「Radeon RX 6600 XT」のざっくり評価【性能比較】

「Radeon RX 6600 XT」のざっくり性能比較・評価です。GTX 1060からの乗り換え先として期待しているらしいミドルハイくらいのGPUですが、実際のどうなのでしょうか。また、6600XTではFE版(レビュー用のリファレンス版)が無いようなので、企業等の最速レビューでも基本的に一般消費者がベンダーから購入するものと同じものがテストに使用されています。

注意

本記事の情報は記事執筆時点(2021年8月11日)のものです。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。

追記:実売価格が思ったより安かった(おおよそ6万円前後)ので、一部内容を修正しました。

仕様

まずは、主要な仕様だけざっくりと載せています。

簡易比較表

GPUシェーダー
ユニット数
メモリタイプ
メモリ容量
メモリ転送速度
メモリ帯域幅
レイトレ用
コア数
ダイサイズ消費電力
(TDP等)
北米参考価格
RTX 30808704GDDR6X
10GB
19Gbps
760GB/s
68基628.4㎟320W699ドル
RX 6800 XT4608GDDR6
16GB
16Gbps
512GB/s
72基519㎟300W649ドル
RTX 3070 Ti6144GDDR6X
8GB
19Gbps
608GB/s
48基392㎟290W599ドル
RX 68003840GDDR6
16GB
16Gbps
512GB/s
60基519㎟250W579ドル
RTX 30705888GDDR6
8GB
14Gbps
448GB/s
46基392㎟220W499ドル
RX 6700 XT2560GDDR6
12GB
16Gbps
384GB/s
40基336㎟230W479ドル
RTX 3060 Ti4864GDDR6
8GB
14Gbps
448GB/s
38基392㎟200W399ドル
RX 6600 XT2048GDDR6
8GB
16Gbps
256GB/s
32基237㎟160W379ドル
RTX 30603584GDDR6
12GB
15Gbps
360GB/s
28基276㎟170W329ドル

メモリが弱いけど、小型で省電力
GPUメモリバス幅メモリ転送速度
メモリ帯域幅
PCIe
レーン数
ダイサイズ消費電力
(TDP)
RTX 3070256ビット448GB/sx16392㎟220W
RX 6700 XT192ビット384GB/sx16336㎟230W
RTX 3060 Ti256ビット448GB/sx16392㎟200W
RX 6600 XT128ビット256GB/sx8237㎟160W
RTX 3060192ビット360GB/sx16276㎟170W

「Radeon RX 6600 XT」の希望小売価格は379ドルとなっており、RTX 3060 (Ti)と競合する形になっています。追記:希望小売価格から推察すると、7万円前後になるのかと思っていましたが、おおよそ6万円前後で販売されるようです。思ったより遥かに安く、現状ではRTX 3060と同等クラスか少し安いくらいになるので、コスパは非常に良さそうです。

6700XTと比較すると、GPUコア数が2割の削減に対し、価格も2割上昇なので妥当に見えます。ただし、メモリが大幅に弱くなっている点に注意です。容量の8GBは1080pに焦点を当てるなら十分だと思いますが、メモリのバス幅が128ビットと低下しているため、帯域幅が256GB/sと狭くなっており、競合の製品に大きく負けています(6700XTは384GB/s 、RTX 3060 Tiは448GB/s)。1080pのゲーミング環境では影響は小さいかもしれませんが、より高い解像度や動画編集等に用いる際には、競合製品よりもやや不利になることが予想されます。

また、Radeon RX 6000シリーズにはLLCとしてInfinity Cacheが採用されていますが(要すると、既存のキャッシュに更に付け加えた高速で高品質なキャッシュメモリのこと)、6700XT(Navi22)では96MBだったInfinity Cacheが6600XT(Navi23)では32MBと大幅に減っています。これらのメモリ面での変更が必ずしも大きな影響を与えるとは限らないですが、留意しておいた方が良いとは思います。

TDPは160Wとなっており、RTX 3060の170Wよりも10W低くなっています。同価格・性能帯のGPUの中では比較的低く、電源の余裕が出来る点は嬉しいと思いますし、ダイサイズも一回り小さくなっているため、小型のケースでも採用しやすいと思います。

また、PCIeのレーン数がx8対応となっている点に一応注意です。PCIe 4.0なら問題ないかと思いますが、PCIe 3.0だと帯域幅が足りずにややパフォーマンスが低下する可能性があります。本記事では触れませんが、ゲームによってはPCIe 3.0だとおおよそ1%~5%のfps低下が見られるようです(低下しないゲームもある様子)。

ゲーミング性能

ゲーミング性能は、言葉の通りゲームをする際のパフォーマンスの性能です。実際にゲームを動作させた際の平均FPS数を見ていきます。今回は22種類のゲームでのデータを基に見ていきます。設定は基本的に最高品質です。使用されたCPUは「Ryzen 7 5800X」となっています。また、GPUには「ASUS Radeon RX 6600 XT STRIX OC」が使用されており、わずかにOCされたモデルとなっているため、通常のクロックで動作した場合よりもわずかに高速となると思います。その他のスペックなどの詳細は、お手数ですが記事上部の参考リンクを参照お願いします。


1080p(1920×1080)

FHD(1920×1080)です。最低限の解像度という感じですが、2021年現在では最も主流な解像度です。ハイエンドGPUを使用していても、特にFPSやTPSでは出来るだけ高いFPS数を維持するためにこの設定にするのが主流だと思います。

平均FPS(1080p 最高設定)
GPU名称平均FPS
RX 6900 XT
211.6
RTX 3090
208.2
RTX 3080 Ti
205.3
RX 6800 XT
202.8
RTX 3080
194.6
RX 6800
181.4
RTX 3070 Ti
174.1
RTX 3070
167.9
RTX 2080 Ti
163.5
RX 6700 XT
159.3
RTX 3060 Ti
152.4
RTX 2080
138.0
RX 6600 XT
136.7
RTX 2070 SUPER
129.2
RX 5700 XT
127.1
RTX 3060
119.3
GTX 1660 SUPER
84.4

RTX 3060より約14.6%高速で、1080pでは非常に強い選択肢

1080pではRTX 3060 TiとRTX 3060の中間あたりのパフォーマンスでした。RTX 3060よりも約14.6%高速で、RTX 3060 Tiには約11.5%遅れています。重いゲームが中心の最高設定で平均136.7fpsなので、実環境では165fpsくらいは十分出せる性能だと思います。1080p用のGPUとしては丁度良い性能だと思います。

ただし、RTX 3060 Tiには約11.5%遅れています。とはいえ、どうやら実売価格がおおよそ6万円前後と思ったより安いようで、そうなるとRTX 3060 Tiには価格で2~3割程度安いことになりますから、1080pのコスパではRX 6600 XTが大きく上回る形になるようです。1080pにおいては非常に強い選択肢です。

また、RX 6700 XTには約14.2%程度しか遅れていません。VRAMの帯域幅の狭さが懸念されましたが、少なくとも1080pではその影響はほとんど見えないことは朗報だと思います。Infinity CacheがVRAMのボトルネック解消に役立っているのかもしれません。


1440p(2560×1440)

WQHD(2560×1440)です。1080pでは性能を少し持て余してしまう場合に利用する解像度です。現在の主流解像度は1080pですが、GPU性能が全体的に大幅に向上してきているため、徐々にこの1440pが主流解像度に切り替わっていく気がします。

平均FPS(1440p 最高設定)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
173.7
RX 6900 XT
171.3
RTX 3080 Ti
170.9
RX 6800 XT
163.6
RTX 3080
159.6
RX 6800
144.9
RTX 3070 Ti
138.4
RTX 3070
130.6
RTX 2080 Ti
126.7
RX 6700 XT
121.4
RTX 3060 Ti
115.4
RTX 2080
104.1
RX 6600 XT
98.2
RTX 2070 SUPER
96.7
RX 5700 XT
93.2
RTX 3060
88.3
GTX 1660 SUPER
60.6

やはり少しパフォーマンス低下が見られるものの、悪くないパフォーマンス

1440pでは、RTX 3060より約11.2%高速で、RTX 3060 Tiには約17.5%遅れるという結果になりました。やはりメモリ面が足を引っ張っているのか、1080pよりもパフォーマンスが少し落ちています。

ただし、パフォーマンス自体はRTX 2070 SUPERとほぼ同等で、悪くはありません。実環境では100fps~120fpsは安定して出せると思うので、十分に使える性能だと思います。

また、RX 6700 XTには約19.1%遅れています。1440pではVRAMの帯域幅の狭さがより大きく出ると思いましたが、思ったほど影響はありませんでした。やはりInfinity CacheがVRAMのボトルネック解消に役立っているような印象があります。ただ、1080pよりはやはり大きくパフォーマンス低下が見られるので、Infinity CacheでもVRAMの帯域幅の狭さをカバーできていないか、32MBに減らされた影響なのかもしれません。


4K(3840×2160)

「超高解像度の代名詞」ともいえる解像度の4K(3840×2160)です。非常に繊細で綺麗な映像になりますが、その負荷の大きさから高いFPSを出す事が難しいためTPSやFPSなどの対人競技ゲームで利用されることはまずないです。高リフレッシュレートの4Kモニターは非常に高価ということもあります。そのため、グラフィックの綺麗さや臨場感が重要なゲームを中心に需要のある解像度です。

平均FPS(4K 最高設定)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
112.5
RTX 3080 Ti
110.9
RX 6900 XT
105.8
RTX 3080
100
RX 6800 XT
98.7
RX 6800
86.7
RTX 3070 Ti
83.8
RTX 3070
77.5
RTX 2080 Ti
76.4
RX 6700 XT
68.5
RTX 3060 Ti
67.3
RTX 2080
61.2
RTX 2070 SUPER
56.4
RX 5700 XT
52.6
RX 6600 XT
51.7
RTX 3060
50.3
GTX 1660 SUPER
33.7

4Kでは性能が大幅に低下

4Kでは性能が大幅に低下しています。やはりVRAMの帯域幅の狭さが影響していそうです。RTX 3060にも約2.8%しかリードを取れず、RTX 3060 Tiには約30%も差が広がっています。

1080pに焦点を当てたGPUなので、4Kでの性能はそこまで重要ではないかもしれませんが、少しの予算のプラスでRTX 3060 Tiを購入できることを考えると気にはなる部分です。後述のレイトレーシング性能でもRadeon RX 6000シリーズはRTX 30シリーズに負けていますから、その他の面では出来るだけ差を作りたくないRadeonにとっては、意外と大きなデメリットとなるかもしれません。

レイトレーシング性能

レイトレーシング利用時のパフォーマンスを見ていきます。測定タイトルはMetro Exodusです。

RT平均FPS(Metro Exodus 1080p)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
153.9
RTX 3080 Ti
153.2
RTX 3080
138.9
RX 6900 XT
121.5
RX 6800 XT
115.6
RTX 3070 Ti
112.8
RTX 3070
107.2
RX 6800
98.9
RTX 3060 Ti
92.6
RTX 2080 SUPER
85.9
RX 6700 XT
78.5
RTX 2070 SUPER
74.9
RTX 3060
70.2
RX 6600 XT
64.1
RTX 2070
64.0
RTX 2060 SUPER
62.9

RT平均FPS(Metro Exodus 1440p)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
113.5
RTX 3080 Ti
112.0
RTX 3080
104.6
RX 6900 XT
87.5
RTX 3070 Ti
82.5
RX 6800 XT
82.0
RTX 3070
76.2
RX 6800
66.2
RTX 3060 Ti
65.0
RTX 2080 SUPER
60.9
RX 6700 XT
51.0
RTX 2070 SUPER
49.0
RTX 3060
48.7
RTX 2070
43.6
RTX 2060 SUPER
42.2
RX 6600 XT
41.2

レイトレーシング性能低いけど、使えなくはない

Radeon RX 6000シリーズの共通の弱点ですが、レイトレーシング性能はRTX 30シリーズに大幅に負けています。RX 6600 XTは、1080pでもRTX 3060に1割以上負けており、解像度が大きくなるとその差は更に広がります。1440pでは、RTX 2060 SUPERと同レベルまで性能が低下します。

ただ、他の競合モデルと比べると明らかに悪いの確かですが、一応1080pなら60fpsは安定するくらいの性能はあるので、使えないことはないと思います。とはいえ、レイトレーシング以外でも大きく優位性があるという訳でも無かったので、レイトレーシングを視野に入れるならRTX 30シリーズを選んだ方が絶対に良いです。

電力関連

消費電力

ゲームプレイ時(高負荷時)の平均消費電力を見ていきます。低い方が良い数値となります。測定に使用されたゲームは「Cyverpunk 2077」で、解像度は「2560×1440」です。

GPU平均消費電力(ゲーミング)
GPU名称消費電力(W)
RTX 3090
355
RTX 3080 Ti
354
RTX 3080
318
RX 6900 XT
302
RTX 3070 Ti
298
RX 6800 XT
292
RTX 2080 Ti
265
RTX 2080 SUPER
253
RX 6800
223
RX 6700 XT
221
RTX 3070
220
RX 5700 XT
210
RTX 2070 SUPER
206
RTX 3060 Ti
199
RTX 2070
192
RTX 3060
189
RTX 2060 SUPER
179
RX 6600 XT
166

RTX 3060よりも少ない消費電力

ゲーミング時の平均消費電力は約166Wとなっており、同価格・性能帯のGPUと比べると少なめです。他の競合モデルよりも電源でやや余裕が出来ると思います。CPUにもよりますが、基本600Wでも十分というのは嬉しいです。ダイサイズの小ささもありますし、より安価なRTX 3060よりも小型で省電力です。比較的扱い易いGPUになると思います。

ワットパフォーマンス

ゲームプレイ時(高負荷時)のワットあたりのパフォーマンス(フレーム数)を見ていきます。前述の消費電力の項と同じテストでの値になります。

ワットパフォーマンス(ゲーミング)
GPU名称1Wあたりのフレーム
RX 6800
0.314
RX 6900 XT
0.284
RX 6800 XT
0.274
RTX 3070
0.261
RX 6700 XT
0.251
RTX 3060 Ti
0.248
RX 6600 XT
0.242
RTX 3090
0.231
RTX 3080 Ti
0.228
RTX 3080
0.226
RTX 2080 Ti
0.216
RTX 2070 SUPER
0.211
RTX 3070 Ti
0.205
RTX 3060
0.197
RTX 2080 SUPER
0.196
RX 5700 XT
0.183

優れた電力効率

上記の電力効率は1440pゲーミングのものなので、「Radeon RX 6600 XT」では若干不利な環境ですが、それでも電力効率は良いです。消費電力の少なさが大きいです。

RTX 3060より約23.5%も良く、RTX 3060 Tiには約2.4%と僅かに負けますが、ほとんど変わらない効率となっています。RTX 3060 Tiに対しては僅かながら負けてしまっているため、優位性を見出すのは少し難しいですが、RTX 3060よりは電力効率は大幅に優れた選択肢です。単純な消費電力も少ないです。

まとめ

Radeon RX 6600 XT

良い点
  • 同性能帯のGPUの中では安い
  • 1080pで優れたパフォーマンスとコスパ
  • 優れた電力効率
  • 1440pでも使える性能
  • 同性能・価格帯では少ない消費電力(TDP:160W)

悪い点
  • メモリの帯域幅が狭い(256GB/s)
  • 4Kゲーミングではパフォーマンスが大幅に低下
  • レイトレーシング性能が低い(RTX 3060よりも低い)
  • 性能や効率はRTX 3060 Tiの方が全体的に良い

1080pゲーミングではRTX 3060より高いパフォーマンス

RX 6600 XTは、1080pならRTX 3060よりも高いパフォーマンスを提供します。メモリの帯域幅の狭さが気になりましたが、1080pではその影響はほとんど見られませんでした。

その上で、消費電力は3060よりも少なく、電力効率も大きく優れています。また、価格も実売価格が思ったより安かったので、コスパ面でも意外と優秀でした。総合的に見れば1080pゲーミングではRTX 3060よりは良い選択肢になると思います。

性能や効率ではRTX 3060 Tiに負ける

RTX 3060よりは良い選択肢に見えるRX 6600 XTですが、RTX 3060 Tiとの比較だと正直微妙かもしれません。純粋なパフォーマンスでは全方面で大きく負けています。RX 6600 XTが焦点を当てている1080pですら、1割以上の差が見られます。

実売価格ではRX 6600 XTの方が大幅に安い上、消費電力は少なく小型なので、選択肢としては十分ありますが、パフォーマンスや効率面や汎用性ではRTX 3060 Tiの方が良い印象です。

メモリの帯域幅が狭さとレイトレーシング性能の低さのせいで、汎用性には欠ける

RX 6600 XTはメモリの帯域幅が狭いせいで、高解像度や動画編集等でやや不利です。おそらくInfinity Cacheのおかげで、1080pや1440pでは思ったよりも影響は見られませんでしたが、4Kでは顕著に影響が出ていましたし、やはり欠点にはなっています。

希望小売価格から想像されるよりも実売価格は安かったため、RTX 3060との勝負なら十分に優位性を感じることが出来るGPUだと思います。ただ、上述のメモリ性能の低さやレイトレーシング性能の低さは将来性や汎用性への懸念点になりますし、少し上に顔を向ければ、それらの懸念を大きく解消できるRTX 3060 Tiがあります。

結論として、「RTX 3060よりは良いけど、RX 6600 XTを選ぶなら少し予算をプラスしてRTX 3060 Tiの選ぶ方が良い」という感じになってしまうのかなという印象です。


といった感じで、本記事は以上になります。ご覧いただきありがとうございました。

3 COMMENTS

まき

初めての自作PCに挑戦しています。
このサイトには非常にお世話になっており、運営さんにはとても感謝しています。

当初グラボはRTX3060Tiにしようとしていましたが、私はレイトレーシングをあまり必要としていないことに気付かされ、RX6600XTに決めました。

これで必要なパーツが全て決まったつもりではいるのですが、もしよろしければ以下の構成をご評価していただけないでしょうか (人ω<`;)

CPU: Core i7 11700KF
GPU: RX6600XT
マザボ: MPG Z490 GAMING PLUS (LGA1200, Z490)
SSD: P2 CT500P2SSD8JP (500GB, PCIe3)
メモリ: CT2K8G4DFRA32A (DDR4 8GBx2)
CPUクーラー: 虎徹MarkⅡ
電源: KRPW-BK650W/85+ (650W 80Plus:Bronze)
ケース: NZXT H510 Elite

メインの使い道はMinecraft (録画しながら)と動画編集です。
この構成で注意すべき点などありましたら教えてください (*ᴗˬᴗ)

返信する
とねりん:管理人

いつもご覧いただきありがとうございます。気になった点だけざっと触れていきたいと思います。

【CPU】今第11世代を選ぶ意味は、よほど安くない限り無いと思います。コスパ重視ならCore i7-12700(F)、Core i7-12700K(F)、Core i5-12600K(F)、Core i5-12400(F)あたりが鉄板だと思います。また、Core i7-11700KFに虎徹は正直頼りないです。一応挙げられた構成だと大きく値下がりしたマザーボード採用でメリットを受けているようにも見えますが、第12世代のCore i5-12600K(F)の方がCPU単体価格は安くて高性能ですし、その分マザーボードに回せるので…やっぱりあえて選ぶほどのメリットはないかなと思います。少し言われている、異種混合コアの最適化不足の不安があるならだめとは言えませんが、コスパなら第12世代一択です。

【SSD】Crucial P2はQLCなのであまりおすすめはしません。若干高くなってもTLC以上をおすすめしたいです。また、もしかしたらデータ保存用のストレージを別で用意するのかもしれませんが、録画やゲームなどをよくされるなら、メインストレージ500GBは少なく感じます。

【CPUクーラー】今のCore i7は無印でも最大消費電力や発熱が大分多いので、少なくとも最大限性能を発揮させるには虎徹では頼りないかなと感じます。Core i5無印とかなら虎徹でも許容範囲だと思います。

【PCケース】他を安さ・コスパ重視で選んでいる割に高価なケースを採用しているなという印象です。好みも出る部分なので、選んだケースを凄く気に入っているなら構いませんが、そうでないならもうちょっと安いケースにして他を強化した方が実用性は上がるんじゃないかと思いました。

返信する
まき

お早いお返事ありがとうございます。
12世代のほうがよいというアドバイスや、その他の細かいところまでご指摘くださり本当に感謝しています。
ストレージについてはまさに、別途NASを用意する予定でございます。正直アドバイスが的確すぎてビビってます笑。

ご指摘いただいた部分を全て考え直してから購入します。ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です