スマートフォン(スマホ)のCPU性能比較表【2024年最新版】

2024年版スマートフォン(スマホ)用のCPU性能一覧表です(iPhone含む)。GPU性能のベンチマークスコアも掲載しています。また、対象はARMアーキテクチャベースのSoCとしているため、一部タブレットやノートPCに採用されているものも含まれています

※2024/7/25:掲載スコアを Geekbench 5 から Geekbench 6 へ更新しました。

注意
  • 正確にはスマートフォンにおけるCPUは、SoC(System-on-a-Chip)の一部です。掲載している名称はCPUではなくSoCのものとっています。
  • 一部のベンチマークスコアは外れ値などを考慮した推定の場合がありますので、予めご了承ください。

その他(補足説明など)
  • Geekbenchのスコアは5.0~5.5のものです。
  • 記載のクロックは最大クロックです。
  • コア数について、主にタブレット向けのCPUについてスレッド数がコア数と異なる場合には、カッコでスレッド数を示しています。たとえば、4コア8スレッドのCPUの場合には、4(8)と記載しています。
  • タブレットやChromebookとの比較用に、スマホ向け以外のSoCも一部載せています。標準では非表示ですが、表の上部のボタンを押すことで表示することができます。アーキテクチャが異なったり、主要APIが異なったりするため正確な比較とはならない可能性がある点は注意です。

スマホ向けCPU性能比較表

スマートフォン用のCPU性能比較表です。Geekbenchのシングルコアとマルチコアのスコアを掲載しています。GPU名をクリック(タップ)すると、ページ下部のGPU性能の該当部分へスクロールします。 記載のクロックは最大クロックです。同プロセッサでも端末によってクロックの違いやRAMの容量などによって違いがあり、スコアに影響があるため注意してください。


切り替え
スマホ向け以外
ベンチマーク

スマホ向けGPU性能比較表

スマートフォン用GPU性能比較表です。スマートフォン用のSoCに搭載されているGPUの描画性能を比較しています。掲載スコアは『GFXBench 5.0 Aztec Ruins Normal Tier offscreen』のfpsです。

ただし、同じGPUでも搭載SoCによって動作周波数(クロック)が異なる他、端末自体のメモリー等などによっても性能が多少異なるため、目安程度にご覧ください。


104 COMMENTS

fan−ak

コメント失礼します。スマホやパソコンで簡単にできるベースマークというWebでできるベンチマークがあります。CPUとGPUの総合のスコアが表示されるっぽいので、スマホなどのスコアに参考になると思い、追加していただければ面白いのではと思いました。また、自分のスマホと簡単に比べられるのも面白いと思いました。ぜひ、追加をお願いいたします。
以下にURLを貼っときます。
https://web.basemark.com/

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とねりん:管理人

はじめまして。

Basemark Webについては存じ上げていますが、申し訳ないですがSoCの比較として掲載する予定はありません。
いくつか理由はありますが、最大の理由としてはユーザーの使うブラウザや設定によって同じSoCでもパフォーマンスが異なってくるためです。
元々端末ごとでも性能差が出るので、他にも性能が上下する要素を増やしたくないという意味合いもあります。

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fan−ak

そうなんですね。ありがとうございます。

U. N. Owen

初めまして。このサイトは非常に見やすく便利で、いつも利用させていただいており、感謝しています。

質問なのですが、近年 NPU など AI の処理能力が注目されていますが、AI のベンチマーク結果を掲載する予定はないのでしょうか?

ネットでそういったベンチマークの結果の一覧を載せているサイトを探したら

Ranking – AITuTu Benchmark – Know Your Android Better
https://www.antutu.com/en/ranking/ai1.htm

AI-Benchmark
https://ai-benchmark.com/ranking.html

などがありましたが、信頼性がいまいち分りません。

業界標準のディープラーニン用ベンチマークに「MLPerf」というのがあるようですが、分かりやすくまとめたサイトはないような気がします。

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とねりん:管理人

はじめまして。コメントありがとうございます。励みになります。

AIについてはまだ発展途上の分野なので、SoCのNPUの処理性能についても今後の普及の速度や実用化具合を見て決めたいと思っています。
ただ、PCの方では研究や生成AI面での活用法がありますが、スマホでは現状標準化された有用な使い道があまりなく、個々の端末で少しずつ取り入れている程度と認識しております。そのため、申し訳ないですがベンチマークスコア表に載せるほどの価値は現時点では感じていません。
とはいえ、注目度が高いので、扱い易いベンチマークがあれば近い内に追加する可能性もあると思います。

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U. N. Owen

回答ありがとうございます。

返事が遅れて申し訳ありません。

確かに現状ではスマホでの AI 活用は少ないですね。ChatGPT もスマホ側で処理しているわけじゃないですし。

丁寧な説明ありがとうございました。これからも利用させていただきます。

9S Users

国内公式販売されてませんが、需要ありましたどうぞ。(タスクキルとかリブートとかしてないので多少誤差はあるかもしれません。)

Xiaomi POCO 6X Pro
Dimensity 8300-Ultra
Mali G615 MC6
128GB/512GB

Geekbench 5.4
Single score 1089
Multi Score 4208

GFXBench 5.1 Aztec Ruins OpenGL Normal Tier offscreen
2468×1220 86FPS
1920×1080 127FPS

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とねりん:管理人

処理性能コスパが凄いと噂の機種ですね…情報ありがとうございます。
とりあえず追加させて貰いました。

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9S Users

訂正です。

POCO 6X Pro は誤りで
POCO X6 Pro 正しくはコチラでした。

失礼しました。

とねりん:管理人

私も気づきませんでした…。ありがとうございます。

生江

Dimensity700とDimensity6020は中身が同じと聞きましたが実際は改良されているのでしょうか

とねりん:管理人

いいえ、カタログスペックを見る限りは変更点はなく、同様のものです。

とねりん:管理人

MSM8926は「Snapdragon 400」の一つなので、Geekbench 5のスコアは大体200中盤くらいですね。今ではものすごく低いです。

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ArrowsNX-9

わかりました。
ありがとうございます。

とねりん:管理人

ご指摘ありがとうございます。先に発売されたグローバルモデルの方で記載したままになってしまっていました。
修正いたしました。

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にしむら

私も計測してみました。
Xperia 1vの16GBモデルで
Single score 2050
Multi Score 5592でしたよー
Apple A16より上のはず

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とねりん:管理人

情報ありがたいですが、恐らくそれはGeekbench 6のスコアだと思われます。
本記事は現在は基本Geekbench 5.4のスコアを採用しています。

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富士通ユーザー

管理人さまお世話になります。見やすくて大変ありがたく思います。搭載端末に機種名追加していただく事は可能でしょうか?

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とねりん:管理人

更新遅くなり申し訳ありません。
希望した機種があるかわかりませんが、最近追加SoCの搭載端末を追加しておきました。

Xiaomi12Tpro使用者

Xiaomi12TproのCPUはsnapdoragon8+ gen1です。snapdoragon8 gen1ではありません。

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とねりん:管理人

まだ正式な搭載製品が登場していないため、それまでお待ち頂けると幸いです。
一応、Qualcommの紹介やオンライン上に既に登録されているデータを信じるなら、Snapdragon 8+ Gen 1に近いパフォーマンスとなると思われます。

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まみりん

こんにちは
Chromebookの性能を簡単に比較したいのですが、Chromebook用CPUの上位と下位でノートパソコン用とスマホ用に分かれています。ベンチマークの種類も違うので比較しづらいです。
一応比較したいCPUを検索かけると出て来ますが不便なので、是非Chromebook用の比較グラフを作って貰えませんか?
よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

追記:一応追加したので、良ければご確認ください。初期状態では非表示ですが、表上部のボタンから表示することができます。

Windows向けのSoCとスマホ向けのSoCでは基本アーキテクチャが異なる上に、Chromebookでは現状ネイティブで主要なベンチマークソフトの動作が難しいため、正確な比較は難しいですが、ざっくりとでも良いから簡単に比較できた方が確かに消費者目線では有難いですよね…。
Chromebook専用のページやグラフを用意するのは需要や更新の手間的にちょっと難しいですが、スマホ向けの記事に情報を追加し、Chromebookなどのタブレットでも採用されるものをボタン一つで同時に表示できるような仕組みを検討したいと思います。
本文以外にもちょっと手を加えないといけないのですぐには難しいですが…。

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とねりん:管理人

追記:先ほど知りましたが、AQUOS sense8が国内発表されたので注目度が上がっていたみたいですね。
Geekbench 6のスコアは見つかったのと、コア構成からある程度推測できるので、推測値にはなりますが掲載しておきました。
CPU性能は、プロセスとクロックが少し違いますが、コア構成が同じDimensity 1100に近いものになると思われます。

nk

これ単純なベンチ結果だけじゃなく継続性も評価項目に有ればより参考になるのにと毎回思いますね。
メーカーもベンチサイトもベンチマーク一回回した結果しか載せてないのだけれど、それだと爆熱で処理落ちするSoCでも高評価になっちゃいますからね・・・

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とねりん:管理人

反応遅くなり申し訳ありません。電力効率のことをおっしゃっているのでしたら、確かにSoC毎に良し悪しはあります。
ただし、一般的にスマホでは基本的にCPUやGPUのみの消費電力を測る機能がありませんから、ディスプレイやバッテリー容量などのSoC以外の要因を切り離すことができないことが主な原因で掲載が厳しいです。
バッテリー持続時間を測ること自体はできますが、それはSoC自体の評価というよりは、テストした製品のバッテリー性能という感じになってしまうため、SoCとしての評価としては出しにくいという感じになっています。

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そらえもん

snapdragon8Gen3の搭載端末の所GalaxyS24Ultra搭載されてますよ。

とねりん:管理人

Galaxyに搭載されるのは通常版よりクロックがわずかに高い「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」というGalaxy向けのものとなっています。
性能はわずかしか変わらないので、別行での用意はしない方針ですが、一応は別モデルではあるので、通常版の搭載端末例にGalaxyは載せないことにしています。

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