【スプラトゥーン2】大会実績上位ランキング【ファイナルフェス終了時点】

スプラトゥーン2のブキ等の追加コンテンツのアップデートが終了し、ファイナルフェスも終了しました。細かい調整は恐らくまだ続きますが、一区切りという状況だと思います。
そこでこれを機に、サービス開始からファイナルフェス終了時点までの大会実績が特に豊富な「強い」「上手い」プレイヤー1を累計ptランキング10位までざっくりと紹介したいと思います。

※対象大会の基準は筆者が決めているため、やや主観が入っているものの、累計実績pt計算に関しては完全に機械的にやっています。

概要

スプラトゥーン2の大会で上位に入ったプレイヤーに対し実績ptを付与し、累計値の上位10人をざっくり紹介しています。
対象の大会は、参加チーム数がそれなりに多いガチ大会(勝利を主目的とする大会)で、期間はスプラトゥーン2サービス開始から2019年8月3日までです。
大会上位4位以内のチームのメンバーそれぞれに、各順位に応じたpt(ポイント)を付与し、その合計値を累計実績ptとして算出し、上位10人を本記事で紹介しています。
各大会結果やその他詳細は、下記のリンクをご覧ください。

大会実績上位ランキング

各ガチ大会の上位チーム(4位まで)のメンバーに実績ptを付与し、累計実績ptとして算出した数値のランキングです。

1. まるがめうどんマン

名前まるがめうどんマン
累計pt132pt(1位)
メインブキ環境に応じて変更
主な位置中衛
所属(していた)チームゆゆうど
主な実績第4,5回 DAIOU CUP 優勝 など
実績内訳優勝:22回
準優勝:8回
3~4位:10回

2019年8月3日時点で大会実績ptトップ(131pt)のプレイヤー。豊富な大会実績を持つプレイヤーの中では珍しく、通話は完全に「聞き専」。
環境に応じて使用ブキを柔軟に変更するものの、サポート向きのブキを好んで使う傾向が見られる。射程は短いものからやや長いものまでさまざまで、中衛ポジションを中心に幅広く臨機応変に戦う。安定して好成績を収め続けていることもあり、非常に頼もしい縁の下の力持ちといった印象。決勝戦での勝率が73.3%と非常に高く、勝負所での安定感・強さも伺える。

「ゆゆうど」というチームであらゆる大会で上位に入りまくり有名になった。「ゆゆうど」での活動が見られなくなった後も、様々なメンバーと共に大会出場を続け、ラストフェス終了後の現在に至るまで驚異的な速度で実績を積み重ね続けている。
甲子園やNPB等のオフラインの公式大会での出場は見られないものの、その実力は確かなスプラトゥーン2屈指の強豪プレイヤー。

2. リト♭

名前リト♭,りとふらっと
累計pt110pt(2位)
メインブキ環境に応じて変更
主な位置中衛
所属(していた)チームラピこそ至高(RMP),君の瞳にハイパープレッサー
主な実績第2回ミリンケーキ杯 優勝 など
実績内訳優勝:12回
準優勝:9回
3~4位:16回

主に中衛として、多くのブキを使いこなすプレイヤー。

ラピこそ至高(RMP)や「君の瞳にハイパープレッサー」(通称:君プレ)というチームで大会上位に入りまくってから特に有名になった。
上記2チームでよく使用していた「ラピッドブラスター」が後に大幅に弱体化されてしまってからも、環境に応じてブキを変更しつつ実績を積み重ね続けている。

3. れんたな

名前れんたな,てり
累計pt108pt(3位)
メインブキバケットスロッシャー
主な位置前衛~中衛
所属(していた)チームA-step,えふわんけーき,Another
主な実績秋祭り杯 優勝, 第4回スプラトゥーン甲子園 ベスト4 など
実績内訳優勝:15回
準優勝:9回
3~4位:13回

「バケットスロッシャー」系をメインブキとして扱うプレイヤー。通話では「聞き専」のことが多い。

2018年初頭から数ヶ月ほど「A-step」というチームで活躍してから有名になった。その後も「えふわんけーき」や「Another」などの強豪チームで大会上位常連として活躍を続けている。バケットスロッシャー自体はスプラトゥーン2に置いて弱いブキではないものの、前衛ブキとしては単体のキル速度が遅く疑似的に確定数を上げる事もできないため、強引な攻めが難しい。そのためか、大会実績上位の前衛プレイヤーのメインブキとしては実は珍しい。

このことから、状況をよく見て判断し、有効キルを取り勝ち筋を見出す事に長けているようと推察できる。

4. ターボー

名前ターボー
累計pt98pt(4位)
メインブキ環境に応じて変更
主な位置前衛
所属(していた)チーム君の瞳にハイパープレッサー
主な実績第2回ミリンケーキ杯 優勝 など
 優勝:15回
準優勝:7回
3~4位:10回

「パラシェルター」をメインブキとして扱うプレイヤー。ブキの特性もあって1:1の勝負に非常に強く、他の前線を担うプレイヤー全般から恐れられている。XPパワーは3000を突破した事もあり、対応力の高さ・安定感を伺う事ができ、非常に頼もしい前衛。

サービス開始直後から大会での活動は見られていたが、2018年10月頃から「君の瞳にハイパープレッサー」(通称:君プレ)というチームで大会上位に入りまくってから特に有名になった。君プレでの活動があまり見られなくなってからも大会出場を続け、その圧倒的な対面能力をブキに実績を積み重ねている。

5. ましゅー

名前ましゅー
累計pt96pt(5位)
メインブキクアッドホッパー
主な位置前衛
主な実績第1回New!エリア杯 優勝 など
実績内訳優勝:15回
準優勝:11回
3~4位:8回

「クアッドホッパー」をメインブキとして扱うプレイヤー。ブキの機動力を生かし、敵の攻撃を回避しつつキルをもぎ取っていく。
大会実績豊富なプレイヤーとしては珍しく、長期間の4人の固定メンバーチームへの所属経験がなく(多分)、よく一緒に出場するメンバーはいるものの、毎大会違うメンバーとの出場という形が多い。

「クアッドホッパー」癖が強く扱いが難しいブキのため、上手く使える人が少ないためか、同じく「クアッドホッパー」をメインブキとして使用する有名プレイヤー「反射神経」氏としばしば比較される。

6. 期待のルーキー

名前期待のルーキー
累計pt89pt(6位)
メインブキ環境に応じて変更
主な位置前衛
所属(していた)チームゆゆうど
主な実績第1回ガチエリア杯 優勝 など
実績内訳優勝:12回
準優勝:7回
3~4位:9回

前衛ブキを中心に様々なブキを使いこなすプレイヤー。環境・ステージ・チームによって使用ブキを柔軟に変える事ができるのが強み。

「ゆゆうど」というチームであらゆる大会で上位に入りまくり、実績を積み重ねた。「ゆゆうど」での活動が見られなくなった後も、様々なメンバーと共に大会出場を続け、実績ptトップを独走していたが、2019年初頭から2019年4月ごろまで急に大会上位で名前を見掛けなくなる。その間に他メンバーに抜かれてしまい6位という結果になった。

名前が名前っぽくないことやTwitter等での発言がやや過激なためか、これだけの大会実績がありながら語られる事が少ない印象がある。

7. やまみっちー

名前やまみっちー
累計pt84pt(7位)
メインブキ環境に応じて変更
主な位置前衛
所属(していた)チームGG BOYZ
主な実績第3,4回 スプラトゥーン甲子園 優勝 など
実績内訳優勝:11回
準優勝:8回
3~4位:9回

屈指の人気プロチーム「GG BOYZ」に所属するプレイヤー。前線ブキを中心に使用し、キル能力の高さが目を引く。

プロチームということで、「GG BOYZ」は公式大会を重視している。公式大会前には、結構前から準備を始め、直前まで対抗戦を主に練習をする。結果「第3,4回甲子園」2連覇や「NPB eスポーツシリーズ」2位など、素晴らしい公式大会実績を収めている。
反面、他の非公式大会への出場機会が減ってしまい、非公式含む大会実績では不利となる。しかし、個人でも多くの非公式大会に出場して上位に入り、その結果全体で7位という位置に食い込んだ。出場大会での上位率が高く、勝利貢献度の高さが伺える。

8. ゆゆし

名前ゆゆし
累計pt81pt(8位)
メインブキラピッドブラスター
主な位置中衛
所属(していた)チームゆゆうど
主な実績第1回ガチエリア杯 優勝 など
実績内訳優勝:11回
準優勝:7回
3~4位:8回

「ラピッドブラスター」をメインブキとして扱うプレイヤー。2018年7月に大幅に弱体化された「ラピッドブラスター」を2019年8月時点でも使い続けており、「ラピッドブラスター」へのこだわりが感じられる。
スプラトゥーン2では非常に多くのブキ・ステージが存在する上、調整も頻繁にあったため、「環境に応じたブキ変更」は強豪チームと対する上で必須レベルと認識されている中、弱体化され弱くなったと言われる特定のブキを使い続ける珍しいプレイヤー。

「ゆゆうど」というチームであらゆる大会で上位に入りまくり、実績を積み重ねた。「ゆゆうど」での活動が見られなくなった2018年6月頃の以後は、「ラピッドブラスター」の弱体化の影響もあってか、一時大会上位ではほとんど名前を見掛けなくなる。
やはり「ラピッドブラスター」で大会上位はもう厳しいのかという懸念もある中、2019年初頭に「第6回エリア杯+」でベスト4に入って以降は、以前のように大会上位に名前を残し、ラストフェス終了後時点では、また大会上位常連の一人となっている。

9. バズ

名前バズ,buzz900
累計pt78pt(9位)
メインブキスプラスピナー
主な位置前衛~中衛
所属(していた)チーム波乱万丈,Another
主な実績第3回 DAIOU CUP 優勝 など
実績内訳優勝:11回
準優勝:7回
3~4位:7回

「スプラスピナー」をメインブキとして扱うプレイヤー。前作「スプラトゥーン」の頃からの有名プレイヤー。
「ゆゆし」氏と同じく、大会上位常連勢には珍しく、環境に関わらず特定のブキを使い続けるプレイヤー。スプラトゥーン2サービス開始から暫くは「スプラスピナー」は非常に弱いとされていたが、その頃からずっと使っていた。「スプラスピナー」へのこだわりが感じられる。

「スプラスピナー」のヒト移動速度の速さとキル速度の速さを駆使し、相手を翻弄しつつ前線を押し上げる。塗り意識も非常に高いので、スペシャル回転率が高い。

名前の呼びやすさと、前作の頃から有名プレイヤーということもあって、「スプラスピナー」の代名詞にしている人もいる。
そのためか、ゲーム内のプレイヤーネームを「バズ」にしている人も多く、対抗戦や大会で「バズ」という名前が使用されていると「これバズ?(本物)」といったようなやり取りが行われることがしばしばある。

「波乱万丈」や「Another」で主に活躍し、大会実績を積み重ねた。公式大会である「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」にも出場した。

10. りうくん

名前りうくん
累計pt73pt(10位タイ)
メインブキクーゲルシュライバー
主な位置前衛~後衛
所属(していた)チームウルトラリベンジャーズ
主な実績第2回ガチエリア杯 優勝 など
実績内訳優勝:8回
準優勝:6回
3~4位:12回

「クーゲルシュライバー」をメインブキとして扱うプレイヤー。サービス開始直後から大会出場を続けている人がほとんどのこのランキングの中ではかなり遅咲きのプレイヤーで、「クーゲルシュライバー」が実装された直後(2018年7月頃)から頭角を現した。
Xパワーは3000を突破したこともあり、対応力の高さ・安定感を伺える。

扱いは難しいものの、近距離から遠距離までどこでも対応できる「クーゲルシュライバー」を非常に高いレベルで使いこなす。前衛にも後衛にもなれる上、後衛時にも近距離戦の強さを持っているという、かなりズルくも感じてしまうほど汎用性に優れる。そのため、ブキ編成やステージに強さを影響されにくく、安定して戦う事ができる。

「クーゲルシュライバー」登場以降、数多くの大会に出場し上位に入り、実績を急速に伸ばした。公式大会「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」にも出場。「クーゲルシュライバー」登場以降の大会実績ではトップの成績を誇る、新進気鋭の強豪プレイヤー。

10. ある

名前ある・~・
累計pt73pt(10位タイ)
メインブキスプラスコープ
主な位置後衛
所属(していた)チーム君の瞳にハイパープレッサー
主な実績第2回ミリンケーキ杯 優勝 など
実績内訳優勝:9回
準優勝:6回
3~4位:11回

「スプラスコープ」をメインブキとして扱うプレイヤー。

2018年10月頃から「君の瞳にハイパープレッサー」(通称:君プレ)というチームで大会上位に入りまくった。君プレでの活動が見られなくなった以降は、ガチ大会への参加自体が減ったのか、上位ではあまり見かけなくなった。チーム名にある「ハイパープレッサー」を持つブキを使っていた事もあり、ハイパープレッサーの上手さには定評があったが、このレベルになるとメインの精度も当然高い。

かなり最近(2019年6月26日)のアップデートで「ハイパープレッサー」が大幅に弱体化されるまで、スプラチャージャー(スプラスコープ)が猛威を振るっていた印象のあるスプラトゥーン2ですが、大会実績上位10位の中ではチャージャー使いは一人だけで、しかも10位タイという結果になりました。

まとめ・考察

前衛が多い

該当の11人の内、「主に前衛」に分類できるプレイヤーが6人で、半数以上でした。
個人的には、スプラトゥーン2は全体的に「長射程有利環境」だったと思っていましたので意外でした。少なくとも、ハイパープレッサーが弱体化される前の「スプラチャージャー」は、上手い人が使えばかなりのパワーを持っていたのは間違いないと思うので、こう思うのは自分だけじゃないと思います。

長射程が不利とか言うつもりはないですが、

完全な後衛は一人のみで、10位タイ

前衛の多さに対して、完全な後衛はなんと一人のみという結果になりました。
後衛のおかげで勝てる試合も多々あると思いますし、後衛は必要ないとか言うつもりはないですが、長期での「安定した勝利(勝率)」という観点では、前衛の方が重要であるというのは、一つの結論ではないかと思います。
それなりにプレイしている方であれば言わずもがなだと思いますが、後衛が活躍できる状況を作るのも結局は前線(前衛)ですからね。

前衛寄り4人のチームであれば、射程の関係で自ずとお互いにカバーしあう状況が多々あると思いますが、後衛と前衛だと、お互いが意識し動く必要があります。そのため、後衛入りのチームは、チームで経験を積み、状況に応じた各人の立ち回りを確立する事が重要です。その辺りの修正作業の手間の差は絶対に出てきてしまうのではと思いました。

それでは、記事はここまでになります。ご覧いただきありがとうございました。

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