「GeForce RTX 3050」ざっくり評価【性能比較】

「GeForce RTX 3050」のざっくり性能比較・評価です。メーカー参考価格249ドルとなっており「RTX 3060」よりも安価な選択肢として気になるモデルです。

注意

本記事の情報は記事執筆時点(2022年1月27日)のものです。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。

仕様

まずは、主要な仕様だけざっくりと載せています。

簡易比較表

※価格は2022年1月21日時点での北米でのメーカー参考価格です。

GPUシェーダー
ユニット数
メモリタイプ
メモリ容量
メモリ転送速度
メモリ帯域幅
レイトレ用
ユニット数
ダイサイズ消費電力
(TDP等)
北米
参考価格
RTX 30705888GDDR6
8GB
14Gbps
448GB/s
46基392㎟220W499ドル
RX 6700 XT2560GDDR6
12GB
16Gbps
384GB/s
40基336㎟230W479ドル
RTX 3060 Ti4864GDDR6
8GB
14Gbps
448GB/s
38基392㎟200W399ドル
RX 6600 XT2048GDDR6
8GB
16Gbps
256GB/s
32基237㎟160W379ドル
RX 66001792GDDR6
8GB
14Gbps
224GB/s
28基237㎟132W329ドル
RTX 30603584GDDR6
12GB
15Gbps
360GB/s
28基276㎟170W329ドル
RTX 30502560GDDR6
8GB
15Gbps
224GB/s
20基276㎟130W249ドル
RX 6500 XT1024GDDR6
4GB
18Gbps
144GB/s
16基107㎟107W199ドル

「RTX 3050」のメーカー参考価格は249ドルで、「RTX 3060」と同じGA106シリコンをベースとしており、GPUコア、RTコアが約28.6%削減されています。それに対し、ボード電力は約23.5%となっており、仕様からは電力効率はわずかに悪くなっている印象です。

メモリは15Gbpsの8GB GDDR6を搭載しています。200ドル台のGPUとしては比較的多い容量です。ただし、メモリのバス幅は上位モデルには劣る128ビットとなっているため、帯域幅は224GB/sと狭いです。価格的に仕方ないですが、4Kのような高解像度やデータ容量の多い動画編集などでは、コア性能差以上に上位モデルより大幅に劣ることになります。

メーカーの参考価格は249ドルですが、これは「RTX 3060」より80ドル安くなっており、約24.3%安くなっています。コア削減率の約28.6%よりも値下げ幅が低く、コスパも若干悪くなっている印象です。ただし、同じシリコンを使用していることもありますし、誤差レベルの差なのでそこまで気にならないと思います。それに、現状は実際はメーカーの参考価格とは大幅に外れた価格になるため、実売価格は流通してみないとどうなるかわかりません。

ちなみに、NVIDIAの公式紹介ページでは、「39,800円から」と記載がありました。記事執筆時点(2022年1月27日)での「RTX 3060」の実売価格は約7万円からなので、本当なら約43%減となるため非常にコスパが良いですが、実際にはどうなるかわかりません。また、価格的に一応競合となる「Radeon RX 6500 XT」よりは50ドル高い価格設定です。

下記に記事執筆時点での日本での販売価格を参考までに載せておきます(筆者調べ)。

日本での価格(2022年1月27日時点)
GPU価格
RTX 3060約69,000円~
RTX 3050約39,800円~?
(※NVIDIA公式サイト参照の想定額)
RX 6500 XT約34,000円~

それでは、下記から具体的な処理性能を見ていきます。

ゲーミング性能

ゲーミング性能は、言葉の通りゲームをする際のパフォーマンスの性能です。実際にゲームを動作させた際の平均FPS数を見ていきます。今回は25種類のゲームでのデータを基に見ていきます。設定は基本的に最高品質です。使用されたCPUは「Ryzen 7 5800X」、ビデオカードは「Palit GeForce RTX 3050 StormXOC」が使用されています。OC仕様ではありますが、シングルファン仕様の比較的安価なカードです。

また、OSはWindows 10が使用されているため、Windows 11で報告例のあるゲーミングパフォーマンスが低下する問題は発生していません。その他のスペックなどの詳細は、お手数ですが記事上部の参考リンクを参照お願いします。


1080p(1920×1080)

FHD(1920×1080)です。最低限の解像度という感じですが、2022年現在では最も主流な解像度です。ハイエンドGPUを使用していても、特にFPSやTPSでは出来るだけ高いFPS数を維持するためにこの設定にするのが主流だと思います。

平均FPS(1080p 最高設定)
GPU名称平均FPS
RX 6900 XT
198.9
RTX 3090
194.0
RX 6800 XT
191.2
RTX 3080
181.4
RX 6800
172.9
RTX 3070
156.9
RX 6700 XT
151.6
RTX 3060 Ti
142.5
RX 6600 XT
126.5
RX 5700 XT
123.3
RTX 3060
113.9
RX 6600
111.2
RTX 2070
110.5
RTX 2060
95.5
RTX 3050
85.5
GTX 1660 Ti
80.8
GTX 1660 Super
80.7
RX 6500 XT
65.9
GTX 1650 Super
64.4

1080pなら144fpsも十分狙える性能

1080pでは、重いゲームが中心かつ最高設定で、平均85.5fps出ているので十分に快適なパフォーマンスです。特に重いゲームでなければ、144fpsも普通に出せるレベルなので、1080pでグラフィック品質を気にしないなら非常に経済的でちょうど良いGPUと言えると思います。

ただし、1080pでも最高設定や特に重いゲームでは144fpsを出すのは厳しい性能ではあるので、余裕のパフォーマンスとは言えない点に注意です。

他GPUとの比較では、「GTX 1660 Ti」よりわずかに高い性能となっています。約5.9%高速です。「GTX 1660 SUPER」ともほぼ同じ差です。

現在では少し古いGPUとなる「GTX 1660 Ti」ですが、未だにコスパは悪くなく、安さ重視ゲーミング機などで選択肢に入ります。市場価格は約51,800円~(2022年1月27日時点)なので、RTX 3050はこれ以下の価格なら十分コスパが良く、低価格GPUの主流として置き換わることになると思います。

また、一応AMD側の対抗モデルとなる「RX 6500 XT」ですが、「RTX 3050」よりも約24.7%も低いパフォーマンスとなっています。価格は多少安くなりますが、1080pにおいてもfps数を重視するなら十分なパフォーマンスとは言えないですし、コスパも「RTX 3050」の方が一段上の印象です。

「RTX 3060」との比較では、約24.9%負けています。価格差を考えれば妥当な差だと思います。


1440p(2560×1440)

WQHD(2560×1440)です。4Kは重すぎるけど、1080pよりはキレイな映像で楽しみたいという場合や、1080pでは少し性能を持て余してしまう場合に利用する解像度です。現在の主流解像度は1080pですが、GPU性能が全体的に大幅に向上してきているため、徐々にこの1440pが主流解像度に切り替わっていく気がします。

平均FPS(1440p 最高設定)
GPU名称平均FPS
RX 6900 XT
162.4
RTX 3090
162.0
RX 6800 XT
154.7
RTX 3080
148.6
RX 6800
138.4
RTX 3070
123.4
RX 6700 XT
116.4
RTX 3060 Ti
109.0
RX 6600 XT
91.3
RX 5700 XT
90.8
RTX 3060
83.6
RTX 2070
81.4
RX 6600
77.4
RTX 2060
69.5
RTX 3050
61.5
GTX 1660 Ti
58.3
GTX 1660 Super
58.0
GTX 1650 Super
44.9
RX 6500 XT
44.0

高fpsは厳しそうだけど、60fps以上は出せてプレイは快適

1440pでは1080pから約28.1%のfps低下となりました。平均61.5fpsとなっており、重いゲームが中心かつ最高設定とはいえ、144fpsは重いゲームではやや厳しそうな印象です。重いゲームの中でも軽めのもので、かつ低設定ならなんとか出せるかもってレベルだと思います。価格的に仕方ないですが、1440pでは十分とは言えないパフォーマンスです。

とはいえ、最高設定でも平均60fpsを出せる性能ではあるので、プレイ自体は快適です。競技性の高くないゲームであれば十分使える性能です。

「RX 6500 XT」は「RTX 3050」より約28.5%低いパフォーマンスとなっており、1080pよりもわずかに差が広がっています。設定を多少工夫したりすれば基本60fps以上は出せる性能ではありますが、その場合には「RTX 3050」なら77fps以上出る計算になりますから、快適度はやはり一段上になります。

「RTX 3060」との比較では、約26.4%負けています。メモリスペック差の影響か、1080pよりも差がわずかに広がっています。


4K(3840×2160)

「超高解像度の代名詞」ともいえる解像度の4K(3840×2160)です。非常に繊細で綺麗な映像になりますが、その負荷の大きさから高いFPSを出す事が難しいためTPSやFPSなどの対人競技ゲームで利用されることはまずないです。処理性能の要求が高いだけでなく、高リフレッシュレートの4Kモニターが非常に高価ということもあり、2022年現在では競技性の高いゲームではあまり利用されません。フレームレートよりもグラフィックのキレイさや臨場感が重要なゲームを中心に需要のある解像度です。

平均FPS(4K 最高設定)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
106.2
RX 6900 XT
101.9
RTX 3080
93.8
RX 6800 XT
95.1
RX 6800
83.3
RTX 3070
72.7
RX 6700 XT
65.2
RTX 3060 Ti
63.3
RX 5700 XT
50.6
RX 6600 XT
48.4
RTX 3060
47.8
RTX 2070
46.7
RX 6600
40.4
RTX 2060
39.2
RTX 3050
34.2
GTX 1660 Ti
32.2
GTX 1660 Super
32.0
GTX 1650 Super
23.2
RX 6500 XT
20.9

4Kは荷が重いGPUだけど、設定次第では使えはする性能

低価格が魅力のGPUなので、4K性能はそこまで重要ではないかもしれませんが、非常に要求スペックの高い4Kでは、パフォーマンスが大きく落ちます。平均34.2%です。メモリの影響も受けやすくなるので、エントリーレベルのGPUはコア性能差以上に厳しい解像度です。

とはいえ、最高設定で平均30fps以上出ていますし、設定を下げればプレイは普通にできるレベルです。使えないことはない性能です。

「RX 6500 XT」は「RTX 3050」より約38.9%と大幅に低い平均20.9fpsという結果になっています。1080pや1440pよりも差が大幅に広がっています。メモリ性能の低さがネックとなっていると思います。このパフォーマンスでは、設定を下げても基本30~40fpsいけば良い方というレベルと思われ、重いタイトルでは設定を下げてもまともにプレイはできなそうです。元々4K性能を重視する価格帯ではないとはいえ、少しの価格差で4Kは不可能レベルと、4Kでもプレイ自体は問題ない性能と差がつくのは結構大きい気がします。

「RTX 3060」との比較では約28.5%遅れています。1440pよりも若干差が開いたものの、思ったよりは大きな差ではなく、価格差的にも妥当と言える差を保っています。やはり4Kコスパで見れば「RTX 3060」の方が若干良いとなりますが、予算に問題があれば妥協することを惜しむほどではないコスパ差だと思います。

レイトレーシング性能

レイトレーシング利用時のパフォーマンスを見ていきます。今回は7種類のゲームでの性能を見ていきます。

レイトレーシングFPS(1080p 幾何平均)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
124.2
RTX 3080
114.5
RX 6900 XT
107.2
RX 6800 XT
101.8
RTX 3070
94.4
RX 6800
89.1
RTX 3060 Ti
83.8
RX 6700 XT
71.2
RTX 3060
65.0
RX 6600 XT
54.2
RTX 2060
50.2
RX 6600
47.5
RTX 3050
47.1
RX 6500 XT
15.4

レイトレーシングFPS(1440p 幾何平均)
GPU名称平均FPS
RTX 3090
97.7
RTX 3080
86.4
RX 6900 XT
80.3
RX 6800 XT
75.6
RTX 3070
69.0
RX 6800
66.1
RTX 3060 Ti
60.5
RX 6700 XT
50.7
RTX 3060
45.9
RX 6600 XT
37.6
RTX 2060
33.7
RTX 3050
32.7
RX 6600
32.3
RX 6500 XT
10.7

レイトレーシング性能は「RTX 2060」や「RX 6600」とほぼ同等で低い

価格的に仕方ないですが、「RTX 3050」のレイトレーシング性能は低いです。「RTX 2060」や「RX 6600」と同等くらいの性能です。ただし、1080pなら平均47.1fpsとなっており、プレイが不可能というレベルではありません。

また、DLSSを併用できる場合にはある程度補うことも出来ますので、普通に快適と言えるレベルになると思います。現状は両方に対応したタイトルが少ないですが、Controlでは1080pで約1.6倍、1440pで1.7倍のfps向上が見られていました。

やはりレイトレーシング利用を想定するならおすすめはできない性能だとは思いますが、何とか使えるぐらいの性能はあります。「RX 6500 XT」は到底使えるレベルでない性能なので、4Kに続きレイトレーシングでも対応力で差が出ています。

電力関連

消費電力

ゲームプレイ時(高負荷時)の平均消費電力を見ていきます。低い方が良い数値となります。測定に使用されたゲームは「Cyverpunk 2077」で、解像度は「2560×1440」です。

GPU平均消費電力(ゲーミング)
GPU名称消費電力(W)
RTX 3090
355W
RTX 3080
318W
RX 6900 XT
302W
RX 6800 XT
292W
RTX 2080 Ti
265W
RX 6800
223W
RX 6700 XT
221W
RTX 3070
220W
RX 5700 XT
210W
RTX 3060 Ti
199W
RTX 2070
192W
RTX 3060
183W
RTX 2060
164W
RX 6600 XT
160W
RTX 3050
139W
GTX 1660 Super
125W
RX 6600
120W
GTX 1660 ti
115W
GTX 1650 Super
106W
RX 6500 XT
101W

139Wで比較的省電力

ゲーミング時の消費電力は139Wとなっています。今回測定に用いたのがOCモデルかつシングルファンのものなので、よりファン数が多かったりOC仕様でない場合にはもう少し低い数値になると思います。

何にせよ、140W未満の少なめの消費電力です。「RX 6500 XT」は101Wとなっており、それよりは少し多めの消費電力とはなりますが、補助電源はどちらも必要ですし、他の部分への影響はあまりない差だと思います。

ワットパフォーマンス

ゲームプレイ時(高負荷時)のワットあたりのパフォーマンス(fps数)を見ていきます。前述の1440pゲーミング時の平均fpsとゲーミング時の消費電力を用いて、1Wあたりのfpsを算出して電力効率としています。厳密には正確な電力効率とは言えない点には注意ですが、各GPUの相対的な差を調べる分には概ね適切な値の範囲になっていると思います。

ワットパフォーマンス(1440pゲーミング)
GPU名称1Wあたりのfps
RX 6600
0.645
RX 6800
0.621
RX 6600 XT
0.571
RTX 3070
0.561
RTX 3060 Ti
0.548
RX 6900 XT
0.538
RX 6800 XT
0.530
RX 6700 XT
0.527
GTX 1660 Ti
0.507
RTX 3080
0.467
GTX 1660 Super
0.464
RTX 3060
0.457
RTX 3090
0.456
RTX 3050
0.442
RX 6500 XT
0.436
RX 5700 XT
0.432
RTX 2070
0.424
RTX 2060
0.424
GTX 1650 Super
0.424

電力効率は悪め

電力効率は悪めでした。前述しましたが、OCモデルかつシングルファンのものとなっており、電力面ではマイナスになる可能性が高いモデルを使用しているため、実際にはもう少し良い数値になる可能性も高いです。ただし、少し良くなったとしても「悪め」という立ち位置は変わらないくらいの低い数値です。

ただし、悪めとはいえ消費電力自体が少ないですし、個人利用ならこの性能帯のGPUは電力効率はそこまで気にするものではないと思うので、ほぼ同じ性能と価格のGPUと比べる訳ではないなら、深く考慮する必要はない部分だと思います。

他GPUとの比較では、「RTX 3060」と比べると大差無しという結果でしたが、もう少し上位の「RTX 3060 Ti」や「RTX 3070」には大幅に負けますし、AMD側でも少し上位の「RX 6600 (XT)」に大幅に負けます。頻繁な利用で稼働時間が長く、電力効率を重視したい場合には、多少高価でもそれらを選んだ方が良い可能性がある点は一応留意です。

まとめ

GeForce RTX 3050

良い点
  • やや安価(メーカー参考価格:39,800円~)
  • 1080pで144fpsも狙える性能
  • 比較的少ない消費電力(TDP:130W)

悪い点
  • 1440pや4Kでは余裕のないパフォーマンス
  • メモリの帯域幅が狭い(224GB/s)
  • レイトレーシング性能は低い
  • 電力効率が悪い

上位モデルより大幅に安価で1080pで144fpsを出せるパフォーマンス

「RTX 3050」は「RTX 3060」以上の上位モデルよりも大幅に安価で、1080pで144fpsを出せるパフォーマンスが魅力のGPUです。「RTX 3060」でも4Kやレイトレーシングでは高いパフォーマンスでは出せないですし、主流の利用解像度となる1080pで必要十分なパフォーマンスを提供してくれるという点は変わりません。

また、安価ながらメモリも8GB GDDR6を搭載している(帯域幅は少し狭いけど)ためか、1440pや4Kでも「RTX 3060」との差が思ったよりも小さかったのは良い意味で予想外でした。

実売価格がまだわからないので断言はできないですが、コスパもRTX 3060と大差ないレベルですし、低価格予算機用のGPUとして及第点をあげられる仕上がりだと思います。

4Kやレイトレーシング性能は低いけど、使えはする性能

価格的に仕方ないですが、4Kやレイトレーシングでのパフォーマンスは低いです。しかし、どちらも設定は調整する必要はあるかもしれませんが、基本30fps以上は出せそうな感じだったので、一応使えはする性能です。

先日登場し、50ドル差という価格的に対抗となりそうな「RX 6500 XT」は4Kもレイトレーシングもまとも使え無さそうな性能だったので、明確な差として表れています。どちらが良いかと問われたら「RTX 3050」一択だと私は答えます。ただし、今はGPU市場の価格が安定していないので、実際発売して「RX 6500 XT」よりも1万円以上高価だったとかになれば、ちょっと話は変わってくるかもしれません。

総評:実売価格次第だけど、丁度良い性能の低予算GPU

何にしても実売価格と供給状況次第ですが、「RTX 3050」は丁度良い性能の予算GPUだと思います。

多くゲーマーが最低限求めるパフォーマンスと思われる「1080p/144fps」に到達できそうな性能を持ちつつ、4Kやレイトレーシングも低fpsで構わないなら使えはする性能があります。低価格ながら、「高fps」という点にこだわらなければ大体のことができます。

今までは「RTX 2060」が似たような位置にあったと思いますが、旧世代GPUということや、コスパや電力効率が少し悪い点が気になって選びにくい印象を持っている人も多かったと思います。そういう人が選びたい丁度良いGPUがようやく登場したのかなと思います。

印象的には、「GTX 1660 Ti」をわずかに強化して、レイトレーシング支援とDLSSに対応した感じのGPUです。

ただし、電力効率は「RTX 3060 Ti」「RX 6600 (XT)」などの効率的なGPUには大幅に劣る点は一応注意です。


といった感じで、本記事は以上になります。ご覧いただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です