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最終更新:2025/9/19
大手BTOパソコンショップ「ドスパラ」のおすすめPCをざっくりとまとめています。
本記事の内容は記事更新時点(2025年9月19日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込み・送料別です。
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ドスパラのおすすめPC(デスクトップ)
ドスパラのおすすめデスクトップPCです。ケース別にまとめていますが、全ケースを紹介している訳ではないので注意してください。
GALLERIA(タワー)



旧GALLERIAケース(ATX)
リニューアルでホワイトとピラーレスが追加!
優れたデザイン性と排熱性能を備えるミドルタワー
GALLERIAのミドルタワーケースは優れたデザイン性を持ち、排熱性能も高いケースです。マザーボードにはATXサイズが基本採用され、拡張性も高めです。
2025年9月にケースがリニューアルされ、ホワイトケースとピラーレスケースが追加されたことにも注目です。流行りの見た目に迅速に対応していく姿勢が見えます。
以前は一つの項目で説明をしていましたが、ケースが2種類になったので分けて触れていこうと思います。
ミドルタワー:14cmファンは×2にするのがおすすめ(+1100円)
まずは、ピラーレスではない方のケースからです。
全体的には以前のケースを踏襲した感じですが、丸みを帯びて落ち着いた印象の見た目になりました。
また、フロントパネルのサイドのスリットは青くLEDが光るようになっているだけでなく、防塵フィルターを簡単に取り出せるようになり、メンテナンス性が向上したのは嬉しい点です。
防塵フィルターはトップとボトムの電源部分にも搭載されており、こちらも簡単に取り外してメンテナンス可能です。
サイドパネルの後ろ部分にはアクリルパネルがあり、内部の一部を見ることができます。
コスト面で仕方ないのかもしれませんが、内部が一部しか見れないのは少し残念な人も居るかもしれません。ただ、安価なPCでは内部は基盤がむき出しの部分が多かったり、色の統一性が無かったりして良くないことも多いので、妥協案としては良いバランスなのかなと思います。
ケースファンは、リアに12cmファンが搭載されているのは全モデル共通ですが、その他はモデルにより結構ばらばらです。
価格やCPUとGPUの排熱量、水冷クーラーを採用しているかどうかなどで、臨機応変に変えている印象です。2パターンくらいしかなかった先代と違って、製品ごとにチェックする必要があります。
ただ、フロントもしくはトップに搭載するときは14cmファンが採用されるので、最も一般的な12cmファンよりも風量が多めなので、そこは嬉しい点です。
2025年9月19日時点で軽くチェックした感じだと、以下のような感じです。
構成 | フロント | トップ | リア |
---|---|---|---|
ハイエンドCPU + ハイエンドGPU | 14cm ×2 | 360mm水冷 | 12cm ×1 |
高消費電力CPU + ハイクラス以上のGPU | 14cm ×1 | 240mm水冷 | 12cm ×1 |
省電力CPU + ハイクラス以上のGPU | 14cm ×1 | 14cm ×1 | 12cm ×1 |
省電力CPU + アッパーミドル以下のGPU | 14cm ×1 | なし | 12cm ×1 |
下位構成だとやや不安を感じる方も居ると思いますが、14cm ×1 の部分はわずか1100円で14cm ×2に変更できるので、忘れずに行っておくことをおすすめします。
ピラーレス:2面ガラス張りで全モデル簡易水冷
次にピラーレスケースです。ピラーレスというのは支柱が無いという意味で、フロントとサイドの継ぎ目などがなく、2面以上がガラスとなっているケースのことです。
内部を広い角度から見ることができるので、PCの内部を見たい人に人気のケースです。
通常のタワーケースと異なり、ケースファン構成は1パターンのみです。サイドに12cm×2、リアに12cm×1が搭載されます。水冷クーラーのサイズのみ構成で異なります(2025年9月時点)。
ピラーレスはフロント部分にファンを設置できないため、エアフローや排熱性で一般的なケースに劣るのがデメリットです。
そのため、ピラーレスケースではエアフローの弱さを補うために、CPUクーラーは簡易水冷の採用が一般的です。GALLERIAでも全モデルが簡易水冷採用となっています。
ケース自体が一般的なケースよりもやや高コストな上、簡易水冷が基本採用ということもあり、価格がやや高価になることがあるデメリットです。空冷クーラーでも十分なCPUでも水冷となるので、低価格モデルでは割高感が強くなります。
2025年9月時点で、ほぼ同構成の通常のタワータイプのGALLERIAと比較すると、元が空冷クーラー採用の場合は大体+2万円~2.5万円くらい、元が水冷クーラー採用の場合は+0円~5000円くらいとなっています。
元々水冷クーラー採用が基本のCPUの場合には価格差がほとんどないので、ピラーレスケースを選ぶなら、高性能モデルの方がお得感が強いと思います。
最後に補足で、クリエイター向けモデルではサイドパネルは透明部分が無いフラットパネルとなっている点に注意してください。内部が見えて欲しい場合にはゲーミングモデルを、見えて欲しくない場合はクリエイターモデルを選ぶと良いです。他の特徴は同一です。
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。
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GALLERIA FDR7A-R57T-W Ryzen 7 7800X3D搭載 |
354,980円 |
Ryzen 7 7800X3D 240mm水冷 |
32GB DDR5-4800 |
RTX 5070 Ti 16GB |
1TB NVMe |
850W 80PLUS GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7800X3D」と「RTX 5070 Ti」搭載の準ハイエンドのピラーレスホワイトケース採用品です。 CPUには2025年9月時点でゲームで強力な「Ryzen 7 7800X3D」が採用されています。CPUクーラーも240mm簡易水冷が標準で十分です。 現状でゲーム最強クラスの9800X3Dが気になるところですが、2025年9月半ば時点だと3万円も高価になるので悩みどころです。個人的には7800X3Dの方が実用コスパは良いのかなと思っています。 GPUには「RTX 5070 Ti」が採用されています。節約とゲーム性能コスパだけを考えるなら「RX 9070 XT」の方が良いですが、2025年9月時点ではゲーム以外の用途ではGeForceの方が利便性が高い印象なので、安定を求めるなら「RTX 5070 Ti」の方がおすすめです。 メモリは標準で32GBあり、電源も850W GOLDです。 |
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GALLERIA FDR7A-97XT-W Ryzen 7 7800X3D搭載 |
339,980円 |
Ryzen 7 7800X3D 240mm水冷 |
32GB DDR5-4800 |
RX 9070 XT 16GB |
1TB NVMe |
850W 80PLUS GOLD |
B850(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7800X3D」と「RX 9070 XT」搭載の準ハイエンドのピラーレスホワイトケース採用品です。 GPUの「RX 9070 XT」が「RTX 5070 Ti」モデルよりも安価ながらゲームにおける実用性はほぼ変わらないのが魅力です。 ただし、2025年9月中旬時点では価格差が1万円しかないので、AI面も重視したいなら「RTX 5070 Ti」の方がおすすめです。 CPUにはゲームで強力な「Ryzen 7 7800X3D」が採用されており、240mm水冷クーラーが標準です。 マルチスレッド性能コスパでは見栄えが悪くなる7800X3Dに、コスパの良いRX 9070 XTを組み合わせることで価格を少し緩和する感じの構成です。 メモリは標準で32GBあり、電源も850W GOLDです。 |
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GALLERIA XA7R-97XT 7700搭載 AMD PARTNER ADVANCE 2025 JAPAN 受賞記念モデル |
254,980円 |
Ryzen 7 7700 |
32GB DDR5-4800 |
RX 9070 XT 16GB |
1TB NVMe |
850W 80PLUS GOLD |
B650(ATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RX 9070 XT」搭載のゲーミングコスパ重視の準ハイエンドゲーミング構成です。旧ケースのブラックモデルです。 「Ryzen 7 7700」は7800X3Dと比べるとゲーム性能が低いのが気になりますが、7800X3D搭載モデルよりも5.5万円も安価なので価格は非常に魅力的です(2025年9月時点)。 安価ながらソケットはAM5採用で長期サポートも期待できますし、メモリは標準でDDR5が32GBあり、電源も850W GOLDです。ケースも14cmファン採用でエアフローも悪くないです。 ゲームによっては7700でもさほどネックにならないケースもありますし、多少性能が低下しても、正直「RX 9070 XT」なら大体のゲームで非常に快適なので、実用性コスパは非常に良いと思います。 |
THIRDWAVE-G(ゲーム向け・ミニタワー)
グラボ搭載で高コスパなミニタワーモデル
ドスパラではゲーミングのGALLERIAだけでなく、THIRDWAVEというスタンダードシリーズもあります(製品名はMagnateやLightningなど別名になりますが)。
そして、2024年9月にグラボ搭載のゲーム向け高コスパモデル「THIRDWAVEーG」が新登場しました。GALLERIAではありませんが、グラボを搭載したゲーム用として使えるモデルとなっており、コスパも良いです。
安価でコンパクトなミニタワーモデルですが、標準で12cmケースファンを5基も搭載(フロント2基、トップ2基、リア1基)し、価格とサイズの割には優れた排熱性となっています(水冷クーラー搭載時には変更となります)。
ただし、標準構成ではケースファンはライティングに対応していない点に注意。+3,000円でファン3基をARGBライティング仕様に変更することが可能(2025年3月時点)なので、こだわりたい方は忘れずに変更しておきましょう。
下記のおすすめ構成の画像は全てホワイトモデルを掲載していますが、ブラックモデルも基本同価格で購入できるので、好みに合わせて選択してください。
おすすめ構成
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Lightning-G AF7W Ryzen 7 7700搭載 |
194,980円 |
Ryzen 7 7700 |
16GB DDR5-4800 |
RTX 5070 12GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
750W 80PLUS GOLD |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RTX 5070 12GB」採用の高性能ゲームコスパ重視モデルです。この構成としては安価な価格が魅力です。 GPUには「RTX 5070」が採用されており、20万円以下のPCとしては非常に優れたゲーム性能です。 CPUには「Ryzen 7 7700」が採用されています。この価格の RTX 5070 機に採用されるCPUとしては優れている方ですし、長期サポートが期待できるAM5にできるのも良いです。 また、電源も価格の割には良い750W 80PLUS GOLD品が採用されているのも嬉しい点です。 ただし、その他はコストカット感が強めです。価格を考えれば仕方ない範囲ですが、留意しておく必要があります。 マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品ですし、メモリは16GB、SSDも500GBなども少し残念なところです。 とはいえ、この価格でこの構成なら妥協できるレベルかなと思います。 |
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Lightning-G AF7XW Ryzen7 5700X搭載 |
174,980円 |
Ryzen 7 5700X |
16GB DDR4-3200 |
RTX 5070 12GB |
500GB Gen4 SSD |
750W 80PLUS GOLD |
A520(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 5070 12GB」採用の安さ&基本性能コスパ特化構成です。 「RTX 5070」搭載機としては非常に安価なのが魅力です。 CPUの「Ryzen 7 5700X」は旧世代ですがマルチスレッド性能コスパは良いですし、DDR4採用なのはデメリットでもありますが、安価にメモリ交換や増設が行える点は低価格帯にとってはプラスとも捉えることができます。 とにかく安価に「RTX 5070」と32GBメモリを達成したい場合には非常に有力です。 ただし、旧世代CPUなので、「Ryzen 7 7700」などにはゲーム性能でやや劣る点は注意する必要がある他、マザーボードが超安さ特化のA520のMicroATX品である点に注意。 とはいえ、それを考慮しても全然許せるレベルの安さだと思います。 |
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Lightning-G AV-Ti7XW 激押しモデル Ryzen 7 5700X / RTX 5060 Ti 16GB |
149,980円 |
Ryzen 7 5700X |
16GB DDR4-3200 |
RTX 5060 Ti 16GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
B550(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 5060 Ti 16GB」採用の安さと実用コスパ重視モデルです。2025年9月時点ではこの構成としては破格の15万円という価格が魅力です。 GPUの「RTX 5060 Ti 16GB」は「RX 9060 XT 16GB」に価格面で負けているため優先されにくいGPUですが、本機ではほぼ同額の設定なので実用コスパで勝ります。 CPUには旧世代の「Ryzen 7 5700X」が採用されており、安さ重視です。しかし、メモリも古いけど安価なDDR4採用のため、増設や交換費用が安いのが魅力です。 メモリスロットの空きも二つあるので、帯域幅が少し低下しても良いなら非常に安価に32GB構成にできます。 |
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Lightning-G AV-Ti5 RTX 5060 Ti 16GB搭載 |
154,980円 |
Ryzen 5 7500F |
16GB DDR5-4800 |
RTX 5060 Ti 16GB |
500GB Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 5060 Ti 16GB」採用の安価さと汎用性重視構成です。 出来るだけ安価にフルHDなら快適な性能と16GB VRAMを得ることを目的とした構成です。 ただし、7700 + RTX 5070機の方が基本性能コスパは良いので、評価としては難しいところです。 また、価格を考えれば仕方ないですが、コストカット感もやや強めです。 マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品ですし、メモリ16GB、SSD500GBなども最低限です。 |
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Lightning-G AV7R |
169,980円 |
Ryzen 7 7700 |
16GB DDR5-4800 |
RX 9060 XT 16GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RX 9060 XT 16GB」採用のゲームコスパ重視モデルです。「RX 9060 XT 16GB」がVRAM 16GBを搭載しつつも基本性能コスパも悪くないのが良いです。 ただし、セール状況によって差はあるものの、基本的に「RTX 5070」機の方がコスパが良い点には注意。 CPUにも「Ryzen 7 7700」が採用されており、この価格としては悪くないです。長期サポートが期待できるAM5にできるのも良いです。 ただし、その他はコストカット感が強めです。価格を考えれば仕方ない範囲ですが、留意しておく必要があります。 マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品ですし、メモリは16GB、SSDも500GBなども少し残念なところです。 |
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Lightning-G AV5R |
154,980円 |
Ryzen 5 7500F |
16GB DDR5-4800 |
RX 9060 XT 16GB |
500GB Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 5 7500F」と「RX 9060 XT 16GB」採用のゲームコスパ重視モデルです。「RX 9060 XT 16GB」がVRAM 16GBを搭載しつつも基本性能コスパも悪くないのが良いです。15万円台という安価ながら、高設定でもネックにならないVRAM容量があるので、1440p運用を想定しているけど予算をできるだけ抑えたい場合には非常に有力です。 CPUにも「Ryzen 5 7500F」が採用されており、安さとゲームコスパ重視の選択です。マルチスレッド性能コスパを求めるなら、7700の方がおすすめではありますが、ゲーム性能はほとんど変わらないので用途次第です。どちらでも、長期サポートが期待できるAM5にできます。 ただし、その他はコストカット感が強めです。価格を考えれば仕方ない範囲ですが、留意しておく必要があります。 マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品ですし、メモリは16GB、SSDも500GBなども少し残念なところです。 |
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Lightning-G AV5 |
149,980円 |
Ryzen 5 7500F |
16GB DDR5-4800 |
RTX 5060 8GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 5 7500F」と「RTX 5060 8GB」採用のフルHDゲームコスパ特化構成です。 VRAM容量や基本性能を考えると高設定での運用は厳しめですが、フルHDなら基本快適な性能があり、性能コスパ自体は良いです。重量級ゲームをあまりしない場合のフルHD用と割り切るなら意外と悪くはないです。 価格を考えれば仕方ないですが、その他の面は基本最低限です。マザーボードはA620(MicroATX)の安さ特化品ですし、メモリ16GB、SSD500GBなどです。 |
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Lightning-G AV7X Ryzen7 5700X搭載 |
139,980円 |
Ryzen 7 5700X |
16GB DDR4 |
RTX 5060 8GB |
500GB NVMe Gen 4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
B550(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 5060 8GB」採用の安さとフルHDゲームコスパ特化モデルです。これでもフルHDなら大体のゲームで快適な性能が得られます。 RTX 5060はやや非力感も感じる人が居ると思いますが、フレーム生成やアップスケーリングを駆使すれば、フルHDなら重量級ゲームでも大体対応が可能なのが魅力です。ある程度プレイできればOKな人向けです。 CPUの「Ryzen 7 5700X」は旧世代ですが、この価格にしては悪くない性能でコスパが良いです。メモリがDDR4なのはデメリットでもありますが、交換費用が安いのはメリットでもあります。 |
GALLERIA(ミニタワー)

旧 GALLERIAミニタワーケース
リニューアルでホワイトとピラーレスが追加!
ミドルハイクラスまで採用のミニタワー
GALLERIAのミニタワーモデルです。優れたデザイン性と安価な価格が魅力です。マザーボードにはMicro ATXが基本採用されており、拡張性は低めですが、大体の人は困らないと思います。
2025年9月にケースがリニューアルされ、ホワイトケースとピラーレスケースが追加されたことにも注目です。流行りの見た目に迅速に対応していく姿勢が見えます。
以前は一つの項目で説明をしていましたが、ケースが2種類になったので分けて触れていこうと思います。
ミニタワー:14cmファンは×2にするのがおすすめ(+1100円)
ミニタワーは、タワーモデルの少し小さくなったケースです。小さめで丸みを帯びたデザインなので、カッコよさだけでなく可愛さも感じられる見た目になっていると思います。
フロントパネルのサイドのスリットから吸気する仕様で、スリットは青くLEDで光るようになっています。また、スリットから防塵フィルターを簡単に取り外せるようになっており、メンテナンス性が向上したのは嬉しいです。
防塵フィルターはトップとボトムの電源部分にも搭載されており、こちらも簡単に取り外してメンテナンス可能です。
サイドパネルの後ろ部分にはアクリルパネルがあり、内部の一部を見ることができます。
内部が一部しか見れないのは少し残念な人も居るかもしれませんが、ミニタワーモデルは基本安さ重視構成となっており、パーツの見た目が質素なものが多いので、逆に良いのかなとも思います。
標準のケースファン構成はほぼ1パターンのみで、フロントに14cm×1、リアに12cm×1です。
ミニタワーモデルだとCPUがミドルレンジまでの採用が基本で空冷クーラーが標準採用なので、ほぼ上記構成です。
ケースファン増設は14cm1つにつき1100円と非常に安価なので、1つは追加することをおすすめしますし、最大3個まで増やすことができます。
コスパ的なところについては、悪くはないと思いますが、2024年9月に登場したグラボ搭載の高コスパモデル「THIRDWAVE-G(後述)」の方がコスパが良くて、標準ケースファンも充実しているので、正直GALLERIAのミニタワーモデルの方がお得感は小さめです。
見た目に関してはGALLERIAミニタワーの方が良いとは思いますが、コスパの差を考えると正当化できるかは個人的には微妙に感じるところです。
ミニピラーレス:簡易水冷標準が重く、コスパが悪い
次にピラーレスケースです。ピラーレスというのは支柱が無いという意味で、フロントとサイドの継ぎ目などがなく、2面以上がガラスとなっているケースのことです。
内部を広い角度から見ることができるので、PCの内部を見たい人に人気のケースです。
ケースファン構成は1パターンのみです。サイドに12cm×2、リアに12cm×1が搭載されます。
そして、ミニピラーレスケースでも全モデル簡易水冷が標準採用されます(2025年9月時点)。標準モデルでは240mmと360mmの両方が構成に応じて使い分けられていましたが、ミニピラーレスの方は240mmのみの採用なので、ファンが搭載できるところは始めから全て埋まっています。
安価なミニタワー製品としては、優れた排熱性能を持っていると思います。
ただし、結論から言うと、GALLERIAの Micro ATX のミニピラーレスはコスパ的には微妙です(2025年9月時点)。
GALLERIAミニケース(Micro ATX)では、CPUはミドルレンジ以下の採用に限られており、空冷で十分なCPUしか採用されないのに、水冷クーラーの使用が強制されてしまい、費用が高くなってしまっています。
ほぼ同じ構成の通常ミニタワーモデルと比べて、大体2万円くらい高価になってしまっています。価格重視モデルでの2万円の追加は予算的にも厳しいと思いますし、コスパも大きく悪化するので、あまりおすすめできません。
なんとか頑張って予算を追加して、上位モデルを検討した方が良いです。
最後に補足で、クリエイター向けモデルではサイドパネルは透明部分が無いフラットパネルとなっている点に注意してください。内部が見えて欲しい場合にはゲーミングモデルを、見えて欲しくない場合はクリエイターモデルを選ぶと良いです。他の特徴は同一です。
おすすめ構成
おすすめ構成を一部紹介しています。
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GALLERIA RM7R-R57 7700搭載 激押しモデル |
239,880円 |
Ryzen 7 7700 |
32GB DDR5-4800 |
RTX 5070 12GB |
1TB NVMe Gen 4 SSD |
750W 80PLUS GOLD |
A620(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 7700」と「RTX 5070 12GB」採用の高性能ゲームコスパ重視モデルです。旧ケース採用。 32GBメモリと1TB SSD 標準で「RTX 5070」を採用しつつも比較的安価です。 CPUには「Ryzen 7 7700」が採用されており、他の低価格CPUよりも優れていますし、長期サポートが期待できるAM5にできるのも良いです。 また、電源も750W 80PLUS GOLD品が採用されているのも嬉しい点です。 ただし、マザーボードのA620(MicroATX)の安さ特化品という点は注意。メモリやSSDは始めから及第点レベルだと思うので、基本は問題ないとは思いますが、拡張性は低いです。 |
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GALLERIA RM7R-R57 5700X搭載 |
199,980円 |
Ryzen 7 5700X |
16GB DDR4-3200 |
RTX 5070 12GB |
500GB Gen4 SSD |
750W 80PLUS GOLD |
B550(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 5070 12GB」採用の安さ&基本性能コスパ重視構成です。旧ケース採用。 基本的には上で紹介している「Lightning-G」の同じ構成品の方が少しコスパが良いのです。ただ、キャンペーン等の兼ね合いでこちらの方が少しお得になることもあるので掲載。 CPUには「Ryzen 7 5700X」が採用されています。旧世代CPUですが、DDR4メモリ対応の旧世代のコスパの良いマザボが採用されているのが良いです。 メモリスロット・M.2 SSDスロットの双方に空きがあり、メモリの交換・増設を安価に行えます。 出来るだけ安価に「RTX 5070」と32GBメモリ + 1TB SSDを達成したい場合には有力です。 ただし、旧世代CPUなので、「Ryzen 7 7700」などにはゲーム性能でやや劣る点は注意。CPUがボトルネックになり易いゲームを重視する場合にはそのあたりも考慮して検討しましょう。 |
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GALLERIA XGR7M-R56-WL Ryzen 7 5700X搭載 |
169,980円 |
Ryzen 7 5700X |
16GB DDR4-3200 |
GeForce RTX 5060 8GB |
500GB Gen4 SSD |
650W 80PLUS BRONZE |
B550(MicroATX) |
公式リンク |
「Ryzen 7 5700X」と「GeForce RTX 5060」採用の、安さ&実用コスパのフルHD構成です。 CPUには「Ryzen 7 5700X」が採用されており、DDR4メモリ対応の旧世代のコスパの良いマザボが採用されているのが良いです。 メモリスロット・M.2 SSDスロットの双方に空きがあり、メモリの交換・増設を安価に行えます。 出来るだけ安価に32GBメモリ + 1TB SSDを達成したい場合には有力です。 GPUには「RTX 5060」が採用されています。VRAMが8GBなのが非常に残念ですが、基本性能コスパは割と良いので、フルHD用でGeForceが良いなら悪くない選択肢だと思います。 また、14cmケースファンを1つにつき1100円と安価に追加することができるのも良いです。この価格で14cmケースファン複数採用でエアフローが優れているホワイトケース採用のPCが手に入るのは良いと思います。 |
THIRDWAVE(ミニタワー)
安さ特化でコスパの良いスタンダードデスクトップ
ドスパラではゲーミングのGALLERIAだけでなく、THIRDWAVEというスタンダードシリーズもあります(製品名はMagnateなど別名になりますが)。上記の画像以外にも、上で既に紹介した「THIRDWAVE-G」などの他モデルもありますが、本記事では「THIRDWAVE-G」以外のモデルを紹介しています。
ただし、THIRDWAVE通常のケース(上記画像)はケースファンがフロントに12cmファン1基、リアに9cmファン1基と最低限となっており、「THIRDWAVE-G」や「GALLERIA」と比べると排熱性能が大幅に劣るので、その点は注意が必要です。
おすすめ構成
- Slimシリーズ(スリムパソコン)
- 筐体が薄いスリムタイプのデスクトップパソコンです。ただし、高さと奥行はそれなりにあるので注意です。デスク下やデスク上の端などに置きたい人に最適。
- miniシリーズ(ミニパソコン)
- 横幅だけでなく高さも小さくしたミニタイプのデスクトップパソコンです。軽くて高さと奥行も小さいので設置場所に困りません。
ドスパラのおすすめPC(ノートパソコン)
ドスパラのノートPC紹介です。外部GPU搭載のゲーミングノートやクリエイターノートがメインです。
GALLERIA(ゲーミングノート)
GALLERIAのゲーミングノートPCの紹介です。重いゲームにも対応できるビデオカードを搭載している他、ディスプレイは高いリフレッシュレートを備えており滑らかに表示されます。
ゲーミングモデルですが、全体的にゲーミングノート特有のゴツさがあまりなく、コスパも良いです。(→GALLERIAゲーミングノート)
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GALLERIA RL7C-R45-5N |
142,980円 |
Core i7-13620H(10コア/16スレッド) |
16GB DDR5-4800 |
GeForce RTX 4050 6GB |
500GB NVMe Gen4 SSD |
15.6型 1920×1080 165Hz 非光沢 |
バッテリー駆動時間(JEITA Ver 3.0) 動画再生時:4.5時間 アイドル時:7.3時間 |
360 x 244 x 24 mm / 約2.3 kg |
無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他:SDカードスロット |
公式リンク |
「Core i7-13620H」と「RTX 4050 6GB」搭載の処理性能コスパ特化のゲーミングノートです。 「RTX 4050 搭載機」としては比較的安価ながら、CPUもマルチスレッド性能に優れる「Core i7-13620H」を搭載しています。 しかし、それ以外の点は価格の割にはやや微妙な点が多いです。 まずメモリが標準で16GB、SSDが500GBという点が気になります。また、CPUが旧世代で電力効率が悪めなので、バッテリー駆動時間も短めです。 厚みも24mmと非常に分厚く、重量もゲーミングノートの中でもやや重めの2.3kgです。 CPUの性能が高いにしても、旧世代で電力面が悪いので個人的にはプラス評価を与えにくく、ゲーム以外の用途の考慮すると諸々のデメリットが凄く気になります。 バッテリー持ちや重量を考えるとほぼ据え置きに近い運用になると思いますが、それならデスクトップPCの方が現在(2025年9月)での性能コスパは良いです。 ディスプレイ&キーボード付きな上に性能コスパも良いので、据え置きでも悪くは無いのですが、寿命や一般的な人の実用コスパ的には評価がしにくい機種ではあります。 |
GALLERIA(クリエイター向け)
GALLERIAのクリエイター向けモデルの紹介です。GALLERIAは元々ゲーミングモデルのブランドですが、2024年3月のリブランディングによってクリエイター向けモデルも統合されました。
GALLERIAのクリエイターノートは、重めの動画編集でも使えるように外部GPUを搭載している点はゲーミングモデルと同じですが、主にディスプレイで違いがあります。
ゲーミングモデルと比較して解像度が高くなっていることが多い他、色域もやや広いものが採用されていることが多く、色鮮やかな映像を表示することができます。その代わり、リフレッシュレートはゲーミングモデルのより低いことがある点に注意です。(→GALLERIAクリエイターノートPC)
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GALLERIA RL7C-R45-C5N |
157,980円 |
Core i7-13620H(10コア/16スレッド) |
16GB DDR5-4800 |
GeForce RTX 4050 6GB |
1TB NVMe Gen4 SSD |
15.6型 2560×1440 165Hz 非光沢 |
バッテリー駆動時間(JEITA Ver 3.0) 動画再生時:4.6時間 アイドル時:7.2時間 |
360 x 244 x 24 mm / 約2.1 kg |
無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他:SDカードスロット |
公式リンク |
「Core i7-13620H」と「RTX 4050 6GB」を搭載し、高解像度&高リフレッシュレートディスプレイを備えたクリエイターノートです。 CPUとGPUから見た価格はやや高価ですが、1440p(WQHD)で165Hzの優れたディスプレイを備えているのが強みです。 SDカードスロットも搭載しており、容量面やディスプレイでは非常に優れた仕様を備えるのが魅力です。 しかし、その他はやや微妙な点が多めです。 まずモバイル性能は低めです。厚みも24mmと非常に分厚く、重量もやや重めの2.1kgです。 CPUの性能が高いにしても、旧世代で電力面が悪いので個人的にはプラス評価を与えにくく、ゲーム以外の用途の考慮すると諸々のデメリットが凄く気になります。 バッテリー持ちや重量を考えるとほぼ据え置きに近い運用になると思いますが、それならデスクトップPCの方が現在(2025年9月)での性能コスパは良いです。 ディスプレイ&キーボード付きな上に性能コスパも良いので、据え置きでも悪くは無いのですが、寿命や一般的な人の実用コスパ的には評価がしにくい機種ではあります。 |
THIRDWAVE(スタンダード)
THIRDWAVEのスタンダードノートの紹介です。
ゲーミング・クリエイターモデルと違い、ディスプレイのリフレッシュレートや色域は最低限であることも多く、外部GPU搭載モデルもほとんどありませんが、CPU性能コスパが良いモデルが多いのが魅力です。(→THIRDWAVE一般向けノート)
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THIRDWAVE F-14LN5LA メモリ16GB搭載 |
169,980円 |
Core Ultra 5 226V(8コア/8スレッド) |
16GB LPDDR5 |
Arc 130V(CPUに統合) |
1TB NVMe Gen4 SSD |
14型 1920×1200 60Hz 非光沢 |
色域不明 |
バッテリー駆動時間(JEITA Ver 3.0) 動画再生時:7時間 アイドル時:16.8時間 |
313 x 223 x 18 mm / 約0.95 kg |
無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
その他:SDカードスロット |
公式リンク |
「Core Ultra 5 226V」搭載の超軽量ノートです。正直、2025年8月1日時点の約17万円ではやや微妙なコスパですが、たまに14.3万円ほどに値下げされるケースが散見されるので、値下げ時には悪くないPCだと思います。 最大の魅力はやはり軽量さです。重量がわずか約0.95kgとなっており、非常に軽量でサイズの割に持ち運びが楽なのが魅力です。 CPUには2025年8月時点で最新の「Core Ultra 5 226V」が採用されています。 8コアCPUなので、CPU性能こそ高くありませんが、内蔵GPUとAI性能が高いのが魅力です。内蔵GPUは重めの3Dゲームも動かせるくらいの性能があります。 AI処理性能はNPUで最大40TOPS、GPUのAIエンジンで最大53TOPSまで対応でき、2025年時点でのSoCとしては非常に優れた性能です。 しかし、弱点としてバッテリー持ちとディスプレイ性能の低さが挙げられます。 まず、バッテリーの駆動時間ですが、JEITA 3.0で動画再生約7時間となっています。ビデオカードを搭載しないモデルとしては大分短めです。軽量さのためにバッテリー容量が少なくなっていそうな感じです。 また、ディスプレイの性能も価格を考えれば悪いです。フルHD+で60Hzは、10万円未満の機種で一般的なレベルです。 色域についての記載が無いですが、ドスパラの他機種のスペック表を見ると、良い部分は細かく記載がされていることが多いので、何も記載が無いということは恐らく最低限の仕様です。 そのため、ディスプレイについては低価格PCとも変わらない仕様の可能性が高めな点は留意しておく必要があります。 |
その他のノートPC
本記事で紹介するのは一部モデルですが、他にも多数販売されています。
- ゲーミングノートPC
- 上記で紹介した以外にも多くの製品があります。ミドルスペックからハイエンドなものまで性能が幅広く、全体的にコスパも良いです。軽量モデルも多い上、デザインも海外の有名メーカーのものより落ち着いたものもあるので、ゲームもしたいけど単純に高いグラフィック性能のノートPCが欲しい人にもおすすめできます。
- スタンダードノート(15.6インチ)
- 基本的に自宅やオフィス等で据え置きで使用する事が前提の15.6インチ以上のノートPCです。正直、海外の有名メーカーの方が安価でコスパが良い印象があります。選ぶとしたらセール対象の場合に限られる気がします。
- モバイルノート(14インチ)
- 頻繁に持ち運ぶことを考慮した軽量小型なノートPCです。2024年4月時点では、14インチノートの割には軽量な1.3kgとなっているのが魅力です。ただし、正直海外の有名メーカーの方が安価でコスパが良い印象があります。選ぶとしたらセール対象の場合に限られる気がします。
記事は以上になります。新製品(構成)が発売されたりした際に随時更新していきたいと思います。