最終更新:2025/3/28
大手BTOパソコンショップ「ドスパラ」のおすすめPCをざっくりとまとめています。
本記事の内容は記事更新時点(2025年3月28日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込み・送料別です。
開催中のお得なキャンペーンやセール
ドスパラのおすすめPC(デスクトップ)
ドスパラのおすすめデスクトップPCです。ケース別にまとめていますが、全ケースを紹介している訳ではないので注意してください。
GALLERIA(タワー)
機能性、排熱性、デザイン性を兼ね備えたケース
GALLERIAのタワーケースはデザインも良く排熱性も高い質の高いケースです。ホワイトモデルもありますが、前面や内部は黒なので、一般的なホワイトケースより白感は小さめな他、カスタマイズで選ぶ場合は+5000円の費用が掛かる点に注意です(2025年1月時点)。
標準採用ケースファンが14cmの中型ファンとなっているため、優れたエアフローを発揮します。内部スペースも広くて拡張性も高く、裏面配線仕様でメンテナンスもしやすいです。良コスパ機にも採用される標準ケースとしてはBTOの平均よりも優れていると思います。一定以上のハイエンドGPU搭載モデルではグラボを支えるサポートステイも付属します。
筐体前面の縁がLEDライティング仕様となっており、専用ソフトを入れることによって色を変えることが可能となっています。一部の上位モデルでは外装がアルミヘアライン仕様のものもあります。アルミヘアライン外装のものは、指紋や汚れが付きにくく高級感のある見た目になります。標準ではアルミヘアライン外装ではないモデルでも、カスタマイズで変更することができるケースもあります(ただし、2025年1月時点だとカスタマイズ価格は10,000円と高めです)。
また、基本サイドパネルの一部は透明になっていて内部が見えるようになっていますが、クリエイター向けモデルではサイドパネルは透明部分が無いフラットパネルとなっている点に注意してください。内部が見えて欲しい場合にはゲーミングモデルを、見えて欲しくない場合はクリエイターモデルを選ぶと良いです。他の特徴は同一です。
また、後にE-ATX(Extended-ATX)サイズのウルトラハイエンドPC向けの大型ケースも追加されましたが、採用製品が少ない上に価格もとてつもなく高価となっており、紹介する機会もほとんど無さそうなので、割愛しています。
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。
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GALLERIA XA7R-R57T 9800X3D搭載 |
414,980円 |
Ryzen 7 9800X3D 240mm水冷 |
32GB DDR5-5600 |
RTX 5070 Ti 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 9800X3D」と「RTX 5070 Ti」搭載の準ハイエンドゲーミングPCです。 CPUには、2025年3月時点でゲームで最強の「Ryzen 7 9800X3D」が採用されており、240mm水冷クーラーが標準です。「Ryzen 7 7800X3D」モデルだと1.5万円安くなっているので、予算次第ではそちらも有力です。 GPUには「RTX 5070 Ti」が採用されています。価格を考えると「RX 9070 XT」の方がお得感はありますが、2025年3月時点ではゲーム以外の用途ではGeForceの方が利便性が高い印象なので、安定を求めるなら「RTX 5070 Ti」の方がおすすめです。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7R-R57T 7800X3D搭載 |
399,980円 |
Ryzen 7 7800X3D 240mm水冷 |
32GB DDR5-5600 |
RTX 5070 Ti 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7800X3D」と「RTX 5070 Ti」搭載の準ハイエンドゲーミングPCです。 CPUにはゲームで強力な「Ryzen 7 7800X3D」が採用されており、240mm水冷クーラーが標準です。 GPUには「RTX 5070 Ti」が採用されています。価格を考えると「RX 9070 XT」の方がお得感はありますが、2025年3月時点ではゲーム以外の用途ではGeForceの方が利便性が高い印象なので、安定を求めるなら「RTX 5070 Ti」の方がおすすめです。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7R-97XT 7800X3D搭載 |
379,980円 |
Ryzen 7 7800X3D 240mm水冷 |
32GB DDR5-5600 |
RTX 5070 Ti 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7800X3D」と「RX 9070 XT」搭載の準ハイエンドゲーミングPCです。 CPUにはゲームで強力な「Ryzen 7 7800X3D」が採用されており、240mm水冷クーラーが標準です。 GPUには「RX 9070 XT」が採用されており、同性能帯では非常にゲームコスパが良いGPUです。マルチスレッド性能コスパでは見栄えが悪くなる7800X3Dにコスパの良いRX 9070 XTを組み合わせることで価格を少し緩和する感じの構成です。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7C-R57T 14700F搭載 |
359,980円 |
Core i7-14700F 120mm空冷 |
32GB DDR5-5600 |
RTX 5070 Ti 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B760(ATX) |
公式リンク |
「Core i7-14700F」を採用し、「RTX 5070 Ti」搭載の割には安価なのが魅力の準ハイエンド構成です。 旧世代の「Core i7-14700F」を採用することで、7800X3Dよりも4~5万円も安い価格を実現しているのが魅力です。ゲームによっては性能も大差なかったりするので、予算節約や現状での実用性を重視する人向けの構成です。 GPUは価格を考えると「RX 9070 XT」の方がお得感はありますが、2025年3月時点ではゲーム以外の用途ではGeForceの方が利便性が高い印象なので、安定を求めるなら「RTX 5070 Ti」の方がおすすめです。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7C-97XT Core Ultra搭載 |
339,980円 |
Core Ultra 7 265F |
32GB DDR5-5600 |
RX 9070 XT 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B860(ATX) |
公式リンク |
「Core Ultra 7 265F」と「RX 9070 XT」搭載の準ハイエンドゲーミングPCです。 GPUには「RTX 4070 Ti SUPER」上回るゲーム性能を持つ「RX 9070 XT」が採用されており、VRAMも16GBあるので、レイトレーシングなどでもネックになりにくいです。 CPUには「Core Ultra 7 265F」が採用されています。2025年3月時点ではゲーム性能が競合モデルよりやや低いという問題があるのが気になりますが、大体のゲームで快適なレベルは維持できるレベルではあるので、改善に期待して待てる人向けです。 価格は上述の問題もあってか最新プロセス採用のCPUとしては安価で、14700F搭載モデルと5000円しか変わりません。マザーボードもやや高価なはずなので、ベース価格から考えたコスパは良いです。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7C-97XT |
334,980円 |
Core i7-14700F |
32GB DDR5-4800 |
RX 9070 XT 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B760(ATX) |
公式リンク |
「Core i7-14700F」と「RX 9070 XT」搭載の準ハイエンドゲーミングPCです。 GPUには「RTX 4070 Ti SUPER」上回るゲーム性能を持つ「RX 9070 XT」が採用されており、VRAMも16GBあるので、レイトレーシングなどでもネックになりにくいです。 メモリは標準でDDR5が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7C-97 Core Ultra搭載 |
319,980円 |
Core Ultra 7 265F |
32GB DDR5-5600 |
RX 9070 16GB |
1TB NVMe |
750W GOLD |
B850(ATX) |
公式リンク |
「Core Ultra 7 265F」と「RX 9070」搭載の高性能ゲーミングPCです。 GPUには「RX 9070 16GB」が採用されており、「RTX 5070」と同等か若干上くらいのゲーム性能を持ちます。その上、RTX 5070よりも多い16GB VRAMを搭載しているため、レイトレーシングやメタバースなどでもネックになりにくい点では優位性があるのがメリットです。 「RX 9070 XT」と比べるとコスパで劣る印象がある無印9070ですが、VRAMは全く同じ仕様で、電力効率も良いので、処理性能コスパ以外の効率では上回る点で一応差別化を図ることができます。 CPUには「Core Ultra 7 265F」が採用されています。2025年3月時点ではゲーム性能が競合モデルよりやや低いという問題があるのが気になりますが、大体のゲームで快適なレベルは維持できるレベルではあるので、改善に期待して待てる人向けです。 価格は上述の問題もあってか最新プロセス採用のCPUとしては安価で、14700F搭載モデルと5000円しか変わりません。マザーボードもやや高価なはずなので、ベース価格から考えたコスパは良いです。 メモリは標準でDDR5-5600が32GBあり、ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7R-97XT 7700搭載 |
314,980円 |
Ryzen 7 7700 |
32GB DDR5-4800 |
RX 9070 XT 16GB |
1TB NVMe |
850W GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RX 9070 XT」搭載のゲーミングコスパ重視の準ハイエンドゲーミング構成です。 CPUには7800X3Dなどと比べるとゲーム性能ではやや劣る「Ryzen 7 7700」が採用されていますが、7800X3D搭載モデルよりも6.5万円も安価なので価格は非常に魅力的です(2025年3月時点)。 CPU自体の価格はほぼ同額であるはずの「Core i7-14700F」モデルと比べても2万円も安くなっており、7700モデルだけ明らかに安い価格設定となっています。 安価ながらソケットはAM5採用で長期サポートも期待できますし、メモリは標準でDDR5が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 ゲームによっては7700でもさほどネックにならないケースもありますし、多少性能が低下しても、正直「RX 9070 XT」なら大体のゲームで非常に快適なので、実用性コスパは非常に良いと思います。 |
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GALLERIA XA7C-97 |
314,980円 |
Core i7-14700F |
32GB DDR5-4800 |
RX 9070 16GB |
1TB NVMe |
750W GOLD |
B760(ATX) |
公式リンク |
「Core i7-14700F」と「RX 9070」搭載の高性能ゲーミングPCです。 GPUには「RX 9070 16GB」が採用されており、「RTX 5070」と同等か若干上くらいのゲーム性能を持ちます。その上、RTX 5070よりも多い16GB VRAMを搭載しているため、レイトレーシングやメタバースなどでもネックになりにくい点では優位性があるのがメリットです。 「RX 9070 XT」と比べるとコスパで劣る印象がある無印9070ですが、VRAMは全く同じ仕様で、電力効率も良いので、処理性能コスパ以外の効率では上回る点で一応差別化を図ることができます。 CPUには「Core i7-14700F」が採用されており、高性能な中で節約しつつコスパを意識した選択です。 メモリは標準でDDR5が32GBあり、ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 |
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GALLERIA XA7R-R57 |
289,980円 |
Ryzen 7 7700 |
32GB DDR5-4800 |
RTX 5070 12GB |
1TB NVMe |
750W GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RTX 5070」搭載の高性能ゲーミングPCです。 GPUには「RTX 5070 12GB」が採用されており、前世代で非常に人気だった「RTX 4070 SUPER」を若干上回る性能を持ちます。 CPUには「Ryzen 7 7700」が採用されており、価格を節約しつつ、AM5による長期サポートも得られる選択です。 メモリは標準でDDR5が32GBあり、ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 GPUに準ハイエンドに近い性能があるものの、この価格でVRAMが12GBというのは少し気にはなる製品だと思います。 |
THIRDWAVE-G(ゲーム向け・ミニタワー)
グラボ搭載で高コスパなミニタワーモデル
ドスパラではゲーミングのGALLERIAだけでなく、THIRDWAVEというスタンダードシリーズもあります(製品名はMagnateやLightningなど別名になりますが)。
そして、2024年9月にグラボ搭載のゲーム向け高コスパモデル「THIRDWAVEーG」が新登場しました。GALLERIAではありませんが、グラボを搭載したゲーム用として使えるモデルとなっており、コスパも良いです。
安価でコンパクトなミニタワーモデルですが、標準で12cmケースファンを5基も搭載(フロント2基、トップ2基、リア1基)し、価格とサイズの割には優れた排熱性となっています(水冷クーラー搭載時には変更となります)。
ただし、標準構成ではケースファンはライティングに対応していない点に注意。+3,000円でファン3基をARGBライティング仕様に変更することが可能(2025年3月時点)なので、こだわりたい方は忘れずに変更しておきましょう。
下記のおすすめ構成の画像は全てホワイトモデルを掲載していますが、ブラックモデルも基本同価格で購入できるので、好みに合わせて選択してください。
おすすめ構成
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Lightning-G AF7W Ryzen 7 7700搭載 |
239,980円 |
Ryzen 7 7700 |
16GB DDR5-4800 |
RTX 5070 12GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
750W GOLD |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RTX 5070 12GB」採用の高性能ゲームコスパ重視モデルです。重いゲームにも対応できる性能で約24万円という価格が魅力です。 GPUには「RTX 5070」が採用されており、前世代で非常に人気だった「RTX 4070 SUPER」を若干上回る性能を持ちます。価格の割に優れたGPUが大きな魅力です。 CPUには「Ryzen 7 7700」が採用されています。価格の割には高くない性能ですが、長期サポートが期待できるAM5にできるのが良いです。 ただし、マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品な点には注意です。 価格の割には良い750W GOLD電源採用も嬉しいですが、メモリは16GB、SSD500GBなどはちょっと残念です。 |
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Magnate-G MVW SSD1TB無料アップグレードモデル |
139,980円 |
Core i5-12400F |
16GB DDR5-4800 |
RTX 4060 8GB |
1TB NVMe Gen 4 SSD |
650W BRONZE |
B760(MicroATX) |
公式リンク |
「Core i5-12400F」と「RTX 4060 8GB」採用のフルHDゲームコスパ&安さ重視モデルです。CPUとGPUのどちらも性能は高くありませんが、フルHDなら大体のゲームで十分実用的な性能が得られるながら、約14万円と安いのが魅力です。 SSDも標準で1TBあり、ケースファンも5基標準でエアフローも優れており、この価格の割にはCPUとGPU以外も悪くない製品だと思います。 |
GALLERIA(ミニタワー)
ミドルハイクラスまで採用のミニタワー
GALLERIAのミニタワーモデルです。タワーモデルよりも高さが少し低くなった以外は似た仕様です。ミニタワーながら、14cmのケースファンがフロントとリア両方に採用されているため、サイズの割にはエアフローにも優れています。コスパ重視BTOのミニタワーはどちらかというとコスト削減重視感があると思いますが、GALLERIAでは安物という感じはしません。また、トップ(天面)にもファン追加も可能で、カスタマイズ費用も1,500円~(2024年3月時点)と安価です。
サイズはミニタワーと銘打ってはいるものの、タワーモデルと比べて高さが少し低くなっているだけなので、設置面積は同じです。名前の印象よりも大きく感じると思います。省スペース目的としてこのミニタワーモデルを採用したい際には注意が必要です。
また、コスパは悪くは無いと思いますが、2024年9月に登場したグラボ搭載の高コスパモデル「THIRDWAVE-G(後述)」のコスパが良くて力が入っている印象なので、正直GALLERIAのミニタワーモデルは存在意義が少し薄まってしまった感があります。
外観に関しては、ミニタワーモデルも筐体前面の縁(画像だと青になっている部分)がLEDライティング仕様となっており、専用ソフトを入れることによって色を変えることも可能な他、外装がアルミヘアライン仕様のものもあります。指紋や汚れが付きにくく高級感のある見た目になります。標準ではアルミヘアライン外装ではないモデルでもカスタマイズで変更することができます(2021年7月時点だとカスタマイズ価格は税込み5,500円で、タワーモデルよりは安いです)。
また、基本サイドパネルの一部は透明になっていて内部が見えるようになっていますが、クリエイター向けモデルではサイドパネルは透明部分が無いフラットパネルとなっている点に注意してください。内部が見えて欲しい場合にはゲーミングモデルを、見えて欲しくない場合はクリエイターモデルを選ぶと良いです。他の特徴は同一です。
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。
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GALLERIA RM5C-B580 |
169,980円 |
Core i5-14400F |
16GB DDR5-4800 |
Arc B580 12GB |
500GB Gen4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
B760(MicroATX) |
公式リンク |
「Core i5-14400F」と「Arc B580 12GB」安さ&実用コスパ重視構成です。 GPUのArc B580は安価ながらVRAMを12GB搭載しており、重めの処理やゲーム設定でも他の安価なGPUよりもボトルネックになりにくいのが魅力です。純粋なゲームコスパも価格を考えれば悪くなく、実用コスパに優れるGPUです。 RTX 4070以降のGPUが枯渇している状況では有力な選択肢です。 |
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GALLERIA RM7C-B580 |
204,980円 |
Core i7-14700F |
16GB DDR5-4800 |
Arc B580 12GB |
500GB NVMe SSD |
650W BRONZE |
B760(MicroATX) |
公式リンク |
「Core i7-14700F」と「Arc B580 12GB」採用のコスパ重視モデルです。 Core i7採用でCPU性能を重視した構成です。ゲームコスパやグラフィック面だけを見るなら「Core i5-14400F」搭載機の方がおすすめです。 |
THIRDWAVE(ミニタワー)
安さ特化でコスパの良いスタンダードデスクトップ
ドスパラではゲーミングのGALLERIAだけでなく、THIRDWAVEというスタンダードシリーズもあります(製品名はMagnateなど別名になりますが)。上記の画像以外にも、前述のTHIRDWAVE-Gなどの他モデルもありますが、本記事ではゲームにも使える性能でコスパが良いモデルだけ紹介しています。
THIRDWAVEは、以前まではGALLERIAと比べるとケースの質も含めた総合コスパで劣る印象が強かったですが、2024年6月に登場した上記の新ミニタワーモデルや、2024年9月に登場したグラボ搭載の高コスパモデル「THIRDWAVE-G」の登場により、ゲーム向けでも普通に有力なモデルとなりました。
ただし、上記のケースはケースファンがフロントに12cmファン1基、リアに9cmファン1基と最低限となっており、「THIRDWAVE-G」や「GALLERIA」と比べると排熱性能が大幅に劣るので、その点は注意が必要です。
おすすめ構成
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Magnate MV-Ti 第12世代Core搭載 Windows 10 |
148,980円 |
Core i5-12400 |
16GB DDR5-4800 |
RTX 4060 Ti 8GB |
500GB NVMe SSD |
650W BRONZE |
H610(MicroATX) |
公式リンク |
「Core i5-12400」と「RTX 4060 Ti 8GB」採用の安さとゲームコスパ特化モデルです。この構成で15万円未満は安く、ゲーミングコスパが非常に良いです。 メモリやSSDの容量が少なかったり、マザーボードもH610の安さ特化品である点などは残念ですが、この価格なら仕方ないかなというところです。 |
- Slimシリーズ(スリムパソコン)
- 筐体が薄いスリムタイプのデスクトップパソコンです。ただし、高さと奥行はそれなりにあるので注意です。デスク下やデスク上の端などに置きたい人に最適。
- miniシリーズ(ミニパソコン)
- 横幅だけでなく高さも小さくしたミニタイプのデスクトップパソコンです。軽くて高さと奥行も小さいので設置場所に困りません。
ドスパラのおすすめPC(ノートパソコン)
ドスパラのノートPC紹介です。外部GPU搭載のゲーミングノートやクリエイターノートがメインです。
GALLERIA(ゲーミングノート)
GALLERIAのゲーミングノートPCの紹介です。重いゲームにも対応できるビデオカードを搭載している他、ディスプレイは高いリフレッシュレートを備えており滑らかに表示されます。
ゲーミングモデルですが、全体的にゲーミングノート特有のゴツさがあまりなく、コスパも良いです。(→GALLERIAゲーミングノート)
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GALLERIA XL7C-R45-6 |
165,980円(1TB) 159,980円(500GB) |
Core Ultra 7 155H(16コア/22スレッド) |
16GB DDR5-4800 |
GeForce RTX 4050 6GB |
500GB/1TB NVMe Gen4 SSD |
16型 2560×1600 240Hz 非光沢 |
バッテリー駆動時間(JEITA Ver 3.0) 動画再生時:7.5時間 アイドル時:11.1時間 |
358 x 259 x 24 mm / 約2.1 kg |
無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他:SDカードスロット |
公式リンク |
「Core Ultra 7 155H」と「RTX 4050 6GB」搭載で1440pの240Hzモニターを備えた総合コスパの良いゲーミングノートです。 このモデルの魅力はディスプレイです。解像度は2560×1600でリフレッシュレートは最大240Hzとなっており、高解像度かつ非常に滑らかなディスプレイです。ビデオカードまで搭載した16万円~のノートPCとしては非常に優れた仕様なので、ディスプレイ性能を重視するなら非常におすすめです。 ゲーミング向けとしてラインナップされていますが、ディスプレイ性能が高い上にSDカードスロットもあるので、クリエイター向けとしてもおすすめです。 GPUの「RTX 4050 6GB」は名前だけ見ると低性能に見えますが、前世代の「RTX 3050」から約1.6倍~1.7倍も性能が向上しており、モバイル版「RTX 3060」に匹敵する性能があるため、見た目以上に高性能です。 とはいえ、240Hzディスプレイを活かせるほどのFPSが出せるのは軽いゲームに限られるのでその点は注意です。 CPUには「Core Ultra 7 155H」が採用されており、16コア22スレッド(6P+8E+2LP Eコア)です。別途ビデオカードを搭載したノートPC用のCPUとしてはメジャーではありませんが、他のゲーミング向けのCPUよりもアイドル時の消費電力が少ないのが魅力です。 ゲームもしたいけど、メインはゲームじゃないという人には逆に嬉しいCPUかなと思います。 ただし、モバイル性能は低めなので注意。厚みは24mmと分厚く、重量も約2.1kgとかなり重いです。バッテリー性能はゲーミングノートとしては平均よりは少し良いレベルですが、全体で見ればやや悪めです。 |
GALLERIA(クリエイター向け)
GALLERIAのクリエイター向けモデルの紹介です。GALLERIAは元々ゲーミングモデルのブランドですが、2024年3月のリブランディングによってクリエイター向けモデルも統合されました。
GALLERIAのクリエイターノートは、重めの動画編集でも使えるように外部GPUを搭載している点はゲーミングモデルと同じですが、主にディスプレイで違いがあります。
ゲーミングモデルと比較して解像度が高くなっていることが多い他、色域もやや広いものが採用されていることが多く、色鮮やかな映像を表示することができます。その代わり、リフレッシュレートはゲーミングモデルのより低いことがある点に注意です。(→GALLERIAクリエイターノートPC)
2025年3月時点では、クリエイターでも上述のゲーミング向けGALLEIAの方がコスパが良くおすすめです。
THIRDWAVE(スタンダード)
THIRDWAVEのスタンダードノートの紹介です。
ゲーミング・クリエイターモデルと違い、ディスプレイのリフレッシュレートや色域は最低限であることも多く、外部GPU搭載モデルもほとんどありませんが、CPU性能コスパが良いモデルが多いのが魅力です。(→THIRDWAVE一般向けノート)
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THIRDWAVE F-14LN5LA メモリ32GB搭載 |
149,980円 |
Core Ultra 5 228V(8コア/8スレッド) |
32GB LPDDR5 |
Arc 130V(CPUに統合) |
1TB NVMe Gen4 SSD |
14型 1920×1200 60Hz 非光沢 |
色域不明 |
バッテリー駆動時間(JEITA Ver 3.0) 動画再生時:7時間 アイドル時:16.8時間 |
313 x 223 x 18 mm / 約0.95 kg |
無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他:SDカードスロット |
公式リンク |
「Core Ultra 5 228V」搭載の超軽量ノートです。 重量がわずか約0.95kgとなっており、非常に軽量でサイズの割に持ち運びが楽なのが魅力です。 また、処理性能も高いです。CPUには2025年3月時点で最新の「Core Ultra 5 228V」が採用されており、内蔵GPU性能も含めて処理性能が高く、やや重めの処理も可能となっています。 また、AI処理性能も高く、NPUで最大40TOPS、GPUのAIエンジンで最大53TOPSまで対応できます。 メモリも標準でLPDDR5 32GBなので、このレベルの超軽量ノートとしては性能コスパはかなり良い方だと思います。 このように、軽量高コスパノートとしては優れたコスパと性能を持ちますが、弱点としてバッテリー持ちとディスプレイ性能の低さが挙げられます。 まず、バッテリーの駆動時間ですが、JEITA 3.0で動画再生約7時間となっています。ビデオカードを搭載しないモデルとしては大分短めです。軽量さのためにバッテリー容量が少なくなっていそうな感じです。 また、ディスプレイの性能も約15万円という価格を考えれば悪いです。16:10となっている点は良いものの、リフレッシュレートは60Hzと滑らかではなく、他の仕様についての記載がありません。ドスパラの他機種のスペック表を見ると、良い部分は細かく記載がされていることが多いので、何も記載が無いということは恐らく最低限の仕様です。 そのため、ディスプレイについては低価格PCとも変わらない仕様の可能性が高めな点は留意しておく必要があります。 |
その他のノートPC
本記事で紹介するのは一部モデルですが、他にも多数販売されています。
- ゲーミングノートPC
- 上記で紹介した以外にも多くの製品があります。ミドルスペックからハイエンドなものまで性能が幅広く、全体的にコスパも良いです。軽量モデルも多い上、デザインも海外の有名メーカーのものより落ち着いたものもあるので、ゲームもしたいけど単純に高いグラフィック性能のノートPCが欲しい人にもおすすめできます。
- スタンダードノート(15.6インチ)
- 基本的に自宅やオフィス等で据え置きで使用する事が前提の15.6インチ以上のノートPCです。正直、海外の有名メーカーの方が安価でコスパが良い印象があります。選ぶとしたらセール対象の場合に限られる気がします。
- モバイルノート(14インチ)
- 頻繁に持ち運ぶことを考慮した軽量小型なノートPCです。2024年4月時点では、14インチノートの割には軽量な1.3kgとなっているのが魅力です。ただし、正直海外の有名メーカーの方が安価でコスパが良い印象があります。選ぶとしたらセール対象の場合に限られる気がします。
記事は以上になります。新製品(構成)が発売されたりした際に随時更新していきたいと思います。