1月13日よりHPアウトレットにて、ゲーミングPCがかなりお得な価格で販売されているので紹介です。期限は15日23時59分までです。
今回紹介したいのは「OMEN 40L」および「OMEN 25L」で、どちらも第12世代のCore i7搭載のゲーミングデスクトップPCです。「Core i7-12700K」+「RTX 3070」で188,000円など非常にお得になっています。出来るだけ安く、コスパ良くゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
先日第13世代CoreシリーズのK無しモデルが発売されて世代交代が進んでいくと思われるので、恐らくはそれを見越しての在庫処分という感じだと思います。
台数限定販売という形ですが、限定数は250台~400台と豊富です。記事執筆時点でも残り台数は十分あるので、安くてコスパの良いゲーミングPCが欲しかった方は、急がずとも良いので、検討してみると良いかもしれません。
それでは、以下からざっくりスペック等の紹介です。
OMEN 40L Gaming Desktop
スペック表 | |||
価格(税込み) | RTX 3070:188,000円 RTX 3070 Ti:198,000円 | ||
---|---|---|---|
CPU | Core i7-12700K 12コア20スレッド コア:8P+4E | ||
メモリ | DDR4-3733 16GB(8GBx2) HyperX XMP RGB | ||
GPU | GeForce RTX 3070 GeForce RTX 3070 Ti | ||
ストレージ | 1TB M.2 SSD (PCIe Gen4x4 NVMe) | ||
CPUクーラー | RGB120mm水冷 (Cooler Master製) | ||
無線機能 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) Bluetooth 5.0 | ||
チップセット | Z690 | ||
電源 | 800W 80PLUS GOLD | ||
外部インターフェース ※規格等省略 | 天面:USB Type-Ax4 背面:USB Type-Ax4、USB Type-Cx2 | ||
OS | Windows 11 Pro | ||
購入ページ |
ミドルタワーサイズのゲーミングデスクトップです。CPUに「Core i7-12700K」を搭載し、GPUには「RTX 3070」か「RTX 3070 Ti」が搭載されています。これで約19万円~20万円は安いです。1080pで144fps程度なら、大体のゲームで達成できる性能があります。
GPUの違いで1万円の価格差がありますが、性能は少しの差で、コスパも正直さほど変わらないかと思います。一応あえて選択の要点を挙げるなら、予算を節約したいなら「RTX 3070」で、ちょっと性能が高い方が良かったりメモリ性能が高い方が良い用途が含まれる場合には「RTX 3070 Ti」という形がおすすめです。とはいえ、先にも述べた通りどちらもさほど変わらないです。
CPUクーラーには「120mm水冷(RGB)」が採用されています。「Core i7-12700K」を最大負荷で長時間運用するにはやや頼りない性能ですが、そういう使い方をしないなら及第点のレベルだと思います。ゲーミング用途なら基本問題ないと思います。
メモリはDDR4-3733のXMP対応のOCメモリが採用されています。BTOで大体標準になっているものよりは少し良いメモリです。地味にRGB対応で光ります。クーラーもケースファンも光るので、光らせたい方には嬉しい仕様です。
SSDにはGen 4のPCIe NVMe品が1TB採用です。この価格にしては上等だと思います。
電源には800W 80PLUS GOLD品が採用されており、これも価格にしては良い部類だと思います。
ケースは小型ファン(恐らく120mm)がフロントに2基、リアに1基標準搭載されています。クーラーは水冷ですし、エアフローや排熱に関しては及第点レベルだと思います。
特価品なので当たり前ですが、CPUとGPUから見た価格は安いですし、その他のパーツ品質も20万円以下で買えるPCとしては高く、非常にお得感があります。見た目も良く、今安くてコスパが良いPCが欲しいならイチオシできる製品です。
OMEN 25L Gaming Desktop
スペック表 | |||
価格(税込み) | 149,800円 | ||
---|---|---|---|
CPU | Core i7-12700F 12コア20スレッド コア:8P+4E | ||
メモリ | DDR4-3200 16GB(8GBx2) XMP対応 | ||
GPU | GeForce RTX 3060 | ||
ストレージ | 1TB M.2 SSD (PCIe Gen4x4 NVMe) | ||
CPUクーラー | RGB空冷クーラー 2ヒートパイプ | ||
無線機能 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6) Bluetooth 5.0 | ||
チップセット | ADL H670 | ||
電源 | 500W 80PLUS BRONZE | ||
外部インターフェース ※規格等省略 | 天面:USB Type-Ax2 背面:USB Type-Ax4、USB Type-Cx2 | ||
OS | Windows 11 Pro | ||
購入ページ |
スリムタワーのゲーミングデスクトップです。CPUに「Core i7-12700F」を搭載し、GPUには「RTX 3060」が搭載されています。ゲーミング性能は今では高いとは言えない部類ですが、価格が約15万円と安いのが魅力です。主要ゲームを1080pで60fps~144fps程度で楽しむには大体困らないくらいの性能はあるので、予算に限りがある人や、ゲーミングPCを欲しいと思っているけど、別に今重いゲームをがっつりやりたい訳ではないために高い費用を出したくない人におすすめです。
ただし、恐らく安さの代償にコスト削減感も強い製品なので注意が必要です。この後触れていきますが、ゲーマーとして長く付き合っていきたいなら上で紹介した40Lの方がおすすめです。
CPUクーラーには、小型ファン1基の空冷クーラーが採用されています。普段使いには恐らく問題こそないものの「Core i7-12700F」をフル稼働させるには不十分なクーラーです。そのため、CPUをガンガン高負荷で使いたい場合には注意が必要です。
メモリはDDR4-3200が16GB搭載されています。ごく一般的な仕様です。ただし、DDR4-3200は第12世代Core i7の標準サポートの範囲内の速度であるにも関わらず、XMP対応の表記があるのが気になるところです。もっと早いプロファイルがあるけど適用していないというなら邪推ですが、わかりにくい表記です。
SSDにはGen 4のPCIe NVMe品が1TB採用です。約15万円のPCに採用されるSSDとしては上等です。
電源には500W 80PLUS BRONZEが採用されています。正直言って、これは少ないです。「Core i7-12700F」のTDP(PL2)は180Wで、「RTX 3060」はTGPが170Wなので、合計で350Wです。変換時のロスや他パーツの消費電力を考慮するとかなりギリギリの容量です。
普通にゲームをする分には、CPUとGPUの双方がフル稼働することはまずないので、問題になることはないと思いますが、もしかなりヘビーな使い方を想定している場合には、クーラーも含めて少し対応が必要になります。その辺りの対応で追加費用が必要になるなら、上のOMEN 40Lの方が良いかと思うので、この25Lはライトゲーマー向けの製品になるのかなと思います。
ケースは小型ファン(おそらく120mm or 92mm)がフロント下に1基、リアに1基標準搭載されているようです。エアフローは最低限で良くはありません。ただし、天面が通気可能なメッシュ仕様になっている点は排熱に有利ですし、ケースファンの追加も恐らく出来るため、対応は容易かと思います。
総合コスパは上述のOMEN 40Lの方が正直良くておすすめですが、基本重い処理はゲームしかせず、出来るだけ予算を節約したい場合にはおすすめできる製品です。