サーバーを移転しました。表示が崩れている箇所があるかもしれません。ごめんなさい。

RTX 2070/2080/2080 Ti って結局どうなの?【比較・評価】

新登場した「Nvidia GeForce RTX 2070/2080/2080 Ti」の比較記事です。

簡易比較表

GTX 10シリーズと「RTX 2070/2080/2080 Ti」の簡易比較表です。
【RTX 2070/2080/2080 Ti 簡易比較表】
GPU名称
3DMark
メモリー
TDP
ワット
パフォーマンス
コスパ
価格
RTX 2080 Ti 33500 11GB 250W 134 0.197 170000円
RTX 2080 27900 8GB 215W 129.8 0.279 100000円
GTX 1080 Ti 27800 11GB 250W 111.2 0.278 100000円
RTX 2070 22400 8GB 185W 121.1 0.345 65000円
GTX 1080 22000 8GB 180W 122.2 0.355 62000円
GTX 1070 Ti 19900 8GB 180W 110.6 0.332 60000円
GTX 1070 18000 8GB 150W 120 0.36 50000円
GTX 1060(6GB) 12900 6GB 120W 107.5 0.43 30000円
GTX 1060(3GB) 12300 3GB 120W 102.5 0.473 26000円
GTX 1050 Ti 7700 4GB 75W 102.7 0.428 18000円
GTX 1050 6800 2GB 75W 90.7 0.425 16000円
価格は記事更新時点での価格.com最安値。

コスパはRTX 2070以外良くない

表を見ると、コスパは「RTX 2070」以外はGTX10シリーズを大幅に下回っている事が判る。
純粋な本体価格も高くなっているため、手の出しにくい印象を持ってしまうのは仕方なさそう。
後述する「レイトレーシング」という新技術に対応しているものの、現段階では実用的ではないので差別化するには至らなさそうです。
そのため、コスパ面ではGTX 10シリーズの方が良いという結論にならざるを得ないです。

性能・ワットパフォーマンスは向上

コスパはあまり良くなかったものの、純粋な性能やワットパフォーマンスは順調に向上しています。
少しでも上の性能を求める人や、本体価格よりも消費電力が気になるようなヘビーな使い方をする人にとっては、需要は普通にあります。

ゲーミング性能

ゲーミング性能は、言葉の通りゲームする際のパフォーマンスの性能です。
主に実際にゲームを起動した際のFPS数で比較されます。
今回は、12種類のゲームでFPS数を測定した平均FPS数(相乗平均)の数値を見ていきます。
【総合ゲーミング性能】
GPU名称
平均FPS
RTX 2080 Ti 204.2
RTX 2080 190.7
GTX 1080 Ti 184.5
RTX 2070 166.0
GTX 1080 157.5
GTX 1070 Ti 149.0
GTX 1070 132.2
GTX 1060(6GB) 98.6
GTX 1060(3GB) 92.6
GTX 1050 Ti 63.7
GTX 1050 55.8

ゲーミング性能は大きく向上

ゲーミング性能は大きく向上しました。性能が上がったので当然ですが、順調に数値を伸ばしています。
RTX 2080/2080 Ti の驚異的なFPSも注目ですが、この二つは現時点(2018年11月)で10万円を超える価格なので「まぁ…うん(買えないし)」といった印象です。
そのため、個人的に一番魅力を感じるのはRTX 2070です。現状(2018年11月)GTX 1080と同価格帯(6万円台)ながら、性能は上回っています。

レイトレーシング

「RTX 2070/2080/2080 Ti」は「レイトレーシング(Ray Tracing)」という次世代の新技術に対応しています。
ざっくり説明すると「光の反射・屈折の全てをリアルタイムで計算し描写する技術」です。
実際どんなものかというと「実写とほぼ区別のつかない映像」の描写が可能となります。
この「実写と区別のつかない映像」を実現する技術が「レイトレーシング」です。

まだ実用的ではない

レイトレーシング技術について内容だけ見るとワクワクしますが、残念ながらまだ実用的ではありません。
これは「対応ゲームが少ない」「要求スペックが高すぎてFPSが低い」ためです。
対応ゲームが少ない
「レイトレーシング」は一般にはまだ浸透していないため、対応ゲーム(作品?)が非常に少ないです。利用出来る環境が無ければ機能だけあっても意味がありません。
要求スペックが高すぎる
「レイトレーシング」の光の動きをリアルタイムで全て計算し描写するというのは、膨大な処理が必要となります。
現状超超高性能といって過言ではない「RTX 2080 Ti」ですら、1080pの中設定で30~70FPS程度しか出ないという報告があります。

実用的になったとしても、競技性のあるゲームではメリットが無い?

「レイトレーシング」が仮に実用的だったとしても、「レイトレーシングを利用しない状態」よりFPSが大きく落ちてしまうのであれば、競技性のあるゲームでは無い方が有利・メリットが無いなどが考えられます。

まとめ

コスパ重視なら「RTX 2070」以外は微妙

RTX 2080/2080 Ti はコスパが悪い上、価格も10万円超と高いです。コスパが気になるなら「RTX 2070」以外は選択肢に入らないでしょう。
「RTX 2070」は GTX 1080 を上回る性能を持っており、コスパも悪くないです。価格も6万円台中盤で、ハイエンドGPUなら仕方ないと思える値段に収まっています。
今(2018年11月)コスパ重視でハイエンドGPU(グラボ)を求めるのであれば、「RTX 2070」は候補の筆頭GPUと見て良いでしょう。
ただ、「RTX 2070」でも「GTX 10シリーズ」とコスパは同じか少し下なので、「GTX 10シリーズ」まだまだ現役です。
「GTX 10シリーズ」はこれから生産が減っていき、生産終了とはなっていくと思われるので「RTX 20シリーズ」が主流となるのは間違いないですが、まだ暫く現役でやれると思います。

性能自体は大幅に向上

単純な性能は「GTX 10シリーズ」から順調に向上しています。最高性能も大幅に向上しました。
そのため「予算は気にしないから少しでも上の性能を求める人」にとっては普通に嬉しい新GPUとなったかもしれません。

レイトレーシングはまだ実用的ではない。将来に期待

RTX シリーズの目玉ともいえる「レイトレーシング」ですが、残念ながらまだ実用的ではありません。
要求スペックが異常に高い上、対応しているゲームが非常に少ないです。
そのため、RTX 20番台の「レイトレーシング」機能はGTX 10番台との差別化出来る点にはならなそうです。
それでは記事はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。