【パソコン工房】おすすめPCまとめ【2023年12月版】

最終更新:2023/12/25

大手BTOパソコンショップ「パソコン工房」のおすすめのPCをざっくりとまとめています。ビデオカード搭載のデスクトップPCが対象です。

対象サイト:パソコン工房

注意

本記事の内容は記事更新時点(2023年12月25日)のものであり、ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。掲載の価格は税込みです。

こちらの記事は古い情報となっており、新しい記事は下記になりますので、お手数ですがリンク先をご覧ください。

開催中のお得なセール・キャンペーン

パソコン工房で開催中のセール・キャンペーンで特にお得なものを抜粋して紹介しています。基本的にWEBが対象を掲載しており、店舗では実施していない可能性もあるので注意。

パソコン工房のお得なセール・キャンペーン(2023年12月14日時点)
年末年始ウルトラ還元祭 期間:12/13~1/8
期間中に対象のGPUを搭載したPC購入時に、GPUに応じてポイントが還元されるキャンペーンです。対象PCと還元率は以下の通り。対象GPUを搭載しているPCでも対象外の場合があるので注意。
【デスクトップPC】
NVIDIA RTX A5500:30,000円分相当
RTX 4080、RX 6900 XT:15,000円分相当
RTX 4070:10,000円分相当
RTX 4060、RTX 3060、GTX 1650:5,000円分相当
Core i5/Ryzen 5/Core i3/Ryzen 3(内蔵GPU):2,000円分相当
【ノートPC】
RTX 4090:20,000円分相当
RTX 4070:10,000円分相当
RTX 4050、内蔵GPU + Core i5:5,000円分相当
内蔵GPU + Core i3:2,000円分相当
年末年始ボーナスセール期間:1/9まで
対象PCを値下げするシンプルなセールです。
ゲーミングPCフェスタ第4弾期間:12/26まで
対象PCを値下げするシンプルなセールです。
おすすめコスパパソコン 期間:無し
セールでは無いみたいですが、コスパが良いPCがまとめられています。実際にちゃんとコスパの良い製品を選定して載せているように感じるので、細かく調べるのが苦手な方はここから探すと手間が省けるかもしれません。

ゲーミングPC(LEVEL∞)

ゲーミングモデル「LEVEL∞」シリーズです。2022年に約6年ぶりにPCケースが刷新され、以前よりもエアフローや扱いやすさが向上しました。

LEVEL∞ミドルタワー(R-Class)

LEVEL∞ ミドルタワーゲーミングPC

まずは大きいサイズのミドルタワーモデルの紹介です。「R-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL R~」となっています。ミドルハイ~ハイエンドくらいの性能でお得な製品が多いです。ケースは2023年10月時点では主に3種類があります。RGBファンの色やコラボPCにはロゴ入っていたりなど見た目は異なる場合はありますが、機械的な仕様は基本3種類のどれかです。

ケースについて簡単な説明を下記の表にまとめています。表の下にもう少しだけ詳しい説明も載せているので、興味がある方はそちらも良ければご覧ください。また、ケースファンについてはモデルや構成によって多少異なる可能性があるので注意です。

画像タイプケースファンその他
標準ケース12cm上面x2、12cm背面x1・内部は見えない
RGB Bulid12cm上面x2、12cm背面x1・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・コラボモデルで多く採用
RGB Build(2)12cm上面x3、12cm背面x1
12cm前面x3、12cm背面x1
・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・全モデル水冷クーラー
・コラボモデルで多く採用

LEVEL∞ R-Class 標準ケース(RGB無し)

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格ミドルタワーの中で最も安価
外観サイドパネルは不透明で内部は見えない
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワー標準ケースです。RGBライティングには対応していない変わりに、後述のRGBモデルよりも安価な傾向があるため、見た目を気にしない安さ重視なら基本的にこの標準ケースが有力になると思います。

標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。

RGBファンがないことや、サイドパネルも不透明となっているため、見た目がやや地味に感じる方も居るであろう点は注意です。


LEVEL∞ R-Class RGB Bulid

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞のミドルタワーのRGBライティング対応モデルです。上述の標準モデルと形状およびケースファン構成などは同一となっており、違いは基本的にサイドパネルが透明なガラスになっている点とケースファンがRGBファンになっている点のみです。価格は上述の標準ケースよりも少し高めの傾向があります。

パソコン工房では多数のコラボPCが存在しますが、コラボPCの大半はこのケースが採用されており、コラボに相手に応じてライティングが調整されていたり、ロゴが変わっていたりします。

上述と同じ内容になりますが、標準ケースファンは12cmのものが3基採用されており、ケースファン構成はミドルタワーのゲーミングPCとして平均的だと思います。トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に取り外して掃除が可能となっています。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

画像を見ると密閉されているような印象を受けると思いますが、エアフローは悪くなく、サイズも大きいのでハイエンドなパーツの搭載にも対応できるケースです。


LEVEL∞ RGB Build(2)

ケースファン12cm上面x2、12cm背面x1
価格標準モデル(RGB無し)より少し高価
外観RGBファン搭載(調整可能)
ガラスサイドパネルで内部が見える
コラボモデルは色やロゴが調整されていたりする
防塵フィルタ上面・底面・前面に取付られており、全て脱着して掃除可能

LEVEL∞ミドルタワーのRGBモデルです。上記二つとは異なるケースを採用しており、サイドパネルだけでなくフロントパネルも内部が透けて見えるタイプとなっており、前面の3連RGBファンが美しく映えるケースになっています。価格はRGB無しケースよりもやや高価な傾向があります。

標準ケースファンは12cmのものが4基採用されています。上記二つよりも1つ多くなっており、エアフローが重視されていることが伺えます。

トップと底面の通気口には両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に脱着して掃除することが可能な点は上述のケースと同じです。ただし、前面は上記の二つとは異なり防塵フィルターは配置されていないため、埃などはやや侵入しやすいかもしれません。ただし、その分吸気効率は向上していることが想定されます。ケースファンも増えている点もあり、エアフローは強化されていると思います。

おすすめ構成

ミドルタワーのゲーミングモデルのおすすめ構成を一部紹介しています。パソコン工房は非常に製品数が多いため、一例という点に注意してください。

おすすめ度:
(3.5)
LEVEL-R6X7-LCR79Z-XLX
527,800円(税込・送料別)
Ryzen 9 7950X3D(240mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
X670E
商品ページ
「Ryzen 9 7950X3D」と「RTX 4090」採用の超高性能ハイエンド構成です。
CPUの「Ryzen 9 7950X3D」は「Core i9-13900K」と同等の非常に高い処理性能を持ちつつ、非常に優れた電力効率を持つのが魅力です。その代わり、Core i9よりもやや高価なのがネックなのですが、長く使うこれだけの高額PCということを考えると、2~3万円の追加費用も許容できる場合もあると思います。
「RTX 4090」も2023年8月時点で超高性能なGPUとなっており、重いゲームで4Kも普通に視野に入るレベルです。
価格が約52万円台と高価すぎるので勧められる人は限られますが、日常的に重い処理を行う人で、出来るだけ長く使い続けたい高性能なPCが欲しい方にはおすすめできる製品です。
おすすめ度:
(3.5)
LEVEL-R779-LC139KF-XL2X
504,700円(税込・送料別)
Core i9-13900KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i9-13900KF」と「RTX 4090」採用の超高性能ハイエンド構成です。CPUとGPU共に超高性能なハイエンドPCです。
このCPU&GPUの組み合わせにしては安めの約50万円という価格ながら、360mm水冷や32GB DDR5メモリ採用でコスト削減感は小さく、電源は1000Wが若干の物足りなさは感じるものの、PLATINUM認証となっています。
おすすめ度:
(3.75)
LEVEL-R779-LC149KF-ZEX
424,800円(税込・送料別)
Core i9-14900KF(360mm水冷)
Radeon RX 7900 XTX
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i9-14900KF」と「RX 7900 XTX」採用のハイエンド構成です。
最上位クラスのCore i9とRadeonの最上位GPUと組み合わせています。レイトレーシングを除くゲームコスパはRTX 4080やRTX 4090を上回りますし、メモリ性能はRTX 4090と同等レベルなのが魅力です。OpenGLや動画編集等でも高い性能を発揮します。
しかし、メモリが標準で16GBな点や、2023年12月時点ではGPUレンダリングや画像生成AIなどのAI関連処理ではGeForceの方が有利なのはデメリットです。弱点を減らしたい場合には、やはりGeForceの方がおすすめではあります。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R779-LC137KF-VL2X
382,800円(税込・送料別)
※1.5万pt還元(1/8まで)
Core i7-13700KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-13700KF」と「RTX 4080」採用のコスパの悪い最上位モデルを避けたハイエンド構成です。
1080pで使うならRTX 4090は基本的にオーバースペックで活かすことが難しいこともありますし、Core i7でもCore i9とゲーム性能はほぼ同じなので、ゲームで高いレベルを追い求めつつも、コスパが大きく悪くならないモデルにしたいなら最適な構成です。
360mm水冷クーラー、32GB DDR5メモリ、1000W PLATINUM電源の点などはしっかりとしたハイエンド仕様で良いです。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-R779-LC137F-ZEX
334,800円(税込・送料別)
Core i7-13700F(360mm水冷)
Radeon RX 7900 XTX
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-13700F」と「RX 7900 XTX」採用のハイエンド構成です。この構成で33万円台は破格のコスパです。
AI関連処理やGPUレンダリングでは現状GeForceの方が有利なのがデメリットではあるものの、「RTX 4080」と競合するGPUのPCが33万円台は物凄く安いので、ゲーム特化のハイエンドPCが欲しくて、予算も出来るだけ節約したい場合には有力です。
増設の難しいDDR5メモリが標準で16GBなのはこの価格のPCにしてはやや気になるところですが、1000W PLATINUM電源にZ790マザー採用の点などはハイエンドらしさもあります。
おすすめ度:
(4.0)
LEVEL-R776-137F-ULX
259,800円(税込・送料別)
Core i7-13700F(空冷)
GeForce RTX 4070 Ti
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
B760
商品ページ
「Core i7-13700F」と「RTX 4070 Ti」採用の高性能ゲーミングコスパ重視の構成です。「RTX 4070 Ti」搭載の割には安価な約26万円という価格によるゲーミングコスパの良さが魅力です。
メモリが標準16GBな点や、チップセットがB760などの点は注意ですが、コスパは良いと思います。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-R779-137F-TLX(コラボ)
239,800円(税込・送料別)
※1万pt還元(1/8まで)
Core i7-13700F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
700W BRONZE
Z790
商品ページ
「Core i7-13700F」と「RTX 4070」採用のゲーミングコスパ重視構成です。約24万円でこの構成は安めでコスパが良いと思います。
安さ重視構成ながら、CPUクーラーが空冷(恐らく12cmファン1基)という点以外は目立ったコスト削減ポイントが無いのが好印象です。DDR5メモリ標準の点や、Z790チップセット搭載の点などは、価格の割には良いと思います。
総合コスパに優れて価格も高すぎない手を出し易い構成だと思います。


LEVEL∞ミニタワー(M-Class)

安さ重視でコスパの良いミニタワーモデル

安さ重視でミドルレンジ以下の性能でお得な製品が多いミニタワーモデルです。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「LEVEL M~」となっています。ミドルタワーモデルと比べて、安さ重視のパーツ選定が多くなっており、価格も安価な傾向があります。

外観の印象はミドルタワーモデルと同様ですが。やや小型化されています。マザーボードも基本的にMicroATXというやや小型のものが採用されており、拡張性やその他の仕様もやや安さ重視になっています。

標準ケースファンはモデルによって異なりますが、基本は背面1基(12cm)+上面1~2基(12cm)となっています。また、水冷クーラー採用の場合は元モデルに関わらずに12cmファン合計3基(上面2基、背面1基)が基本となっていることが多いようです。

空冷クーラー採用で発熱の多いグラボ(GPU)を使用する場合やエアフローを重視したい場合にはミドルタワーモデルの方がおすすめですが、ミニタワーのケースとしてエアフローも悪い方ではないです。

通気の位置はミドルタワーと同様で、トップと底面は通気できるようになっており、両方とも防塵フィルターが取り付けられており、簡単に脱着して掃除することが可能です。前面はサイドのスリットから通気できるようになっており、こちらも内部に防塵フィルターが取り付けられており、フロントパネルを外して掃除が可能です。

また、以前はミニタワーモデルでは、RGBファン搭載モデルがなかったのですが、2023年12月頃に強化ガラスサイドパネル採用のRGBモデル「LEVELθ(レベル シータ)」が登場しました。

サイズやエアフローなどについてはほぼ従来モデルと同様で、ほぼ見た目のみが異なるモデルとなっています。見た目はかっこいいと思いますし、ホワイトモデルもあり、価格もそんなに高くないので、見た目重視の人にはおすすめできるケースです。

画像タイプケースファンその他
標準ケース12cm上面x2、12cm背面x1
12cm上面x1、12cm背面x1
・内部は見えない
LEVELθ
(レベル シータ)
12cm上面x2、12cm背面x1・ホワイトモデルもある
・ガラスサイドパネル
・RGBファン(調整可能)
・Web限定(2023年12月時点)

LEVEL∞ミニタワー(M-Class)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。

おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M17M-134F-SAX-WHITE
144,800円(税込・送料別)
Core i5-13400F(空冷)
GeForce RTX 3060 Ti
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-13400F」と「RTX 3060 Ti」搭載の安さとコスパ特化構成です。
価格も安く、非常にゲームコスパが良いです。14万円台でDDR5メモリを搭載している点も良いですし、見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが標準だと500GBな点などはやや残念ですが、今はSSDが安いので後から必要になれば増設という形でも良いと思います。
おすすめ度:
(4.25)
LEVEL-M7P5-R57X-SAX
139,800円(税込・送料別)
Ryzen 7 5700X(空冷)
GeForce RTX 3060 Ti
16GB DDR4-3200
500GB NVMe SSD
700W BRONZE
B550(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 3060 Ti」搭載の安さとコスパ重視構成です。CPUとGPU共に旧世代の値下がりしたものを採用しており、約14万円という低価格を実現しており、ゲームコスパが非常に良いです。
SSDが標準だと500GBな点などは残念ですが、今はSSDが安いので後から必要になれば増設という形でも良いと思いますし、予算に限りがある場合にはあえて値下がりした旧世代でコスパに特化するのも悪くないと思える製品です。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITE
159,800円(税込・送料別)
Core i5-13400F(空冷)
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
650W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-13400F」と「RTX 4060 Ti」採用の安さとコスパ重視構成です。DDR5メモリ採用の「RTX 4060 Ti」搭載機としては安価な約16万円という安さが魅力です。見た目も価格の割には安っぽさが無くて格好良いと思います。
SSDが500GBなのは残念ですが、今はSSDの単体価格が安いので、必要になれば後から増設という形でも良いのかなと思います。
おすすめ度:
(4.5)
LEVEL-M77M-137F-TLX
217,800円(税込・送料別)
※1万pt還元(1/8まで)
Core i7-13700F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
700W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i7-13700F」と「RTX 4070」採用でミニタワーのゲーミングコスパ重視構成です。
21万円台で「RTX 4070」を搭載しておりゲームコスパが良いのが魅力です。安いながらメモリも標準でDDR5が採用されているのも嬉しいです。
SSDが標準で500GBな点や、マザーボードがB760のMicroATX品という点などはややコストカット感はありますが、この価格なら仕方ないかなという感じだと思います。
おすすめ度:
(4.25)
LEVEL-M77M-134F-TLX
194,800円(税込・送料別)
※1万pt還元(1/8まで)
Core i5-13400F(空冷)
GeForce RTX 4070
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
700W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-13400F」と「RTX 4070」採用のゲーミングコスパ重視構成です。「RTX 4070」搭載機としては非常に安価な20万円以下という価格が魅力です。
ボトルネックが少し気になる構成ではあるものの、それ込みでも下位のGPUよりは大幅に高いゲーム性能なのは間違いないので、ゲームコスパは非常に優れています。
ただしやはり、CPUの「Core i5-13400F」はCore i7以上と比べるとマルチスレッド性能が大幅に低い点は注意です。CPUに高負荷な処理を頻繁にさせたい場合にはCore i7の方がおすすめです。また、SSDも500GB標準な点は少し心許ないです。
しかし、価格の割にはDDR5-4800メモリ採用の点は良く、ゲームメインならCPU性能の低さもそこまで気にならないと思うので、総合コスパは思ったより良いと思います。
おすすめ度:
(4.25)
LEVEL-M77M-134F-VEX
189,800円(税込・送料別)
Core i5-13400F(空冷)
Radeon RX 7800 XT
16GB DDR5-4800
500GB NVMe SSD
700W BRONZE
B760(MicroATX)
商品ページ
「Core i5-13400F」と「RX 7800 XT」採用のゲーミングコスパ重視構成です。「RX 7800 XT」搭載機としては非常に安価な約19万円という価格が魅力です。
ボトルネックが少し気になる構成ではあるものの、それ込みでも下位のGPUよりは大幅に高いゲーム性能なのは間違いないので、ゲームコスパは非常に優れています。RTX 4070よりも少し安価かつゲーム性能でもレイトレーシング以外なら基本少し上回るので、ゲーム特化なら強力な選択肢です。
また、RX 7800 XTは16GBの大容量VRAMを搭載しており、この価格で買えるPCとしては破格です。そのため、VRAM容量が重要かつRadeonでも問題ない用途、OpenGLや一般的な動画編集などでは強力です。
しかし、Radeonは現状GPUレンダリングやAI関連処理ではGeForceの方が有利な現状があるので、ゲーム以外の用途でもしっかり活用したいという場合には+5,000円~1万円程度になるとしてもRTX 4070の方が無難ではあるかなと思います。
おすすめ度:
(4.25)
LEVEL-M7P5-R57X-TLX
184,800円(税込・送料別)
※1万pt還元(1/8まで)
Ryzen 7 5700X
GeForce RTX 4070
16GB DDR4-3200
500GB NVMe SSD
700W BRONZE
B550(MicroATX)
商品ページ
「Ryzen 7 5700X」と「RTX 4070」採用のゲーミングコスパ特化構成です。前世代のRyzen 7採用で価格が非常に抑えられており、「RTX 4070」搭載機としては非常に安価な18万円台という価格が魅力です。
CPU性能が低いためボトルネックが気になりはするものの、それを考慮しても「RTX 4070」なら下位GPUよりも高い性能を発揮するので、ゲームコスパは非常に良いです。
しかし妥協点は多く、上述のCPUの点に加え、標準のSSDは500GB、MicroATXかつ古いチップセットのマザーボード、恐らく良くはないCPUクーラーなどは気になります。とはいえ、それでも「RTX 4070」搭載機としては破格の安さは魅力で悪くないと思うコスパ特化製品です。

クリエイターPC(SENSE∞)

次にクリエイターモデル「SENSE∞」の紹介です。プロ向けのGPU「NVIDIA RTX」シリーズ搭載品を選ぶことが出来るのが特徴ですが、GeForceやRadeon RXといったゲーミング向けGPU搭載品も普通に販売されており、価格設定もゲーミングモデルとほぼ同じなので、ゲーミングモデルとしても特に不自由なく選択可能です。ケースや構成が異なるものが少し存在するモデルといった認識でOKです。そのため、ゲーミングPCを探している場合でも、こちらのクリエイターモデルも併せて探すと好みの製品が見つかり易くなるかもしれません。

ただし、ゲーミングモデルと違い、RGBライティングに対応したモデルが無く、やや落ち着いた見た目のケースとなるので見た目も重視したい人はやや注意です。

また、ゲーミングモデルと同等にミニタワー以下のモデルも存在しますが、正直ゲーム向けとしてはエアフローが微妙なので、今回はミドルタワーモデルのみの紹介です。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

大型で前面メッシュパネル採用のクリエイターPC

クリエイターPC「SENSE∞」のミドルタワーモデルです。「M-Class」と呼ばれ、製品名が「SENSE F~」となっています。価格設定はゲーミングモデルのRGB無しモデルとほぼ同じなので、ケースの好みや構成の小さな違いなどで選択すると良いです。お得な製品はミドルハイ~ハイエンドと高めの性能のものが多いです。

前面がメッシュパネル仕様になっている点はゲーミングモデルと大きく異なる点です。大きく開いているため通気性は非常に良いです。

前面、上面、底面、の3か所の通気口には全て防塵フィルターが取り付けられており、埃や塵の侵入にも配慮されています。ただし、上面の防塵フィルターはゲーミングモデルのようなマグネット式ではなくネジで固定されているので、気になったときにすぐに簡単に取り外して掃除というのが難しくなっている点は注意です。

CPUクーラーにはほとんどの製品で水冷クーラーが搭載されているのもゲーミングモデルと少し異なります。Core i7~i9の無印モデルなどは12cmファン1基の空冷で採用されることが多いですが、このクリエイターミドルタワーモデルでは120mm水冷採用品もあるのが少し珍しいと思います。

ただし、空冷CPUクーラー採用の場合には多くのモデルが12cmファンが2基(前面x1、背面x1)となるので、エアフローとしては最低限となる点は注意です(一部の高性能CPUモデルでは上面x2、背面x1のものもある)。通気性の良いケースなので大きな問題にはならないとは思いますが、発熱・消費電力の多いグラボ(GPU)を採用する場合にはやや不安があると思います。水冷クーラー採用時には12cmファンが3基(上面x2、背面x1)となるので、及第点だと思います。

あと、こちらは個人の好み次第ですが、ゲーミングモデルと異なりRGBモデルがない(2023年7月時点)点も注意が必要です。一応、前面はメッシュパネルでケースファンが少し透けて見えるので、後にRGBファンに換装すれば少しだけ対応することはできますが、RGBライティングに興味がある方にはやや不適な製品となっていると思います。

SENSE∞ミドルタワー(F-Class)

おすすめ構成

おすすめ構成を一部紹介しています。

おすすめ度:
(3.5)
SENSE-F079-LC139KF-XLX
499,800円(税込・送料別)
Core i9-13900KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4090
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i9-13900KF」と「RTX 4090」採用の超高性能ハイエンド構成です。CPUとGPUに2023年11月時点でトップクラスの性能のものを採用しています。
価格は構成の割には安価な部類ですが、CPUクーラーには360mm水冷を採用し、メモリもDDR5が32GB、電源もPLATINUM認証のものなど、コスト削減感もないちゃんとしたハイエンド構成です。
電源の容量が1000Wというのだけは若干の不安がありますが、気になる方は1200W採用のものもあるので、そちらを検討してみると良いかもしれません(ただし、+20,000円とかなり割高でコスパは悪化するので、本機でCPUかGPUに少し電力制限を掛けて使う方がおすすめです)。
とにかく性能を重視したい人に適した構成です。
おすすめ度:
(4.25)
SENSE-F079-LC147KF-VL1X
399,800円(税込・送料別)
※1.5万pt還元(1/8まで)
Core i9-13900KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4080
32GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
1000W PLATINUM
Z790
商品ページ
「Core i7-14700KF」と「RTX 4080」採用の高性能ハイエンド構成です。この構成で約40万円は安い部類でコスパが良いです。
「RTX 4090」は現状ではほとんどの人にとってオーバースペックで性能を活かしきれないと思うので、RTX 4080で10万円前後節約して出来るだけ性能の無駄にならない範囲でハイエンド構成にしたい場合に丁度良い構成です。
他パーツの構成はしっかりとしたハイエンド品という感じで、CPUクーラーには360mm水冷を採用し、メモリもDDR5が32GB標準です。電源も1000W PLATINUMが採用されており、この構成と価格にしてはかなり良いと思います。
おすすめ度:
(4.0)
SENSE-F079-LC137KF-ULX
319,800円(税込・送料別)
Core i7-13700KF(360mm水冷)
GeForce RTX 4070 Ti
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD [PCIe 4.0]
800W GOLD
Z790
商品ページ
「Core i7-13700KF」と「RTX 4070 Ti」採用のハイエンド用途でも十分使える高性能構成です。RTX 4080以上となると40万円以上が基本になってしまいますが、「RTX 4070 Ti」なら格段に安くすることができるのが魅力です。
このCPU&GPU採用としては特別安価ではないものの、Z790チップセットかつ360mm水冷採用の点などは良いです。
「RTX 4070 Ti」でも1440p以上の解像度も含め対応は可能なので、高解像度やレイトレーシングを視野に入れつつも出来るだけ節約したい場合にはおすすめの構成です。
おすすめ度:
(4.25)
SENSE-F079-137F-ULX
269,800円(税込・送料別)
Core i7-13700F(空冷)
GeForce RTX 4070 Ti
16GB DDR5-4800
1TB NVMe SSD
700W BRONZE
Z790
商品ページ
「Core i7-13700F」と「RTX 4070 Ti」採用のRTX 4070 Ti採用で出来るだけ価格を抑えた製品です。「RTX 4070 Ti」搭載で約27万円は安くてゲームコスパは良いと思います。
ただし、価格重視製品なので、気になる点はいくつかある点は一応注意です。
まず、CPUクーラーが空冷で恐らく12cmファン1基の最低限のものである点です。標準設定なら許容レベルではあると思いますが、ケースファンが12cmファン2基しかなく、ケースのエアフローも弱いのが気になる点です。ただし、ケース自体は大きいので増設は可能ですし、簡単です。
排熱面では少し気になりはするものの、13700F + RTX 4070 Tiで約27万円は安いので、重めのゲーム前提のコスパ特化なら魅力的です。


記事は以上になります。おすすめPCについては随時更新する予定です。

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