GPU(グラボ)とは?【ざっくり解説】

GPU(グラフィックボード)についてのざっくりと解説しています。

GPUとは?

PCの有名な演算装置は、中央処理装置であるCPUですが、GPUはCPUの画像処理特化版と思うとわかりやすいかと思います。

GPU(Graphics Processing Unit)は、PCの画像処理に特化した演算装置です。モニターに映像を出力するための処理をしてくれます。GPUがないと画面に映像を出力する事が出来ず操作が困難なため、実質GPUはPCにとって必須です。今このページをPC(スマホなども含む)で閲覧しているのであれば、その端末にもGPUが搭載されています。

GPUの種類

GPUと一口にいっても、いくつか種類があります。GPUの種類についてざっくり解説していきます。

内蔵GPU(iGPU)

良い点

  • 消費電力(発熱)が少ない
  • 設置スペースが要らない
  • 別途GPUを用意する費用が要らない

悪い点

  • 単体のGPUと比べると性能が非常に低い

上述したように、GPUはPCにとって必要なものです。ただし、必ずしも別途GPUを搭載したパーツが必要とは限りません。これは、別のパーツがGPUを内蔵している場合があるからです。これを内蔵GPU内蔵グラフィックスと呼びます。

現在では、内蔵GPUは基本的にCPUに内蔵されています。そのため、一般的に内蔵GPUといえば、CPUに内蔵されているGPUのことを指します。以前は、チップセット(マザーボード)という部分などに組み込まれる事も多かったですが、現在ではあまり見掛けなくなりました。

この内蔵GPUは、後述する単体のGPUと比べ、消費電力や発熱が少ない、設置スペースがいらない、別途GPUを用意する費用が要らない、といったメリットがあります。ただし、性能は単体のGPUより著しく低く、基本的にはとりあえず使える用程度の性能しか持ち合わせていません。ただし、単純な事務作業や少し画質の良い動画を観るなどしかせず、3Dのゲーム等をしないなら内蔵GPUでも問題ないくらいの性能はあります。

単体のGPU(グラボ)

単体のGPU(GeForce GTX 1060)

良い点

  • 内蔵GPUより性能が圧倒的に高い

悪い点

  • 消費電力(発熱)が多い
  • 高価(だいたい1万円~17万円)
  • 設置スペースが必要

上述の内蔵GPUとは別の、単体のGPUも存在します。グラフィックボード(グラボ)やビデオカードと呼ばれるパーツに搭載されています。ものにもよりますが、基本的に内蔵GPUよりも性能が圧倒的に高いです。現状(2019年時点)では、最新の3Dゲーム等を快適にプレイしたいなら単体のGPUが必須となります。

ただし、性能の高さと引き換えに、消費電力・発熱が多い、設置スペースが必要、高価といったデメリットがあります。

どのくらい高価?

単体GPUを搭載したグラボの価格は非常に高価で、PCパーツの中でも特に高いです。仮に2019年11月現在、「最新の3Dゲームを快適にプレイできる」という条件付きで選んだら、安くても2~3万円はするものが必要となります。

ハイエンドクラス(トップクラスの性能帯)のグラフィックボードだと、同じくハイエンドのCPUよりも高く、個人向けのものでも10万円を超えるものすら存在します。

グラボは高度な画像編集やゲームをしないなら要らない?

グラボは高度な画像編集やゲームしないなら要らない?

2019年現在では基本YESです。ただし、GPUの性能を画像処理以外に応用する技術の開発も進んでいるので、今後はどうなるかはわかりません。

グラボは、主に3DのPCゲームや高度な画像・動画編集などをする人が必要とするものです。単純な事務作業や少し高画質な動画の視聴程度のGPUにとって低負荷な事しかしないのであれば、内蔵GPUの性能でも十分です。その場合、グラボは活かせる場面がほぼ無いので、基本は必要ありません。


ただし、

グラボはゲームや高度な画像編集以外では役立つ事はない?

と言われると、一概にNOとは言えません。これは、「GPGPU」という、GPUを描画処理以外にも利用する技術が存在するためです。

GPGPU

画像処理に特化しているGPUを画像以外の処理にも応用する技術。GPUは、CPUより複雑な処理が苦手な代わりに、単純な処理能力ではCPUを遥かに上回るものを持っているため、この技術が実用的になれば非常に有益。

ただしGPGPUは、2019年現在ではまだ一般的には実用的とは言えない、発展段階の技術です。とはいえ、応用範囲は広がってきているので将来的にはどうなるかはわかりません。未知数です。

まとめ

最後に、要点だけをざっくりとまとめています。

GPUの要点まとめ
  • GPUは画像処理に特化したプロセッサ
    GPUは画像処理に特化したプロセッサ。CPUの画像版と思うと分かり易いかも。
  • 内蔵GPUは性能が低い
    内蔵GPUの性能は、単体GPUより遥かに低く、3Dゲーム等をするにはちょっと厳しい。でも、一般的な事務作業や少し画質の良い動画を観るくらいだったら十分な性能はある。
  • グラボ(単体GPU)は性能が高いけど、高価で扱いが難しい
    グラボは内蔵GPUより遥かに性能が高く、最新の3Dゲーム等をしたいなら必須級。ただし、発熱と消費電力は凄く多く設置スペースも必要となる。
  • GPUを画像以外の処理に応用する技術もあるが、まだ発展段階。
    GPGPUというGPUを画像以外の処理に応用する技術もあるけど、まだ発展段階。ただし、一般的に実用化できれば非常に有益。

記事は以上で全てとなります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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