【デスクトップ】「Core i」と「Ryzen」の違いを比較【ざっくり解説】

Intelの主流CPUシリーズのCore i シリーズと、AMDの主流CPUシリーズのRyzenシリーズの違いについてざっくり解説しています。(Core iの末尾Xシリーズや、Ryzen Threadripperシリーズは除外しています)
デスクトップPC向けの最新世代(2022年1月時点)のものを対象としています。

注意
掲載の情報は記事更新時点(2022年1月6日)でのものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。また、価格は主に価格.comやAmazonを参考とした市場価格となっています。

Core第12世代のK無しモデルも追加しましたが、各データがまだ不足しているため参考程度にしてください

はじめに

デスクトップPC向けの最新世代CPUが対象

本記事は、PCの主流CPUの、IntelのCore i シリーズとAMDのRyzenシリーズ各種のデスクトップPC向けの最新世代のものを対象としています。
現在(2022年1月)の最新は「Core i」は第12世代(12000番台)で、「Ryzen」は第4世代(5000番台)です

超ざっくり比較

まずは、細かい数値を見ていく前に「Core i」「Ryzen」の各性能についてざっくりとした比較を載せています。「なんとなく各シリーズの特徴を掴めれば」といった感じのかなりざっくりとした比較です。しっかりとした比較ではないため、そのことを頭の中に置いた上でご覧ください。

Core i 第12世代 Ryzen 5000
マルチスレッド性能
(Cinebench R23)

(17699~27780)

(11077~28641)
シングルスレッド性能
(Cinebench R23)

(1921~2030)

(1504~1639)
ゲーミング性能
※高性能GPU使用時
価格
(約18,800円~76,800円)

(約39,500円~106,500円)
対応メモリ DDR5-4800
DDR4-3200
DDR4-3200
内蔵GPU
(3DMark Time Spy)
×
(無~793)
※末尾FはGPU非搭載
×
(無~1402)
※末尾GのみGPU搭載
付属クーラー TDP:65W以下のみ付属
(性能は意外と悪くない?要検証)
TDP:65W以下のみ付属
(性能は悪い)
消費電力・発熱
(Cinebench動作時の消費電力)
×
(約?W~297W)

(約126W~183W)

処理性能はCoreが断然有利

まずは処理性能面のざっくり比較です。IntelのCore第12世代は性能が大幅に向上し、Ryzen 5000シリーズをほぼ全ての面で上回りました。


ざっくり性能比較(第12世代Core iと第4世代Ryzen)
Core i シリーズ Ryzen シリーズ
コア数 4 – 16 コア 6 – 16 コア
スレッド数 16 – 24 スレッド 12 – 32 スレッド
マルチスレッド性能
Cinebench R23

?~27780

11077~28641
シングルスレッド性能
Cinebench R23

?~2030

1504~1639
ゲーミング性能
※高性能な外部GPU使用時

※同モデルナンバー内での比較(Core i9とRyzen 9等)
※2022年1月現在で最新のCPUが対象(Core iは第12世代、Ryzenは第4世代)
※ゲーミング性能は高性能なGPU(グラフィックボード・ビデオカード)と同時に利用した場合のもの。


第12世代のCore iシリーズとRyzen 5000シリーズの処理性能は、ほぼ全面的にCore側が有利です。同価格帯だとCore側の方がシングル・マルチ性能ともに2割ほど上回っており、コスパでCore側が圧倒的に有利です。後述する消費電力面ではRyzen 9なら少し優れている点は一応あるものの、純粋な性能差がここまで大きくなってしまうと、あえてそこを重視してRyzenを選ぶ必要もないかなと思います。

  • シングルスレッド性能
    1スレッド(1コア)あたりの性能です。シングルスレッド性能が高いと、軽い処理の速さ(レスポンス)が良くなる他、基本的にどのような用途でも有利に働くため非常に重要です。
  • マルチスレッド性能
    CPUの全コア稼働時の処理性能です。マルチスレッド性能が高いと、動画エンコードやレンダリングなどの膨大な処理を必要とする作業で特に有利になる他、複数の処理を並行して行う場合などでも有利です。
Intelの方が少し安く、廉価モデルも豊富

価格についてです。価格はIntelの方が少し安いです。また、Intelの方がK無しの廉価モデルが豊富です。選択の幅広さも含め、価格面ではIntelの方が少し有利と言えると思います。

価格比較(第12世代Core iと第4世代Ryzen)
Core i シリーズ Ryzen シリーズ
Core i9 / Ryzen 9
約 71,500~73,800円
約 71,500~106,500円
Core i7 / Ryzen 7
約 43,000~53,000円
約 48,800円~57,800円
Core i5 / Ryzen 5
約 27,800~39,000円
約 34,800円~39,500円
DDR5は現状は高価な割に性能向上がわずかなので、無理して導入する必要はない

Ryzen 5000シリーズはDDR4しか対応していませんが、第12世代CoreはDDR5にも対応しています。大幅に帯域幅の広いメモリーを採用することが可能です。

なのですが、結論から言うと現状はそこまで気にしなくて大丈夫です。

まず、DDR5メモリは現状物凄く高価です。確認時点(2022年1月時点)では、DDR4-3200とDDR5-4800を比較すると、GBあたりで倍以上の価格で販売されています。そして、DDR5にすればメモリ自体の速度は確かに大幅に高速になりますが、多くのアプリケーションではパフォーマンスが大して変わらない(参考:https://www.techspot.com/review/2351-intel-core-i9-12900k/)ようで、現状DDR4より大幅に高価なDDR5を無理に採用する必要性は小さく感じます。もちろん性能は多少上がりますし、アプリケーションによっては大きめに向上しているものもあるので、予算に余裕があるなら導入しても全然良いとは思いますが、コスパや低予算化を気にするなら、安くなるまでは無視しても良い要素だと個人的には思っています。

IntelのK無しモデルが強い。K付きでもRyzenに効率では負けていないので、基本Intelが有利

消費電力についての比較です。まず、Core第12世代はK付きとK無しで消費電力に大きな差があります。K付き(例:Core i9-12900K)の方は消費電力が非常に多いです。ただし、その高い性能のために電力効率は悪いほどではなく、Ryzenよりもゲーミング性能やシングルスレッド性能が優れている点を考慮すると、Intelが若干有利かなという印象です。

Core第12世代のK無しモデル(例:Core i7-12700)に関しては消費電力は少なく、その割には性能は高いため、電力効率が非常に優れています。K無しモデルに関してはRyzenよりも優れており、電力効率を重視するなら最適なモデルになると思います。

性能が負けてしまったことで電力効率面で厳しいのがRyzenです。ゲーミング性能やシングルスレッド性能ではCore第12世代に負けてしまっているので、需要は限られると思われ、大抵の場合はCore第12世代の方が無難な選択になると思います。

Ryzen 7以下は正直Core第12世代の無印に敵わない感じです。ただし、Ryzen 9 だけは未だに負けない優れた電力効率を誇っています。特に「Ryzen 9 5950X」は、16コアとは思えない消費電力の少なさで高い電力効率を持っているため、CPUに高負荷な処理を断続的に行う場合にはまだ有力な選択肢になると思います。

無印モデルの反映がまだですが、実際に測定した消費電力を示す表を載せています。青いバーがCore iシリーズで、オレンジ色のバーがRyzenを示しています。一部のモデルでは自動オーバークロック機能のようなものをで利用することができますが(保証の範囲内で)、該当機能は全てOFFの状態のものになります。

マルチスレッド消費電力(Cinebench)
CPU名称
消費電力(W)
Ryzen 5 5600X
126
Ryzen 7 5800X
175
Ryzen 9 5950X
179
Ryzen 9 5900X
183
Core i5-12600K
189
Core i7-12700K
221
Core i9-12900K
297
TDPが65W以下のモデルのみ付属しており、性能は良くはない

付属クーラーについての比較です。Intel、AMD共に、TDPが65W以下のモデルのみ付属しています。付属クーラーは使えないことはないですが、基本的に性能は良くはなく、CPUの性能を最大限発揮するには力不足なことが多いので、あまりおすすめはされません。安価な別売りクーラーの方が性能(特に静音性)はずっと良いです。
ただし、Intelは第12世代からボックスクーラーを全て刷新しました。モデル(消費電力)によって異なるクーラーを用意し、上位モデルほど大型になります。また、刷新前よりも全体的に重量が増加しているため、ヒートシンクが強化されている様子です。見た目も以前よりは良く、堅牢な印象を受けます。詳しい検証はまだなので具体的な性能はまだ語れませんが、冷却性能に関しては以前よりは少し改善していると思われます。


付属クーラー比較(第12世代Core iと第4世代Ryzen)
項目 Core i シリーズ Ryzen シリーズ
冷却性能
(推定:
静音性
付属モデルの多さ

付属クーラーでも運用自体は可能なので「高負荷な処理はあまり行わず、静音性も低くても大丈夫」というなら特に問題ないかと思いますが、安価なクーラーでも別売りのものなら大分変わるので、長く使うつもりなら付属クーラーは避けるのをおすすめします。

また、TDPが95W以上のモデルでは基本クーラーは付属しないため、別途の用意が必要です。BTOなどの既製品のパソコンなら何かしらのクーラーが取り付けてあるとは思いますが、標準構成だと低性能なクーラーとなっているケースも多いので、事前にチェックしておく事をおすすめします。

Ryzenの方が少し良いけど、どっちも重い処理は厳しい。搭載モデルにも注意

内蔵GPUについてです。結論からいうと、Ryzenの方が少し良いです。ただし、どちらも重いゲーム等をするには現状はまだ厳しい性能なので注意してください。また、搭載モデルにも注意が必要です。


内蔵GPU比較(第12世代Core iとRyzen)
項目 Core i シリーズ Ryzen シリーズ
内蔵GPUの有無
ほぼ有
※一部モデルでは無効(末尾F)
ほぼ無
※末尾Gモデルのみ搭載
ゲーム性能
(3DMark Time Spy)
無~793
無~1402

Core iシリーズでは末尾F(例:Core i7-12700F)でのみ非搭載で、Ryzenシリーズでは末尾G(例:Ryzen 5 5600G)でのみ搭載されています。また、これはデスクトップ用CPUの話で、モバイル端末向けのCPUでは基本全モデルにGPUが内蔵されているので、有無を気にする必要はありません。

外部GPU(ビデオカード、グラフィックボード)を利用しない場合には内蔵GPUが事実上必須となりますが、動画編集や重いゲームなどは厳しい性能です。内蔵GPUの性能も以前と比べると格段に向上しており、軽いゲームやFHD以下の簡易的な動画編集や高画質な動画鑑賞等では十分使える性能なので、クリエイティブでないビジネス用途やライトユーザーなら検討しても良いとは思いますが、ゲームや動画に興味があるなら外部GPUの搭載をおすすめします。

Core i:末尾F以外で搭載だが低性能

Core iシリーズでは基本的に内蔵GPUが搭載されています。ただし、末尾がFのモデルでは利用できないため注意が必要です(例:Core i7-12700F)。

ただし、性能は低く、外部GPU(ビデオカード、グラフィックボード)と比べると圧倒的に低いです。高画質な動画を観たり軽いゲームをしたりする程度なら十分な性能はありますが、重いゲームや4Kレベルの動画などを扱うなどの高負荷なグラフィック処理は厳しいです。そのような事をしたい場合には外部GPU(ビデオカード、グラフィックボード)がほぼ必須となります。

内蔵GPUがあることによる主なメリットは、PCにビデオカードを搭載せずに利用する場合や、多数の画面出力を行いたい場合などです。ビデオカードを搭載する前提のPC、たとえばゲーミングPCの場合には、内蔵GPUがあったとしても役立つケースはあまりないと思います。

Ryzen :末尾Gのみ搭載で内蔵にしては高い性能

デスクトップ版のRyzenではほとんどのモデルで内蔵GPUが搭載されていません。末尾がGのモデル(Ryzen APU)にのみ搭載されています(例:Ryzen 7 5700G)。内蔵GPUを利用したい人は末尾Gのモデルを選ぶようにする必要があります。また、デスクトップ用のAMDの内蔵GPU搭載モデル(APU)は、4000以降基本的にOEM向けの販売となっているため、CPU単体というよりは既製品のPCを購入する形が基本になると思います(CPU単体も一部ショップで販売されていたりはしますが)。

そのGPU性能は内蔵にしては高いものを持っています。そのため、少しでも性能の高い内蔵GPUが欲しい人や、ゴリゴリのゲーマーではないのでゲーミングPCを買うつもりはないけど、一応ある程度のグラフィック性能も持たせておきたい人にはRyzen APU(末尾Gの内蔵GPU搭載モデル)はおすすめです。

とはいえ、あくまで内蔵GPUなので、重いゲームや4Kレベルの動画などを扱うなどの高負荷なグラフィック処理は厳しいという点はIntel側と変わらないのは留意しておきましょう。

各モデルごとの比較【最新世代】

各モデルごとに、少し詳しく比較・解説しています。
Core i シリーズとRyzen シリーズは、「Core i9」には「Ryzen 9」、「Core i7」には「Ryzen 7」といったように、各モデルナンバーごとに対抗製品が存在します。
そのため、各対抗製品同士を比較することによって、両者の差をより分かり易く知る事ができます。

以下から最新シリーズ(第12世代のCore iとRyzen 5000)の主流製品をざっくりと比較しながら見ていきます。


Core i9 と Ryzen 9

Core i9およびRyzen 9は主流CPUにおける最上級モデルです。いわゆるハイエンドと呼ばれる区分に含まれ、ハイエンドの中でも最上位の製品群となります。
主流CPUとしてトップの性能を誇り、両者素晴らしい性能を持っています。その代わり価格は非常に高く、人気モデルの価格はおおよそ7万円以上となっています(2022年1月時点)。

「Core i9(第12世代)」と「Ryzen 9(5000シリーズ)」
Core i9(第12世代)
マルチスレッド性能
(5.0)
シングルスレッド性能
(5.0)
ゲーミング性能
(5.0)
消費電力・発熱
(1.0)
Ryzen 9(5000シリーズ)
マルチスレッド性能
(4.5)
シングルスレッド性能
(4.0)
ゲーミング性能
(4.5)
消費電力・発熱
(2.5)

Core i9とRyzen 9の人気モデルを一部抜粋して比較しています。

主要スペック
CPU Cinebench R23
Multi
コア/
スレッド
動作クロック
(最大)
TDP クーラー
の付属
コスパ 参考価格
Ryzen 9 5950X 28641 16/32 3.4GHz(4.9GHz) 105W × 0.273 104,800円
Core i9-12900K 27198 16/24 3.2GHz(5.2GHz) 125W × 0.369 73,800円
Core i9-12900KF 27198 16/24 3.2GHz(5.2GHz) 125W × 0.380 71,500円
Core i9-12900 ? 16/24 2.4GHz(5.1GHz) 125W 73,800円
Core i9-12900F ? 16/24 2.4GHz(5.1GHz) 125W 71,500円
Ryzen 9 5900X 21878 12/24 3.7GHz(4.8GHz) 105W × 0.306 71,500円
Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i9-12900K
2002
Core i9-12900KF
2002
Ryzen 9 5950X
1639
Ryzen 9 5900X
1622
Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Ryzen 9 5950X
28641
Core i9-12900K
27198
Core i9-12900K
27198
Ryzen 9 5900X
21878

Core i9(第12世代)Ryzen 9(5000シリーズ)は、電力面ではRyzenが少し優れていますが、処理性能やコスパではCore i9の方が全面的に優れています

第12世代のCore i9は合計16コア24スレッドで、高性能コアと高効率コアが8個ずつという構成になっています(高性能コアが16スレッド)。スレッド数では32スレッドの「Ryzen 9 5950X」には負けていますが、シングルスレッド性能が大幅に優れていることもあり、マルチスレッド性能ではほぼ同じになっています。そのため大幅に安いCore i9の方がコスパは大幅に勝っています

また、シングルスレッド性能が高いほどゲーミング性能が大幅に高い傾向があり、ゲーミング性能もCore i9の方が上です。なので、処理性能・コスパ面では全体的にCore i9の方が有利という状況になっています。

Ryzen 9側が唯一優れているのは、消費電力の少なさと電力効率です。「Ryzen 9 5900X / 5950X」は、最大負荷時でおおよそ180W程度電力を消費するのに対し、「Core i9-12900K(F)」は290W~300Wくらい消費します。100W程度の差があり、かなり大きな差になります。これだけ消費電力が多いと、電源ユニットやCPUクーラーにも十分に注意を払う必要があります。特にクーラーは大型の簡易水冷クラスが必須に近いと思います。

K無しのモデルでは多少消費電力や発熱が減るものの、それでも仕様的にRyzen 9よりは多くなることがほぼ間違いないので、消費電力の多さではやはりRyzen 9にまだ少し分があるのかなという印象です。

ただし、前述の処理性能の高さがあるため、Core i9も電力効率ならそこまで悪くはありません。やはり「Ryzen 9 5950X」にはまだ届かない感じに見えますが、ゲーミング性能やシングルスレッド性能では大きく優位な点を考えると、個人ならCore i9の方が無難なのかなという印象を受けます。Ryzen 9の方が優先されるのは、断続的かつ長期間に高負荷なCPU作業を行う場合に限られると思います。

まとめとして、やはりコスパの良さは最大の魅力だと思うので、第12世代のCore i9が無難に見えます。特に、ゲーミング性能の高さの需要が凄く大きいと思うので、多少発熱や消費電力が多くてもCore i9を選択したい人が多いのかなと思います。Ryzen 9の唯一に近い強みである電力効率が重視されるのは、処理性能で同じくらいの場合に限られる気がします。サーバー用とか動画クリエイターの方とかなら別かもしれませんが。

やはり私も一般ユーザーとしてどちらか一方を選ぶとするなら、ゲーミング性能やシングルスレッド性能の高さによる汎用性の高さを重視してCore i9を選ぶ気がするので、よほどお得感のある価格差が無い限りはCore i9が安定だと思います。


Core i7 と Ryzen 7

Core i7およびRyzen 7は主流CPUにおける上級モデル(上から2番目)です。いわゆるハイクラスと呼ばれる区分に入ります。
価格はおおよそ4万円台~6万円となっています(2022年1月時点)。
非常に高い性能を発揮しつつも、価格はCore i9やRyzen 9ほど高くないため、コスパ重視の高性能PCで特に人気のシリーズとなっています。

第12世代「Core i7」とRyzen 7(5000シリーズ)
Core i7 K付き(第12世代)
マルチスレッド性能
(4.5)
シングルスレッド性能
(5.0)
ゲーミング性能
(5.0)
消費電力・発熱
(1.5)
Ryzen 7(5000シリーズ)
マルチスレッド性能
(4.0)
シングルスレッド性能
(4.0)
ゲーミング性能
(4.5)
消費電力・発熱
(2.5)
Core i7 K無し(第12世代)
マルチスレッド性能
(4.0)
シングルスレッド性能
(4.5)
ゲーミング性能
(4.5)
消費電力・発熱
(2.5)

Core i7とRyzen 7の人気モデルを一部抜粋して比較しています。

主要スペック
CPU Cinebench R23
Multi
コア/
スレッド
動作クロック
(最大)
TDP クーラー
の付属
コスパ 参考価格
Core i7-12700K 22812 12/20 3.6GHz(5.0GHz) 125W × 0.444 51,400円
Core i7-12700KF 22812 12/20 3.6GHz(5.0GHz) 125W × 0.467 48,800円
Core i7-12700 12/20 2.1GHz(4.9GHz) 65W 48,800円
Core i7-12700F 12/20 2.1GHz(4.9GHz) 65W 43,000円
Ryzen 7 5800X 15245 8/16 3.8GHz(4.7GHz) 105W × 0.282 54,000円
Ryzen 7 5700G 14211 8/16 3.8GHz(4.6GHz) 65W 0.291 48,800円
Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i7-12700K
1939
Core i7-12700KF
1939
Ryzen 7 5800X
1594
Ryzen 7 5700G
1522
Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Core i7-12700K
22812
Core i7-12700K
22812
Ryzen 7 5800X
15245
Ryzen 7 5700G
14211

Core i7(第12世代)Ryzen 7(5000シリーズ)は、ほぼ全面的にCore i7の方が有利です。シングルスレッド性能・マルチスレッド性能・ゲーミング性能等、ほぼ全ての性能でCore i7が大幅に上回っています。

第12世代のCore i7は合計12コア20スレッドとなっており、高性能コアが8コア(16スレッド)、高効率コアが4コアという構成です。Ryzen 7は8コアだけなので、コア構成はCore i7の方が高効率コアが4つ単純にプラスされているという形になっています。シングルスレッド性能でも大きく負けている上、コア数でも負けているので、かなり大きな差がついています。それでいて価格はCore i7の方が少し安いくらいなので、コスパはCore i7の方が大幅に優れています

また、消費電力の少なさではRyzen 7は負けていませんが、処理性能差が大きいため、電力効率はCore i7の方が少し良いです。元々Ryzen 7はRyzen 5000シリーズの中ではは電力効率が微妙な部類だったので仕方ない部分かもしれません。

それにこれだけ性能差が大きいと、Core i7側は性能が劣らない範囲で電力制限やクロック制限などを行い、消費電力を減らすことも一応可能です(知識は必要ですが)。なので、性能と電力効率で上回れていない時点で、Ryzen 7側は実質的に前面敗北と言われても仕方ないと思います。

といった感じで、第12世代のCore i7と第4世代(5000番台)のRyzen 7だと、Core i7のほぼ一択レベルになると思います。


Core i5 と Ryzen 5

Core i5およびRyzen 5は主流CPUにおける中級モデルです。いわゆるミドルレンジに区分されます。

中級とはいっても現在では十分に高性能で、「可・不可」でいえば不可能な事はないレベルの高性能さです。数年前のハイエンドCPUを大きく上回るレベルの性能を持っています。価格はやや幅が広く、おおよそ3万円~4万円程度となっています。

第12世代「Core i5」と第4世代「Ryzen 5」
Core i5 K付き(第12世代)
マルチスレッド性能
(4.0)
シングルスレッド性能
(5.0)
ゲーミング性能
(4.5)
消費電力・発熱
(2.5)
Ryzen 5(第4世代)
マルチスレッド性能
(3.5)
シングルスレッド性能
(4.0)
ゲーミング性能
(4.0)
消費電力・発熱
(4.0)
Core i5 K無し(第12世代)
マルチスレッド性能
(3.5)
シングルスレッド性能
(4.5)
ゲーミング性能
(4.0)
消費電力・発熱
(4.0)

Core i5とRyzen 5の人気モデルを一部抜粋して比較しています。

主要スペック
CPU Cinebench R23
Multi
コア/
スレッド
動作クロック
(最大)
TDP クーラー コスパ 参考価格
Core i5-12600K 17660 10/16 3.9GHz(4.9GHz) 125W × 0.454 39,000円
Core i5-12600KF 17660 10/16 3.9GHz(4.9GHz) 125W × 0.478 37,000円
Core i5-12400 12454 6/12 2.5GHz(4.4GHz) 65W 0.448 27,800円
Core i5-12400F 12454 6/12 2.5GHz(4.4GHz) 65W 0.502 24,800円
Ryzen 5 5600X 11268 6/12 3.7GHz(4.6GHz) 65W 0.285 39,500円
Ryzen 5 5600G 11077 6/12 3.9GHz(4.4GHz) 65W 0.318 34,800円
Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i5-12600K
1918
Core i5-12600KF
1918
Core i5-12400
1716
Core i5-12400F
1716
Ryzen 5 5600X
1572
Ryzen 5 5600G
1504
Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Core i5-12600K
17660
Core i5-12600KF
17660
Core i5-12400
11448
Core i5-12400F
11448
Ryzen 5 5600X
11268
Ryzen 5 5600G
11077

まず言っておきたいのが、Core i5Ryzen 5と聞くと性能に不安を感じる人も居ると思いますが、今では十分に高性能と言えるレベルの性能を持っていることです。基本的に不可能なことは無いくらいの高性能さを持ちつつも価格が安いため、非常にコスパが良いです。たとえば、ゲーミングといえばCore i7 / Ryzen 7以上という印象の方は多いと思いますが、基本的にゲーミング単体のコスパであれば5が一番強いです(特に安価なモデル)。

前置きはここまでで、本題の比較に入ります。Core i5(第12世代)Ryzen 5(5000シリーズ)は、Core i5が全面的に有利です。シングルスレッド性能・マルチスレッド性能・ゲーミング性能の全てがCore i5の方が上です。それでいで価格は、上位モデルで同程度、下位モデルならCore i5の方が大幅に安いため、コスパは圧倒的にCore i5が上です。

第12世代のCore i5(K付き)は合計10コア16スレッドとなっており、高性能コアが6コア(12スレッド)、高効率コアが4コアという構成です。Ryzen 5は6コアなので、コア構成はCore i5の方が高効率コアが4つ単純に多いという形になっています。そのためマルチスレッド性能は第12世代のCore i5(K付き)の方が圧倒的に高いです。その性能はなんと、第11世代(前世代)のCore i9を上回るレベルです。Core i5という肩書きながらつい先日までのハイエンド級の性能を持っており、4万円未満で買える超高コスパCPUです。今まではCore i5内やCore i7内ではコア数が同じでしたが、「Core i5-12600K(F)」はCore i5の下位の6コアよりコア数が多く設計されており、ミドルレンジの中では一線を画す性能となっています。ただし、消費電力もミドルレンジにしてはかなり多いので、それなりのクーラーが必要となる点には注意が必要です。

対して、Core i5のK無しモデルは6コア12スレッドとなっており、K付きよりも高効率コア4つ分少ないため、マルチスレッド性能は大幅に下がります。ただし、それでもRyzen 5よりは少し高い性能となっていますし、消費電力はK付きよりも大幅に低くなっています。マルチスレッド性能こそ上位モデルと比べると大幅に劣るものの、代わりに電力効率・コスパ・価格の安さの3点が物凄く良くなっている、コスパ特化としてはかなり魅力的なCPUに仕上がっています。率直に言って、全ての要素でRyzen 5を大幅に上回っています。

といった感じで、Core i5を選ぶのが安定択だと思います。効率重視ならCore i5のK無し、性能重視ならCore i5のK付きが最適なので、Ryzen 5を選ぶ方が良い道はないのかなと思います。選ばれるとしても、在庫処分などで大幅な値下げが行われる場合くらいかなと思います。


Core i3 と Ryzen 3(最新世代はCore i3のみ登場)

※デスクトップ版ではRyzen 3(5000シリーズ)が登場しなかったので、第12世代のCore i3のみの紹介となります。

Core i3およびRyzen 3は主流CPUにおける中の下くらいに位置するモデルです。いわゆるミドルレンジ下位くらいに区分されます。価格は安く、おおよそ1万円台前半~2万円程度となっています。
価格の安さが魅力のモデルなので、性能は高いとは言えないレベルです。コア数も4コアとなっていて、Core i5以上なら6以上と考えると、マルチスレッド性能は大幅に低くなります(2022年1月時点)。

とはいえ、Web閲覧やOffice作業などの軽作業であれば十分すぎるくらいの性能は持っています。その安価さのおかげで、特に重い作業をしないのであればコスパは良いです。性能自体は順調に向上しており、数世代前のCore i7クラスの性能を持っています。ゲーミング用途でも、上位モデルと比べると劣るというだけで普通に使えます。

とはいえ、価格差の割にCore i5Ryzen 5との性能差が大きいことと、CPUは一度導入すると交換が難しいことが気になるため、優先して選ばれることはあまりないです。少し予算をプラスしてCore i5Ryzen 5を買うだけで性能が大幅に上昇するため、「3を買うなら、少しプラスして5買った方がお得」というのが明らかなので、他モデルより人気は低めです。そのことをメーカーも承知しているのか、それとも単純に半導体を少しでも有効活用するためなのかは不明ですが、IntelもAMDもCore i3およびRyzen 3の販売にはあまり積極的ではない印象です。Ryzenの5000シリーズ、Core第11世代では追加がありませんでした。

第12世代「Core i3」
Core i3(第12世代)
マルチスレッド性能
(2.5)
シングルスレッド性能
(4.0)
ゲーミング性能
(3.0)
消費電力・発熱
(4.5)
Ryzen 3(5000シリーズでは未登場のため評価無し)
マルチスレッド性能
(1.0)
シングルスレッド性能
(1.0)
ゲーミング性能
(1.0)
消費電力・発熱
(1.0)

Core i3とRyzen 3の人気モデルを一部抜粋して比較しています。

主要スペック
CPU Cinebench
R23
コア/
スレッド
動作クロック
(最大)
TDP クーラー コスパ 参考価格
Core i3-12100 7300? 4/8 3.3GHz(4.3GHz) 60W 0.372? 18,800円
Core i3-12100F 7300? 4/8 3.3GHz(4.3GHz) 58W 0.5? 14,000円
Cinebench R23 Single
CPU名称 スコア
Core i3-12100
7300?
Core i3-12100F
7300?
Cinebench R23 Multi
CPU名称 スコア
Core i3-12100
1590?
Core i3-12100F
1590?

Ryzen 5000シリーズではRyzen 3は追加が無かったので、3モデルを検討するなら第12世代のCore i3一択です。

4コアのためマルチスレッド性能やゲーミング性能はやはり上位に劣りますが、本体価格は非常に安い上、消費電力も非常に少ないのが魅力です。性能が低いというのも上位モデルに比べればの話で、数世代前のCore i7クラスの性能があり、軽作業は快適です。重い処理やゲームにも一応使えるくらいの性能はあるので、費用を出来るだけ抑えたいライトユーザーなら選択肢に入るかもしれません。ただし、少し予算をプラスしてCore i5やRyzen 5にするだけで性能が飛躍的に向上するので、少し頑張って5以上にした方がコスパは良いですし、後のことはどうなるかわからないのでその方が安心かなと正直思います。

基本的には第一におすすめすることは無いと思うモデルです。

結局どっちが良い?

最後に「どっちが良いか?」という点について個人的なおすすめを述べています。あくまで参考までにご覧ください

第12世代のCore i5とCore i7が強い(特にK無し)

第12世代のCore i5とCore i7のコスパが非常に良いです。各種処理性能は前世代やRyzen 5000シリーズを大きく上回ります。特に、Core i5(K付き)が前世代のCore i9を超える性能だったのは驚きでした。

シングルスレッド性能やゲーミング性能の向上も大きいですが、やはり高効率コアの追加によるマルチスレッド性能の底上げが特に大きかったと思います。K付きの消費電力は相変わらずRyzenより多いものの、処理性能の爆発的な向上のおかげで電力効率は大きく改善しています。

後に追加された無印モデルでは性能はやや落ちるものの、消費電力と価格が少し低くなっており、コスパ重視としては非常に魅力的な選択肢です。

第12世代のCore i5とCore i7はどれも競争力のある仕上がりだと思いますが、個人的にはK無しのCore i7「Core i7-12700(F)」がコスパ的には一番良い気がします。他を選ぶなら、安さ重視なら「Core i5-12400(F)」、オーバークロックやもう少し性能を強化したいなら「Core i7-12700K(F)」という感じで選ぶのが定石になるのかなと思います。

性能特化ならCore i9は魅力的だけど、消費電力が多すぎる点に注意

第12世代のCore i9の処理性能は凄いです。24スレッドながら、32スレッドの「Ryzen 9 5950X」とほぼ同等のマルチスレッド性能というのは驚きですし、ゲーミング性能も非常に優れています。7万円という価格は高いものの、純粋なコスパはCore i7と比較しても凄く劣るというほどではありません。正直に言うと論外だった前世代(第11世代)のCore i9と違い、選ぶ価値のある性能・コスパだと思います。

ただし、その消費電力は相変わらず凄く多いです。本当に「爆熱」という感じです。処理性能の高さが物凄いので、我慢して使う価値は十分あるレベルにはなっていると思いますが、個人の実用性でいえばCore i7やCore i5でも必要十分な高い性能といえると思いますので、あえて扱い難いCore i9を選ぶ必要があるかどうかは検討する必要があると思います。そのため、第12世代Core i9は、価格の高さや扱い難さ度外視でとにかく高いパフォーマンスを追い求めたい人向けのCPUだと思います。

電力効率重視なら第12世代Core i5かCore i7(K無し)

電力効率を重視するなら、第12世代のK無しのCore i5かCore i7がおすすめです。

第12世代のK無しモデル登場までは、Ryzen 9に関しては電力効率が。

グラボ無しで運用するならRyzen(末尾G)やCore i(F以外)

もしグラボを利用せずにCPUの内蔵GPUで運用したいなら、Ryzen APU(末尾G)Core i(末尾F除く)を選択する必要があるため注意してください。

また、現状(2022年1月時点)では内蔵GPUではデータ量の多い動画編集や重いゲームをやるには厳しいという点を留意してください。比較的軽いゲームやFHD以下の軽めの動画編集なら内蔵GPUでも良いと思いますが、そうでない前述のような重い処理をしたいなら、外部GPU(ビデオカード、グラフィックボード)の搭載を検討することをおすすめします。

内蔵GPUの性能比較についてですが、Ryzen APU(末尾G / 5000番台)の方が、第12世代のCoreシリーズよりも高いグラフィック性能を持っています。内蔵GPU性能重視なら強い選択肢です。第12世代Core iシリーズ世代搭載の内蔵GPU「UHD Graphics 770」も、10世代以前よりは強化されており対応力が上がっているものの、デスクトップ版のRyzen(末尾G)の内蔵GPUにはまだ届いていない状況です。

内蔵GPUとはいえ少しでも高い性能を求めるなら「Ryzen APU(末尾G)」をおすすめしますが、前述のようにどちらもデータ量の多い動画編集や重いゲームをやるには厳しい性能という点は忘れない様にしましょう。


それでは、内容はここまでとなります。ご覧いただきありがとうございました。

性能スコアなどの参考

27 COMMENTS

もりくろ

btoでゲーミングpcを買おうと思ってるんですが、ryzenとintelで悩んでます。
wqhdでのmmoとsteamがメインでfpsはやらないと思います。

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とねりん:管理人

予算などをもう少し聞かないと確かなことは言えませんが、

性能重視なら、今だとやや高価になってしまいますが、Intelの第12世代Coreプロセッサー搭載機がおすすめです。
ただし、Core i9は価格も高く電力効率も良くないので、Core i5-12600K(F)かCore i7-12700K(F)をおすすめします。

登場時期的にはやや古めのものになりますが、第11世代のCoreとRyzen 5000シリーズは上記の第12世代よりは大きく安いものが多いので、ゲーミングコスパ重視なら良いと思います。

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とねりん:管理人

コスパと電力効率的には特にRyzen 9が良くて、Ryzen 5も安い分良いです。
Ryzen 7 5800Xは他二つに比べるとコスパと電力効率で劣るので、一歩落ちるかなという感じです。
ただし、最近だと在庫が余っているためか大きめの値引きも見られますし、性能自体は悪くないので、値段次第ではありって感じになると思います。

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匿名

いつも分かりやすい記事拝見させていただいております。
質問なのですが自分は年度末頃に初めてPCを組もうとしていて構成はRTX3060tiとcorei5 11400Fを想定しております。
ですが色々調べたところこれではボトルネックが出ます。
それでcorei7 10700か11700にしようか迷っているのですが、予算の都合上できるだけ安く済ませたいと思っています。
1万5000円ほど追加してi7に変更する意味はあるのでしょうか?回答よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

いつも見てくださってありがとうございます。

煮え切らない言い方で申し訳ないですが、Core i7にする必要性は用途や求めるレベルによると思います。少しでもゲームのfpsを上げたいとかマルチスレッド性能が重要な処理を頻繁にやるのであれば、コアが2つ多いCore i7の恩恵は大きいと思います。逆に、重いゲームやソフトのパフォーマンスが多少落ちてでも安く済ませたい場合にはCore i5が適しています。Core i5-11400Fでも2~3年前くらいのCore i7を大幅に超える性能があるので、よほど重い処理じゃなければ大きな不満が出ることは無いと思います。

また、質問の意義を失うことを言ってしまいますが、Intelの第12世代Coreプロセッサ(Alder Lake)が来月11月の初旬に出ると言われているので、年度末ならそちらが最新世代になるのかなと思います(一応リーク情報です)。なので、発売を待ってみてから考えても良いのかなと思います。
一応軽く噂で言われていることを羅列しておくと、新しいメモリ規格のDDR5に対応しててDDR4より少し高くなるとか、コア仕様がWindows 11に最適化されているかも、とかあるようです。

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匿名

返信ありがとうございます。
ゲーム以外にも色々手を出したいと思っていたのでi7の方がいいですかね…
メモリも考慮して増設するとか12世代も出たら調べて考えてみます!

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とねりん:管理人

今ではCore i5でも普通に高性能なので、重い処理でも基本問題無くこなせると思います。
ただ、たとえばPC全体で20万円の場合の2万円のプラスは1割ですが、コア数が6→8になるならCPUのマルチスレッド性能は少なくとも2~3割の向上は期待できると考えることができます。CPU単体のコスパではCore i5が非常に強いですが、PC全体で考えると高性能なCPUの方がコスパが良く見えます。それと費用が高くなるデメリットをどう考えるかという部分ですね…。
性能向上分を活かせないなら無駄な費用ですが、後になってから換えたいとなっても難しいですから、重い処理も想定するならCore i7以上が無難だという通説はある程度その通りだとは思います。

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仕事人

2D CADを主に使いますがどちらのCPUが最適なのでしょうか?多くのデータを読み込むのですがCPUを選ぶ際どこに1番気をつけたらよいでしょうか?お時間ありましたらご返信のほどよろしくお願いします。

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とねりん:管理人

CADについては正直詳しくはないのですが、ソフトの使用映像を見る限りは軽い処理や読み込みが積み重なっていて、処理の手数が多くてレスポンスが重要に見えるので、2DCADは3DCADほどコア数(マルチスレッド性能)は重要でないですが、シングルスレッド性能は高い方が適しているのかなという認識です。
ただ、全体的な処理自体は最近の重いゲームとか動画編集とかよりは恐らく軽いと思うので、最新のCore i5 / Ryzen 5以上という感じで良いと思います。ただ、Core i5とRyzen 5のTDP65Wのモデル(Core i5-11400やRyzen 5 5600G等)は最大クロックが少し低くて、シングルスレッド性能が他モデルより少し低いため、一応向いてはいないかなと思います(全然使えるとは思いますが)。

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もりくろ

wqhdでmmorpgやりたいのでグラボとの兼ね合いもあるしryzenは次世代の噂もあるので、年末セールに数年間持ちこたえるスペックをどのレベルの値段で抑えるのかが難しいですね。

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とねりん:管理人

そうですね。基本的にはCPUを1ワンク上のものにするより、GPUを1ランク上のものにした方がゲーミングコスパ良いので、コスパを考えるならグラボとの兼ね合いは重要ですね。ただ、GPUのおかげでゲーミング性能は高くても、旧世代のCPUを選ぶのに抵抗がある人も居ると思うので難しいですね。
Ryzenは改良版(3D V-Cache版)のZen3が近い内に投入される予想ですね。次のRyzenの性能も気になりますし、今CPU単体で一番コスパが良いのは「Core i7-12700K(F)」か「Core i5-12600K(F)」だと思いますが、マザーボードが高価なZ690しかないせいで高いのが問題なので、安価なH670やB660が登場すれば少し選び易くなるかもですね。

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maic M

分かりやすくたいへん参考になりました。
Ryzen 系がよく売れているせいか、ヤフーオークでもインテル系が
安くなってきています。中でも、i7-2000番、3000番のでも
モバイルのCPUは、35度、45度、の低温度でまたよく売れるため
値上がりしちゃってます。 いいのか悪いのか・・
GPU HD4000 搭載のCPUは、非力ながらも・・多少の3Dも
扱えるソフトウエアー搭載なので・・人気が高いです。

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ぴえん

Ryzen 7 5700X、Ryzen 5 5600(X無し)に期待したいですね!これもまたコスパ最高か?

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とねりん:管理人

5600Xや5800Xはモデルナンバーの割には高すぎるので、本当にそう思います。

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とっくめー

Ryzen 3 5300XやRyzen 7 5700Xなど、zen2世代の人気モデルの後継が登場するのが待ち遠しいですね!

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とねりん:管理人

私も本当にそう思いますが、今のIntel相手なら多少高くても売れるでしょうから引っ張ってきそうな気もしちゃいますね…。

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Gi_RyuZa

返信がとても遅くなってしまって申し訳ございません。
ものすごい、参考になりました。
自作㍶を作る時、cpuはこれを参考に選ばせていただきます。
ありがとうございました。

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たらこ

ゲーミング&動画編集用のPCを作ろうと考えていますがRYZENかCORE iで悩んでます。
文章中にゲーミング性能と言う言葉が出ていますが、【主要スペック】にも【Cinebench R15】にもそれっぽい数値は記載されていないと思うのですが、何を見ればわかるのでしょうか?
★に換算された元情報(他ページ?)を教えてもらえないでしょうか?

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とねりん:管理人

ゲーミング性能は大手レビューサイトの記事等の多数の情報を参考にしながら、私自身が相対的に比較して評価している形なので単一のソースのようなものはありません。申し訳ありません。
Google等で気になるCPUの個別レビュー記事を探すか、宣伝みたいで申し訳ないですが、本サイトでも新着記事の上の方のCPU評価記事ではゲーミング性能(平均FPS)には軽く触れているので、よければご覧ください。

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たらこ

返信ありがとうございました。
返信が遅くなり申し訳ございませんでした。m(_ _)m

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