おすすめのPCパーツ構成をまとめてみた【2025年3月31日更新】

おすすめPCパーツ構成

おすすめのPCパーツ構成(スペック)を雑に並べた記事です。自作PC用のパーツやBTOパソコン等の購入の参考用にご利用いただければ幸いです。

2025年に入ってからGPU不足&高騰で更新を停止していましたが、段々供給が改善されてきたので再開しました。

ハイエンドの一部以外は基本的にコスパ重視です。ちなみにケース以外の画像すらなくて、製品名すら明確にしていない部分も多いやっつけ記事です。繰り返しになりますが、参考までにご利用ください。

補足:第13世代・14世代Coreの不具合

「第13・14世代のCore i5 / i7 / i9」(例:Core i7-14700K、Core i9-14900K 等)は標準設定では仕様を超えた高負荷状態で稼働してしまう?不具合があり、CPUに回復不可能なダメージが入ることにより、エラーが出たり動作が不安定になったり、使用を始めた当初よりもパフォーマンスが低下する問題などが報告されています。

問題発覚後にマザーボードのBIOS提供や設定によって、この問題を回避する方法は用意されたものの、不安がある方は避けた方が無難かなと思います。この記事でも、該当の問題が多く報告されているK付きのCore i7/i9については採用を見送っています。

注意

価格は主に記事更新時点での価格.comやAmazonや各PCパーツショップ等でのおおよその市場価格となっています。ご覧になっている際には異なる可能性があるため注意してください。パーツ名は基本Amazonへのリンクとなっていますが、たまに在庫やページが無い場合には他のショップを掲載している場合があります。



おすすめ構成早見表(2025/3/31 更新)

リンクはページ内へのもので、スクロールします
※金額はおおよそです。
リンクケース総額(税込)CPUGPUメモリーSSD電源(80PLUS認証)
解説 ¥ 746,800Ryzen 9 9950X3DRTX 5090 32GB64GB
DDR5
2TB1300W PLATINUM
解説 ¥ 443,400Ryzen 9 9950X3DRTX 5070 Ti 16GB64GB
DDR5
2TB1000W GOLD
解説 ¥ 338,600Ryzen 7 7800X3DRTX 5070 Ti 16GB32GB
DDR5
1TB850W GOLD
解説 ¥ 329,600Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB
DDR5
1TB850W GOLD
解説 ¥ 288,780Ryzen 7 7800X3DRX 9070 XT 16GB32GB
DDR5
1TB850W GOLD
解説 ¥ 266,600Ryzen 9 7900RTX 5070 12GB32GB
DDR5
1TB750W GOLD
解説 ¥ 237,500
(¥ 217,500)
Ryzen 7 7700
(Ryzen 5 7600)
RTX 5070 12GB32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 208,700
(¥ 188,700)
Ryzen 7 7700
(Ryzen 5 7600)
RX 7800 XT32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 194,940Core i5-14600KFRX 7800 XT 16GB32GB
DDR4
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 180,680Ryzen 5 8400FRX 7800 XT32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 155,680Ryzen 5 7600Arc B580 12GB32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 147,160Core i5-14400FArc B580 12GB32GB
DDR5
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 135,860Core i5-14400FRTX 4060 8GB32GB
DDR4
1TB750W BRONZE
解説 ¥ 98,500Ryzen 5 8600GRadeon 760M
※内蔵GPUを利用
32GB
DDR5
1TB500W前後 BRONZE

補足事項
  • DDR5メモリについて
    第12~14世代CoreシリーズではDDR4とDDR5の両方のメモリに対応しています。ただし、DDR4とDDR5には互換性がないため、マザーボードは使うメモリ規格に合わせたものを用意する必要がある点を注意してください。また、DDR5メモリは2024年時点ではDDR4よりも大幅に高価です。一応、現状ではほとんどのソフトや用途でDDR5とDDR4は実パフォーマンスには大差はないというデータもあったりする(DDR4の帯域でも足りており、DDR5で拡張された分が活きない場合)ので、特にメモリ帯域幅が重要な処理に使うわけでなく、メモリを今後使い回したりする予定もない人はDDR4で妥協しても良いと思いますので、予算と相談して選択してください。とはいえ、現在では価格も以前よりも大きく下がっているいますし、今後の登場するCPUは基本DDR5のみの対応になると思うため、予算が厳しい訳ではないなら対応しておくことをおすすめします。
  • グリスは別途での用意をおすすめ
    構成には含めていませんが、CPUクーラーは設置する際に、冷却効率を高めるために、「グリス」というものを塗布します。グリスはクーラーと一緒に付属していますが、付属品は性能は良くはないことが多く、劣化が速いケースもあります。他パーツと比べると圧倒的に安価な割には効果がある部分なので、出来れば別途用意することをおすすめします。おすすめを2つほど紹介すると、まずAmazonレビューは5.8万件を超える、自作の定番ともいえるのが「ARCTIC MX-4」です。熱伝導率は上位品と比べると低め(8.5W/m・K)ですが、容量単価が安く、劣化しにくく、塗り易く、電気を通さないなど、非常に安心のある無難なグリスで、特に初心者にはおすすめです。2つ目は「Thermal Grizzly  Kryonaut」です。熊グリスの通称で呼ばれる、熱伝導率の高さが魅力の高性能グリスです。MX4と同じく導電性もありません。デメリットは容量単価が高い(MX-4の4倍~)ことなので、予算と相談して決めましょう。
  • PCケースについて
    PCケースはコスパが良さげなのを割と適当に選んでいます。搭載予定のCPUクーラーやビデオカードがちゃんと入るのかの確認は最低限必須ですが、好みといえる見た目や静音性やエアフローのどこを重視するかなどの点もあるので、各自で好みのものを一度調べてみる事をおすすめします。空冷のCPUクーラーを採用する場合はPCケース内の通気性も重要となるので、ケースファンも意識しましょう。安いケースだと付属ケースファンが小型のものが1つとか2つの場合も多いので、状況によってはケースファンの追加購入や別ケースの検討も視野に入れましょう。
  • CPUとGPUの下の数字はベンチマークスコア
    CPUとGPUの下にベンチマーク数値を記載しています。CPUはCinebench R23のマルチスレッドスコアで、GPUは3DMark Time SpyのGraphicsのスコアです。コア・スレッド数やTDPも併せて載せています。


Ryzen 9 9950X3D + RTX 5090

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 9950X3D
16コア32スレッド / 170W – 230W
約 42,600
132,800円
メモリーDDR5-5600 64GB[32GBx2]23,000円
SSD2TB20,000円
HDD
GPUGeForce RTX 5090 32GB
(575W / 約47,500)
428,000円
マザーボードASRock X870E Nova WiFi58,000円
電源1300W 80PLUS PLATINUM40,000円
CPUクーラーCorsair NAUTILUS 360 RS ARGB [360mm水冷]
16,000円
PCケースLIANLI LANCOOL 216 R13,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 9950X3D」+「RTX 5090 32GB」のウルトラハイエンド構成です。総額75万円の超高額構成。

基本的には予算が潤沢な人向けですが、高負荷時の効率は非常に優れています。重い処理をガンガンする必要がある人なら考える余地はあるかもしれません。

「Ryzen 9 9950X3D」は先代から標準設定の消費電力が増加してしまっているのもちょっと気になるところ。個人的には少し負荷を下げて運用してワットパフォーマンスを上げた方が安心かなとは思います。

「RTX 5090」は32GBものVRAMを搭載する凄まじい性能のGPUですが、TBPは575Wとなっており、高負荷時の消費電力および発熱も凄まじいです。

そのため、ケースにはエアフロー特化の「LANCOOL 216 R」を採用しています。フロントに16cmの大型ファンを2基、リアにも14cmの中型ファンが標準装備です。ただ、この価格のPCの割には安価なので、その辺りはお好みで。

Ryzen 9 9950X3D + RTX 5070 Ti

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 9950X3D
16コア32スレッド / 170W – 230W
約 42,600
132,800円
メモリーDDR5-5600 64GB[32GBx2]23,000円
SSD2TB20,000円
HDD
GPUGeForce RTX 5070 Ti 16GB
(300W / 約27,800)
157,800円
マザーボードASRock X870 Steel Legend WiFi40,800円
電源1000W 80PLUS GOLD25,000円
CPUクーラーDEEPCOOL LE720 [360mm水冷]13,000円
PCケースAntec FLUX15,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 9950X3D」+「RTX 5070 Ti」のハイエンドCPUと準ハイエンドGPUの組み合わせの構成です。「RTX 5080」はVRAM容量的に個人的に微妙に感じるのでスキップしました。

CPUに負荷が掛かるクリエイティブ用途にも対応できる実用コスパ重視ハイエンドという感じです。

総額40万円台中盤ということで、RTX 5070 Ti 機としては高額ですが、この構成をBTOで購入するよりはコスパは良いのかなと思います。

「RTX 5070 Ti」は「RX 9070 XT」の人気に圧され気味ですが、未だにGeForceの方がGPUレンダリングやAIなどでの利便性ではRadeonよりは上だと思いますし、「RTX 4080」の代替品として考えればコスパも意外と悪くなってはいないので、評判ほどは悪いGPUではないと思っています(もう少し安くして欲しかった感は否めないですが)。

マザーボードにはコスパ重視で真っ白な「X870 Steel Lgend WiFi」を採用していますが、「RTX 5070 Ti」は白いものが凄く高価で白統一がちょっと難しいので、好みに応じて黒いものに変更した方が良いかもです。

Ryzen 7 7800X3D + RTX 5070 Ti

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 7800X3D
8コア16スレッド / 120W – 162W
約 18,500
76,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 5070 Ti 16GB
(300W / 約27,800)
157,800円
マザーボードMSI MAG B650 TOMAHAWK WIFI21,000円
電源850W 80PLUS GOLD16,000円
CPUクーラーMasterLiquid 240L Core [240mm水冷]11,000円
PCケースNZXT H5 Flow RGB17,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 7 7800X3D」+「RTX 5070 Ti」の実用性能重視の準ハイエンドゲーミング構成です。

現状で準ハイエンドでゲームを意識しつつもゲーム以外のグラフィック性能も高めたい場合には有力な構成です。

CPUは9800X3Dも有力候補ですが、2025年3月末時点では在庫が少なくて高騰しているので、実売価格で2万円近く安い7800X3Dにしました。

「RTX 5070 Ti」は「RX 9070 XT」の人気に圧され気味ですが、未だにGeForceの方がGPUレンダリングやAIなどでの利便性ではRadeonよりは上だと思うので、評判ほどは悪くないと思っています。

総額約34万円で、「RTX 4080」の代替品として考えるならコスパも良好な方かなと思います。

ただ、「RX 9070 XT」なら実用ゲーム性能を維持したまま30万円前後まで下げれることを考えると、ゲームコスパ重視なら劣る感はやはり否めないです。

Ryzen 7 7800X3D + RX 9070 XT

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 7800X3D
8コア16スレッド / 120W – 162W
約 18,500
76,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]
※ホワイトモデル
14,000円
SSD2TB20,000円
HDD
GPURadeon RX 9070 XT 16GB ホワイト
(304W / 約30,300)
※Steel Lgend想定
128,800円
マザーボードASRock B650 Steel Legend WiFi27,000円
電源850W 80PLUS GOLD
※ホワイトモデル
17,000円
CPUクーラーNAUTILUS 360 RS ARGB White [360mm水冷]17,000円
PCケースMAG FORGE 320R AIRFLOW WHITE13,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 7 7800X3D」+「RX 9070 XT」のゲームコスパ重視の白統一構成です。

現状で準ハイエンドでゲームコスパに特化するならかなり有力な組み合わせだと思います。見た目も少し意識していますが、価格は思ったよりは高くなく約33万円です。

始めは9800X3Dにしようかと思ったのですが、2025年3月末時点では在庫が少なくて高騰しているので、実売価格で2万円近く安い7800X3Dにしました。

9800X3Dでも電力効率重視の設定にした場合には7800X3Dと大きくは変わらない性能になると思うので、個人的にはどちらでも良いかなという印象です。

GPUの「RX 9070 XT」は現状の同価格帯のGPUの中では非常にゲームコスパが良いです。ゲームでの実用性能は「RTX 5070 Ti」と同等レベルなのに4万円前後も安いです。

ただし、未だにGPUレンダリングとかAIでの利便性はGeForceの方が上なので、用途も考慮に入れつつ検討しましょう。

ケースはグラボと雰囲気合っていそうかつコスパの良さげな「MAG FORGE 320R AIRFLOW WHITE」を採用してみました。

Ryzen 7 7800X3D + RX 9070 XT

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 7800X3D
8コア16スレッド / 120W – 162W
約 18,500
76,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPURadeon RX 9070 XT 16GB
(304W / 約30,300)
112,980円
マザーボードMSI MAG B650 TOMAHAWK WIFI21,000円
電源850W 80PLUS GOLD16,000円
CPUクーラーMUGEN6 BLACK EDITION6,000円
PCケースNZXT H5 Flow RGB17,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 7 7800X3D」+「RX 9070 XT」でその他もコスパに特化した構成です。

現状で準ハイエンドでゲームを意識しつつもゲーム以外のグラフィック性能も高めたい場合には有力な構成です。

CPUは9800X3Dも有力候補ですが、2025年3月末時点では在庫が少なくて高騰しているので、実売価格で2万円近く安い7800X3Dにしました。

総額は30万円未満となり、準ハイエンド帯でのゲームコスパはかなり高いと思います。

Ryzen 7 7900 + RTX 5070

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 9 7900
12コア24スレッド / 65W – 88W
約 25,000
62,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 5070 12GB
(250W / 約22,600)
108,800円
マザーボードROG STRIX B650-A GAMING WIFI24,000円
電源750W 80PLUS GOLD14,000円
CPUクーラーDEEPCOOL AK500 WH8,000円
PCケースThermaltake S200 TG ARGB Plus10,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 9 7900」+「RTX 5070」の基本性能コスパ重視構成です。

正直、「RTX 5070」が2025年3月時点の価格では微妙感が強めなので、ゲーム性能以外での満足度を少しでも高めようとしたコスパ重視構成です。

RTX 5070はやはり約11万円~でVRAM 12GBというのが凄く気になるところです。「RX 9070 / 9070 XT」は16GB VRAM搭載でゲーム性能も上なのに、価格差は大して変わりません。ゲームメインの場合、選べるなら「RX 9070 / 9070 XT」の方が良いです。

CPUは「Ryzen 7 7800X3D」を選ぶとRTX 5070の割には高価で魅力が微妙になり、「Ryzen 7 7700 / 9700X」だと価格の割にマルチスレッド性能が低めなのが気になったので、「Ryzen 9 7900」にしてみました。

その他の全体の構成としては、コスパを大きく悪くないしない範囲で白を取り入れてみて、見た目の満足感を高めようとしてみました。

Ryzen 7 7700 + RTX 5070

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 7700
8コア16スレッド / 65W – 88W
約 19,500
52,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 5070 12GB
(250W / 約22,600)
108,800円
マザーボードMSI B650 GAMING PLUS WIFI17,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラー虎徹 MARK33,400円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 7 7700」+「RTX 5070」採用のコスパ重視構成です。CPUは用途や予算に応じて「Ryzen 5 7600」との選択という感じが良いと思います。その場合には2万円ほど安くなります。

正直、「RTX 5070」が2025年3月時点の価格ではVRAM容量(12GB)の割には高価で微妙感が強めなので、「Ryzen 7 7700」を採用して低価格感を軽減しつつも、その他は安さ重視で選んだ構成です。

CPUクーラーは、7700のBOX品には「Wraith Prism」が付属しており、付属の割には悪くない性能なので、そちらを使ってみるのもアリかなと思います。

なんとか24万円弱くらいになり、見れる感じになっていると思いますが、ほぼ同額の「RX 9070」の方がゲームメインなら魅力では上回る感は否めないです。

Ryzen 7 7700 + RX 7800 XT

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 7 7700
8コア16スレッド / 65W – 88W
約 19,500
52,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPURadeon RX 7800 XT 16GB
(263W / 約20,000)
80,000円
マザーボードMSI B650 GAMING PLUS WIFI17,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラー虎徹 MARK33,400円
PCケースXPG VALOR AIR JP27,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


一つ上の構成からGPUを変えただけです。「Ryzen 7 7700」+「RX 7800 XT」で、価格を20万円強くらいに抑えつつ、VRAMやマルチスレッド性能は低価格構成よりは余裕があるのが魅力です。

CPUは用途や予算に応じて「Ryzen 5 7600」と好きな方という感じが良いと思います。その場合には2万円ほど安くなり、18万円台まで価格を下げることができます。

GPUは、レイトレーシングやゲーム以外の用途を考えるなら「RX 7800 XT」よりも「RTX 5070」の方が良いですが、基本のゲーム性能コスパ(ラスタライズ)なら「RX 7800 XT」は強力です。

CPUクーラーは、7700のBOX品には「Wraith Prism」が付属しており、付属の割には悪くない性能なので、そちらを使ってみるのもアリかなと思います。

今回は全体的に黒でまとめていますが、GPUがRadeonの場合にはSteel Legendが結構安価に買える都合上、白でまとめるのも大した追加費用が必要無い場合が多いのも魅力の一つだと思います。

Core i5-14600KF + RX 7800 XT

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14600KF
14コア20スレッド / 125W -181W
約 24,500
35,980円
メモリーDDR4-3200 32GB[16GBx2]8,200円
SSD1TB10,000円
HDD
GPURadeon RX 7800 XT 16GB
(263W / 約20,000)
※Steel Legend想定
86,780円
マザーボードB760 Pro RS/D4 WIFI
※ドスパラ限定
15,980円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーGAME ICE G6-WH [130mmx2 空冷]5,000円
PCケースZALMAN i3 NEO8,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14600KF」と「RX 7800 XT」採用の基本性能コスパ特化構成です。白も多く取り入れたお得感の強いと思う構成です。
第13・14世代CoreのK付きは、不具合もあって人気が陰り、その中で元々人気度の低かった「Core i5-14600K(F)」がかなり値下がりしてお得なので、採用してみました。
旧世代なので乗り換えも考慮せず、DDR4採用で費用を抑えています。
癖のある構成ではありますが、2025年3月時点で20万円未満クラスの基本性能コスパは多分一番良い構成です。
PCを変えるときは丸ごとで、用途もゲームがメインという人には普通におすすめできる構成かなと思います。
ただ、14600KFはやはり電力・発熱面は不安が残るので、少し負荷を制限して運用するのがおすすめです。

Ryzen 5 8400F + RX 7800 XT

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 5 8400F
6コア12スレッド / 65W – 88W
約 13,400
26,780円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPURadeon RX 7800 XT 16GB
(263W / 約20,000)
80,000円
マザーボードB650M GAMING PLUS WF16,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラー虎徹 MARK33,400円
PCケースZ1 Iceberg6,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 5 8400F」+「RX 7800 XT」採用の約18万円でコスパ特化構成です。

「Ryzen 5 8400F」は影が薄いですが、低価格構成でAM5対応をしたい場合には実は強力な選択肢です。

低価格での高コスパCPUと言えば「Core i5-14400F」「Ryzen 7 5700X」の名前が挙がると思いますが、それらとゲーム性能は実は大して変わらず、長期サポートの期待ができるAM5に対応することができ、後のCPU交換を検討する際にちょっと嬉しくなる可能性があります。

一応、価格自体は上記二つよりも数千円高く、マザーボードもわずかに高価なので、性能コスパだけならちょっと負けてはしまいますが、個人的には自作ならAM5対応の魅力は大きめだと思います。

ただ、8400Fは基本的にグラボ用のPCIeレーンが8しか用意されていないため、16が基本仕様の「RX 7800 XT」では若干の性能低下が生じる可能性がある点は一応留意です(多分ごく微小な差ではあると思いますが)。

Ryzen 5 7600 + Arc B580

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 5 7600
6コア12スレッド / 65W -88W
約 14,240
32,980円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUArc B580 12GB
(190W / 約14,500)
47,800円
マザーボードB650M GAMING PLUS WF16,000円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラー虎徹 MARK33,400円
PCケースXPG VALOR MESH7,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 5 7600」と「Arc B580 12GB」採用の安さとゲームコスパを重視した構成です。ケースは白ですが、他パーツで白は特に意識していないので注意。
総額16万円以下という安価さでVRAMが12GBあるのが魅力です。B580の性能自体はRTX 4060より若干上程度ですが、最新アーキテクチャとVRAM 12GBのおかげで、クリエイティブ用途やAI、レイトレーシング、1440pなどの重めの用途でも、価格の割には割と実用的な性能を出せるという実用コスパが魅力です。

Core i5-14400F + Arc B580

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14400F
10コア16スレッド / 65W -148W
約 15,900
22,780円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUArc B580 12GB
(190W / 約14,500)
47,800円
マザーボードASRock B760M Pro RS WiFi White
※ドスパラ限定
16,980円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラーAssassin Spirit 120 EVO WHITE ARGB3,600円
PCケースZALMAN i3 NEO8,000円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14400F」と「Arc B580 12GB」採用の安さとゲームコスパ特化構成です。14400Fが大きく値下がりして2.3万円くらいで買えるようになったため、お得感が強くなっています。
また、「ASRock B760M Pro RS WiFi White ドスパラ限定」が白基盤かつWiFi対応の割には安価でコスパが良いのもお得感をプラスしています。
総額約14.7万円で1440pや生成AIにもある程度対応できるという驚異の安さと実用コスパを備えます。15万円クラスでの実用コスパではかなり上位になる構成だと思います。
また、少し費用は必要になりますが、グラボや電源を白にすればほとんどのパーツを白にすることができ、美しい見た目にもできます。
メモリは一応DDR5にしているので、そこをDDR4にすれば更に少し節約できるので、そこは好みでという感じです。

Core i5-14400F + RTX 4060

パーツ
スペック
価格
CPUCore i5-14400F
10コア16スレッド / 65W -148W
約 15,900
22,780円
メモリーDDR4-3200 32GB[16GBx2]8,200円
SSD1TB10,000円
HDD
GPUGeForce RTX 4060 8GB
(115W / 約10,700)
47,000円
マザーボードASUS PRIME B760M-A D412,980円
電源750W 80PLUS BRONZE9,000円
CPUクーラー虎徹 MARK33,400円
PCケースZ1 Iceberg6,500円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Core i5-14400F」と「RTX 4060」採用のフルHDゲームでの実用コスパと安さ特化構成です。
ただし、以前と比べると「RTX 4060」が値上がりしてお得感が薄れています。他GPUも値上がり金額自体はさほど変わらなかったりはするものの、エントリーGPUは値上がりすると安さの優位性が薄れますし、総額での値上がり率では上位GPUよりも高くなってしまうので、一気に魅力が無くなってきます。
また、今では「Arc B580 12GB」がわずかな追加費用で選べることもあって、自作では特に優先度が下がっていると思います。
13万円台でフルHDゲームなら大体快適に遊べるという意味では今でも一定の需要こそあるものの、新世代のエントリーGPUの発売も近付いていますし、今買うのはちょっと勿体ない感もあるGPUだなと思います。

Ryzen 5 8600G(Radeon 760M)

パーツ
スペック
価格
CPURyzen 5 8600G
6コア12スレッド / 65W -88W
約 14,100
33,800円
メモリーDDR5-5600 32GB[16GBx2]13,000円
SSD1TB ※安さ重視8,000円
HDD
GPURadeon 760M
※CPUの内蔵GPU
マザーボードASRock B650M Pro RS WiFi
※ドスパラ限定
18,000円
電源500W前後 80PLUS BRONZE6,000円
CPUクーラーWraith Stealth(CPU付属)
PCケースZALMAN T3 PLUS3,700円
OSWindows 11 Home 日本語[パッケージ版]16,000円
合計


「Ryzen 5 8600G」の内蔵GPUの「Radeon 760M」でなんとかしようという構成です。
ただし、純粋なゲームコスパは7600を採用して旧世代の安価なCPUとマザボに載せた方が明らかに良い点は留意しておきましょう。
Ryzen APUはメモリスペックにGPU性能が左右される傾向があるので、メモリだけは32GBで帯域も広めのものを採用していますが、他は安さ重視です。
ただし、価格は思ったより安くなく、10万円をなんとか切るくらい。このレベルの安さのPCだと、Windowsのライセンス費用が凄く重いです。
一応、マザボはA620を選べばもっと安いものもありますが、色々絞っても9万円を切ったら良い方ってレベルです。
ゲームコスパ的には正直お得感はあまり無いですが、現在ではRadeonはAFMFによるフレーム生成でなんとか誤魔化すことが可能なのが肝です。AFMF頼みにはなりますが、凄まじいコスパと省電力性&電力効率を発揮することが可能です。
AFMF前提でも重量級ゲームは厳しいので、重いゲームやる予定がなくて内蔵GPU運用に興味があるならやってみても良いとは思います。
また、発売予定の新しいGPUを待ちたいけど、すぐにある程度ゲームも動かしたいという人にも需要があるかもです。

80 COMMENTS

サマーサラダ

初めまして質問失礼します。

現在18〜19万以下でメインはゲーム実況から動画編集で
少しだけアニメーション動画を作れるPCを自作で作ろうとしている者です。

現在自分で構成を考えてこのような風になっております。

CPU/ Ryzen7 7700X or Ryzen5 7600X or i5 14500
GPU/ RTX4060 or RTX4060ti 8GB
CPUクーラー/ Deepcool AK500
マザーボード/ B650m or B760M
メモリ/コルセアDDR5 5200 32GB(Ryzenの場合)or DDR4 3600 32GB(Intelの場合)
SSD/ G-Storategy SSD 2TB M.2
電源/玄人志向 80Plus GOLD 850W
ケース/Fractal Design Pop Mini Air RGB White TG Clear Tint
追加ファン/120mmファン KAZE FLEX ×2

おおよそ17万後半〜19万前半までに収まるように自身でパーツ調整しました。

正直この中で一番いい組み合わせRyzen7 7700X or i5 14500 とRTX 4060ti 8GBが良いのは重々承知なのですが性能に対して一番コスパが良いものにして
残りの資金でモニターやマイクに使いたいです。

そして60tiと60の差もFPS値や編集エンコードを見た感じ
そこまで差がないように見えました。

このスペックでこの性能ならボトルネック等もなく
バランスとコスパが良い構成を教えて頂きたいです。
ご教授よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。
基本的にPCの性能は用途によるもので、バランスというよりは予算内でどこに比重を置くか(妥協するか)みたいな話になると思います。
少し見た目も意識している?っぽい部分もあるので、各PCパーツを選んだ意図を聞かないと的外れな回答にもなりそうですが、とりあえずコスパ重視として気になったところを抜き出して触れていこうと思います。

【CPU】
各候補CPUに関して、まずRyzenですが、「Ryzen 7 7700X」および「Ryzen 5 7600X」は無印でも物理的にはほぼ同じものなので、無印にした方が若干節約できると思います。
どちらが良いかということに関しては、ゲーム性能重視ならどちらでも大差ないので、「Ryzen 5 7600(X)」の方が良いと思います。
「Ryzen 7 7700(X)」の方は、最近の値下がりを考慮してようやくマルチスレッドコスパに選択肢に入るかもってレベルですが、そもそもマルチスレッド性能コスパを重視するなら挙げられた「Core i5-14500」の方が明らかに良いです。
また、少し予算は高くなりますが、今なら「Core i5-14600KF」や「Ryzen 9 7900」などの方がマルチスレッド性能コスパも強いので、7700は総合コスパ重視なら基本的に一番になることはなく、予算調整的な意味合いの強い選択肢になるかなと思います。

ボトルネックに関しては用途によりますが、GPU要求度の比重が大きいゲームのフルHDの場合のfpsということなら最新世代CPUならそこまで気にする必要ないです(予算的にハイエンドGPUは難しいので)。
ただ、「Core i5-14500」を含む、第13,14世代のCore i5 500番台以下は、Pコアあたりのキャッシュ量が少ないため、ゲームでは若干ネックとなる可能性が高くはなります。マルチスレッド性能コスパは非常に強いのでどちらを重視するかという感じになりますね。

【CPUクーラー】
冷却性能コスパ重視ならAK500は良くはないですね。ミドルレンジCPUが候補なので、AK400でも及第点だと思います。X付のRyzenの場合は、設定を調整しないと温度や騒音が多少大きかったりするかもですが…。
コスパだけ見るなら、ファン2基採用で7000円以下のものが結構あるので、その辺が強いかなと思います。

【GPU】
「RTX 4060 / 4060 Ti 8GB」の比較だと、ゲーム性能はさすがに少し差があるとは思いますが、エンコーダ(NVENC)の数は同じなのでエンコード面は大して変わらないと思います。
VRAM容量および各種機能面は同じなので、「RTX 4060」でもゲーム性能は大丈夫と判断するなら「RTX 4060」でも実用性能は変わらず、価格が安い分コスパは上と言えるかもしれません。

ここからは余談というか、筆者の主観による意見なので、参考程度に聞いて欲しいですが、
「RTX 4060 / 4060 Ti 8GB」はどちらもVRAMが8GBという部分が個人的には気になるところで、今ではあまり優先しては勧めない選択肢ではあります。
これは、生成AIやメタバースプラットフォーム、フルHDより上の解像度など、次世代で主流になっていくかもしれない用途でVRAM容量が重要なものが多い印象のためです。

なんとか予算を調整して「RTX 4070」以上にするのが無難だとは思うのですが、今回のように予算がちょっと厳しい場合で、ゲーム性能が「RTX 4060」程度でも良いと判断するなら、
「RTX 3060 12GB」「Arc A770 16GB」「RX 6700 XT 12GB」あたりも一応選択肢に入れても良いかなと思います。

今に限定すれば、「Arc A770 16GB」はホワイトモデルの格安品(約4万円)もつい最近発売されており、ホワイトケースを採用するなら見た目的にも良さそうなので、結構狙い目ではあるかもしれません。
ゲーム性能は平均で「RTX 3060 12GB」と同じくらいなのでゲームコスパは良くは無くて、「RTX 4060」に少し劣りますが、16GB VRAMに加え、ハードウェアAV1エンコード対応やAIエンジンも統合されていて、機能性・将来性は4万円クラスではダントツです。
ただし、ワットパフォーマンスが悪い点と、ドライバの完成度がまだかなり未熟で癖が強い点は明確な弱点としてあるので、そのあたりは覚悟しなければならないですが…。

【ケース】
少し気になる点がここですね。
まず、今回候補のCPUとGPUは消費電力・発熱がそこまで多くないものなので、追加のケースファンはとりあえず無しで、必要だと感じれば後から追加という形でも良いのかなと思います。

そして本題のケースですが、コスパ特化なら、付属ファンが多くて安価なケースが最有力となるはずで、大体7,000円前後くらいでコスパの良い選択肢が結構ある印象です。なので、現在1.4万円台の「Pop Mini Air RGB White TG」は候補に入らないと思います。なので恐らく見た目を意識してのものだと思います。また、Miniの方がにこだわりがないなら、ATXモデルの方が1500円くらい安いっぽいのでそちらで良いかなと思います。

見た目重視を否定する訳ではありませんので、予算が多ければケースを重視しても良いと思いますが、20万円未満でコスパ重視なら正直削る前提の部分ではあります。
なので、この辺りは本人次第ですが、節約はできるよという感じですね。

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サマーサラダ

丁寧に御説明ありがとうございます。
まず色々パーツと発言が矛盾しており
大変申し訳ありません。

一応各PCパーツを選んだ理由ですが
私が色々なサイトや動画で調べた時に
最近のCPUGPUがかなりアチアチになるというのをよく目にしており、CPUクーラーを色々なサイトで好評だったAK400の上のAK500なら冷やしてくれると思い選びました。

PCケースも同様の理由なのですが
それに+して掃除や移動をさせやすいコンパクトで背が低めなケースが良く、ITXだと値段がかなり高くなってしまうのでMicroATXかつこれから横に長いGPUを使う時も入るケースが欲しかったのでPop mini Airを選びました。
ファンもかなり回転して良くケース内を冷やしてくれるというレビューを見たのでKAZE Flexを選びました。

メモリは編集用途で32GBで良いというレビューを多く見たので選択、SSDは編集素材や沢山動画を保存するため2TBで安心と思い選択しまた。

正直かなり欲張った構成だったと思います。
予算を考え直して見ます。

続けて質問で大変申し訳無いのですが
RTX4070を選択する場合は
CPUはi5 14600KFなどがよろしいでしょうか?
またK付きCPUやi7などのintel製の場合どの程度のCPUクーラーなら冷やせますでしょうか?

アドバイスよろしくお願い致します。

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とねりん:管理人

各パーツの選定の意図はわかりました。ありがとうございます。
それぞれ分けて回答していきます。

【最近のCPUとGPUが熱い】
これはハイエンドの高消費電力モデルの話なので、今回の構成ではそこまで気にする必要ないですよ。
それに、気になれば後から調整も出来る部分ですし、自作するならその辺りの設定もそこまで抵抗はないでしょうから、後から割となんとかすることはできます。

【Core i7(K付き)などはどれくらいのクーラーが必要か】
第13・14世代のCore i7のK付きは、高負荷時にはTDP PL2の253Wを持続して稼働する高消費電力・高発熱CPUなので、標準設定のままちゃんと冷やしつつ使うなら、最低でも240mm以上の簡易水冷が必須だと思います。出来れば280/360mmが良いってレベルですね。
ただ、第13・14世代のCore i7/i9のK付きみたいな高消費電力CPUは、わずかな性能向上のために消費電力を多く使っているみたいな面があるので、割とがっつり電力を制限しても性能がそこまで下がらなかったりします。
たとえば、「Core i9-14900K」の場合は標準から電力を2割減らしても、マルチスレッド性能は5%くらいしか下がらずゲーム性能はほぼ同じ、とかそんな感じだったりもするので、少しでも高い性能を維持したい訳ではないなら、無理に高性能なクーラーを用意するよりはCPUの負荷を下げる方を自分は推奨したいですね。

【RTX 4070の場合のCPU】
用途によりますね。ゲームの話なら、プレイするゲームによりますし、動画編集の場合はCPUとGPUは基本別々で考えて良いと思います。
先にも触れましたが、「バランス」というものにそんなにこだわらなくて良いです。「用途や予算に応じて適切なものを選ぶ」ということが重要です。

CPU性能が重要な用途・処理なら「Core i5-14600KF」は悪くないですが、RTX 4070だからという理由ではなく、単にその用途でCPU性能が重要だからって感じです。
平均的なゲーム性能の話をするならば、今回候補に挙がった中なら「Ryzen 5 7600」+「RTX 4070」がコスパ的には一番良いです。
ゲームによってはCPU性能がボトルネックになりやすく、高性能グラボの性能を発揮できないみたいな話も確かにありますが、これはコアの数はそこまで関係なくて、コアあたりのIPCとかキャッシュ量の多さが問題なことが多いので、「Ryzen 5 7600」と「Core i5-14600KF」を仮に比較したとしても、恐らく想像以上に差は小さいと思います。

【CPUクーラー(空冷)について】
空冷クーラーの冷却性能は大まかに言うと、「ヒートシンクの大きさと質(構造)」「ファンのサイズと数(あと回転数)」で上下しますが、やはりどちらかというとファンの影響の方が大きい印象です。
AK500は120mmファン1基の空冷としては確かに非常に優れているのだと思いますが、120mmファン1基の空冷としては高価なので、先に述べた通り冷却性能コスパ自体は良い訳ではないと思います。
検証レビューをちょっと見てきましたが、やはり「FUMA 2」や「AK620」などの120mmファン2基採用のクーラーに対しては、冷却性能は少し負けていました。

予算次第ではありますが、今回の場合はRyzenのX付きやCoreのK付きは避けて、AK400(別の安価なクーラーでも良いけど)にするのがコスパ的には良いかなと思います。
「Ryzen 7 7700」の場合は、付属品の割には見た目も性能も悪くはないクーラー「Wraith Prism」が付いてくるので、ケース側のエアフローが万全なら、とりあえずそれで試してみるのもアリかなと思います。

【PCケース】
見た目重視ではなかったのですね。的外れでした。意図も理解しました。
予算を考え直すとのことでどうなるかわかりませんが、やはり「Pop Mini Air RGB」を20万円未満の性能コスパ重視で採用するにはちょっと重いかなとは思います。
一応、たとえば「MAG FORGE M100R」など、比較的コンパクトかつ付属ケースファンの多い安価なケースもあるので、見た目やメーカーなどのこだわりがあった訳ではないなら、他を探してみても良いかなと思います。

【メモリとストレージ】
動画関連がメイン用途ならどちらも容量は多い方が良いと思うので、32GBと2TBで良いと思います。

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mash

初めまして。

初めて自作をしようと考えているのですが、アドバイスを頂けると幸いです。
使用用途はAPEX、龍が如く、今年発売予定のプロスピ2025などのゲームをメインで考えています。
また、配信をする予定はありませんが、たまに動画編集もする予定です。
予算は20万前後で考えています。

現在考えている構成は以下の通りです。

CPU Intel i5-14500
CPUクーラー DEEPCOOL AK400
マザーボード MSI B760 GAMING PLUS WIFI
GPU GIGABYTE GeForce RTX4070
メモリ Crucial CT2K16G48C40U5
M.2SSD WD SN850X
電源 DEEPCOOL PQ850M
ケース Thermaltake Versa H26
OS Windows11 Home

CPUは今後のサポート面を考えるとRyzen 5 7600あたりもありかなとは考えているのですが、AMDの方がいいでしょうか?
お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。返信遅くなりました。
気になった点や聞かれた部分について下記から触れていきます。

【CPU】
「Core i5-14500」は20万円でコスパ特化なら良い選択肢だと思います。サポートや今後のCPU交換の可能性も考えるならAM5のRyzenの方が良くはありますが、4万円以下で14500レベルのコスパのものは残念ながら無いので…。
現在高いCPU性能が要らないなら、後の交換も視野に入れて「Ryzen 5 7600」を採用するのは確かにありだと思いますが、後のパーツ交換まで考えないなら現状のコスパが良い「Core i5-14500」で良いかなと思います。

また、余談ですが、今はRyzen 9が大きく値下がりしていて「Ryzen 9 7900」が6万円切っていたりするので、Ryzenで総合コスパも意識するなら正直そこまで頑張って出したいところですね。
14500よりは1.9万円ほど高くはなりますが、「Ryzen 9 7900」は付属品の割には良いクーラー(Wraith Prism)が同梱するので、AK400分の費用を節約できたりします。まぁ、ゲームだけ見るなら「Ryzen 7 7800X3D」の方が少し良かったりはしますが…。

【SSD】
他は安さ重視コスパ特化という感じなのに、ここだけちょっと違和感がありますね。SN850Xは良いSSDだと思いますが、ゲームメインなら超高性能SSDの恩恵を感じることもあまりないと思います。DRAMありの高性能SSDが必要な理由があるなら別ですが、そうでないなら今では比較的安価で高性能なSSDもたくさんあるので、予算20万円前後ならグレードを落として容量を増やすか、他パーツに割いた方が実用コスパとか満足度は高くなる気がします。

【PCケース】
Versa H26はケースファンに小型の120mmが2基しか付属しないので、RTX 4070採用だと暑い時期の排熱面が少し不安です。出来れば後から1つか2つケースファンを追加することをおすすめします。
また、「Versa H26」は今の価格だと昔ほど魅力あるコスパだとは個人的には思わないので、安価な他ケースを検討するのもおすすめです。今ATX対応で付属ケースファンも多めの安いものだと「ZALMAN i3 NEO」とか「XPG VALOR AIR JP2」あたりは人気かなと思います。

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mash

返信ありがとうございます。

「Ryzen 7 7800X3D」は見ていましたが、「Ryzen 9 7900」は全く検討していませんでした。L3キャッシュの面からゲーム面で「Ryzen 7 7800X3D」という認識ですかね?また、「Core i7-14700F」と「Ryzen 9 7900」であれば「Ryzen 9 7900」の方が良いでしょうか?

SSDなのですが、最初はSN770を考えていたのですが、少し前にセールで値段がSN770と同じぐらいの値段になっていたので購入してしまいました。なので、SN850Xになっています。

ケースは内臓Blu-rayを後付けしようと思い「Versa H26」を選びましたが、外付けにしケースファン多めの物を検討してみようと思います。

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とねりん:管理人

「Ryzen 7 7800X3D」のゲーム性能は、仰る通り大容量のL3キャッシュ(3D V-Cache)によるものですね。
「Core i7-14700F」と「Ryzen 9 7900」は今の価格なら良い勝負だと思います。好みとAM5のサポートや将来性をどこまで重視するかによりますが、標準の低TDP設定で使うなら個人的には「Ryzen 9 7900」の方がおすすめですね。
標準よりも電力制限を高めにして使う場合は「Core i7-14700F」の方がコアが多いので性能上昇率が高く、温度も低めなので優位になるかと思います。ただ、その場合にはより高性能なクーラーが必要にはなるので、その辺りも考慮しつつという感じですね。

【SSD】
なるほどです。一時期1TBでも1.1万円前後くらいのときもあって安かったですよね。今はSSDが全体的に値上がりしてしまっているので、良い買い物をしたと思います。

【PCケース】
確かに最近は5.25インチベイがあるものは最近少ないですが、対応しているものもありますよ。丁度今だと「DP502 FLUX」のホワイトが5,980円で投げ売りされていたりします。
それに、Versa H26も昔よりは1000円~2000円高くなっただけで、古い格安ケースにしては見た目も良いので、5.25インチベイが必要ならケースファン追加前提で選ぶのも良いと思います。

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mash

返信遅くなりました。

「Core i5-14500」か「Ryzen 9 7900」のどちらかで考えてみようと思います。
やはり、出せるなら「Ryzen 9 7900」の方が良いですかね?

PCケースの候補を色々と出していただきありがとうございます。「DP502 FLUX」で検討してみようと思います。

また、「Ryzen 9 7900」にした場合大枠は変えず、マザーボードを「ASRock B650 PG Lightning WiFi」に変更するぐらいにしようと考えています。

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とねりん:管理人

やはりAM5をどこまで重視するかという点と、そこまでのマルチスレッド性能が必要かという話にはなりますが、今の価格なら「Ryzen 9 7900」のコスパは良いと思います。購入後の性能やパーツ交換に対する憂いを晴らしたい場合なら安定の選択肢だと思いますし、費用増加とその点を天秤にかけて考えることになりますね。

また、前回言い忘れていましたが、今はAMDの最新世代のCPUとGPUを購入すると最大で5,000円分のえらべるPayが貰えるキャンペーンをやっており、「Ryzen 9 7900」も5000円分の対象となっています。「AMD HEROS」で検索すると出ると思いますので、確認してみてください。キャンペーンも考慮すると実質費用ももう少し節約できますね。

「B650 PG Lightning WiFi」も高コスパで良いと思います。
一応、ホワイトケースを採用するつもりなら、今のトレンドだとマザーボードも白っぽいものを採用して合わせたりすることも多いとは思いますので、一応チェックしてみても良いかもですね。
ただ、白系パーツは全体的に少し割高ですし、「DP502 FLUX」はサイドパネルの縁に黒い部分も取り入れられているので、そこまで気にする必要はないかもですが。

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mash

返信が大変遅くなり申し訳ありません。

今後のサポート面を含めて、「Ryzen 9 7900」にしようと思います。

外見以外あまり気にしていなかったのですが、色も踏まえて少し検討してみます。

お忙しい中色々とありがとうございました。

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たけのこ

とねりんさん、大変ご丁寧な回答をありがとうございました。前回、別の方のツリーに投稿してしまったのでこちらで改めて失礼します。
回答に関して、主に触れていたパーツについて、改めて選定をし直してみたので今一度、アドバイス頂けると幸いです。

GPU:RX6600XY→ZOTAC GAMING GeForce RTX 4060 8GB SOLO
CPUクーラー:→Cooler Master MasterLiquid ML120L V2 RGB
SSD:→Monster Storage 1TB NVMe SSD PCIe Gen 4×4(ヒートシンク付き)

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

再選定したパーツについては、特に問題はなさそうに見えます。
SSDが主要メーカーではない点だけ少し不安があるので、そこだけ一応注意という感じですね(購入者のレビューは良い)。

あと、問題がある訳ではないですが、CPUの「Core i5-13400F」は安さもコスパも良いですが、マルチスレッドコスパでは一応「Core i5-13500」の方が少し良いと思うので、CPU負荷の大きい処理も行う予定ならそちらも検討してみると良いかもしれません。

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たけのこ

迅速な対応ありがとうございます!
使用用途については、そこまでCPUに負荷はかからないと思うので、とりあえずこのままの構成で購入してみようと思います。
アドバイスありがとうございました。

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初心者er

はじめまして。質問失礼します。

現在Unreal Engine 5を使いたいという目的で、自作PCの購入を検討しています。
予算は20万円程度です。CPUとGPUの構成はcorei7-12700F+RTX3070またはRyzen9 5900X+RTX3070の構成にしようと考えています。メモリについてはcorei7の場合、DDR4、DDR5で迷っています。

質問としては2点ございます。
1)CPU、GPUの構成のベストな選択は何でしょうか?
2)コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないでしょうか?

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とねりん:管理人

はじめまして。書き方的に開発側の話だと思うのでその前提で話を進めますが、間違っていたら申し訳ありません。

>CPU、GPUのベストな選択
恐らくは承知の上だと思いますが、予算20万円だと推奨スペックを満たすのもギリギリレベルだと思います(使用する機能や設定にもよると思いますが)。
公式の教育者向けガイドによると要求スペックはそれぞれ、CPUは「3.4GHz以上の12コアCPU」、GPUは「推奨する最低スペックは、Nvidia GTX1080 または AMD RX Vega 64 (少なくとも 8GB の VRAM を搭載したDX12 互換 GPU) です。最高のパフォーマンスとスムーズな開発を実現する場合は、NVIDIA RTX 2080 またはAMD Radeon 5700 XT 以上のグラフィック カードを推奨します」(https://www.unrealengine.com/ja/blog/download-unreal-engine-5-early-access-educator-guide より引用)となっています。

CPUに関しては、候補CPUの「Core i7-12700F」と「Ryzen 9 5900X」のどちらも12コア以上ですし、現在の12コア以上のCPUの中ではコスパが優れているものなので、良い選択だと思います。また、マルチスレッドコスパ的には「Core i5-13600KF」や「Core i7-13700F」も有力だと思います。一応最大コスパは「Core i7-13700F」の電力設定を変更して使う場合になるかと思います。

次にGPUに関してですが、開発側ではVRAMの容量も非常に重要だと思いますが「RTX 3070」は価格から見たメモリ容量が少なめなので、そういう意味では適した選択とは言えないかもしれません。1440p以下でゲームをプレイする側としては優れたコスパなのですが。
やはりレイトレ性能面とメーカー的にRTXの方が魅力的ではあると思いますが、今回の場合の予算と開発におけるVRAMの重要性を考えるとRadeonにやや分があるように感じます。「RX 6700 XT」なら12GB VARMでRTX3070よりも1.5万円ほど安いですし、「RX 6800」なら5000円ほど高価にはなりますが、16GB VRAMを搭載する上に基本性能も少し上です。
また、最適化不足が気になりますが「Arc A770 16GB」もカタログスペックから見ればクリエイティブ面に関するコスパは非常に良いです。やや冒険的な選択にはなると思いますが、無しではないかと思います。一応海外フォーラムでは正常に動作したというコメントを見かけました(参考程度に)。
ベストと聞かれているのに、たくさん挙げてしまいました…申し訳ありません。

>コスパ重視の場合、DDR4でも問題ないか
動作の可否的には問題はないと思いますが、開発側の公式の推奨容量は32GBと答えられていることから、RAMの重要度はかなり高いと思われます。実際に使用してみないとわからないですが、DDR5にすれば良い影響がある可能性もあると思います。DDR5メモリは電力効率も向上しているためメモリを酷使する用途なら魅力的ですし、ここ最近で価格もかなり下がったので、個人的には採用しておきたい派です。

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いまづ

はじめまして。質問失礼します。
Ryzen 9 7950Xの発熱をできるだけ抑えられるようなPC構成にしたいと思っていまして、
Define 7 TG Clear Tintは冷却性能としてはどうなのかお伺いしたいです。
Coolermaster HAF500も選択肢にあるのですが、冷却性能という点でみるとどちらがよいのかなと思っておりまして。
ご回答いただけると幸いです。

返信する
とねりん:管理人

はじめまして。実際に温度を確かめた訳ではないので一応参考までにという感じですが、回答したいと思います。ケースファンは付属品のみ前提で話していきます。

結論から言うと、「HAF 500」の方が冷却性能は高いです。
「Define 7 TG Clear Tint」は静音重視ケースで、一応トップパネルを付属の通気孔パネルに付け替えればエアフローもやや重視できるといった安定志向製品になります。
ケースファンは14cmのものが3基付属しているためファン風量だけなら冷却性は高めに見えますが、フロントパネルもフラットな密閉の静音仕様で、サイドの小さな細長い通気孔を利用するため、エアフローはどうしても低くなります。

12cmファンのみ採用の安価なケースと比べればそれでも優れている方だと思いますが、20cmファンのような大型ケースファンを採用でメッシュ仕様の「HAF 500」のような、エアフロー重視ケースには負けてしまいます。「HAF 500」の冷却性能はかなり優れているので、一応同価格帯で対抗馬と言えるケースならありはしますが、冷却性で勝てると言い切れるケースはほとんどないのではないかと思います。

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らい

こんにちは。以前CPUの買い替え検討中に、管理人様のお陰様でケース交換で事足りた者です。
新規で仕事用PCの作成を検討しております。
仕事内容で特に重い動作が、パワポを画面共有で動画などを映す。くらいです。そのときに色々裏で起動するアプリ(スラックやChromeなど軽いもの)もあるので、マルチタスクに向いていたらなおありがたいと考えてます。
それなりのノートPCでも事足りる内容ですが、据え置きで安心できる内容で構成を考えており、
上記のcore i5 12400f+RTX3050で考えていますが、もしここから一段階下げて更に総計を安くしようとするとRX6500?とかになりますか?PCをだいたい10万円前後(OS含まず)で組み立てたく、ご相談です。

返信する
とねりん:管理人

こんにちは。その節は、色々と無駄なことを言い過ぎてしまったなと反省しております…。

まず、作業内容的にはGPUはCPU内蔵のもので大丈夫そうな気がするのですが、グラボが欲しい理由が他にあるのでしょうか?
CPUは用途的に12400Fでも十分そうですが、マルチタスクへの対応力を高めたくて、重いグラフィック処理を想定していないなら、GPU費用をCPUへ回した方が活きる可能性は高く感じます。
幸い、らい様はグラボ増設も自分で出来ると思うので、電源容量さえ少し多めにしておけば、グラフィック性能に不満があった場合でも後からグラボのみ増設ということも可能だと思います。当然費用は嵩んでしまいますが、CPU性能に不満があった場合にCPU交換を考えるよりは手軽だと思います。

候補GPUの安い選択肢として挙げられているRX 6500 XTですが、映像コーデックへの対応が微妙なのでおすすめしないです。AV1という将来性があるよって言われているコーデックのサポートが含まれていない他、エンコード機能が無い点も厳しいです(こちらは動画編集やライブ配信を行わないなら気にする必要はないですが)。ちなみに、RX 6400も同様です。
将来的に安心できるAV1デコード対応の安いグラボとして有力なのは、挙げられたRTX 3050かRX 6600あたりになるかと思いますが、最低でも12万円くらいにはなってしまいそうですね…。
内蔵GPUであれば、Intelなら第11世代以降のCoreなら対応しています。あと、まだ搭載製品がわずかしか出ていないですが、モバイル版のRyzen 6000シリーズの内蔵GPUも対応しています。

返信する
らい

反省なんてとんでもないです!笑

一応、ノートPCでやると画面共有などで重くなってしまう現象を改善したくGPUをつけようと思っております。
ちなみにGPUなしの場合、CPUのおすすめは何でしょうか?

12万円くらいでしたら大丈夫です。やはりRTX3050とかですかね。

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とねりん:管理人

確かに、ノートPCだと高負荷な作業が続くと排熱が間に合わずに重くなる可能性はあるかもしれません。
内蔵GPU利用だと、今ならCore i5-12500~Core i7-12700あたりが妥当かなと思います。Core i5-12400以下はGPUのコア数がやや少なくなっているので、安さに特化したい訳じゃないならCore i5-12500の方が良いと思います。
AV1デコードを捨てても良いならRyzen 7 5700G かRyzen 5 5600Gもおすすめです。省電力で発熱も少なくて扱い易いです。

RTX 3050良いと思います。ただ、個人的にはRX 6600もコスパと電力効率がRTX 3050少し上で、価格も同じくらいなのでおすすめしたいです。

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らい

なるほど…

GPUをつけるかつけないかで悩んでおります。
もし管理人様が13万円前後まで予算があって、それなりの作業ができるPC組んでくれって言われたら
やはりGPUはつけますか?その場合、6600か3050どちら選びますか?
すみません、最初から最後まで漠然な質問してしまって。

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とねりん:管理人

こちらの回答も曖昧なので申し訳ないです。正直、秋頃からCPUもGPUもたくさん新製品が出る予定ですし、AV1も出来るだけ対応しててコスパの良いものをって気持ちもあるので尚更ちょっと迷ってしまいます。

質問についてですが、用途次第ですね。
用途にグラフィック性能が重要な処理が含まれていなければ、単体GPUは搭載せずに安く仕上げると思います。その場合、一応後から単体GPUを増設できるように電源容量は少し多めにしておくかもしれません。
GPUを搭載するとしたら、個人的にはやはりコスパと電力効率の良いRX 6600を推したいですね。RTX 3050の方が大幅に安ければ良いのですが、今なら多分2,000~3,000円くらいしか変わらずゲーミング性能は2~3割違うのでRX 6600の方が魅力的だと思います。
AV1対応を諦めて安さとコスパ重視ならGTX 1660 SUPERあたりも今なら安くて魅力的かなと思います。内蔵GPUでいくなら、先にも挙げたRyzen 7 5700Gなども良いと思います。

また、今回はデスクトップですが、ゲーミングノートの方はRTX 3050とかでも結構安いので、場合によってはそちらの方を進めることもあると思います。排熱性や耐用年数はデスクトップの方が良いと思うので難しいですけど…。

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ヒカル

はじめまして。AMD Ryzen 9 5900Xを軸にメインPCを作ろうと思っていますが、グラフィックボードが決まりません。
マルチに使用していき、尚且つコスパの良いグラフィックボードがありましたらご教授くださいお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。予算と要求するレベルにもよるので数は絞れませんが、場合毎に下記にざっとまとめています。

コスパと安さ特化なら「RX 6600 / RX 6600 XT」がコスパも電力効率も良くておすすめです。ただし、レイトレーシング性能は低いのと、メモリ性能が上位GPUに大きくに劣ることもあり、高解像度のゲームや動画編集などのハイエンド用途では弱いです(価格的に仕方ないですが)。

総合コスパ重視なら「RTX 3060 Ti / RTX 3070」あたりがおすすめです。ハイエンド用途でも使える性能がありますし、どの方面から見ても効率的に優秀な2モデルです。これより上位のGPUになると電力効率やコスパが悪くなることもあり、BTOなどでも特に人気のモデルだと思います。また、性能の割には消費電力が多くて電力効率が少し悪いですが、コスパだけなら「RTX 3070 Ti」もかなり値下がりしているので良いです。

ハイエンド帯でコスパ重視なら「RTX 3080 10GB」がおすすめです。ハイエンド帯の中ではコスパが悪くないのが良いです。また、レイトレーシング性能を重視しないのであれば「RX 6800 / 6800 XT」の2モデルもコスパが良く電力効率が非常に優れているのでおすすめです。

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ヒカル

つたない文章に返信いただきありがとうございます。総合コスパの「RTX 3060 Ti / RTX 3070」のどちらからに決めたいと思います。背中を押していただきありがとうございました。

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匿名

こんばんは、はじめましてパソコンのCPUとGPUについての質問です。
ryzen 7 5700X+RTX3050とryzen 5 5600X+RTX3060とryzen 5 5600X+RX 6600 XTの三つの構成から一番おすすめの構成を教えていただきたいです。
どうかよろしくお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。

ゲーミング用途メインならRyzen 5 5600X + RX 6600 XTがコスパは一番良いと思いますが、レイトレーシング性能も考慮するならRTX 3060の方が良いと思います。CPU性能重視なら5700Xの方が良いですけど、ゲーミング性能はやはり大きく落ちるので、やはり用途や好み次第かなと思います。

また、BTOや既製品PCからの選択肢なら申し訳ないですが、自作や増設等で好きに選べるなら、想定の予算ではRyzen 7 5700X + RX 6600(無印)くらいの形が一番丸いのかなと思います。

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匿名

夜遅くに返信ありがとうございます。
ゲームのほかに動画編集やプログラミング(unityとか)を軽くするぐらいの用途で使います。
Ryzen 5 5600X + RX 6600 XTの性能で十分できると思いますか?

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とねりん:管理人

一般的には十分使えるといえる性能ではあると思いますが、ゲームや動画編集は設定や解像度やタイトルによってピンキリですから、具体的なことは言えないです。
プログラミングは恐らく大して重い処理ではないと思うので快適だと思います。

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匿名

おはようございます。返信ありがとうございます。
それほど重いゲームはしないのでRyzen 5 5600X + RX 6600 XTで十分だと思います。
容量についての質問です。
SSDとHDDどれくらいの量が一番おすすめですか?

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とねりん:管理人

ちょっと話が噛み合っていないような気がして心配ですが、大丈夫でしょうか…。

コスパ的なことで言えばSSDはとりあえず1TBというのが鉄板だと思います。HDDは用途次第だと思います。

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匿名

返信ありがとうございます。
語彙力が全然ないので文がおかしくなるのはよくあったりするので大丈夫です!
何度も質問に答えていただきありがとうございます。おかげでどんなゲーミングPCを買うか決まりました。
これからもこのサイトを参考にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

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とねりん:管理人

ちゃんと気になっていることへ回答できているのかわからなかっただけなので、そちらが大丈夫なら構わないですが…
ただ、新規でゲーミングPCを購入するということなのであれば、正直今ならRyzenよりもCoreの方がおすすめだったりしますので、一応言っておきます。

Ryzen 5000よりも第12世代Coreの方がゲーミング性能が少し高いので、同じGPUでもfpsは少し上がります。
Core i5とRyzen 5との比較でもそうですが、第12世代CoreはCore i7だとコア数が12になってマルチスレッド性能が跳ね上がるので、重いゲームをしないということであればGPUを多少グレードダウンしてもCore i7の方が快適度は上がるかもしれないです。

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たけのこ

はじめまして。

今回初めてPCの組み立てに挑戦するのですが、できるだけ省スペースなデスクトップPCにしたかったのでmicro itxをベースに組もうかと思っています。ですが、ケースにパーツが収まるかどうか判断が難しかったので、なにかアドバイスいただけるとありがたいです。

構成はこんな感じで考えています。
〇CPU: i5 13400F
〇GPU: Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC
〇マザボ: B760M-ITX/D4 WiFi
〇SSD: WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E
〇RAM: W4U3200CS-16G
〇ケース:Fractal Design Era ITX
〇電源:
ION SFX 500G FD-PSU-ION-SFX-500G-BK
〇CPUファン:
NH-L9a-AM4 0.7

よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

はじめまして。

別の方のコメントツリーに含まれてしまっているので、お手数をお掛けしますが次は新規コメントで頂けると幸いです。
あと、一応訂正しておくとMini-ITXですね。その他、気になった点については下記から触れていきます。

【PCケース】
まずケースについてですが、質問内容を見ても承知だとは思いますが、Mini-ITXは非常に小型で排熱が大変です。この後も主にパーツが入るかどうかや排熱面についての内容がメインになります。
検討中の「Fractal Design Era ITX」も標準では80mmの背面ファンが1基だけなので、エアフローはかなり弱いです。

【GPU】
「Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC」は長さが269mmで、選んだケースは付属のSFX電源用の固定ブラケットが使えるなら295mmまで入るらしいので、一応は入ると思います(断言はできないけど)。ただし、グラボだけ入るとしても、先の方は電源との距離が非常に近いのでケーブルの接続が大丈夫なのか怪しいですし、ケース内部がかなり窮屈になるので排熱的にも良くありません。
採用するグラボはショート基盤のものが好ましいです。選択肢は皆無ですが、一応外排気のブロワーファンだと尚良いです。
RX 6600 XTの定格品のTDPは160Wで、全体で見れば排熱は少なめの方ですが、今回のケースでは160Wでも余裕はないと思います。
少し高価になってしまいますが、先日登場した「RTX 4060(115W)」のショート基盤モデルの方が最適かなとは思います。

【CPUクーラー】
NH-L9a-AM4 0.7はAMDのAM4ソケット専用なので、Core i5-13400では使えません。LGA1700に対応したものを選ぶ必要があります。
また、ケースを考えると出来れば内部に熱を放出したくないので、出来れば水冷クーラーの方が好ましいと思います。
空冷クーラーの採用の場合でも、出来れば上面にケースファンを増設した方が安心かなと思います。

【マザボとSSD】
「B760M-ITX/D4 WiFi」はM.2 SSDのヒートシンクが付属していないように見えます。Gen 4 SSDを使うならあった方が良いと思いますので、別途ヒートシンクを用意するか、ヒートシンクが付属したSSD or マザボに選び直すことをおすすめします。

ざっと見た感じですが、以上のような感じでひとまず回答です。

初心者イッヌ

はじめまして、失礼します。
基本的にcore i5-12600kf+RTX 3070の構成で購入しようと検討しています。
そこで質問なんですが、SSDの1TBはどこのメイカーのなのでしょうか?

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とねりん:管理人

はじめまして。他にも候補はあると思うので一例として参考までにして頂けると幸いです。

現在表記しているSSD 1TB 14,000円はWESTERN DIGITALのWD_Black SN770を意識しています。また、同メーカーのSN570の方が容量単価はちょっと安いので、コスパ重視ならおすすめです。

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