【パソコン工房】おすすめPCまとめ【2024年12月版】

最終更新:2024/12/11

大手BTOパソコンショップ「パソコン工房」のおすすめのPCをざっくりとまとめています。ビデオカード搭載のデスクトップPCが対象です。

対象サイト:パソコン工房

注意

本記事の内容は記事更新時点のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込みです。

開催中のお得なセール・キャンペーン

パソコン工房で開催中のセール・キャンペーンで特にお得なものを抜粋して紹介しています。基本的にWEBが対象を掲載しており、店舗では実施していない可能性もあるので注意。

パソコン工房のお得なセール・キャンペーン(2024年12月11日時点)
ウルトラ還元祭 期間:~2025年1月7日10:59
購入PCのスペック(主にGPU)によってポイントが還元されるキャンペーンです。年末年始休みや新世代登場が近付いているためか、いつもよりもキャンペーン期間が長い上、人気モデルの多く対象となっているのでお得感が強めとなっています。一部対象のスペックでも対象外の場合もあるので注意(購入ページや検索結果に対象製品には分かり易くバナーなどの表示がされるので、そこを確認)。
対象スペックとポイント還元額は以下の通りです。
【デスクトップPC】
RTX 6000 Ada:50,000pt
RTX 4080 SUPER / RX 7900 XTX / RX 7800 XT:10,000pt
RTX 2000 Ada:8,000pt
RTX 4070 SUPER / RTX 4070 / RTX A400:7,000pt
RTX 4060:5,000pt
内蔵GPU(Core i5 , i3 / Ryzen 5 , 3):2,000pt
【ノートPC】
RTX 4090:15,000pt
RTX 4050 / 内蔵GPU(Core i5 / Core Ultra 5):5,000p
冬のボーナスセール 期間:~2024年12月24日16:59
シンプルな値引きセールです。
Windows 10 → 11 乗り換え応援フェア 期間:不明
対象の新品PC(LEVEL∞、LEVELΘ、STYLE∞、SOLUTION∞)購入時に下取り利用で、購入金額に応じて最大1万円分相当のポイントや商品券などが付与されるキャンペーンです。キャンペーン名を見るとWindows 10 PCじゃないとダメなように見えますが、WEB通販利用時の条件には「Windows 10」が条件に含まれておらず、購入ページにもそのような記載がないので、恐らくOSはWindowsなら何でも良いと思われます(気になる場合には一応確認した方が良いかも)。購入金額と特典は以下の通りです。
【WEB通販】
20万円以上:購入時1000円値引き + 10,000円分相当ポイント還元
10万円以上~20万円未満:購入時1000円値引き + 5,000円分相当ポイント還元
10万円未満:購入時1000円値引き + 3,000円分相当ポイント還元
【店頭】
20万円以上:下取りパソコン査定額 + 10,000円分相当商品券還元
10万円以上~20万円未満:下取りパソコン査定額 + 5,000円分相当商品券還元
10万円未満:下取りパソコン査定額 + 3,000円分相当商品券還元

ゲーミングPC(LEVEL∞)

ゲーミングモデル「LEVEL∞」シリーズです。2022年に約6年ぶりにPCケースが刷新され、以前よりもエアフローや扱いやすさが向上しました。

LEVEL∞ミドルタワー(R-Class)

LEVEL∞ ミドルタワーゲーミングPC

まずは大きいサイズのミドルタワーモデルの紹介です。「R-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL R~」となっています。ミドルハイ~ハイエンドくらいの性能でお得な製品が多いです。ケースは2024年1月時点では主に3種類があります。他にも、RGBファンの色やコラボPCにはロゴ入っていたりなど見た目は異なる場合はありますが、形状やその他の仕様は基本3種類のどれかです。

ケースについて簡単な説明を下記の表にまとめています。表の下にもう少しだけ詳しい説明も載せているので、興味がある方はそちらも良ければご覧ください。また、ケースファンについては水冷クーラーモデルや構成によって多少異なる可能性があるので注意です。

画像タイプ基本ケースファンその他
標準ケース12cm上面x2、12cm背面x1・内部は見えない
RGB Bulid12cm上面x2、12cm背面x1・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・コラボモデルで多く採用
RGB Build(2)12cm上面x3、12cm背面x1
12cm前面x3、12cm背面x1
・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・全モデル水冷クーラー
・コラボモデルで多く採用

LEVEL∞ R-Class 標準ケース(RGB無し)

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格ミドルタワーの中で最も安価
外観サイドパネルは不透明で内部は見えない
(カスタマイズで強化ガラスパネルに変更可能。2024年3月時点で+3800円)
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワー標準ケースです。RGBライティングには対応していない変わりに、後述のRGBモデルよりも安価な傾向があるため、見た目を気にしない安さ重視なら基本的にこの標準ケースが有力になると思います。

標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。

RGBファンがなく、サイドパネルも不透明(カスタマイズで変更は可能)となっているため、見た目がやや地味に感じる方も居るであろう点は注意です。


LEVEL∞ R-Class RGB Bulid

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワーのRGBライティング対応モデルです。上述の標準モデルと形状およびケースファン構成などは同一となっており、違いは基本的にサイドパネルが透明なガラスになっている点とケースファンがRGBファンになっている点のみです。価格は上述の標準ケースよりも少し高めの傾向があります。

パソコン工房では多数のコラボPCが存在しますが、コラボPCの大半はこのケースが採用されており、コラボに相手に応じてライティングが調整されていたり、ロゴが変わっていたりします。

上述と同じ内容になりますが、標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。


LEVEL∞ RGB Build(2)

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞ミドルタワーのRGBモデルです。上記二つとは異なるケースを採用しており、サイドパネルだけでなくフロントパネルも内部が透けて見えるタイプとなっており、前面の3連RGBファンが美しく映えるケースになっています。価格はRGB無しケースよりもやや高価な傾向があります。

標準ケースファンは12cmのものが4基採用されています。上記二つよりも1つ多くなっており、エアフローが重視されていることが伺えます。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に脱着して掃除することが可能な点は上述のケースと同じです。ただし、前面は上記の二つとは異なり防塵フィルターは配置されていないため、埃などはやや侵入しやすいかもしれません。ただし、その分吸気効率は向上していることが想定されます。ケースファンも増えている点もあり、エアフローは強化されていると思います。

おすすめ構成

ミドルタワーのゲーミングモデルのおすすめ構成を一部紹介しています。パソコン工房は非常に製品数が多いため、一例という点に注意してください。

おすすめ度:★3.75
LEVEL-R779-147F-UT3X
324,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
750W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4070 Ti SUPER 16GB」採用のコスパ重視のハイエンド寄り構成です。
VRAM 16GBの「RTX 4070 Ti SUPER」採用で、生成AIやレイトレーシングなどの次世代機能での対応力が「RTX 4070  / 4070 SUPER」などの12GB組よりも高くなっているのが魅力です。
ただし、マザーボードはB760の安さ重視品な上に、電源も750W BRONZEとなっていて最低限です。価格もその割には安くはないので、総合コスパでは「RTX 4070 / RTX 4070 SUPER」搭載機の方がやや上な印象です。
おすすめ度:★4.0
LEVEL-R776-147F-TLX
219,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
750W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4070」採用の総合コスパ特化構成です。
この構成で約22万円は安いと思います。しかし、メモリは標準16GBなのは少し残念なところです。
とはいえ、元の安さのおかげでカスタマイズや交換・増設を考慮してもコスパは悪くないです。


LEVELミニタワー(M-Class)

安さ重視でコスパの良いミニタワーモデル

ミドルレンジ以下の性能でお得な製品が多いミニタワーモデルです。マザーボードも基本的にMicroATXというやや小型のものが採用されており、拡張性やその他の仕様もやや安さ重視になっています。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL M~」となっています。ミドルタワーモデルと比べて、安さ重視のパーツ選定が多くなっており、全体的に安価な傾向があります。その代わり、キャンペーンポイント等の対象外になっていることが多いので注意。

パソコン工房のミニタワーモデルでおすすめなのは、強化ガラスサイドパネル採用のLEDモデル「LEVELθ(レベル シータ)」です。2023年末に追加されたWeb限定の比較的新しいモデルです。

色は流行りのホワイトにも対応している他、2024年4月には二面ガラス仕様のピラーレスモデルも追加されました。流行りをいち早く取り入れる積極性も好印象です。

ただし、LEDの色の調整ができない点や、ピラーレスモデルは通常モデルから+約5,000円とやや高価な点は注意が必要です。

また、「LEVELθ」ではない従来の通常モデル「LEVEL∞」もあり、そちらの外観の印象はミドルタワーモデルと同様です。そのままやや小型化された感じです。

このように、ミニタワーでは見た目の大きく異なる3ケースがラインナップされている形になっています。異なるケースが3つもあると少し困ってしまう印象もあるかと思いますが、排熱性などはどれも似たような感じになっているため、基本的には見た目と価格だけで決めてOKです。

まずケースファンについては、「LEVELθ」は全モデル背面1基(12cm)+上面2基(12cm)となっています。「LEVEL∞」の場合は、下位モデルは背面1基(12cm)+上面1基(12cm)で、上位モデルや水冷CPUクーラー搭載の場合は背面1基(12cm)+上面2基(12cm)が基本となっています。恐らく一番正直需要が低めな「LEVEL∞の下位モデル」以外は背面1基(12cm)+上面2基(12cm)で配置も同じです。

ケースファンのある前面および上面以外の通気口については、ピラーレス以外のモデルではフロントパネル横と底面に用意されており、どちらも防塵フィルターを搭載しています。

ピラーレスモデルではフロントとサイドパネル下がメッシュ仕様で大きな通気口となっている他、底面も開いており、そちらには防塵フィルターが搭載されています。少し気になるのが、サイド下およびフロント下の開口部に防塵フィルターがないため、埃が少し侵入しやすくなっている可能性がある点です。そのため、ピラーレスモデルの場合は床から少し離れた位置に設置するのを心掛けることがおすすめです。

一部の下位モデルを除けば、ミニタワーのケースとして排熱は高く、見た目もメンテナンス性も良い方なので、選び易いのがパソコン工房のミニタワーモデルだと思います。

画像タイプケースファンその他
LEVEL∞12cm上面x2、12cm背面x1
12cm上面x1、12cm背面x1
・内部は見えない
LEVELθ
(レベル シータ)
12cm上面x2、12cm背面x1ホワイトモデルもある
・ガラスサイドパネル
・LEDファン(色の調整不可)
・Web限定
LEVELθ
(レベル シータ)
ピラーレス
12cm上面x2、12cm背面x1・通常モデルから+1万円
※2024年4月時点
ホワイトモデルもある
・ガラス二面パネル
・LEDファン(色の調整不可)
・少し埃が侵入しやすいかも
・Web限定

LEVEL∞ミニタワー(M-Class)

LEVELΘ(Web限定)

LEVELΘ ピラーレス(Web限定)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。カラーはブラックとホワイトの2色がある他、ホワイトモデルはファンライティングの色が選べるので、お好みのものを選択してください。また、基本的にどの構成もピラーレスモデルの用意があり、価格は約5,000円高くなっています(2024年10月時点)。

おすすめ度:★4.5
LEVEL-M1A6-R77-TLX
204,800円(税込・送料別)
+7000pt(~1/7 10:59まで)
Ryzen 7 7700(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 7 7700」と「RTX 4070」搭載で20万円台という総合コスパの良さが魅力の構成です。
「Ryzen5 / Core i5」や「RTX 4060 Ti 8GB」よりは一段高くなるものの、基本性能が格段に上がり、PC総額から見たコスパは良くなるのが魅力の構成です。CPUでの重めの処理や重量級ゲームにも対応しておきたい人におすすめです。
長期サポートが見込めるAM5のRyzen採用かつDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
20万円でA620マザーという点や、メモリが16GBな点や、SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら仕方ないかなと思います。
おすすめ度:★4.5
LEVEL-M1A6-R75F-TLX
189,800円(税込・送料別)
+7000pt(~1/7 10:59まで)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4070」搭載で約19万円というゲームコスパが非常に良いのが魅力の構成です。
「RTX 4060 Ti 8GB」よりは一段高くなるものの、基本性能が格段に上がりますし、VRAM容量も8GB→12GBになるので、重量級ゲームやハイエンド用途にも対応しておきたい人におすすめです。
長期サポートが見込めるAM5のRyzen採用かつDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.5
LEVEL-M1P5-R57X-TLX
184,800円(税込・送料別)
+7000pt(~1/7 10:59まで)
Ryzen 7 5700X(空冷)
GeForce RTX 4070 12GB
16GB DDR4-3200
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B650(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 5700X」と「RTX 4070」搭載で18万円台中盤という、ゲームコスパの良さが魅力の構成です。
「RTX 4070」は「RTX 4060 Ti 8GB」と比較すると一段高くなるものの、基本性能が格段に上がる上、VRAM容量も8GB→12GBになるので、重量級ゲームやハイエンド用途にも対応しておきたい人におすすめです。
CPUの「Ryzen 7 5700X」は旧世代のため、「Ryzen 5 7500F」モデルの方がCPUのゲーム性能は少し高い上に、DDR5メモリ採用というメリットがありますが、5,000円高くなる上に、メモリスロットが2つしかなくて埋まっています。5700Xモデルはメモリスロットに空きがある上にDDR4なので、メモリを安価に増設したい場合には費用が大きく安上がりになるのがメリットです。
SSDが標準だと500GBな点などは価格の割には少ない、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.75
LEVEL-M17M-124F-TLX
179,800円(税込・送料別)
+7000pt(~1/7 10:59まで)
Core i5-12400F(空冷)
GeForce RTX 4070 12GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-12400F」と「RTX 4070 12GB」採用の重いゲームにも対応できるゲームコスパ特化構成です。「RTX 4070」採用機としては非常に安価な18万円台という価格が非常に魅力的です。
「RTX 4060 Ti」より格段に高くなるものの、性能も格段にアップし、フルHDなら重いゲームでも大体快適なくらい高性能になりますし、レイトレーシングへの対応力も格段に上がります。
おすすめ度:★4.5
LEVEL-M1A6-R77-STX
184,800円(税込・送料別)
Ryzen 7 7700(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 16GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 7 7700」と大容量のVRAMの「RTX 4060 Ti 16GB」搭載で18万円台の、価格の割には幅広い用途に対応できるのが魅力の構成です。
12月1日までは5000円分のポイント還元があり、実質約18万円という製品ですが、その割には優れたCPU「Ryzen 7 7700」がまず嬉しいです。Core i5 / Ryzen 5よりも一段高い性能があるため、安価で重めのCPU処理にも対応したい人には良いです。
そして、グラボには「RTX 4060 Ti 16GB」が採用されているのがポイントです。16GBの大容量VRAMのおかげで、生成AIやメタバースなど、近年急速に普及し始めている次世代用途でネックになりにくいです。
基本性能自体は「RTX 4070」には大きく負けるものの、VRAM容量コスパだけなら圧倒的に有利なので、重量級ゲームをそこまでやらずに節約したいなら優れた選択肢です。
長期サポートが見込めるAM5のRyzen採用かつDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
A620マザーという点、メモリが16GBな点、SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら仕方ないかなと思います。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1A6-R75F-STX-WHITE
169,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 16GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4060 Ti 16GB」の、ビデオメモリ容量重視の構成です。
生成AIやメタバースやVRなどで非常に重要なVRAMを16GB搭載する「RTX 4060 Ti 16GB」を約17万円という安さで導入できるのが魅力です。VRAM 16GB以上のグラボは多くが非常に高価なので、VRAM容量コスパは非常に良いです。
その代わり、VRAMがボトルネックにならないゲームでのコスパは8GBモデルと比べるとやや悪化しているので、用途に応じて選択するようにしましょう。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1P5-R57X-STX
164,800円(税込・送料別)
Ryzen 7 5700X(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 16GB
16GB DDR4-3200
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B550(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 4060 Ti 16GB」のビデオメモリ容量重視の構成です。
最近では生成AIやメタバースやVRなど、VRAM容量が重要な用途が流行っているので、VRAM 16GB搭載する「RTX 4060 Ti 16GB」を16万円台という安さで導入できるのが魅力です。
その代わり、VRAMがボトルネックにならないゲームでのコスパは8GBモデルと比べるとやや悪化しているので、用途に応じて選択するようにしましょう。
また、CPUの「Ryzen 7 5700X」は旧世代のため、「Ryzen 5 7500F」モデルの方がCPUのゲーム性能は少し高い上に、DDR5メモリ採用というメリットがありますが、5,000円高くなる上に、メモリスロットが2つしかなくて埋まっています。5700Xモデルはメモリスロットに空きがある上にDDR4なので、メモリを安価に増設したい場合には費用が大きく安上がりになるのがメリットです。
おすすめ度:★4.5
LEVEL-M17M-124F-STX
159,800円(税込・送料別)
Core i5-12400F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 16GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-12400F」と「RTX 4060 Ti 16GB」採用のビデオメモリ容量重視構成です。「RTX 4060 Ti 16GB」で16GBの大容量VRAMを搭載しているため、生成AIやメタバース等で強いのが魅力です。それでいて、構成の割には安い約16万円という価格です。
その代わり、VRAMがボトルネックにならないゲームでのコスパは8GBモデルと比べるとやや悪化しているので、用途に応じて選択するようにしましょう。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1A6-R75F-SLX-WHITE
159,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4060 Ti 8GB」搭載の安さとコスパ特化構成です。
RTX 4060 Ti採用で約16万円という安さで、ゲームコスパが良いのが魅力です。また、「Ryzen 5 7500F」というAM5のRyzen採用なので、長期サポートが見込める点やDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.5
LEVEL-M17M-124F-SLX
149,800円(税込・送料別)
Core i5-12400F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-12400F」と「RTX 4060 Ti 8GB」採用のコスパ重視構成です。「RTX 4060 Ti 8GB」の割には安い約15万円という価格でフルHDなら重量級ゲームにも対応できる快適な性能を実現しています。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1A6-R75F-RLX-WHITE
139,800円(税込・送料別)
+5000pt(~1/7 10:59まで)
Ryzen 5 7500F(空冷)
GeForce RTX 4060 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 4060 8GB」搭載の安さとコスパ特化構成です。
約14万円という安さで、フルHDなら重めのゲームにも対応できる性能を持っているのが魅力です。また、「Ryzen 5 7500F」というAM5のRyzen採用なので、長期サポートが見込める点やDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
「RTX 4060」は非常に省電力かつ効率が良いので、発熱やファンの騒音が気になる人にもおすすめできますし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M17M-124F-RLX-WHITE
129,800円(税込・送料別)
+5000pt(~1/7 10:59まで)
Core i5-12400F(空冷)
GeForce RTX 4060 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-12400F」と「RTX 4060」採用の安さとコスパ重視構成です。約13万円という安さでフルHDでは困らない性能を実現しています。RTX 40シリーズなので、DLSS 3によるフレーム生成が利用することができ、この価格でも重いゲームにも対応できるというのも良いです(ゲーム側が対応している必要はあるけど)。
「RTX 4060」は非常に省電力かつ効率が良いので、発熱やファンの騒音が気になる人にもおすすめできますし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1A6-R75F-RLX-WHITE
124,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 7500F(空冷)
Radeon RX 6600 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
A620(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 7500F」と「RX 6600 8GB」搭載の安さとコスパ特化構成です。
12.5万円という安さですが、フルHDなら大体のゲームで不便ではない性能が得られるのが魅力です。また、「Ryzen 5 7500F」というAM5のRyzen採用なので、長期サポートが見込める点やDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
「RX 6600 8GB」は旧世代ということもあり性能は高くないですが、フルHDなら大体のゲームに対応可能ですし、AFMF(Radeonのフレーム生成機能)なども使えるので、思ったよりは不便しない性能だと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:★4.25
LEVEL-M1P5-R45-DPX
104,800円(税込・送料別)
Ryzen 5 4500(空冷)
Radeon RX 6600 8GB
16GB DDR4-3200
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B550(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 5 4500」と「RX 6600 8GB」搭載の安さとコスパ特化構成です。
10万円台という安さで、フルHDなら大体のゲームで不便ではない性能が得られるのが魅力です。また、10万円台とは思えない格好良さだと思います。
CPUの「Ryzen 5 4500」が旧世代で性能は高くない点は注意が必要ですし、GPUの「RX 6600 8GB」は旧世代ということもあり性能は高くないですが、フルHDなら大体のゲームに対応可能ですし、RX 6600はAFMF(Radeonのフレーム生成機能)なども使えるので、思ったよりは不便しない性能だと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、この価格なら妥協できる部分ではあり、必要になれば増設という形でも良いと思います。

クリエイターPC(SENSE∞)

次にクリエイターモデル「SENSE∞」の紹介です。プロ向けのGPU「NVIDIA RTX」シリーズ搭載品を選ぶことが出来るのが特徴ですが、GeForceやRadeon RXといったゲーミング向けGPU搭載品も普通に販売されており、価格設定もゲーミングモデルとほぼ同じなので、ゲーミングモデルとしても特に不自由なく選択可能です。ケースや構成が異なるものが少し存在するモデルといった認識でOKです。そのため、ゲーミングPCを探している場合でも、こちらのクリエイターモデルも併せて探すと好みの製品が見つかり易くなるかもしれません。

ただし、ゲーミングモデルと違い、RGBライティングに対応したモデルが無く、やや落ち着いた見た目のケースとなるので見た目も重視したい人はやや注意です。

また、ゲーミングモデルと同等にミニタワー以下のモデルも存在しますが、正直ゲーム向けとしてはエアフローが微妙なので、今回はミドルタワーモデルのみの紹介です。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

大型で前面メッシュパネル採用のクリエイターPC

クリエイターPC「SENSE∞」のミドルタワーモデルです。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「SENSE F~」となっています。GeForceだけでなく、クリエイター向けの「NVIDIA RTX Ada」搭載モデルもあり、OpenGLなど幅広いAPIでクリエイターに適したPCが欲しい場合におすすめです。

価格設定はLEVEL∞と近いため、ケースの好みや構成の小さな違いなどで選択すると良いですが、基本的にはLEVELシリーズの方がキャンペーンも多くてラインナップ更新頻度も高いので、ゲームコスパはLEVELの方が良いことが多いです。

前面がメッシュパネル仕様になっている点はゲーミングモデルと大きく異なる点です。大きく開いているため通気性は非常に良いです。

前面、上面、底面、の3か所の通気口には全て防塵フィルターが取り付けられており、埃や塵の侵入にも配慮されています。ただし、上面の防塵フィルターはゲーミングモデルのようなマグネット式ではなくネジで固定されているので、気になったときにすぐに簡単に取り外して掃除というのが難しくなっている点は注意です。

CPUクーラーにはほとんどの製品で水冷クーラーが搭載されているのもゲーミングモデルと少し異なります。Core i7~i9の無印モデルなどは12cmファン1基の空冷で採用されることが多いですが、このクリエイターミドルタワーモデルでは120mm水冷採用品もあるのが少し珍しいと思います。

ただし、空冷CPUクーラー採用の場合には多くのモデルが12cmファンが2基(前面x1、背面x1)となるので、エアフローとしては最低限となる点は注意です(一部の高性能CPUモデルでは上面x2、背面x1のものもある)。通気性の良いケースなので大きな問題にはならないとは思いますが、発熱・消費電力の多いグラボ(GPU)を採用する場合にはやや不安があると思います。水冷クーラー採用時には12cmファンが3基(上面x2、背面x1)となるので、及第点だと思います。

あと、こちらは個人の好み次第ですが、ゲーミングモデルと異なりRGBモデルがない(2023年7月時点)点も注意が必要です。一応、前面はメッシュパネルでケースファンが少し透けて見えるので、後にRGBファンに換装すれば少しだけ対応することはできますが、RGBライティングに興味がある方にはやや不適な製品となっていると思います。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。

おすすめ度:★3.5
SENSE-F076-147F-UTX
329,800円(税込・送料別)
Core i7-14700F(空冷)
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
32GB DDR5
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-14700F」と「RTX 4070 Ti SUPER」採用のコスパ重視のハイエンド寄り構成です。
メモリもDDR5が32GB標準なのが嬉しいです。ただし、その他はコスト削減感強めで、マザーボードもB760の安さ重視品で、電源も700W BRONZEと最低限です。


記事は以上になります。おすすめPCについては随時更新する予定です。

17 COMMENTS

さむらい

毎回すみません。パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?パソコン工房ではなくてもいいですが、あんまりパッとするにがなくて、あとゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?

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とねりん:管理人

別記事の方にもコメントいただきましたが、こちらでまとめて返信しますね。

>パソコン工房の中で今1番コスパが良く、フォートナイトが快適にできるPCはありますか?
フォートナイトはFHDの低~中設定で良いならそこまで必要スペックは高くないですが、画質設定を高くすると負荷がかなり高くなるタイプのゲームなので、どこを基準にするかにもよります。
低~中設定ならRTX 4060 Ti 8GBでも十分だと思いますが、高設定まで対応したいならやはり20万円以下ならRTX 4070をおすすめしたいです。
パソコン工房だと、
・LEVEL-M1A6-R75F-TLX(Ryzen 5 7500F + RTX 4070)
・LEVEL-M17M-144F-TLX(Core i5-14400F + RTX 4070)
あたりはコスパも良くおすすめです。ホワイトモデルもあります。

>ゲーミングスターターセット?みたいのがあるんですけど全部自分で揃えた方がよいですか?
キーボードやマウスが付属したものは、今何かしら使えるものがあるなら、とりあえずは無くて良いと思います(サイドボタンの付いたマウスくらいは欲しいですが)。後から必要だと思ったら、その時に考えるのが一般的かなと思います。

>Core i5-14400FとRyzen 7 5700Xはどちらの方がゲームに向いてますか?
どちらもゲーム性能に関してはほぼ同等なので、基本気にしなくても大丈夫です。

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さむらい

なるほど丁寧に教えていただきありがとうございます。モニターのついても質問があるんですけど、244hzの方がいいのか165hzや144hzの方がいいのか教えてください。また上記のスペックで240fpsは出るのでしょうか?出なければ、240fpsでるスペックも教えてください。何度も質問して申し訳ありません。

とねりん:管理人

モニターについては、240Hzと144~165Hzで価格も違うので、一概にどちらが良いは言えないですね。個人の感覚や考え方によります。
ただ、144Hz~165Hzと240Hzはそこまで変わらないって人も居ますし、ミドルレンジ帯のGPUでは重量級ゲームでは平均165fps以上出すのは厳しいことも多いので、予算を出来るだけ無駄にしたくないならとりあえず144Hz~165Hzでも良いのではないかと思います。

また、240fps出るかどうかはゲームによるのでなんとも言えないですが、
フォートナイトのフルHDレイトレーシング無しを例とするなら、RTX 4070であれば平均240fpsは十分達成可能だと思います。RTX 4060 Tiでも低~中設定なら届くと思います。なので、240Hzモニターでも無駄にはならないと思います。
また、APEXやValorant等も軽い部類のゲームなので、165fpsは基本超えると思います。

さむらい

本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。

とねりん:管理人

色々迷っているみたいでしたが、納得して選べたなら良かったです。また何かあればお気軽にお尋ねください。

さむらい

本当にこんなに丁寧に教えてくださりありがとうございます。ついに初めてのPCを購入することに決めました。サポートありがとうございました。また困ったことがあったら連絡させていただきます。

KRU

はじめまして。質問の方失礼いたします。

RTX3060で生成AIやゲームを中心に利用しているのですが、特に最近Ryzen7 5700Xが厳しいなぁと思っており、今回の4070Ti Surper発売をきっかけに乗り換えようかなと考えています。予算30万円ほどでコスパの良い構成を考えているのですが、これがなかなか決まらず……。

ドスパラの方でCore i7-14700F + RTX 4070Ti SUPER の構成なども考えているのですが、ストレージやメモリなどがどの程度のものが良いのかわからず困っております。

なにかよい構成やBTOなどがあれば教えていただけませんでしょうか?

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とねりん:管理人

はじめまして。

RTX 4070 Ti SUPERは思ったより初動価格が高く、各ショップも既存モデルの在庫がある程度無くなるまでは下げたがらなさそうな感じが出ていますね。そのため、30万円なら本来もう少し選択肢があっても良いはずですが、現状だと少ないですね…。

挙げられたドスパラのものは多分28.5万円のものでしょうか。確かに、あくまで現状の相場ならですが、RTX 4070 Ti SUPER搭載機としては安めですね。
一応私が今ちらっと見て回った感じだと、今フロンティアのセール品で出ているCore i7-14700F + RTX 4070 Ti SUPER、メモリ32GB(DDR4)、SSD 1TBのものが28万円ちょっとだったので、コスパ的にはこちらの方が少し良いかもしれません。
ケースはドスパラのものよりも微妙かなって感じなので、そこを許容できるならですが…。

また、ドスパラのものについては、価格の割にはメモリ16GBとSSDの500GBが少ないのは気になりますが、SSDは後から増設でも良いと思いますし、メモリもDDR4なので4枚挿しも一応許容できると思います。
ただ、マザーボードがこの価格でB760のMicroATXというのもコスト削減感がありますし、お得そうなのも今の「RTX 4070 Ti SUPER」の価格ならって感じなのがちょっと判断が難しいところです。

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KRU

ご返信ありがとうございます。

現在使っているガレリアのケースがカッコよく気に入っているのでできればドスパラの方が良いのですが、諸々条件を合わせると値段の差が大きくなりそうなんですよね……
フロンティアの方は個数限定なのも気になります。

値段が下がる見込みがあるのでしたら今回は見送ってもう少し後で購入、という方向もありかと思うのですが、今後の動向がどうなることかと…

とねりん:管理人

最近の生成AI人気もあり、特に影響を受けそうな「RTX 4070 Ti SUPER」の登場直後の価格の動きを正確に予測するのは中々難しいですね…。
とはいえ、この後出てくる「RTX 4080 SUPER」が希望小売価格的には元のRTX 4080から200ドル安くなることもありますし、グラボ単体ならまだ適正価格から+2~2.5万円程度ってところですけど、現在のBTOの値段釣り上げは軒並みそれ以上な感じですし、少なくとも今よりは多少下がるとは思いますので、少し待つのが無難な選択肢だとは思います。

(´・ω・`)

初めまして、質問失礼します。

pcゲームをプレイしたくデスクトップのゲーミングpcの購入を検討していまして、自分なりに色々調べはしたのですが逆に情報量が多くなり構成にかなり悩んでおります。

因みに現在プレイしたいタイトルはAPEXやVALORANTなどのFPSやスト6辺りです。
ただ先の事を考えるとストリーマーの配信をよく視聴するので、ある程度流行のゲームはしたくなるとも思います。

予算的には20万~30万程度を想定していて、場合によっては最終的に1~2万程度なら+も可能と考えています。

このくらいの想定の場合、とねりん様ならどの様な構成を考えるか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします!

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とねりん:管理人

はじめまして。
色々調べることは良いことですが、安くてコスパの良い製品はどこかがコスト削減に回されていることが基本ですから、それがわかってしまうと逆に難しいですよね…。

BTOでの構成については、CPUは「Core i7-14700(F)/14700K(F)」が無難で、安ければ13700でもって感じになると思うのですが、今だとやはりGPUの選択が難しいですね。

重めの流行ゲームにも不安なく対応したいならやはり「RTX 4070以上」は欲しいかなと思うところで、適正価格なら「RTX 4070 SUPER」か「RTX 4070 Ti SUPER」をおすすめするところなんですが、今はまだ登場したばかりで高価なので選び辛いです。
その代わり、SUPER登場で「RTX 4070」と「RTX 4070 Ti」搭載機がBTOでは値下がりしているものが既に結構あるので、今欲しいならその辺りの値下がり品が選択肢としては多いと思います。

メモリに関しては予算的には32GBで良さそうなんですが、BTOで30万円未満だと16GBが主流で、カスタマイズだと少し割高になるのが難しいところです。DDR4ならとりあえず16GBで使ってみて、不満があれば後から増設でも良いと思うのですが、DDR5の4枚挿しはちょっとリスクあるし帯域幅が制限されてメリットが薄くなる点は注意です。
その他は細かく触れるとキリがないので、製品ごとに確認って感じになると思います。

また、本記事で紹介しているパソコン工房で良さそうなのを探してみたところ、「RTX 4070~RTX 4070 Ti SUPER」搭載の特におすすめ製品が、今だとミニタワーのCore i5/Ryzen 5の低価格モデルとかになっちゃうっぽいです。
一応、生成AIやレンダリングを意識しないなら「RX 7800 XT」もアリで、下記の製品あたりが総合コスパ的には特に良いかなって感じでした。
LEVEL-R776-147F-VEX 237,800円+1.5万円分ポイント還元(1/31まで)
Core i7-14700F / 16GB(8GB×2) DDR5-4800 / Radeon RX 7800 XT / 1TB SSD

的外れな回答をしてしまった気もしますので、気になる点があれば追加で言ってもらえればと思います。

返信する
(´・ω・`)

返信ありがとうございます。

なるほど、やはりi7と4070~Ti SUPERが候補に上がりますよね。自分的にはi7+70SUPERか70Tiがコスパ的には1番気になるところなのですが、SUPERシリーズは時期が経てばもう少し値段落ち着きますかね?型落ちも更に安くなるのですかね?

メモリはDDR5だと追加増設にリスクあるんですね。
DDR5で将来的に32に増設する可能性があるなら思い切って最初から32に構成変更した方がいい感じなんですね。

あと1つ気になるのがCPUクーラーってどうなんでしょうか?この辺りの構成なら水冷にした方がいいのでしょうか?

とねりん:管理人

NVIDIAの希望小売価格的にはSUPERは現在の価格よりもっと安いはずなので、時間が経てば下がるとは思いますが、想像していたよりも初動価格が高かったのが懸念点です。需要もあるモデルなので、思ったより下がるまで時間が掛かる可能性も否めないかなと思います。
既存モデルの値下がりも期待できると思いますが、特にBTOでは既に一部製品で大幅な値下げが見受けられるので、その辺り基準だと下がるとしても少しかなと思います。
たとえば、別ショップの製品になっちゃいますけど、OMEN 25L(13700F + RTX 4070で約21.5万円)などは既にがっつり値下げされているので、ここから大幅な値下げを期待するのは厳しいと思います。

詳細は割愛しますが、元々メモリ4枚挿し自体が安定性的には良くはない上、DDR5の場合はPMICというものがメモリ側にあることが原因で、別製品と混在させて使うのにちょっとリスクがあるので、二重の意味で良くないのですよね。
また、マザーボードやCPUにもよりますが、DDR5メモリは4枚挿しだと基本帯域が制限されてしまうので、それもおすすめできない理由ですね。

K無しの13700/14700ならベース電力が65Wと少ないので、CPUクーラーは空冷でも大丈夫です。付属クーラーだとさすがに心許ないですが、一応使えないことはないです。
最近のCore i7以降のK付きの場合は水冷推奨にはなりますが、BTOなら標準で水冷になっていることが多いと思います。また、K付きの場合でも電力設定を下げれば空冷で運用はできるので、一応水冷が必須という訳ではないです。

(´・ω・`)

頂いた情報や知識参考に構成を組んでみたのですが、とねりん様からみたらどうでしょうか?

構成1 総額約27万
インテル® Core™ i7-13700F
240mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X [HDMI×1・DisplayPort×3]
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル B760 チップセット
700W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源

構成2 総額約33万
インテル® Core™ i7 プロセッサー 14700KF
360mm 水冷クーラー
NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB GDDR6X
32GB(16GB×2) [DDR5-4800 / デュアルチャンネル]
1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
インテル Z790 チップセット
800W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源

という感じです。

あと、何点も質問申し訳ないですが、
cpuのKとかKFってイマイチ理解出来ないのですがあまり気にしなくてよいのでしょうか?

内蔵ネットワークカードの無線機能ってないと困りますか?

とねりん:管理人

2つの構成については、BTOでカスタマイズするとそのくらいになってしまうのかもしれませんが、正直コスパはやや悪めに見えちゃいますね…。
フロンティアのセールで、RTX 4070 Ti SUPER搭載で前回のものよりはケースが良いモデルが追加されていたので、そちらの方がコスパ的には大分良く見えます。

KやFは、Fは内蔵GPUが利用できないモデルで、Kは倍率ロックフリー(オーバークロック可能)モデルを表すものになります。
Kはそれだけでなく、K無しよりもクロックや電力設定が高めに設定されているので、オーバークロックをしなくてもやや高い性能を発揮します。
ただ、末尾以外が同じ場合(例:14700KFと14700F)は、物理的にはほぼ同一のものとなっているので、設定を自分で弄れる人なら性能差も少しです。なので、深くは気にしなくても大丈夫です。
また、14700Fや13700Fの場合は、標準ではベース電力が65Wと省電力に設定されているので、そのまま運用するなら高性能なクーラーは必要ありません。
ただ、電力設定を引き上げることで性能を上げることは可能なので、その場合にはある程度高性能なCPUクーラーが必要になります。

無線機能はその人の使い方次第ですが、デスクトップPCでは無い状態で使っている人がほとんどだとは思います。
後からパーツ増設で対応も出来る部分なので、今使う予定がないなら無理に導入する必要はないかと思います。

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