シャオミ・ジャパンが2024年11月21日(木)からブラックフライデーセールを実施します。定価でもコスパが良い製品が多く、お得に感じる製品が多かったので紹介します。
ショップはオンラインの「Xiaomi公式 楽天市場店」「Xiaomi公式ストア」「Amazon」での実施が予定されています。開催期間は公式ストアと楽天は21日の20時からですが、Amazonのみ27日0時からと遅いので注意(詳しくは後述)。
2024年のXiaomiブラックフライデーセールの対象製品と価格(税込み)は下記の表のようになっています(事前発表分を含む。一部抜けあるかも)。※ただし、販売チャネルによって価格が異なる場合があったり、予告なくセールを終了する可能性もあるらしいので、一応事前に確認してください。
製品名 | 市場想定価格 | セール価格 |
---|---|---|
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 59,800円 | 49,800円 |
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4(8/256GB) | 69,800円 | 62,800円 |
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4(12/256GB) | 84,800円 | 76,300円 |
Redmi Pad SE 8.7(4/64GB) | 16,980円 | 14,980円 |
Redmi Pad SE 8.7 4G(4/64GB) | 19,980円 | 17,980円 |
POCO F6 Pro(12/256GB) | 69,980円 | 62,980円 |
POCO F6 Pro(12/512GB) | 79,980円 | 69,980円 |
POCO Pad | 44,800円 | 39,800円 |
Redmi Buds 5 Pro | 9,980円 | 7,980円 |
Redmi Watch 4 | 11,980円 | 9,980円 |
Xiaomi MiniLED ゲーミングモニター G Pro 27i | 49,980円 | 44,980円 |
Xiaomi ゲーミングモニター G34WQi | 39,980円 | 34,980円 |
Xiaomi ロボット掃除機 X20+ | 59,800円 | 49,799円 |
Xiaomi ロボット掃除機 S20 | 24,800円 | 22,320円 |
Xiaomi TV A Pro 43 | 39,800円 | 35,820円 |
Xiaomi TV A Pro 65 | 89,800円 | 76,330円 |
Xiaomi TV S Mini LED 55 | 84,800円 | 76,320円 |
Xiaomi TV S Mini LED 65 | 109,800円 | 98,820円 |
また、販売予定として告知されている販売チャネルと期間は以下の通りです。
- Xiaomi公式 楽天市場店
- 期間:11月21日(水) 20:00 ~ 12月6日(金) 1:59
- Xiaomi公式ストア(日本)
- 期間:11月21日(水) 20:00 ~ 12月6日(金) 23:59
- Amazon
- 期間:11月27日(水) 0:00 ~ 12月6日(金) 23:59
通常価格でもコスパが良く、セールで特にお得になったと筆者が感じる製品をいくつか軽く紹介しておこうと思います。
※価格は全てセール期間のもので、税込みです。
Xiaomi Pad 6S Pro
簡易スペック表 | |||
OS | Xiaomi HyperOS | ||
---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | ||
ディスプレイ | 12.4インチ 3048×2032 144Hz Gorilla Glass 5 | ||
メモリ | 8GB / 12GB | ||
ストレージ容量 | 256GB / 512GB | ||
重量 | 590g | ||
GPS | × | ||
SDカード | × |
「Xiaomi Pad 6S Pro」は「Snapdragon 8 Gen 2」というハイエンドSoCを搭載した高性能タブレットです。
通常価格の69,800円~でも性能コスパが非常に良いのですが、セールで更に7,000円引きの62,800円~となっており、お得感が増しています(12GB/512GBモデルは8,500円引き)。
ディスプレイは12.4インチの大きめのサイズで、解像度は3048×2032で、リフレッシュレートは最大144Hzで、最大輝度も高くてフリッカーフリー認証もあります。有機ELではなくIPS液晶ですが、非常に優れたディスプレイとなっています。
アスペクト比はSurfaceと同じ3:2を採用しており、一般的なタブレットよりも縦の領域が少し広いくて作業領域が広いのが嬉しいです。
オプション品として、カバーだけでなくタッチパッド付きのキーボードが用意されていたり、メディア鑑賞だけでなく作業面でも高い実用性を意識した仕様になっていると思います。
ただし、弱点としては、SDカードスロット、GPSが無い点は注意です。
自宅で使う場合にはさほどネックにはならないと思いますが、車載用や出先で使うには少し不適かもしれないので、そこは注意が必要です。
一部機能の欠如があるため、誰にでもおすすめできる訳ではありませんが、その処理性能コスパ(特にゲーム)はものすごく良いので、主にゲーム用途で使いたい人や、自宅用で長期間使いたい人には非常におすすめできる製品です。
POCO F6 Pro
簡易スペック表 | |||
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14) | ||
---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 | ||
ディスプレイ | 有機EL 6.67インチ 3200×1440 最大120Hz | ||
ディスプレイ(2) | 輝度:700nit~4000nit Gorilla Glass Victus | ||
メモリ | 8GB / 12GB | ||
ストレージ容量 | 256GB / 512GB | ||
背面カメラ画素 | メイン:5000万 超広角:800万 マクロ:200万 | ||
前面カメラ画素 | 1600万 | ||
バッテリー容量 | 5000mAh | ||
ワイヤレス充電 | × | ||
寸法 | 160.86 × 74.95 × 8.41 mm | ||
重量 | 209g | ||
防塵/防水 | IP54 | ||
FeliCa おサイフケータイ | × | ||
SDカード | × | ||
「POCO F6 Pro」は「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載するハイエンドスマートフォンです。恐らく「Snapdragon 8 Gen 2」を採用しつつとにかく安くしようというコンセプトのモデルです。
SoCを考えると、通常価格の約7万円~8万円でも非常にコスパが良いですが、こちらも7000円~1万円引きとなっています。
しかし、意外と頑張っている部分も多いのが好印象です。
まず、ディスプレイは普通にハイエンドレベルの良さとなっています。解像度は3200×1440の有機ELディスプレイで、リフレッシュレートは最大120Hzです。また、Gorilla Glass Victusが使われており、耐久性も高いです。この価格のハイエンドSoC機としては破格かなと思います。
更に、カメラも価格とSoCを考えればこちらも悪くなさそうな他、背面もガラス素材で質感は非常に良く、削るところは削りつつも、スマホとして満足度に大きく直結しそうな部分だけは頑張っている印象なのが良いです。
しかし、やはり弱点も多めなのでその点は要注意です。
主要機能としては、FeliCa/おサイフケータイ、microSDカード、ワイヤレス充電などに対応していないので、利用したい方は注意してください。
また、防塵・防水性能も低めでIP54となっています。一応パッキンがあるようで、実質最低のIP52よりは少しマシではありそうですが、高い防水性能は期待できないかもしれないので注意が必要です。
対応バンドは省略しているので各自確認して欲しいと思いますが、幅広く対応しているので基本どのキャリアでも快適に使えると思います。
Redmi Pad SE 8.7
スペック表 | |||
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) | ||
---|---|---|---|
SoC | Helio G85 | ||
ディスプレイ | 8.7型 1340×800 | ||
メモリ | 4GB | ||
ストレージ容量 | 64GB | ||
重量 | 373g | ||
GPS | 4Gモデルで対応 | ||
SDカード | 〇 |
「Redmi Pad SE 8.7」は非常に安価ながら高機能な小型タブレットです。
4Gモデルでも約2万円(セール時には約1.8万円)という安価さながら、ディスプレイは90Hzに対応しており、microSDカードスロットも搭載しているという機能性の高さが魅力です。
ちなみに、4GではないモデルではGPS対応も無くなってしまう点に注意が必要です。
しかし、安価なので処理性能は低いです。SoCには「Helio G85」が搭載されています。安さを考えると仕方ない部分ですが、軽い処理に限定するなら我慢できるレベルではあるので、妥協して使うことになります。特にゲーム性能は非常に低いので、その点は期待しない方が良いです。
また、画面サイズが小さいので思ったほどは気にならないかと思いますが、ディスプレイの解像度も低いのも弱点です(1340×800)。しかし、リフレッシュレートが90Hzとなっており、このレベルの低価格機の割には滑らかな点は良いです。
性能面は妥協できる用途で使う場合の、主にサブ機の小型タブレットが欲しい人にはおすすめできる製品です。