Microsoft Surface 最新モデルまとめ【2026年最新版】

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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

Microsoft Surfaceシリーズの最新モデルの仕様や特徴のまとめ記事です。

対象は個人向けのノートPCとタブレットPCです。

最新モデルを対象としていますが、旧モデルの概要もページ下部に残しておりますので、興味がある方は参考までにご覧ください。

永続版Officeが選択可能

個人向けのSurfaceには、標準でOfficeの利用権が付属しています。

「Microsoft 365 Personal(24ヶ月間のサブスクリプション)」か「Office Home & Buisiness 2024(オフライン永続版)」

の二つから選択することができます。

ただし、永続版を選択したい場合にはお試し期間(3か月中)に支払い情報を登録せず、お試し期間終了後に別途「Office Home & Buisiness 2024」の権利を引き換えてインストールする必要があるため注意してください。

注意
  • 本記事の内容は記事更新時点(2026年6月19日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。
  • 掲載の価格は公式のMicrosoft Storeにて記事更新時に確認したものとなります。キャンペーン・セール中であったり、他ショップの場合にはもっとお得に購入出来る可能性もあるので、参考までにご覧ください。

最新モデルの簡易比較表

Surfaceシリーズの最新モデル(個人向け)の簡易比較表です(2026年6月18日時点)。機種名のリンクを押すと、ページ内の紹介部分へスクロールします。

個人向けモデルでは、全モデル「Microsoft 365 Personal(24ヶ月版)/ Microsoft Office Home & Business 2024 オプション可」が標準付属しています(法人・教育機関モデルでは無くなるので注意)。

掲載の価格は更新時の公式ストアにおける通常価格となっています。公式での取り扱いが終了したモデルの場合は販売終了前の参考価格です。

Surfaceは学割もある他、セールやキャンペーンも多いため、実際にはもう少し安く買える可能性も高いので、その点も一応考慮に入れてご覧いただくと良いかと思います。

Surface Pro 第12世代
(13インチ)
【最新モデル】

Surface Pro 第11世代
(13インチ)
【旧モデル】
※タイプカバー別売

Surface Pro 第11世代
(12インチ)
※タイプカバー別売

Surface Laptop 第8世代
(13.8 / 15インチ)
【最新モデル】

Surface Laptop 第7世代
(13.8 / 15インチ)
【旧モデル】

Surface Laptop 第7世代
(13インチ)
2in1タイプ セパレート クラムシェル
参考価格* ¥291,280~ ¥204,380~ ¥195,580~ 13.8インチ:
¥291,280~
15インチ:
¥327,580~
13.8インチ:
¥204,380~
15インチ:
¥268,180~
¥210,980~
CPU Snapdragon X2 Elite (12コア)
Snapdraton X2 Plus (10コア)
Snapdragon X Elite (12コア)
Snapdraton X Plus (10コア)
Snapdraton X Plus (8コア) Snapdragon X Elite (12コア)
Snapdraton X Plus (10コア)
Snapdragon X Elite (12コア)
Snapdraton X Plus (10コア)
Snapdraton X Plus (8コア)
NPU
(80TOPS)

(45TOPS)

(45TOPS)

(80TOPS)

(45TOPS)

(45TOPS)
メモリ 16GB~64GB
LPDDR5X
16GB/32GB
LPDDR5X
16GB
LPDDR5X
16GB~64GB
LPDDR5X
16GB/32GB
LPDDR5X
16GB
LPDDR5X
ストレージ SSD:
1TB
512GB
256GB
UFS:
512GB
256GB
SSD:
1TB
512GB
256GB
SSD:
1TB
512GB
256GB
UFS:
512GB
256GB
GPU Adreno X2-85? Adreno X1-85
(3.8 TFLPS)
Adreno X1-45
(1.7 TFLPS)
Adreno X2-85? Adreno X1-85
(3.8 TFLPS)
Adreno X1-45
(1.7 TFLPS)
画面
※全モデル
タッチ対応
13インチ
120Hz
2880×1920
LCD or OLED
強化ガラス
12インチ
90Hz
2196×1464
強化ガラス
【13.8インチ】
120Hz
2304×1536
強化ガラス
【15インチ】
120Hz
2496×1664
強化ガラス
13インチ
60Hz
1920×1280
強化ガラス
無線 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
バッテリー
容量
LCD:46~47Wh
OLED:51~53Wh
最大 15.5 時間
ローカル ビデオ再生
最大 11.5 時間
アクティブなWeb使用
LCD:47~48Wh
OLED:51~53Wh
最大 14 時間
ローカル ビデオ再生
最大 16 時間
ローカル ビデオ再生
最大 12 時間
アクティブなWeb使用
13.8インチ:52~54Wh
最大 20 時間
ローカル ビデオ再生
15インチ:63~66Wh
最大 19 時間
ローカル ビデオ再生
13.8インチ:52~54Wh
最大 20 時間
ローカル ビデオ再生
15インチ:64~66Wh
最大 22 時間
ローカル ビデオ再生
最大 23 時間
ローカル ビデオ再生
重量 895g 686g 13.8インチ:1.36kg
15インチ:1.66kg
13.8インチ:1.34kg
15インチ:1.66kg
1.22kg
Office Microsoft 365 Personal
(24ヶ月版)/
Microsoft Office
Home & Business 2024
Microsoft 365 Personal
(24ヶ月版)/
Microsoft Office
Home & Business 2024
Microsoft 365 Personal
(24ヶ月版)/
Microsoft Office
Home & Business 2024
Microsoft 365 Personal
(24ヶ月版)/
Microsoft Office
Home & Business 2024
※価格は2026年6月18日時点のMicrosoft Storeでの税込み価格
公式での販売終了モデルは終売前の参考価格

Surfaceシリーズ共通仕様まとめ

上述の仕様まとめを見れば分かることではありますが、Surfaceシリーズでは、他PCでは当たり前ではない共通の仕様がいくつかありますので触れておこうと思います。Surfaceシリーズは全体的に高価で、CPUやメモリ等の基本仕様から見たコスパは悪く見えるのが基本なのですが、下記に挙げる仕様が用途と合っている場合には意外とコスパが良いこともあります。

全モデルタッチパネル搭載

Surfaceシリーズは、全モデルがタッチパネルを搭載しています。操作にマウスやタッチパッドが必須ではありません。他PCではタッチパネル採用率の低いクラムシェル型(普通のノートパソコン)でもタッチパネルが搭載されています。

Office(Word・Excelなど)などの利用権が標準で付属

Surfaceシリーズの大きな魅力として、個人向けモデルでは「Microsoft 365 Personal(24ヶ月版)/ Microsoft Office Home & Business 2024(オフライン永続版) オプション可」の権利が付属している点があります。

Microsoft Officeは自社のソフトなので実質的なコストは0で導入している形です。ただし、その分価格はやや加算されている印象です。

「Microsoft Office Home & Business 2024」のライセンスは単体だと3.5~3.8万円くらいするので、非常に大きな特典です。

ただし、Surfaceには法人・教育機関向けモデルがあり、そちらではOfficeが付属されない点に一応注意が必要です。包括ライセンス契約などをしている法人や教育機関では、該当機関に所属する人は無料でOfficeを利用できる場合があるためです。その分価格が少し安くなっています。

ディスプレイが 3:2で縦の領域が広く、品質も良い

Surfaceシリーズはディスプレイの品質が全体的に良い点もポイントです。

まず、ディスプレイのアスペクト比(縦横比)が「3:2」となっています。2025年現在、一般的なノートPCやタブレットの縦横比(アスペクト比)は「16:9」や「16:10」の横ワイド画面ですが、Surfaceはやや縦方向の割合が長いため、縦に長いページで利用する際に便利です。

使用の仕方にもよると思いますが、文書やWebページ等は縦長の方が一度に見える領域が広いことが多いため、それを意識したものと思われます。ビジネス用途でも役立つことが多い仕様だと思います。

また、色域も全モデルで優れており、色鮮やかな描写が可能となっています。

その他の点はモデルにより異なりますが、ノートPCでは一般的ではない強化ガラスが採用されていたりもします。どのモデルを選んでも質の悪いディスプレイということはないのは安心です。

公式のMicrosoft Storeでは学割があり、通常価格よりも少し安く購入することができます。対象は学生、保護者、教職員となっています。対象の方は是非チェックしてみてください。

ただし、他の割引とは併用が不可能な場合が基本で、通常割引やキャンペーン等と比べて大きくお得になるとも限らないので、学生割適用外の方の方が常に不利という訳でもないです。学割対象の人はいつでもセール価格で買える感じだと思います。

参考 学生割引のご契約条件Microsoft Store

各モデルの特徴解説【最新モデル】

Surface Pro 第12世代(13インチ)

Snapdragon X2 搭載 の 13インチ 2 in 1 タブレット

「Surface Pro 第12世代(13インチ)」は「Snapdragon X2 Plus / Elite」搭載の高性能なWindowsタブレットPC です。

本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できる汎用性の高さが魅力です。Surfaceシリーズの中でも特に人気が高いモデルです。

プロセッサーにはSnapdragon X Plus(10コア) / Elite(12コア)が搭載されています。Windowsで一般的なx86系ではなく、スマホなどで主流のArmアーキテクチャによるプロセッサーです。

Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

しかし、CPU性能は非常に優れている他、省電力性能が高いのは大きな魅力です。WindowsタブレットはiPadやAndroidと比べるとバッテリー駆動時間が短いのが弱点でしたが、Arm採用で克服しています。

非常にAI性能が高いのも大きな魅力です。NPU単体で80TOPSの処理性能を持っており、Copilot+ PCの要件(40TOPS)を満たしています。WindowsでのローカルAI処理に多数対応できます。

また、先代ではグラフィック性能が価格の割には低いのがデメリットでしたが、「Snapdragon X2シリーズ」ではGPU性能も格段に向上したのが大きな魅力です。

「GeForce GTX 1650」にも匹敵する基本性能があるため、少し重めの動画編集やゲームにも十分使える性能です。

また、ゲームでは「自動スーパー解像度(Auto SR)」というNPUを用いたアップスケーリングも利用できるので、実用性能は更に一段上がります。ただし、Arm版では一部のゲームではまともに動作しないことがあるため、その点には注意が必要です。

ディスプレイ性能も非常に高く、バッテリー持ちも良く、タブレットとしての完成度は非常に高いです。

しかし、気になる点はやはり価格です。発売時の公式価格は最安値でも291,280円(タイプカバー別売り)です。

大手の量販店では多少安くなっていたり、ポイント還元も大体10%ほどあったりするのが基本なので、実際にはもう少し安く入手できるものの、それらを考慮しても20万円は下回るのは難しそうな価格設定です。Officeが必要ない人にとってはコスパが悪い感は否めないです。

バッテリー駆動時間が大きく向上したことで利便性は向上したと思うものの、やはり予算に限りがある場合には厳しい金額だと思います。

スペック表
参考価格 291,280円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU
Snapdragon X2 Elite(12コア)
Snapdragon X2 Plus(10コア)
※NPU搭載(80TOPS)
RAM 16GB / 24GB / 32GB / 64GB
(LPDDR5x)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Adreno X2-85?
画面 13インチ タッチ対応
最大 120Hz
Plus:LCD(液晶)
Elite:OLED(有機EL)
SDR 輝度 600nits(標準)
HDR(LCD):ピーク輝度 600nits
HDR(OLED):ピーク輝度 900nits
表面 グレア(光沢あり)
強化ガラス
解像度 2880×1920(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 ローカルビデオ再生:最大15.5時間
アクティブWeb使用:最大11.5時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 約 287 x 209 x 9.3 mm
重量 約 895g
インターフェース USB Type-Cx 2(USB4.0/Thunderbolt4対応) 
生体認証 顔認証
備考
キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


プロセッサーには「Snapdragon X2 Plus(10コア)」もしくは「Snapdragon X2 Elite(12コア)」が採用されています。

どちらでもタブレットとしては非常に優れた性能です。重い処理にも対応することができます。

また、PlusとEliteの両方とも、AI処理に活用されるNPU(最大80TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、WindowsのローカルAI処理に対応できます。

しかし、アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなる点に注意が必要です。Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあります。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告が多いので、注意が必要です。

ディスプレイはタッチ対応の13インチディスプレイです(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と高く、ピクセル密度は267PPIと高くなっており、繊細な画像表示が可能です。

リフレッシュレート(最大fps)も最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能です。色域も広めで、強化ガラスの記載もあり、耐傷性も高いです。どの面を見ても品質の高いディスプレイです。

イラスト制作等などのクリエイティブな用途でも十分使える性能だと思いますが、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、「Snapdragon X Plus」搭載モデルではLCD(液晶)ですが、「Snapdragon X Elite」搭載モデルではOLED(有機EL)になります

映像のキレイさを重視するならOLEDの方がおすすめですし、OLEDでは黒い箇所は電力を使わないので、ダークモードで節電を期待できます。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットではほとんどついていない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

GPUは「Snapdragon X2 Elite / Plus」の統合GPUは発売時点では具体的な名前が明らかになっていませんが、性能向上率からEliteモデルでは「Adreno X2-85」であると思われます。

ただし、EliteもPlusでも同じものかは発売時点ではわからないので注意が必要です。

その性能ですが、公式発表で「最大53%~58%」の向上とある通り、先代から飛躍的に向上しています

ゲームにおける基本性能は「GeForce RTX 1650」にも匹敵するレベルで、やや重めのゲームや動画編集にも対応できます。

また、ゲームではNPUを用いたアップスケーリングである「自動スーパー解像度(Auto SR)」も利用できるため、実用性能は更に一段上がります。

Arm版Windowsの影響で、Windowd向けの一部のゲームは正常に動作できないことが報告されている点には注意が必要ですが、先代と違ってグラフィック面も頼りになるタブレットです。

「Surface Pro 第12世代(13インチ)」約895gです(本体のみ)。タイプカバーの重量は300g前後なので、合計すると1.2kg前後です

同サイズのノートパソコンと比較すればやや軽い部類ですが、13インチのタブレットとしては重い方です。iPad Pro 12.9インチ(Apple M4)では600gを切っていたりします。手で持って使うのはやや辛い重量だと思います。

続いてバッテリー面を見ていきます。バッテリー容量は50Wh前後で、メーカー公表の駆動時間はローカルビデオ再生時に最大15.5時間、アクティブなWeb使用の場合は最大11.5時間となっています。

Windows機としては非常に優秀な部類です。AndroidタブレットやiPadと比べると特別良い訳ではないものの、WindowsでAndroidやiPadと似たような運用ができるようになったのは大きな強みです。

ストレージ容量は256GB / 512GB / 1TBの3つがラインナップされています。価格を考えるとかなり渋いです。

一応、本体搭載のSSDは割と簡単に個人で交換できる仕様になっているようなので(ただし、恐らく保証の範囲外になる)、出来るだけ安くSSD容量を増やしたいという方は交換を検討しても良いかもしれません。ただし、M.2のType2230というメジャーでない規格となりますので、その点には注意です。

「Surface Pro 第12世代(13インチ)」はArmアーキテクチャと「Snapdragon X2」採用の非常に優れた性能を持つAIタブレットです。ディスプレイ性能も非常に高く、バッテリー持ちも優秀です。

しかし、価格はとんでもなく高価です。発売時の公式の最安値は約29万円です。量販店や他ショップでは実質的にはもう少しお得に購入できますが、それを考慮しても高すぎます。

やはりメモリとSSDの高騰が大きく影響していることは間違いないですが、それを考慮しても高すぎるなという印象です。

バッテリー持ちの良さと、将来性のある高性能(AI含む)のおかげで長期で使えそうなので、タブレットとしての価値はかなり高いとは思いますが、メモリの高騰も今後多少落ち着いていく可能性も考えられますから、グラフィック性能を妥協できるなら、安価な先代機を検討する方が2026年時点ではおすすめかもしれません。

Surface Pro 第11世代(12インチ)

タイプカバーは別売り

Snapdragon X 搭載 の 12インチ 2 in 1 タブレット

「Surface Pro 第11世代(12インチ)」は「Snapdragon X Plus(8コア)」搭載のWindowsタブレットPC です。13インチモデルと比べて価格が安くなっているのが魅力です。

Surface Proはシリーズ共通で無段階調整のキックスタンドが付いており、自立させる事ができます。別途でスタンドカバー等は必要ありません。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できる汎用性の高さが魅力です。

プロセッサーにはSnapdragon X Plus(8コア)が搭載されています。Windowsで一般的なx86系ではなく、スマホなどで主流のArmアーキテクチャによるプロセッサーです。

Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

CPU性能はタブレットとしては高く、軽作業には十分な性能です。また、Windows機にしてはバッテリー駆動時間が長いのも魅力です。Arm採用により、WindowsタブレットはiPadやAndroidと比べるとバッテリー駆動時間が短かった弱点を克服しました。

また、高性能なNPUを搭載しており、AI性能が高いのもポイントです。NPU単体で45TOPSの処理性能を持っています。Copilot+ PCの要件(40TOPS)を満たしているため、次世代のAI PCとして期待できる性能です。

しかし、GPUのグラフィック性能が低めなのが懸念点です。タブレット全体では高めの性能ですが、10万円を大きく超える端末のグラフィック性能としては低いです。

更に、ゲームにおいては主にArmアーキテクチャによる制限と最適化不足のせいで、仕様値よりも低いパフォーマンスとなっていることが多い点も注意が必要です。DirectXを用いたベンチマークでは期待できるパフォーマンスの半分から7割程度の性能しか発揮できていないことが確認されています(発売時)。

とはいえ、高画質な動画を観たり、軽いゲームや簡単な動画編集をする程度なら問題ないので、用途次第では気にならないと思います。

総評としては、グラフィック性能が価格の割には低すぎるのが気になりますが、用途次第では気にならないので、手軽に使えるWindowsタブレットとしては結構おすすめできる選択肢です。

しかし、一番の問題はやはり価格です。13インチモデルよりは安いですが、価格自体は非常に高価です。

発売時の公式価格は約15万円~でしたが、メモリ高騰などの影響もあってかその後に値上げされ、2026年6月時点では195,580円(タイプカバー別売り)です。手を出し易いモデルとしての投入に見えるのですが、その割には高すぎます。

ただし、量販店やネットショップではこれよりは遥かに安い価格で手に入れることができ、値下げやポイント、公式セールを考慮すると、実際には2026年6月時点では13万円前後~です。

Officeが必要な人なら普通にコスパは良いと思いますし、そうでなくても重いグラフィック処理や専門的なソフトを使わないなら、バッテリー持ちの良さと2 in 1 タブレットの良さのおかげで実用コスパは高いと思います。

「優れたバッテリー性能を持つWindows機」という魅力は非常にあるので、用途次第では普通にアリな選択肢になりました。

スペック表
参考価格 195,580円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU
Snapdragon X Plus(8コア)
※NPU搭載(45TOPS)
RAM 16GB
(LPDDR5x)
ストレージ UFS
256GB / 512GB
GPU Adreno X1-45
(1.7 TFLOPS)
画面 12インチ タッチ対応
最大 90Hz
SDR 最大輝度 400nits(標準)
表面 グレア(光沢あり)
強化ガラス
解像度 2880×1920(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 ローカルビデオ再生:最大16時間
アクティブWeb使用:最大12時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 約 274 x 190 x 7.8 mm
重量 約 686 g
インターフェース USB Type-Cx 2
(USB3.2/Thunderbolt 4対応) 
生体認証 顔認証
備考
キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


プロセッサーには「Snapdragon X Plus(8コア)」が採用されています。タブレットとしては高い性能で、軽作業には十分な性能です。

しかし、アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなる点に注意が必要です。Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあります。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告があります。

また、AI処理に活用されるNPU(最大45TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、次世代のAI機能への対応もできます。

ディスプレイはタッチ対応の12インチディスプレイです(アスペクト比3:2)。解像度は2196×1464と高く、ピクセル密度は220PPIと高めで、比較的繊細な画像表示が可能です。

リフレッシュレート(最大fps)は最大90Hzとなっています。色域も広めです。全体的に見ると優れたディスプレイです。表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットではほとんどついていない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

比較的良い仕様ではありますが、Gollira Glass 5 の記載が13インチモデルから無くなってしまったのは残念です。やや傷が付きやすくなっている可能性があります。

GPUは「Snapdragon X Plus(8コア)」の統合GPU「Adreno X1-45(1.7 TFLOPS)」です。

13インチモデルでは 3.8 TFLOPS ですが、12インチモデルでは1.7 TFLOPS となっており、半分未満の性能です。

とはいえ、「Core i7-1255U」などに搭載の「Iris Xe Graphics 96EU」に近い性能と言われており、タブレットとしては高めの性能ではあります。動画視聴などには問題なく、動画編集も軽いものには対応できます。

ただし、2025年の最安13.5~15万円のPCとして考えるなら低い性能です。同額帯のノートPCでは、2倍近い性能を持つものも一般的となっています。

ノートPCと捉えるか、タブレットとして捉えるかによってグラフィック性能の評価は大きく分かれそうです。

また、Windowsゲームで主流のAPIである「DirectX」のベンチマーク(3DMark)では最適化がまだ不十分なようで、本来の50%~70%程度の性能しか発揮できていない状況がある点には注意が必要です

シンプルに基本性能も高くないですし、不具合の懸念もあるということで、ゲーム目的ではおすすめできません。まともに動作できないという報告も結構あります。

最適化などについては今後改善される可能性はあるとは思いますが、「Adreno X1-45」ではフル活用できても強力とは言えないので、グラフィック性能に大きな期待はしない方が良いです。

「Surface Pro 第11世代(12インチ)」約686gです(本体のみ)。専用キーボードの重量は約340gなので、合計すると1kg強です

13インチから1インチしか小さくなっていない割には大幅な軽量化となっています。13インチモデルと比べるとかなりコンパクトで軽い印象を受けると思います。持ち運びも苦ではないと思います。

続いてバッテリー面を見ていきます。メーカー公表の駆動時間はローカルビデオ再生時に最大16時間、アクティブなWeb使用の場合は最大12時間となっています。Windows機としては優秀な部類です。

AndroidタブレットやiPadと比べると特別良い訳ではないですが、Windowsでとにかくバッテリー性能が良いタブレットが欲しいなら魅力的だと思います。

ストレージ面は微妙です。容量は 256GB / 512GB がラインナップされています。10万円を大きく超える価格を考えると大分渋いです。

また、SSDではなくUFSが採用されています。最大速度では最新のSSDには少し劣るものの、速度面では十分なパフォーマンスがありますし、電力面も悪くないので、あまり気にしなくても大丈夫です。

ただし、SDカードスロットもなく、内蔵ストレージは個人の交換も不可能という点には留意が必要です。

必要量を購入時に搭載しておくか、クラウドストレージを上手く活用する必要があります。

「Surface Pro 第11世代(12インチ)」は小型のWindowsタブレットとしては非常に優れたバッテリー駆動時間が魅力のタブレットです。

発売当初の評価はかなり微妙でしたが、その後にOfficeが永続版になったり、人気の無さによる各ショップの値下げや公式セールが常態化したことで、実質12万円前後で買えるようになっており(2025年末時点)、この価格なら普通に有力な選択肢だと思います。

世間的には最適化不足やGPU性能の低さが取り沙汰されることが多く、その懸念は事実ではあります。

ただ、最適化不足は想像よりも早く改善が進んでいてかなり使い易くなったと思いますし、GPU性能の低さは用途次第では気になりません。

CPU性能の方は普通に高性能で、元々軽作業には十分すぎるので「バッテリー持ちの良いWindowsタブレット」という魅力がかなり強く感じられる機種になっていると思います。

発売当初の評価はかなり微妙なものでしたが、用途次第では実はかなり良くなっていると思います。

Surface Laptop 第8世代(13.8 / 15インチ)

13.8インチモデル

15インチモデル

Snapdragon X2 搭載で高性能な高品質ノート

「Surface Laptop 第8世代(13.8 / 15 インチ)」は「Snapdragon X Plus / Elite」搭載の高品質ノートPCです。2-in-1ではないクラムシェルタイプのノートPCですが、タッチには対応しています。

プロセッサーの「Snapdragon X2」シリーズは、Armアーキテクチャによる省電力性能の高さが魅力の一つです。公称でローカルビデオ再生で最大19時間~のバッテリー性能を誇ります。

CPU自体の性能も高性能ですが、Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

非常にAI性能が高いのも大きな魅力です。NPU単体で80TOPSの処理性能を持っており、Copilot+ PCの要件(40TOPS)を満たしています。WindowsでのローカルAI処理に多数対応できます。

また、先代ではグラフィック性能が価格の割には低いのがデメリットでしたが、「Snapdragon X2シリーズ」ではGPU性能も格段に向上したのが大きな魅力です。

「GeForce GTX 1650」にも匹敵する基本性能があるため、少し重めの動画編集やゲームにも十分使える性能です。

また、ゲームでは「自動スーパー解像度(Auto SR)」というNPUを用いたアップスケーリングも利用できるので、実用性能は更に一段上がります。ただし、Arm版では一部のゲームではまともに動作しないことがあるため、その点には注意が必要です。

しかし、気になる点はやはり価格です。発売時の公式価格は最安値でも291,280円です。

Office付属やメモリ高騰を考慮してもさすがに高すぎる印象なので、予算に限りがある場合には厳しい金額だと思います。

スペック表
参考価格 13.8インチ:291,280円 ~  (税込)
15インチ:327,580円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU Snapdragon X2 Elite(12コア)
Snapdragon X2 Plus(10コア)
※NPU搭載(80TOPS)
RAM 16GB / 24GB / 32GB / 64GB
(LPDDR5x)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Adreno X2-85?
画面 13.8 / 15インチ 液晶
最大120Hz タッチ対応
SDR:最大 600 nits (標準)
HDR:ピーク輝度 600 nits
表面 グレア(光沢あり)
強化ガラス
解像度 13.8インチ:2304×1536(3:2)
15インチ:2496×1664(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 13.8インチ:
ローカルビデオ再生:最大20時間
アクティブWeb使用:最大16時間
15インチ:
ローカルビデオ再生:最大19時間
アクティブWeb使用:最大14時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 13.8インチ:
約 301 x 220 x 17.5 mm
15インチ:
約 329 x 239 x 18.29 mm
重量 13.8インチ:
約1.36kg
15インチ:
約1.66kg
主な
インターフェース
13.8インチ:
USB-C ×2(USB4.0/Thunderbolt4対応)USB-A 3.1 ×1
15インチ:
USB-C ×2(USB4.0/Thunderbolt4対応)USB-A 3.1 ×1
microSDXCカードリーダー
生体認証 顔認証
備考


プロセッサーには「Snapdragon X2 Plus(10コア)」もしくは「Snapdragon X2 Elite(12コア)」が採用されています。非常に優れた性能を持ち、重い処理にも対応することができます。

PlusとEliteの両方とも、AI処理に活用されるNPU(最大80TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、WindowsのローカルAI処理にも対応できます。

Plusでも軽作業には十分すぎる性能ですし、。バッテリー持ちも少し良くなるので、個人的にはPlus(10コア)でも良いのかなと思っています。

注意点としては、アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなる点があります。Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあります。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告が多いので、ゲーム目的の人にはおすすめできません。

「Surface Laptop 第8世代(13.8 / 15 インチ)」はクラムシェルタイプの普通のノートパソコンですが、タッチに対応しています。

解像度はそれぞれ2304×1536、2496×1664となっており高めです。ピクセル密度はどちらも201PPIです。

ノートPC全体で見ると精細なディスプレイですが、高額ノートとしてはやや低めではあります。しかし、その他の点は非常に良いです。

リフレッシュレート(最大fps)は最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能です。色域も広めで、コントラスト比も1300 or 1400:1となっているため、液晶としては映像品質は非常に高いです。

更に、強化ガラスの記載もあるので傷も付きにくいです。ノートPCで強化ガラス採用はやや珍しいです。

解像度こそ特別高くありませんが、全体的には非常に高品質な液晶ディスプレイです。

ただし、表面は光沢ありなので、その点は好みが分かれると思います。

GPUは「Snapdragon X2 Elite / Plus」の統合GPUは発売時点では具体的な名前が明らかになっていませんが、性能向上率からEliteモデルでは「Adreno X2-85」であると思われます。

ただし、EliteもPlusでも同じものかは発売時点ではわからないので注意が必要です。

その性能ですが、公式発表で「最大53%~58%の向上」とある通り、先代から飛躍的に向上しています。

ゲームにおける基本性能は「GeForce RTX 1650」にも匹敵するレベルで、やや重めのゲームや動画編集にも対応できます。

また、ゲームではNPUを用いたアップスケーリングである「自動スーパー解像度(Auto SR)」も利用できるため、実用性能は更に一段上がります。

Arm版Windowsの影響で、Windowd向けの一部のゲームは正常に動作できないことが報告されている点には注意が必要ですが、先代と違ってグラフィック面も頼りになるタブレットです。

サイズと重量は、13.8インチモデルが約1.36kg、15インチモデルが約1.66kgとなっています。サイズから見た重量は平均的です。

ただし、バッテリー容量はサイズの割にはやや多めですし、省電力性に優れるArmアーキテクチャ採用なので、バッテリー持続時間はWindows機としては長いです。

公称バッテリー駆動時間は、13.8インチモデルは、ローカルビデオ再生時は最大20時間、アクティブWeb使用で最大16時間、15インチモデルでは、ローカルビデオ再生時は最大19時間、アクティブWeb使用で最大14時間となっています。

Windows機でこれだけの持続時間は非常に大きな魅力です。

ストレージ容量は256GB / 512GB / 1TBの3つがラインナップされています。価格を考えると大分渋いです。

個人でのSSD交換も不可能ではありませんが、Surface Proと違い難易度が高いです。PCの蓋をがっつり開ける必要があり、工程もやや難しいです。保証もされていないので自己責任となります。

「Surface Laptop 第8世代(13.8 / 15インチ)」は、非常に優れた性能と、優れたバッテリー駆動時間と非常に優れたディスプレイを持つのが魅力のノートパソコンです。高性能なNPUを持つAI PCでもあります。

しかし、やはり価格が高すぎるのが気になります。発売時で30万円弱~はとんでもない高価さです。

非常に優れた性能を持ち、長く使えそうなので無駄な買い物になる可能性が低いのは魅力的ですが、それを考慮しても許容するのは厳しい価格に見えます。

量販店やネットショップでのセールやポイントを考慮すると、公式価格よりは大幅に安く購入できたりもしますが、それを考慮しても20万円前後くらいが限界な気がするので、高すぎるのは否めないです。

Armアーキテクチャにもまだ懸念がある点も考えると、中々手を出しにくい製品ではあると思います。

グラフィック性能を妥協できるなら、発売時点では安く手に入る先代機(在庫処分)や13インチモデルの方が競争力を感じます。

Surface Laptop 第7世代(13インチ)

Snapdragon X 搭載でバッテリー持ちが良い13インチノート

「Surface Laptop 第7世代(13インチ)」は「Snapdragon X Plus (8コア)」搭載のノートPCです。2-in-1ではないクラムシェルタイプのノートPCですが、タッチには対応しています。13.8 / 15 インチモデルと比べて価格が少し安くなっているのが魅力です。

ただし、始めに言ってしまうと、15万円以上という価格に見合った性能ではないです。

以下から、軽く仕様について触れていきます。

まず、プロセッサーには「Snapdragon X Plus(8コア)」が搭載されています。Windowsで一般的なx86系ではなく、スマホなどで主流のArmアーキテクチャによるプロセッサーです。

Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

CPU性能はそれなりに高く、軽作業には十分な性能です。また、省電力性能が高いのは大きな魅力です。WindowsタブレットはiPadやAndroidと比べるとバッテリー駆動時間が短いのが弱点でしたが、Arm採用で克服しています。

ただし、15万円以上という価格を考えると微妙な性能です。処理性能自体は6~8万円の高コスパ機と変わらないレベルです。性能コスパはかなり悪いです。

更に、GPUのグラフィック性能が低いのも大きな懸念点です。13.8 / 15 インチモデルでは 3.8 TFLOPS ですが、13インチモデルでは1.7 TFLOPS となっており、半分未満の性能です。15万円クラスのPCのグラフィック性能としては非常に低いです。超軽量モバイルという訳でもないのにこの性能は擁護できません。

特に顕著なのが、DirectXを用いたベンチマークでは本来の半分7割程度の性能しか発揮できていない点です。今後のドライバーによる最適化に期待したいところですが、改善したところで価格に見合った性能ではありません。

しかし、高性能なNPUを搭載しており、AI処理性能も高いのはポイントです。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSを超える45TOPSの性能を備えており、次世代のAI PCとして期待できる性能です。

NPUの性能だけ見れば、特別高価でもないので、そこを重視したいなら選択肢としては一応入るとは思います。

また、プロセッサ以外の面では、ディスプレイのリフレッシュレートが最大60Hzになってしまっているのが非常に残念です。明るさも400nitsと低いです。高額機でこの仕様はちょっと酷いなと思います。

そして何度も触れていますが、一番ネックなのが価格です。性能の割に高すぎます。公式価格は最安値でも164,780円です。

公式以外では多少安くなっていることが多い他、大手の量販店ではポイント還元も大体10%ほどあるものの、それらを考慮しても15万円弱くらいです。

Surface Proのようなタブレットであれば、Windowsというだけで希少性の魅力がありますし、モバイル性の高さによる実用性の高さもあったのでまだ多少考慮の余地がありました。同価格でも微妙な性能なのに、なぜかSurface Proの最安値モデルよりもちょっと高くて、意味わからないです。

しかも、Surface Laptopのような普通のノートパソコンの場合、性能コスパに優れたライバル機が非常に多いのも厳しいです。

15万円出せるなら、最新の「Core Ultra」や「Ryzen AI」搭載で重めのゲームや動画編集にも対応できるノートが普通に検討できてしまいます。

スペック表
参考価格 164,780円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU Snapdragon X Plus(8コア)
※NPU搭載(45TOPS)
RAM 16GB
(LPDDR5x)
ストレージ UFS
256GB / 512GB
GPU Adreno X1-45
(1.7 TFLOPS)
画面 13インチ タッチ対応
最大60Hz 
明るさ:最大 400nits(標準)
表面 グレア(光沢あり)
強化ガラス
解像度 1920×1280(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 ローカルビデオ再生:最大23時間
アクティブWeb使用:最大16時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 約 328.65 x 214.14 x 15.6 mm
重量 約1.22kg
主な
インターフェース
USB-C ×2(USB3.2/Thunderbolt4対応)
USB-A 3.1 ×1
生体認証 顔認証
備考


プロセッサーには「Snapdragon X Plus(8コア)」が採用されています。比較的高性能で、軽作業には十分な性能です。しかし、15万円~という価格を考えると微妙な性能です。

また、アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなる点に注意が必要です。Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあります。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告があります。

一応の良い点としては、AI処理に活用されるNPU(最大45TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、次世代のAI機能への対応もできます。

Windows向けのプロセッサのNPU性能はスマホやタブレットと比べると少し遅れており、40TOPS以上の機種は軒並み超高額機なので、ここは悪くないです。

「Surface Laptop 第7世代(13インチ)」のディスプレイはタッチに対応しています。解像度は1920×1280となっており、低額機よりはわずかに良いくらいです。ピクセル密度は178PPIで高くはありません。

リフレッシュレート(最大fps)は最大60Hzとなっており、滑らかではありません。色域も広めですが、コントラスト比は1000:1となっています。

表面は光沢ありなので、その点は好みが分かれると思います。

15万円~の機種のディスプレイとしては、大分微妙です。せめてリフレッシュレートくらいは90Hz以上にして欲しかったです。

GPUは「Snapdragon X Plus(8コア)」の統合GPU「Adreno X1-45(1.7 TFLOPS)」です。

13.8 / 15 インチモデルでは 3.8 TFLOPS ですが、13インチモデルでは1.7 TFLOPS となっており、半分未満の性能です。

「Adreno X1-45」の性能は「Core i7-1255U」などに搭載の「Iris Xe Graphics 96EU」に近い性能と言われています。動画視聴などには問題なく、動画編集も軽いものには対応できます。

ただし、2025年発売の15万円~の機種のものとしてはかなり微妙です。現在の同額帯のノートPCでは、2倍近い性能を持つものも一般的となっています。

また、Windowsゲームで主流のAPIである「DirectX」のベンチマーク(3DMark)では最適化がまだ不十分なようで、本来の50%~70%程度の性能しか発揮できていない状況がある点には注意が必要です

シンプルに基本性能が低いですし、不具合の懸念もあるということで、ゲーム目的ではおすすめできません。まともに動作できないという報告も結構あります。

最適化などについては今後改善される可能性はあるとは思いますが、「Adreno X1-45」ではフル活用できても強力とは言えないので、グラフィック性能に大きな期待はしない方が良いです。

重量は約1.22kgとなっています。サイズから見た重量は平均的です。

しかし、省電力性に優れるArmアーキテクチャ採用なので、バッテリー持続時間はWindowsのモバイルノートPCとしてはかなり長いです。

公称バッテリー駆動時間は、ローカルビデオ再生時は最大23時間で、WebブラウザーによるアクティブWeb使用時間は最大16時間となっています。

このバッテリー駆動時間の長さは「Surface Laptop 第7世代(13インチ)」の大きな強みです。かなり批判的な意見ばかり言ってしまっていますが、バッテリー性能だけは素直に褒められます。

ストレージ面は微妙です。容量は 256GB / 512GB がラインナップされています。最安15万円クラスという価格を考えるとものすごく渋いです。

また、SSDではなくUFSが採用されており、速度でやや劣ります。消費電力を考えれば優秀なので、一概に悪いとは言えませんが、一般的にはスペックダウンと捉える方が多い気がします。

SDカードスロットもなく、内蔵ストレージは個人の交換も不可能です。色々と微妙感が強めのストレージ仕様です。

「Surface Laptop 第7世代(13インチ)」は優れたバッテリー駆動時間と高性能なNPUを持つAI PCです。

しかし、性能の割には価格が高すぎるので厳しい印象です。ストレージ容量も少ないです。

公式の最安値は約16.5万円ですし、量販店などでポイント込みでの実質最安値で見ても15万円程度です。

CPUとGPU性能は数世代前の機種並みなのに、この価格はさすがに微妙です。しかも、ディスプレイが60Hzとなったのも気になります。

また、Armアーキテクチャにも懸念があります。x86系が基本だったWindowsでは各アプリケーションでのArmでの動作がまだ完璧ではないです。特にグラフィック性能は最適化不足が顕著です。

個人的には、せめて12~13万円くらいまで下がらないと選択肢に入らないかなと思っています。

旧モデル

Surface Pro 第11世代(13インチ)

※タイプカバーは別売り

Snapdragon X 搭載 の 13インチ 2 in 1 タブレット

「Surface Pro 第11世代(13インチ)」は「Snapdragon X Plus / Elite」搭載の高性能なWindowsタブレットPC です。

本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できる汎用性の高さが魅力です。Surfaceシリーズの中でも特に人気が高いモデルです。

プロセッサーには「Snapdragon X Plus(10コア) / Elite(12コア)」が搭載されています。Windowsで一般的なx86系ではなく、スマホなどで主流のArmアーキテクチャによるプロセッサーです。

Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

しかし、CPU性能は非常に優れている他、省電力性能が高いのは大きな魅力です。WindowsタブレットはiPadやAndroidと比べるとバッテリー駆動時間が短いのが弱点でしたが、Arm採用で克服しています。

また、高性能なNPUを搭載しており、AI性能が高いのもポイントです。NPU単体で45TOPSの処理性能を持っています。Copilot+ PCの要件(40TOPS)を満たしているため、次世代のAI PCとして期待できる性能です。

しかし、GPU(グラフィック性能)は価格を考えれば微妙です。仕様的にはそれなりに優れた性能を持つはずなのですが、Snapdragon XのWindowsでの最適化がまだ万全ではないようで、やや微妙な性能であることが多い印象です。特に、DirectXを用いたベンチマークでは本来の半分7割程度の性能しか発揮できていません。今後のドライバーによる最適化に期待したいところです。

また、外観は先代機とほぼ同じですが、上位モデルではOLED(有機ELディスプレイ)を選択できるようになった他、最小メモリ容量が先代では8GBだったのが16GBに増量されています

気になる点はやはり価格です。高すぎます。公式価格は最安値でも207,680円(タイプカバー別売り)と非常に高価です。

大手の量販店では多少安くなっていることが多い他、ポイント還元も大体10%ほどあるものの、それらを考慮しても15万円以上が基本です。Officeが必要ない人にとってはコスパは悪い感は否めないです。

バッテリー駆動時間が大きく向上したことで利便性は向上したと思うものの、やはり予算に限りがある場合には厳しい金額だと思います。

スペック表
参考価格 204,380円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU
Snapdragon X Elite(12コア)
Snapdragon X Plus(10コア)
※NPU搭載(45TOPS)
RAM 16GB /32GB
(LPDDR5x)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Adreno X1-85
(3.8 TFLOPS)
画面 13インチ タッチ対応
最大 120Hz
SDR 輝度 600nits(標準)
HDRvi:ピーク輝度 900nits
Plus:LCD(液晶)
Elite:OLED(有機EL)
表面 グレア(光沢あり)
Gorilla Glass 5
解像度 2880×1920(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 ローカルビデオ再生:最大14時間
アクティブWeb使用:最大10時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 約 287 x 209 x 9.3 mm
重量 約 895g
インターフェース USB Type-Cx 2(USB4.0/Thunderbolt4対応) 
生体認証 顔認証
備考
キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


プロセッサーには「Snapdragon X Plus(10コア)」もしくは「Snapdragon X Elite(12コア)」が採用されています。どちらでもタブレットとしては優れた性能です。重い処理にも対応することができます。

しかし、アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなる点に注意が必要です。Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあります。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告があります。

PlusとEliteの性能については、Eliteの方がPコア(高性能コア)が2つ多いためやや高性能となります。しかし、価格差は約5万円と非常に大きいので悩みどころです(同じメモリ・ストレージ容量のとき)。

Plusでも軽作業には十分すぎる性能ですし、個人的にはPlus(10コア)でも良いのかなと思っています。特別重い処理を想定している訳ではないなら、Plusでも十分かなと思います。

また、PlusとEliteの両方とも、AI処理に活用されるNPU(最大45TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、次世代のAI機能への対応もできます。

ディスプレイはタッチ対応の13インチディスプレイです(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と高く、ピクセル密度は267PPIと高くなっており、繊細な画像表示が可能です。

リフレッシュレート(最大fps)も最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能です。色域も広めで、Gorilla Glass 5の記載もあるので耐傷性も高いです。どの面を見ても品質の高いディスプレイです。

イラスト制作等などのクリエイティブな用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、「Snapdragon X Plus」搭載モデルではLCD(液晶)ですが、「Snapdragon X Elite」搭載モデルではOLED(有機EL)になります

ただし、有機ELでもそこまで大きな優位性はないです。OLEDの映像品質の大きな強みは高いコントラスト比ですが、液晶が1000:1、OLEDが1200:1となっており、その差は大きくありません。価格差も大きいので、その点は理解した上で選択する必要があります。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットではほとんどついていない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

GPUは「Snapdragon X Elite / Plus」の統合GPU「Adreno X1-85(3.8 TFLOPS)」です。GPU性能はEliteもPlusのどちらのモデルでも同じです。

実際のグラフィック処理性能については、正直微妙です。GPUの仕様やメーカーの発表や発売前の案件実機レビューを見る限りは「Core Ultra 7 155H」に近いグラフィック性能を持っているはずですが、DirectXのベンチマーク(3DMark)では最適化がまだ不十分なようで、本来の50%~70%程度の性能しか発揮できていない状況がある点には注意が必要です。特にゲーム性能を重視したい場合には注意が必要です。価格を考えると性能が低い点だけでなく、まともに動作できないという報告も結構あります。

今後改善される可能性はあるとは思いますが、2025年時点ではゲーム性能は期待しない方が良いです。

「Surface Pro 第11世代(13インチ)」約895gです(本体のみ)。タイプカバーの重量は300g前後なので、合計すると1.2kg前後です

同サイズのノートパソコンと比較すればやや軽い部類ですが、13インチのタブレットとしては重い方です。iPad Pro 12.9インチ(Apple M4)では600gを切っていたりします。手で持って使うのはやや辛い重量だと思います。

続いてバッテリー面を見ていきます。バッテリー容量は50Wh前後で、メーカー公表の駆動時間はローカルビデオ再生時に最大14時間、アクティブなWeb使用の場合は最大10時間となっています。

Windows機としては優秀な部類であり、先代までよりも格段に良くなっているので、充電する頻度はかなり減ると思います。

しかし、AndroidタブレットやiPadと比べると特別良い訳ではないです。

ストレージ容量は256GB / 512GB / 1TBの3つがラインナップされています。価格を考えるとかなり渋いです。

しかも、各容量の価格差は約3.3万円(発売時点)となっており、非常に高価です。

一応、本体搭載のSSDは割と簡単に個人で交換できる仕様になっているようなので(ただし、恐らく保証の範囲外になる)、出来るだけ安くSSD容量を増やしたいという方は交換を検討しても良いかもしれません。ただし、M.2のType2230というメジャーでない規格となりますので、その点には注意です。

「Surface Pro 第11世代(13インチ)」はArmアーキテクチャと「Snapdragon X」採用のおかげで省電力性が向上した、優れたAI性能とCPU性能を持つタブレットです。ディスプレイ性能も非常に高いです。

しかし、価格が高すぎるので厳しい印象です。公式の最安値は20.7万円ですし、最小ストレージは256GBです。量販店などでポイント込みでの実質最安値で見ても15万円を切ることがほとんどないレベルの高額さです。

また、Armアーキテクチャにも懸念があります。x86系が基本だったWindowsでは各アプリケーションでのArmでの動作がまだ完璧ではないです。特にグラフィック性能は最適化不足が顕著です。

付属のOfficeに価値を感じない限りはコスパは良くないと思います。

Surface Laptop 第7世代(13.8 / 15インチ)

Snapdragon X 搭載で高性能な高品質ノート

「Surface Laptop 第7世代(13.8 / 15 インチ)」は「Snapdragon X Plus / Elite」搭載の高品質ノートPCです。2-in-1ではないクラムシェルタイプのノートPCですが、タッチには対応しています。

プロセッサーの「Snapdragon X」シリーズは、Armアーキテクチャによる省電力性能の高さが魅力の一つです。この「Surface Laptop 第7世代(13.8 / 15 インチ)」は公称でローカルビデオ再生で最大20時間以上のバッテリー性能を誇ります。

CPU自体の性能も高性能ですが、Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがある点には注意が必要です。

更に、高性能なNPUを搭載しており、AI処理性能も高いのもポイントです。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSを超える45TOPSの性能を備えており、次世代のAI PCとして期待できる性能です。

しかし、GPU(グラフィック性能)は価格を考えれば微妙です。仕様的にはそれなりに優れた性能を持つはずなのですが、Snapdragon XのWindowsでの最適化がまだ万全ではないようで、やや微妙な性能であることが多い印象です。特に、DirectXを用いたベンチマークでは本来の半分7割程度の性能しか発揮できていません。今後のドライバーによる最適化に期待したいところです。

気になる点はやはり価格です。高すぎます。公式価格は最安値でも207,680円と非常に高価です。

大手の量販店では多少安くなっていることが多い他、ポイント還元も大体10%ほどあるものの、それらを考慮しても17万円以上が基本です。Officeが必要ない人にとってはコスパが悪い感は否めないです。

バッテリー駆動時間が大きく向上したことで利便性は向上したと思うものの、やはり予算に限りがある場合には厳しい金額だと思います。

スペック表
参考価格 13.8インチ:207,680円 ~  (税込)
15インチ:268,180円 ~  (税込)
OS Windows 11 Home(Arm版)
CPU Snapdragon X Elite(12コア)
Snapdragon X Plus(10コア)
※NPU搭載(45TOPS)
※15インチはEliteのみ
RAM 16GB /32GB
(LPDDR5x)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Adreno X1-85
(3.8 TFLOPS)
画面 13.8インチ/15インチ 液晶
最大120Hz タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
Gorilla Glass 5
解像度 13.8インチ:2304×1536(3:2)
15インチ:2496×1664(3:2)
Microsoft Office 365 Personal(24か月版)/
Office Home & Business 2024
バッテリー持続時間 13.8インチ:
ローカルビデオ再生:最大20時間
アクティブWeb使用:最大13時間
15インチ:
ローカルビデオ再生:最大22時間
アクティブWeb使用:最大15時間
無線機能 Wi-Fi 7
Bluetooth 5.4
その他機能 カメラ
サイズ 13.8インチ:
約 301 x 220 x 17.5 mm
15インチ:
約 329 x 239 x 18.29 mm
重量 13.8インチ:
約1.34kg
15インチ:
約1.66kg
主な
インターフェース
13.8インチ:
USB-C ×2(USB4.0/Thunderbolt4対応)USB-A 3.1 ×1
15インチ:
USB-C ×2(USB4.0/Thunderbolt4対応)USB-A 3.1 ×1
microSDXCカードリーダー
生体認証 顔認証
備考


プロセッサーには「Snapdragon X Plus(10コア)」もしくは「Snapdragon X Elite(12コア)」が採用されています。優れた性能を持ち、重い処理にも対応することができます。

しかし、2025年時点の15万円超えの高額ノートとしては平均的な性能です。アーキテクチャが従来のWindowsのx86系とは異なるArmとなり、Armに対応していないアプリケーションはエミュレーション動作となり、パフォーマンスが少し低下したり動作が安定しないケースがあるという点を考慮すると実質コスパはやや悪めの印象です。

特に、Windows向けに設計されたゲームでは安定動作しないという報告があるので、ゲーム目的の人にはおすすめできません。

PlusとEliteの性能については、Eliteの方がPコア(高性能コア)が2つ多いためやや高性能となります。しかし、価格差は約5万円と非常に大きいので悩みどころです(同じメモリ・ストレージ容量のとき)。

Plusでも軽作業には十分すぎる性能ですし、個人的にはPlus(10コア)でも良いのかなと思っています。特別重い処理を想定している訳ではないなら、Plusでも十分かなと思います。

また、PlusとEliteの両方とも、AI処理に活用されるNPU(最大45TOPS)が搭載されています。Copilot+のローカル動作要件の40TOPSをクリアする処理性能を備えているので、次世代のAI機能への対応もできます。

「Surface Laptop 第7世代(13.8 / 15 インチ)」のディスプレイはタッチに対応しています。解像度はそれぞれ2304×1536、2496×1664となっており高めです。ピクセル密度はどちらも201PPIです。

ノートPC全体で見ると精細なディスプレイですが、高額ノートとしてはやや低めではあります。しかし、その他の点は非常に良いです。

リフレッシュレート(最大fps)は最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能です。色域も広めで、コントラスト比も1300 or 1400:1となっているため、液晶としては映像品質は非常に高いです。

更に、Gorilla Glass 5の記載もあるので傷も付きにくいです。ノートPCで強化ガラス採用はやや珍しいです。

解像度こそ特別高くありませんが、全体的には非常に高品質な液晶ディスプレイです。

ただし、表面は光沢ありなので、その点は好みが分かれると思います。

GPUは「Snapdragon X Elite / Plus」の統合GPU「Adreno X1-85(3.8 TFLOPS)」です。GPU性能はEliteもPlusのどちらのモデルでも同じです。

実際のグラフィック処理性能については、正直微妙です。GPUの仕様やメーカーの発表や発売前の案件実機レビューを見る限りは「Core Ultra 7 155H」に近いグラフィック性能を持っているはずですが、DirectXのベンチマーク(3DMark)では最適化がまだ不十分なようで、本来の50%~70%程度の性能しか発揮できていない状況がある点には注意が必要です。特にゲーム性能を重視したい場合には注意が必要です。価格を考えると性能が低い点だけでなく、まともに動作できないという報告も結構あります。

今後改善される可能性はあるとは思いますが、2025年時点ではゲーム性能は期待しない方が良いです。

サイズと重量は、13.8インチモデルが約1.34kg、15インチモデルが約1.66kgとなっています。サイズから見た重量は平均的です。

ただし、バッテリー容量はサイズの割にはやや多めですし、省電力性に優れるArmアーキテクチャ採用なので、バッテリー持続時間はWindows機としては長いです。

公称バッテリー駆動時間は、13.8 / 15 インチそれぞれ、ローカルビデオ再生時は最大20、22時間で、WebブラウザーによるアクティブWeb使用時間は最大13、15時間となっています。

このバッテリー駆動時間の長さは「Surface Laptop 第7世代」の大きな強みです。

ストレージ容量は256GB / 512GB / 1TBの3つがラインナップされています。最安15~20万円で最小256GBはかなり渋いです。

しかも、各容量の価格差もSurface Proと同じ約3.3万円となっており、非常に高価です。

15インチモデルにはmicroSDカードスロットがあるのでそちらで対応することができますが、13.8インチモデルは始めから必要量を選択しておく必要がある点に注意が必要です。

また、個人でのSSD交換も不可能ではありませんが、Surface Proと違い難易度が高いです。PCの蓋をがっつり開ける必要があり、工程もやや難しいです。保証もされていないので自己責任となります。

「Surface Laptop 第7世代(13.8 / 15インチ)」は優れたバッテリー駆動時間と非常に優れたディスプレイを持つのが魅力のノートパソコンです。高性能なNPUを持つAI PCでもあります。

しかし、やはり価格が高すぎるので厳しい印象です。公式の最安値は20.7万円ですし、量販店などでポイント込みでの実質最安値で見ても15万円を切ることがほとんどないレベルの高額さです。

しかも、最小構成は256GBです。2025年の15万円超えのPCとは思えない設定です。15インチモデルに関してはmicroSDカードスロットを備えるので補助が可能なものの、13.8インチモデルはクラウドストレージなどを活用するしかないです。

また、Armアーキテクチャにも懸念があります。x86系が基本だったWindowsでは各アプリケーションでのArmでの動作がまだ完璧ではないです。特にグラフィック性能は最適化不足が顕著です。

付属のOfficeに価値を感じない限りはコスパは良くないと思います。

Surface Laptop Go 3

12.4インチのコンパクトモバイルノート

Surface Laptop Goは12.4インチのコンパクトなクラムシェル型ノートPCです。画面がくるっとは回転しないクラムシェル型ですが、タッチパネル搭載で使い勝手は良いです。コンパクトで軽いので持ち運びも苦になりません。

先代(Surface Laptop Go 2)では4コアの「Core i5-1135G7」採用だったために処理性能は高くありませんでしたが、CPUには10コアの「Core i5-1235U」採用となり、処理性能が格段に向上しました。ただし、その代わりに価格も格段に上昇し、最安モデルが先代の9万円台から14万円台となってしまったのは残念です。

先代ではメモリとSSDの最低構成が4GB/128GBだったのが、8GB/256GBになったり、指紋認証が最低構成でも搭載されるようになったのも良い点ですが、それを考慮してもさすがに値上がり幅が大きい気がします。

先代はオフィス付きの高品質なモバイルノートを安価に導入したい場合にはおすすめできるモデルでしたが、値上がりによってリーズナブルとも言えたなくなったため、ターゲット層が難しくなった印象のある機種です。

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スペック表
参考価格 109,560円 ~ 160,600円 (税込)
OS Windows 11 Home
CPU Core i5-1235U
RAM 8GB/16GB
(LPDDR5)
SSD 128GB / 256GB
GPU 内蔵
(Iris Xe G7 80EU)
画面 12.4インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 1536×1024
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 メーカー公表値:最大15時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 278x206x15.7 mm
重量 約1.13kg
インターフェース USB Type-Cx1,USB Type-Ax1
生体認証 指紋認証(電源ボタン)
備考


CPUは「Core i5-1235U」の一種類のみです。10コア(2P+8E)で、先代の4コアの「Core i5-1135G7」よりは格段に性能が向上しています。

比較的重めの処理も出来る性能で、軽い処理なら非常に快適です。ただし、高性能コア(Pコア)は2コアのみの、省電力性を重視したCPUなので、重めの処理を前提とするのに適したCPUではないので過信は禁物です。

ディスプレイは、タッチ対応の12.4インチのIPS液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は1536×1024とやや低く、ピクセル密度も148PPIと低めなので、精細なディスプレイという訳ではありません。

ただし、sRGB対応で色域は広めで、Gorilla Glass 3の記載があるため、強度も比較的高いです。安価なノートPCなどと比べると質は高いディスプレイです。

表面は光沢仕様なので好みが分かれると思います。

GPUはCPUに内蔵の「Intel Iris Xe Graphics G7 (80EU)」です。性能は高くはありませんが、動画視聴等には十分な性能です。

また、ゲームも軽いものなら快適にプレイできる他、データ量の少ない簡単な動画編集もある程度行うことができます。とはいえ、高性能とは言えないので、重めのゲームや動画編集を前提とするなら、GeForce等の単体のビデオカードを搭載した機種の検討をおすすめします。

重量は1,13gと軽量です。厚みも15.7mmと薄くコンパクトなので、持ち運びも苦にならないと思います。

バッテリーの駆動時間は、メーカー公表値では最大15時間と長めです。しかし、同じCPUを採用したSurface Pro 9では実際にはWi-Fiテストで7.5時間~8時間程度しか持続せずに優れている訳でなかったので、Surface Laptop Go 3もそこまで良くはない可能性があります。

ただし、USB PDにも対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能ですし、ノートパソコンとしては薄型軽量なのでモバイル性能は低くありません。タッチ対応の点も含め、モバイル性能は高い機種だと思います。

ストレージは128GBか256GBのSSDです。メイン機とするには少ないと思う上、SDカードスロットも標準搭載していないのがやや残念です。

Surface Laptop Go 2は12.4インチの薄型コンパクトでモバイル性能の高さが魅力の機種です。

10コアの「Core i5-1235U」搭載により先代よりも処理性能も格段に向上しており、やや重めの処理にも対応できるようになりました。

価格は約11万円~(2024年3月時点)と安くはないものの、Office標準付属と機体品質の高さを考えれば他のSurfaceよりもコストパフォーマンスは優れていると思います。

ただ、タッチ対応とはいえクラムシェルというスタンダートなノートPCとしては高価な割には、さすがにメモリとストレージ容量が弱すぎます。サイズ的にも、がっつり使うメインというよりはサブ機や持ち運び用の端末だとは思いますが、13インチ台まで許容できるなら、Surface以外でもっと安価で魅力的な機種がたくさんあるので、そこが難しいところ。

Surface Laptop Studio 2

グラボ搭載可能な14.4インチ2in1ノートPC

Surface Laptop Studio 2は14.4インチサイズの2in1ノートPCです。特殊なヒンジを採用しており、画面を手前にスライドさせることができます。その仕様によって、素早くタブレットモードへ移行することができます。

CPUには「Core i7-13700H(14コア)」を搭載し、2 in 1タイプとしては非常に高性能な他、「RTX 4050 / RTX 4060 / RTX 2000 Ada」ビデオカード搭載モデルもあり、該当モデルでは重い動画編集やゲームなども可能となっています。内蔵GPUモデルだとコスパ的に見合わなさすぎる価格なので、ビデオカード搭載機をおすすめしたい機種です。

あらゆる事に一台で対応したい人に最適な、ハイエンド2 in 1 ノートPCとなっています。

ただし、価格は発売時で336,380円~とめちゃくちゃ高価なのがネックです。タイプとしては類似機がない唯一無二の2 in 1 PCなので魅力はありますし、バッテリー駆動時間は長く、画面の強度なども高いので、長期利用も期待できる魅力はありますが、処理性能だけならもっと安価なゲーミングノートやクリエイターノートがたくさんあるので、予算との相談になると思います。

スペック表
価格 336,380円 ~ 582,780円 (税込)
※2023年9月25日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i7-13700H
RAM 16GB / 32GB / 64GB
(LPDDR5X)
SSD 512GB / 1TB
GPU RTX 2000 Ada Generation Laptop
GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4050
Iris Xe G7 96EU(CPU内蔵)
画面 14.4インチ 120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2400×1600
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 内蔵GPU:最大19時間
RTX:最大18時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth 5.3
その他機能 カメラ
サイズ 約 323x230x22 mm
重量 内蔵GPU:1.89kg
RTX:1.98kg
インターフェース USB Type-C(Thunderbolt4)×2
USB Type-A×1
MicroSDXCカードリーダー
生体認証 顔認証
備考


CPUには14コア(6P+8E)の「Core i7-13700H」が搭載されています。ゲーミングPCやクリエイター向けPCによくされるモデルで、モバイル端末向けのCPUとしては非常に高性能です。重い処理もこなすことが出来る性能があります。

その代わり、高負荷時の消費電力は多いため、バッテリー駆動時には少し注意する必要があります。

ディスプレイはタッチ対応の14.4インチです(アスペクト比3:2)。解像度は2400×1600と高めで、リフレッシュレートも最大120Hzで比較的滑らかな映像描写が可能です。

sRGB対応の色域も広めのディスプレイで、Gorilla Glass 5の記載もあり、強度も高いです。全体的に非常に高品質なディスプレイです。

イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思いますし、リフレッシュレートも高いので、ビデオカード搭載モデルではゲームでも使えると思います。

価格を考えれば特段優れている訳ではありませんが、どの方面を見ても弱点となる点がない優れた品質のディスプレイです。

表面は光沢仕様なので好みが分かれると思います。

GPUは、最安値モデルでは「Core i7-13700H」内蔵の「Iris Xe Graphics(96EU)」で、ビデオカード搭載モデルは「GeForce RTX 4050」「GeForce RTX 4060」「RTX 2000 Ada Generation Laptop GPU」の3種類が用意されています。

内蔵GPUモデルでは、軽いゲームやFHD以下くらいの簡単な動画編集程度は行えると思いますが、重いゲームや動画編集はやや厳しいです。最安33万円台のPCで低性能な内蔵GPU搭載というのは明らかにコスパが悪いので、ビデオカード搭載モデルをおすすめします。

ビデオカード搭載モデルの場合は、最低性能の「RTX 4050」でも優れた性能を持っており、重めの動画編集やゲームもそこそこ快適に行えるレベルです。より上位の「RTX 4060」や「RTX A2000 Ada」では更に高い性能となります。

2 in 1タイプのPCでこれだけ高いグラフィック性能を備えた機種は他にほぼないので魅力的です。

重量は内蔵GPU利用モデルは約1.89kg、ビデオカード搭載モデルは約1.98kgとなっています。14.4インチにしては重めの重量で、側面下部には排熱のための通気口が設けられている関係上、厚みも22mmと結構あるので、モバイル性能は低めだと思います。
公称のバッテリー駆動時間は最大18~19時間と長いですが、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
とはいえ、18~19時間というのは他の機種と比べても長いですし、実際のWi-Fiテストでも輝度 150 cd/m²で大体8時間以上持続するので、仕様を考えればやや優れたバッテリー駆動時間だと思いますし、非常に効率に優れたGPUを搭載するため、動画再生などではより優れた性能を発揮するかもしれません

一番少ないモデルでも512GBなので、特に重いデータを保存する前提なければ困ることはないと思います。また、MicroSDカードリーダーを搭載しており、SDカードを補助ストレージとして利用できます。

ただし、最安30万円以上のPCで512GBというのは微妙ではあると思います。

Surface Laptop Studio 2は、画面を手前にスライドさせて素早くタブレットモードに移行できる特殊なヒンジを採用し、非常に高い処理性能を備えた14.4インチと大きめの2 in 1 PCです。

ビデオカード搭載モデルもあり、重い動画編集やゲームなどにも対応することができます。

重量は重めで厚みはあるため、モバイル性能は高いとは言えませんが、重いグラフィック処理も含めた様々な用途にできる万能な機種として魅力があります。

ただし、ネックはやはり価格で、価格は発売時で336,380円の33万円以上とめちゃくちゃ高価です。

しかも、最小構成ではビデオカードが搭載されておらず性能コスパが悪いのでおすすめできず、ビデオカード搭載モデルだと最安約40万円と更に高価になります。

これだけの性能を備えた2 in 1 PCは貴重ですし、長時間バッテリー駆動の万能機種として長期利用を期待することができるので、多少高くても魅力はあるものの、さすがに高価すぎる印象です。

処理性能とコスパではもっと優れたゲーミングノートやクリエイターノートがたくさんあるので、予算が潤沢なので、高くても良いから万能で優れた機種が欲しいという人向けのハイエンドノートPCです。

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