代わり、SUPER登場で「RTX 4070」と「RTX 4070 Ti」搭載機がBTOでは値下がりしているものが既に結構あるので、今欲しいならその辺りの値下がり品が選択肢としては多いと思います。

メモリに関しては予算的には32GBで良さそうなんですが、BTOで30万円未満だと16GBが主流で、カスタマイズだと少し割高になるのが難しいところです。DDR4ならとりあえず16GBで使ってみて、不満があれば後から増設でも良いと思うのですが、DDR5の4枚挿しはちょっとリスクあるし帯域幅が制限されてメリットが薄くなる点は注意です。
その他は細かく触れるとキリがないので、製品ごとに確認って感じになると思います。

また、本記事で紹介しているパソコン工房で良さそうなのを探してみたところ、「RTX 4070~RTX 4070 Ti SUPER」搭載の特におすすめ製品が、今だとミニタワーのCore i5/Ryzen 5の低価格モデルとかになっちゃうっぽいです。
一応、生成AIやレンダリングを意識しないなら「RX 7800 XT」もアリで、下記の製品あたりが総合コスパ的には特に良いかなって感じでした。
LEVEL-R776-147F-VEX 237,800円+1.5万円分ポイント還元(1/31まで)
Core i7-14700F / 16GB(8GB×2) DDR5-4800 / Radeon RX 7800 XT / 1TB SSD

的外れな回答をしてしまった気もしますので、気になる点があれば追加で言ってもらえればと思います。

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(´・ω・`)

返信ありがとうございます。

なるほど、やはりi7と4070~Ti SUPERが候補に上がりますよね。自分的にはi7+70SUPERか70Tiがコスパ的には1番気になるところなのですが、SUPERシリーズは時期が経てばもう少し値段落ち着きますかね?型落ちも更に安くなるのですかね?

メモリはDDR5だと追加増設にリスクあるんですね。
DDR5で将来的に32に増設する可能性があるなら思い切って最初から32に構成変更した方がいい感じなんですね。

あと1つ気になるのがCPUクーラーってどうなんでしょうか?この辺りの構成なら水冷にした方がいいのでしょうか?

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とねりん:管理人

NVIDIAの希望小売価格的にはSUPERは現在の価格よりもっと安いはずなので、時間が経てば下がるとは思いますが、想像していたよりも初動価格が高かったのが懸念点です。需要もあるモデルなので、思ったより下がるまで時間が掛かる可能性も否めないかなと思います。
既存モデルの値下がりも期待できると思いますが、特にBTOでは既に一部製品で大幅な値下げが見受けられるので、その辺り基準だと下がるとしても少しかなと思います。
たとえば、別ショップの製品になっちゃいますけど、OMEN 25L(13700F + RTX 4070で約21.5万円)などは既にがっつり値下げされているので、ここから大幅な値下げを期待するのは厳しいと思います。

詳細は割愛しますが、元々メモリ4枚挿し自体が安定性的には良くはない上、DDR5の場合はPMICというものがメモリ側にあることが原因で、別製品と混在させて使うのにちょっとリスクがあるので、二重の意味で良くないのですよね。
また、マザーボードやCPUにもよりますが、DDR5メモリは4枚挿しだと基本帯域が制限されてしまうので、それもおすすめできない理由ですね。

K無しの13700/14700ならベース電力が65Wと少ないので、CPUクーラーは空冷でも大丈夫です。付属クーラーだとさすがに心許ないですが、一応使えないことはないです。
最近のCore i7以降のK付きの場合は水冷推奨にはなりますが、BTOなら標準で水冷になっていることが多いと思います。また、K付きの場合でも電力設定を下げれば空冷で運用はできるので、一応水冷が必須という訳ではないです。

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(´・ω・`)

頂いた情報や知識参考に構成を組んでみたのですが、とねりん様からみたらどうでしょうか?

構成1 総額約27万
インテル® Core™ i7-13700F
240mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X [HDMI×1・DisplayPort×3]
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル B760 チップセット
700W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源

構成2 総額約33万
インテル® Core™ i7 プロセッサー 14700KF
360mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル Z790 チップセット
800W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源

という感じです。

あと、何点も質問申し訳ないですが、
cpuのKとかKFってイマイチ理解出来ないのですがあまり気にしなくてよいのでしょうか?

内蔵ネットワークカードの無線機能ってないと困りますか?

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とねりん:管理人

2つの構成については、BTOでカスタマイズするとそのくらいになってしまうのかもしれませんが、正直コスパはやや悪めに見えちゃいますね…。
フロンティアのセールで、RTX 4070 Ti SUPER搭載で前回のものよりはケースが良いモデルが追加されていたので、そちらの方がコスパ的には大分良く見えます。

KやFは、Fは内蔵GPUが利用できないモデルで、Kは倍率ロックフリー(オーバークロック可能)モデルを表すものになります。
Kはそれだけでなく、K無しよりもクロックや電力設定が高めに設定されているので、オーバークロックをしなくてもやや高い性能を発揮します。
ただ、末尾以外が同じ場合(例:14700KFと14700F)は、物理的にはほぼ同一のものとなっているので、設定を自分で弄れる人なら性能差も少しです。なので、深くは気にしなくても大丈夫です。
また、14700Fや13700Fの場合は、標準ではベース電力が65Wと省電力に設定されているので、そのまま運用するなら高性能なクーラーは必要ありません。
ただ、電力設定を引き上げることで性能を上げることは可能なので、その場合にはある程度高性能なCPUクーラーが必要になります。

無線機能はその人の使い方次第ですが、デスクトップPCでは無い状態で使っている人がほとんどだとは思います。
後からパーツ増設で対応も出来る部分なので、今使う予定がないなら無理に導入する必要はないかと思います。

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