【実機レビュー】2万円台の高コスパスマホ「UMIDIGI F2」

中国製スマホ「UMIDIGI F2」のレビューです。2万円台前半という安価さながら、4眼カメラと大容量バッテリーを持ち、それなりの処理性能を備えた高コスパさが魅力のスマホです。日本では物凄く有名という程ではないですが、技適もちゃんとあり、対応バンドも日本向けのほとんどを網羅をしているので、日本で一般的なSIMフリー機とほぼ変わらない使い回しが出来ます。

注意
  • 掲載の価格やその他の情報は、記事執筆時点(2020年4月16日)のものであり、現在は異なる可能性があります。

※レビュー機は、banggood様から提供して頂いたサンプル機です。

 

banggoodで179.99ドルのセール中

banggood で179.99ドルのセール中(先着399名)

レビュー機の「UMIDIGI F2」を提供いただいたbanggood様のサイトで、「UMIDIGI F2」が179.99ドルのセールで販売されています。

先着399名が179.99ドルで、そこから徐々に高くなっていく仕組みのようです。気になる方は下記リンクから見れるのでご覧くださいませ。また、もし購入する際は、そのままだとEUバージョンになっているため、その他のエリア(Ohter Area)へ変更する事を忘れない様にしましょう。

UMIDIGI F2 (banggood)

カタログスペック

まずは、カタログスペックです。表にざっくりとまとめました。

  UMIDIGI F2
価格 中国:約20,000円~24,000円
(180ドル~220ドル程度)
日本(Amazon):約27,000円
OS Android 10
SoC(CPU) Helio P70 8コア
RAM 6GB
ROM 128GB
画面サイズ 6.53インチ
パネル IPS液晶
解像度 1080×2340(FHD+)
バッテリー容量 5150 mAh (18W急速充電対応)
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
対応バンド 4G:FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B7
/ B8 / B12 / B13 / B17
/ B18 / B19 / B20 / B26 / B28a / B28b / B66 / B71
TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41
3G:WCDMA B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8
2G:GSM B2 / B3 / B5 / B8
背面カメラ画素数 48MP(メイン)+13MP(超広角)+5MP(深度)+5MP(マクロ)
前面カメラ画素数 32MP
インターフェース USB Type-C
生体認証 指紋認証,顔認証
防水・防塵 ×
FeliCa(おサイフケータイ) ×
重量 207g
サイズ 162.6 x 77.7 x 8.7 mm
その他 Bluetooth 4.2,DSDV対応 など
購入 Amazon
(約27500円・2020/4/17 時点)
banggood
(179.99ドル=約19,600円・2020/4/17 時点)
※banggoodの方は先着399台セール価格です。

概要

価格:2万円台で安い

価格は、日本(Amazon)だと約27,000円くらい、中国の通販だと20,000~24,000円くらい(180ドル~220ドル程度)で買えます。安い部類のスマホです。全体的なスペックを考えると、コスパは高いと思います。

技適もあるので日本でも普通に流行りそうな感じがしますが、発売の直前に「AQUOS sense3」や「OPPO Reno A」等の格安高コスパ機が登場してしまったのが割と痛手となったと思います。

SoC(CPU):価格を考えれば良い方

SoC(CPU)には、MediatekのHelio  P70が採用されています。他の主要なSoCだと、Snapdragon 660に近い性能です。SoC単体で考えるとそこまで高性能ではありませんが、2万円台中盤くらいのスマホと考えると良い方だと思います。

RAMとストレージ:コスパかなり良い

RAMは6GB、ストレージは128GBが標準となっており、価格を考えればコスパはかなり良いです。この価格帯ではRAM:4GM、ストレージ64GBくらいが一般的だと思います。

ディスプレイ:6.53インチのIPS液晶(2380×1080)

ディスプレイは6.53インチのIPS液晶となっています。解像度は2380×1080(FHD+)です。好みも大きく出る部分なので、ここでは特に触れません。詳しくは実機レビューの箇所で後述です。

カメラ:4眼カメラでカタログスペックはめちゃ高い

4画面カメラ搭載で、メインカメラやインカメラの画素数がかなり多いです。2万円台のスマホとは到底思えない高スペックさです。ただ、詳しくは後述しますが、実際の使用感でいえば、凄く良いという印象は受けませんでした。

バッテリー:バッテリー持ちはかなり良い

容量が5,150 mAhと非常に多いので、バッテリーの持ちはかなり良いです。容量が多いと充電時間もやや長くなりますが、18Wの急速充電に対応しているのでそこまで気にはならないと思います。

重量:200g超なので重い

207gなので重いです。ただ、画面サイズが大きくて、バッテリー容量もかなり多いので仕方ない部分です。

対応バンド:問題無し

スペック表を見て頂けるとわかると思いますが、対応バンドが非常に多いです。日本のキャリアの必須バンドもほぼ全て備えており、普通のSIMフリー機と変わらない運用ができます。Amazonの商品ページだとau不可と書いてありますが、スペック的にはいけるはずで、実際auでも普通に使えるっぽいです。

技適マーク:あります

技適マークは問題なく設定から表示できます。

システムアップデートをしないと表示されなかったりする場合もあったみたいですが、自分の場合は初期状態から表示が可能でした。
ただ、開封時に本体背面に貼り付けてあるフィルムにもマークと認証番号が印字されていたので、最悪システム上から表示できなくても、フィルムを剥がさずに使えば法的には問題ないはずです(ケースを付ければ見えないし、透明なフィルムなのであまり目立ちません)。

ベンチマーク

実機レビュー記事は外観が入るのが多いですが、ベンチマークスコアを先に見たい人が多い気がするので先に。定番のAntutuとGeekbenchです。

Antutu

約19万5千くらいでした。2万円台中盤のスマホとしては高めのスコアです。普段使いには十分な性能です。

Geekbench

シングルコアが299、マルチコアが1454でした。2万円台のスマホとしては高めの性能です。

ただし、マルチコアのスコアの割にはシングルコアのスコアが低めな印象です。凄く低いってわけではないのでそこまで気にはならないと思いますが、シングルコア性能の方が実際の使用感へ与える影響は基本的に大きいので、一応注意しておいた方が良いかもしれません。この辺りの事もあり、Mediatek製のSoCは人気がないのかもしれません。

外観

外観や付属品等を見ていきます。写真を撮るのが下手くそなのでキレイに見えないかもしれませんが、ご容赦お願いします。

箱と付属品

外箱

外箱は黒でクールでかっこいい感じです(多分)。横のプラグは、今回はサンプルを頂いてのレビューなので、贅沢は言えないという事で注文はつけなかった結果、EUプラグ付属版がきたのですが、ご厚意で日本プラグへのアダプダーを付けてくださったようです。普通に購入する方は、日本のAmazonなら何も言わずとも日本のプラグでしょうし、中国の通販でもプラグは選べるのでご安心くださいませ。

箱を開けると下記のような感じで入っています。

付属品

本体および付属品です。付属品は、SIM取り出し用のピン、USB-Type A – Cのケーブルと、ACアダプター、ケース(別画像)が入っています。自分の場合は日本で使えないプラグが付属していましたが、海外通販で購入する場合でも選択すれば日本に合ったものが付属されるのでご安心ください。

また、本体は最初から黒いケースが装着された状態となっています。斜め格子状の線が入ったマットな感じの質感です。

他に、中国製のスマホだと一般的ですが、フィルムが最初から貼ってあります。

本体

ケースを外した本体の外観を見てみます。

本体背面

非常に鮮やかな色です。しかも、こんなに光沢があるのにべたべた触っても指紋が付きにくいです。写真は撮るのが下手なので、微妙に見えるかもしれませんが、どの角度から見ても波打ったような鮮やかな色で、本当にキレイです。裏面の外観は超高級機にも負けてないと思います。

正面右側面(ボリュームキーとパワーボタン兼用の指紋認証部)

正面の右側面には、ボリュームキーと指紋認証と兼用のパワーボタンがあります。Galaxy A7等と同じ感じですね。
逆側はSIMとSDカードの兼用スロットがあるだけなので、省略させていただきます。

底面

底面です。3.5mmのオーディオジャック、マイク、USB Type-C端子、スピーカーがあります。特に変わった点はありません。
別の点で少し気になるのが、背面を下にして机などに置くと、カメラが結構出っ張っている影響で割と傾くことです。
上部には受話口とセンサー等が搭載されているようですが、見た目的には何もないので、省略させていただきます。

カメラ部

背面カメラ(4眼)

アウトカメラは4眼です。役割は、3つ並んでいるのが上からそれぞれ、深度(500万画素)、メイン(4,800万画素)、超広角(1,300万画素)となっていて、横にあるのがマクロ(500万画素)です。
カメラについては詳しくないのですが、メインカメラの画素数は多いですし、2万円台で4眼カメラはかなり凄い仕様だと思います。

カメラは結構出っ張っている

ただ、気になるのはカメラの出っ張りです。結構出ちゃってます。ケースを付けると気になりませんが、そのままだと背面を下にして置くのがちょっとためらわれます。
高性能なカメラが出っ張ってしまうのはもうどうしようもないのでしょうか?個人的にはケースをあまり付けたくない派なので、割と気になります。

インカメラはパンチホール式で搭載

内側のカメラはパンチホール式です。受話口はぱっと見ではわからないようになっています。

カメラ

特に期待の高いと思われるカメラです。実機で撮影した写真を載せています。白状すると、自分はカメラや写真についての知識や感性がほぼゼロです。なので、撮影も下手だし、的外れな事を言っているかもしれないのでご容赦ください。

また、なぜかデフォルトのカメラアプリが何度やっても起動できなかったので、Googleプレイストアからテキトーにインストールしたカメラアプリを使用しています。そのため、超広角撮影はできていません。申し訳ありません。


ぷっちょ

通常撮影

まずは手近なものを撮ってみました。

花(パンジー)

通常撮影
マクロ撮影

デフォルトのカメラアプリでは無いので、マクロカメラが機能しているかはわかりませんが、最短撮影距離が短いらしいマクロモードがあったので花のマクロ撮影をしてみました。心なしかマクロ撮影の方がより鮮明に撮れている気がします。手持ちのZenFone 5zでも試してみましたが、ここまでキレイには撮れなかったので、接写には結構強いのかもしれません。

木の葉っぱ


通常撮影

マクロ撮影

引き続きマクロ撮影です。花よりは遠目で撮ってみました。こちらは通常撮影とそんなに変わらない気がしますが、キレイには撮れていると思います。

使うにあたって

注文から到着まで

レビュー機はbanggood様から提供していただいたものですが、注文から発送までは普通に通販で購入するのと同じように処理されていたようなので、注文から発送までの状況を確認する事ができました。

4月2日に注文処理が行われ、4月6日に発送、4月15日の夕方(ほぼ夜)に到着しました。注文から13日、発送からだと9日での到着です。想像よりかなり速かったのでびっくりしました。以前に一度、別の中国の通販サイトから商品を受け取った事がありますが、その際も2週間くらいでの到着でした。ネットでは1ヶ月掛かるとかいうのもよく見掛けていたので拍子抜けでした。運が良かっただけなのでしょうか。

余計なアプリは一切無し

初期ホーム
初期アプリ一覧

余計な独自アプリとかが一切ありません。自分はそういうのをまず消したり無効化したりするところからいつも始めるので、手間が省けて助かりました。

使ってみた所感

ざっと使ってみた所感です。長期間使った訳ではないのでその点はご了承ください。

処理性能

サクサク動きます。基本動作ではストレスを感じる事はありませんでした。重いゲーム等をしなければ十分な性能だと思います。スコア的には多少重いゲームでも、設定を下げれば普通に動くと思います。

重いゲームを頻繁にする人でなければ、これ以上の処理性能は果たして必要なのか疑問を感じます。自分の現在のメイン機は「ZenFone 5z」で、少し前のハイエンド機種です。当然レビュー機の「UMIDIGI F2」よりも遥かに高い処理性能を持っていますが、自分は重いゲーム等を全くしないので、その性能差が活きた場面は皆無だったと思います。

ディスプレイ

6.53インチなので大きいです。ただ、画面解像度は2340×1080で横幅は1080です。一般的な6インチ前後のスマホと横の解像度は同じなので、でかいというより長い感じという感じです。

画面は普通にキレイに表示されます。IPS液晶なので、屋外でも輝度を上げれば見易いです。発色の良さとかは自分は正直よくわからないですが、このレベルだとほとんど差はないんじゃないかと思います。
ただ、ディスプレイ自体は良いとして、貼り付け済みのフィルムが気になりました。おまけなので仕方ないですが、光沢タイプで指紋が結構付きやすいタイプでした。ギラつきなどは感じませんでしたが、少し気になりました。ただ、Amazonで850円くらいで保護ガラスが売られていたので、そういうのを使えば気にならないかもしれません。

カメラ

詳しくは前述。接写や近接での撮影性能は高いと感じましたが、(多分)白飛びしたりしていましたし、近接撮影以外は仕様の期待に応えれる程のものではなかったように感じます。ナイトモードや超広角撮影はデフォルトカメラアプリが使えなかったので試せませんでしたが、評判を見る限り、そこまで良い評価は得られていないようです。

でも、価格を考えれば充分なカメラ性能だと個人的には感じます。

指紋認証

速度も精度も良くはないと思います。指紋認証の位置が少し特殊なこともあり、慣れていなくて上手く触れていないというのもあると思いますが、中々認証できないケースが頻発しました。意識してぴたっと触れて、かつ少し待つようにすると割と安定しますが、速度は他機種と比べると遅めだと思いました。

顔認証

速度は速いです。ですが、マスクをしていても通りましたし、精度はわかりません。ただ、顔認証は他機種でも平均的な精度は低いのが一般的だと思うので、普通かなと思います。

スピーカー

良くはないです。コストを削り易い部分ですし、価格を考えれば仕方ないですね。同価格帯の機種でも大体同じ感じだと思います。

持った感じ

200g超なので、やはりずしりとした重さを感じます。厚さは8.7mmと厚めですが、大容量バッテリー機種としては普通レベルだと思います。

総評・まとめ

良い点
  • 価格が安い(2万円台)
  • 外観がかっこいい
  • 処理性能が高め(価格の割には)
  • カメラ性能が高い(価格の割には)
  • 画面がキレイ
  • バッテリー持ちが良い
  • 余計なアプリが一切ない
悪い点
  • 重いゲームは厳しい(設定を下げれば出来ないことはない)
  • 指紋認証は精度が良くない
  • 同価格帯のライバルが強い(P30 Lite,sense3,OPPO Reno A など)
  • 重い(207g)
  • 分厚い(8.7mm)
  • 市販のケースやフィルムが少ない(海外機種では普通)
  • 防水やおサイフケータイは無し(海外機種では普通)

安価でコスパは高いので、5G機種が出揃うまでの繋ぎには良いかも

2万円台中盤という価格を考えれば、諸々の性能が良いか普通かのどっちかなので、コスパは普通に高いといえると思います。特に、2万円台でSoC(CPU)、RAM、ROMがこのレベルで揃っているのは他機種ではないと思います。バッテリー持ちも非常に良いです。

ただし、同価格帯に「HUAWEI P30 Lite」があることや、少し予算を上げれば「OPPO Reno A」や「AQUOS sense3」等の高機能機があるので、相対的にはコスパは有利というほどではないようにも見えました。どちらかというと、悪くないコスパでの低価格さが売りですね。カメラ性能は良い方だとは思いますが、超高画素カメラ含む4眼の実力は、正直自分には差がわからないレベルでした。

セールなどで2万円ちょっととかになる事も結構あるので、セール価格ならかなりの高コスパ機だと思います。日本では人気のSIMフリー機は値下げがほとんど行われない印象なので、ここは地味に差がつくのではないかと思います。

現在は5Gサービスが始まってきていますが、対応機種はまだまだ少ないし、高級機ばかりなので手を出しにくい状況だと思います。遠くない内に5G機種に替えたいので安めの繋ぎ端末が欲しいという人には悪くない選択肢だと思います。

カメラ以外の機能はそこまで(価格相応)

価格相応ではありますが、カメラ以外の機能はそこまでという感じです。カメラはこの価格帯では良い方だと思いますし、近接は特に良いと思います。ただ、他の機能は正直微妙です。海外製のSIMフリー機は、防水やおサイフケータイが基本的にないので、そこまでまず不利ですし、指紋認証が微妙な点もあります。元々海外機種を使っている方や顔認証メインの方は気にならないかもしれませんが、高機能機からの乗り換えだと不便を感じることもあるかもしれません。

見た目がかっこいい

見た目は本当にかっこいいです。背面の色合いのキレイはもちろん、カメラの配置が良いです。個人的には、いわゆる「タピオカカメラ」がださいと感じてしまう事もあってか、他機種よりもかっこよく見えました。ここだけは高級機と比べても劣っていないと言える部分です。


それでは、記事は以上になります。最後に商品リンクを改めて貼って終わりにしたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。

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