GPU(グラフィックボード)性能比較表【2024年最新版】

2024年版のGPU(グラフィックボード・ビデオカード)の性能比較表です。NVIDIA・AMD・Intel製のGPU(内蔵GPU含む)のゲーム用のベンチマークスコアを、デスクトップ向けとモバイル向けで分けて掲載しています。その他にも、メモリ(VRAM)の容量や帯域幅、大体の市場価格、コスパやワットパフォーマンスなども掲載しています。

※掲載の価格は、更新時点でのおおよその市場最安値価格となっています。現在は異なる可能性があるため注意してください。また、同じGPU名でも製品によって仕様が異なる場合があるため注意してください(特にメモリやクロック)。GPU名のリンクはAmazonのものです。

3DMark Time Spy(DX12のゲーム性能)
DirectX 12(DX12)のベンチマークテストです。現状WindowsのPCゲームで主流といえるDirectX 12のゲーム性能スコアです。解像度「2560×1440」のGraphicsスコアになります。
3DMark Fire Strike(DX11のゲーム性能)
DirectX 11(DX11)のベンチマークテストです。DirectX 11は2009年発表の古いAPIですが、未だに利用されています。解像度「1920×1080」のGraphicsスコアになります。
3DMark Port Royal(レイトレーシングのゲーム性能)
DirectX Raytracing(DXR)のベンチマークテストです。レイトレーシング性能を測ります。要件には書かれていませんが、Port Royalでは解像度は「2560×1440」以上を前提としているらしいです。メインのシェーダーユニットではなくレイトレーシング用のコアの性能も重要となる他、VRAM占有量が多いので、VRAMが少ないと性能が一気に低下するケースがあります。
TDP / TBP / TGP(消費電力の目安)
消費電力の目安となる指標値です。主にTDP・TBP・TGPなどと示されます。微妙に意味合いは異なるものの、深く気にせず消費電力の目安と思えば良いかと思います。
コスパ
1円あたりの3DMark Time Spyスコアです。
電力効率(ワットパフォーマンス)
TDP1Wあたりの3DMark Time Spyスコアです。ワットパフォーマンスのこと。
メモリ容量
VRAMの容量です。同じGPUでもモデルによって異なる場合があるので注意。VRAMが多い方が4Kやレイトレーシングで有利な傾向がある他、画像生成AIで高解像度の画像を生成する場合などでも重要です。
メモリ帯域幅
VRAMのバス帯域幅です。VRAMが1秒間に転送できるデータ量を表します。小数点以下は四捨五入しています。同じGPUでもモデルによって異なる場合があるので注意。

下記の表のスコアとゲーム性能の目安を載せています。基準は「3DMark TimeSpy Graphics」によるDX12のスコアです(初期表示のスコアです)。筆者の主観によるものなので参考程度に見てください。


30001~2024年におけるウルトラハイエンドGPUです。規格外のシェーダーユニット数を備えており、消費者向けではごくわずかしか存在しません。2024年時点だと「RTX 4090」と「RX 7900 XTX」くらい。
一般的な消費者の用途では基本的にオーバースペックですが、上記二つのGPUは高負荷時におけるワットパフォーマンスが非常に優れているので、高負荷な処理を継続的に行う前提なら、費用面でもナシではないくらいの位置にはなっているので、昔のハイエンドGPUよりは選ぶ価値はあるかなと思います。しかし、価格はものすごく高価で、純粋なコスパは悪いので、予算に余裕がある人向けという点は変わりません。
22001~300002024年における超高性能帯です。基本性能が高いのはもちろん、VRAM容量も16GB以上が基本となるので、4Kやレイトレーシングなどの超高負荷な設定でも高い性能が期待できます。ゲーム以外でも生成AIやメタバース系など、VRAMが特に重量な処理でも非常に高い性能を発揮するので、あらゆる用途で高い性能を求める場合に重宝します。
しかし、GPU単体価格は10万円以上が基本となり、コスパが悪くなってくる性能帯でもあるので、中々気楽には選べない性能帯です。
18001~22000GPU全体で見ても高性能と呼べる性能帯(2024年現在)です。前世代のハイエンド帯(2020年~2022年くらい)くらいの性能であり、今でも十分高性能なので、2024年現在でもハイエンド帯として扱われることも珍しくないです。1440pや4Kも視野に入る高い性能を持ちます。
15001~180002024年のミドルレンジ上位~ハイクラスくらいの性能帯です。中の上から上の下くらい。
重いゲームでも快適なプレイが基本となる高性能GPUです。VRAM容量が12GB以上が基本となってくるので、1440p以上の高解像度やその他のハイエンド用途への対応力も増しています。
また、この辺りからはTDPが200W超えが当たり前になり、250Wを超えたあたりからはデュアルファン仕様が難しくなってくるので、小型ケースでの採用が難しくなってきます。
12001~150002024年のミドルレンジ中盤くらいの性能帯です。
重いゲームでも60fps以上を出せるケースが多く、快適なプレイが基本になる性能帯です。ただし、特に重量級ゲームではまだ高fpsは望めないことが多いです。VRAMは8GBが主流なので、レイトレーシングなどの超高負荷用途への対応力は低めです。やや重めくらいまでのゲームではコスパが良くて魅力的ですが、ハイエンド用途を視野に入れるなら不安があるけど安くはないという、中途半端とも言える性能帯です。ここと一つ上の性能帯のグラボの選択で迷う人は凄く多いと思います。
10001~120002024年のミドルレンジ下位くらいの性能帯です。中の下~中の中くらいの位置。
重いゲームでもプレイが普通にでき、タイトルによっては快適な場合もある性能です。特に重量級のゲームでの高いfpsはまだ厳しめですが、プレイ自体は普通に可能なレベルなので、これくらいの性能があればほぼ全てのゲームに対応できると思って良いかなと思います。
レイトレーシングも実用的になってくるくらいの性能ですが、VRAMはまだ8GB以下が主流というのがネックです。fpsは低い上に安定性も低くて、安心してプレイはできないと思うので、実質的に選択肢に入れる人はほとんど居ないと思います。実用するならアップスケーリング等が必須レベルです。
8001~100002024年のエントリー~ミドルレンジ下位くらいの性能帯です。中の下くらいの位置。
重いゲームでもFHDなら基本的に60fps以上は期待することができ、普通にプレイが可能なレベルです(fpsは多少前後しますが)。とはいえ、特に重量級のゲームでの高いfpsはまだ望めない他、高解像度(1440p以上)もやや厳しめの性能帯です。
しかし、近年ではDLSSやFSRなどのアップスケーリングや、DLSS 3やAFMFによるフレーム生成機能など、fps向上技術が充実してきているので、新しい世代のGPUなら使い方次第で重量級ゲームにも十分使えるレベルになっています。
6001~80002024年のエントリークラス中盤くらいの性能帯です。下の上~中の下くらいの位置。
やや重めのゲーム(FHD/低設定)でも80fps~くらいを期待できます。低fpsで構わないなら、特に重量級のゲームもプレイは可能になるくらいの性能です。

4001~6000

2024年ではエントリークラスの下位くらいの性能帯です。下の上くらいの位置。
このくらいの性能があれば、重めのゲームもプレイは基本可能です。やや重めのゲーム(FHD/低設定)でも60fps~くらいを期待できます。ただし、特に重量級のゲームはまだ厳しい他、総じてVRAMの容量が少ないのも注意です。
2001~4000低い性能帯ですが、この辺りから対応力は増します。内蔵GPUや少し前の世代のエントリーGPUが主流です。上位のものは、設定やタイトル次第ではやや重めのゲームにも対応自体は可能です。ただし、重い処理ではやはり低性能感が否めないので、メインで使うにはおすすめしません。
1001~2000かなり低い性能帯です。2024年現在ではほとんどが内蔵GPUです。
ゲームは軽いもののみ対応できますが、上位のものなら軽いゲームには十分な性能です。
1000未満非常に低い性能帯です。ゲームは非常に軽いもののみ対応できます。

GPU性能比較表(デスクトップ向け)

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NVIDIA GeForce

AMD Radeon

その他

ベンチマーク


GPU性能比較表(モバイル版)

主にノートPCやタブレットなどのモバイル端末向けGPUの性能比較表です。デスクトップ用と同じGPU名でも各種仕様が異なるため、デスクトップ用のGPUよりも処理性能が基本低下している点に注意してください。また、モバイル版では同じGPUでも端末によって冷却能力や設定が大きく異なる場合があり、同じGPUでも性能が上下することがある点にも注意です。掲載のTDPは、初期設定もしくは採用率の高い設定となっています(判断しにくいものは範囲をそのまま掲載しています)

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410 COMMENTS

コロ助

いつも参考にさせて頂いております。

最近PCが不調の為、買い替えを検討しているのですがそろそろRTX5000シリーズのニュースがちらほらと出てきておりますが今RTX4000番台のPCを購入するのはやはり時期が悪いでしょうか…?。
意見、予想等ございましたらご意見いただけますと幸いでございます。

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とねりん:管理人

はじめまして。

RTX 50シリーズについては発売までまだ少し期間がありますし、残念ながら確かなことは言えないですね。情報が出てきているといっても、最終的な性能やベンチマークに関わるものはほぼないと思うので…。
ただ、個人的な考えですが、ハイエンドではない価格帯で選ぶなら、今購入するのも悪いとは思いません。

一応現状でも考えられることとしては、現在PCの不調を抱えているとのことなので、気になるのは発売時期(どれだけ待てるか)です。
次世代は従来通りならハイエンドモデル(恐らくRTX 5090)から順に投入されるため、コスパ重視のアッパーミドル以下のモデルは来年以降になる可能性が高めです。そのため、「狙っている価格帯」と「どれだけ待てるか」の整理をまずしておきたいところです。最新世代モデルは発売から少しの間は適正価格よりも高価な期間が続くので、待てる期間に限りがある場合はそちらも懸念点ですね。

これ以上詳しく触れるには、予算と現行シリーズで検討候補モデルの現在の状況なども含めて考える必要があると思います。
そのため、必要なら予算や用途、現在のPCの不調や不満点についても聞ければ、もう少し意見は出せるかなと思います。

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コロ助

ご返信ありがとうございます。

私事で恐縮ですが、画面が突発的にブラックアウトしてしまう現象に陥っておりRTX3080のクロック数を下げて使用しなんとか安定はしております。そのため発売時期は待つことは出来るのですがこの現象が偶発的に起きることを考慮し買い替えを検討している最中にRTX50シリーズのニュースが目に入り質問させて頂きました。
また、今後円安が進むことも踏まえて検討しておりました…。
狙っていたモデルとしてはRTX 4070 Ti SUPERかRTX3080、価格帯に関してですが25~35万ほどで考えてます。

とねりん:管理人

追加情報ありがとうございます。

以前にGeForceのドライバ更新時にRTX 3080以降を中心に報告が見られた症状っぽいですね。RTX 3080なら交換対象も高額になってしまうでしょうし、グラボが原因だとほぼ確定していて、クロックを下げれば安定するなら、個人的にはそのまま安定する状態で使ってRTX 50を待った方が良い気がしますね。

RTX 40シリーズでRTX 3080を超える性能となるとRTX 4070 SUPER以上となりますが、折角大幅な費用を掛けるのに性能が少ししか上がらないのは渋いですから、候補にも挙がっているRTX 4070 Ti SUPER以降というのが、実質の最低ラインだと思います。とはいえ、RTX 4070 Ti SUPER以降なら性能は大きく向上はしますが、増える性能に対して掛かる費用が高すぎるとも思います。
今よりも大幅に高い性能が欲しくなったとか、VRAMが今よりもたくさん欲しくなったとかそういう事情があれば別ですが、RTX 3080なら多少性能が落ちても現役で使えるレベルかなと思いますので、やはり魅力的なモデルと価格のGPUが登場するまで待てるなら待った方が良いかな…と思います。また、買い替えを検討するにしても、グラボ以外に問題が無さそうなら、まずはグラボだけ交換を考えると思います。

必要なクロックの下げ幅にもよるかもしれませんが、元々RTX 3080以降は多少負荷を下げた方が電力効率は大きく改善したと思うので、自分ならそれも兼ねての設定だと割り切って使う気がしますね。

コロ助

ご丁寧に詳しく説明していただきありがとうございます。

実は当方で使用しているPCは中古で購入しており、ケースに対してGPUが大きいため排熱の懸念点(ケースの底にGPUのファンが付きそうだったり…。)やRyzen7 3800Xによるボトルネック等、クロック数をかなり下げた状態でも最近ブラックアウトしてしまった事(70~75%くらいに制限した状態でなりました。)を諸々考えた際に買い替えを検討しておりました。また、大きめのケースにある程度性能の良いCPUを積み今のRTX3080を付ける事も視野に入れてるの(故障していた場合は修理が必要になりますが)ですがこちらはどう考えますでしょうか?
GPU込みの買い替えはアドバイス通りRTX50シリーズを待とうと思います…!

とねりん:管理人

なるほど…。RTX 3080と聞いて、大型の新しめのPCを勝手に想像してしまったのですが、思ったよりも色々と厳しめの状態だったのですね。70%台まで制限しても起きるのは確かに思ったよりも深刻ですね。
使用期間が長そうなのでサーマルパッドなども劣化していそうですし、排熱状況もかなり悪かったようなので、BIOS不具合でなくてもGPU自体に何らかの影響が出てもおかしくはない…かもですね。

ケースファンの状況にもよりますが、小型ケースで3800Xが空冷クーラーだったなら熱が籠っていた可能性は高そうに思います。ブラックアウトが熱的要因によるものと断定できるなら、ケースの交換で大きく改善する可能性はあるとは思います。
ただ、PCケース&CPU交換となると自作とほぼ変わらない作業になると思いますから、一応事前に改善する確認を取っておきたいところです。

一時的な対策と確認として、現在PCケースを普通の状態で運用しているなら、サイドパネルを開けっ放しにした状態で温度が下がるかを確認し、その状態で該当の問題が発生するかをまず確認してみるのもありかもです。RTX 3080が底に付きそうなレベルだと、その程度で効果があるかはちょっとわかりませんし、埃とか入り易くなるので掃除は必要になるかもですが…。

CPU交換については、3800Xならボトルネックにもなり易いと思いますし、交換も視野には入ると思いますが、交換対象もAM4の旧世代CPUになります。中古PCということで他パーツの状況はわからないものの、全体的に古いPCなら近い内にPC自体の買い替えや全体的なアップグレードすることになる可能性も考慮すると、やや無駄な出費になる可能性もあるので、その辺りの判断次第かと思います。

とねりん:管理人

デスクトップ版の方に載っているはずですが表示されていませんか?
初期表示のバー(TimeSpy)だと8827になっていると思います。

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匿名

いつもお世話になっております。
この度グラボの買い替えを検討しているのですが、RTX3060tiからRX7800xt or RX7900GREを候補にしています。予算は10万円なのですが、どちらが良いでしょうか。
CPUは7800x3dで、主にプレイするゲームはVALORANT、タルコフ、レースゲームです。

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とねりん:管理人

はじめまして。
さすがに価格と性能の差が大きすぎる二択なので、質問者様が予算節約にどれだけ重きを置くかという点が最も重要だと思います。

それを踏まえた上で一応触れてみると、用途はほぼゲーム(フルHD)のみと仮定して、挙げられたゲームをメインとするなら、「RTX 3060 Ti」でも不便はそこまで感じなさそうに見えます。
VALORANTは非常に軽いゲームですし、レースゲームは具体的なタイトルがわからないですが、こちらも軽いものが多い印象です。
ということで一番重そうなのは、やはりタルコフの重いマップ(STREETS OF TARKOV)などになるかと思いますが、この辺りはCPUがボトルネックになりやすく、高性能なGPUほどfpsが高くなるという訳じゃなかったりするので、恐らく「RTX 3060 Ti」と「RX 7800 XT/RX 7900 GRE」を比較してもベンチマークスコアほどの差は出ないです。
ということで、挙げられたゲームに限って100fps~165fpsくらい出れば良い場合は「RTX 3060 Ti」の方がコスパは良いと思います。

ただし、CPUの要求スペックが高くない重量級のグラフィック重視のゲームや、4Kなどを想定する場合などにはGPUの性能やVRAMの容量などが大きく影響するので「RX 7800 XT/RX 7900 GRE」の方が格段に有利にはなります。
また、AI関連は現状ではGeForce(CUDA)に凄く優位性があるのでややこしい…ですが、たとえば画像生成AI(高解像度)の場合はVRAM容量が重要だったりしますし、メタバースプラットフォームも確かVRAM容量が非常に重要ですし、これから需要が増すかもしれない次世代用途的なものだと、VRAM容量が重要なものが多い印象というのはポイントかなと思います。

「RTX 3060 Ti」を選べば予算を大分節約できるので、必要になったら新しいものにまた交換するというのでも良いと思いますし、現状は性能の多くが無駄になる可能性が高そうですが、「RX 7800 XT/RX 7900 GRE」の16GBの優位性と、AI用途などへの最適化への期待も含めて用意しておくのも悪くはないと思うので、個人の判断次第かなと思います。

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匿名

返信ありがとうございます。

3060tiから乗り換えたい理由として、
・動作に安定性を感じられなくなった。
・要求スペックの高いゲームをプレイする際、FPSを上げる為に設定をあまり下げたくない。
・最近4kモニターを買ったので4kでプレイしてみたい。
・サブPCを組めそうなのでそっちに3060tiを載せたい。
が挙げられます。

ryzen+radeonの組み合わせで使ってみたいのでgeforceはあまり候補として考えていませんでした。

予算内であれば7900gre一択ですかね。

少し脱線しますが、7900xtの中古が104000円で売っていました。流石に中古に手を出すのはおすすめ出来ないですよね。

とねりん:管理人

「RTX 3060 Ti」or「RX 7800 XT/RX 7900 GRE」の二択だと勘違いしていましたごめんなさい!

「RX 7800 XT」と「RX 7900 GRE」なら、正直実用性もコスパはどちらでもそこまで変わらないかなと思います。ちょっとでも性能を高くしたいなら「RX 7900 GRE」って感じですね。
小さな差ですが、決め手とするなら、基本の描画性能は「RX 7900 GRE」の方が1割ほど高いので、少しでも高い性能が欲しい場合は「RX 7900 GRE」で、
VRAM容量はどちらも16GBで性能差も大きくなく、価格差を考えると「RX 7800 XT」の方がコスパは若干上なので、予算節約やコスパ重視なら「RX 7800 XT」という感じになると思います。

中古については私自身は基本的には否定的ではありますが、やはり予算の関係上新品よりも格段に魅力的な場合もあるので、
最新世代(もしくは販売から長期間が経っていないモデル)のもので、保証が短期でもあって、状態の良いものならナシではないと思っています。

「RX 7900 XT」のものは、今ならそちらよりは、駿河屋の方で中古ですがメーカー整備品の「GIGABYTE Radeon RX 7900 XT GAMING OC 20G」が約9.4万円で売られているので、ライティング等にこだわりが無いなら、こちらの方がメーカー整備品で少し安心感もあるのでおすすめですね。

garry garry

初めまして、いつも参考にさせてもらっています。
中古pcへの買い替えを検討しておりスペックを見ながら物色しているのですが2択まで来たところで悩んでいます。
使用用途としては普段使いに加え、原神やapexなどの3Dゲームを低~中画質で60fpsでプレイしたいと考えております。
まだ購入していないため大まかな情報しか分からないのですがどちらがよりスムーズにゲームがプレイできるかをご助力頂ければ幸いです。

何卒よろしくお願いします。

候補1:GALLERIA XA7C-R36【i7-11700 16G 512G (SSD) RTX3060 1GbE WIN11H】外装キズなく良好
候補2:GALLERIA ZG【i9-9900K 16G 3T(HDD)+512G(SSD) RTX2080 1GbE WIN11H】内蔵グラボHDMI端子使用不可 外装キズあり

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とねりん:管理人

はじめまして。

原神はゲーミングPC基準でいえば軽いゲームですし、APEXもそこまで重いゲームではないので、60fpsならRTX 3060でも両方簡単に出ると思います。

どちが良いかについては値段次第ですが、個人的には「RTX 3060 12GB」の方が良いと思います。
フルHDゲーミングに限れば「RTX 2080 8GB」の方が少し高性能ではあるのですが、お聞きした用途と要求なら「RTX 3060 12GB」でも十分な性能で、RTX 3060の方がメモリが多く、特に最近流行っている用途での対応力が高いのが魅力です(画像生成AIとかメタバースとか)。
更に、特に高画質動画の視聴などにおいて将来性を考えるなら、AV1のハードウェアデコードという機能欲しかったりするのですが、これがRTX 2080にはありません(詳しくは割愛します)。RTX 2080機の方は結構古いのも気になりますし、個人的には「RTX 3060 12GB」推したいです。

また、ちょっと気になるので、良ければ各金額や予算も聞けたらなと思います。

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garry garry

丁寧なご返答ありがとうございます。
値段としては候補1が86980円
候補2が69990円です。
予算としては10万円前後で見ていたので値段的にはどちらでもいいなと考えていました。

とねりん:管理人

なるほどです。ありがとうございます。

実はそもそも個人的には中古PC自体がおすすめではないのですが、予算的に新品はさすがに厳しそうですね。
思ったよりも価格差が少し大きかったですが、でもやっぱりRTX 3060の方が良いかなと思います。先ほど触れ忘れてましたが、ケースもRTX 3060機の方が少し良いやつというのもありますね。

そらまめ

学校の課題や、Minecraftを楽しむのにおすすめなpcは、ありますか?
マイクラではmodを結構使いたいです。ノートpcでお願いします。予算は11万円です。

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とねりん:管理人

もう少し情報がないと絞れないので、モバイル性能(画面サイズ・重量・バッテリー持続)あたりも聞きたいです。

また、予算11万円のノートPCだと高性能なビデオカード搭載機は難しいので、Minecraftで重めのMOD利用は基本快適とはいかないと思います。
一応、GTX 1650~RTX 3050 Tiくらいなら選択肢が少しありますが、重量やバッテリー面は悪化するのでそことの兼ね合いですね。

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そらまめ

重量はそこまで気にはならないので、大丈夫です。
バッテリーは5時間以上ですかね?
サイズは16インチ以下でお願いします。

とねりん:管理人

バッテリー5時間は状況によって話が変わってきますが、重量気にせず16インチ以下だとほとんどの製品が対象になりますので、重くて分厚いゲーミングノートでも大丈夫ということでしょうか。

11万円以下のゲーミングノートだと、今ならAmazonセールにある下記製品などはコスパ的には良さそうです。
・MSI Thin-15-B12UC-5002JP ¥109,800
Core i5-12450H/16GB/512GB/RTX3050/15.6インチ FHD/144Hz/1.86kg

また、メモリが標準だと8GBなので増設が必要になってしまいますが、下記の機種もRTX 3060搭載の割には安いので、ゲームコスパ特化ならありだと思います。
・GIGABYTE A5 K1-AJP1030SB ¥111,680
Ryzen 5 5600H/8GB(空き1)/512GB/RTX 3060/15.6インチ FHD/144Hz/2.12kg

sakiya

こんにちは。いつも比較用に見させて頂いております。ここ最近だと思うのですがCPU、GPU比較の絞り込み機能やソート機能が機能しておりません。改善頂けるとありがたいです。

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とねりん:管理人

ご不便をお掛けして申し訳ございません。
フィルターというかデザイン自体崩れてしまっていましたね…。ひとまず解消できたと思うので、ご確認いただけると幸いです。ご指摘感謝いたします。

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fan−ak

初めまして、こんにちは。
今自作PCを組む際にグラボ選びに悩んでるのですが、使用用途は主にゲームなので、グラボのベンチマークスコアも参考になるのですが、FFベンチマークやフライトシュミレーターなどの平均フレームレートの値などがあるととても参考になるかと思います。ですので、追加して欲しいという要望とともに追加する予定はありますか?

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とねりん:管理人

はじめまして。ご要望ありがとうございます。

個々のゲームの実際のfpsもあった方が参考になるとは思いますが、実際のゲームプレイではCPUによる影響もあり、タイトルによってはCPUの重要度が高かったりもします。そうなると、「GPUのスコア」と言えるか怪しいと考えているため、今のところは掲載していません。
とはいえ、APEXレベルの流行のゲームに関しては載せようかと思ったこともあるので、今のところは追加する予定はありませんが、状況に応じて検討はしていこうと思っています。

また、例に挙げられているMSFS(Microsoft Flight Simulator)はCPUがボトルネックになり易いタイトルの一つだと思われ、特にキャッシュ量の多いRyzenのX3D系の方が高スコアになる傾向があるので、申し訳ありませんがGPUの比較として載せるのは難しいです。何かゲームのfpsを掲載するとしても、CPUが比較的ボトルネックになりにくい、GPU性能の比重が大きいゲームから選ぶことになると思います。

返信する
fan−ak

なるほどです。納得しました!ありがとうございます!

ひろき

2年ぐらいこのサイトを愛用しています。
ノート用RTX3050/3050Ti/2050のPort Royalスコアが極端に低いのが気になりました。
流石にGTX1660Ti Max-QやGTX1070 Max-Qより低いことは無いだろうと思ってたので意外です。
ノート用RTX3050 6GBやデスクトップ版RTX3050 6GBのPort Royalスコアが低くないのを見ると、VRAM量の影響と見てよいのでしょうか。

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とねりん:管理人

いつもご覧いただきありがとうございます。

仰る通り、VRAMが4GBしかないのが要因だと思います。レイトレーシングは一般的なラスタライズよりもメモリ使用量が多く、VRAMが大幅に足りないとfpsが一気に低下することが基本なので、それの影響だと思われます。

ちなみに、RTX 3050にはRTコアが搭載されていますが、RTコアはレイトレーシングの処理の中で特に重い処理だけを行うユニットになっているので、VRAM容量が足りないなど、全体のフローを阻害する原因があると恩恵が小さいです。そのため、今回のRTX 3050系(VRAM:4GB)もRTコアはあまり機能していない結果となっていると思われます。

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さーく

こんばんは。
CPUがインテル® Core™ i5-1340P プロセッサーで、内蔵GPUがIris Xe Graphics G7 96EUなんですが、このグラフだとどの辺になりますか?

返信する
とねりん:管理人

Core i5-1340PならEU数は96ではなく80のはずですね。ページ下部のモバイル版の方に記載しています。
メモリ性能によっても少し左右されますが、3DMark Time Spyのグラフィックスコアは1100~1200くらいになります。

返信する
さーく

返信ありがとうございます。
このスペックだとFPSゲームなどにはあまり向いてないですよね?

とねりん:管理人

fpsは重めのタイトルが多いので基本的に厳しいですね…。
Valorantなどの簡素なグラフィックのものならいけますし、低設定のFortniteとかならプレイは可能なレベルだと思いますが、大体は無理だと思った方が良いです。

進ちゃん

初めまして。
ウイニングポスト10をプレイしたくパソコンのスペックを確認したところ、元がビジネス用だったためグラフィックボードがなかったことが発覚して急遽購入することにしました。
「アクションやるわけじゃないから遊べれば画質はそこまで求めなくていい。来年買い換えるから極力安く。それで買い替えた後のに積み替えられれば儲けもの」くらいの考えで購入を検討しています。グラフィックの必要動作環境は以下の通りです。
【必須】NVIDIA GeForce GTX 660 VRAM 2GB 以上/AMD Radeon R7 370 VRAM 2GB 以上
【推奨】NVIDIA GeForce GTX 1660Ti VRAM 6GB 以上/AMD Radeon RX 5600XT VRAM 6GB 以上

電源とスリム型でロープロファイルしか対応していない関係で、推奨要件は満たしませんがGeForce RTX 3050 6GBかGeForce GTX 1650 GDDR6、Arc A380あたりを候補に挙げていますがいかがでしょう。もしこれではダメだったり、他におすすめがありましたらご教授願えないでしょうか。

尚、現在のスペックは以下の通りです。
【CPU】i5-6500 →必須要件は満たしているが推奨には及ばず。換装不能なものと判断
【メモリ】DDR3 8G×1 →8G×2に換装予定。推奨要件充足
【GPU】なし →???
【電源】200W →場合によってはここの換装も必要?
【ストレージ】THNSN5256GPUK NVMe TOSHIBA 256GB →換装不可

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。返信遅くなりました。

ウイニングポスト10をそれなりに動けば良い程度で補助電源無しのエントリーグラボを選ぶなら「RTX 3060 6GB」「Arc A380」あたりは妥当な選択で良いと思います。「GTX 1650」に関しては機能や効率面でちょっと劣るので、今ではあまりおすすめではないです。
ただ、電源の200Wというのは全てが使える訳ではないので(電源は変換時にロスが生じるため)、そのままグラボを増設して標準設定で運用するには厳しめです。200Wの古い電源だと多く見積もっても150W~160Wくらいまでしか使えないと思われますが、CPU(65W)+GPU(75W)だけで140Wですから、他パーツの電力のことも考えると厳しいです。なので、電源の交換も推奨となってしまいます。
一応、調整ソフトでやや電力を下げて運用というのも可能だったりするのですが、それを考慮してもぎりぎりの容量なのでおすすめはしないです。

全て含めても3~4万円で対応できるなら悪くないかなという気もしますが、正直手元に残ってもあまり嬉しくはないパーツに3~4万円出すのが勿体ないので、個人的に一番良いかなって思うのは、来年購入予定らしいPCの買い替えを前倒しにするという案…です。

返信する
進ちゃん

ありがとうございます。PCの買い替えは諸事情でまだできないのでショートリリーフにはなるのですがやはり換装しようと思います。
今改めて調べたんですが、電源は180Wでした。どうやら換装は確実に必要なようですが、Dell製のスリムとあり電源の選択肢が限られてしまいます。計算したところ純正新品で対応可能な240Wでも結構カツカツなので、値は張るのですが余力がある500Wや600Wを買わないと厳しいですね…
500Wや600Wの電源にした場合、電力的なところは解消されるので候補品にこだわる必要がそこまでなくなります。この場合価格帯的に同格になるものでおすすめがあればご教授願えませんでしょうか。
また価格によっては、パソコンでのプレイを諦めて大人しくswitchを買ってしまう線も出てしまうので…

とねりん:管理人

買い替えはできないのですね…。

>この場合価格帯的に同格になるものでおすすめがあれば
3万円以下だとやや厳しいですが、3万円台前半クラスなら「RX 6600/6650 XT」「RTX 3060 8GB」「Arc A580」「Arc A750」あたりが候補に入ってきますね。Arcはベンチマークほど性能が出なかったり、最適化面で少し不安があるので、無難なのは「RX 6600/6650 XT」あたりかなと思います。
ただ、消費電力が多いパーツは発熱も多くなるので、PCケースの排熱性も高くする必要があります。ビジネス向けのスリムPCということで、排熱面も恐らくはかなり最低限だと思うので、消費電力を増やすのはそういう意味で厳しいかもです。
Switchレベルの画質で良いなら、多分画質設定を最低にしたり解像度をHDまで落としたりするレベルな気がするので、その場合は電力制限でがっつり30W~40Wとかまで落とす前提でA310とかA380を買う方が予算的にも性能的にもちょっと良い…かもです。容量がカツカツですし性能的にもぎりぎりなので保証はできませんが…。一応、機能面で制限があるのでおすすめではないのですが「RX 6400」も軽量級ゲームと効率の特化なら一応アリかもです。
ただ、電源を交換するにしてもしないにしても不都合があるので、個人的にはやっぱり前倒しの買い替えをおすすめしたいところというのが本音です。諸事象というのがわからないのでなんとも言えないですが…。

また、先のコメントの際は失念していましたが、DELL製の消費電力が少ない安価なPCのマザーボードは専用のコネクタを採用していた気がするので、純正品でないなら変換アダプタ等を使う必要があるかもです(多分前は1000円弱くらいだったと思います)。実際に交換することになったら、一応実際に目視で確認した方が良いと思います。

進ちゃん

諸事情で一番大きいのは予算ですね…予定が来年秋以降だったこともあって、予算の都合がまだできてないんです。ボーナスも雀の涙なので、本体ごと買おうとすると予算の準備に時間がかかってしまいます。これがまだ何とかなるのなら、買い替えも視野に入れたのですが…

やり取り中に中古ながらほとんど使っていないA380を安く譲ってもらえそうなめどが立ったので、A380と電源+変換アダプタで対応しようかと思います。恐らく2万円弱~かかっても2万円台前半で対応できそうです。ありがとうございました。

とねりん:管理人

単純に予算の問題だったのですね。失礼なことを言ってしまい申し訳ありませんでした。

一応、PC前倒しをお勧めした主な理由を言い訳として載せておくと、
「Arc A380」や「GTX 1650」クラスなら、実は今ではCPUの内蔵GPUでも少し下くらいの性能を出すことが可能となっていたりして、
ミニPCでは「Ryzen 7 7735HS(Radeon 680M)」の32GB+1TB機でも7万円台で今買えたりするので、ゲーム性能がそこそこで良いなら、古くなったPCを買い換える選択肢として優秀だと思ったためでした。新しめのRadeonでは「AMFM」というフレーム生成機能が最近利用できるようになったのもプラス要素でした。

事情を顧みず、無理に勧めようとして申し訳ございませんでした。

進ちゃん

はぐらかして書いた私が悪いのでどうかお気になさらないでください。これが来年の話なら前倒しもできたんですが…こういう事情もあって予算の用意ができるまでのショートリリーフが欲しかったのです。
必要な電源の試算をしたところ、合計使用電力はCPU、GPU、メモリ、ファン、(あまり使いませんが)DVDドライブで合わせて215W程度の想定です。これ以上の拡張予定はない(というよりできないであろう)とはいえ安価に手に入りそうな純正の240W電源ではあまりにもカツカツなので、400~500Wの電源を探して場合によっては変換アダプタを買う形になりそうです。
長々と失礼しました。ありがとうございました。

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