CPU性能比較表(ノートパソコン・タブレットPC)【2024年最新版】

2024年版のノートPC・タブレットPC用CPU性能一覧表です。内蔵GPUも同時に確認できます。
現在メジャーなCPUと以前メジャーだったCPUを掲載しています。スマホ向けや一部のAndroid系のタブレットのCPU(主にArmのもの)はこちらではなく、別ページ(下記のリンク参照)に載せていますので、お手数をお掛けしますがそちらご覧ください。
CPU名称
文字通りCPUの名前です。
PassMark
特に有名なベンチマークの一つです。総合性能といった感じになっています。
Cinebench R23(マルチ/シングル)
CPUの処理性能を測る有名なベンチマークの一つです。決まった画像を表示するシンプルな内容なので、PassMarkよりも純粋なCPUのコアによる処理性能を知ることができます。「マルチ」はCPUの全コアを使用した全力の処理性能で、「シングル」は1コアのみを使用した際の処理性能となっています。
コア
CPUのコアの数(合計)です。コアが多いほどCPU全体の処理性能が高くなり、重い処理への対応力が高まります。ただし、最近では小型な省電力コアが採用されることが多かったりして、合計コア数だけで性能を推し量るのは難しいので注意。
スレッド
スレッドはシステム上で認識するコアの数と思って貰えばOKです。「1コア:1スレッド」が基本ですが、「1コア:2スレッド」のものもあります(SMT・ハイパースレッディング採用コアの場合)。
クロック・周波数(定格/最大)
CPUのクロックは、ざっくり言うと処理の回数を表す数値です。クロックが高いほど、処理できる信号の数が多いことになるので、処理性能が高くなりますが、負荷が高くなるため、発熱や消費電力が多くなります。ただし、コアの性能や他の要素により性能は大きく変わるので、クロックだけで性能は測れない点に注意。また、クロックの異なる複数のコアを持つCPUの場合は、最も高性能なコアのものを記載しています。
TDP
TDPは熱設計電力のことで、大体の消費電力の目安となります。ただし、最近のCPUは複数のTDPが状況に応じて適用されることが多くなっており、表記の数値(デフォルトTDP)よりも大幅に多くなることが基本なので注意。表向きのTDPは、実際の消費電力というよりは、他CPUとの相対的な消費電力や発熱の差を知るためのものとなっています。
内蔵GPU
CPUと同じチップに統合されているGPUの名称です。記載の名前は略称であり、名前が同じでも性能が異なる場合もあるため注意(アーキテクチャが同じ、もしくはわずかな改良には同じ名前が用いられることがあるため)。 
Zen 3+ 以降のRyzen 7(Ryzen 7 8840U / Ryzen 7 7840U / Ryzen 7 7735U 等)
アーキテクチャに「Zen 3+ / Zen 4」が採用されているRyzen 6000~8000シリーズは、優れた電力効率と内蔵GPUを持っているのが魅力です。効率に優れるためバッテリー持続時間が長い傾向があり、最大の消費電力もCoreよりも低い設定となっているので、発熱が少なく静音性も期待できます。内蔵GPUには「Radeon 680M / 780M」という12CUのRDNA 2/3アーキテクチャのものが採用されており、内蔵GPUとしては高い性能を発揮します。ゲームでは「GeForce GTX 1050 Ti」に迫る性能を持つため、軽いゲームなら非常に快適で、重いゲームも大体のものは動作自体は可能なレベルとなっています(重いゲームを快適にとは言えないけど)。動画編集もFHD以下くらいの軽いものならある程度対応可能で、内蔵GPUながらグラフィック面でも優れた対応力を持ちます。また、2024年現在ではほぼ恩恵はないですが、Zen 4モデル(末尾40以降の一部を除くモデル)ではAI用のNPUである「Ryzen AI」も搭載されています。対抗となるのは「Core Ultra H(シリーズ1)」ですが、そちらよりも基本的にやや安価なので、コスパでは若干上な印象です。
Core Ultra シリーズ1(Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 等)
ようやく7nmに到達した「Meteor Lake」アーキテクチャ採用のIntelの新ブランド「Core Ultra」の第1世代(シリーズ1)です。プロセスの微細化のみならず、タイル設計(チップレット)への移行、GPU性能の向上、NPU(AI用ユニット)やLP Eコア(省電力効率コア)の導入などの多くの変更点が含まれるシリーズとなっています。
特に、内蔵GPU「Arc(Xe-LPG)」の性能は飛躍的な向上となっており、最上位のArc 8コアGPUは対抗のRyzen 8000の最上位の内蔵GPU「Radeon 780M」を上回る非常に高い性能を持ちます。ゲーム性能は「GeForce GTX 1650」にも匹敵するレベルとなっており、軽いゲームなら非常に快適で、重いゲームも大体動作は可能、動画編集もFHD以下程度の軽めのものならある程度対応可能という高い対応力を持ちます。重量級のゲームや動画編集をしないなら、別途のビデオカードは不要なレベルです。
プロセス刷新により前世代までよりも効率も向上している他、LP Eコアのおかげで、特にアイドル時の消費電力削減に期待できるなど、前世代と比べると格段に向上しています。残念ながら、CPUとしての処理性能自体は前世代より良くなっている訳ではなく、効率も対抗のRyzenやApple Mシリーズを上回ると言えるほどではないですが、競争力は以前よりは高まっており、おすすめし易くなったと思います。
Core i5-1335U / Core i7-1355U 等(第12,13世代のCore i5 / i7の末尾U)
第12,13世代のデフォルトTDPが15Wと低めに設定されている、Core i5 / i7のUモデルです。比較的安価に軽作業には十分な処理性能を提供してくれるため、低価格高コスパPC用としておすすめのシリーズです。第12世代と第13世代でコア数は基本同じで処理性能差もわずかなので、安い方でOKです。ただし、コア数合計は10コアと多いものの、高性能コア(Pコア)は2つしかなく、8個が省電力さ重視のEコアな点に注意。コア数の見栄えほどは高性能ではなく、軽作業には十分すぎる性能だけど、重い処理は厳しめといった感じ。採用製品が非常に多く、お得な製品が探しやすいのが特に大きな強みです。
Apple Mシリーズ(M1~M4 の 無印 / Pro / Max)
Apple開発のSoC(CPU)です。非常に優れた電力効率と優れたCPU性能と内蔵GPU性能を持ちます。最下位のM1無印モデルですら、エントリーグラボレベルの優れた内蔵GPU性能を持つため、重めの動画編集なども可能な対応力の高さが魅力です。CPU性能もスレッド数が少ない割には非常に優れており、重い処理も可能です。また、非常に電力効率が良く、重い作業をしていても消費電力がそこまで多くなく、バッテリー利用時でもパフォーマンスが落ちたり駆動時間が短くなりにくいのも持ち運びを頻繁に行う人には嬉しいです。ノートPCとして重要な要素全てを高いレベルで兼ね備えている、非常に完成度の高いSoCです。
ただし、Macにしか搭載されない点は注意です。優れたGPU性能ながら、多くの人気PCゲームはDirectX(Windows用)に最適化されているためネイティブ環境でプレイすることができません。その他のMac用に作られていないソフトについても、基本エミュレーション動作となるためパフォーマンスの低下や予期しないトラブルが発生する可能性がある点も注意が必要です。また、AV1のデコードにもM3以降でしか対応していない点も注意です。
Snapdragon X Plus / Elite
元は主にスマホ・タブレット向けのArmアーキテクチャのSnapdragonですが、Windows向けとして調整されて登場しました。優れた基本性能と、優れたアイドル時の省電力性を持ち、NPU性能もCopilot+のローカル動作要件を満たす45TOPSを備えているのが魅力です。
Eliteの純粋な性能は「Core Ultra 7 155H」に近いものがあるようなので、重い処理にも対応できる高い性能を持ちます。ただし、Windowsの各ソフトへの最適化が万全ではない点に注意。特にDirectX対応ゲームでは本来よりかなり低い性能となっており、IntelやAMDの最新世代には大きく劣ります。ゲームに限らず、Armに対応していないソフトはエミュレーション動作となり性能が落ちますが、エミュレーション動作ということを考慮しても性能低下が大きすぎる印象なので、やはり最適化不足感が強いです。本来の性能はもっと優れているはずなので、今後のドライバーなどによる改善に期待したいところ。とはいえ、最適化不足による性能低下を考慮しても性能自体が特別低い訳では無く、旧世代のCoreやRyzenに対して性能は上回る他、電力面も優れていはいます。
また、遅れて登場した廉価モデル「Snapdragon X Plus(X1P-42-100)」は搭載製品が最安11万円程度(2024年10月時点)と他モデルよりも大幅に安いながら、NPUは他モデルと変わらない高性能なものを搭載しており、電力効率も優れているのが魅力です。特にGPU性能が格段下がってしまう点には要注意ですが、Copilot+の要件を満たしたAI PCとしては安価です。

CPU性能比較表(ノートPC用)

高消費電力モデル(デフォルトTDPが35W以上)は初期非表示にしているので、目当てのCPUが見つからない場合は絞り込みから「高消費電力モデルを非表示」のチェックを外してください。

絞り込み
メーカー
消費電力(TDP)
Core
Ryzen
ベンチマーク

255 COMMENTS

yuse

はじめまして。とても分かりやすいサイトで勉強させていただいています。
PCを買い替えようと思っているのですが、知識不足の為、検討しているPCで十分か
教えていただけませんでしょうか。
使用目的
・家庭で使用(年賀状作成やカメラで撮影したものを取り込んだり、コラージュしたり)
・画像加工や年賀状作成の為、エクセル、パワポ使用すること有。
・仕事の持ち帰りでエクセル、パワポ使用有
・youtube等の視聴
・動画編集(新しいPCには新しく編集ソフトを購入予定。adobepremierepro、エレメンツ、fimoraなど検討中)
・DVD作成
動画編集に関しては、ホームビデオの簡単な編集がメインです。
4K対応ビデオカメラに買い替えました。編集内容は、複雑なものではなく、カット・入替・画像差し込み・BGM・文字入れ・エフェクトやぼかしなど)
あくまでも家庭での保存用と編集の勉強で触る程度で月数回で本格的なものではありませんが、
今後編集のスキルをもっと身につけたいと思っていて、買い替えを決意しました。
そこでmouseノートpc
①インテルcorei7-10750H GeForce MX350インテルUHDグラフィックス メモリ8GB×2/SSD512GB 
で十分かと思っているのですが、
編集をするのなら、グラフィックが良いものがいいという意見も見かけまして、
mouseクリエイターPCの
②インテルcorei7-10870H GeForce RTX3060LaptopGPUインテルUHDグラフィックス メモリ8GB×2/SSD512GB
③ンテルcorei7-11800H GeForce RTX3050LaptopGPUインテルUHDグラフィックス メモリ8GB×2/SSD512GB
も少し視野にいれていますが、予算的にきついのと、動画編集がメインでするわけでもなく、
使用頻度も少ないので、持て余してしまうのではないかと懸念してます。
グラフィックはそんなに違うものでしょうか?
①のPCで十分でしょうか。。。

とねりん:管理人

はじめまして。見てくださりありがとうございます。
挙げられた用途に関して、動画編集以外は軽い処理なので新しいPCなら性能は特に気にする必要は無いと思います。挙げられている機種ではDVDドライブが無いので、こちらも恐らく別途用意ということで、動画編集のみでとりあえず見ていきます。

結論からいうと、4K動画を扱うことを考慮するなら①はおすすめはできません。MX350は外部GPUですが、一世代前のもので性能は低い上、MXシリーズはハードウェアエンコーダー(NVEnc)が搭載されていないので、動画編集や配信等にはやや不向きです。専用のビデオメモリを搭載している点で内蔵よりは優位ですが、正直コスパ的にも立ち位置が微妙だと思います。不可能という訳ではないですが、加工の種類によっては時間が掛かったり、エンコード・書き出しの時間がやや長くなってしまうと思います。

②③なら性能的には問題ないと思います。ただ、頻繁に動画を扱ったり重いゲームをする訳でないなら、確かに少し勿体無いかもしれません。簡単な動画編集なら「GTX 16xx番」でも用途は満たせると思いますし、価格も安い物なら10万円を少し超えるくらいの機種も結構あるので、丁度良いのではないかと思います。

yuse

早速お返事下さりありがとうございました。
とても分かりやすく、納得しました。
単純にCPUだけで見てしまいがちで、グラフィックの違いなどあまり分かっておらず。
もう少し勉強します。
現在は、AVCHD形式の動画編集を現PC編集していますが、
SSDに変えてはいるものの、10年ほど前のPCでして。
今後は、買い替えたビデオカメラで4Kの撮影をしたものを編集していきたいのと
スキルも身に着けたいと思い、買い替えを考えましたが、
①はやめます。
officeを入れると、②③だと20万越えしますし、
ゲームはしない為、勿体ないというお言葉も「やっぱり・・・」と納得し、
②③も一旦見送り、家電量販店やパソコン工房なども見に行きたいと思います。

お聞きしてよかったです。ありがとうございました!

Kana

こんにちは。まわりに詳しい人がいないので相談させてください。
現在実家にあった10年近く前の東芝一帯型D710/T6ABというPCを使用しています。CPUはi5 M460です。
仕事でMSteamsやフォトショ、3Dキャド(がっつりではなくちょっとした修正や簡単なモデリング程度)を使用するのですが、画面がフリーズしたり動作が重く、さすがにこれ以上は無理と思い買い替えを検討しています。
フォトショ、3Dキャドはグラボがあったほうが良いとネットに記載があったのでゲーミングPCで検討しています。また、業務で持ち歩くのでノートで検討しています。

問題は当方海外住みでして日本のBTOショップは無いため、近所の下記URLのBTOショップで相談したところ15XのRTX3060 + I5 11400Hモデルを進められました。この推奨モデルは妥当なのでしょうか?
https://www.level51pc.co/welcome/rts

用途は上記に加えOffice、Webブラウジング、Skype等のWeb会議、軽めのPCゲームです。
15SのRTX3050 + I5 11400Hでは動作は重いのでしょうか?尚、1RMは26円です。

英文のサイトの確認まで依頼して恐縮ですし、お手数をおかけしますが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

とねりん:管理人

はじめまして。
マレーシア?の物価は詳しくないのですが、日本の市場価格からすると該当ショップはコスパは良いように見えますね。CPUはCore i5でも6コアの11400Hなら全然使えると思います。
グラボについては3DCADが少しネックです。3DCADでは一般的にOpenGLというAPIを使用すると思いますが、「GeForce」はゲーム用(DirectX)に最適化されたゲーム用のGPUで、OpenGLには最適化されていません。
そのため、一般的には「Quadro」などのOpenGLにも最適化されたプロ向けのGPUが推奨されます。ただし、このシリーズはGeForce等と比べるとかなり高価で、GPU自体の性能から見たコスパは悪いです。GeForceでもOpenGLを使うこと自体は可能で、精度や安定性で不安があるという感じなので、個人的には軽く使う程度ならコスパ面も考慮してGeForceという選択肢も良いと思いますが、一応留意されて置いた方が良いと思います。
スペックについては、RTX 3050でも重いゲームで144fps出したいとかじゃなければ問題ないと思います。少なくとも、スペック不足で頻繁にフリーズとかは考えなくても良いくらいには高性能です。3DCADについては何とも言えませんが、処理性能では不足というほどにはならないと思います。どちらかというとやはり精度とか安定性の面の方が気になるかなと思います。
あと他は、頻繁に持ち歩くには約2.2kgはちょっと重いかなというぐらいです。

Kana

早速ありがとうございます。グラボについてはショップに変更可否と価格相談しながら決めていきます。本当にありがとうございました。

ジャーヴィス

パソコンで使うCPUとGPUについて質問なのですが私は主にゲームが使用目的のため、ゲームをやる時に大事なボトルネックが起きないようにするのが大事だとネットでは書かれていました。
つまりゲームではGPUの性能が100%生かされるようCPUも高い性能の必要があると思います。
そこで私が使っているPCのスペックがCPUがcore i7 11800H GPUがGeForce RTX 3060 Laptopです
この場合、GPUに比べてCPUの方が性能が比較的高
いのでGPUの性能は100%引き出されているでしょうか?
それと先の文章のようにCPU>GPUになる場合ゲームをやる上で何かデメリットとなるような事はあるのでしょうか?
長くなりましたが回答の方よろしくお願いします。

とねりん:管理人

ボトルネックに関しての解釈はその通りです。
ただし、ボトルネックが発生していないにしても、ゲームの動作にはGPUによるグラフィック描写以外のものも含まれていますので、たとえば、より高性能なCPUや高速なメモリやストレージなどを採用することによって更にパフォーマンスが向上することはあります。

Core i7-11800HとRTX 3060ならボトルネックは気にしなくても良いレベルと思います。
CPU性能>GPU性能となる場合に、たとえばシステムが不安定になったりとかGPU性能が十分発揮できないみたいな、そういうデメリットはありません。
デメリットを挙げるなら、CPU性能を持て余しているなら余計な費用を掛けてしまっていることになったり、消費電力や発熱の増加に繋がっている可能性があるくらいだと思います。

ジャーヴィス

返信ありがとうございます。
もうひとつ質問したいのですが、もしCPUのみ(GPU,メモリ,ストレージは変化なし)をグレードの高いものにした場合、そのままのものよりゲームの品質向上に繋がりますか?

とねりん:管理人

CPUによりますが、たとえばGPUのボトルネックがほとんど発生していないCPUから、同じメーカーの同世代のCPUに変更するということであれば、ゲーム単体でのパフォーマンスは大して変わらないのが基本だと思います。
しかし、ゲーム以外の他のソフトも同時に使用したりする場合にはゲームのパフォーマンス低下を抑えたり安定性を高めたりする効果はあると思うので、用途にもよると思います。

ささささき

すみません、初心者でPC購入を考えているのですが、下記の違いについて教えてください。

用途としては、Webサイト閲覧、動画視聴、ビデオ会議、Officeを使った資料作成などで、
PCの起動や上記の作業がサクサク動けばいい程度のスペックがあれば充分です。
動画編集やゲーム等では使用しません。

現在、DELLのノートPCで値段はほぼ同じ、差異は以下のみ!というところまで絞れました。
上記の用途ならどちらでもいいんだろうなぁとは思いつつ、詳しい方の話を聞いてみたく、
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご教授いただけると嬉しいです。

第11世代 インテル® Core™ i5-11300H プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.4GHzまで可能)
AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル プロセッサー with Radeon™ グラフィックス

とねりん:管理人

用途は比較的ライトなので、仰る通りどちらでも性能的には問題ないと思います。
性能的にどちらも十分という事であれば、Core i5-11300Hよりも電力効率に優れバッテリー持ちの良いRyzen 5 5500Uの方がおすすめです。コア数も11300Hよりも多いため、重いCPU処理や複数タスク処理なども得意です。

ただ、該当機は恐らくDELLのInspironだと思うのですが、15インチのCore i5モデルのみデュアルチャネルで、他は全てシングルチャネル仕様となっているようです。そのため、15インチモデルで特にグラフィック性能を重視するなら、デュアルチャネルでメモリ速度が速いCore i5モデルも悪くないと思います(一応、シングルチャネルでも該当機なら自己責任でメモリ増設は結構簡単に出来ますが)。

ささささき

早々にわかりやすい解説、本当にありがとうございます。
DELLのInspironの14インチにする予定なので、アドバイス通りRyzen 5 5500Uで決めます!

taneya

こんばんは。PC初心者ですが質問させてください。

スマホのゲームのブラウザ版(2D)を快適にプレイするにあたって、CPUやGPUの種類(core-i or RYZEN、また何世代が良いなど)、液晶(IPS or TNのどちらが良い)などを教えてください。

ゲーム公式HPには推奨スペックが明記されていないため、経験則や感覚でも結構です。

ちなみに、ゲーム名は「結城友奈は勇者である 花結いのきらめき」という2Dのタワーディフェンス型ゲームです。(youtubeでプレイ動画が検索できます)

現在のPCスペックは、RYZEN3 2200U/AMD Radeon Vega 3 Graphics、メモリ8G、SSD256GB、ブラウザはfirefox ですが、スペック不足の為か、キャラクターの動作にカクつきがあり不満です。

もし、お時間ございましたら、

予算: 9万円以内
条件: 15.6inchノート、LANコネクタ付き 

で2,3機種程度、勧めてもらえるとありがたいです。

とねりん:管理人

はじめまして。

2Dのブラウザゲームはそこまで重くない印象ですが、Ryzen 3 2200Uでカクつくということはちょっと重めのゲームっぽいですね。液晶はIPSの方が良いです。TNは視野角が狭いのでおすすめしません。
ただ、2Dのブラウザゲームは基本重くはないはずなので、最新の4コア以上のCPUなら基本問題無く動作できると思います。コスパとやや余裕を持つことも考慮して、Ryzenなら4000,5000シリーズのRyzen 5以上、Core iなら第11世代のCore i5以上あたりが良いかと思います。

有線LANポート付きとなると選択肢がやや少なくなりますが、コスパ重視なら「ThinkBook 15 Gen 2(AMD/第11世代インテル)」、「dynabook PZ/HP(価格.com限定モデル)」あたりが有力になってくるかと思います。
また、予算9万円なら一応ゲーミングノートも古いものならぎりぎり選べるとは思います。重量は重く本体も大きめになってしまうのと、古い世代のものになってしまうとは思いますが、そのあたりが気にならなければ性能コスパだけは良いと思います。

taneya

返信ありがとうございます。
最後にもう一つだけお聞きしたいのですが、GPUの種類についてはそれほど意識しなくても大丈夫でしょうか?
まだ決めてはおりませんが、ゲーミングPCを選択肢にいれるならその辺りのことも知っておきたいと思います。
2Dのゲームなのでそれほど重要ではないとは思いますが、目安となる型番があれば教えてください。

とねりん:管理人

仰る通り、2DゲームならそこまでGPU性能は重要じゃないと思われ、最近のCPUは内蔵GPUの性能も以前より大きく向上しているので、特に意識しなくても問題ないと思います。
ゲーミングPCを選択肢に入れるとしても、予算的に正直厳しいので、GTX 1650~1660Tiくらいが目安になると思います。

taneya

PCに詳しい方の意見を聞きたかったので、こちらで質問して本当に良かったと思っています。
お忙しい中、丁寧に回答頂きましてありがとうございました。

頂いたアドバイスをもとにこれから検討してみます。

taneya

先日は回答ありがとうございました。
上の質問に付随してお聞きしたいのですがよろしいでしょうか。

自室のネット環境を見直して、wi-fi可能(LANコネクタ無し)になったのですが、この条件で、15.6inchノートのcorei7の機種は狙えるでしょうか?これでもし予算内なら、できるだけスペックの高いものを選びたいです。

こちらのサイトで、ゲームするならcorei系が良いと調べたのと、wi-fiができるようになったことで選択肢が広がって、選べなかったものが選べるようになったのではと思い、お聞き致します。

予算9万円オーバーしても結構ですので、例として1,2機種ほど挙げて頂けないでしょうか?

とねりん:管理人

Wi-Fiを使えるようになったのですね。とはいえ、15.6インチモデルなら有線LANモデルも凄く少ない訳では無いので、劇的に安くなったりはしないですね…。誤解を与えるような言い方をしてしまい申し訳ありません。
一部訂正しておきますが、「ゲームをするならCore iの方が良い」というのはちょっと語弊があるかなと思います。現状のノートPCの内蔵GPUでゲームをする場合に限ればそうかもしれませんが、状況によってはマルチスレッド性能に優れるRyzenが有利な場合もあると思いますし、外部GPUを利用する場合には最新世代なら大きな差は無いです。

予算をどれだけオーバーして良いのかわからないですが、第11世代のCore i7(Core i7-1165G7等)搭載でメモリ16GB以上で見てみると、外部GPU無し(ゲーミングPCじゃないもの)でも11万円くらいは欲しい感じになってしまいます。機種としては、先日挙げさせていただいた機種はCore i7モデルもあり、そちらもコスパは普通に悪くないので選択肢に入ると思います。他だと、HPのPavilion 15-eg0000などはコスパが良くて人気の機種だと思います。また、ゲーミングノートでRyzenも視野に入れるとなると、やはりもう少し高くなってしまいます。

たかたか

間違った場所にコメントしてしまいました。すみません。再度コメントします。

こんにちは。サイト運営の方お疲れ様です。
Photoshop LightroomでのRaw現像目的でノートpc購入を検討しています。

現状、デスクトップpcで作業しているのですが、
それと同等性能くらいのノートpcを探しています。おすすめ等ありますでしょうか?
デスクトップpcのスペックは下記の通りです。

CPU core i7 9700
メモリ32GB
GPU P620
OSは500GB m.2 SSD
HDDは2TB

※GPUはPhotoshop・Lightroom共にほぼ使用していないのであまり重視していません。
画面もメインとサブモニターの2枚構成で事足りるかなと思っています。(通常、外での作業時は画面のみ。)
重視したいのは、メモリ32GB。CPU性能です。
モニター解像度は最低でもフルHD
高負荷作業としては、レイヤーを何十枚も開く作業や、100枚単位でraw現像。書き出しがあります。
今は2400万画素の素材ですが、
今後6000万画素にも対応できるように少し余裕があると嬉しいです。

予算は問いませんが可能な限り安く済ませたいと思っています。

候補は
下記サイトのどれか

https://iketeru-pc.com/photoshop_illustrator/

か、
YouTubeのフォトグラファーがおすすめされていたdellのxps17 2020です。

https://youtu.be/7FSJMA2YUq8

少々高いです汗

もしお時間があり、これ以外でもおすすめの機種等ありましたらご教授頂きたいです

とねりん:管理人

こんにちは。
候補機はどれも用途に適したものでコスパも悪くないと思います。必要スペック等などの認識も的確で、ご自分でよく調べられてるように見えますし、私から言えることは正直あまり無いかもしれません。

他には、メモリは16GBになりますが、今ならLenovoのIdeaPad Slim 560 Pro(16)などはCPU性能も非常に高い上にコスパが物凄く良いです(ただし、発売後すぐに在庫気味となっています)。ドスパラのraytrekなどもフルHDでメモリは16GBですが、コスパは良いと思いますので、安さ重視ならその辺りも悪くないかなという感じだと思います。

※また、コメントは質問者さまが間違えた訳でなく、スパム対策として外部リンクが2つ以上含まれていると一旦保留するという仕様にしているためです。URLについては確認後削除させて頂いているのでご了承くださいませ。

ケルベロス

あまりにも遅いレスなのでもう購入したかも知れませんが……

持ち運びを考えているのであればノートがいいとは思いますが、家で置きっぱなしであればデスクトップも一つの選択肢です。

私は、XPS13からASUSのROG Zephyrus G14 に乗り換えましたが、DELLは1.3kgでG14は1.75kgです。
重さは覚悟して買いましたが、かなり重さを感じています。それでも機能的には満足しています。

家がメインであればデスクトップを使用して、外がメインであれば書かれているマシンで問題ないかと思います。
(私個人では、高すぎて買おうって選択肢からは外れていますけど(笑))

coreとryzenの評価は諸説ありますが、私の感覚では「体感的に殆ど変わりない」ですね。
ノートの場合、CPUの交換ってのは殆ど不可能なので最初に高性能なスペックのものを買わなければいけないって宿命があります。これがデスクトップになれば一気に解決してしまいます。

coreからryzenに乗り換えた私であれば、ROG FLOW X13 を購入して、外ではチェックなり簡単な編集なり。
家ではHDMI出力で大きなディスプレイを使って作業をする方法を選びます。

なお、XPS17 2020 1台で、ROG FLOW x13 は2台購入出来ます。

思い切り悩んで下さい。悩んでいる時が一番楽しいですからね♪

パン

はじめまして。仕事用にノートパソコンの購入を検討しています。
ノイズ除去「NVIDIA Broadcast」というアプリケーションをノートパソコンで使用したいと考えているのですが、妥当な価格帯や製品がいまいちわからずに困っています。
「NVIDIA Broadcast」の作動環境は、
・Windows 10 – 64 ビット
・RAM 8 GB 以上の RAM
・CPU 推奨: Intel Core i5 8600、AMD Ryzen r5 2600 以上
ということなのですが、上記を満たしているおすすめのノートパソコンはありますでしょうか?
パソコンのスペックについては無知なため、アドバイス頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。

とねりん:管理人

はじめまして。
スペック要件ですが、挙げられたものの他に、NVIDIA製の「RTX」と付くGPUが必要となっているはずです(ただし、自己責任にはなりますが、実はGTXシリーズでも使用できる方法もあるみたいです)。
おすすめ製品ですが、最低限予算や主な用途についてくらいは聞かないと具体的な製品を紹介するのは難しいので、差し支えなければ教えていただけないでしょうか。

パン

早速の返信ありがとうございます。
GTXでも動くのですね!情報ありがとうございますm(_ _)m
①予算 15万円(当初は10万円でしたが、厳しそうなので、、)
②用途 ・ZOOMやSkypeでの打合せ。
    ・officeを使った事務作業。
    ・You Tubeの動画編集なんかも出来たら嬉しいです。

上記のようになりますが、いかがでしょうか?

とねりん:管理人

一応公式ではRTXのみとなっており、自己責任となるのでその点は留意しておいた方が良いとは思います。

対象機種をもう少し絞りたいので、重量(持ち運びについて)やテンキーの必要性なども併せて伺えれば幸いです。
また、コメント欄でPCををたくさん貼るのはちょっとあれなので、記載のメールアドレスに返信しておきますので、ご確認頂ければ幸いです。

kou

結婚式のムービー作成にあたってノートパソコンを買い替えたいと思っています。
そこでご相談に乗っていただけませんでしょうか。

編集予定のムービーは全てiPhone Xの4K60fで撮影した物です。
編集ソフトはFilmorを使用する予定です。

ノートパソコンで購入したいと考えています。購入してすぐに編集できるようなノートパソコンはどのレベルの物を買えばよろしいでしょうか。
お手数ですが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。

とねりん:管理人

4Kの60fps動画の編集は結構なスペックが要求されるので、加える処理にもよりますが、一般的にはCPUの内蔵GPUではなく外部GPU(ビデオカード)搭載品が欲しいところだと思います。また、メモリ(RAM)も16GB以上はあった方が良いです。
ただし、日常的に4K編集を行う訳でなければそこまで高性能なもので無くても大丈夫です(たとえばGTX 1650等の比較的安価なものでも)。動画編集ではGPU自体の性能というよりは専用のビデオメモリがあるということが重要です。
CPUは、メモリ16GB搭載で外部GPUを搭載しているものなら大体高性能なので、特に気にしなくても必要スペック自体は満たすと思います。

kou

分からないなりに検討してみました。
マウスコンピュータのdive5pというモデルで仰ってる性能は満たしているでしょうか?

CPU インテルCore i7-10750H
グラフィック ジーフォースGTX1650Ti
メモリ 16GB
SSD 512GB の性能です。

この性能で税込14万円は妥当な値段なのでしょうか?性能以外の事も質問してしまって大変申し訳ありません。

とねりん:管理人

メモリがシングルチャネルなのが少し気になりますが、スペック的には十分満たしていると思います。サイズの割には軽くて、価格の割には性能の良いと思います。コスパに優れた機種だと思います。

AYM

Ryzen9 5800Hになっていますが…
Ryzen7ですよね?

とねりん:管理人

その通りですね。申し訳ありません。修正しました。

K

大学進学にあたり下記機種を検討しています。
ご相談に乗っていただけないでしょうか
① NEC LAVIE Direct N12 core i7-1160G7(2021年春モデル)
② NEC LAVIE Pro Mobile core i7-10510U(2020年夏モデル)
②の方が一世代前の物ですが価格は2万円ほど高く迷っています。
処理性能も②の方が高いのであれば②で決定なのですが・・・
①いい点、悪い点・・・11世代CPU、持ち運びがよさそう、②に比べて金額が安い、12.5型と画面が小さい
②いい点、悪い点・・・丈夫なつくり、13.3型と①に比べると大きい、10世代CPU、①より金額が高い
           プライベートウィンドウなど機能が豊富
お手数ではございますがご教示のほどよろしくお願いいたします。

とねりん:管理人

こんにちは。CPUとサイズ以外の情報がわからないのでざっくりとですが、答えてみたいと思います。

プライベートウィンドウ等の関しては本人の用途や好み次第だと思うので何とも言えませんが、処理性能コスパで選ぶなら2万円安い上にCPU性能の高い前者の方が強いです。Core i7-10510UよりCore i7-1160G7の方がCPUの処理性能も大幅に高い上、内蔵グラフィック性能も大幅に高いです。私なら前者を選ぶと思います。ただ、もしかしたらCPU以外のメモリやストレージやOfficeソフト等で違いがあるかもしれないので、そこで差が出てくると話が変わってくることはあるかもしれません。

また、選ぶ際の要点として挙げられている点の他に、後者(10510U)の方がバッテリー持続時間が大幅に長い点があります(公表スペックだと倍くらい違う)。その点も考慮して、特に高負荷な処理を行うつもりがなくてモバイル性を重視したいなら②も悪くないと思います。
とはいえ、1160G7搭載の前者もバッテリー性能が悪い訳ではないですし、追加機能がよほど魅力的に感じない限りは、1160G7搭載でかつ安い前者がお得に見えるのが普通かな…と思います。

K

早速のご返信ありがとうございます。
おかげさまでだいぶすっきりしました。
確かにCPUのみで失礼いたしました。
想定しているのは下記のとおりです。
①メモリ 16GB、ストレージ SSD 1TB
②メモリ 16GB、ストレージ SSD 1TB+インテルOptaneメモリー
共にOfficeソフトは大学にてダウンロード可能なOffice365を使用する予定ですので
今回、上記本体ではOffice2019は購入しません。
あと、確かにバッテリー性能気になってました。
でも、上記内容でも性能が大幅に高いなら、在宅授業もあるので処理能力の高い①にしようと思います。

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