ゲーミングデバイスに手を出してみたいけど、どれが良いのかわからないよって方向けの記事です。まず入門用に良さそうな製品を一つピックアップして紹介して、その後にその他の製品も一部紹介しています。
本記事の価格を含む内容は記事執筆時点のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。
ゲーミングデバイス
ゲーミングマウス
ロジクールG G703h
スペック表 | |||
メーカー | ロジクール | ||
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センサー | HERO 25K | ||
ボタン数 | 6 | ||
接続 | 有線/無線 | ||
重量 | 95g | ||
カウント数(最大) | 25600dpi | ||
Bluetooth | × | ||
その他 | ウェイト付属(10gx1) | ||
サイズ | 68x43x124 mm | ||
価格 | 約7,900円(2021年1月13日時点) |
ロジクールの高コスパのワイヤレスゲーミングマウスです。
「HERO 25K」という同社の1万円台の製品でも採用される高性能なセンサーを搭載しつつ、内蔵バッテリーの持ちも最長約60時間と良いです。これで約7,900円(2021年1月時点)は安く、ワイヤレスゲーミングマウスとしてのコスパはトップクラスです。
形状は、最近流行りの自然な形で持つ事ができるエルゴノミクス形状で、どの持ち方でも違和感なく使用できるような形になっています。重量はワイヤレスにしては軽めだと思いますが、軽いという印象はなく、重すぎず軽すぎないくらいで考えると良いと思います。形状と重量とサイズ感が、幅広い人に合うように中間を意識しているという印象で、癖がなく使い易いマウスに仕上がっていると思います。
ワイヤレスゲーミングマウスとしてはコスパはトップクラスで、しかも癖がなく使い易いので、入門用のワイヤレスゲーミングマウスとしては非常におすすめです。
その他のおすすめマウス一部紹介
日本においては「ロジクール」と「Razer」が特に人気。有線まで含めると数が多いのでワイヤレスのみ紹介です。ワイヤレスタイプがあるゲーミングマウスの多くは有線版もあるので、有線でも良いから安い方が良いという人はチェックしてみてください。
マウス | 価格 | ざっくり説明 |
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ロジクールG PRO Wireless (通称:G-PRO) | 約14,000円 ※2021年1月13日時点 | 約80gの軽量ワイヤレス。HERO 25K高精度センサー搭載で、左右対称形状で左利きでも使える。 より軽量なSUPERLIGHTの登場によって少し値下がりした。こちらでも十分に軽量なので、とにかく軽くしたいという訳でなければこちらでもOK。 |
ロジクールG PRO X SUPERLIGHT | 約16,200円 ※2021年1月13日時点 | 約61gの超軽量ワイヤレス。HERO 25K高精度センサー搭載。2021年1月時点ではバッテリー内蔵ワイヤレスゲーミングマウスとしてはダントツの軽さを誇る。とにかく軽量なマウスが好きな人には必見のマウス。その軽量さながら最長70時間とバッテリー持ちも良い。 サイドボタンは片方にしか付いていないため、実質右利き専用な点は注意。 |
G502 WL | 約14,900円 ※2021年1月13日時点 | かぶせ持ちの高機能定番マウス。多ボタンでチルトホイールや高速スクロールにも対応と、機能性が非常に高い。普段使いでも便利な機能が嬉しい。 ただし、重量は重めでサイズも大きいため、かぶせ持ちでないと使いにくいかもしれない点は注意。右利き専用。 |
Viper Ultimate (充電ドック無し) | 約12,980円 ※2021年1月13日時点 | 約74gの軽量ワイヤレス。最大20000dpiの高精度センサー搭載で、左右対称形状で左利きでも使える。G-PROの対抗製品という感じだが、こちらの方が少し安い。 スイッチに一般的なメカニカルスイッチではなく光学スイッチが採用されており、チャタリングが発生しにくく耐久性が高い(らしい)。 |
Basilisk Ultimate (充電ドック無し) | 約14,980円 ※2021年1月13日時点 | かぶせ持ち向けの高機能マウス。G502 WL対抗製品という感じ。形状がかなり似ている。価格もほぼ同じ。多ボタンでチルトホイールという点はG502と同じだが、ホイールは高速スクロール切り替えではなく、硬さを変えられるという仕様。 スイッチに一般的なメカニカルスイッチではなく光学スイッチが採用されており、チャタリングが発生しにくく耐久性が高い(らしい)。 |
ROG PUGIO II | 約11,000円 ※2021年1月13日時点 | 左右対称形状で左利きでも使える高コスパワイヤレスマウス。Bluetoothにも対応している。バッテリー内蔵ワイヤレスでサイドボタンが両方に付けれるタイプとしては安くてコスパが良い。スイッチが交換可能で、交換スイッチも一組付いているのでマウスの長寿命化が期待できるのも魅力。 |
ゲーミングキーボード
Corsair K70 LUX Cherry MX Red
スペック表 | |||
キースイッチ | Cherry MX Red | ||
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キーストローク | 4.0mm | ||
ケーブル | 有線 | ||
テンキー | あり | ||
その他 | ボリューム調節、メディアコントロール | ||
価格 | 約9,000円(2021年1月13日時点) |
Corsairの赤軸採用のロングセラー製品です。発売から4年以上経った今でも人気の赤軸キーボードの一つです。信頼性の高いCherry製スイッチ採用で、高級感のある見た目とボリュームやメディアコントロール部も搭載で、着脱自由なパームレストまで付属していながら約9,000円というリーズナブルさが魅力。
テンキーレス版もあるので、テンキーが邪魔な人はそちらでも(K65とK63)。また、ライティングは赤色のみ対応ですが、個人的にはそれがむしろカッコよく感じました。多色対応のRGB版もありますが少し高くなるので、こだわりがない方は赤色で良いと思います。
その他のおすすめキーボード一部紹介
メカニカル入門なら安い赤軸か茶軸製品を選ぶのがおすすめ。赤軸はメカニカルの中では打鍵音が静かと言われていますが、それでもメンブレンやパンタグラフと比べると大きいので注意。別にメカニカルじゃないとだめっていう訳ではないけど、ゲーミングはメカニカルの製品が圧倒的に多いです。
キーボード | 価格 | ざっくり説明 |
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Apex Pro | 約27,000円 ※2021年1月13日時点 | 接点を調節できるという特殊なOmniPointスイッチ採用のゲーミングキーボード。0.4mm~3.6mmで接点を自由に調節できる。また、有機ELディスプレイを搭載し、そこから各種設定等を調節できる。従来のホットキーや調節キー類の機能を残しつつ、キー分のスペースを削減することでサイズを小型化している。取り外し可能なパームレストも付属。機能性は非常に高くて良いと思いますが、価格は凄く高い。有線でこの価格はさすがに躊躇してしまう。経済的に余裕がある方向け。テンキーレス版もあります(こっちの方が更に少し高い)。 |
BlackWidow Lite JP | 約11,000円 ※2021年1月13日時点 | Razerの茶軸系のオレンジスイッチ採用のテンキーレスキーボード。付属の静音リングを付けることで打鍵音を小さくすることもできるので、初メカニカルで打鍵音の大きさが気になる人にもおすすめ。 |
G213 | 約6,200円 ※2021年1月13日時点 | ロジクールのメンブレンスイッチのゲーミングキーボード。メカニカルよりソフトな打鍵感と安価なのが魅力。ただし、取り外しが出来ないパームレストが、必要のない人にとっては邪魔なのと、キー耐久性がメカニカルには劣る点は注意。 |
G512 | 約11,500円 ※2021年1月13日時点 | ロジクールのコスパ重視のメカニカルゲーミングキーボード。クリッキー(青軸系)、タクタイル(茶軸系)、リニア(赤軸系)の3種類がある。見た目に高級感がある。価格.comの2020年のプロダクトアワードのゲーミングキーボード部門金賞。 |
G813 | 約17,800円 ※2021年1月13日時点 | ロジクール独自開発の薄型メカニカルスイッチ採用キーボード。5個のプログラム可能キーを備える。高い。約2.7mmという従来より低いキーストロークを実現し、本体も従来のメカニカルキーボードより薄くなっていて、スタイリッシュな見た目に仕上がっている。従来のメカニカルキーボードは本体が厚かったためパームレストが欲しい感も強かったが、あまり必要性を感じないレベルにまで薄くなっている。クリッキー(青軸系)、タクタイル(茶軸系)、リニア(赤軸系)の3種類がある。 |
G913(TKL) | 約27,000円 ※2021年1月13日時点 | G813のワイヤレスモデル。凄く高価。ボディがヘアライン加工になってたりとか、ワイヤレスなのでUSBポートがハブじゃなくて充電用にしか使えなかったりとか、細かな差はあるけどワイヤレス以外の基本仕様はG813と同じ。テンキーレスモデルもあって価格は同じ。 |
K65 RAPID FIRE Cherry MX Speed RGB Compact | 約12,980円 ※2021年1月13日時点 | CorsairのSpeed軸採用のテンキーレスキーボード。シンプルながらボリューム調節などのホットキー類も備えていて、パームレストも付属している。 全体的に高価なSpeed軸製品の中では安めなのも魅力。 |
ゲーミングヘッドセット
Arctis 1 Wireless
スペック表 | |||
メーカー | steelseries | ||
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ケーブル | 有線 / 無線 | ||
インターフェース | USB Type-C,A /ミニプラグ | ||
ドライバーサイズ | 40mm | ||
重量 | 約260g | ||
価格 | 約12,200円(2021年1月13日時点) |
軽さと柔らかなイヤークッションによるふわっとした装着感が魅力のワイヤレスゲーミングヘッドセット。USB Type-Cのレシーバーでのワイヤレス接続ができるため、PS4やその他のモバイル端末でも使えるという汎用性の高さも良いです。付属ケーブルが多く、有線でも色んな機器で使用できます。そういう良さがありつつも、ワイヤレスのヘッドセットとしては高くない約12,200円(2021年1月13日時点)という価格なので、コスパが良いです。記事執筆時点(2021年1月13日)では、コスパ重視のワイヤレスゲーミングヘッドセットなら一択レベルだと思います。
その他のおすすめヘッドセット一部紹介
ヘッドセット | 価格 | ざっくり説明 |
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quantum 100 | 約4,000円 ※2021年1月13日時点 | 約220gという軽量さと約4,000円という安さが魅力のヘッドセット。有線で標準ではミニプラグしか対応していない点は注意。 |
Arctis 5 | 約10,000円 ※2021年1月13日時点 | 柔らかなイヤークッションによるふわっとした装着感が魅力のヘッドセット。付属のUSBドングルで通話とシステム(ゲーム)の音量バランス調節が簡単にできる。 |
BlackShark V2 | 約12,980円 ※2021年1月13日時点 | 50mmの大型ドライバ採用ながら約262gと軽いゲーミングヘッドセット。メッシュ生地のイヤークッションの装着感も良い。USBサウンドカードの未付属版もあり、そちらだと約2,000円安くなる。 |
HyperX Cloud Stinger Core Wireless | 約10,000円 ※2021年1月13日時点 | ワイヤレスながら244gと軽く、価格も安いのが魅力なゲーミングヘッドセット。コスパは凄く良い。有線接続はできない点は注意。 |
【おまけ】通話とか配信用
マイク
オーディオインターフェースが無くても使えるUSBマイクを一部紹介。正直自分もそこまで詳しい訳ではないので、人気のやつだけ。1万円以上のコンデンサーマイクの音質は、筆者には正直どれも非常に良い音質ということしかわからないです。あくまで動画とか配信とか通話用としてのものなのでご注意ください。
また、オーディオインターフェースを介して利用したい場合には、USBマイクは基本使えないので注意してください。オーディオインターフェースで利用する場合には基本的にXLR(キャノンケーブル)を使う事になると思います。
Blue Yeti
スペック表 | |||
メーカー | Blue Microphones | ||
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種別 | コンデンサー | ||
インターフェース | USB | ||
指向性 | 単一指向性 無指向性 双指向性 ステレオ | ||
周波数 | 20Hz~20kHz | ||
感度 | 4.5mV/Pa(1kHz)【-37dB?】 | ||
その他 | スタンド付属 ミュートボタン マイクゲインダイヤル | ||
価格 | 約17,100円(2021年1月14日時点) |
音質が凄く良いUSBコンデンサーマイク。主にYouTubeやストリーマー向けの製品で、有名な配信者で使っている人も多い定番マイクです。ちなみに、メーカーのBlue Microphonesはロジクール傘下企業です(2018年に買収)。
音質は本当にクリアで素晴らしいです。比較動画などもYouTubeなどでたくさんアップされているので気になった方は見てみると良いと思いますが、安いマイクとの違いはすぐわかるレベルです。指向性も単一指向性だけでなく4つの中から切り替えることができるため、一人用としてだけでなく複数人での利用もできます。とりあえずこれを選んでおけば機能や性能的には不満が出ることはまずない製品です。
ちょっと気になるのは、価格と大きさです。価格に関してはスタンドも付属していますし性能を考えれば全然問題ないレベルだとも思いますが、サイズはかなりデカいです。ディスプレイの前などにスタンドで設置するとなるとちょっと邪魔に感じるかもしれません。大きさが気になる方には「Yeti Nano」という小型モデルもあるのでそちらもおすすめです。機能性は若干劣りますが、音質はざっと聞いた感じではほぼ変わらず(素人評)、価格も少し安いです。
その他のおすすめマイク一部紹介
マイク | 価格 | ざっくり説明 |
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Yeti Nano | 約14,100円 ※2021年1月13日時点 | Yetiの小型モデル。音質の非常に良いコンデンサーマイク。指向性数が減ったのと、マイクゲインダイヤルが本体に無くなったなど機能性は元のモデルより少し下がっているけど、価格も少し安くなっている。コンデンサーのカプセル数も減っているらしいけれど、ぱっと聞いた感じでは違いはわからなかった(素人評)。 |
Seiren Mini | 約6,480円 ※2021年1月13日時点 | USB接続のコンデンサーマイクとしては安価ながら、高い音質を実現。内蔵式ショックマウントで衝撃や振動による音を軽減してくれる。スタンドも付属していてコスパがめちゃくちゃ良い。小型なのも嬉しい。ただし、本体にボタン類は一切ない。ミュートボタンがないのはちょっと気になる。 |
HyperX QuadCast | 約1,45000円 ※2021年1月13日時点 | 見た目は全く違うけど、BlueのYetiの対抗っぽい感じのコンデンサーマイク。非常にクリアな音質で、指向性に4つ対応している。ショックマウントとスタンドも付属している。凄く大きい。マイクミュート部が本体の天面に付いているのは珍しいですが、結構押し易いので、頻繁にミュートする人は嬉しいかも。 |
Uber Mic | 約12,400円 ※2021年1月13日時点 | Yetiと似た機能性のコンデンサーマイク。凄く大きい。音質は非常に良く、指向性4つに対応。ミュートボタンだけでなく、マイクゲインダイヤルを本体に備えるため、本体から細かな調整がすぐに行える。機能性と音質の割には価格は意外と安くコスパが良い。隠れた名機かもしれない(言うほど隠れてない?)。 |
ATR2100x-USB | 約10,800円 ※2021年1月13日時点 | 割と最近発売(2020年10月)のオーディオテクニカのダイナミックマイク。USBだけでなくXLR接続にも対応しており、別のオーディオインターフェースでも使える。マイクスタンドとケーブルも一通り揃っていることもあり、初心者に優しい製品。付属品と汎用性の高さを考えればコスパは良いと思う。音質は良いと思いますが、周波数の幅がやや狭いせい(ダイナミックマイクの特徴)か、ややあっさりした音に聞こえる(素人評)。音の聞き取り易さ的にはコンデンサーマイクよりむしろ良いとも言えるかもしれないが、クリアさではやっぱり負ける気がした。 |