Microsoft Surface 最新モデルまとめ【2023年最新版】

Microsoft Surfaceシリーズの最新モデルの仕様や特徴のまとめ記事です。ただし、旧モデル化していても、Microsoft公式のSurface紹介ページに記載されており、まだ販売が継続しているモデルについては記載しています。

また、対象はノートPCやタブレットとしているため、2画面折りたたみスマホのSurface Duoや、大型ディスプレイの一体型デスクトップPCのSurface Studioなども存在しますが、それらは別枠の製品として記載しておりませんのでご了承ください。

注意
  • 本記事の内容は記事更新時点(2023年9月25日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。
  • 掲載しているモデルは記事更新時点での最新モデルのみです。また、掲載の価格は公式のMicrosoft Storeにて記事更新時に確認したものとなります。他ショップやキャンペーン・セール中にはもっとお得に購入出来る事もあるので、参考までにご覧ください。

Surface特徴解説

全モデルの簡易比較表

Surfaceシリーズの最新モデルの簡易比較表です(2023年9月25日時点)。表には記載していませんが、全モデル「Microsoft Office Home and Business」が標準付属しています(法人・教育機関モデルでは無くなるので注意)。一部旧世代化したばかりのモデル等は最新モデルでなくても掲載している場合があります。

また、一部モデルでは法人・教育機関モデルでは仕様が微妙に違うことがありますが、主にセキュリティや管理機能の差によるもので性能は変わらないことが多いので、割愛させていただいています。

掲載の価格は公式ストアにおける通常価格となっていますが、Surfaceは学割もある他、セールやキャンペーンも多いため、実際にはもう少し安く買える可能性も高いので、その点も一応考慮に入れてご覧いただくと良いかと思います。

Surface Pro 9
(Intel)

Surface Pro 9
(5G/Arm)

Surface Pro 8

Surface Laptop Go 2

Surface Go 3

Surface Laptop 5
13.5インチ

Surface Laptop 5
15インチ

Surface Laptop
Studio

2in1タイプ セパレート セパレート セパレート クラムシェル クラムシェル セパレート クラムシェル クラムシェル 画面が手前に
スライド
画面が手前に
スライド
価格* ¥162,580~
¥391,380
¥216,480~ ¥121,880~
¥293,480
¥142,780~
¥173,580
¥96,580~
¥122,980
¥65,780~
¥107,580
¥132,780~
¥237,690
¥171,810~
¥321,083
¥336,380~
¥582,780
¥160,380~
¥346,280
CPU Core i7-1255U
Core i5-1235U
Microsoft SQ3 Core i7-1185G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
(Core i3は法人等向け)
Core i5-1235U Core i5-1135G7 Core i3-10110Y
Pentium Gold 6500Y
Core i7-1255U
Core i5-1235U
Core i7-1255U Core i7-13700H Core i7-11370H
Core i5-11300H
メモリ 8GB/16GB/32GB
LPDDR5
8GB / 16GB
LPDDR4X
8GB/16GB/32GB
LPDDR4X
8GB / 16GB
LPDDR5
4GB / 8GB
LPDDR4X
4GB / 8GB 8GB/16GB/32GB
LPDDR5X
8GB/16GB/32GB
LPDDR5X
16GB/32GB/64GB
LPDDR5X
16GB / 32GB
LPDDR4X
ストレージ
(SSD)
1TB
512GB
256GB
128GB
512GB
256GB
128GB
1TB
512GB
256GB
128GB
256GB 256GB
128GB
128GB
eMMC:64GB
1TB
512GB
256GB
1TB
512GB
256GB
512GB/1TB 2TB
1TB
512GB
256GB
GPU Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
Adreno 8CX Gen 3 Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
UHD Xe 48EU
Iris Xe G7 80EU Iris Xe G7 80EU UHD 615 Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
Iris Xe G7 96EU Iris Xe G7 80EU
RTX 4050
RTX 4060
RTX 2000 Ada
Iris Xe G7 80EU
RTX 3050 Ti
画面 13インチ 120Hz
2880×1920
タッチ対応
13インチ 120Hz
2880×1920
タッチ対応
13インチ 120Hz
2880×1920
タッチ対応
12.4インチ
1536×1024
タッチ対応
12.4インチ
1536×1024
タッチ対応
10.5インチ
1920×1280
タッチ対応
13.5インチ
2256×1504
タッチ対応
15インチ
2496×1664
タッチ対応
14.4インチ 120Hz
2400×1600
タッチ対応
14.4インチ 120Hz
2400×1600
タッチ対応
無線 Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.1
Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.1
5G
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
5G(法人等向け)
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.0
LTE(一部モデル)
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.3
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
バッテリー
駆動時間*
15.5時間 19時間 16時間 15時間 13.5時間 11時間 18時間 17時間 内蔵GPU:19時間
RTX:18時間
i5:19時間
i7:18時間
重量 879g 878g 889g 1.13kg 1,127g Wi-Fi:544g
LTE:553g
1,272g~1,297g 1,560g 内蔵GPU:1.89kg
RTX:1.98kg
 i5:1742.9g
 i7:1820.2g
※価格は2023年9月25日時点のMicrosoft Storeの税込み価格。
※バッテリー駆動時間はMicrosoft基準の通常のデバイス使用による最長時間。

Surfaceシリーズ共通仕様まとめ

上述の仕様まとめを見れば分かることではありますが、Surfaceシリーズでは、他PCでは当たり前ではない共通の仕様がいくつかあります。一応分けて触れておきます。Surfaceシリーズは全体的に高価で、CPUやメモリ等の基本仕様から見たコスパは悪く見えますが、下記のような仕様が用途と合っている場合には意外とコスパが良いこともあります。

全モデルタッチパネル搭載

Surfaceシリーズは、全モデルがタッチパネルを搭載しています。操作にマウスやタッチパッドが必須ではありません。他PCではタッチパネル採用率の低いクラムシェル型(普通のノートパソコン)でもタッチパネルが搭載されています。

Microsoft Officeが標準で付属

Surfaceシリーズでは、全モデルでMicrosoft Office Home and Business が標準で付属しています。同じメーカーのソフトなので、実質的なコストは0で導入している形です。ただし、当然その分価格はやや加算されている印象です。

また、一般の方は基本的に購入できませんが、Surfaceには法人・教育機関向けモデルがあり、こちらではOfficeが付属されません。包括ライセンス契約などをしている法人や教育機関では、該当機関に所属する人は無料でOfficeを利用できる場合があるためです。その分価格が少し安くなっています。また、法人・教育機関向けモデルではOSもHome版からPro版へと変更されています。余談ですが、個人事業主なら法人モデルを購入できるという話もあるので、気になる方は調べて見ると良いかもしれません。

ディスプレイが3:2で品質が良い

Surfaceシリーズのディスプレイのアスペクト比(縦横比)は、「3:2」となっています。2023年現在、一般的なノートPCやタブレットの縦横比(アスペクト比)は「16:9」や「16:10」の横ワイド画面ですが、Surfaceはやや縦方向の割合が長いため、縦に長いページで利用する際に便利です。使用の仕方にもよると思いますが、文書やWebページ等は縦長の方が一度に見える領域が広いことが多いため、それを意識したものと思われます。ビジネス用途でも役立つことが多い仕様だと思います。

また、解像度も一般的なノートPCやタブレットより全体的に高めになっている事が多くて繊細な描写が可能な他、色域も広いです。価格を重視したGoモデルでは控えめですが、ディスプレイの品質はこだわりが見られます。

公式のMicrosoft Storeでは学割があり、通常価格よりも少し安く購入することができます。対象は学生、保護者、教職員となっています。対象の方は是非チェックしてみてください。

ただし、他の割引とは併用が不可能な場合が基本で、通常割引やキャンペーン等と比べて大きくお得になるとも限らないので、学生割適用外の方の方が常に不利という訳でもないです。学割対象の人はいつでもセール価格で買える感じだと思います。

参考 学生割引のご契約条件Microsoft Store

各モデルの特徴解説

Surface Pro 9 (Intel)

第12世代Core搭載の13インチの2in1タブレット

Surface Pro 9(Intel)は13インチサイズのタブレットPCです。本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できる汎用性の高さが魅力です。Surfaceシリーズの中でも特に人気が高いモデルです。

Pro 9ではCPUが前世代の第11世代Coreから第12世代Coreへとアップグレードされました。前世代では4コア8スレッド(Core i5以降)だったのが、10コア12スレッドとなり、コア数が大幅に増えたためマルチスレッド性能が大幅に向上しました。

CPU以外も微妙な違いはあるものの、機体は同じものなので、CPUが更新されWi-Fi 6Eに対応した以外はPro 8からほぼ据え置きといった仕様になっています。

CPUについてですが、従来の高性能コア(Pコア)は2コアだけになり、省スペース化と低消費電力動作に特化している代わりに性能や電力効率ではやや劣るEコアを8個搭載する仕様となっている点に注意です。この仕様によって、CPU全体としての電力効率は前世代から向上とは言い切れないレベルになっており、実際バッテリー持続時間もほぼ変わりません。そのため、重い処理を行わない場合には在庫処分価格となったPro 8の方がコスパが良い可能性がある点は留意しておくと良いかもしれません。

また、Surface Slim Pen 2を使用することで、触覚フィードバック機能を利用することができる珍しい機能を備えています。クリエイターの中には嬉しい人が居るかもしれません。

スペック表
参考価格 162,580円 ~ 391,380円 (税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home
CPU
Core i7-1255U
Core i5-1235U
RAM 8GB / 16GB /32GB
(LPDDR5)
SSD 1TB / 512GB / 256GB / 128GB
GPU Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
画面 13インチ 最大120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2880×1920
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 公表値:最大15.5時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 287x208x9.3 mm
重量 約879g
インターフェース USB Type-C(USB4.0/Thunderbolt4対応) x 2
生体認証 顔認証
備考
キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


CPUには「Core i5-1235U」もしくは「Core i7-1255U」が採用されており、タブレットとしては非常に高い処理性能を持ちます。

また、どちらも10コア(2P+8E)のCPUとなっており、Core i5とCore i7のどちらでもCPU性能は大して変わりません(後述のGPU性能は少しCore i7の方が高性能)。

比較的重めの処理にも対応できる性能となっており、軽い処理なら非常に快適に行うことができます。ただし、高性能コア(Pコア)は2コアのみの省電力性を重視したCPUとなっているため、重めの処理を前提とするには向かないCPUではある点に注意です。

ディスプレイは、タッチ対応の13インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と高く、ピクセル密度は267PPIと高くなっているため、繊細な画像表示が可能です。リフレッシュレート(最大fps)は最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能な他、色域も広めで、Gorilla Glass 5の記載もあるので強度も高いです。どの面を見ても品質の高いディスプレイです。イラスト制作等などのクリエイティブな用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットでは聞いたことのない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

GPUはCPU内蔵です。Core i5では「Iris Xe Graphics G7 80EU」、Core i7では「Iris Xe Graphics G7 96EU」となっており、EUというのが実行ユニット数を表しますが、Core i7の方が少し多いため、処理性能が少し高いです。

軽いゲームやFHD以下のデータ量の少ない簡単な動画編集なら快適に行えると思いますが、重いゲームやデータ量の多い動画・画像編集をするにはやはり性能不足感が否めません。

上記のような用途で使いたいなら、別の外部GPUを搭載したPCを検討することをおすすめします。

Surface Pro 9は、13インチで重量は879gです(本体のみ)。重量とサイズ的には持ち運びも苦ではないと思いますが、サイズの割にはやや重い方です。手で持って使うのはやや辛い重量だと思います。iPad Pro 12.9インチ(第6世代)だと約682gだったりします。

ただし、タイプカバーは約280gと軽量で、本体との合計重量は約1,159gです。タイプカバー搭載で13インチのノートPCとしては捉えるなら、やや軽量な部類になります。

バッテリー駆動時間は、一般的な使用方法を意識した測定でメーカー公表値最大15.5時間です。

ですが、これはスタンバイ時間を含むので、実際には特別優れている訳ではなく、輝度150 cd/m²のWi-Fiテストで大体7時間半~8時間程度と言われています。平均かやや短めといった具合です。
ただし、ノートパソコンよりは薄型軽量で、USB Type-Cから充電することが可能なため、ACアダプターの持ち歩きが必須ではないのでモバイル性能は低くないです。

総合的に見て、手で持って使うには重いためタブレットとしてはやや劣る汎用性ですが、PCに近い形の使い方を想定した場合のモバイル性能は優れている方だと思います。

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。ただし、最低の128GBだとやや物足りない感はあります。

また残念なことに、Pro 9ではmicro SDカードスロットが搭載していないので、補助容量を用意するのも難しいです。USB Type-Aポートもないので、一般的なUSBメモリも使いづらく、物理ストレージでの容量確保は全般的に難しいです。クラウドなどを上手く活用することが推奨されている感じだと思います。クリエイターの方や、容量を多く使いたい方は留意しておきましょう。

ただし、一応本体搭載のSSDは割と簡単に個人で交換できる仕様になったそうです(ただし、恐らく保証の範囲外になる)。M.2のType2230というメジャーでない規格となりますが、出来るだけ安くSSD容量を増やしたいという方は交換を検討しても良いかもしれません。

Surface Pro 9は、タブレットにしては優れた処理性能と非常に優れたディスプレイで、タイプカバーを利用すればPCのようなスタイルでも使える、13インチと大型の2 in 1タブレットです。

タイプカバーは別売りですが、無段階調整のキックスタンドは本体に付属しています。ディスプレイ性能の高さも相まって、特にイラストなどのクリエイティブ用途では非常に使いやすいと思います。そうでなくても、高いグラフィック性能を要する処理でなければ、様々な使い方に適用できる、非常に汎用性が高いのが魅力の機種です。

ただし、ネックはやはり価格です。最安でも10万円台後半からという価格に加え、タイプカバーを導入するには更に費用が必要になります。Office標準付属の点を考えれば、Officeが必要な人にとってはコスパは少し改善はするものの、やはり処理性能コスパは全体で見ると悪いのは確かなので、購入は予算と相談する必要があると思います。

Surface Pro 9 (5G/Arm)

5G対応の13インチの2in1タブレット

Surface Pro 9(5G)は13インチサイズのタブレットPCです。NanoSIMおよびeSIMによるモバイル回線の5Gに対応しており、Wi-Fiなどに頼らずネット利用することができます。この5Gモデルは、従来のSurface Pro XがPro 9へと統合された形になっています。

本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できる汎用性の高さが魅力のモデルです。

プロセッサには「Microsoft SQ3」が採用されています。これは「Snapdragon 8cx Gen 3」と同様のものと言われており、一般的なWindows機ものとは異なるスマホ等に採用されるタイプのArmアーキテクチャのSoCとなっている点に注意が必要です。この設計の関係で一部のアプリケーションがネイティブでは利用できません(x64系のみ対応のアプリ)。x64系アプリは現在のWindowsでは主流なので、使えるアプリは結構制限されてしまうので事前に自分が使うアプリの対応状況を調べておく必要があります。また、その処理性能は先代機搭載の「Microsoft SQ1 / SQ2」よりも大きく向上しているものの、Intelモデルの「Core i5-1235U / Core i7-1255U」と比べると圧倒的に低い点も注意です。

ただし、Armアーキテクチャの最新SoC搭載なので、省電力性と電力効率は非常に優れており、バッテリー持続時間が公称で最大19時間と非常に長いのはメリットです。

また、Intelモデルと同様にSurface Slim Pen 2を使用することで、触覚フィードバック機能を利用することができる珍しい機能を備えています。クリエイターの中には嬉しい人が居るかもしれません。

Intelモデルのような、様々な環境や用途への対応はなく汎用性は劣りますが、大型のAndroidタブレットやiPadとして捉えるなら優れたものになっていると思います。

ただし、発売時で最安21万円台という価格はさすがに高価で、Pro 9のCore i5モデルにも処理性能は格段に劣る上に、ArmアーキテクチャというWindowsではやや致命的な汎用性の弱点もあります。そのため、コスパではPro 9の方が間違いなく圧倒的に上なので、どうしてもモバイル回線を使用したい場合か、Arm対応アプリしか基本使わない人でバッテリー性能を最も重視する人以外にはおすすめしにくい製品だと思います。

スペック表
参考価格 216,480円 ~(税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home ARM
CPU Microsoft SQ3
RAM 8GB / 16GB
(LPDDR4x)
SSD 512GB / 256GB / 128GB
GPU Adreno 8CX Gen 3
画面 13インチ 最大120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2880×1920
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 公表値:最大19時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth 5.1
5G
その他機能 カメラ
サイズ 約 287x208x9.3 mm
重量 約878g(Sub6)
インターフェース USB Type-C(USB4.0/Thunderbolt4対応) x 2
生体認証 顔認証
備考
キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


プロセッサは「Microsoft SQ3」の1種類のみとなっています。これは「Snapdragon 8CX Gen 3」と同様のものと言われています。Armアーキテクチャ対応のSoCとしては2022年10月時点では最上位のハイエンドSoCとなっており、タブレット端末としては高性能です。

性能は「Microsoft SQ2」から大幅に向上しており、スマホで行うような軽い処理なら非常に快適にこなすことができます。

ただし、WindowsノートPCに搭載されるようなCPUと比較すると高性能とは言えない点には注意です。Intelモデルの「Core i5-1235U / Core i7-1255U」と比べると、ベンチマークでは1.5倍~2倍ほどIntelモデルの方が優秀な結果となっており、明らかに劣ります。価格も安い訳ではないので、処理性能コスパ重視ならIntelモデルの方がおすすめです。

ただし、こちらの方が消費電力の少なさや効率面では上回っているため、重い処理を行わない前提で、バッテリー駆動時間の方を重視したいならこちらのArm版の方が優れている可能性もあります。

Intel CPU版とほぼ同じです。一応、「Dolby Vision IQ対応」「自動カラーマネジメント対応」の記述が消え、動的リフレッシュレート対応ではなくなっている点では違いがありますが、基本的にはあまり重視はされない項目だと思います。

タッチ対応の13インチの液晶ディスプレイです(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と高く、ピクセル密度は267PPIと高くなっているため、繊細な画像表示が可能です。リフレッシュレート(最大fps)は最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能な他、色域も広めで、Gorilla Glass 5の記載もあるので強度も高いです。どの面を見ても品質の高いディスプレイです。イラスト制作等などのクリエイティブな用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットでは聞いたことのない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

GPUはCPU内蔵です。「Adreno 8CX Gen 3」と記載されていますが、「Snapdragon 8cx Gen 3」搭載の「Adreno 690」と同様のものと言われています。

先代の「Surface Pro X」の頃よりはGPU性能も大幅に向上しており、タブレットで行う一般的なグラフィック処理や軽いゲームは快適に行える性能があります。イラスト関連の処理も快適だと思います。

ただし、やはりIntelモデルと比べるとGPUも大幅に劣る性能となっている上、Armアーキテクチャという点で高度なグラフィックソフトを存分に使えないケースも考えられますので、動画編集など重いグラフィック処理には基本的には向かないと思います。処理性能コスパを考えるならやはりIntelモデルの方が上です。

とはいえ、GPU性能もArmアーキテクチャのものとしてはハイエンドなので、スマホで行うような処理なら非常に快適で、消費電力や効率ではこちらが上回っていると思われるので、重い処理を基本行わずにバッテリー性能を重視するなら逆に優れている可能性もあります。

Surface Pro 9(SQ3版)は、13インチで重量は878gです(本体のみ)。重量とサイズ的には持ち運びも苦ではないと思いますが、サイズの割にはやや重い方です。手で持って使うのはやや辛い重量だと思います。iPad Pro 12.9インチ(第6世代)だと約682gだったりします。

ただし、タイプカバーは約280gと軽量で、本体との合計重量は約1,158gです。タイプカバー搭載で13インチのノートPCとしては捉えるなら、やや軽量な部類になります。

駆動時間は一般的な使用方法を意識した測定でメーカー公表値最大19時間です。バッテリーは容量が47.7Whとサイズの割に少ないながら、優れたバッテリー駆動時間です。Armアーキテクチャの恩恵はやはり確かにあるようです。
また、USB Type-Cから充電することが可能なため、ACアダプターの持ち歩きが必須ではありません。

手で持って使うには重い点は注意ですが、このサイズのWindowsタブレットとしては非常に優れたバッテリー性能を持つため、PCに近い形の使い方を想定した場合のモバイル性能は優れていると思います。

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。ただし、最低の128GBだとやや物足りない感はあります。

また残念なことに、Pro 9ではmicro SDカードスロットが搭載していないので、補助容量を用意するのも難しいです。USB Type-Aポートもないので、一般的なUSBメモリも使いづらく、物理ストレージでの容量確保は全般的に難しいです。クラウドなどを上手く活用することが推奨されている感じだと思います。クリエイターの方や、容量を多く使いたい方は留意しておきましょう。

ただし、一応本体搭載のSSDは割と簡単に個人で交換できる仕様になったそうです(ただし、恐らく保証の範囲外になる)。M.2のType2230というメジャーでない規格となりますが、出来るだけ安くSSD容量を増やしたいという方は交換を検討しても良いかもしれません。

Surface Pro 9 Arm版は、5Gのモバイル回線に対応しつつ、非常に優れたディスプレイ性能とバッテリー駆動時間の良さが魅力の機種です。持ち運びを頻繁に行う人に適した機種と言えると思います。

ただし、処理性能と性能コスパがIntel CPU版よりも大幅に劣っている点はやはりネックです。また、WindowsでのArmアーキテクチャのSoCの稼働も、現状ではやや不安が残る点ではあるため、総合的に見てIntel CPU版の方が正直無難な選択だとは思います。

Arm版を選ぶのは、性能の大きな差よりもモバイル回線対応やバッテリー駆動時間を優先する場合に限られると思います。

旧モデル:Surface Pro X(LTE対応)

Surface Pro X【旧モデル】

薄型軽量なLTE対応の2in1タブレット(Wi-Fiモデルも追加)

Surface Pro Xは13インチサイズのLTE対応のタブレットPCです(Wi-Fiのみ対応モデルも後に追加されました)。本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。

プロセッサに一般的なWindows機ものとは異なる、スマホ等に採用されるタイプのArmアーキテクチャのSoCが採用されています。このSoCの設計の関係で一部のアプリケーションがネイティブでは利用できません(x64系アプリ)。x64系アプリは現在のWindowsでは主流なので、使えるアプリはかなり制限されます。また、処理性能も価格の割には低く、重い処理は厳しめです。全ての作業をブラウザ上やOfficeソフトでカバーできる人のみに適している仕様だと思います。

その代わり、SoCが省電力性に非常に優れるため、バッテリー容量は少なめながらも駆動時間は公称15時間と長めです。更に、重量も約774gと13インチタブレットとしては軽く、厚さも7.3mmと薄いため、サイズの割にはモバイル性能は優れたタブレットだと思います。

総合的には手を出し辛い製品だと思いますが、正直あまり人気の出なかったモデルであり、発売当初よりも値下がりしている点は注目です。その上、Surface Pro 9で新モデルの登場が発表されたこともあり、更に在庫処分価格になる可能性もあります。

SoCとアーキテクチャがネックではありますが、機体性能は非常に優れているので、価格次第ではデメリットを考えても魅力的に見える可能性があります。在庫処分の時期には価格動向に注意したい製品です。

スペック表
参考価格 125,180円 – 197,780円 (税込)
※2023年4月12日時点
OS Windows 10 Home (Arm)
Windows 11 Home (Arm)
CPU Microsoft SQ1
Microsoft SQ2
RAM 8GB / 16GB
(LPDDR4X)
SSD 128GB / 256GB / 512GB
GPU 内蔵
(Adreno 685,690)
画面 13インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2880×1920
Office Microsoft Office Home and Business 2019
バッテリー持続時間 メーカー公表値:15時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac
LTE
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 287x208x7.3 mm
重量 約774kg(タイプカバー除く)
インターフェース USB Type-Cx2,nano SIM×1
生体認証 顔認証
備考 タイプカバーは別売り

処理性能(CPU)

SoC(CPUはSoCの一部)は、旧モデルでは「Microsoft SQ1」、リニューアルモデルでは「Microsoft SQ2」が採用されています。二つの違いは明らかにはされていませんが、処理性能的にはクロックの違いだけのようです。劇的な性能差はないようです。主にスマホ用として採用されるSoCの「Snapdragon」で有名なQualcomm(クアルコム)とMicrosoftが共同で開発したSoCです。有名な一般的なWindows機に採用されるCPUとは異なるArmアーキテクチャベースのものとなります。

少し複雑なので始めにまとめて処理性能について要約しておくと、処理性能は価格の割には低く、軽作業であればこなせる性能はありますが、重い処理は厳しめです。

設計の関係で、x64(Windows向けの64ビット)アプリは動作させることができません(追記:2020年末のアップデートにてエミュレーション動作が可能になるようです。ただし、エミュレーション動作のためパフォーマンスは低下します)。x32(Windows向けの32ビット)アプリは動作させることができますが、Windowsのエミュレーション動作となるため、パフォーマンスが低下します。ARM系の64ビットアプリは本来の性能で動作しますが、Windowsでの対応アプリは現状では非常に少ないです。

処理性能については、x86系アプリ(Windows向けの32ビットアプリ)はエミュレーション動作となるためパフォーマンスが低下します。その影響もあり、x86での処理性能は「Core m3-8100Y」より少し上くらいで、価格の割にはかなり低いです。オフィス作業やWeb閲覧程度はこなせますが、重い処理は厳しめです。

ARM系の64ビットアプリでは本来の性能を発揮できますが、それでも最新のCore i5(TDP15W)未満の性能なので、性能自体は価格の割には低いです。また、現在のWindows 10では対応アプリは非常に少ないため、活用できる場面は少ないです。

ディスプレイ

ディスプレイは、タッチ対応の13インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と非常に高く、繊細な画像表示が可能です。色域も広く、品質の高いディスプレイです。

イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思いますが、SoC設計の関係で使えるソフトに制限があるので、専門的なソフトを使う用途ではシステム的におすすめし辛いです。また、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

処理性能(GPU)

SoCに搭載されているGPUを利用します。SQ1だと「Adreno 685」、SQ2だと「Adreno 690」です。二つの違いは明らかにはされていませんが、690だと少しクロックが上がっているだけという推測が有力っぽいです。そのため、性能に劇的な違いはありません。

どちらも性能は非常に低く、非常に軽いゲームや動画視聴程度なら問題なく行えると思いますが、少しでも重いグラフィック処理となると厳しくなってくると思います。

モバイル性能

タブレット本体が約774gです。13インチながら12.3インチのSurface Pro 7とほぼ同じ重量で、軽量です。厚さも7.3mmと薄く見た目もスリムでかっこいいです。

省電力なArmアーキテクチャのOSとSoCのおかげで消費電力は少ないですが、バッテリー容量が約38Whとサイズを考えるとかなり少ないので、バッテリー駆動時間はやや短めです。ただし、サイズの割には形状でUSB PDにも対応しており、ACアダプターの持ち歩きが必須ではないのは良いです。

ストレージ

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており高速です。最低の128GBだとやや物足りない感があります。

ほぼOfficeやブラウザ上での作業しかしない(というかできない)と思われるので、困ることは少ないと思いますが、SDカードスロットを標準搭載していないので注意してください。最低の128GBモデルで補助容量としてSDカードを使うことはできません。


Surface Pro 8

13インチの2in1タブレット(旧)

Surface Pro 8は13インチサイズのタブレットPCです。Surface Pro 9の登場によって旧世代となりますが、機体は基本同じものとなっており、在庫処分価格では十分選択肢に入るので、とりあえず継続して掲載です。ただし、2023年4月時点では品薄気味になっています。

本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できます。Surfaceシリーズの中でも特に人気が高いモデルです。

また、Surface Slim Pen 2を使用することで、触覚フィードバック機能を利用することができる珍しい機能を備えています。クリエイターの中には嬉しい人が居るかもしれません。

スペック表
参考価格 121,880円 ~ 293,480円 (税込)
※2022年10月18日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i7-1185G7
Core i5-1135G7
Core i3-1115G4(Core i3は企業等限定)
RAM 8GB / 16GB /32GB
(LPDDR4X)
SSD 1TB / 512GB / 256GB / 128GB
GPU Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
UHD Xe G4 48EU
画面 13インチ 最大120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2880×1920
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 公表値:最大16時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
5G対応(法人等のみ)
その他機能 カメラ
サイズ 約 287x208x9.3 mm
重量 約889g
インターフェース USB Type-C(USB4.0/Thunderbolt4対応) x 2
生体認証 顔認証
備考 キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


CPUにはIntelの第11世代プロセッサが採用されています。個人向けモデルでは「Core i5-1135G7」もしくは「Core i7-1185G7」が搭載されています。タブレット端末としては高い処理性能で、軽い処理などは快適に行える性能ですが、2023年現在ではノートPCとしては低性能な部類なので、重い処理にはやや向きません。

Core i5とCore i7はどちらも4コアなっており、コア・スレッド数が変わらないため、実はどちらもCPUとしての処理性能は大差はありません(後述のGPU性能では少し差があります)。

また、法人向けモデルでは「Core i3-1115G4」や「Core i5-1145G7」搭載モデルもあります。

ディスプレイはSurface Pro 9とほぼ変わらないです。タッチ対応の13インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2880×1920と高く、ピクセル密度は267PPIと高くなっているため、繊細な画像表示が可能です。リフレッシュレート(最大fps)は最大120Hzとなっており、映像を滑らかに表示することが可能な他、色域も広めです。Surface Pro 9にはGorilla Glassの表記は見当たらないものの、全体的に品質の高いディスプレイです。イラスト制作等などのクリエイティブな用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

また、厳密にはディスプレイ自体の機能ではないと思いますが、Surface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用することができます。他のタブレットでは聞いたことのない機能で、イラストなどで利用する人には嬉しいかもしれません。

GPUはCPU内蔵です。Core i5では「Iris Xe Graphics G7 80EU」、Core i7では「Iris Xe Graphics G7 96EU」となっています。EUというのが実行ユニット数を表しますが、Core i7の方が少し多いため、処理性能が少し高いです。また、法人モデル限定のCore i3では64EUとなるため性能がやや低いです。

軽いゲームやFHD以下のデータ量の少ない簡単な動画編集なら快適に行えると思いますが、重いゲームやデータ量の多い動画・画像編集をするにはやはり性能不足感が否めません。

上記のような用途で使いたいなら、別の外部GPUを搭載したPCを検討することをおすすめします。

Surface Pro 8は、13インチで重量は891gです(本体のみ)。重量とサイズ的には持ち運びも苦ではないと思いますが、サイズの割にはやや重い方です。手で持って使うのはやや辛い重量だと思います。iPad Pro 12.9インチ(第6世代)だと約682gだったりします。

ただし、タイプカバーは約280gと軽量で、本体との合計重量は約1,171gです。タイプカバー搭載で13インチのノートPCとしては捉えるなら、やや軽量な部類になります。

バッテリー駆動時間は、一般的な使用方法を意識した測定でメーカー公表値最大16時間です。一見優れているようにも見えますが、これはスタンバイ時間を含むため、実際には特別良くありません。実際には輝度150 cd/m²のWi-Fiテストで大体7時間半~8時間程度となっており、平均かやや短めの駆動時間です。
ただし、ノートパソコンよりは薄型軽量で、USB Type-Cから充電することも可能なため、モバイル性能は低くありません。

総合的に見て、手で持って使うには重いためタブレットとしてはやや劣る汎用性ですが、PCに近い形の使い方を想定した場合のモバイル性能は優れていると思います。

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。ただし、最低の128GBだとやや物足りない感はあります。

また残念なことに、Pro 9ではmicro SDカードスロットが搭載していないので、補助容量を用意するのも難しいです。USB Type-Aポートもないので、一般的なUSBメモリも使いづらく、物理ストレージでの容量確保は全般的に難しいです。クラウドなどを上手く活用することが推奨されている感じだと思います。クリエイターの方や、容量を多く使いたい方は留意しておきましょう。

ただし、一応本体搭載のSSDは割と簡単に個人で交換できる仕様になったそうです(ただし、恐らく保証の範囲外になる)。M.2のType2230というメジャーでない規格となりますが、出来るだけ安くSSD容量を増やしたいという方は交換を検討しても良いかもしれません。

Surface Pro 8は、後継機のPro 9と比べると処理性能が大幅に劣るのが気になります。

ただし、CPU以外の面はPro 9とほぼ同じで非常に高品質ですし、CPUも軽作業には十分な性能はありますし、グラフィック性能は大差ありません。旧モデル機ということもあり、在庫処分の大幅な値下げも期待できると思うので、高い処理性能を必要としない人は注目しておく価値があるかもしれない機種です。

旧モデル:Surface Pro 7+

Surface Pro 7+【旧モデル】

中身はほぼPro 8と同じ2in1タブレット(旧モデル)

Surface Pro 7+は、中身は Pro 8 に近い12.3インチの2 in 1タブレットです。シャーシ(パーツを収めた外装部)がPro 7と同じものなので、Pro 7+というモデル名になっていると思われます。Pro 8に近い優れた性能を持ちつつ、同じCPU、メモリ、ストレージ構成で安いのが魅力です。ただし、2023年4月時点では品薄気味になっています。

外見およびサイズ等以外でPro 8と違う点は、主にディスプレイ仕様とインターフェースです。

ディスプレイは精細さは変わらないものの、Pro 8の方が13インチと少し大きい他、リフレッシュレートが120Hzと増加しており滑らかな映像表示が可能になっている点が異なります。また、ベゼル幅もPro 8の方が狭くスタイリッシュです。

インターフェースでは、Pro 8では廃止されているUSB Type-AポートとSDカードリーダーが搭載されている点が異なります。Type-Cポートは一つしかないですが、個人的にはインターフェース類はPro 7+の方が使いやすいと思います。また、Pro 8ではThunderbolt4に対応していますが、Pro 7+では対応していない点も異なります。

公式のスペック表にはCore i3モデルの記載もありますが、確認時点(2022年6月8日)ではCore i5モデルしか販売されていないようです。そのため、Core i5 / 8GB /128GB のモデルのみというシンプルな構成となっています。

スペック表
参考価格 Core i5:105,800円 ~(税込)
※2023年4月12日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i5-1135G7
Core i3-1115G4
RAM 8GB
(LPDDR4X)
SSD 128GB
GPU Iris Xe G7 80EU
画面 12.3インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2736×1824
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 公表値:最大15時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 292x201x8.5 mm
重量 約770g
インターフェース USB Type-Ax1,USB Type-Cx1
SDカードスロット
生体認証 顔認証
備考 キックスタンド付き
タイプカバーは別売り

処理性能(CPU)

CPUにはIntelの第11世代プロセッサ(Tiger Lake)の「Core i5-1135G7」か「Core i3-1115G4」が採用されています。ただし、Core i3モデルは流通量が少なく、公式ストアでは販売が行われておらず、量販店等の販売店限定となっています(2022年6月時点)。価格はCore i3モデルの方が約15,000円ほど安くなっていますが、実質的にはCore i5モデルのみと考えた方が良いです。

「Core i5-1135G7」は4コア8スレッドCPUで、タブレット端末としては高い処理性能です。軽い処理などは快適に行える性能で、やや重めの処理もいけるくらいの性能ですが、4コアとコア数は多くない上、本体も薄型で排熱に優れているとはいえないので、重い処理を頻繁にするには向きません。

「Core i3-1115G4」は2コア4スレッドCPUで、タブレット端末としては高い処理性能ですが、高性能とはいえない性能です。軽い処理は快適に行うことが可能で、オフィス作業やWeb閲覧程度なら十分な性能ですが、コア数が少ないため、処理が多数重なると動作遅くなる可能性があります。

ディスプレイ

ディスプレイは、タッチ対応の12.3インチの液晶です。解像度は2736×1824と高く、繊細な画像表示が可能です。色域も広く、品質の非常に高いディスプレイです。Pro 8と精細さは同じです。

イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面は光沢ありなので好みが分かれると思います。

ただし、Pro 8よりベゼル幅が厚く、2022年発売の高級タブレットとしてはやや野暮ったさを感じます。また、Pro 8では最大120Hz表示が可能で、映像を滑らかに表示することが可能ですが、このPro 7+では120Hzには対応していない点に注意です。

ディスプレイ性能は非常に高く、Pro 8と比べてキレイさや精細さはほぼ変わりませんが、大きさやベゼル幅、リフレッシュレートで少し劣ります。

また、Pro 8ではSurface Slim Pen 2を利用することで触覚フィードバック機能を利用できますが、Pro 7+は対応機種に記載がないので恐らく利用できません(要確認)。そこを重視している人はあまり居ないとは思いますが、気になっている人は留意してください。

処理性能(GPU)

GPUはCPU内蔵です。Core i5では「Iris Xe Graphics G7 80EU」、Core i3では「Intel UHD Graphics(Xe 48EU)」となっています。Core i5の方が高性能ですが、重い処理が出来るほどの性能ではないので、どちらも使用感的には大差はないのかなと思います。

前世代よりも性能が大幅に向上したため、データ量の少ない簡単な動画編集等や画像編集(FHD以下程度)なら割と快適に行えると思います。とはいえ、やはりGeForce GTXやRTX等の単体のビデオカードと比べると性能は圧倒的に低いため、重いグラフィック処理をする用の端末ではありません。

モバイル性能

画面サイズが12.3インチの770gの端末です。軽量で持ち運びも普通にできるレベルです。ただし、サイズの割には若干重い方だと思います。iPad Pro 12.9インチ 第4世代だと約641gだったりします(iPadが軽いと言った方が良いかもしれませんが)。

バッテリー駆動時間は、一般的な使用方法を意識した測定でメーカー公表値最大15時間です。Pro 7の10.5時間から大幅に向上しました。優れたバッテリー駆動時間だと思います。また、USB Type-Cから充電することができるため、ACアダプターの持ち運ぶが必須ではありません。

総合的に見て、優れたバッテリー性能で重量も軽量なので、モバイル性能は優れていると思います。

ストレージ

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。ただし、2022年3月の確認時点では標準で128GBモデルしか用意されていないようなので、容量は少ないです。クラウドストレージの他、SDカードスロットを搭載しているので、その辺を上手く活用する必要があるかもしれません。


Surface Laptop Go 3

12.4インチのコンパクトモバイルノート

Surface Laptop Goは12.4インチのコンパクトなクラムシェル型ノートPCです。画面がくるっとは回転しないクラムシェル型ですが、タッチパネル搭載で使い勝手は良いです。コンパクトで軽いので持ち運びも苦になりません。

先代(Surface Laptop Go 2)では4コアの「Core i5-1135G7」採用だったために処理性能は高くありませんでしたが、CPUには10コアの「Core i5-1235U」採用となり、処理性能が格段に向上しました。ただし、その代わりに価格も格段に上昇し、最安モデルが先代の9万円台から14万円台となってしまったのは残念です。

先代ではメモリとSSDの最低構成が4GB/128GBだったのが、8GB/256GBになったり、指紋認証が最低構成でも搭載されるようになったのも良い点ですが、それを考慮してもさすがに値上がり幅が大きい気がします。

先代はオフィス付きの高品質なモバイルノートを安価に導入したい場合にはおすすめできるモデルでしたが、値上がりによってリーズナブルとも言えたなくなったため、ターゲット層が難しくなった印象のある機種です。

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スペック表
参考価格 142,780円 ~ 173,580円 (税込)
※2023年9月25日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i5-1235U
RAM 8GB/16GB
(LPDDR5)
ストレージ SSD:256GB
GPU 内蔵
(Iris Xe G7 80EU)
画面 12.4インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 1536×1024
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 メーカー公表値:最大15時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 278x206x15.7 mm
重量 約1.13kg
インターフェース USB Type-Cx1,USB Type-Ax1
生体認証 指紋認証(電源ボタン)
備考


CPUは「Core i5-1235U」の一種類のみです。10コア(2P+8E)で、先代の4コアの「Core i5-1135G7」よりは格段に性能が向上しています。

比較的重めの処理も出来る性能で、軽い処理なら非常に快適です。ただし、高性能コア(Pコア)は2コアのみの、省電力性を重視したCPUなので、重めの処理を前提とするのに適したCPUではないので過信は禁物です。

ディスプレイは、タッチ対応の12.4インチのIPS液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は1536×1024とやや低く、ピクセル密度も148PPIと低めなので、精細なディスプレイという訳ではありません。

ただし、sRGB対応で色域は広めで、Gorilla Glass 3の記載があるため、強度も比較的高いです。安価なノートPCなどと比べると質は高いディスプレイです。

表面は光沢仕様なので好みが分かれると思います。

GPUはCPUに内蔵の「Intel Iris Xe Graphics G7 (80EU)」です。性能は高くはありませんが、動画視聴等には十分な性能です。

また、ゲームも軽いものなら快適にプレイできる他、データ量の少ない簡単な動画編集もある程度行うことができます。とはいえ、高性能とは言えないので、重めのゲームや動画編集を前提とするなら、GeForce等の単体のビデオカードを搭載した機種の検討をおすすめします。

重量は1,13gと軽量です。厚みも15.7mmと薄くコンパクトなので、持ち運びも苦にならないと思います。

バッテリーの駆動時間は、メーカー公表値では最大15時間と長めです。しかし、同じCPUを採用したSurface Pro 9では実際にはWi-Fiテストで7.5時間~8時間程度しか持続せずに優れている訳でなかったので、Surface Laptop Go 3もそこまで良くはない可能性があります。

ただし、USB PDにも対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能ですし、ノートパソコンとしては薄型軽量なのでモバイル性能は低くありません。タッチ対応の点も含め、モバイル性能は高い機種だと思います。

ストレージは256GBのSSDです。最低限の容量はあると思いますが、メイン機とするには少ないと思う上、SDカードスロットも標準搭載していないのがやや残念です。

Surface Laptop Go 2は12.4インチの薄型コンパクトでモバイル性能の高さが魅力の機種です。

10コアの「Core i5-1235U」搭載により先代よりも処理性能も格段に向上しており、やや重めの処理もいけるようになりました。

ただし、価格も大幅に上昇してしまい、発売時点では142,780円~と非常に高価です。「Go」モデルのリーズナブルさは無くなってしまっています。Office標準付属の点を考慮しても正当化するのが難しいレベルの価格となっています。

クラムシェル型としては珍しい12.4型というサイズ感とモバイル性能の高さは魅力的ですが、逆にクラムシェル型でこの価格の割にはメモリとストレージ容量が弱すぎます。Proのような2 in 1タブレットは選択肢が少ないため価格が多少高くても魅力や需要がありますが、クラムシェル型は他メーカーの選択肢が非常に豊富ですし、13インチ台まで許容できるならより高性能かつ安価な魅力的な機種がたくさんあるので、値下がりしない限りは最優先の選択肢としてはならないのかなと思う機種となっている印象です。

Surface Laptop Go 2

12.4インチのコンパクトモバイルノート

Surface Laptop Goは12.4インチのコンパクトなクラムシェル型ノートPCです。画面がくるっとは回転しないクラムシェル型ですが、タッチパネル搭載で使い勝手は良いです。コンパクトで軽いので持ち運びも苦になりません。オフィス込みで9万円台からという価格が魅力です

CPUには4コアの「Core i5-1135G7」を搭載しており、高性能ではありませんが、軽作業なら快適です。

ストレージ容量が128GB~256GBとなっており、メイン機として使うには不安がありますが、SDカードスロットにも対応していない点には注意です。

性能は高くありませんが、オフィス付きの高品質なモバイルノートを出来るだけ安価に導入したい場合に最適なモデルです。

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スペック表
参考価格 96,580円 ~ 122,980円 (税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i5-1135G7
RAM 4GB / 8GB
(LPDDR4X)
ストレージ SSD:128GB / 256GB
GPU 内蔵
(Iris Xe G7 80EU)
画面 12.4インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 1536×1024
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 メーカー公表値:13.5時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 278.2×206.2×15.7 mm
重量 約1.127kg
インターフェース USB Type-Cx1,USB Type-Ax1
生体認証 指紋認証(電源ボタン)
※最安値モデルでは搭載無し
備考


CPUは「Core i5-1135G7」の一種類のみです。4コア(8スレッド)で、処理性能は高くはないですが、オフィス作業やWeb閲覧は十分快適に行えます。

ただし、やはり高性能なCPUとは言い辛いので、重めの処理を前提とするのはあまり向かないと思います。メモリが4GB~8GBというのも高負荷な処理には向きません。

ディスプレイは、タッチ対応の12.4インチのIPS液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は1536×1024とやや低く、ピクセル密度も148PPIと低めなので、精細なディスプレイという訳ではありません。

ただし、色域は広めですし、画面サイズが小さいので解像度の低さもあまり気になりません。他な安さ特化ノートPCと比べると優れたディスプレイです。

表面は光沢仕様なので好みが分かれると思います。

GPUはCPUに内蔵の「Intel Iris Xe Graphics G7 (80EU)」です。性能は高くはありませんが、動画視聴等には十分な性能です。

また、ゲームも軽いものなら快適にプレイできる他、データ量の少ない簡単な動画編集もある程度行うことができます。とはいえ、高性能とは到底言えないので、重めのゲームや動画編集を前提とするなら、GeForce等の単体のビデオカードを搭載した機種の検討をおすすめします。

重量は1,127gと軽量です。厚みも15.7mmと薄くコンパクトなので、持ち運びも苦にならないと思います。

バッテリーの駆動時間は、メーカー公表値では最大13.5時間と比較的長めですが、Microsoftの公称値はスタンバイ時間を含むのであまり参考になりません。

実際には、輝度 150 cd/m²のWi-Fiテストで7時間半~8時間程度のようで、平均かやや短めといった具合です。ただし、USB PDにも対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能ですし、ノートパソコンとしては小型で薄型軽量ですし、タッチ対応の点も含め、モバイル性能は高い機種だと思います。

ストレージは128GBもしくは256GBのSSDです。128GBは価格を考えても少なく、SDカードスロットも標準搭載していないのがやや残念です。

Surface Laptop Go 2は、12.4型コンパクトで薄型のモバイル性能の高い機種です。

また、最安9万円台という価格ながら、Office標準付属でタッチ対応のディスプレイを搭載しているのも魅力的です。

CPUは4コアの「Core i5-1135G7」採用で性能は高いとは言えないので、コスパに優れた機種とは言えませんが、軽作業には十分な性能を持ち、高いモバイル性能とタッチ対応ディスプレイを備えており、サブ機やオフィス作業用としては非常に使い勝手の良いの機種です。

後継機の「Surface Laptop Go 3」も登場しており、そちらでは「Core i5-1235U」搭載により性能は格段に向上しましたが、価格も14万円台からと大幅に上がってしまったため、軽作業前提の安価で使い勝手の良い機種が欲しいなら、このSurface Laptop Go 2もまだ需要があります。

後継機登場による在庫処分値下げも期待できると思うので、気になる方はこまめに価格情報やキャンペーンをチェックしておくと良いかもしれません。

Surface Go 3

小型軽量でお手頃な10.5インチタブレット

Surface Go 3は10.5インチサイズのタブレットPCです。本体には無段階調整のキックスタンドが付いており自立させる事ができます。また、別売りのタイプカバーを装着することでキーボードを利用する事ができ、2in1PCとしても運用できます。

価格は公式だと6万円台中盤からとなっていて、他のSurface製品よりも安いのも魅力です。

ただし、古い低グレードCPUを採用しているため、処理性能は低く重い処理には向きません。また、バッテリー容量も少なく、他モデルよりも駆動時間は短めな点も注意が必要です。

スペック表
参考価格 65,780円 ~ 107,580円(税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home(Sモード)
CPU Core i3-10100Y
Pentium Gold 6500Y
RAM 4GB / 8GB
SSD eMMC:64GB
SSD:128GB / 256GB
GPU 内蔵
(UHD 615)
画面 10.5インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 1920×1280
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 メーカー公表値:最大11時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
LTE
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 245x175x8.3 mm
重量 Wi-Fi:約544g
LTE:約553g
インターフェース USB Type-C×1,SDカードスロット
nano SIM×1(LTE対応モデルのみ)
生体認証 顔認証
備考 キックスタンド付き
タイプカバーは別売り


CPUは「Pentium Gold 6500Y」もしくは「Core i3-10100Y」が搭載されています。どちらも2コア4スレッドの超省電力CPUなので、処理性能は低いです。Web閲覧やオフィス作業をするには困らないレベルの性能だと思いますが、重めのソフトを使用したり複数のソフトを同時に使用したりしようとすると動作がモタつく事があるかもしれません。重い処理をさせるには厳しい性能です。

Core i3モデルの方がPentiumモデルよりはわずかに処理性能が高いですが、差は小さく、Core i3でも性能自体は高くはありません。元々重い処理をさせるための端末ではないですし、予算を抑えたいならPentiumで良いと思います。ただし、LTEモデルだとCore i3モデルしか選ぶことができません。

ディスプレイは、10.5インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は1920×1280とフルHDより少し縦長です。色域も広めで、安価な機種と比べると品質の高いディスプレイです。低価格モデルながらディスプレイ性能は悪くありません。
表面は光沢があるので好みが分かれると思います。

GPUはCPU内蔵の「Intel UHD Graphics 615」です。グラフィック性能は低いです。基本最低限のことが出来るレベルの性能で、動画視聴や簡単な画像編集くらいなら可能だと思いますが、その他の高いグラフィック性能を要求するような処理は厳しいです。

重量はWi-Fiモデルだと544g、LTEモデルだと553gです。サイズが小さいので軽いです(このサイズのタブレットPCとしては平均的)。専用のタイプカバーは243g程度なので、タイプカバー込みでも800g未満と軽いです。

バッテリーは容量が28Whと少ないため、短めの駆動時間です。USB PDには対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能なので、ACアダプターの持ち歩きが必須ではありません。

また、LTE対応モデルがあり、モバイル回線を使用可能です。ただし、LTE対応はCore i3モデルしかないこともあり、価格は大幅に高くなります。
小型で持ち運びは楽なのでモバイル性能は悪くはないですが、サイズの割にはやや重く、バッテリー駆動時間も短めなので、同サイズの競合機と比べるとやや劣るかなと思います。

64GBモデルではSSDより低速なeMMCが採用されているので注意が必要です。

そもそも、OSインストール分も考慮すると64GBではやや厳しめなので、128GB以上のモデルをおすすめします。128GB以上のモデルはPCIe SSDが採用されているので高速です。

Surface Go 3は、最安6万円台という安価さでOfficeを標準付属し、無段階調整のキックスタンドも本体に付属しているのが魅力の10.5インチタブレットです。

バッテリー駆動時間が短めなのと、処理性能が低い点はネックですが、特にOfficeが必要な方にとってはコスパは良い機種だと思います。

Surface Laptop 5 13.5インチ

薄くて優れた機体性能の13.5インチノート

Surface Laptop 5 13.5インチモデルは、13.5インチの一般的なタイプのノートPC(クラムシェル型)です。14.5mmという薄さによるスリムさと、長いバッテリー持続時間が魅力のモデルです。

また、キーボード面についてはメタルボディだけでなくファブリック素材が使用されているモデルを選ぶことができ、一般的なノートPCとは肌触りや見た目が異なるものが用意されているのも特徴です。

5でCPUが第12世代Coreプロセッサになり、マルチスレッド性能が大幅に向上しました。先代までは価格の割に処理性能が低くコスパは悪い印象が強かったですが、それがやや改善されています。とはいえ、それでも価格の割には高い処理性能とは言えないのでそこは注意です。

インターフェース面ではSDカードスロットが無い点は注意が必要ですが、Pro 8/9と異なりUSB Type-Aを備える他、最安値モデルでもストレージ容量が256GBあるため、Proよりも少し使いやすいです。

スペック表
参考価格 132,720円 ~ 237,690円 (税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home
CPU
Core i7-1255U
Core i5-1235U
RAM 8GB / 16GB / 32GB
(LPDDR5X)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Iris Xe G7 96EU
Iris Xe G7 80EU
画面 13.5インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2256×1504
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 最大18時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 308x223x14.5 mm
重量 ファブリック:約1,272g
メタル:約1,297g
インターフェース USB 4.0/Thunderbolt 4 対応 USB-C x 1
USB Type-A x1
生体認証 顔認証
備考 キーボード面にファブリック素材を選べる


CPUは「Core i5-1235U」と「Core i7-1255U」の2種類です。どちらも10コア(2P+8E)のCPUとなっており、処理性能は低くありません。比較的重い処理にも対応できる性能がありますし、軽作業なら非常に快適です。ただし、高性能コア(Pコア)は2コアのみの省電力性を重視したCPUとなっているため、重めの処理を前提とするには向かないCPUではある点には注意です。

また、最安13万円台のクラムシェル型のノートPCとしては特別高性能ではなく、コスパという点では高くありません。最安モデルだとメモリは8GBでストレージも256GBと少ないです。

Proのような選択肢の少ない2 in 1タブレットなら多少高くても目を瞑れますが、クラムシェル型のノートPCは選択肢が非常に豊富で、より安価で高コスパ機種もたくさんあります。Officeが必要な場合にはコスパはやや改善されるため悪くはありませんが、その恩恵を受けれない場合にはコスパは良くないという点は留意しておいて損は無いと思います。

ディスプレイは、タッチ対応の13.5インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2256×1504と高めです。色域も広めで、品質の高いディスプレイです。ただし、リフレッシュレートは60Hzとなっており滑らかな映像描写にはならないです。ディスプレイ単体で見れば優れていると思いますが、価格を考えれば良い訳ではありません。

表面は光沢ありなので、好みが分かれると思います。

また、パームレスト部がファブリック素材のものはGorilla Glass 3なのに対し、メタル仕上げのものはGorilla Glass 5となっている点でも微妙に違いあります。ただ、クラムシェルタイプのPCで画面の強度はそこまで重要ではないと思うので、個人的にはあまり気にする必要はないかなと思います。

GPUはCPU内蔵です。Core i5では「Iris Xe Graphics G7 80EU」、Core i7では「Iris Xe Graphics G7 96EU」となっており、実行ユニット数がCore i7の方が少し多いため、処理性能が少し高いです。

軽いゲームやFHD以下のデータ量の少ない簡単な動画編集なら快適に行えると思いますが、重いゲームやデータ量の多い動画・画像編集をするにはやはり性能不足感が否めません。

上記のような用途で使いたいなら、別の外部GPUを搭載したPCを検討することをおすすめします。

メタル仕様のものは1,297g、ファブリック仕様のものは1,272gです。画面サイズからすると平均的で、持ち運びも十分できるモバイルノートPCだと思います。ただし、14.5mmという薄さの割には思ったより軽くないです。

バッテリー駆動時間は、メーカー公表値では最大18時間と長いですが、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
とはいえ、18時間というのは他の機種と比べても長いので、優れたバッテリー性能を発揮するのではないかと思います。推測ですが、輝度 150 cd/m²のテストで大体9時間前後程度の持続になるのではないかと思います。
また、USB PDに対応しており、USB Type-Cで充電する事も可能なので、ACアダプターの持ち歩きが必須ではないです。

長めのバッテリー駆動時間に加え、薄型でサイズ通りの軽量さを持ち合わせており、モバイル性能は高いと思います。Surface Proよりも使いやすいキーボード・タッチパッドに加え、ディスプレイもタッチ機能に対応していますし、モバイルノートPCとしてのモバイル性能は上位になるのではないかと思います。

ストレージ容量は256GB~1TBです。256GBの場合は不安がありますが、最低限の容量は備えています。

最安13万円台のクラムシェル型でこの容量は少ないと思います。クラムシェル型はメイン機としての運用を考える人が多いと思うので、場合によっては致命的かもしれません。

ただ、SDカードスロットはありませんが、USB Type-Aポートがあるので、一般的なUSBメモリは普通に使うことができるため、補助容量として活用して運用することは可能です。

Surface Laptop 5(13.5インチ)は、モバイル性能の高さが魅力の使い勝手の良いサイズのノートPCです。

10コアの第12世代Core搭載により処理性能も比較的高いですし、クラムシェル型ながらタッチに対応しているのも良いです。

メモリとストレージの最小構成は8GB/256GBとなっており、最安13万円台という価格を考えれば明らかに微妙ではありますが、Officeが標準付属するので、Officeが必要な人はコスパがやや改善するため悪くはないと思います。

ただし、Surface Proなどと違い、このようなクラムシェル型のPCは他の選択肢が非常に豊富なので、Officeが必要無い方ならより高コスパで高性能な他の選択肢がたくさんある点は留意しておいて損はないかと思います。

旧モデル:Surface Laptop 4(13.5インチ)

Surface Laptop 4 13.5インチ【旧モデル】

薄くて優れた機体性能の13.5インチノート

Surface Laptop 3 13.5インチモデルは、13.5インチのノートPC(クラムシェル型)です。タッチパネル搭載機ながら14.5mmという薄さでスリムな点が特に魅力です。先代機から処理性能が大幅に強化された他、バッテリー駆動時間も大幅に長くなりました。重量は約1.27kg前後と特別軽量ではありませんが、モバイル性能は高いです。また、キーボード部にはファブリック素材を選択可能です。

先代機は正直なところコスパが悪いという印象が強かったですが、4では上述の性能アップの点に加え、最安値モデルが若干値下がりしたこともあり、前ほどコスパは悪くないです。全モデル共通のOffice標準搭載も強いです。

SDカードスロットは先代に引き続き非搭載なので注意が必要ですが、最安値モデルでもストレージ容量が256GBあるため、たくさんデータを保存する訳でなければ困る事は少ないと思います。

スペック表
参考価格 128,480円 ~ 271,480円 (税込)
※2022年6月8日時点
OS Windows 10 Home
CPU Core i7-1185G7
Core i5-1135G7
Ryzen 5 4680U
RAM 8GB / 16GB / 32GB
(LPDDR4X)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU 内蔵
(Xe G7 96EU
Xe G7 80EU
Radeon RX Vega)
画面 13.5インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2256×1504
Office Microsoft Office Home and Business 2019
バッテリー持続時間 Ryzenモデル:最大 19 時間
Coreモデル:最大 17 時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 308x223x14.5 mm
重量 ファブリック素材仕様:約1,288g
メタルボディ仕様:約1,265g
インターフェース USB Type-Cx1,USB Type-Ax1
生体認証 顔認証
備考 キーボード面にファブリック素材を選べる

処理性能(CPU)

CPUはAMDの「Ryzen 5 4680U」とIntelの「Core i7-1185G7」「Core i5-1135G7」から選ぶことができます。「Ryzen 5 4680U」は6コアで、「Core i7-1185G7」「Core i5-1135G7」は4コアです。どのCPUも性能は優れており、オフィス作業やWeb閲覧は快適に行えますし、やや重めの処理にもそれなりに対応できます。

ただし、マルチスレッド性能はIntel CPUモデルよりもRyzen 5 4680Uの方が大幅に高く、価格も安価です。筐体やその他の仕様は同じなので、コスパはRyzenモデルの方が一段上かなという印象です。

ディスプレイ

ディスプレイは、タッチ対応の13.5インチの液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2256×1504と高いです。色域も広く、品質の高いディスプレイです。表面は光沢ありなので、好みが分かれると思います。

処理性能(GPU)

GPUはCPU内蔵で、「Core i7-1185G7」は Xe Graphics G7(96EU)、「Core i5-1135G7」は Xe Graphics G7(80EU)、Ryzen 5 4680UはRadeon RX Vega(確認時点で詳細不明)です。全モデル内蔵にしては非常に高いグラフィック性能なので、データ量がそこまで多くない簡単な動画編集等なら十分快適に行えると思います。データ量の多い動画・画像編集も出来なくはないくらいの性能だとは思いますが、まだ満足とは言えないレベルなので、その場合にはGeForce GTXやRTX等の単体のビデオカードを搭載した機種の検討もおすすめします。

モバイル性能

メタル仕様のものは1,265g、ファブリック仕様のものは1,288gです。画面サイズからすると平均的で、持ち運びも十分できると思います。ただし、14.5mmという薄さの割には思ったより軽くないです。

バッテリー容量は45.8Wh~47.4程度です(公式参照)。13.5インチの端末としては一般的な容量だと思います。公称のバッテリーの駆動時間は、Intel CPUモデルが最大17時間、Ryzenモデルが最大19時間です。非常に優れています。また、USB PDに対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能なので、ACアダプターの持ち歩きが必須ではありません。

ストレージ

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。容量は最安値のモデルで256GBです。

メインストレージと別に注意しておくべきなのは、SDカードスロットを標準搭載していない点です。13インチクラスのノートPCではSDカードスロットが無いのは珍しいことではないですが、ストレージ容量が価格の割には少ないのと、ディスプレイ性能が非常に高く、CPUも内蔵にしては高いグラフィック性能でクリエイティブ用途にも使えそうなので、搭載していてくれたら嬉しかったと思います。

Surface Laptop 5 15インチ

薄くて軽量な15インチモバイルノート

Surface Laptop 5 15インチモデルは、14.7mmという薄さと15インチながら約1,560gという軽量さが魅力の、一般的なタイプのモバイルノートPCです(クラムシェル型)。

その仕様は大きめのノートPCを日常的に持ち歩きたい方に適しています。処理性能も高く、その他のディスプレイ等の機体性能も優れているので、据え置きのメイン機としても優れているのも嬉しいです。

ただし、15インチという小さくはないサイズにも関わらず、SDカードスロットとテンキーが付属していない点は注意が必要です。

スペック表
参考価格 171,780円 ~ 321,083円 (税込)
※2023年9月26日時点
OS Windows 11 Home
CPU
Core i7-1255U
RAM 8GB / 16GB / 32GB
(LPDDR5X)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU Xe Graphics G7 96EU
画面 15インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2496×1664
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 最大 17時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax(Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 340x244x14.7 mm
重量 約1,560g
インターフェース USB 4.0/Thunderbolt 4 対応 USB-C x 1
USB-A 3.1 x 1
生体認証 顔認証
備考


CPUは「Core i7-1255U」の1種類です。10コア(2P+8E)CPUとなっており、比較的重い処理にも対応できる性能があり、軽い処理なら非常に快適です。

ただし、最安17万円台のPCのCPUとしては低めの処理性能です。高性能コア(Pコア)は2コアのみの省電力性を重視したCPUとなっているため、重めの処理を前提とするには向かないCPUではある点には注意です。

CPU自体の処理性能は「Core i5-1235U」とも大差ないですし、処理性能よりもモバイル性能を意識した機種だと思うので、Core i5採用でより安い機種があると嬉しかった感が正直あります。

ディスプレイは、タッチ対応の15インチ液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2496×1664と高く、繊細な画像表示が可能です。色域も広めで、Gorilla Glass 5の記載もあり、品質の高いディスプレイです。

ただし、リフレッシュレートは60Hzとなっているため、滑らかな描写にはならないのが残念です。最安17万円台という価格を考えれば120Hz以上には対応していて欲しかった感はあります。

また、表面は光沢ありなので、好みが分かれると思います。

GPUはCPU内蔵です。「Core i7-1255U」では「Iris Xe Graphics G7 96EU」となっており、軽いゲームやFHD以下のデータ量の少ない簡単な動画編集なら快適に行えると思います。ただし、重いゲームやデータ量の多い動画・画像編集をするにはやはり性能不足感が否めません。

上記のような用途で使いたいなら、別の外部GPUを搭載したPCを検討することをおすすめします。

15インチで重量は約1,560gで、厚さは14.7mmと薄型です。タッチ対応の15インチクラスの機種としては薄型軽量なので、大きめの画面サイズで持ち運びたい人に適しており、これが本機の最大の魅力だと思います。

公称のバッテリーの駆動時間は最大17時間です。しかし、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
実際には、輝度 150 cd/m²のWi-Fiテストで大体8.5~9時間程度の持続となっています。公称値ほどの良さはありませんが、平均よりもやや上といった具合で、優れたバッテリー性能です。
また、USB PDに対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能なので、ACアダプターの持ち歩きが必須ではありません。

15インチクラスのPCとしては優れたモバイル性能のPCといえると思います。

容量は256GB/512GB/1TBの3種類が用意されています。

最安の17万円台だと256GBしかなく、価格を考えれば非常にコスパは悪いです。512GBにすると約2.5万円価格が上昇します。

ただ、256GBでもあまり大きなデータを保存しないなら大丈夫だとは思いますし、USB Type-Aポートがあるので、一般的なUSBメモリーも使えるため補助容量として使用することはできます。

ただ、やはり価格的にはもう少し容量を多くして欲しかった感はありますし、サイズ的にSDカードスロットも搭載しているとより嬉しかった感はあり、総合的にはやはり微妙な項目になると思います。

Surface Laptop 5(15インチ)は、15インチという画面サイズの割に軽い約1.56kgと厚み14.7mmの軽量薄型さが魅力の機種です。

その軽量薄型さながらバッテリー駆動時間も比較的長く、タッチ対応のディスプレイもあるので、15インチクラスとしては高いモバイル性能となっており、貴重な存在です。

ただし、価格は最安171,810円(2023年9月時点)と非常に高価で、特にメモリとストレージから見た価格が非常に高くてコスパは悪めなのがネックです。Officeが必要ならコスパが少し改善するため、その場合に大きめのモバイルPCが欲しい場合には選択肢に入る可能性はあるものの、クラムシェル型のPCは他の選択肢も豊富なので、あえて選ぶ必要性があるかは他機種を見てから考える方が良いと思います。

旧モデル:Surface Laptop 4 15インチ

Surface Laptop 4 15インチ【旧モデル】

薄くて軽量な15インチモバイルノート

Surface Laptop 4 15インチモデルは、15インチながら軽量でモバイル性能に優れるノートPCです(クラムシェル型)。タッチパネル搭載の15インチ機ながら、14.7mmという薄さと約1.542gという軽量さが特に魅力です。大きめのノートPCを持ち歩きたい方に適しています。その他のディスプレイ等の機体性能も優れています。

13.5インチモデル同様にSDカードスロットを標準搭載していない点は要注意ですが、最安値モデルでもストレージ容量が256GBあるため、たくさんデータを保存する訳でなければ困る事は少ないと思います。

スペック表
参考価格 152,680円 ~ 280,280円 (税込)
※2022年6月8日時点
OS Windows 10 Home
CPU Core i7-1185G7
Ryzen 7 4980U
RAM 8GB / 16GB / 32GB
(LPDDR4X)
SSD 256GB / 512GB / 1TB
GPU 内蔵
(Xe Graphics G7 96EU
Radeon RX Vega)
画面 15インチ
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2496×1664
Office Microsoft Office Home and Business 2019
バッテリー持続時間 Ryzenモデル:最大 17.5 時間
Coreモデル:最大 16.5時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax(Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.0
その他機能 カメラ
サイズ 約 339.5x244x14.7 mm
重量 約1,542g
インターフェース USB Type-Cx1,USB Type-Ax1
生体認証 顔認証
備考

処理性能(CPU)

CPUは「Core i7-1185G7」と「Ryzen 9 4980U」の二種類です。どちらもモバイル版の省電力CPUとしては高性能なので、オフィス作業やWeb閲覧は快適に行えますし、やや重めの処理にもある程度対応できます。

ただし、「Core i7-1185G7」は4コアなのに対し、「Ryzen 9 4980U」は8コアなので、マルチスレッド性能はRyzenの方が圧倒的に高いです。Core i7の方が安いという訳でもないので、性能コスパはRyzenモデルの方が良いです。

どちらも高性能なCPUではあるので、重い処理を頻繁に行う訳でなければ好みで選んでも問題と思いますが、コスパを考慮するならRyzenモデルの方がおすすめです。

ディスプレイ

ディスプレイは、タッチ対応の15インチ液晶です(アスペクト比3:2)。解像度は2496×1664と高く、繊細な画像表示が可能です。色域も広く、品質の高いディスプレイです。15インチで解像度も高くキレイなディスプレイで、アスペクト比が3:2でやや縦長で見易いです。表面は光沢ありなので、好みが分かれると思います。

処理性能(GPU)

GPUはCPU内蔵です。Core i7-1185G7は「Xe Graphics G7(96EU)」、Ryzen 7 4980Uは「Radeon RX Vega」となっています。

どちらも内蔵にしては非常に高いグラフィック性能なので、データ量がそこまで多くない簡単な動画編集等なら十分快適に行えると思います。データ量の多い動画・画像編集も出来なくはないくらいの性能だとは思いますが、まだ満足とは言えないレベルなので、その場合にはGeForce GTXやRTX等の単体のビデオカードを搭載した機種の検討もおすすめします。

モバイル性能

重量は約1,542gです。15インチディスプレイのタッチパネル搭載機としては軽めの重量だと思います。大きめの画面サイズで持ち運びたい人には適していると思います。

バッテリー容量は45.8Wh~47.4程度です(公式参照)。一般的な容量だと思います。公称のバッテリーの駆動時間は、Intel CPUモデルが最大16.5時間、Ryzenモデルが最大17時間ですが、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
実際には、輝度 150 cd/m²のテストでIntel CPU搭載モデルは大体7.5時間程度、Ryzenモデルでは11時間程度持続するようです。Ryzenモデルは非常に非常に優れていますが、Intel CPUモデルは平均か平均よりもやや短めといった具合です。
USB PDには対応しており、USB Type-Cで充電する事が可能なので、ACアダプターの持ち歩きが必須ではありません。

ストレージ

ストレージはSSD(PCIe接続)となっており非常に高速です。容量は最安値モデルで256GBです。

残念なのが、SDカードスロットを標準搭載していない点です。15インチモデルは半ば据え置き機としてメイン運用する人も多いと思いますし、機体性能的にもクリエイティブな用途にも使えそうなので、SDカードスロットは標準搭載して欲しかったです。

Surface Laptop Studio 2

グラボ搭載可能な14.4インチ2in1ノートPC

Surface Laptop Studio 2は14.4インチサイズの2in1ノートPCです。特殊なヒンジを採用しており、画面を手前にスライドさせることができます。その仕様によって、素早くタブレットモードへ移行することができます。

CPUには「Core i7-13700H(14コア)」を搭載し、2 in 1タイプとしては非常に高性能な他、「RTX 4050 / RTX 4060 / RTX 2000 Ada」ビデオカード搭載モデルもあり、該当モデルでは重い動画編集やゲームなども可能となっています。内蔵GPUモデルだとコスパ的に見合わなさすぎる価格なので、ビデオカード搭載機をおすすめしたい機種です。

あらゆる事に一台で対応したい人に最適な、ハイエンド2 in 1 ノートPCとなっています。

ただし、価格は発売時で336,380円~とめちゃくちゃ高価なのがネックです。タイプとしては類似機がない唯一無二の2 in 1 PCなので魅力はありますし、バッテリー駆動時間は長く、画面の強度なども高いので、長期利用も期待できる魅力はありますが、処理性能だけならもっと安価なゲーミングノートやクリエイターノートがたくさんあるので、予算との相談になると思います。

スペック表
価格 336,380円 ~ 582,780円 (税込)
※2023年9月25日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i7-13700H
RAM 16GB / 32GB / 64GB
(LPDDR5X)
SSD 512GB / 1TB
GPU RTX 2000 Ada Generation Laptop
GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4050
Iris Xe G7 96EU(CPU内蔵)
画面 14.4インチ 120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2400×1600
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 内蔵GPU:最大19時間
RTX:最大18時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6E対応)
Bluetooth 5.3
その他機能 カメラ
サイズ 約 323x230x22 mm
重量 内蔵GPU:1.89kg
RTX:1.98kg
インターフェース USB Type-C(Thunderbolt4)×2
USB Type-A×1
MicroSDXCカードリーダー
生体認証 顔認証
備考


処理性能(CPU)

CPUは14コア(6P+8E)の「Core i7-13700H」採用です。処理性能は非常に高く、重い処理も行うことが可能です。

ディスプレイ

ディスプレイはタッチ対応の14.4インチです(アスペクト比3:2)。解像度は2400×1600となっており高く、リフレッシュレートも最大120Hzで比較的滑らかな映像描写が可能です。

sRGB対応の色域も広めのディスプレイで、Gorilla Glass 5の記載もあり、強度も高いです。全体的に非常に高品質なディスプレイです。

イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思いますし、リフレッシュレートも高いので、ビデオカード搭載モデルではゲームでも使えると思います。

表面は光沢仕様な点はは好みが分かれると思います。

処理性能(GPU)

GPUは、最安値モデルでは「Core i7-13700H」内蔵の「Iris Xe Graphics(96EU)」で、ビデオカード搭載モデルは「GeForce RTX 4050」「GeForce RTX 4060」「RTX 2000 Ada Generation Laptop GPU」の3種類が用意されています。

内蔵GPUモデルでは、軽いゲームやFHD以下くらいの簡単な動画編集程度は行えると思いますが、重いゲームや動画編集はやや厳しいです。最安33万円台で内蔵GPU搭載というのは明らかにコスパが悪いので、ビデオカード搭載モデルをおすすめします。

ビデオカード搭載モデルの場合は、最低性能の「RTX 4050」でも優れた性能を持っており、重めの動画編集やゲームもそこそこ快適に行えるレベルです。より上位の「RTX 4060」や「RTX A2000 Ada」では更に高い性能となります。

2 in 1タイプのPCでこれだけ高いグラフィック性能を備えた機種は他にほぼないので魅力的です。

モバイル性能

重量は内蔵GPU利用モデルは約1.89kg、ビデオカード搭載モデルは約1.98kgです。14.4インチにしては重めの重量なので、モバイル性能はやや低めだと思います。ただし、バッテリー駆動時間は最大18~19時間と長いため、充電が中々できない環境での使用には適しています。

ストレージ

一番少ないモデルでも512GBなので、最低限は満たしていると思います。また、MicroSDカードリーダーを搭載しており、SDカードを補助ストレージとして利用できるのは嬉しいです。

CPUには14コア(6P+8E)の「Core i7-13700H」が搭載されています。ゲーミングPCやクリエイター向けPCによくされるモデルで、モバイル端末向けのCPUとしては非常に高性能です。重い処理もこなすことが出来る性能があります。

その代わり、高負荷時の消費電力は多いため、バッテリー駆動時には少し注意する必要があります。

ディスプレイはタッチ対応の14.4インチです(アスペクト比3:2)。解像度は2400×1600と高めで、リフレッシュレートも最大120Hzで比較的滑らかな映像描写が可能です。

sRGB対応の色域も広めのディスプレイで、Gorilla Glass 5の記載もあり、強度も高いです。全体的に非常に高品質なディスプレイです。

イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思いますし、リフレッシュレートも高いので、ビデオカード搭載モデルではゲームでも使えると思います。

価格を考えれば特段優れている訳ではありませんが、どの方面を見ても弱点となる点がない優れた品質のディスプレイです。

表面は光沢仕様なので好みが分かれると思います。

GPUは、最安値モデルでは「Core i7-13700H」内蔵の「Iris Xe Graphics(96EU)」で、ビデオカード搭載モデルは「GeForce RTX 4050」「GeForce RTX 4060」「RTX 2000 Ada Generation Laptop GPU」の3種類が用意されています。

内蔵GPUモデルでは、軽いゲームやFHD以下くらいの簡単な動画編集程度は行えると思いますが、重いゲームや動画編集はやや厳しいです。最安33万円台のPCで低性能な内蔵GPU搭載というのは明らかにコスパが悪いので、ビデオカード搭載モデルをおすすめします。

ビデオカード搭載モデルの場合は、最低性能の「RTX 4050」でも優れた性能を持っており、重めの動画編集やゲームもそこそこ快適に行えるレベルです。より上位の「RTX 4060」や「RTX A2000 Ada」では更に高い性能となります。

2 in 1タイプのPCでこれだけ高いグラフィック性能を備えた機種は他にほぼないので魅力的です。

重量は内蔵GPU利用モデルは約1.89kg、ビデオカード搭載モデルは約1.98kgとなっています。14.4インチにしては重めの重量で、側面下部には排熱のための通気口が設けられている関係上、厚みも22mmと結構あるので、モバイル性能は低めだと思います。
公称のバッテリー駆動時間は最大18~19時間と長いですが、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
とはいえ、18~19時間というのは他の機種と比べても長いですし、実際のWi-Fiテストでも輝度 150 cd/m²で大体8時間以上持続するので、仕様を考えればやや優れたバッテリー駆動時間だと思いますし、非常に効率に優れたGPUを搭載するため、動画再生などではより優れた性能を発揮するかもしれません

一番少ないモデルでも512GBなので、特に重いデータを保存する前提なければ困ることはないと思います。また、MicroSDカードリーダーを搭載しており、SDカードを補助ストレージとして利用できます。

ただし、最安30万円以上のPCで512GBというのは微妙ではあると思います。

Surface Laptop Studio 2は、画面を手前にスライドさせて素早くタブレットモードに移行できる特殊なヒンジを採用し、非常に高い処理性能を備えた14.4インチと大きめの2 in 1 PCです。

ビデオカード搭載モデルもあり、重い動画編集やゲームなどにも対応することができます。

重量は重めで厚みはあるため、モバイル性能は高いとは言えませんが、重いグラフィック処理も含めた様々な用途にできる万能な機種として魅力があります。

ただし、ネックはやはり価格で、価格は発売時で336,380円の33万円以上とめちゃくちゃ高価です。

しかも、最小構成ではビデオカードが搭載されておらず性能コスパが悪いのでおすすめできず、ビデオカード搭載モデルだと最安約40万円と更に高価になります。

これだけの性能を備えた2 in 1 PCは貴重ですし、長時間バッテリー駆動の万能機種として長期利用を期待することができるので、多少高くても魅力はあるものの、さすがに高価すぎる印象です。

処理性能とコスパではもっと優れたゲーミングノートやクリエイターノートがたくさんあるので、予算が潤沢なので、高くても良いから万能で優れた機種が欲しいという人向けのハイエンドノートPCです。

Surface Laptop Studio【旧モデル】

グラボ搭載可能な14.4インチ2in1ノートPC(旧モデル)

Surface Laptop Studioは14.4インチサイズの2in1ノートPCです。特殊なヒンジを採用しており、画面を手前にスライドさせることができます。その仕様によって、素早くタブレットモードへ移行することができます。

CPUには「Core i5-11300H/Core i7-11370H」が採用されています。4コアCPUで性能は高くはなく、10万円台中盤~という価格を考えるとコスパは悪いです。

また、グラボ搭載モデルもあり、該当モデルでは重い動画編集やゲームなども可能です。ディスプレイは最大120Hzに対応しているため、ゲーミングノートPCとしての運用もできますが、価格は20万円を超えるレベルに上昇します。

重量は1.8kg前後となっておりサイズの割には重いです。グラボ搭載機としては軽めの部類だと思いますが、モバイルノートPCとしては重めなのでその点は留意です。ただし、バッテリー駆動時間は最大19時間と長いので、充電を中々できない環境への使用には適していると思います。

ただし、価格がネックです。2023年に約4.4万円値下がりしたものの、最小構成で約16万円(2023年9月時点)からと非常に高価です。また、下位モデルでは外部GPU非搭載(内蔵GPU利用)ですが、その場合にはさすがに性能が価格に見合わなさすぎるので、多少高価でも購入するなら外部GPU搭載(RTX 3050 Ti)モデルをおすすめします。

RTX 3050 Ti搭載モデルなら重めのゲームや動画編集用としても使える万能PCとして非常に魅力的ですが、価格は22.6万円からと非常に高価です。正直処理性能コスパは非常に悪いですし、USB Type-AポートやSDカードスロットが無い点はクリエイター向けにも使える性能のPCの割には残念ですし、需要はかなり限られるPCだと思います。

スペック表
価格 160,380円 ~ 346,280円 (税込)
※2023年4月12日時点
OS Windows 11 Home
CPU Core i7-11370H
Core i5-11300H
RAM 16GB / 32GB
(LPDDR4X)
SSD 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
GPU Core i5:Iris Xe G7 80EU
Core i7:GeForce RTX 3050 Ti
画面 14.4インチ 120Hz
タッチ対応
表面 グレア(光沢あり)
解像度 2400×1600
Office Microsoft Office Home and Business 2021
バッテリー持続時間 Core i5:最大19時間
Core i7:最大18時間
無線機能 IEEE 802.11 b / g / n / ac / ax (Wi-Fi 6対応)
Bluetooth 5.1
その他機能 カメラ
サイズ 約 323.28×228.32×18.94 mm
重量 Core i5:1742.9g
Core i7:1820.2g
インターフェース USB Type-C(Thunderbolt4)×2
生体認証 顔認証
備考


CPUは「Core i5-11300H」と「Core i7-11370H」の2種類です。どちらも4コア8スレッドで、TDPが35Wの性能重視寄りの電力設定のCPUです。オフィス作業やWeb閲覧は快適に行えますし、やや重めの処理にもある程度対応できます。ただし、2023年現在では4コアはコア数が少なくて低性能な部類なので、重い処理を複数同時にさせるには少し不安があります。価格を考えるとCPUの処理性能コスパは非常に悪いです。

ディスプレイは、タッチ対応の14.4インチです(アスペクト比3:2)。解像度は2400×1600となっており高いです。恐らく色域も広く、品質の高いディスプレイです。イラスト制作等の用途でも十分使える性能だと思います。ただし、表面に光沢があるところは好みが分かれるとは思います。

GPUは、Core i5モデルではCPU内蔵の「Iris Xe Graphics G7 80EU」で、Core i7モデルでは「GeForce RTX 3050 Ti」となっています。

CPU内蔵のCore i5モデルでは、軽いゲームや動画編集程度は快適に行えますが、重いゲームや動画編集はやや厳しいです。

Core i7モデルに搭載されている「RTX 3050 Ti」なら、重い動画編集にも対応できますし、重いゲームも低設定なら100fps以上出せる性能があります。ディスプレイのリフレッシュレートも最大120Hzなので、しっかりと表示することができます。重い動画編集やゲームも意識するならCore i7がほぼ必須になりますし、Core i5モデルはグラボ未搭載機にしては高すぎるので、Core i7モデルをおすすめしたいです。

重量はCore i5モデルが約1742g、Core i7モデルが約1,820gです。サイズを考えると重めの重量なので、モバイル性能はやや低めだと思います。ただし、バッテリー駆動時間は最大18~19時間と長いですが、microsoftの公称時間はスタンバイ時間を含むためあまり参考になりません。
とはいえ、18~19時間というのは他の機種と比べても長いので、優れたバッテリー性能を発揮します。輝度 150 cd/m²のWi-Fiテストで大体8時間程度持続し、搭載されたCPUなどの仕様を考えると比較的優れていると思いますが、全体で見ると平均かやや短めくらいです。

一番少ないモデルでも256GBなので、最低限は満たしていると思います。ただし、SDカードスロットは搭載していないので、補助容量を用意するのが難しいです。クラウドなどを上手く活用することが推奨されている感じだと思います。クリエイターの方や、容量を多く使いたい方は事前に留意しておきましょう。

2 in 1 PCで外部GPUを搭載するモデルは貴重なので魅力的ですが、性能の割には価格が高すぎるのが難点です。コスパと独自性を考えれば「RTX 3050 Ti」搭載機一択だと思う機種ですが、その場合には22万円を超える価格になってしまいます(2023年9月時点)。後継機登場による値下げを考慮しても、元が高すぎるために中々手頃な価格にはならなさそうなので、やはり需要はかなり限られる機種だと思います。

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