おすすめのタブレットPCまとめ【2023年最新版】

おすすめのタブレットPCを価格帯別にざっくりまとめています。

注意
本記事の内容は、記事更新時点(2023年3月10日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。

簡易比較表

本記事で紹介しているタブレットをまとめた簡易比較表です。5つ星の評価については筆者の主観のため、参考程度にしてください。

製品 製品名 総合
評価
参考価格 画面サイズ
解像度
処理性能 画面性能 価格 SoC RAM ストレージ 重量
Apple
iPad(第10世代)
4.25
68,800円~
10.9インチ
2360×1640
4.0
3.75
2.75
Apple A14 4GB 64GB~256GB
477g
(Wi-Fi)
Apple
iPad(第9世代)
4.5
49,800円~
10.2インチ
2160×1620
4.0
3.75
3.25
Apple A13 3GB 64GB~256GB
487g
(Wi-Fi)
レノボ
Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)
3.75
35,800円~
10.61インチ
2000×1200
3.25
3.25
4.0
Snapdragon 680 4GB 64GB 465g
OPPO
OPPO Pad Air
3.75
34,000円~
10.3インチ
2000×1200
3.25
3.25
4.0
Snapdragon 680 4GB 64GB 440g
ASUS
Chromebook Detachable CM3
3.75
34,800円~
10.5インチ
1920×1200
2.5
3.25
3.75
MT8183 4GB 64GB~128GB 約506g
レノボ
IdeaPad Duet Chromebook
3.75
29,800円~
10.1インチ
1920×1200
2.25
3.25
4.25
Helio P60T 4GB 64GB~128GB 約450g
レノボ
IdeaPad Duet 370 Chromebook
3.75
52,500円~
10.95インチ
1920×1200
3.25
3.25
3.25
Snapdragon 7c Gen2 4GB 128GB 約516.5g
レノボ
Yoga Tab 11
4.25
38,000円~
11インチ
2000×1200
3.25
3.25
3.75
Helio G90T 4GB/8GB 128GB~256GB
約650g
(WI-Fi)
Amazon
Fire HD 10(第11世代)
3.5
15,980円~
10.1インチ
1920×1200
2.5
2.0
5.0
MT8183 3GB 32GB~64GB
約465g
Apple
iPad Air(第5世代)
4.5
92,800円~
10.9インチ
2360×1640
4.5
4.25
2.0
Apple M1 8GB 64GB~256GB
約461g
(Wi-Fi)
レノボ
IdeaPad Duet 560 Chromebook
3.75
61,800円~
13.3インチ
1920×1080
3.25
3.5
2.75
Snapdragon 7c Gen2 4GB/8GB 64GB~256GB 約700g
Apple
iPad mini(第6世代)
4.0
78,800円~
8.3インチ
2266×1488
4.25
4.25
2.25
Apple A15 4GB 64GB~256GB 約293g
NEC
LAVIE T11 T1195
4.0
53,500円~

+10%還元

11インチ
2560×1600
3.25
4.25
3.25
Snapdragon 730G 6GB 128GB 485g
レノボ
Yoga Tab 13
3.75
72,800円~
13インチ
2160×1350
4.0
4.0
2.5
Snapdragon 870 8GB 128GB
約830g
(Wi-Fi)
マイクロソフト
Surface Go 3
3.5
65,780円~
+10%還元
10.5インチ
1920×1280
3.0~3.25
4.0
3.0
Pentium Gold 6500Y
Core i3-10100Y
4GB/8GB 64GB~128GB
約544g
(Wi-Fi)
Apple
iPad Pro 11(第4世代)
4.25
124,800円~
11インチ
2368×1668
4.75
4.5
1.75
Apple M2 8GB/16GB 128GB~2TB
約466g
(WI-Fi)
Apple
iPad Pro 12.9(第6世代)
3.75
172,800円~
12.9インチ
2732×2048
4.75
4.75
1.0
Apple M2 8GB/16GB 128GB~2TB
約682g
(Wi-Fi)
マイクロソフト
Surface Pro 8
3.75
122,280円~
13インチ
2880×1920
4.25~4.5
4.5
1.75
Core i7-1185G7
Core i5-1135G7
8GB~32GB 128GB~1TB
約889g
(Wi-Fi)
サムスン
Galaxy tab S8+
3.75
107,300円~
12.4インチ
2800×1752
4.25
4.5
1.75
Snapdragon 8 Gen1 8GB 128GB 約567g
レノボ
Tab P12 Pro
3.75
114,620円
12.6インチ
2560×1600
4.25
4.25
2.0
Snapdragon 870 8GB 256GB 約565g

タブレットPC選びの要点

タブレットPC選びの要点を一部ざっくりとまとめています。気になる方は参考程度にご覧ください。必要ない方は飛ばしてて貰っても構いません。

まずはプロセッサ性能です。タブレットの頭脳となる非常に重要なパーツです。その性能がPC全体に影響を与えるため、どんな用途においても重要です。

プロセッサ(SoC)の処理性能
  • シングルコア性能
    シングルコア性能は1コアでの処理性能を表します。シングルコア性能が高いと、軽い処理に掛かる時間が短くなる(サクサク動く)他、全コア稼働時にも当然影響がありますので、ほぼ全ての処理に対して有利に働きます。
  • マルチコア性能
    マルチコア性能は、全コア稼働時の処理性能を表します。マルチコア性能が高いと、高負荷な処理で有利になる他、複数アプリを同時起動した際のパフォーマンスが向上するなどのメリットがあります。
  • GPU性能
    GPUはグラフィック処理をほぼ専門に担当するプロセッサです。CPUが全般的な処理をしますが、重いグラフィック処理は基本的にGPUが担当します。重いゲームや高画質な動画などを頻繁に利用する際には重視すると良いです。

主要SoCの性能まとめ(2022年10月時点)

2022年7月時点での主要SoCの性能を一部まとめています。OSが異なるデバイスでの測定も多いため、一応参考程度にしてください。

CPU性能

CPU性能です。タブレット全体のパフォーマンスに影響するので、非常に重要です。Geekbench 5.1-5.4のスコアです。

GPU性能も後述しますが、タブレット向けのSoCはGPUも基本全て内蔵で、CPU性能に比例する傾向があるので、CPU性能だけ見て性能の良し悪しを判断しても差し支えありません。

Geekbench 5.1-5.4 マルチコア
CPU名称 スコア
Apple M2
8962
Apple M1
7574
Core i7-1185G7
5571
Apple A12Z
4709
Core i5-1135G7
4697
Apple A15
4640
Apple A14
4160
Core i5-1035G4
3986
Snapdragon 8 Gen1
3581
Apple A13
3476
Snapdragon 870 5G
3381
Apple A12
2814
Snapdragon 860
2657
Core i3-1005G1
2417
Core m3-10100Y
1889
Snapdragon 730G
1744
Helio G90T
1715
Snapdragon 7c Gen2
1630
Snapdragon 680
1625
Apple A10
1429
Snapdragon 662
1389
Core m3-8100Y
1396
MT8183
1293
Celeron N4100
1271
Helio P60T(Chromebook)
926

Geekbench 5.1-5.4 シングルコア
CPU名称 スコア
Apple M2
1925
Apple M1
1728
Apple A14
1593
Apple A15
1590
Core i7-1185G7
1535
Core i5-1135G7
1394
Apple A13
1336
Snapdragon 8 Gen1
1237
Core i5-1035G4
1235
Core i3-1005G1
1141
Apple A12Z
1122
Apple A12
1117
Snapdragon 870
1000
Core m3-10100Y
986
Core m3-8100Y
845
Apple A10
777
Snapdragon 860
728
Snapdragon 7c Gen2
556
Snapdragon 730G
547
Helio G90T
545
Celeron N4100
405
Snapdragon 680
379
Snapdragon 662
314
MT8183
303
Helio P60T(Chromebook)
263


GPU性能

次に、GPU性能をまとめています。GFXBench 3.0 Manhattan オフスクリーンのfps数です。こちらもOSやグラフィックスAPIによって性能が異なるので、参考程度にしてください。

GFXBench 3.0 Manhattan Offscreen
GPU スコア 搭載SoC例
Apple M2 10コアGPU
537
Apple M2
Apple M1 8コアGPU
345
Apple M1
Apple A15 GPU
237.0
Apple A14
Adreno 730
195.5
Snaprdagon 8 Gen1
Apple A14 GPU
174.7
Apple A14
Apple A13 GPU
162.5
Apple A13
Iris Plus Graphics G4
130
Core i5-1035G4
Apple A12 GPU
127.6
Apple A12
Adreno 650
124.5
Snaprdagon 870 5G
Adreno 640
99
Snapdragon 860
UHD Graphics G1
84.4
Core i3-1005G1
Apple A10 GPU
59.7
Apple A10
Mail-G76 MP4
51
Helio G90T
Adreno 618
41
Snapdragon 730G,7c Gen2
UHD Graphics 615
34.4
Core m3-8100Y
Mail-G72 MP3
20
MT8183 / Helio P60T
UHD Graphics 600
19.6
Celeron N4100
Adreno 610
19
Snapdragon 662,680

参考
https://www.notebookcheck.net/

メモリはCPUの作業スペースとなるパーツです。より容量が多く高速なほど、効率良く作業を行えるため良いです。下記に容量と用途の目安についてざっくり載せています。

プロセッサ(SoC)の処理性能
  • 3GB以下:少ない容量
    少ない容量です。ですが、Web閲覧や本当に軽い作業しか行わないなら大丈夫な容量です。
  • 4GB:軽い処理なら十分
    安くてコスパの良いタブレットで一般的な容量です。比較的少ない容量ですが、軽い処理なら快適に行うことができます。
  • 6GB:やや重い処理もいける
    タブレットでは多めの容量です。やや重めの処理やアプリの複数起動を前提とする場合にはこれ以上は欲しいです。
  • 8GB:重い処理をしたい場合に
    タブレットでは多い容量です。重めの処理やアプリの複数起動を前提とする場合におすすめの容量です。
  • 16GB:ハイエンド限定(非常に高価)
    タブレットではかなり多い容量です。ハイエンドモデルのごく一部でしか採用されていません。 ただし、重めの動画編集やゲームなどのPCのような用途も意識するなら無駄ではない容量です。

タブレットPCの画面サイズは8インチ~13インチが主流です。小型:8インチ中型(主流):10~11インチ大型:12~13インチという感じです。当たり前ですが、大きくなるほど重くなる傾向があります。

プロセッサ(SoC)の処理性能
  • 8インチ前後:300g程度
    小型で軽量なタブレットです。モバイル性能が非常に高く、気軽に取り出して手で持ったまま使えるのが魅力です。 ただし、最近ではスマホも大型化しており用途がやや被っている気がするので、個人的には需要はどうなんだろうと思っています。
  • 10~11インチ:450g~600g程度
    スマホとノートPCの中間くらいのサイズ感です。タブレットでは最も一般的な主流のサイズだと思います。気軽に手に取って使える他、スタンドカバーなどを利用して置いても良しの汎用性の高いサイズです。
  • 12インチ~:680g~程度
    大きめのサイズのタブレットです。重量もそこそこあり、このあたりからは片手で持って利用するには少し重いです。高性能な機種が多い傾向があり、価格が高いものが多いです。 純正のキーボードやペンがあるものも多く、やや小型で汎用性の高いノートPCのような使い方も想定されていることが多いです。ノートPCのように使うことがメインだけど、気軽に移動して手で持っての使用もしたい場合に最適です。

タブレットPCのディスプレイの主な要点はパネル種類解像度リフレッシュレート色域の4点です。最近ではアスペクト比のバリエーションも増えているので、そちらもチェックしておくと良いかもしれません。

ディスプレイの要点
  • パネル種類(視野角の広さ・明るさ・色の再現性)
    現在ではパネル種類は基本的には深く気にする必要はありませんが、特に安さに特化したモデルではTNと呼ばれる視野角の狭いものが採用されている可能性が一応あるかもしれないので、それは避けた方が良いです。IPSやVAとか高視野角とか書かれているかどうかを確認しておくと安心です。また、数は多くないですが、有機EL(OLED)採用のディスプレイもあります。有機ELは自然な発色で色鮮やかで、黒の表現も得意です。色表現に関しては液晶よりも基本良いです。ただし、焼き付きや劣化が液晶よりもしやすい点と輝度を上げにくい点に注意が必要です。
  • 解像度(描写・作業領域の広さ)
    タブレットPCの解像度はあまり統一性がありませんが、ノートPCで一般的なFHD(1920×1080)に近い「1920×1200」あたりが多い傾向があります。そのぐらいあれば一般ユーザーなら不満なく使えると思います。クリエイターの方やもっと精細な画像を楽しみたい方が、より高い解像度のディスプレイを検討することになります。
  • リフレッシュレート(紙芝居の枚数)
    リフレッシュレートはディスプレイの更新頻度を表す指標です。単位はHzです。要するに、ディスプレイの表示可能な最大fpsのことで、たとえば60Hzのディスプレイでは最大60fpsの表示しかできません。2021年現在のタブレットでは、主に「60Hz / 90Hz /120Hz」の3種類となっています。高い方がより滑らかな映像になりますが、たとえばYouTube等の動画サイト上の動画は2021年現在ではほぼ全ての動画60fps以下となっているので、少なくとも現状はあまり意味が無い点は注意です。スクロール操作などは滑らかになります。
  • 色域(色の表現の幅広さ)
    色域とは、ディスプレイが再現できる色の範囲のことです。色域の狭いディスプレイだと、色の再現性が低いため、色鮮やかさに欠けたり見にくい画像になる可能性があります。特にクリエイターやキレイな映像を楽しみたい方が気にしておくべき項目です。安さ重視機では色域の狭いディスプレイが採用されることもあるので注意です。
  • アスペクト比(縦横比)
    アスペクト比は、画面の縦と横の長さの比です。タブレットでは16:10とか3:2くらいのディスプレイが主流です。特に意識しなくても不便を感じる事はないと思います。

OSについてです。2021年現在のタブレット向けの主要OSは、iPadOSAndroidChrome OSWindowsの4つです。他のOS(デバイス)との連携を考えるなら絞っても良いと思いますが、独立したサブ機としての使用ならそこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

タブレット向けの主要OS
  • iPadOS
    Appleが提供するiPad向けのOSです。タブレット用のOSとしては1位のシェアのOSです。iPhoneやMac機を利用している人は各種機能やアプリの連携面も考えて優先して選んでも良いと思います。
  • Android
    Googleが開発したOSです。2021年4月時点でスマホ用のOSとしてはダントツのシェアを誇ります。オープンソース化されており、多種多様なアプリが数多く存在するのも特徴です。Google関連サービスとの親和性も強く、WindowsPCを利用する人は各サービスとの連携を活用しやすいです。
  • ChromeOS
    Chromebookに搭載されるGoogle設計のOSです。メインUIを「Google Chromeブラウザ」としており、基本作業をGoogleChromeブラウザ上で行うことを前提としたOSです。全てではありませんがAndroidoアプリも使用することができるため、Andoroidに近い感覚で使用することが出来ます。ただしAndroidアプリは仮想環境での動作となるため、本来よりも少し大きい処理が要求される点は一応注意です(低性能なプロセッサで重めのAndroidoアプリの使用は注意)。
  • Windows
    マイクロソフト開発のOSです。PC用のOSとして世界一のシェア誇る言わずと知れた有名OSです。デスクトップ・ノートPC用のOSというイメージがあると思いますが、今ではタブレットなどのモバイル端末もカバーできるOSとなっています。やや大きめのタブレットに採用される傾向があり、キーボードと併用してPCのような使い方を意識した製品が多いです。

おすすめタブレット紹介

iPad 第10世代 10.9インチ

価格
約 68,800円~
※2022年12月9日時点
OS種類
iPad OS
画面
10.9型 2360×1640
プロセッサ
Apple A14(6コア)
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB~256GB
重量
477g(Wi-Fiモデル)

第10世代のiPad無印です。最新のエントリーモデル向けのiPadです。

前世代からデザインなどが刷新され、iPad Airに近い外観になりました。物理ホームボタンは廃止されてベゼルも狭くなり、前世代ではやや古臭さもあった点が解消されたのは、見た目重視の人にとっては朗報です。また、Lightningが廃止されてUSB-Cになり、Wi-Fi 6にも対応しています。全体的に今時のタブレットという仕様になりました。

処理性能面では、プロセッサには「Apple A14」が採用されており、やや古いモデルながら普通に高性能です。AndroidタブレットのハイエンドSoCクラスの性能です。各種仕様が今風に強化されており、エントリーモデルとは思えない仕様と質感のタブレットになっています。

このように従来の無印iPadから大きな刷新となり魅力的ですが、値上がりしてしまったために安価なタブレットとは呼べない価格(約7万円~)となっている点は注意です。円安の影響もありますが、元値レベルでも値上がりしているので、円安が無くても従来の無印iPadよりもやや高価なモデルとして位置付けられています。

iPad 第9世代 10.2インチ

価格
約 49,800円~
※2022年12月9日時点
OS種類
iPad OS
画面
10.2型 2160×1620
プロセッサ
Apple A13(6コア)
メモリ
3GB
ストレージ容量
64GB~256GB
重量
487g(Wi-Fiモデル)

現行モデルで一番安いiPadです。新しい第10世代が登場し、全体的に強化されて魅力的でしたが、肝心の価格が大きく値上がりしてしまったために、未だに第9世代も安さとコスパの点で競争力があります。

最安値モデルとはいえApple A13搭載で、基本的に同価格帯の他タブレットよりは大幅に高い性能を持ちます。ディスプレイの解像度も高く、この価格帯にしては高品質なディスプレイとなっています。低価格といえるタブレットの中ではコスパが非常に優れており、価格.comのランキングでも常に上位となる定番タブレットです。

ただし、充電などに利用するメインコネクタがLightningとなっており、変換ケーブルは付属するもののやや不便な点は注意です。また、物理ホームボタンがあることもあり、ベゼルは厚めでデザインはやや古臭さがある点も好みが分かれるかもしれません。

Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)

価格
約 35,800円~
※2022年12月9日時点
OS種類
Android 12
画面
10.61型 2000×1200
プロセッサ
Snapdragon 680
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB
重量
465g

レノボの3万円台という安価さが魅力のエントリータブレットです。対抗製品の「OPPO Pad Air」とかなり似た仕様のタブレットです。同じ製品名で「Helio G30」搭載のものもありますが、ここで紹介するのは「Snapdragon 680」搭載の別モデルで、2022年12月9日現在では公式の直販でしか取り扱いが無い点に注意です。

安価ながらスピーカーは4つ搭載しており、この価格帯の安価なメディア鑑賞用のタブレットとしては優れていると思います。

プロセッサは「Snapdragon 680」を搭載しており、高性能ではありませんが、軽い処理ならそこそこ快適に行える性能です。

重量も465gと非常に軽くて手軽に使えるので、たまに動画を観たり軽く調べものをしたりする場合のサブ機としては魅力的な製品だと思います。

OPPO Pad Air

価格
約 34,000円~
※2022年12月9日時点
OS種類
ColorOS 12
(Android 12ベース)
画面
10.3型 2000×1200
プロセッサ
Snapdragon 680
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB
重量
440g

OPPOの3万円台という安価さが魅力のエントリータブレットです。1個上の「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)」とかなり似た仕様のタブレットです。安価ながらスピーカーは4つ搭載しているため、この価格帯の安価なメディア鑑賞用のタブレットとしては優れていると思います。

プロセッサは「Snapdragon 680」を搭載しており、高性能ではありませんが、軽い処理ならそこそこ快適に行える性能です。

重量も440gと非常に軽くて手軽に使えるので、たまに動画を観たり軽く調べものをしたりする場合のサブ機としては魅力的な製品だと思います。

ASUS Chromebook Detachable CM3

価格
約 34,800円~
※2022年12月9日時点
OS種類
Chrome OS
画面
10.5型 1920×1200
プロセッサ
MT8183(8コア)
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB~128GB
重量
本体:約 506g
+カバー:約 673g
+カバー+キーボード:約915g
その他
スタンドカバー付属(縦にも対応)
キーボード付属
ペン付属(本体に収納可能)

ASUSのスタンドカバーキーボードペン(本体に収納可能)が付属する2 in 1 タブレットタイプのChromebookです。豊富な付属品による非常に高い汎用性を備えながら、3万円台という安さが魅力です。しかも、スタンドカバーは縦置きにも対応する珍しいタイプになっており、Web閲覧が捗ります。
Chromebookかつ低性能なプロセッサ搭載なので軽作業のみ前提のタブレットにはなりますが、Web閲覧や軽作業においては非常に汎用性が高く価格も安いです。タブレットは元々重い処理を想定しない人も多いと思いますし、多くのライトユーザーにとって非常に丁度良い製品に仕上がっていると思います。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook

価格
約 29,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
Chrome OS
画面
10.1型 1920×1200
プロセッサ
Helio P60T(8コア)
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB~128GB
重量
本体:約 450g
+カバー+キーボード:約920g
その他
スタンドカバー付属
キーボード付属

レノボのスタンドカバーキーボードが付属する2 in 1 タブレットタイプのChromebookです。高い汎用性が魅力です。

ペンや縦置き対応スタンドカバーなど、付属品がより充実しているASUSのDetachable CM3の登場によってやや影は薄くなりましたが、約3万円のこちらの方が価格は安いです。

ASUSのDetachable CM3と同じく、Chromebookかつそこまで性能の良くないプロセッサ搭載のため、軽作業のみ前提のタブレットにはなる点には一応注意です。

Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook

価格
約 52,500円~
※2023年3月10日時点
OS種類
Chrome OS
画面
10.95型 1920×1200
プロセッサ
Snapdragon 7c Gen2(8コア)
メモリ
4GB
ストレージ容量
128GB
重量
本体:約 516.5g
カバーとキーボード装着時:約945.8g
その他
スタンドカバー付属
キーボード付属
USIペン付属

レノボのスタンドカバーキーボードUSIペンの3点が付属する2 in 1 タブレットタイプのChromebookです。豊富な付属品により買ってすぐ色んな使い方が出来る手軽さと高い汎用性が魅力です。

プロセッサには「Snapdragon 7c Gen2」が搭載されており、軽作業は快適に行えます。そのプロセッサと豊富な付属品のおかげで買ってすぐタブレットとしてフル活用できるのが嬉しい製品です。

価格帯的に、タブレット単体なら「iPad」の最安値モデルが視野に入ってくるため処理性能コスパの点では正直見劣りしてしまいますが、処理性能は軽作業前提なら十分ですし、豊富な付属品は魅力です。重い処理を前提とする訳ではない人が入門用に導入するタブレットとしては最適な製品だと思います。

Lenovo Yoga Tab 11

価格
約 38,000円~
※2023年3月10日時点
OS種類
Android 11
画面
11型 2000×1200
プロセッサ
Helio G90T(8コア)
メモリ
4GB/8GB
ストレージ容量
128GB~256GB
重量
約 650g(Wi-Fiモデル)
その他
本体にスタンド付属
microSDカード対応
JBL製スピーカー4つ搭載

本体にフックのようなスタンドが付いている11インチタブレットです。スタンドの内側が空いているため、フックに引っ掛けて使ったりなどもできます。この価格帯のAndroidタブレットにしては高い性能のプロセッサを搭載している他、JBL製のスピーカーを4つ搭載しており、コスパが良いと思います。また、バッテリー持続時間も最大15時間と長めです。

11インチにしては重い点が少し気になりますが、ミドルレンジタブレットとしてはコスパが優れていて、見た目が高級感もあるのも良いです。また、特にこの価格帯にしてはスピーカーの性能が良いので、メディア鑑賞目的のコスパは高いと思います。

Amazon Fire HD 10 (第11世代)

価格
約 15,980円~
※セール時価格
※2023年3月10日時点
OS種類
FireOS
画面
10.1型 1920×1200
プロセッサ
MT8183(8コア)
メモリ
3GB
ストレージ容量
32GB / 64GB
重量
約 465g
その他
microSDカード対応

Amazonの格安タブレットです。ちょくちょくやってるセール時には15,980円で販売されており、有名メーカーが出す10インチクラスのタブレットとしては格安の価格が魅力です。OSはFireOS(Androidベース)で、Amazon重視の設計となっています。

プロセッサには「MT8183」が搭載されています。高性能とはいえないですが、軽い作業ならこなせますし、この価格なら頑張っている方だと思います。ディスプレイはコントラスト比が低いため、キレイで明暗のくっきり映像とは言えないですが、比較的明るいので屋内なら問題なく使えると思います。

価格の安さが魅力なのでスペック面での良い点を語ることはあまりできないですが、安さの割には最低限使えるタブレットにはなっていると思います。とにかく安くて、YouTubeや簡単な調べものが利用できるタブレットが欲しいという場合にはおすすめできる製品です。

また、RAMが増量してワイヤレス充電に対応した「Fire HD 10 Plus」というモデルや、より小型で安価なモデルもあるので、興味があればチェックしてみてください。

iPad Air 第5世代

価格
約92,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
iPadOS
画面
10.9型 2360×1640
プロセッサ
Apple M1(8コア)
メモリ
8GB
ストレージ容量
64GB~256GB
重量
Wi-Fiモデル:約 461g
その他
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

高スペックで軽量な、iPadのミドルレンジモデルです。第5世代でプロセッサは「Apple M1」搭載となり、タブレットとしては破格のスペックとなりました。メモリも8GBになり、前世代から倍増しています。重量も約461g(Wi-Fiモデル)と11インチクラスとしては非常に軽量で、持ち運びや手で持って使うことにも適しています。

ディスプレイ性能も非常に高く、リフレッシュレートが60Hzまでしか対応していない点を除けばトップクラスの品質となっている他、また、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioと併用すれば、PCのようにキーボードを利用することもできます。

価格は円安の影響もあり9万円台からと高価にはなってしまいましたが、その価格でもコスパは良いと言えるほど各種性能が優れています。その丁度良いサイズ感と高性能で高い実用性は非常に魅力的で、長期利用を見据えた一般ユーザー向けのタブレットとして非常におすすめできます。

IdeaPad Duet 560 Chromebook

価格
約61,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
ChromeOS
画面
13.3型 1920×1080 有機EL
プロセッサ
Snapdragon 7c Gen2(8コア)
メモリ
4GB / 8GB
ストレージ容量
64GB~256GB
重量
本体:約 700g
キーボード&カバー装着時:約1.2kg
その他
スタンドカバー付属
キーボード付属
USIペン付属

レノボのスタンドカバーキーボードUSIペンの3点が付属する、2 in 1タイプのChromebookタブレットです。プロセッサにはSnapdragon 7c Gen2を搭載し、処理性能も低くはないです。

また、ディスプレイは13.3型で有機ELディスプレイとなっています。液晶よりも色の再現性が高くキレイな映像描写が可能です。バッテリー持続時間も最大15.5時間と長いです。Chromebookということでヘビーな使い方はできない(想定されていない)ものの、Snapdragon 7c Gen2という軽作業なら快適に行えるプロセッサを搭載し、タブレットとノートPCどちらのようにも使える汎用性の高さが魅力です。

価格は最安6万円台からと安価とは言えませんが、豊富な付属品と13.3型の有機ELディスプレイ搭載のタブレットのセットということを考えると、意外と安価でコスパは良いと思います。たとえば、Surface Pro や iPad でキーボード、ペン、スタンドカバーなど一式を揃えるより圧倒的に安いです。

やはりChromebookのためAndroidやWindowsのアプリをネイティブで基本動かせない(そもそも対応していないものもある)点は留意ですが、非常に汎用性が高くてコスパが良い、競争力のあるChromebookタブレットだと思います。

iPad mini 第6世代

価格
約 78,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
iPadOS
画面
8.3型 2266×1488
プロセッサ
Apple A15
メモリ
4GB
ストレージ容量
64GB~256GB
重量
約 293g
その他
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

8.3インチの小型で軽量さが魅力のiPadです。手で持ったまま気軽に扱えます。プロセッサに「Apple A15」を搭載しているため、処理性能は非常に高くコスパが良いです。ディスプレイ性能も高く、先代機よりもスリムベゼルになり高級感も増しています。

Apple A15の処理性能をこのサイズのタブレットで活かす用途で使う場合があまり無さそうなのと、サイズ的に需要がどうなのかという懸念はありますが、機体スペックから見たコスパは非常に良いので、予算に余裕があり、小型のサブタブレットが欲しい人には優れた製品だと思います。

LAVIE T11 T1195

価格
約 53,500円~(+10%pt還元)
※2023年3月10日時点
OS種類
Android 10
画面
11.5型 2560×1600 有機EL
プロセッサ
Snapdragon 730G(8コア)
メモリ
6GB
ストレージ容量
128GB
重量
約 485g
その他
microSDカード対応
JBL製スピーカー4つ搭載

NECの有機ELディスプレイ採用のミドルレンジタブレットです。貴重な国内メーカー製品です(純ではないけど)。

有機ELディスプレイ採用で、液晶よりも自然な発色のディスプレイとなっています。解像度も2560×1600と高いので、5万円台前半という価格帯の中ではかなりキレイな映像を楽しめるタブレットです。有機ELディスプレイ採用の影響もあってか、最大15.6時間の長いバッテリー寿命を誇りながらも11.5インチとしては非常に軽量な485gという点も魅力です。

また、スピーカーにはJBL製を4つ搭載しており、前述の高解像度の有機ELディスプレイ採用の点もあり、メディア鑑賞にかなり力を入れている印象のタブレットです。

プロセッサには「Snapdragon 730G」が採用されており、ミドルレンジSoCです。価格の割にはやや低めの性能だと思いますが、タブレットとしての一般用途では基本的に困らない処理性能だと思います。

iPadなどと比べると処理性能コスパが圧倒的に劣る点はありますが、メディア鑑賞に強くて高価すぎない価格が魅力のAndroidタブレットです。

Lenovo Yoga Tab 13

価格
約 72,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
Android 11
画面
13型 2160×1350
プロセッサ
Snapdragon 870(8コア)
メモリ
8GB
ストレージ容量
128GB
重量
約 830g(Wi-Fiモデル)
その他
microSDカード対応
本体にスタンド付属
モバイルディスプレイ利用
JBL製スピーカー4つ搭載
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

13インチと大型のAndroidタブレットです。モバイルディスプレイにも出来る珍しい仕様な他、本体にフック型のスタンドが付属しており自立させることができます。プロセッサには「Snapdragon 870」が採用されており、処理性能はAndroidタブレットとしては非常に高いです。

JBL製のスピーカー4つ搭載で、音楽再生面での質も良いですし、画面の大きさを活かしてMicro HDMI端子を利用してモバイルディスプレイに出来る点もあり、汎用性は高いタブレットです。

専用の脱着式キーボードは無いため、他の2 in 1タブレットPCのような使い方は難しいですが、大型のAndroidタブレットとしては欲しい部分を一通り揃えている完成度の高い製品だと思います。ただし、重量はその分重くなっており、気軽に取り出して手で使うのは難しい点は注意です。

Surface Go 3

価格
約 65,780円~(+10%pt還元)
※タイプカバー別売
※2023年3月10日時点
OS種類
Windows 11 Home (Sモード)
画面
10.5型 1920×1280
プロセッサ
Pentium Gold 6500Y(2コア4スレッド)
Core i3-10100Y(2コア4スレッド)
メモリ
4GB/8GB
ストレージ容量
64GB~128GB
重量
約 544g(Wi-Fiモデル)
その他
MS Office H&B 2021付属
microSDカード対応
本体にスタンド付属
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

マイクロソフトのSurfaceの安価モデルです。「Mcirosoft Office Home and Business」を標準付属でWi-Fi 6にも対応していながら、約6万円からという安さが魅力です。スタンドが本体に付属しており、スタンドカバー等も必要ありません。ただし、タイプカバー(キーボード)は基本別売りなので注意です。

プロセッサは「Pentium Gold 6500Y」か「Core i3-10100Y」となっていて、2コアなこともあり価格の割には低性能です。重い処理には向かないため、軽作業前提のタブレットです。

オフィスやスタンド付属、Wi-Fi 6対応などの点は価格の割には優れていて魅力的です。ただし、処理性能は価格の割には低く、バッテリー駆動時間も短めな点などは注意です。この辺りは上位モデル(Surface Pro 8など)には大きく劣ります。オフィス込みのデバイスとしては非常に安くてコスパが良いとは思いますが、逆に言えばオフィスが必要ない場合にはコスパはそこまでなので、機体スペックを重視するならやや微妙な選択肢になることもある点は留意です。

iPad Pro 11インチ 第4世代

価格
約 124,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
iPadOS
画面
11型 2388×1668
最大600nit / 120Hz
プロセッサ
Apple M2(8コア)
メモリ
8GB/16GB
ストレージ容量
128GB~2TB
重量
約 466g(Wi-Fiモデル)
その他
Thunderbolt/USB4対応
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応
スピーカー4つ搭載
高いカメラ性能(デュアル)

iPad Proはプロ向けのハイエンドタブレットです。プロセッサには「Apple M2」が搭載されており、これはMacbookなどにも使われているもので、タブレット用のSoCとしてはズバ抜けて高い性能となっています。前世代の「M1」からグラフィック性能も非常に高く、重めの動画編集等もある程度こなせるレベルの処理性能を持ちます。同じSoC搭載の12.9インチも含め、処理性能重視なら一択レベルのプロ(主にクリエイター)向けの製品となっています。

重量は約466g(Wi-Fiモデル)で、サイズの割には軽量で持ち運びも苦ではなく、手で持ったままの利用も十分できる重さです。非常に高い処理性能を備えながら、モバイル性能も高い万能タブレットです。さらに、キーボードと併用すれば、小型PCのようにキーボードも利用することができます。

ディスプレイは120Hzに対応しており滑らかな映像描写が可能となっています。ただし、2022年現在では動画サイト等では大体最大60fpsなので、一般用途では恩恵を感じる場面は、スクロールやUI操作が滑らかになるくらいかもしれないです。

カメラ性能も実は高く、リアカメラはデュアルカメラでLiDARスキャナ技術が搭載されており、物体間の前後関係を正しく測定することが可能です。暗い場所でもキレイに撮影できる他、AR関係でも活躍するようです。

価格は高いですが、各種性能を考えれば意外とコスパは悪くないと思います。円安の影響で値上がりしてしまったものの、サイズ感も丁度良く、軽量なので普通のタブレットとしても優秀な万能さを持っているため、予算に余裕がある人は一般用途でも悪くはないハイエンドタブレットだと思います。

iPad Pro 12.9インチ 第6世代

価格
約 172,800円~
※2023年3月10日時点
OS種類
iPadOS
画面
12.9型 2732×2048
最大600nit / 120Hz
フルスクリーン時:1,000nit
ピーク時:1,600nit
プロセッサ
Apple M2(8コア)
メモリ
8GB/16GB
ストレージ容量
128GB~2TB
重量
約 682g(Wi-Fiモデル)
その他
Thunderbolt/USB4対応
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応
スピーカー4つ搭載
高いカメラ性能(デュアル)

iPad Proはプロ向けの大きめのハイエンドタブレットです。プロセッサには「Apple M2」が搭載されており、これはMacbookなどにも使われているもので、タブレット用のSoCとしてはズバ抜けた性能となっています。前世代の「M1」から向上したグラフィック性能も非常に高く、重めの動画編集等もある程度こなせるレベルの処理性能を持ちます。処理性能重視のプロ(主にクリエイター)向けの製品となっています。

11インチモデルよりも大きくて画面が見易く、ノートPCに近いサイズ感なので、キーボードと併用すれば、比較的ノートPCに近い使用感を得ることが出来ます。重量は大きい分11インチモデルよりは多少重い約682gですが、それでもサイズの割には軽量なので、持ち運びも快適です。

ディスプレイは、2732×2048の高解像度かつ高色域で、リフレッシュレートも最大120Hzのハイエンド仕様です。このあたりは11インチモデルと共通ですが、輝度などの面で11インチモデルよりもディスプレイ性能が更に上がっています。ピーク時最大1,600nitの驚異的な最大輝度となっており、コントラスト比も上がっているため、より明暗のくっきりした映像を描写することができます。どの面を取っても非常に高性能なディスプレイで、正直このレベルのディスプレイを活かせる人は少ないとは思いますが、とにかく良いものを導入したいクリエイターの方には最適です。

ただし、その性能と引き換えに非常に高価です。価格は約17万円台~(2022年10月26日時点)となっており、キーボードやペンの付属もないタブレット単体価格としては破格の高さです。円安の影響で値上がりしたのも大きいです。その性能は非常に素晴らしいですが、11インチモデルと比べて性能アップしたディスプレイ性能も一部のクリエイター以外には明らかにオーバースペックだと思うため、12.9インチモデルは11インチモデル以上にプロ向けで需要の限られる製品になるのかなと思います。

Surface Pro 8

価格
約 122,280円~
※タイプカバー別売
※2023年3月10日時点
OS種類
Windows 11 Home
画面
13型 2880×1920 120Hz
プロセッサ
Core i7-1185G7(4コア8スレッド)
Core i5-1135G7(4コア8スレッド)
メモリ
8GB~32GB
ストレージ容量
128GB~1TB
重量
約 889g(Wi-Fiモデル)
その他
本体にスタンド付属
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応
MS Office H&B 2021付属
Thunderbolt4 USB-C

マイクロソフト製の定番の2 in 1タブレットPCの「Surface Pro」の最新モデルです。本体付属のスタンドとタイプカバーを利用することで、ノートPCのようにも使えるのが魅力の大型タブレットです。高いディスプレイ性能を持ち、Pro 8からはリフレッシュレートも最大120Hzになりました。ビジネス用途だけでなくイラストクリエイターにも非常に適した機種になっています。

iPad Proと比べると処理性能では劣りますが、無段階調整のキックスタンドとタイプカバーを利用時の使い勝手の良さと、Windowsによる高い汎用性が魅力です。また、ディスプレイ性能も非常に優れているので、イラスト関連のクリエイターにもおすすめ出来る機種です。ただし、GPUがCPU内蔵のため、重いゲームや動画編集はやや厳しめな点は注意です。

全体的に先代よりも高級もあり良い感じだと思いますが、USB Type-A(でかめの長方形のやつ)ポートとSDカードスロットが無くなった点は注意です。代わりにThunderbol4対応のUSB Type-Cが二つになっています。

Galaxy tab S8+

価格
約 107,300円~
※2022年12月9日時点
OS種類
Android 12
画面
12.4型 2800×1752 120Hz
プロセッサ
Snapdragon 8 Gen 1
メモリ
8GB
ストレージ容量
128GB
重量
本体:約 567g
その他
ペン付属
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

サムスンのペンが付属するハイエンドタブレットです。有機ELディスプレイで解像度が2800×1752と高くなっている他、付属のペンも高性能です。ペンは背面にくっつけて充電することができます。microSDカードも利用することができ、イラスト面での性能を重視している印象のタブレットです。

SoCには「Snapdragon 8 Gen 1」を採用しており、Android向けのものとしてはハイエンドで高性能です。重量も軽いので、普通に高性能な汎用タブレットが欲しい際にも良いと思います。

ペンは付属しているけどカバーは標準付属していない点は注意が必要ですが、非常に優れたディスプレイ性能とペン付属でイラスト作成用途で強力なタブレットです。

ただし、その優れたディスプレイ性能と、サイズの割には多くは無いバッテリー容量のせいか、バッテリー持続時間は短い点には注意が必要です。持ち出してバッテリー駆動での利用をメインに考える場合には、やや不向きかもしれません。

Lenovo Tab P12 Pro

価格
約 114,620円
※2023年3月10日時点
OS種類
Android 11
画面
12.6型 2560×1600 120Hz
プロセッサ
Snapdragon 870
メモリ
8GB
ストレージ容量
256GB
重量
本体:約 565g
キーボード:約 288g
バックカバー:約 152g
その他
バックカバーとキーボード付属
ペン付属
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応

LenovoのハイエンドAndroidタブレットです。バックカバー、キーボード、ペンを付属しており、別途アクセサリを導入することなくすぐに最大限活用できるのが魅力です。本体の重量のサイズの割には非常に軽量で持ち運びにも適している機種となっています。

しかし、SoCには「Snapdragon 870」ということで、処理性能は10万円を超えるハイエンドタブレットとしては低めとなっている点は注意です。とはいえ、重い処理を想定しない前提であれば十分に高性能です。Androidということもあり、重い処理や汎用性という点ではiPad ProやSurfaceに劣るかと思いますが、動画視聴やWeb閲覧、イラスト制作などの軽い処理しかしないのであればコスパは良い機種だと思います。

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