今選ぶおすすめGPUランキング【コスパ重視・2025年5月最新版】

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今おすすめのGPU(グラボ・ビデオカード)をランキング形式で紹介しています。デスクトップ向けのゲーム用途での評価です。
選定基準は、価格・実用性・電力面等を総合的に評価するようことを意識しています。

注意

掲載の情報は記事更新時点(2025年5月22日)のものです。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。価格は更新時点でのおおよその市場最安値価格です。

生産終了している、もしくは品薄で今後の追加販売が望めないGPUは除外しています。

簡易比較表

本記事でランキング入りさせているGPUをまとめた簡易比較表です。

※各項目の評価はベンチマークスコアや仕様値を基に独自の計算方法で算出したものです。スコアで完全にランキング付けしている訳ではなく、その他の要素によってランキングが前後している可能性があります。

GPU 総合
評価
参考価格 各評価 3DMark
TDP
(TGP)
メモリ(VRAM) コスパ
電力
効率
基本性能 VRAM レイ
トレ
電力
効率
最大消費 価格 DX12
※2
DXR
※3
容量 バス幅 帯域
RX 9070
16GB / 220W
★3.82 ¥114,800~ ★4.24 ★4.29 ★3.88 ★4.98 ★3.45 ★2.16 26979 16052 220W
16GB
256bit 640GB/s
RX 9070 XT
16GB / 304W
★3.76 ¥127,800~ ★4.51 ★4.29 ★4.20 ★4.69 ★2.69 ★1.97 30311 18702 304W
16GB
256bit 640GB/s
Arc B580
12GB / 190W
★3.60 ¥43,800~ ★2.93 ★3.77 ★2.99 ★4.21 ★3.86 ★3.92 14454 7993 190W
12GB
192bit 456GB/s
RTX 5070
12GB / 250W
★3.59 ¥98,800~ ★3.90 ★3.80 ★3.70 ★4.59 ★3.27 ★2.42 22689 14237 250W
12GB
192bit 672GB/s
RX 7900 XT
20GB / 315W
★3.72 ¥109,800~ ★4.21 ★4.61 ★3.69 ★4.23 ★2.59 ★2.24 26904 14230 315W
20GB
320bit 800GB/s
RTX 5070 Ti
16GB / 300W
★3.70 ¥148,800~ ★4.30 ★4.33 ★4.25 ★4.55 ★2.73 ★1.76 27792 19164 300W
16GB
256bit 896GB/s
RTX 5060 Ti 16GB
16GB / 180W
★3.67 ¥79,800~ ★3.36 ★4.36 ★3.26 ★4.43 ★3.82 ★2.76 15963 10322 180W
16GB
128bit 448GB/s
RX 7800 XT
16GB / 263W
★3.62 ¥74,800~ ★3.68 ★4.29 ★3.32 ★3.81 ★3.06 ★2.96 19968 10706 263W
16GB
256bit 624GB/s
RTX 5080
16GB / 360W
★3.61 ¥189,800~ ★4.67 ★4.34 ★4.57 ★4.50 ★2.18 ★1.18 32411 22100 360W
16GB
256bit 960GB/s
RX 7700 XT
12GB / 245W
★3.48 ¥62,980~ ★3.44 ★3.76 ★3.12 ★3.59 ★3.23 ★3.38 17006 9059 245W
12GB
192bit 432GB/s
Arc A770 16GB
16GB / 225W
★3.49 ¥44,800~ ★2.84 ★4.28 ★2.90 ★2.99 ★3.41 ★3.90 13472 7108 225W
16GB
256bit 560GB/s
RTX 4060
8GB / 115W
★3.44 ¥42,980~ ★2.94 ★2.79 ★2.79 ★4.55 ★4.41 ★3.96 10665 6045 115W
8GB
128bit 272GB/s
※1:利用するソフトやプログラム方式などによる。評価は主要ソフトにおける筆者の印象
※2:Time SpyのGraphicsスコア
※3:DirectX Raytracingを用いたレイトレーシング性能。Port Royalのスコア
※表右端の電力効率の数値はTGP/TBPと3DMarkスコアから単純計算したものなので参考程度に

  • 性能スコア(DX12):現在最も主流といえるWindowsで利用するゲーム用APIのベンチマークスコアです。掲載しているのは3DMark Time Spy Graphicsのスコアで、解像度は2560×1440です。
  • 性能スコア(DXR):レイトレーシング性能のスコアです。掲載しているのは3DMark Port Royalのスコアで、DirectX Raytracing(DXR)を用いた レイトレーシング性能を表します。
  • TDP:最大放熱量を表す指標で、大体の消費電力の目安。最近ではTGP(グラフィックスの総消費電力)やTBP(ボードの総消費電力)も使われます。
  • コスパ:(DX12の性能スコア / 価格)の値。
  • 電力効率:(DX12の性能スコア / TDP)の値。

おすすめGPUランキング

現在のおすすめGPUランキングです。高性能GPUのメジャーな用途はゲーミング用だと思うので、それを前提で評価しています。評価基準は「コスパ・価格・性能・実用性」などを総合的に見るという形にしていますが、コスパを特に重視しています。掲載のDX12のスコアは、3DMark Time Spy Graphicsのスコアです。


1位

Radeon RX 9070

参考価格

114,800円~

総合評価: (3.82)
基本性能 (4.24)
VRAM(メモリ) (4.29)
レイトレーシング (3.88)
電力効率 (4.98)
最大消費電力 (3.45)
価格 (2.16)
良い点
  • 非常に優れた性能(RTX 5070を少し上回る)
  • 16GB VRAM(640GB/s)
  • 優れた基本性能コスパ
  • 4K・レイトレーシングでも十分実用的
  • 性能の割に省電力(TBP:220W~)
  • 非常に優れたワットパフォーマンス
  • FSR 4対応(AIベースのアップスケーリング)
  • AFMFが使える(ドライバ動作のフレーム生成)
  • AI性能(FP16/INT8)が前世代から飛躍的に向上
気になる点
  • 非常に高価(11万円~)
  • 9070 XTとの価格差が小さい割には性能差は少し大きめ(10%~15%程度)
  • RadeonはAIやクリエイティブの一部用途でGeForceにやや不利(2025年3月時点)
主要スペック
GPU Radeon RX 9070
区分 準ハイエンド
VRAM
16GB GDDR6(640 GB/s)
TGP/TDP 220W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
26,900
Port Royal
(DXR/レイトレ)
16,000

「RX 9070」はRTX 5070」に近い価格ながら16GB VRAMを備えた上でゲーム性能で上回る、高性能高コスパGPUです。

また、性能の割には省電力(TBP:220W~)で、非常に優れたワットパフォーマンスも魅力です。

前世代(RX 7000)ではGeFoceに対してレイトレーシングで劣るのがネックでしたが、そちらも改善して差が無くなったので、非常に選び易くなっています。

米国における希望小売価格は549ドルでRTX 5070と同じですが、RTX 5070はVRAMが12GBなのに対し、9070は16GBを搭載するのが大きな強みです。

そして、9070のもう一つの大きな魅力は電力面です。性能を考えれば省電力な220W~という仕様で、ワットパフォーマンスが非常に良いです。RTX 50の高効率モデルにも対抗できるレベルとなっています。

また、AI性能でも改善があり、基本性能(FP16 / INT8)が先代から飛躍的に向上しました。

ただし、現状(2025年3月時点)では多くのソフトがCUDAやTensorRTに最適化されている中、AMDのROCmはまだWindowsでネイティブ動作できない関係上、AIにおける使い勝手がGeForceに劣る状況はまだあるものの、RTX 50シリーズではこのクラスの性能の600ドル未満で16GB VRAMを搭載するモデルが無く、AIにおいてはVRAM容量が重要なことを考慮すると、総合的にはAIでも十分戦えるようになったと思います。

このように、各種性能と価格を考えると非常に強力なことは間違いない「RX 9070」ですが、気になるのは一つ上位の「RX 9070 XT」です。

米国での希望小売価格は50ドルしか変わらない割には性能差が少し大きめで、コスパではちょっと劣る印象が強めとなっています。電力面では上回るものの、無印はXTの妥協案的な位置になるのは否定はできないです。

とはいえ、RTX 50と比べるなら十分に競争力のある性能・価格なので、XTとの性能差に惑わされずに評価したいGPUです。

2位

Radeon RX 9070 XT

参考価格

127,800円~

総合評価: (3.76
基本性能 (4.51)
VRAM(メモリ) (4.29)
レイトレーシング (4.20)
電力効率 (4.69)
最大消費電力 (2.69)
価格 (1.97)
良い点
  • ハイエンド級の非常に優れた性能(RTX 5070 Tiの若干下くらい)
  • 16GB VRAM(640GB/s)
  • 同性能帯で特に優れた基本性能コスパ
  • 4K・レイトレーシングでも優れた性能
  • 比較的優れたワットパフォーマンス
  • FSR 4対応(AIベースのアップスケーリング)
  • AFMFが使える(ドライバ動作のフレーム生成)
  • AI性能(FP16/INT8)が前世代から飛躍的に向上
気になる点
  • 非常に高価(12万円台中盤~)
  • 消費電力が多い(304W)
  • RTX 5070 / 5070 Ti に少し劣るワットパフォーマンス
  • RadeonはAIやクリエイティブの一部用途でGeForceにやや不利(2025年3月時点)
主要スペック
GPU Radeon RX 9070 XT
区分 準ハイエンド
VRAM
16GB GDDR6(640 GB/s)
TGP/TDP 304W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
30,300
Port Royal
(DXR/レイトレ)
18,700

「RX 9070 XT」は「RTX 5070 Ti」にも迫るハイエンド級の性能を持ちつもも、12万円台から購入することができるのが魅力のGPUです。準ハイエンド帯では非常に優れたコスパを発揮します

前世代(RX 7000)ではGeFoceに対してレイトレーシングで劣るのがネックでしたが、そちらも改善して差が無くなったので、非常に選び易くなりました。

ゲーム性能は「RTX 5070」を大きく上回り、「RTX 5070 Ti」にも迫るレベルです。

価格的には「RTX 5070」に近いですが、5070は12GB VRAMがネックなので、16GB VRAMを搭載しつつも基本性能で大きく上回る9070 XTは、価格を考えればコスパでは明らかに上回っており、準ハイエンドGPUながら優れたコスパを発揮します。

また、AI性能でも改善があり、基本性能(FP16 / INT8)が先代から飛躍的に向上しました。

ただし、現状(2025年3月時点)では多くのソフトがCUDAやTensorRTに最適化されている中、AMDのROCmはまだWindowsでネイティブ動作できない関係上、AIにおける使い勝手がGeForceに劣る状況はまだあります。とはいえ、前世代と比べると大きく前進したのは間違いなく、元々有利なVRAMコスパの良さもありますから、AI面の差も縮まっており、前世代と比べると選び易くなったのは確かな高コスパGPUです。

3位

Arc B580

参考価格

43,800円~

総合評価: (3.60)
基本性能 (2.93)
VRAM(メモリ) (3.77)
レイトレーシング (2.99)
電力効率 (4.21)
最大消費電力 (3.86)
価格 (3.92)
良い点
  • 比較的安価(4万円台)
  • 価格の割に優れたVRAM(12GB、456GB/s)
  • 価格の割に優れたAI性能・レイトレーシング性能
  • 5万円以下クラスで1440pでも実用的な性能
  • 安価で優れたメディアエンジン
  • 比較的安価ながら、多方面の処理に対応できる優れた実用コスパ
気になる点
  • 実際のゲーム性能がベンチマークスコアよりもやや劣る(実際にはRTX 4060を少し上回る程度)
  • 性能の割には消費電力がやや多め(190W)
  • フルHDでは競合モデルに劣るワットパフォーマンス
  • アイドル消費電力が多い(ASPM有効で改善はする)
  • ドライバの最適化が不安(前世代で酷かったが、改善が進んではいた)
  • 古めのCPUや一部のゲームでパフォーマンスが低下(アップデートに期待)
主要スペック
GPU Arc B580
区分 ミドルレンジ
VRAM
12GB GDDR6(456 GB/s)
TGP/TDP 190W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
14,500
※実性能はRTX 4060の少し上くらい
Port Royal
(DXR/レイトレ)
7,900

「Arc B580」は4万円台後半という比較的安価な価格設定で12GB VRAMを搭載し、重い処理にも高めの対応力を備えるのが魅力のGPUです。

近年注目度が急激に上がった、生成AI・レイトレーシング・メタバースなどではVRAM容量が非常に重要となっています。

5万円以下では8GB VRAMが主流なので、パフォーマンスが制限されることが多いのですが、このB580は12GB VRAMを備えるため、それらの用途でのボトルネックを大きく回避できるのが良いです。

また、基本性能もRTX 4060を少し上回るレベルとなっており、純粋なコスパも悪くないです。

しかも、8GB VRAMのGPUと比べるとfpsの安定性では上回るケースが散見されることもあり、実用コスパが非常に優れています。

出来るだけ費用を抑えつつも、高い対応力を備えたGPUが欲しいなら魅力的なGPUだと思います。

しかし、全てが良いという訳ではなく、特に気になるのは電力面です。

前世代の酷さを考えれば格段に改善はしたものの、未だにフルHDゲームでのワットパフォーマンスはRTX 4060には大きめに劣っており、消費電力も多めです(TBP:190W)。

また、前世代と同じくResizable BARが有効でないとパフォーマンスが大きめに低下するため要件で必須とされています。その他にも、標準のアイドル消費電力がかなり多いためASPM有効が推奨される点などの注意点が残っています。

上記のような点は設定を変えるだけで対応可能なので、大きなネックとは思っていませんが、ドライバではまだ不安を感じさせる点が健在なのは懸念点ではあります。

とはいえ、5万円以下で12GB VRAMを備える実用コスパに優れるGPUは魅力的なので、それを考慮しても十分検討に値すると思います。

追記:発売直後、やや古めのCPUや低性能なCPUではパフォーマンスが大きめに低下する報告が散見されており(Ryzen 5 5600などでも発生)、検証で実際に一部のゲームで該当の現象が確認されています。そのため、使うCPUには注意が必要です(ただし、Intelもこの問題を認識しているようなので、アップデートで改善される可能性あり)。

4位

GeForce RTX 5070

参考価格

98,800円~

総合評価: (3.59)
基本性能 (3.90)
VRAM(メモリ) (3.80)
レイトレーシング (3.70)
電力効率 (4.59)
最大消費電力 (3.27)
価格 (2.42)
良い点
  • 非常に優れた性能(RTX 4070 SUPERを上回る)
  • 1440pでも優れた性能
  • 4K・レイトレーシングでも実用的な性能
  • 性能の割に少なめの消費電力(TGP:250W)
  • 非常に優れたワットパフォーマンス
  • DLSS 4 対応(マルチフレーム生成など)
  • 優れたAI処理性能(VRAMがネックにならない場合)
気になる点
  • 高価(10万円台中盤~)
  • VRAMが価格の割には弱い(12GB、672GB/s)
  • 競合の「RX 9070 / 9070 XT」が16GB VRAM
主要スペック
GPU GeForce RTX 5070
区分 ハイクラス
VRAM
12GB GDDR7(672 GB/s)
TGP/TDP 250W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
 22,690
Port Royal
(DXR/レイトレ)
14,240

「RTX 5070」は優れた性能とワットパフォーマンスを持つハイクラスGPUです。

前世代の「RTX 4070 SUPER」を少し上回る性能持ち、1440pでも高い性能を出すことができます。

ただし、価格の割には少ない12GB VRAMが気になるGPUです。そのVRAM容量のせいで、レイトレーシングや4K高設定などではややネックを感じますし、AIやクリエイティブ用途でもネックになる可能性があります。

価格の近い競合モデル「RX 9070 XT / 9070」では16GB VRAMを搭載する上、基本性能でも負けているので、相対的に見ると微妙感が強めです。

しかし、実際のところは1440p以下でレイトレーシングを使わないのなら12GBでもネックになるケースはほとんどないので、実用面ではネックとならないことも多いと思いますし、前世代のコスパ高評価だった「RTX 4070 SUPER」とコスパ差もさほど大きくはないです。

AIにおいても、現状(2025年3月時点)では多くのソフトがCUDAやTensorRTに最適化されている中、AMDのROCmはまだWindowsでネイティブ動作できない点で優位性があるので、VRAMがネックにならない限りは悪くはないGPUだと思います。

5位

Radeon RX 7900 XT

参考価格

109,800円~

総合評価: (3.72)
基本性能 (4.21)
VRAM(メモリ) (4.61)
レイトレーシング (3.69)
電力効率 (4.23)
最大消費電力 (2.59)
価格 (2.24)
良い点
  • 1440p高設定にも十分対応できる非常に優れた性能
  • 非常に優れたVRAM性能(20GB、800GB/s)
  • 同性能帯で優れた基本性能コスパ
  • 4K・レイトレーシングでも十分実用的な性能
  • AFMFが使える(ドライバ動作のフレーム生成)
気になる点
  • 非常に高価(11万円~)
  • 消費電力が多い(315W)
  • RTX 4070 Ti SUPERに大きく劣るレイトレーシング性能
  • 競合モデルにやや劣るワットパフォーマンス
  • RadeonはAIやクリエイティブの一部用途でGeForceにやや不利(2025年3月時点)
主要スペック
GPU Radeon RX 7900 XT
区分 準ハイエンド
VRAM
20GB GDDR6(800 GB/s)
TGP/TDP 315W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
26,900
Port Royal
(DXR/レイトレ)
14,200

「RX 7900 XT」は20GBの大容量VRAMを搭載するのが魅力の準ハイエンドGPUです。

価格もVRAMや基本性能の割には安く、性能コスパも良いのが魅力のGPUです。

ただし、レイトレーシング性能やAI性能ではGeForceにやや劣ることが多いのがやや気になります。

また、2025年5月時点では新世代の「RX 9070 XT / RX 9070」が登場しており、そちらではレイトレーシング性能やAI性能が大きく向上しているのも相対的に評価を下げています。

GeForceやRX 9000シリーズと比べると、次世代的な用途も含めた場合の実用コスパという点で考えるとやや微妙感もあるので、明らかにお得なVRAM仕様があっても人気がそこまで高くはないGPUです。

一応、AIについてはROCmがWindowsにネイティブ対応できないことが主な原因なので、今後改善される可能性はあるものの、現状では明確に改善される見通しがある訳でもないです。すぐに様々な用途で活躍して欲しい場合にはやはりGeForceが安定です。

現在はレイトレを使わないゲームがメインで、生成AIなどは後々良くなってくれれば良いという感じで将来性に委ねられる人向けのGPUだと思います。

6位

GeForce RTX 5070 Ti

参考価格

148,800円~

総合評価: (3.70)
基本性能 (4.30)
VRAM(メモリ) (4.33)
レイトレーシング (4.25)
電力効率 (4.55)
最大消費電力 (2.73)
価格 (1.76)
良い点
  • 非常に優れたVRAM性能(16GB、896GB/s)
  • 4K・レイトレーシングでも優れた性能
  • 非常に優れたAIパフォーマンス
  • 優れたワットパフォーマンス
  • DLSS 4 対応(マルチフレーム生成など)
気になる点
  • 非常に高価(約15万円~)
  • 消費電力が多い(TGP:300W)
主要スペック
GPU GeForce RTX 5070 Ti
区分 準ハイエンド
VRAM
16GB GDDR7(896 GB/s)
TGP/TDP 300W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
27,800
Port Royal
(DXR/レイトレ)
19,160

「RTX 5070 Ti」はどの用途でも強力な性能を持つ準ハイエンドGPUです。

基本性能は前世代の「RTX 4080 SUPER」を若干下回る程度で非常に高く、VRAMには896GB/sという広い帯域の16GB GDDR7を備えるため、どの用途でも安定した優れたパフォーマンスを発揮するのが魅力です。

ただし、価格の割にはVRAM容量と基本性能が小さく感じるのが気になる点です。

まずVRAMですが、749ドル(発売時:15万円弱~)という価格で16GBは少ないです。「RX 9070 / 9070 XT」は600ドル以下で16GBを搭載しています。

896GB/sという帯域は強力ではあるものの、用途によってはほとんど差が出ませんし、ボトルネック回避の点でも容量が多い方が嬉しいです。

基本性能も先代から大きく向上した感がなく、コスパも「RX 9070 / 9070 XT」の方が強力に見えます。

現状で決め手となりやすい「性能コスパとVRAM」という点で魅力を感じにくいGPUだと思います。

しかし、AIでは現状(2025年3月時点)では多くのソフトがCUDAやTensorRTに最適化されている中、AMDのROCmはまだWindowsでネイティブ動作できない点で優位性があります。そのため、AIでは「RX 9070 XT」を基本上回り、用途によっては大きく上回るのは強みです。

「RX 9000」では9070 XTが最上位と言われていて代替品が無いですし、「RTX 5080」が大きく高価なことを考えると、予算次第では有力な選択肢になることもあると思います。

7位

GeForce RTX 5060 Ti 16GB

参考価格

79,800円~

総合評価: (3.67
基本性能 (3.36)
VRAM(メモリ) (4.36)
レイトレーシング (3.26)
電力効率 (4.43)
最大消費電力 (3.82)
価格 (2.76)
良い点
  • 比較的安価に16GB VRAM(448GB/s)
  • フルHDで快適な性能
  • 1440pでも実用的な性能
  • 少なめの消費電力(TGP:180W)
  • 非常に優れたワットパフォーマンス
  • DLSS 4 対応(マルチフレーム生成など)
  • 8万円以下クラスのGPUの中では、重いAIやレイトレ処理でもボトルネックになりにくい
気になる点
  • 高価(8万円~)
  • 基本性能コスパが悪い
  • 12GB VRAMで足りる用途ならRTX 5070に性能で圧倒的に劣るし、コスパでも少し負ける
主要スペック
GPU GeForce RTX 5060 Ti 16GB
区分 アッパーミドル
VRAM
16GB GDDR7(448 GB/s)
TGP/TDP 180W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
15,963
Port Royal
(DXR/レイトレ)
10,322

「RTX 5060 Ti 16GB」は、ハイエンド級のパフォーマンスを求めないなら、比較的安価にハイエンドな用途も視野に入れることができるのが魅力の実用コスパと汎用性に優れたアッパーミドルGPUです。

8万円という価格でそこそこ高性能な性能を持ちつつ16GB VRAMを搭載するGeForceとなっています。

先代の「RTX 4060 Ti 16GB」も似たコンセプトのGPUでしたが、基本性能とVRAM帯域幅(288GB/s)が低いせいで、16GBの強みを感じにくく、器用貧乏な印象がありました。

しかし、「RTX 5060 Ti 16GB」では基本性能がやや向上した上で、VRAM帯域幅も448GB/sと大きく向上しました。これによって、重めの処理での不安が軽減されているのが嬉しいGPUとなっています。

基本性能は「RX 7700 XT」に近い感じで、フルHDなら重量級ゲームにも十分に対応できます。また、豊富なVRAMのおかげでレイトレーシングや1440pでも実用的なパフォーマンスを期待できます。

更に、GeForceなので、CUDAやTensorRTを使用することができ、特にAIや一部のクリエイティブ用途での汎用性が高いのもポイントです。

VRAMコスパの良いRadeonでは、それらへの対応力が現状はまだ不安があるため、選びにくかったですが、その不安も解消できるのが「RTX 5060 Ti 16GB」です。

このように、8万円という価格ながらハイエンド用途にも一応カバーできる幅広い対応力が魅力となっています。

しかし、大きなデメリットがあります。基本性能コスパの悪さです

ラスタライズにおける性能は「RX 7700 XT」に近いですが、2025年4月時点でそちらの価格が6.3万円~なのに対し、「RTX 5060 Ti 16GB」は8万円~です。

同額の8万円前後だと「RX 7800 XT」がありますが、そちらにはラスタライズ性能では大きめに負けています。

また、一つ上位の「RTX 5070」を見ると、価格は2.5万円~3万円ほど高くなるものの、ベンチマークスコアでは40%以上という圧倒的な差があります。VRAMが12GBで足りる用途ならコスパでも負けます。

数値上のコスパを考えるなら、12GBで足りない用途に限定してようやくギリギリ価値を感じられるレベルの価格設定にはなっています。用途をしっかり考えて選択したいGPUです。

RTX 5070ほどの性能がなくても十分だよって人なら十分魅力的だと思いますが、少しでも高いパフォーマンスやコスパを求める人には一考の余地があるGPUだと思います。

8位

Radeon RX 7800 XT

参考価格

74,800円~

総合評価: (3.62)
基本性能 (3.68)
VRAM(メモリ) (4.29)
レイトレーシング (3.32)
電力効率 (3.81)
最大消費電力 (3.06)
価格 (2.96)
良い点
  • 8万円前後で優れたVRAM性能(16GB、624GB/s)
  • 優れた基本性能コスパ
  • 1440pでも高い性能
  • 4K・レイトレーシングでも使える性能
  • AFMFが使える(ドライバ動作のフレーム生成)
気になる点
  • 高価(7万円台中盤~)
  • 消費電力が多い(263W)
  • ワットパフォーマンス・レイトレーシング性能がが競合モデルに劣る(RTX 4070)
  • RadeonはAIやクリエイティブの一部用途でGeForceにやや不利(2025年3月時点)
主要スペック
GPU Radeon RX 7800 XT
区分 ハイクラス
VRAM
16GB GDDR6(624 GB/s)
TGP/TDP 263W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
19,900
Port Royal
(DXR/レイトレ)
10,700

「RX 7800 XT」は8万円台で優れた性能と16GB VRAMを備え、基本性能コスパが高いのが魅力のGPUです。

基本のゲーム性能は「RTX 4070」と同等か若干高いレベルながら、希望小売価格上は50ドルも安い(日本円でも7000円~1万円くらい安い)ため、コスパが非常に優れているのが魅力です。

そして、特に魅力なのはVRAMを16GB搭載している点です。競合となる「RTX 4070 / 4070 SUPER」の12GB VRAM(504GB/s)よりも優れており、最近注目度の高い生成AIやレイトレーシングでもボトルネックになりにくいですし、「RTX 4060 Ti 16GB」や「RX 7600 XT 16GB」と違って帯域幅も広め(624GB/s)なので、1440pや4Kなどでも高いパフォーマンスを維持しやすいです。

GPUは高性能なハイエンドモデルになるほど基本性能コスパは悪くなる傾向がありますが、この「RX 7800 XT」の基本性能コスパはミドルレンジモデルを含めても高い部類であり、その上で16GB VRAMも付属するため非常にお得感があります。

このように、基本スペックは物凄く強力で魅力的なのが「RX 7800 XT」なのですが、基本性能以外ではやや気になる点も多い点には注意です。

まず、レイトレーシング性能がGeForceよりもやや低い点があります。1440pレイトレーシングにおいては、「RTX 4070」に平均で13%前後ほど劣る結果になっている他、消費電力も「RTX 4070」は200Wなのに対し、この「RX 7800 XT」は263Wなので、発熱も多くワットパフォーマンスもやや劣っています。

更に、2025年1月時点ではAI面でもGeForceにやや劣っているのも注意です。主要ソフトでのAI関連処理やBlenderのGPUレンダリングなどでもGeForce向けに最適化されていることが多い他、AI向けの特化のプログラム(API)がRadeonでは「ROCm」というものになりますが、これが現状はWindowsでネイティブ動作できないなど、実性能でも汎用性でもGeForceでも劣っています。今後改善される可能性はあるものの、現状では明確に改善される見通しがある訳でもないので、AIで使いたい場合にはまだGeForceが安定です。

総評としては、基本性能とVRAMコスパは非常に優れており魅力的なGPUですが、レイトレーシング性能や電力面、AI処理などの最適化では「RTX 4070」に現状まだ劣るので、出来るだけ多方面で安定した性能を発揮して欲しいなら最適とは言えないGPUです。

とはいえ、一つ下の「RTX 4060 Ti 8GB」と比べるなら、価格差が小さめながら基本性能は格段に上となっており、16GB VRAMのおかげでレイトレや生成AIでも大きく後れを取るほどになりません。

まとめると、VRAMが12GBでは不安がある場合でとりあえずは基本性能が高ければ良い人で、その他は将来性に委ねても良いという人向けの高性能GPUかなと思います。

9位

GeForce RTX 5080

参考価格

189,800円~

総合評価: (3.61)
基本性能 (4.67)
VRAM(メモリ) (4.34)
レイトレーシング (4.57)
電力効率 (4.50)
最大消費電力 (2.18)
価格 (1.18)
良い点
  • 圧倒的な処理性能
  • 非常に優れたVRAM性能(16GB、960GB/s)
  • 4K・レイトレーシングでも優れた性能
  • 非常に優れたAIパフォーマンス
  • トップクラスのワットパフォーマンス(2025年時点)
  • DLSS 4に対応(マルチフレーム生成など)
気になる点
  • ものすごく高価(19万円台~)
  • 16GB VRAMは価格の割には少なすぎる
  • 消費電力が非常に多い(360W)
主要スペック
GPU GeForce RTX 5080
区分 ハイエンド
VRAM
16GB GDDR7(960 GB/s)
TGP/TDP 360W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
32,410
Port Royal
(DXR/レイトレ)
22,100

「RTX 5080」は圧倒的な処理性能と非常に優れたワットパフォーマンスが魅力のハイエンドGPUです。

前世代の「RTX 4080」をやや上回る高性能GPUとなっており、様々なハイエンド用途でも高く安定した性能を発揮することができます。

ただし、単純に価格が高すぎてコスパ的にはやや微妙な点もありますし、VRAM容量が価格の割には少なすぎるのが非常に気になります。

米国における希望小売価格は999ドルですが、それで749ドルの「RTX 5070 Ti」、549/599ドル「RX 9070 / 9070 XT」と同じVRAM容量というのは渋すぎます

国内価格で言うなら、2025年3月時点で5070 Tiよりも約5万円高価、RX 9070シリーズには9万円前後も高価なのにVRAM容量が同じです。

最近ではVRAM容量が重要な用途として、レイトレーシングや生成AI、メタバースの普及も進んでいる中で、超高額GPUで16GBは凄く残念です。

様々な追加機能でも多少の追加VRAMを求められる可能性もありますし、20万円もの費用を掛けてもそのボトルネックの不安から解放されないのは悲しいです。

「RTX 5090」が圧倒的な高価さなので、4K・レイトレーシング・AIで妥協できるコスパ範囲での高い性能を求めるなら有力候補とはなるものの、単純なコスパでは下位GPUと比べると微妙感は否めないハイエンドGPUだと思います。

10位

Radeon RX 7700 XT

参考価格

62,980円~

総合評価: (3.48)
基本性能 (3.44)
VRAM(メモリ) (3.76)
レイトレーシング (3.12)
電力効率 (3.59)
最大消費電力 (3.23)
価格 (3.38)
良い点
  • 1440pでも実用的な性能
  • RTX 4060 Tiよりも大幅に高い性能
  • 非常に優れた基本性能コスパ
  • 6万円台で12GB VRAM
  • AFMFが使える(ドライバ動作のフレーム生成)
気になる点
  • 1万円ちょっとの追加でRX 7800 XT 16GBが選べる
  • やや高価(6万円台中盤~)
  • 消費電力が多い(245W)
  • 同世代ではやや悪い電力面
  • RadeonはAIやクリエイティブの一部用途でGeForceにやや不利(2025年3月時点)
主要スペック
GPU Radeon RX 7700 XT
区分 ミドルレンジ上位
VRAM
12GB GDDR6(432 GB/s)
TGP/TDP 245W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
17,000
Port Royal
(DXR/レイトレ)
9,060

「RX 7700 XT」は7万円未満で12GB VRAMと重量級ゲームにも対応できるアッパーミドルクラスの高性能さを持つ、基本性能コスパに優れたGPUです。

基本のゲーム性能は「RTX 3080 10GB」や「RTX 4070」よりも少し下程度の高性能さを持ちますが、価格は7万円未満と安くて基本性能コスパが良いです。

VRAMも12GBで価格の割には高めの仕様を持っており、レイトレーシングを考慮しなければ1440p以下では大きく不足することはほとんどありません。

このように価格と性能だけ見れば優れたGPUだと思うのですが、相対的に見るとやや微妙な点も多いのが気になるGPUなのは注意です。

まず気になるのは一つ上位の「RX 7800 XT」との差です。

2025年2月時点では1万円ちょっとの追加で、16GB VRAM搭載のRX 7800 XTを選ぶことができます。

最近ではレイトレーシングや生成AIやメタバースなどのVRAMを大量に使う用途が増えてきているので、この差は気になります。

また、電力面も微妙で、こちらはRX 7800 XTにやや劣る結果となっている上、対抗のRTX 40シリーズには大幅に負けてしまっています。

更に、2025年3月時点では主要ソフトでのAI関連処理やBlenderのGPUレンダリングなどがGeForce向けに最適化されていることが多いのも気になる点です。今後改善される可能性はあるものの、現状では明確に改善される見通しがある訳でもないので、すぐに様々な用途で活躍して欲しい場合にはやはりGeForceが安定です。

総評としては、RX 7700 XTは「重量級ゲームを快適にプレイできる性能を持っている中で出来るだけ安いGPU」という条件なら強力なGPUであり、需要もあるとは思いますが、少し上の価格帯のGPUが非常に強力なので、相対的に見て第一候補にはなりにくいGPUだと思います。

11位

Arc A770 16GB

参考価格

44,800円~

総合評価: (3.49)
基本性能 (2.84)
VRAM(メモリ) (4.28)
レイトレーシング (2.90)
電力効率 (2.99)
最大消費電力 (3.41)
価格 (3.90)
良い点
  • 安価でハイエンド級のVRAM(16GB、560GB/s)
  • 比較的安価(約4万円~)
気になる点
  • 実際のゲーム性能がベンチマークスコアよりも大幅に劣る(RTX 3060 12GBと同じくらい)
  • ゲームコスパは良くはない
  • 性能の割には消費電力がかなり多い(225W)
  • アイドル消費電力が多い(ASPM有効で改善はする)
  • Resizable BARが有効でないとパフォーマンスが低下
  • ドライバの最適化が怪しい(改善が進んではいる)
主要スペック
GPU Arc A770 16GB
区分 ミドルレンジ下位
VRAM
16GB GDDR6(560 GB/s)
TGP/TDP 225W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
13,500
※実性能は9000弱の
RTX 3060 12GBに近い
Port Royal
(DXR/レイトレ)
7,100

「Arc A770 16GB」は4万円台では破格の16GB VRAMを搭載するのが魅力のGPUです。「RTX 4060 Ti 16GB」や「RX 7600 XT」と違って、帯域幅も560GB/sと広いです。

生成AIやレイトレーシングやメタバースなど、これから利用が広まっていきそうな次世代用途では大容量VRAMを必要とする傾向が強い印象があるため、それらの用途でVRAMボトルネックを回避するためのGPUとしては非常に安価なのが良いです。

しかし、その他では気になる点が多いのに注意です。

まずは、最適化不足が気になる点です。主要なベンチマークでは「RTX 4060 Ti」並みの高いスコアが出ているのに、実ゲーム性能が「RTX 3060 12GB」程度しかなく、ゲームコスパが良くないです。騙されないようにする必要があります。

また、「Arc A770 16GB」を含めた初代の「Arc Aシリーズ」は、登場当初に最適化不足が更に顕著で、不具合等が多発していた点も留意する必要があります。現在(2024年12月時点)ではそこまで深刻なレベルでは無くなっているとは思うものの、他GPUよりは不安定な可能性があります。

また、電力面が競合GPUと比べると明らかに悪いのも気になる点です。ゲーム性能は「RTX 3060 12GB」と同等なのでミドルロークラスの性能ですが、消費電力(TBP)は225Wとなっており、アッパーミドルレベルです。性能を考えれば非常に多く、ワットパフォーマンスが悪いです。

そのため、一般的な4万円台のGPUよりも電源やケースに少し気を遣う必要があります。基本性能がもう少し高ければ、電力制限しての運用を前提とするのも良かったと思いますが、「RTX 3060 12GB」レベルの性能を更に下げて運用するのはちょっと厳しめに感じるのもかゆいところに手が届かない感が強いです。

このように、注意点が多くて上級者向けのGPUではあると思いますが、4万円前後で16GB VRAMと搭載するGPUは非常に魅力的ですし、最適化もかなりの速度で進んではいて、Intelの最新GPU(2025年1月時点)ともベースが同じアーキテクチャということで、これからの最適化も一応期待はできるので、出来るだけ低価格で次世代用途への対応や将来性に期待したい場合には悪くはないと思うGPUです。

12位

RTX 4060

参考価格

42,980円~

総合評価: (3.44)
基本性能 (2.94)
VRAM(メモリ) (2.79)
レイトレーシング (2.79)
電力効率 (4.55)
最大消費電力 (4.41)
価格 (3.96)
良い点
  • 比較的安価(4万円台~)
  • フルHDで十分な性能
  • 優れたフルHDコスパ
  • 非常に省電力(TGP:115W)
  • 小型&低発熱なので小型ケースで採用しやすい
  • 安価にDLSSのフレーム生成を利用できる
  • 非常に優れたワットパフォーマンス(フルHD)
気になる点
  • VRAM性能が低い(8GB、272GB/s)
  • 重量級ゲームや1440p以上やレイトレーシング等ではやや厳しい性能
主要スペック
GPU GeForce RTX 4060
区分 ミドルレンジ下位
VRAM
8GB GDDR6(272 GB/s)
TGP/TDP 115W
3DMark Graphics Score
Time Spy
(DX12)
 10,700
Port Royal
(DXR/レイトレ)
6,040

「RTX 4060」は非常に少ない消費電力(TGP:115W)ながら、フルHDなら重量級ゲームにも対応できる安価なGPUです。安価ながら「RTX 40シリーズ」なので、DLSS 3のフレーム生成を利用できるのも強みです。

特に魅力なのは消費電力の少なさと、それによる効率の良さです。

1080pゲームなら大体快適にプレイできる性能を持ちながら、消費電力が115Wというのは非常に魅力的です。発熱も少なく、ショート基盤製品も発売時から複数登場しているため、小型ケースや排熱に不安があるケースでの運用もしやすいです。

しかし、基本性能自体は他のミドルレンジGPUと比べて高い訳ではない点は注意。前世代の「RTX 3060 Ti」にもやや負けるレベルとなったいます。

そのため、重量級のゲームや、1440p以上の解像度でネイティブ運用は不可能ではありませんが、パフォーマンスとしては厳しいです。

とはいえ、DLSSなども加味すると1080pなら重量級ゲームでも大体快適と言えるパフォーマンスを提供してくれるので、ライト層では満足できる性能にはなっていると思います。

それでは、記事はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。

48 COMMENTS

パソコン初心者です!

始めて自作pcを作ろうと思ってます!
質問なんですが今現在もGPUが相場よりもかなり高いです(T_T)
なので一旦はGTX 1650などを入れて落ち着くまで凌ごうと思うのですが大丈夫でしょうか?
用途は動画編集、RAW現像がメインでゲームはまぁできればなぁぐらいで考えてます。
cpuはi9かi7で考えてます。

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とねりん:管理人

今GPU凄く高いですよね…。
GTX 1650だと重いゲームでは高いfpsが出ないかもしれませんが、その点さえ気にならなければ用途は満たせると思います。
また、後からGPUを高性能なものを換装することを想定するなら、電源容量をある程度余裕を持って置いた方が良いです。

返信する
3Dラバー

はじめまして。よろしくお願いいたします。
どうかお知恵をお貸しください。

私は今VR機器の「Valve Index」を購入するためにグラフィックボードを検討しています。主にVRChatで使用するつもりです。
この機器についてレビュー記事を読み、手の届く範囲でコスパが良さそうなのがRTX2060と判断したのですが、最近出たというRTX3060とどちらにした方が良いかと迷っています。

グラフィックボードの値段が高騰している今、自分が調べた感じではそこまで値段に差は感じられませんでした(調べ方が悪いのかもしれませんが)。

性能的には前世代よりは良いのだろうと思いますが、RTX30シリーズでの管理人様の評価が良くないことに加え、動作が不安定だというレビューも見てよく分からなくなっています。よろしければご助言よろしくお願いします。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。

RTX3060の評価についてですが、確かにRTX30シリーズ内での個人的評価は低いです。ただ、上位モデルと比べると少しコスパとワットパフォーマンスが悪いという程度なので、選り好み難しい今の環境では深く気にする必要もないかもしれません。動作が不安定というレビューがあったとのことですが、そこまで気にしなくて良いと思います。そういう声が明らかに多いなら気にすべきですが、ざっと調べた感じそんなことないので、GPU自体の問題というよりはその人が使用しているPC自体の問題だと思います。

VRChatについては詳しくないのですが、必要スペックは高く、人が増えるほど更に重くなるといった印象を持っています。もしかしたらVRChatならVRAM12GBが活きる可能性もありそうな気がしますし、値段がさほど変わらないならRTX3060で問題ないと思います。

適正価格で買えるならRTX2060は魅力的ですが、今では各ゲーミングPCメーカーの在庫処分品で搭載されているものくらいでしか見掛けなさそうなので、単体での価格把握はかなり難しそうです(一応市場緩和のために増産されたりしたはずなんですが)。もし単体購入だったら、そもそも今はRTX3060くらいしか買えるものがないのでほぼ選択肢が無いような気がします。

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3Dラバー

迅速かつ丁寧な返信、ありがとうございます。

RTX3060にすることに決めました。
僕もこれからVRChatをVRヘッドセットで 始めるというところなので、どのくらい重いかは分からないのですが、Valve Indexを300時間使った方の記事によれば、RTX2080Tiが一番の理想だと書かれていました。人数や求めるものによってはこれ以上が必要だとも。
そこまでのお金はないのと、VRChat側で設定を低くできるということで今回の考えとなりました。理想のスペックはまた今後考えようと思います。

自分一人で考えていたのでは決心は付かなかっただろうと思います。分かりやすく説得力のあるご説明本当にありがとうございました。

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shoma

質問です。
高校に合格したので、ゲーミングパソコンを買う予定です。したいゲームとしては、マインクラフトで色々なMODを入れて遊んだり、APEXやフォートナイトを最高設定とまではいかずに、快適にプレイしたいと思っています。今、cpuはi-7にしようと思っているんですが、グラボをRTX2060superかRTX3070にしようか迷っています。パソコン工房の店舗で買う予定なので、どちらかにします。どちらがいいか意見を頂けたら幸いです。

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とねりん:管理人

合格おめでとうございます。
パソコン工房の通販の方では現在RTX2060super搭載のPCは販売されていないようで、価格がよくわからないので何とも言えないですね…。
挙げられたゲームの中ではAPEXが一番要求スペックが高いと思いますが、RTX2060superでも1080pなら中設定以上で平均144fpsは出ると思うので、価格的に魅力的であればRTX2060superでも良いと思います。

返信する
shoma

返信ありがとうございます。
パソコンのスペックは、
i-7 2060super ssd512 …15万円
i-7 rtx3070 ssd512 …19万円  です。
少し動画編集などもしたいと思っているんですが、大丈夫でしょうか?
予算的には、15万円のものがベストです。144fps程出るのであれば、2060superの方にしようと思っています。まだ一週間時間があるので、買ったら報告させて頂きます。

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とねりん:管理人

他のスペックが同じ前提で、4万円の価格差ならRTX2060superでもコスパは悪くないと思います。動画編集も問題ないと思いますよ。
重いゲームでは多少設定を下げる必要はあるかもしれませんが、RTX2060superでも144fpsは十分出せるスペックのはずです。
レイトレーシング性能も含め性能差自体は大きいので、そこは予算との相談になると思いますが、重いゲームの高解像度・高設定でも高fps出て欲しい訳じゃないなら、困ることは基本ないと思います。

返信する
もみぃ

はじめまして。 RTX 3070の説明文の最後の一文ですが、「一般の消費者でも手が届かないことは(ない)レベルで非常に高いゲーミングパフォーマンスを得る事ができる優秀なGPUです。」でしょうか。読んでいて恐らく(ない)が抜けてるのかなと思い、僭越ですがご指摘させていただきました。

また質問が1つございます、もしよろしければ答えいただければと思います。
現在マイニング等様々な事情でGPU、特にGeForce30番台が軒並み値上がりしていますが、GPUの値段が落ち着いてBTOパソコンの買い時が再来するとしたらいつ頃とお考えでしょうか。もししばらくこの状況が続くようであれば、現在のBTOパソコンが11年目を迎えるので不調が出る前に買い換えようと考えております。

現在予約確保してるPCのスペックは i5-10400F/16GB/1TB NVMe SSD/RTX3070/80PLUS GOLD 850W電源で税込14万7000円です。管理人さまがおすすめしていた某社の台数限定セール品です。

MHWや原神を少しやるくらいでFPS等を高画質でやる訳ではないのでRTX3070は過剰性能なのですが、RTX3060tiモデルが再販されるか不明ですし、2月下旬発売のRTX3060もこの状況では発売直後から数ヶ月は高値なのでは?と悩んでおります。

ご意見をいただければ幸いです。

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とねりん:管理人

ご指摘ありがとうございます。仰る通りです。修正いたしました。

ご質問の件ですが、最新GPUが値下がりする時期は正直なところ見当が付かないです。「解消するのはまだ暫く掛かるかもしれない」くらいしか言えないです。申し訳ないです。
現時点では在庫不足や値段が下がるのを待っている人が測り知れないほど居るのは間違いないと思われ、多少市場に流通する在庫やマイニングなどの問題が解消されたとしても、すぐに需要を満たすほどの改善するとは正直思えないという事は言えますが、それらを考慮して具体的な時期を予想するのは私には難しいです。

検討機種、RTX 3070搭載でSSDや電源も必要十分で税込み14万円台は驚異的な安さですね…。用途からすれば確かにオーバースペックかもしれませんが、その価格ならゲーミングPCとしては高くはない部類ですし、後々高いスペックが欲しくなる可能性も考慮すれば、予算に余裕があるなら損ではないと思います。仰る通りRTX 3060Tiが実質無いも同然の今ではRTX 3070が最新世代GPUでは最安値ですし、第10世代Coreがかなり値下がりしている今なら費用はかなり低く抑えられる良い選択肢だと思います。
RTX 3060についても暫く高価になる可能性は十分あると思いますが、少なくとも発売直後ならそのような影響はあまり受けないと思うので、発売直後に各BTOショップで一早く購入するというのも選択肢の一つかもしれません。

返信する
もみぃ

お役に立てて幸いです!

お返事ありがとうございます。
工場も急激に生産速度が上がる訳ではないでしょうし、やはり1,2ヶ月で元の値段と言う訳にはいかなそうですね。具体的な時期までは極論誰にも分かりませんので私より詳しい方の見解が聞けて満足です。

これに加えてメモリがちゃんとDDR4-3200でOSがDSP版ですので、贔屓する訳ではないですが、かの台数限定セールは他社セールと比べても歴然ですね。常にチェックすべきだなと思いました。
費用を抑えるならRTX 2060やRTX 1660superも考えましたが、30番台がかなり性能が上がった上、予算15万円以内でいけそうとなれば、ケチって過去モデルを選ばなくて良いと考えました。仰る通り、もし新しいゲームを見つけてもこのスペックでカクつくなんて事はないでしょうからね。構成から見た総合コスパは良いように思えるので、現在の用途からは過剰ですが将来性も考えれば、純粋にお買い得と考えても良さそうかな…と。
その選択肢も考えましたがGPU初回発売時はやや高い傾向があるのでまた悩みどころですね。これでCPUまで値上がりしてたら大変でしたがi5-10400Fに助けられました。

またいつもサイトを拝見していますがコンパクトかつ高品質でよく出来ているなと思っています。
現在のおすすめCPUとGPU、そしてコスパの良いBTOメーカー紹介の3条件さえあれば、あとはセールで条件に従って絞り込めるので無駄がないです。さらにその3条件を考察しているページが非常に分かりやすく、職人が分析して必要な情報だけを載せたような玄人感があります。サイトおすすめPCがズラリとならんでいても、結局コスパではセールや限定モデルには敵わないのですからね、初心者の方が価格帯別の例として見るにはいいですが。メーカーコラボモデルもないので企業の意向を反映しておらず、管理人さま自身の判断でおすすめしている安心感もあります。
またUI(折りたたみや目次等)も大変扱いやすく、無駄にスクロールして混乱することもありません。
強いて言うならCPUとGPU以外の構成を悩んた時に「パーツ選び方ガイド」を拝見しましたが、ほんの少し取っ付きにくさを感じたので、こちらを改善されるとより磐石になるかも知れません。例えばSSDは500GB以上は必須とか、電源は500W以上は必須と書いてあると、初心者でも最低限カバーするべき条件がメモリと同様にすぐ分かるかなと。ただし色々調べた後で知恵が付き始めると、専門性の高い文章もなるほどと役立つのでそちらは削らなくてもよろしいかと。

長文になり恐縮ですが、大変良いサイトですので是非一度応援の言葉を伝えたいと思い、失礼をしました。

返信する
とねりん:管理人

そうですね、早く見積もっても1,2か月では元には戻らない気がします。日本においては丁度新生活シーズンなのでPCを新調したい人も多いと思いますし、仮に戻ったとしても在庫不足は解消されない気がします。

検討中のショップの安さも今では有名だとは思いますが、凄く強いですね。限定セール品が主なのでおすすめ製品とかで紹介しにくいのが難しいところですが、いつ見ても安いです。大手ショップではコスト削減されがちな、電源やメモリーも中価格帯から高品質なものが積極的に採用されているのも好印象です。ただ、前は安い製品のOSはOEM版が基本だったような気がするんですが、今は違うのでしょうか(フロンティアだと思っているのですが、もしかして間違ってる?)。
そうですね。GPUは発売直後は確かに価格が高いですし、RTX 3070はGeForce 30番台では在庫が一番あって今ならコスパは一番良いと思うので、今RTX 3070で凄く安い製品が見つかっているなら無理にRTX 3060を待つ必要も無いかもしれません。

応援の言葉とアドバイス痛み入ります。あえて難しい記述を避けて簡潔にまとめようというのは常に意識している部分なので、そう言って貰えると嬉しいです。おすすめCPUとかショップとかも、消費者目線を出来るだけ意識しているつもりなので、反映できているなら良かったです。推敲しすぎておかしくなってしまう事も度々ありますが、続けていきたいと思います。
パーツの選び方ガイドはやっぱりちょっと見難かったですよね。必要なところだけ見れるようにしつつ、詳しくも分かり易いみたいなのを目指した結果、ぐちゃぐちゃになってしまいました…。仰る通り、初心者用に簡潔にまとめた表などを冒頭に置きつつも、後は詳しい内容にするという方が分かり易いかもしれませんね。ありがとうございます。

わざわざアドバイスの言葉までくださり、本当に感謝です。励みになります。至らない部分は出来るだけ改善していきたいと思いますので、これからもご活用いただけると幸いです。

返信する
もみぃ

管理人さまへの返信ができませんでしたのでこちらに。

フロンティアのセールです。台数制限のせいで発売から数時間で売り切れが良く出ますが特定の企業名出すと不都合があるかと思って伏せましたがサイト内で普通に名前出てますものね。各パーツに廉価なものが少なく、安心できますね。OSはOEM版とDSP版のどちらかのようですが、最近のセールのハイエンド帯のPCはDSP版の割合がやや多いように思いますね。OEM版が基本ではなくなったか、価格帯で違うのかもしれませんね。
改めて先ほど上げたセールPCを購入しました。丁寧なアドバイスをいただきありがとうございました。ご指摘通り、RTX 3060である必要はありませんし、何よりRTX 3060で同じような構成とコスパのセール品が出るかも分かりませんしね。

私が調べたサイトやブログの中では、低~中程度のBTO知識の方が見るには一番紹介したいサイトです。パーツ選びは折りたたみ状態では簡潔なもので、開くと専門知識と言う基本形はすごい分かりやすいので良いとは思います。開いた状態でスクロールして見るとやや煩雑に見えるだけですよ。

これからもご負担のない範囲で頑張って下さい!

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とねりん:管理人

ショップ名が出ないのはそういう感じかなってなんとなく思ってました。リンクとかだとずっと古い製品リンクが残ってしまうのがに気になるかもしれませんが、文字で出すだけなら大丈夫です。ご配慮いただき感謝です。

OSについて、もし付属品のDSP版のインストールディスクを見て判断されているようでしたら、多分確定ではないかもしれません。付属のライセンスはOEMの可能性があります(以前は基本OEMだったように思います)。大した影響はないかと思いますし、実際確認してみないことにはわかりませんが、一応触れておきますね。

大変褒めていただいて本当に感謝です。見た方にサクラ的なものを疑われないかちょっと不安になってるレベルです。お褒めの言葉に恥じないよう、これからも励みたいと思います!

返信する
もみぃ

しっかり返信できてますね。
管理人さまの文章の右下に「返信する」ボタンがなく、一つ上の自分のコメントの右下にボタンがあったので…。
そういう仕様なのかもしれませんね、1文目はお忘れ下さい。

返信する
とねりん:管理人

階層が広がるにつれ横幅が狭くなってしまうので、最大4階層までという設定にしていたのですが、その設定のせいっぽいですね…。今更気付きました。ご不便お掛けして申し訳ありません。

返信する
パソコン初心者

コメント失礼致します、今現在グラフィックボードRTX 2070superを使用しているのですが…カスタムオーダーメイド3D2(最高画質)+MOD、コイカツ!(最高画質)使用するVRはOculus Rift Sで(WQHD 90fps vr解像度)で安定させたいのですが…一番コスパ良いグラボはどのグラボでしょうか?また、コスパが悪ければ画質品質を下げようかと思います。(使用しているモニターがgiga crysta wqhd(60hz)までなので。一番ベストなグラフィックボードはどれでしょう?とねりんさん教えて下さい!

返信する
とねりん:管理人

コメントありがとうございます。正直該当ゲームの負荷やMODなどについては詳しくはないのですが、推奨スペックなどを見る限り、RTX2070superなら少なくともWQHDで60FPSは余裕で超えそうに感じるのですが、足りていないのでしょうか?
CPUなどにもよりますし、今のFPS状況などをざっくりでも教えていただければ、どのくらいのスペックが必要かお教えできるかもしれません。

返信する
パソコン初心者

ありがとうございます。cpu i7 10700k gpu rtx 2070superメモリ32GB(DDR4 2666(21300)で最高品質とは行かなくても、高画質安定しますか?コイカツ!では、日常パートが処理しきれてないのですが、やはりVRAMが足りてないのでしょうか?
グレードアップする必要ないですかね?

返信する
とねりん:管理人

CPUも新しい高性能なものですし、最高品質でも今お使いのモニターの最高値の60FPS(60Hz)は出るはずだと思います。高い費用を掛けてグレードアップする必要性は薄いように感じます。
VRAMが問題かどうかは、実際に動作させている最中にタスクマネージャー等でGPUのメモリ使用率を確認して100%近くで張り付いてしまっているかで確認できると思います。
また、日常パートがゲームファイルへの読み込みが多発する処理の場合は、ストレージが問題の可能性も考えられるかもしれません。

返信する
ジョア

今使っているモニターがFHD75hzで特に不満もないのでRTX2060にしてみようと思います。返信ありがとうございました!

返信する
匿名

コメント失礼します。
現在1070tiを使用しているのですがそろそろ買い替えてみようと思い、3000より下のシリーズで何を買うか悩んでいます。特に高設定でプレイをしたいわけでもなく、低~中設定で快適に出来ればいいと思っています。予算的にもそこまで高価なものは必要ないかなと思っています。
どのグラボを買えば良いかアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願い致します。

返信する
とねりん:管理人

コメントありがとうございます。
1070 Tiより上の性能となるとNVIDIAなら「RTX 2060 SUPER」や「RTX 2070」、AMDなら「RX 5700」以上となるので、高額なものになるのは避けられないかと思いますし、そのクラスのGPUなら、1070 Tiと比較して大きな差にはならないと思います。
タイトルにもよりますが、1080pの中設定以下で良いなら1070 Tiでも悪くないパフォーマンスが出せていると思うので、とりあえずそのまま利用して、RTX 3000シリーズの60~70番台やAMDの次世代GPUを待つ方が賢明かな…と思います。

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匿名

迅速な返信ありがとうございます。
私自身そこまで詳しくないのでこのまま購入していたら余計な出費になっていたかと思います。
今回頂いたアドバイスの通りに一旦は保留にしようと思います。
ありがとうございました。

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ジョア

こんにちは。この度初めてゲーミングPCを作ろうと思っているのですが、GPUで悩んでおります。用途としてはホライゾンなどの重たいゲームや、VR彼女などのゲームでの利用を考えています。こちらの用途でRTX2060というのはどうでしょうか?

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とねりん:管理人

RTX2060でも要件は十分満たすはずなので、動作自体は問題ないです。ただ、高フレームレートや1440p以上の解像度での快適なプレイを求めるには、少し性能不足感はあります。

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xperiaからの書き込みです

RX5600XTが3万円切ってきたけどこれってかなりコスパ良くなってるんじゃないかな?
結局AMDである限りおススメにはできない感じ?

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とねりん:管理人

RX 5600XTの価格の下落とコスパの良さについては把握しています。入れようかかなり悩みました。実際、RTX 3080がランキング入りする前は5位に入れていました。

「AMD製だからダメ」という訳ではなく、少なくとも現状では、AMD製GPUは同じベンチマークスコアでもGeForceに実際のゲームパフォーマンスで負けてしまうというのは事実なので、それを考慮した結果です。
対抗製品であるRTX 2060の価格も35000円程度まで落ちている点も大きいです。純粋なゲーミング性能もRTX 2060の方がやや上な上、改良化も進んでいるレイトレーシングアクセラレーションやDLSS対応の点も評価し、RTX 2060の方がオススメ度は大きいかなという結果になりました。

RX 5600 XTのコスパは凄いので是非入れたかったのですが、NVIDIA製GPUで魅力的なものが多すぎて…難しかったです。6位まであれば入れていたと思います。

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こう

質問よろしいでしょうか。今回、初めて自作PCを作ろうとしているのですが、エーペックスを中設定で平均60FPSぐらい出るコスパが良いグラフィックボードはどのようなものがありますか?

今検討中なのは、RX580ですがこれで十分なのかレビューなどを見ても良く分からなかったので。

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とねりん:管理人

1080pの60FPSはグラボに対する要求としては低いので、最新世代ならほとんどのものが満たせると思います。

RX 580は、CPUにもよると思いますが平均60FPSは多分出ると思います。
ただ、RX 580は価格とベンチマークスコアだけ見たら素晴らしいコスパですが、ワットパフォーマンスが最新GPUと比べると悪いのと、実際のゲーミングパフォーマンスがベンチマークスコアほどは出ないので、ゲーム目的なら正直おすすめはしないです。同価格帯なら、GTX 1650 SUPERの方が恐らく実際のゲーミングパフォーマンスは高いですし消費電力も少ないのでおすすめです。

単純なコスパの良いグラボということなら本記事を見て貰えると幸いですが、RTX 2060やRX 5600 XTは最近価格が安くなっていてコスパは良いので、コスパ重視なら今は特におすすめかもしれません(RX 580よりは一回り高くなってしまいますが)。

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こうの

返信ありがとうございます。
とても役に立ちました。
今回は予算的にGTX 1650 SUPERを使ってお金が貯まったらRTX2060などに変えていきたいと思います。

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林檎スマホ7

質問よろしいでしょうか?アドバイスいただけたら幸いです。よろしくないようでしたら消去してください。

現在、PCにてFF14を主にプレイ中で使用GPUはGeForce RTX 2060、モニターは4K60FPSに設定して遊んでいます。

こちらの記事等々読み込んでみると、どうやら2060では4K60FPS設定は少し無理があるようでどうしてもプレイ中にフレームレートが安定しません。

そこでGPUの交換を検討しているのですが、GeForce RTX 3000シリーズ?が秋には発売との動きの情報があったりします。
また、発売直後はバリエーションも多くはなく高価である可能性もあります。

検討中GPUは
・GeForce RTX 2060 SUPER
・GeForce RTX 2070 SUPER
・3000シリーズを待つ
の三択が今のところ選択肢です。

FF14が当面安定して動けば良いのですが4K120FPSの時代も見越して3000シリーズを待つべきなのかも悩んでおります

GeForce RTX 2060 SUPER
GeForce RTX 2070 SUPER
どちらであれば4K60FPSで安定動作するのか、もしくは3000シリーズを待つのが良いのかご意見ご教示いただけないでしょうか
アドバイスよろしくお願い致します

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とねりん:管理人

コメントありがとうございます。力になれるかはわかりませんが、私で良ければ質問はお気軽にしてくださいませ。

CPUにもよると思いますが、FF14はベンチマーク上では、RTX 2060でも設定を落とせば4Kでも平均60FPSは超えるはずなので、出来るだけ設定を落とさずにプレイしたいという感じでしょうか。高設定で平均60FPS以上を狙うとなると、RTX 2070 SUPER(もしくはRTX 2080)あたりがボーダー(平均FPS60を僅かに超えるくらい)だと思います。ただ、平均60FPSギリギリだと、高負荷時には60FPSは割ってしまうと思われます。なので、RTX 2070 SUPERだと高設定でも60FPSは出ますが、「60FPS安定」かはちょっと怪しく、要望を満たせるかは微妙なラインだと思います。

私の意見としては、RTX 2060も現状ではコスパの凄く良いGPUなので、RTX 3000シリーズが控えている今手放して、同シリーズの別製品を買うのは勿体ない気がします。RTX 3000シリーズ発売までは、設定を少し下げるなどして対応するのが無難かなと思います。RTX 3000シリーズについてはお調べになった通り、9月頃に登場する予測で、新GPUは大体高価なモデルから先に発売されるのが一般的です。RTX 2000シリーズの場合は、2080と2080 Tiが9月頃、2070が10月頃、2060が翌年の1月頃の登場でした。3060を待つとなると半年以上待つ可能性もありますが、80番台が出れば性能や価格の予測は大体出来るかと思いますし、現行の2000シリーズが在庫処分価格になる可能性もあるので、どうしても待てないって訳じゃなければ、待つのをお勧めしたいです。

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林檎スマホ7

ありがとうございます。
もう2070SUPER購入する寸前でしたが、
詳しい解説のおかげで思い留まれそうです。

長く使うとなると、我慢する時期も必要だとおもうので、少し工夫をして乗り切ろうと思います

とても早く丁寧な返信ありがとうございました

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