CPU性能比較表【2024年最新版】

2024年版デスクトップPC向けのCPUの性能一覧表です。モデルナンバーや世代毎のフィルター機能もあります。現在メジャーなものと、以前メジャーだった幅広い世代のCPUを抜粋して掲載しています。
ノートPCのCPUについては別ページに分けて掲載しているので、お手数をお掛けしますが、下記の関連リンクを参照お願いします。
※掲載の価格は、更新時点での主に価格.comやAmazonの価格となっています。現在は異なる可能性があるため注意してください。
CPU名称
文字通りCPUの名前です。
PassMark
特に有名なベンチマークの一つです。総合性能といった感じになっています。
Cinebench R23(マルチ/シングル)
CPUの処理性能を測る有名なベンチマークの一つです。決まった画像を表示するシンプルな内容なので、PassMarkよりも純粋なCPUのコアによる処理性能を知ることができます。「マルチ」はCPUの全コアを使用した全力の処理性能で、「シングル」は1コアのみを使用した際の処理性能となっています。
コア
CPUのコアの数(合計)です。コアが多いほどCPU全体の処理性能が高くなり、重い処理への対応力が高まります。ただし、最近では小型な省電力コアが採用されることが多かったり、SMT不採用(1コア=1スレッド)のコアが増えてきているので、コア数だけで処理性能を測るのは難しいです。
スレッド
スレッドはシステム上で認識するコアの数と思って貰えばOKです。1コア:1スレッドが基本ですが、1コア:2スレッドのものもあります(SMT・ハイパースレッディング採用コアの場合)。
クロック・周波数(定格/最大)
CPUのクロックは、ざっくり言うと処理の回数を表す数値です。クロックが高いほど、処理できる信号の数が多いことになるので、処理性能が高くなりますが、負荷が高くなるため、発熱や消費電力が多くなります。ただし、コアの性能や他の要素により性能は大きく変わるので、クロックだけで性能は測れない点に注意。CPUにはクロックの異なる複数のコアを持つものがありますが、記載の数値は最も高性能なコアものとなっています。
TDP
TDPは熱設計電力のことで、大体の消費電力の目安となります。ただし、最近のCPUは複数のTDPが状況に応じて適用されることが多くなっており、表記の数値よりも大幅に多くなることが基本なので注意。表向きのTDP(デフォルトTDP)は、実際の消費電力というよりは、他CPUとの相対的な差を知るためのものとなっています。
価格
CPU単体の大体の市場価格です。各ショップ価格を参考に随時更新しています。
コスパ
1円あたりのPassMarkのスコアです(小数点第3位を四捨五入)。
FRONTIER(フロンティア)
常時開催セールのコスパが非常に良いのが魅力のショップ。日本製コンデンサ仕様の電源もポイントが高い。最強コスパの筆頭候補ショップ。
ドスパラ
言わずと知れた大手BTOパソコンショップ。常に相場平均より少し良いくらいのコスパで販売していることが多く、安定感がある。ケースがコスパ重視機にも採用されるものとしては良いのも嬉しい。
パソコン工房
豊富な構成とコスパの良さが魅力の大手ショップです。こちらもコスパは安定している印象で、電源が全体的に強い印象があります。コラボモデルやLEDライティングモデルも豊富で、様々なニーズに応えようという方針を感じます。
TSUKUMO(ツクモ)
コスパの良いBTOパソコンショップながら、地味に標準搭載のWindowsが全てDSP版で統一されているため(2020年3月時点)、他の大手BTOより実質コスパがちょっと安いことが多い(活かせるケースはそんなに多くないとは思うけど)。PCパーツや周辺機器販売も行っており、品揃えは豊富で安い。
STORM(ストーム)
知名度はちょっと低いけどコスパの良いBTOパソコンショップ。パーツ選びが自作ユーザーっぽくて個人的に好き。流行りのケースなどをいち早く取り入れるユーザーのニーズに応える姿勢が良い。選択肢は少ないけど、カスタマイズ価格は安いのも魅力。
マウスコンピューター
限定モデルが特にお得な印象がある大手ショップです。基本構成は大手の割にはやや高めな印象ですが、Web限定モデルやシークレットリンクモデル品はお得なものも多いです。
PCワンズ
特に高額PCを検討する際におすすめのショップ。PCパーツショップの大手で、単体販売のパーツを選択してフルカスタマイズのPCを注文できるサービスを利用する形。市販の超豊富なPCパーツ群から選ぶので、ズバ抜けて自由度が高いのが魅力のショップ。組み立て&セットアップ費用に固定の費用が掛かるので、金額が高いほど割安といった感じになる。他BTOと違い、パッケージ版のOSを追加費用なしで導入できるのも大きなメリットで、購入直後のカスタマイズにも対応可能。
パソコンショップ(Ark)
大手ショップと違い、ケースも市販のものが使用されているため種類が非常に豊富なのが魅力。基本価格自体は大手よりは若干高めに感じますが、ウィークリーセールで毎週大きめの値引きPCが更新される他、パーツメーカーによるキャンペーン値引きなども反映されるので、時期や製品によってはお得になります。
海外の大手PCメーカー:レノボ・HP・DELL・ASUS 等
言わずと知れた世界的に有名な大手のPCメーカーは、やはり全体的にコスパがかなり良いことが多いです。ただし、構成数は少なめなことが多い他、ケースが小さめで電源容量もギリギリなことが多い印象がある点は注意が必要です。また、サポートも日本以外の方が出ることが多い印象なので、細かなサポートを期待する場合にはそちらも注意。
Ryzen 9 7950X3D:非常に優れたゲーミング性能を持ち、電力効率も非常に良いハイエンドCPU
「3D Va-Cache」を搭載したZen 4のRyzen 9の最上位モデルです。16コア32スレッドによる驚異的なマルチスレッド性能を持ちつつ、Core i9-14900K/13900Kに匹敵するゲーミング性能を持っています。その上でCore i9(K付き)よりも電力効率が大幅に優れているため、総合性能的な意味ではトップのゲーミングCPUと呼べると思います。本体価格は2024年8月時点ではCore i9-14900K/13900Kと同等なのですが、BTO等ではCore i9より一段高い価格なのがネックです。ただし、その効率の良さと性能を考えれば、ガンガン処理を行う前提なら多少高価でもおすすめできるCPUです。
Core i7-14700(F):20コアで5万円前後の高コスパCPU
20コア(8P+12E)28スレッドの第14世代のCore i7のK無しモデルです。K無しモデルよりも消費電力が抑えられており、価格も少し安いです。第13・14世代Coreは回復不可能なダメージが入るといった不具合が問題となっていますが、実は報告例はほぼK付きなので、クロックや電力制限が低いK無しなら深く気にする必要は無いと思われるのも少し安心できます。その代わり、標準設定ではベース電力の65Wで基本稼働する様になっており、消費電力がかなり抑えられているため、K付きよりはマルチスレッド性能が一段落ちてしまいます。とはいえ、電力制限下でも20コアによるマルチスレッド性能は非常に優れていますし、電力制限を調整(解除)することでK付きに近い性能まで引き上げることも一応可能なので、そのあたりの調整が出来る人にはK付きと実用性は大差なかったりします。ただし、標準設定のままでも発熱が少ないメリットもあり、電力制限を引き上げるなら高性能なクーラーが必要になるので、必要に応じて運用しましょう。
Ryzen 7 7900X3D:Core i7よりも優れた効率とゲーム性能の高性能CPU
Ryzen 7 7900X3Dは「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、特にゲームで強力なのが魅力の12コア24スレッドCPUです。優れたマルチスレッド性能とゲーム性能を持ちつつも、Core i9やRyzen 9 7950X3Dよりも格段に安いです。
元々はゲーム特化なら7800X3Dが選ばれることが多かったため、この7900X3Dは人気が低かったのですが、その影響なのか7800X3Dが値上がりする中7900X3Dの価格は変わらなかったので、2024年11月時点では実売価格が数千円程度しかなくなっており、相対的に有力となったCPUです。BTOではそこまで値下がり傾向が見られない(そもそも採用も少ない)ため、選択肢に挙がることは少ないですが、自作やフルカスタマイズPC等では強力な選択肢です。
Ryzen 7 9800X3D:現状のゲーム最強CPU。ただし、8コアCPUとは思えない高価さで、先代から消費電力もやや増加
Ryzen 7 9800X3Dは、2024年11月時点のゲームで最強のCPUです(ハイエンドGPUとの併用時)。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。この9800X3Dが登場するまでは先代の7800X3Dが最強でしたが、その先代をも平均で8%~10%程度上回るゲーム性能を誇るという結果が出ており、他にもやや差を付けたゲーム最強CPUです。
先代では「3D V-Cache」がCCDの上に配置されていたため、コアの冷却が難しくてクロックや温度制限を低めにする必要があるという課題がありましたが、9000X3Dの第2世代「3D V-Cache」ではCCDが上に配置されるようになったため、コアの冷却の課題が克服されました。これによりクロックや温度制限を高くすることが可能になり、先代では制限されていたオーバークロックも可能になりました。それに加えてアーキテクチャ更新による性能向上もあり、先代から大きめの性能向上となりました。
しかし、価格は先代から値上がりし、発売時価格は86,800円です。8コアCPUとしては超高額になってしまいました。ゲームでは強力なものの、マルチスレッド性能コスパは悪い点は留意しておいた方が良いかと思います。
更に、電力面も先代の7800X3Dと比べると少し悪化しています。先代は仕様上クロックや温度を制限する必要があったことが、逆に優れた効率で扱い易いCPUとなる要因になっていた印象ですが、9800X3Dではそれらが緩くなってしまったので、良さが少し損なわれています。それでもゲーム時は電力面でも十分に優秀ですが、高負荷なマルチスレッド処理時の消費電力はかなり増えました。性能も大きく向上したので用途次第ですが、気になる場合には調整する必要があります。個人的には、対応は可能なものの、標準設定で安心な設定の方が良かったと思います。
強みのゲーム性能も、GPUの性能やゲームタイトル次第ではそこまで大きな差にならないこともありますし、このレベルの高さだと、ミドルレンジCPUを選べばGPUのグレードを一つ上げることも可能なので、最終的なゲーム性能を考えるとそちらの方が良いケースも多々あると思います。ゲームで強いからといって雑に選ぶのではなく、慎重に選択したいCPUです。
Ryzen 7 7800X3D:非常に強力なゲーム性能と電力効率。一般用途での実用性が非常に高い
Ryzen 7 7800X3Dは、9800X3Dが登場するまで「ゲーム最強」と呼び声の高かったCPUです。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。
他にもX3Dモデルがある中、この7800X3Dが最強と呼ばれる理由は8コアぴったりという仕様です。現状のほとんどのゲームは超多コアに最適化されていないため、8コア程度あれば性能をほぼ最大化できるという通説があるのですが(ハイエンドGPU&重めのゲーム前提)、7800X3Dは8コアぴったりというコア数なのが良いです。無駄なコアがあることによるロスが発生しないため良いと言われており、実際にX3Dモデルの中でも7800X3Dが若干優れたゲーム性能が出ています。そのため、ゲーム性能に特化するなら非常に魅力的なCPUです。
また、電力効率が非常に優れており、特にゲーム時の効率はCoreのハイエンドモデルと比べると圧倒的に優れているのが強みです。
ただし、デメリットとして、8コア16スレッドCPUながら6~8万円ということで、同価格帯のCPUよりも明らかにマルチスレッド性能が低く、その面でのコスパが悪い点があります。価格の近い「Core i7 / Core Ultra 7」は20コア28スレッドです。しかし、8コア16スレッドでも一般用途ではあれば十分な性能はありますし、マルチスレッド処理時でも効率は非常に優れているので、実用性を考えればほとんどの人にとって大きなネックにはならないです。そのため、ゲーム重視のCPUとして非常に強力で人気なRyzenとなっています。
Ryzen 9 7900:省電力な12コア高性能CPU
Ryzen 9 7900は、Zen 4 Ryzenの12コアの省電力モデルCPUです。元々やや不人気なCPUだったこともあってか、大幅に値下がりが進み、2024年8月時点では約6万円程度になっているため、「Core i7-14700(F)」に対して十分な競争力を持てるようになっています。最大消費電力(PPT)は88Wに設定されているため非常に省電力ながら、小型コアを含まない12コア24スレッドによる優れたマルチスレッド性能が魅力です。また、付属クーラー「Wraith Prism RGB」が付属品の割には悪くない性能なので、そちらで運用すれば実質コストもやや削減できるのも強みです。電力制限を解除することも可能なので、高性能なクーラーを用意すれば性能をやや引き上げることも可能です。CoreのK無しモデルと違ってオーバークロックにも対応しており、調整幅も非常に広いCPUなので、色々と設定弄ってみたいという人には特に面白いCPUだとも思います。
Core i5-14500 / Core i5-13500:3万円台後半~で14コア。コア単価が非常に安いCPU
第13,14世代Core i5のK無しの上位モデルです。14コア(6P + 8E)で3万円台後半という価格となっており、価格は3.7万円~(2024年8月時点)と安く、コア単価が非常に安いのが魅力です。ミドルレンジCPUとしてはマルチスレッド性能コスパが非常に優れています。デメリットとして、オーバークロックには非対応で電力制限も厳しめなので性能の伸び代が小さい点や、ハイエンドGPU使用時のゲーミング性能はCore i7以降には劣る点などあるのは留意ですが、この価格帯ではあまり気にならない点です。そのため、安さを重視しつつ空冷で十分なCPUでマルチスレッドコスパを追求するなら非常に魅力的な高コスパCPUです。ただし、残念ながらBTOなどではほとんど見掛けないモデルなので、半ば自作専用CPUだと思います。
Core i5-14400(F) / Core i5-13400(F):10コアで3万円台前半~という安さで、低価格構成で非常に強力
10コア(6P + 4E)16スレッドの第13,14世代のCore i5(下位)です。上位CPUと比べるとマルチスレッド性能は劣るもののコスパ自体は良く、重い処理でもこなせる性能ではあるので、安さ重視や、性能を持て余して費用を無駄にしたくない場合に向いているCPUです。ハイエンドGPU使用時がゲーム性能がやや低いのも弱点ではありますが、ハイエンド未満のGPUなら大した差ではありません。そのため、この価格のCPUでハイエンドGPUを採用する人はほとんど居ないため、実質的にはそこまで気にする必要がありません。安さ特化CPUでは非常に強力な選択肢です。
Ryzen 5 7600X/7600:約3万円前後でCore i5-14400(F)と同等の性能・コスパで、AM5の長期サポートを得られる
Zen 4で6コアのRyzen 5です。発売当初は高価だったために低価格PC用のCPUとして機能していませんでしたが、その後値下がりが進んだことで、価格・性能ともに「Core i5-13400F」に近い低価格PCで非常に強力なCPUとなりました。しかし、13400(F)よりもソケットのAM5のサポートは長期化が期待できる面で優位性があり、Coreと違い、RyzenではX3Dモデルの追加による旧シリーズ強化なども見込める関係で、後にCPUを交換をする場合を考えると一段有利なのが魅力です。BTOではまだ13400(F)よりも若干高価なことが多いので難しいですが、自作や一部構成では13400(F)とほぼ同額で導入できることもあるので、その場合にはちょっとおすすめです。
Ryzen 7 8700G/Ryzen 5 8600G:高性能内蔵GPUモデル
RyzenのRDNA 3アーキテクチャ内蔵GPU搭載モデルです。グラボ無しでも重めの3Dゲームや動画編集に対応が可能という、ライトユーザーには非常に魅力的なCPU(APU)です。AI用の「Ryzen AI」を搭載しているのも地味に嬉しいです。コア構成は、「Ryzen 7 8700G」はCPUは8コア16スレッドで、GPUは12コア(Radoen 780M)で、「Ryzen 5 8600G」はCPUは6コア12スレッドで、GPUは8コア(Radeon 760M)となっています。
8700Gと8600Gの内蔵GPUのコア数差(12 / 8)が気になると思いますが、コア数差の1.5倍ほどの差はなく、おおよそ1.2~1.3倍くらいの差です。重めの処理でなければ実用性面での差は意外と小さいので、CPU性能を重視しないなら8600Gでも良いと覚えておくと良いかもしれません。
Ryzen 7 5700X:2万円台中盤で買える圧倒的マルチスレッド性能コスパの旧世代8コアCPU
旧世代ですが、その価格の安さによる圧倒的なマルチスレッド性能コスパで売り上げ上位に居続けるのが「Ryzen 7 5700X」です。2万円台前半~中盤という価格で、3万円ちょっとの「Core i5-14400(F)」や「Ryzen 5 7600(X)」に匹敵するマルチスレッド性能を持つため、非常に優れたコスパを持っています。旧世代のためシングルスレッド性能やゲーム性能はやや落ちるものの、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUならほぼ問題にはならないレベルなので、費用を節約しつつコスパを最大化できる存在として重宝します。電力効率も非常に優れており、未だに高コスパCPUとして非常に強力な存在です。
Ryzen 5 5600系:2万円未満ながらL3キャッシュが32MBと多めで、ゲーム性能は思ったより低くない
旧世代ですが、その価格の安さと優れたゲーム性能コスパで魅力なのが「Ryzen 5 5600(無印/X/T)」です。2万円未満という価格ながら、L3キャッシュは32MB搭載しており、最新のCore Ultra 5よりも多いです。そのおかげで、旧世代のため各種性能が低いものの、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUなら大きなネックにならないレベルです。安さ特化のゲーム用CPUとして非常に強力です。PS5にもこれに似た仕様のCPUが採用されていることも、そのコスパの良さの裏付けになっているかもしれません。
Core i5-12400(F):1.8万円程度から買えるようになった低価格CPU。低価格ゲーミングPCで非常に強力
じわじわと値下がりを続けて、2024年10月時点では約1.8万円~から購入できるようになった6コア12スレッドの旧世代のCore i5です。最新世代と違ってEコアが無いためマルチスレッド性能が低めなのは注意ですが、実はCore i5-13400/14400とPコアの仕様がほぼ同一のため、ゲーム性能はわずかしか変わらないです。そのため、低価格のゲーミングPC用のCPUとしてはゲームコスパが非常に優れているのが魅力です。消費電力や発熱も少ないのも良いです。

CPU性能比較表

※CPU名のリンクはAmazonへのものとなっています。

絞り込み
メーカー
消費電力(TDP)
主流以外
過去ログ(切り替え)
Core
Ryzen
ベンチマーク

644 COMMENTS

名無し

とねりんさんこんにちは。お世話になっております。

あれから色々触ってみて、調べてみて検討してみました。マウスについては様々な種類があって悩んでしまいますね。もう少しマウスなどについて相談させてください。
話は少し遡って画面の点滅についての話なのですが、個人的に自動調整機能でチラチラしていそうな節があるので調光センサー?を塞げば素人考えに解決するかもしれないと思っています。
以前おっしゃっていたようにドライバーについて調整できるのであればしたいのですがどうするのでしょうか?製品マニュアルもなくよく分からないのです。
またキーボードについてもキー通り入力されず少し仕様が違うのかな?とも感じています。もしご存知でしたらご教示ください。

そして例のパソコンについて店員さんには安いですよと特段のプッシュをいただいたのでそんなに安いのかぁ、と、ひとえに思っておりましたがあまりお得ではないのですね。
私も少しばかり審美眼を培いたいので、この手の買いを見極めるにはどんなところを見るべきか知りたいです。

マウスについてありがとうございます。調べれば調べるほどいろんな製品が出て来て迷ってしまいますね。
あれから色々調べてみましたが確かにBluetooth対応製品は少ないようで、こちらを立てればあっちが立たず…難しいものですね。個人的にはドングルが出っぱってしまうのがやや不恰好で邪魔に感じていましたが結局据え置き前提で使うのであれば外付けHDDなどもありますしそこまでこだわる必要がないかもしれませんね。
やはり管理人さん的には総合バランスでドングルマウスが優秀なのでしょうか。
そこで、管理人さんのオススメも含めてもう少し幅を広げてお聞きしたいです。予算が予算というか本体を安く買っているのでそこまでマウスにかけるのも本末転倒ですし、安くて優秀なマウスがあればぜひ教えて下さい。
変わり種、多機能マウスなど敬遠しがちなのですがもしとして特段推しがございましたら検討しますので提案ください!管理人さんの審美眼を信頼していますので。

ということでここはひとつまたまたよろしくお願い致します。
改めまして毎度ありがとうございます。

返信する
とねりん:管理人

【ディスプレイの明滅について】
私の言い方が悪かったかもしれません。センサーなどを塞がなくても、Windowsの設定からディスプレイの自動輝度調整はオフにすることができます。
設定の[システム]>[ディスプレイ]の明るさを変更するバーの下に[照明が変化した場合に明るさを自動的に調整する]といった感じのチェックボックスがあると思うので、チェックを外してみてください。
GPUのドライバについては、GeForceの場合は「GeForce Experience」というソフトから更新するのが一般的です(恐らく既に入っていると思います)。そのソフトを開くと、上部にドライバの項目があると思うのでそれを選択し、そこからGame Readyドライバを入れれば大丈夫です。

【キーボードについて】
実際に確認しないとわかりませんが、恐らくG502DはUS配列だと思うので、少し勝手が違うのではないかと思います。

【ノートパソコンの選び方】
やはり基本はCPUとGPUの性能と、その時の相場を照らし合わせてみてという感じですね。ただ、ノートパソコンは他にも見るべき箇所がたくさんあって、用途にもよって重視する項目は変わってはきます。

【マウスについて】
個人的には、最近のワイヤレスマウスのレシーバーは非常に小型なので、物理的に邪魔という観点では気になるものとそもそも認識していないですね。
遅延のことを考えるなら基本的に付属のUSBレシーバーを使った方が良いとは思いますが、そこが気にならないなら、ノートPCなどUSBポートが少ないデバイスの場合はポートを節約するためにBluetoothを利用するのも良い選択肢だと思いますよ。
一応前回挙げたものが、総合コスパ的には良くて価格もおさえめというものだったのですけれど…。また、マウスは持ち方とか用途によっても満足度が変わりますから、一概にこれが良いよって勧められるものでもなかったりするので。
5000円を大きく下回るような安いマウスを求めているのであれば、大きな性能差が出るほどそもそもコスト掛けれませんから、特別良いよってものは挙げれないかもです。なので、価格.com等で自分で探してみた方が良いのではないかなと思います。

返信する
とねりん:管理人

ご不便お掛けして申し訳ございません。恐らく修正されたと思うので、更新をした後に確認して頂けると幸いです。

返信する
いつもありがとう

ありがとう!めっちゃ見やすくなった。今後も使わせて頂きます。

名無し

管理人さんご無沙汰しております。こんばんは。
詳細に私の知らないあれこれを語ってくださりありがとうございます。大変分かりやすく素晴らしいです。

あれから状態について詳しく聞いてみたのですがちらつきという状態については画面がときおり明滅するといったような症状のようです。またそれについて懸念を話されていて込みでもう少し安くても良いと譲歩していただきました。
また型番について教えてもらい、GA502Dという製品のようです。最大ディスプレイが144Hz動作のようなのでもしかすると先述されたような機種とは少し違う機種なのかもしれません。その他状態についてはACつき送料込み、正常で、概ねかなり美品のようです。
これらを鑑みた上で再度結論をお聞きしたいです。

余談としてVR関連のお話をいただきましたがゲーミング機種によるネットの快適さや動画視聴、他ゲームなどについてどこまでノーマルなパソコンに比べて快適になるのかやどの程度のゲームまでできるのかもお聞きしたいところです。
また、マウスについて唯一外部的に必要な機器ですがオススメなどありますでしょうか?
よろしくお願い致します。

返信する
とねりん:管理人

お久しぶりです。

【GA502Dなので少し違う機種かも】
GA502DUには144Hzディスプレイモデルは見つけられないので、その点は違うかもしれませんが、ディスプレイ以外は大きく異なることはないと思いますよ。他の点の聞いた限りのスペックは一致しますし、GA502Dも「Asus ROG Zephyrus G15」の同時期発売の類似モデルと思われます。
画面がときおり明滅する…となると、GPUのドライバの不具合とかの可能性もあるのでなんとも言えないところですが、分かり易く明滅するようならメインディスプレイとしてはちょっと嫌かなという感じにはなると思います。
ただ、据え置き運用で外部ディスプレイを使うことに抵抗がないなら、その分の予算を含めたとしても性能コスパ的には全然お得ではあると思います。

【追加情報を踏まえた上での結論】
以前にも言った通り、中古だとしても2万円というのが安すぎるので、性能コスパを考えるなら物凄く強力です。そもそも予算が2万円程度しか取れないのであれば、他の選択肢は無いに等しいレベルですし…。美品で更に安くなるということなら、もっと選び易くなったのではないかと思います。

今回の件というか、買い物全般に言える考えで言わせて貰うなら、すぐに買い替えを検討するレベルなら、いくら安くても無駄な買い物にはなります。今回の機種で言えば、ディスプレイの不具合の点がまずあって、バッテリー性能を含めた他のモバイル性能はかなり低いので、モバイル性能を大きく重視するなら微妙ではあるとは思います。
逆に言えば、据え置き運用で外部ディスプレイ利用でも構わないなら、まずあり得ないレベルのコスパの良さだと思いますし、物凄く安いので魅力的に見えます。ただ、美品とはいえ5年前の機種の中古品で、耐久性などは保証されない点は留意しておく必要があると思います。

【ゲーミング機種のネットの快適さ、動画視聴、他ゲームでの快適さ】
前提として、ゲーミング機種というか今回検討中の機種「GA502D」を基準として、ノーマルなパソコンを「最新のCore i5/Ryzen 5機(内蔵GPU使用)」として触れていこうと思います。

まずネットサーフィンや動画視聴に関して言えば、今回検討中の機種に優位性はほぼないです。ビデオカードの恩恵があまりない用途であり、5年も前の機種でCPU性能が高くはないので仕方ないところですね。ただ、軽作業においては、十分快適な性能ではあるはずなのでネックにはならないと思います。

ゲームに関しては「GA502D」が格段に有利です。参考に3DMark TimeSpyというDX12ゲームにおけるグラフィックスのベンチマークスコアを見てみると、
「GTX 1660 Ti Max-Q」は5000くらいなのに対して、最近の7万円前後くらい高コスパ機に搭載されるCore i5やRyzen 5の内蔵GPUの性能はざっくり1200~1600くらいなので、3~4倍の差があります。
中古機種なので多少の性能低下が見られる可能性もありますし、CPUが今では低性能な部類で、ゲームタイトルよってはCPUが重要なものもあるので必ず有利とまで言い切れないですが、基本はGPUが重要なので3倍以上の差はあると思って良いです。

具体的なパフォーマンスについては、ゲームタイトルによるとしか言えないです。プレイしたいゲームや、重さをある程度知っているゲームがあれば、大体の予測フレームレートをお伝えするくらいはできますが…。
一応、フルHD/低中設定くらい前提で凄くざっくりと言うなら、軽いと言われるゲームならどれでも快適で(Valorantとか)、やや重いくらいのゲームは60~120fpsくらい(APEXとか)、重量級と言われるゲームだと60fps以下、みたいな感じをイメージすると良いかもです。
ただ、最近では内蔵GPUの性能も飛躍的に向上していて、アップスケーリングやフレーム生成といった「fpsを向上させる技術」が利用できたりもするので、ゲーミング機種でなくてもやや重いくらいのゲームまでは割と対応できたりはします。

【おすすめのマウス】
候補が多すぎて、予算や重視する点などを教えて貰わないとなんとも言えないですね…。

返信する
名無し

とねりんさん、どうも夜分遅くに失礼します。遅ればせながら回答いただきありがとうございました。
あれから回答いただいた通りの情報をもとに色々調べたり家電量販店に出向き、現物を触って確認してみました。大変頼りになる情報ありがとうございます。
結局あれから購入することにして良い買い物ができたと思っています。回答くださりましたのに返信と報告が送れてしまい失礼しました。

そんなこんなで色々あってまたまた質問させていただきたいのですが、くだんの件につきましてやはり外部ディスプレイに出力してみたところやはり問題なさそうでした。どうやら明るさが変化すると時折100ミリ秒程度、完全に画面が消灯してしまうのを繰り返すようです。個人的には我慢可能な範疇ですが煩わしいのは変わりありません。回復するとやや頻度が減ったような気がしますが気のせいだと思われます。
もしかして調光システムに不具合があるのかなと思いましたが修理する技術もないので遮光シートで光センサーを塞ぐのは効果があると思われますでしょうか?簡単に解決できるならしたいのですがもしこの手のトラブルについてご存知でしたらご教示願いたいです。

また、マウスを探そうと先日ヨドバシカメラに出向いたのですがそこで展示のゲーミングパソコンの種類に驚いて見て回っていました。すると店員にオススメの機種は〜、や、こちらはお買い得〜、など話をされましたが後学のため本当に安いのか興味があります。
例として
・ノートPC、i7-11250H?、MEM16GB、RTX3050?Win11、SSD500GB、FHDで169,800円(10%ポイントバック有)
・ノートPC、i7-13550?、MEM16GB、RTX4060?、Win11、SSD1TB、FHDで324,800円(10%バック有)
これらの具体例はとねりんさんから見て相場やコスパに優れていると思われますか?素人の私にはよく分かりません。

そして最後にマウスの話になるのですがこちらも私にとって特段馴染み深いというものではなく、触ったことこそはあるもののいくつか箇条書きで好みを書いておきます。以下に該当するものでもそうでなくても構いませんのでよろしければ管理人さんのオススメを教えて下さい 。

・以前ワイヤレス式の単3二本入れのマウスを使っていましたが有線マウスに比べとても重く感じたので可能であれば無線、という感じです。
・ドングル有が煩わしいのでBluetooth接続式が良いです。そもそも有るのでしょうか?
・できる限り軽いのが良いのですが極端に軽さだけに振り切ったものである必要はないと思っています。極端な形状も敬遠したく平均的で持ちやすいものが良いです。
・予算は5000円まで考えていますが参考までで大丈夫です。もう少し出せば使いやすいものやぜひ推したい品があれば全然越えても大丈夫です。逆に安くて良いものであればそれも大変嬉しいです。
・その他要望としては事務向け品、ゲーミング問いません。多機能であると嬉しいですが多機能すぎなくて大丈夫です。静音かどうかは考慮しなくて大丈夫です。

大変な注文だとは自覚しておりますが、もし良いものをご存知でしたらごゆるりと回答してくださると幸いです。
改めましてお付き合いくださり感謝申し上げます。

とねりん:管理人

いえ!むしろ、お礼の言葉をいただきありがとうございます。

【ディスプレイについて】
該当の問題は、外部ディスプレイに出力した場合でも発生するということですか?
そして、遮光シートで光センサーを塞ぐというのが正直よくわからないのですが、輝度を自動調整にしているということでしょうか?
輝度が変わらなければ大丈夫なら、輝度を固定にするのを試してみるとよいかもです。

【おすすめされたゲーミングノート】
他の仕様も見ないと断言はできないですが、処理性能コスパはどちらも正直良くないですね…。

【おすすめのマウス】
Bluetooth対応のゲーミングマウスも、数は多くないですがありますよ~。
BluetoothはUSBレシーバータイプよりも基本的に遅延が大きめなので、そこが気にならなければという感じですね。
ただ、ドングルではなく小さいUSBレシーバーの場合もありますし、ポートに余裕があればそこまでBluetoothに拘らなくてもよいかなとも思います。

実際のおすすめ製品については、やっぱりケーブルの煩わしさが嫌なので、無線の方がおすすめですね。
また、個人的にはバッテリー内蔵の方が良いかなというのがまず思うところで、Bluetooth対応はないですが、
・エレコム V custom VM600PE
なら一応ぎりぎり5000円で、コスパも良いかなって思います。そこそこ軽量です。

Bluetooth対応があるものでバッテリー内蔵式だと5000円はちょっと厳しいのですが、
・ASUS ROG Keris Wireless AimPoint
・COOLERMASTER MM712
などは7000円~9000円あたりでコスパ良い方かなって思いますね。
他にもあると思いますが、参考までに!

名無し

はじめまして。通りすがりの者ですが、コメント失礼します。
現在知人からノートPCの購入を検討しているのですが素人のため玄人の方のお知恵を貸してください。

本題なのですが私ノートを探しておりましてとある筋からノートを売りたいとの話があり検討しています。
しかし相場感と性能の兼ね合いが分からず困っています。
いささか私の財布の予算はあまりなく、最良の選択をしたいと思っています。もし他に参考になるような文献を見落としていたら申し訳ございません。
以下の性能のパソコンなのですがこちらはお得なのでしょうか? 先鋒が言うにはお得だそうです。おおよそになりますがデータを置いておきます。

ASUSのゲーミング式のノートらしいです。
CPUがRyzen 7 3750H,GPUが1660Ti-MaxQとかなんとか
Win11、MEM16GB、SSD512GB
でここからが問題なのですが画面ちらつき有りとのこと。程度は不明です。
これで送料込み2万ポッキリだそうですがいかがでしょうか。

仕事用に使いたいのですが個人的な用途としてゲームも楽しみたいので前向きに検討しています。またメタバース用途もできそうでしょうか。VRCができそうかどうかも聞きたいです。
よろしければご回答お願いします。

返信する
とねりん:管理人

返信遅くなりました。はじめまして。

該当スペックで調べてみたところ、恐らく検討中の中古ゲーミングノートはROG Zephyrus G15(GA502DU)っぽいので、処理性能と価格だけ見るなら2万円は破格の安さですね。そもそもビデオカード搭載で税込み・送料込みで2万円というのがあり得ないレベルです。凄くざっくりと似たようなスペックの中古PCの相場を調べて見たところ、5万円~6万円が適正価格かなって感じでした。

ゲームについては、GPUの「GTX 1660 Ti Max-Q」が現在ではエントリーレベル(重めのゲームを一応動かせるくらいのレベル)なので、軽いゲームなら非常に快適な性能ですが、重いゲーム中心だとやや厳しめの性能です。
VRChatについては公式の必要動作スペックは満たしているというレベルなので、快適とは言えないですが一応使えはするくらいのレベルだと思われます。
解像度や設定にもよりますが、メタバース(VR)は特にメモリの容量(VRAM)が凄く重要なので、「GTX 1660 Ti Max-Q」は6GBと最低限なのがやや厳しめです。低解像度&低設定なら一応実用的かなと思いますが、一度に描写する人数・オブジェクト数が増えると厳しいって感じかなと思います。
ただし、VRChatはVR無しでもプレイすることができ、そちらの場合は要求スペックは格段に下がるので、該当機種でもそれなりに快適に動作できると思います。

ディスプレイについては2種類あるようで、どちらかわからないので断定はできませんが、上位パネルだとしてもPWMという調光方式を使用しているみたいなので、低輝度時にはちらつきを感じる可能性があるようです。
ただし、少なくとも上位パネルの高輝度時にはちらつきは発生しない他、低輝度時でもちらつきの間隔は物凄く短い(20000Hz程度)ようなので、よほど敏感な人でなければ大きなストレスにはならないかなとは思います。
しかし問題は他にもあって、輝度が最大でも220~250nitくらいらしいので暗いディスプレイですし、色域も狭いので色鮮やかとも言えないです。
更に、下位パネルの場合はリフレッシュレート(紙芝居の枚数のようなもの)が60Hzと少なくなる上、チラつきも更に悪い可能性があるっぽいので、下位モデルの場合は現在の格安ノートPCと同等以下という感じになるかもしれません。

また、ゲーミングノートPCなので分厚くて重いのは承知かと思いますが、元々バッテリー性能は悪い上に古い機種の中古なので、モバイル性能は期待しない方が良いですね。
使用時間にもよりますが、単純に各パーツの劣化なども気になるところなので、どれだけ長く使えるかはわからないというのも留意しておいた方が良いかもしれません。

最終的なまとめとしては、ゲーム性能以外の点は正直現在では悪い部分が目立つものの、ゲームコスパについては破格の良さで、2万円という安さならある程度ダメでも割り切れると思うので、その辺の判断次第だと思います。

返信する
名無し

管理人さんこんばんは。お忙しいところ少ない情報から調査を重ね大変丁寧な回答ありがとうございます。そして私の誤字脱字がいっそう目立ちお恥ずかしい限りです汗
素人の私にも事細かにひとつひとつとても分かりやすいです。感謝です。
私も頑張って調べてはみるもののCPUの世代がどうだとかGPUはどう違うのか、メモリのDDR3、4がなんとか…調べてみたらそもそも古いデータ、ベンチマークの計算方式が違う、不思議な命名の仕方やそもそもデータの検索が難しい。それでもって量販店に行けば営業トークなのか推し測りかねる…などで改めてプロの方に訊く以上のことはないなと感じました。

そしてそちらの情報を確認した上で改めて相談なのですが、全体的に良い選択であるのは理解しました。
VR関係もできそうではあり、良い感じですね。

しかし懸念材料についてお知らせというかお話していない部分がありまして、ちらつきについてなのですがこちら性能云々というよりはおそらく故障ベクトルでの話らしく、ここのところが懸念材料です。
液晶のダメージなのか内部的な故障なのか聞いておらずもし軽微なものであれば良いのですが液晶であれば最悪外部モニターで…などと考えておりますがそこのところの使い勝手もろもろについて経験豊富な管理人目線でいかがでしょうか。

また、画面の精細さや明るさについて暗めとおっしゃられましたがこちらどの程度のものなのでしょう?よくスマホで最大4000、6000nitで凄い!など聞きますがそんなに凄いのだろうか…?という感じです。そこのところもよく分かっていません。
少し話が長くなりそうですが、現在使っているパソコンというのがだいぶ古い東芝の2013年製あたりのdynabookでしてこちらがギリギリもギリギリの状況(と感じています)でCPUがi3-4300U?のGPUなし、4GB構成のノロノロ作動で困っていて安ノートを…という感じです。
当然性能は現代に追い付けるはずもなく遅いのは仕方ないのですが、結構画面が見づらいと感じているのも事実で画質が悪いのもそうですが(1366×768ほど)どうしても見辛いと感じることが多く困っています。
どうやら調べたところ古いタイプの液晶で視野角が狭いタイプのようです。また光沢もなく個人的には光沢のあるタイプが見やすくソリッドで好きだなという感触ですが、調べると非光沢を選べという話を耳にします。これらについて選び方やメリットデメリット、4kではなくてFHDで良いのかやより詳しくVRができるのか(実は私そこそこゲームも好きなので将来的にVRゴーグルでのプレイも興味有ります。)現PCの古さ具合なども総合的に教えていただきたいです。
お手すきの際で構いませんのでよろしくお願いします。

とねりん:管理人

ご丁寧にお礼をありがとうございます。
プロって言われると変な感じがしますし、私も誤字・脱字ばかりなので、あまり萎縮せずに気軽に聞いてくださいませ。

【ディスプレイについて】
故障となると、実物を見て確認した方が良いと思いますね。物理的な破損が原因である場合は想像以上に違和感が生まれている可能性もありますし、話を聞くだけで判断するのは良くないと思います。
外部ディスプレイで運用するのは全然アリだと思いますよ。USBポート数は少ないですが、薄型の小型デスクトップPCとして使うみたいな感じですね。

明るさについて私の表現が悪かったかもしれません。最大250nitというのはデスクトップPC向けのディスプレイとしては標準的な数字なので、室内であれば問題ないレベルです。
250nitは屋外ではかなり見えづらいレベルで、モバイル用途を想定したノートPCやタブレットなどではそれよりも高めに設計されていることが多いので、モバイルデバイスとしては暗いって意味でした。なので、室内のみでの利用に限るなら、暗くて不便ということはないと思います。
視野角については、該当機はIPSという視野角が広いパネルを採用しているはずなので問題ないと思います。視野角が狭いのはTNというパネルですね。
該当機のディスプレイも現在では良くない部類に入りますが、正直なところ今現在お使いのPCのディスプレイがかなり悪いので、それと比べると遥かに良く見えるとは思います。

光沢と非光沢については好みのレベルだと思いますが、映像のキレイさを大きく重視している訳でないなら、非光沢の方が後悔はしにくいと思います。
光沢ありのメリットはやはり映像が綺麗に見えることですね。色のグラデーションなども分かり易いと思います。デメリットは映り込みおよび反射があることと、汚れが付きやすく気になり易い点ですね。傷が付いてしまった場合も気になり易いです。
非光沢はやはり反射や映り込みしにくいので、場所を選ばずに映像を常に視認し易いのがメリットですね。代わりに、表面に加工がされていますから、映像の美しさや鮮明さという点は劣るように見えやすいのがデメリットですね。
どちらもメリットとデメリットがあるものの、光沢ありのデメリットの方がストレスを感じやすい部分なので、非光沢を好む人が多いと思います。最近のノートPCではタッチ対応機以外では非光沢が基本になっていると思います。

追記:フルHDと4Kの質問について、VRのものと捉えてしまいましたが、ノートPCのディスプレイの方だった?かもしれないのでこちらでも答えておきます。
詳しい見え方は実物を確認した方が良いとは思いますが、フルHDでも粗さというほどのものは感じないと思います。また、最近のノートPCではどちらかというと、アスペクト比(縦横比)の方が気にされることが多いのではないかと思います。
フルHD(1920×1080)は16:9の横長の比率ですが、最近では16:10や3:2などの少し縦長の比率の方が、作業効率が高くなると人気です。16:9(フルHD)は、ゲームや動画の主要比率なので、そのあたりがメイン用途なら余分なスペースが無くて視認性が良いですが、それ以外の作業用途でも頻繁に使うなら16:10などを検討したいところではありますね。

【VRについて】
プレイするゲームなど、用途によって要求スペックは変わってくるのを前提としますが、
正直に言うと、VRで重めのゲームやメタバースもしっかり楽しむには、検討機種(GTX 1660 Ti Max-Q)では性能不足感は否めないです。VRだとどうしても解像度が高くなるのですが、解像度や画質設定が高くなるとVRAM(ビデオメモリ)を多く使うので、「GTX 1660 Ti Max-Q」の6GBだと大分厳しいです。

軽く事情を説明すると、まずVRヘッドセットは基本片目ずつで映像を表示(シングルディスプレイもありますが)するため、仮に片目でフルHDだったとしても実際には2倍の処理が必要となります。要するに、一般的なゲームよりも要求スペックが格段に高くなります。
現在人気のVRヘッドセットだと両目で併せて4K前後(片目で2000×2000前後)の解像度のものが多いみたいですが、「GTX 1660 Ti Max-Q」の性能では4Kの重いゲームではかなり厳しいので、人気の主要VRヘッドセットでの快適な運用はやはり厳しいと思います。

余談ですが、VR向けの高コスパGPU(グラボ)として有名な「RTX 3060 12GB」というものがあるのですが、これでもVRに置いては及第点レベルの性能だったりしますが、「GTX 1660 Ti Max-Q」は「RTX 3060 12GB」と比較してVRAM(メモリ)も半分な上に、基本性能も大分低いです。なので、やはりかなり厳しめの性能です。

一応、VRヘッドセットに解像度の低いものを採用したり、「アップスケーリング」という低解像度の映像を基に高い解像度にする技術があって、そちらなどを活用すれば多少ハードルは下げられるものの、それらを活用したとしても、正直快適とは言えないと思うので、VRを検討するならやはりそれなりに多額の予算を覚悟するしかないと思います。

青空かりん

ADATAのホームベージからケースファンの製品欄見たんですが、XPGのファンはデイジーチェーン対応の物が多くて多分INVADER Xに付いているファンも多分見た感じデイジーチェーン対応のものかも思います。

返信する
とねりん:管理人

そうですね。
ARGB対応ではないですが、安さ重視の「XPG VALOR AIR JP2」でもそうだったので、恐らくは大丈夫だと思っていました。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です