おすすめ主要CPUの性能比較・一覧表【2025年5月最新版】

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主要CPU性能の比較一覧表です。新しめの主要CPUのみを掲載しているため、主にこれからPC購入を考えている人向けの比較表になります。
※価格は記事更新時点での主に価格.comやAmazonでの価格となっています。記事内の性能スコアはPassMarkのスコアです。

/ スクロールします \


CPU名称
文字通りCPUの名前です。
評価
評価は管理人の主観的評価です。基本的に総合コスパとワットパフォーマンス重視で評価しています。特にノートPC向けCPUは、端末によって大きく違うので参考程度に。
性能スコア
PassMarkという特に有名なベンチマークのスコアです。総合性能といった感じになっています。
コア
CPUのコアの数(合計)です。コアが多いほどCPU全体の処理性能が高くなり、重い処理への対応力が高まります。ただし、最近では小型な省電力コアが採用されることが多かったりして、合計コア数だけで性能を推し量るのは難しいので注意。
スレッド
スレッドはシステム上で認識するコアの数と思って貰えばOKです。「1コア:1スレッド」が基本ですが、「1コア:2スレッド」のものもあります(SMT・ハイパースレッディング採用コアの場合)。
クロック・周波数(定格/最大)
CPUのクロックは、ざっくり言うと処理の回数を表す数値です。クロックが高いほど、処理できる信号の数が多いことになるので、処理性能が高くなりますが、負荷が高くなるため、発熱や消費電力が多くなります。ただし、コアの性能や他の要素により性能は大きく変わるので、クロックだけで性能は測れない点に注意。
TDP
TDPは熱設計電力のことで、大体の消費電力の目安となります。表向きはベース電力、もしくはTDP PL1の値が表示されていることが多いですが、実質の最大消費電力はTDP PL2の値なので注意(2023年2月時点)。CPUによってはベース電力とTDP PL1が別に設定されていたりしてややこしいですが、その場合には低い方をPL1として扱っています。
内蔵GPU
CPUと同じチップに統合されているGPUの名称です。記載の名前は略称であり、名前が同じでも性能が異なる場合もあるため注意(アーキテクチャが同じ、もしくはわずかな改良には同じ名前が用いられることがあるため)。 
Ryzen 9 9950X3D:総合性能トップのハイエンドCPU16コア/32スレッド|170W – 230W|16MB + 128MB|13.3万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

16コア32スレッドによるトップクラスのマルチスレッド性能に加え、大容量L3キャッシュ「3D V-Cache」を搭載でトップクラスのゲーム性能も併せ持つ、ハイエンドCPUです。
発売時で13万円台という超高価なのがデメリットですが、総合性能では2025年4月時点ではトップと言えるCPUです。
しかし、ゲーム性能コスパだけなら「Ryzen 7 9800X3D / 7800X3D」に劣り、マルチスレッド性能コスパだけなら「Ryzen 9 9950X」「Core Ultra 9 285K」「Core i9-14900K」に劣るので、用途を絞った場合の実用コスパで劣るので、使い方次第のCPUです。
基本的にグラボへ予算を回した方がゲーム性能コスパは格段に良くなるので、とにかく予算が潤沢な人以外は候補に入ることはあまり無いと思います。
また、先代の7950X3Dと違い、初期設定では消費電力が多いので、非常に水冷システムが必要になっています。ワットパフォーマンスを向上させたいなら、後から調整が必要です。
Ryzen 7 9800X3D:ゲーム最強クラスの8コアCPU。ただし、8コアで超高価8コア/16スレッド|120W – 162W|8MB + 96MB|9.4万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

Ryzen 7 9800X3Dは2025年4月時点のゲームで最強クラスのCPUです(ハイエンドGPUとの併用時)。「3D V-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUとなっています。
この9800X3Dが登場するまではゲーム最強は先代の7800X3Dでしたが、その先代をも平均で8%~10%程度上回るゲーム性能を誇るという結果が出るほど高いゲーム性能を持ちます。
9800X3Dで変わった点としては、先代(7000X3D)では「3D V-Cache」がCCDより上に配置されていたため、コアの冷却が難しくてクロックや温度制限を低めにする必要があるという課題がありましたが、9000X3Dの第2世代「3D V-Cache」では配置が変更され、コアの冷却の課題が克服されました。これによりクロックや温度制限を高くすることが可能になり、先代では制限されていたオーバークロックも可能になりました。それに加えてアーキテクチャ更新による性能向上もあり、先代から大きめの性能向上となりました。
しかし、価格は先代から大きく値上がりし、2025年4月時点では93,800円となっており、8コアCPUとしては超高額です。ゲームでは強力なものの、マルチスレッド性能コスパは悪い点は留意しておいた方が良いかと思います。
更に、電力面も先代の7800X3Dと比べると少し悪化しています。その分性能は向上したものの、7800X3Dは消費電力の少なさも大きな魅力の一つだったので、9800X3Dでその良さが少し損なわれたのは残念です。気になる場合には調整して省電力仕様にすることは可能なので明確なマイナスポイントではありませんが、PCに詳しくない層のことも考えると、購入標準設定で省電力な設定の方が良かったと思います。
強みのゲーム性能も、GPUの性能やゲームタイトル次第ではそこまで大きな差にならないこともありますし、この高額さだと、より安価なCPUを選択してGPUのグレードを1,2段上げることも可能なレベルので、最終的なゲーム性能を考えるとそちらの方が良いケースも多々あると思います。予算に限りがある場合には、ゲームで強いからといって雑に選ぶのではなく、慎重に選択したいCPUです。
Ryzen 7 7800X3D:ゲーム強力な8コアCPU。電力面も非常に優秀8コア/16スレッド|120W – 162W|8MB + 96MB|7.2万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

「Ryzen 7 7800X3D」はゲームで強力かつ電力面も優秀なのが魅力のCPUです。「3D V-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUとなっています。
9800X3Dの登場によって最強ゲーミングCPUの座こそ譲ってしまったものの、2025年現在では未だにトップ層の非常に優れたゲーミング性能を持ちます。
7000X3Dはコアの冷却がしにくいため、初期設定の電力面制限が厳しいのです。
そのせいで温度は高めですが、逆に良い点として、初期状態でも非常に省電力かつ優れたワットパフォーマンスを発揮します。そのため、特に調整なく高効率での運用を望む場合には9800X3Dよりも嬉しい仕様となっています。
8コアCPUを選ぶ時点で高負荷なマルチスレッド運用が前提ではないはずですから、やや効率を犠牲にした9000X3Dよりも理に叶った設定だと個人的には思います。そのため、予算を節約したい気持ちがあるなら、7800X3Dでも妥協案というほどではないと個人的には思っています。
Core i7-14700(F):20コアで5万円前後の高コスパCPU20コア/28スレッド|65W – 219W|28MB + 33MB|5万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

20コア(8P+12E)28スレッドの第14世代のCore i7のK無しモデルです。K無しモデルよりも消費電力が抑えられており、価格も少し安いです。第13・14世代Coreは回復不可能なダメージが入るといった不具合が問題となっていますが、実は報告例はほぼK付きなので、クロックや電力制限が低いK無しなら深く気にする必要は無いと思われるのも少し安心できます。その代わり、標準設定ではベース電力の65Wで基本稼働する様になっており、消費電力がかなり抑えられているため、K付きよりはマルチスレッド性能が一段落ちてしまいます。とはいえ、電力制限下でも20コアによるマルチスレッド性能は非常に優れていますし、電力制限を調整(解除)することでK付きに近い性能まで引き上げることも一応可能なので、そのあたりの調整が出来る人にはK付きと実用性は大差なかったりします。ただし、標準設定のままでも発熱が少ないメリットもあり、電力制限を引き上げるなら高性能なクーラーが必要になるので、必要に応じて運用しましょう。
Core i5-14400F:2万円台前半という安価さで高コスパ10コア/16スレッド|65W – 148W|9.5MB + 20MB|2.2万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

非常に安価ながら10コア(6P + 4E)を搭載する低価格高コスパCPUです(2025年4月時点)。2万円台で買える安さ&コスパ特化CPUでは非常に強力な選択肢です。
上位CPUと比べるとマルチスレッド性能は劣るものの、低性能という訳でもなく重い処理でもこなせる性能はあります。
上位モデルや最新世代と比べるとキャッシュ容量やコア性能で劣るため、ハイエンドGPU使用時のゲーム性能がやや低いのも弱点ですが、この価格のCPUでハイエンドGPUを採用する人はほとんど居ないため、実質的にはそこまで気にする必要がありません。
そのため、安さ特化で実用性能コスパ重視として割り切る場合には丁度 良い高コスパCPUです。
Ryzen 5 7600X / 7600 / 7500F:安価ながらゲーム性能もそこそこで、AM5の長期サポート6コア/12スレッド|65W – 88W|6MB + 32MB|3.2万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

Zen 4の6コアのRyzen 5です。発売当初は高価だったために低価格PC用のCPUとして機能していませんでしたが、その後値下がりが進んだことで、「Core i5-14400F」に近い低価格PC用のCPUとして強力な選択肢となりました。Core i5-14400(F)より優位な点として、ソケットのAM5のサポートは長期化が期待できる点があるのがポイントです。Ryzenでは一つのソケットを長く採用する傾向がある上、X3Dモデルの追加による旧&最新世代の両方の強化なども見込めることもあり、後にCPUを交換をする場合を考えるとCoreよりも魅力です。BTOではまだ14400(F)よりも若干高価なことが多いのが難しいところですが、Core i5-14400Fを検討している場合には併せて価格を確認しておきたいCPUです。
Ryzen 5 8400F:非常に安価にAM5の長期サポートを得られる6コア/12スレッド|65W – 88W|6MB + 16MB|2.6万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

「Ryzen 5 8400F」は出来るだけ安価にAM5を採用できるのが魅力のCPUです。ただし、BTO等での扱いがほぼなく、フルカスタマイズか自作限定に近いのが残念です。
L3キャッシュ容量が「Ryzen 5 7600(X)」の半分の16MBしかないため、ゲーム性能だけ見るならRyzen 7000 / 9000には少し劣る点には注意が必要ですが、ゲーム性能も14400Fと同じくらいはあるので、特別低い訳ではないです。安さ重視なら妥協できるレベルだと思います。
PCIeレーンがやや少ない点もあり、ハイエンドGPUでの利用にはやや不向きですが、低価格構成ではほぼネックにならない部分です。
Ryzen 9 7900:省電力な12コアCPU。付属の割には悪くないクーラーとAM5も魅力12コア/24スレッド|65W – 88W|12MB + 64MB|6.2万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

Ryzen 9 7900は、Zen 4の12コアの省電力モデルCPUです。元々やや不人気なCPUだったこともあってか、大幅に値下がりが進み、2024年12月時点では約6万円台前半程度になっているため、「Core i7-14700(F)」に対して競争力を持てるようになっています。最大消費電力(PPT)は88Wに設定されているため非常に省電力ながら、小型コアを含まない12コア24スレッドによる優れたマルチスレッド性能が魅力です。また、付属クーラー「Wraith Prism RGB」が付属品の割には悪くない性能なので、そちらで運用すれば実質コストもやや削減できるのも強みです。電力制限を解除することも可能なので、高性能なクーラーを用意すれば性能をやや引き上げることも可能です。CoreのK無しモデルと違ってオーバークロックにも対応していますし、第14世代Coreと違ってマザーボードの長期サポートも見込めますし、調整幅も非常に広いCPUなので、長期利用で色々と設定弄ってみたいという人には特に選び易く面白いCPUだと思います。
Ryzen 5 8600G:高性能内蔵GPU搭載のAPU6コア/12スレッド|65W – 88W|6MB + 128MB|3.2万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

高性能な内蔵GPUで魅力の「Ryzen 5 8600G」です。RyzenのRDNA 3アーキテクチャのGPUが統合されています。
グラボ無しでも重めの3Dゲームや動画編集に対応が可能で、ライトユーザーには非常に魅力的です。AI用の「Ryzen AI」を搭載しているのも地味に嬉しいです。
一つ上位の「Ryzen 7 8700G」ではCPUコアが2つ増え(6→8)、GPUコアも4つ増えます(8→12)。ただし、価格は1.5倍くらいになります。
CPU性能もGPU性能も向上率は25%~30%程度で、価格差ほどの差がないです。重めの処理でなければ実用性面での差は意外と小さいので、コスパ特化なら8600Gの方がお得感があります。
また、グラボ搭載での利用を考える場合は、8700G/8600GはL3キャッシュ容量が16MBしかないため、ゲーム性能がやや低めになる点には注意です。これは、Ryzen 8000シリーズは実はモバイル向けのAPUが基となっている点に起因しています。
グラボ向けのPCIeレーンが基本8つしか用意されていなかったりもして、ハイエンドGPUではわずかにネックになる可能性もあるので、その点も注意です。グラボを搭載する場合は、性能は高くてもアッパーミドル程度に留めるのが良いです。
Ryzen 7 5700X:2万円台中盤で買える高コスパ8コアCPU(旧世代)8コア/16スレッド|65W – 88W|8MB + 32MB|2.5万円~

マルチスレッド: |ゲーム:
電力面(標準): |価格 :

旧世代ですが、安さによる優れたマルチスレッド性能コスパで売り上げ上位に居続けるのが「Ryzen 7 5700X」です。2万円台前半~中盤という価格で、「Core i5-14400(F)」や「Ryzen 5 7600(X)」に匹敵するマルチスレッド性能を持つ上、安価で高コスパな旧世代マザーボードを選べるため、非常に優れたコスパを持っています。
旧世代のためシングルスレッド性能やゲーム性能はやや落ちるものの、L3キャッシュは32MBと多めに搭載しているおかげで、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUならほぼ問題にはならないレベルなので、費用を節約しつつコスパを最大化できる存在として重宝します。電力効率も古い割には優れており、未だに高コスパCPUとして非常に強力な存在です。
Zen 3+ 以降のRyzen 7(Ryzen 7 8840U / Ryzen 7 7840U / Ryzen 7 7735U 等)
マルチスレッド: |価格    :
内蔵GPU   : |電力(低負荷)
電力(高負荷) : |NPU(AI用):× / (~16TOPS程度、末尾40以降)

アーキテクチャに「Zen 3+ / Zen 4」が採用されているRyzen 6000~8000シリーズは、優れたCPU性能・電力効率・内蔵GPUを備えつつも、Coreの競合製品よりも安価でコスパが良いのが魅力です。
CPUは8コア16スレッドで優れた性能を持ち、重めの処理にも十分使えます。ただし、高負荷時の消費電力および発熱は多めなので、筐体の排熱性能には注意。
内蔵GPUには「Radeon 680M / 780M」という12CUのRDNA 2/3アーキテクチャのものが採用されています。内蔵にしては優れたグラフィック性能となっており、ゲームでは「GeForce GTX 1050 Ti」に迫る性能を持ちます。
軽いゲームなら非常に快適ですし、やや重めくらいのゲームでも動作自体は可能なレベルとなっています。更に、新しめのRadeonでは「AFMF」という手軽なフレーム生成機能が使えるため、実質性能は更に底上げされるため強力です。動画編集もフルHD以下くらいの軽いものならある程度対応可能で、内蔵GPUながらグラフィック面でも優れた対応力を持つのが大きな魅力です。
また、Zen 4~以降のモデル(末尾40以降の一部を除くモデル)ではAI用のNPUである「Ryzen AI」も搭載されています。ピーク性能は~16TOPSと高性能ではありませんが、安価なCPUに対してはAIでも少し優位性があります。
対抗製品となるのは「Core Ultra 100H(Core Ultra 7 155H 等)」となっており、最大処理性能だけ見れば少し若干劣るレベルですが、Ryzen(Zen 3+ / Zen 4)の方が電力効率に少し優れている他、価格面もやや安価なので、コスパでは若干上回る印象です。2025年4月時点で無駄な予算を掛けずにコスパの良いCPUを求めるなら無難な選択肢という印象です。
Core Ultra 100H(Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 等)
マルチスレッド: |価格    :
内蔵GPU   : |電力(低負荷)
電力(高負荷) : |NPU(AI用):(~11TOPS程度)

「Core Ultra 100H」は優れたCPU性能と内蔵GPU性能を持ちつつNPUも搭載しており、処理性能コスパに優れるのが魅力のCPUです。
また、LP Eコアを搭載しており、対抗のRyzen(Zen 3+ / Zen 4)よりもアイドル時の消費電力が少ない点も強みです。
Core Ultra 100Hで特に魅力なのは、GPU性能です。最上位の「Arc 8コアGPU」のゲーム性能は「GeForce GTX 1650」にも匹敵するレベルとなっており、軽いゲームなら非常に快適です。やや重めくらいのゲームも大体動作は可能なレベルに達しており、動画編集もフルHD以下程度の軽めのものならある程度対応可能という、内蔵グラフィックとしては高い対応力を持ちます。重量級のゲームや動画編集をしないなら、別途のビデオカードは不要なレベルです。
CPUも14~16コア(4P~6Pコア)を搭載するため、マルチスレッド性能は高く、重い処理でも対応できます。最大~12TOPS程度のNPUも搭載しており、高性能ではないものの、NPU非搭載が基本の安価なCPUと比べると明確な優位性もあります。
このように、全方面でそこそこの性能を持っているのが嬉しいのがCore Ultra 100Hです。
ただし、気になる点としては「価格」と「高負荷時の消費電力が多い」点があります。
まず搭載PCの価格ですが、「Ryzen 7000 / 8000(Zen 4)」と比べると少し高めな傾向があります。最大性能では少し上回ってはいますが、大きな差でもないので、正直安いRyzenの方が魅力的なことが多いです。
また、GPU性能は対抗のRyzen 8000の最上位の内蔵GPU「Radeon 780M」をも少し上回るものの、ゲームにおいてはAMD(Radeon)には手軽なフレーム生成機能「AFMF」があるため実質性能ではやや劣ります。更に、CPU、GPU共にワットパフォーマンスではZen 4のRyzenの方が少し上な印象なので、Ryzenの方が無難感が強めです。
とはいえ、プロセス刷新により電力面は前世代までよりは向上していますし、LP Eコアのおかげでアイドル時の消費電力削減は対抗のRyzenを上回ります。前世代(第12、13世代)と比べると価格が上がった点以外は格段に良くなっています。
Intel製品は数が豊富なため、ネックの価格もお得なセール品などである程度緩和できる可能性も割と高めです。価格次第では十分有力であり、おすすめし易くなったと思います
Core i5-1335U / Core i7-1355U 等(第12,13世代のCore i5 / i7の末尾U)
マルチスレッド: |価格    :
内蔵GPU   : |電力(低負荷)
電力(高負荷) : |NPU(AI用):×

第12,13世代のデフォルトTDPが15Wと低めに設定されている、Core i5 / i7のUモデルです(10コア12スレッド)。旧世代ですが、比較的安価に軽作業には十分な処理性能を提供してくれるため、低価格高コスパPC用としておすすめのシリーズです。採用製品が非常に多く、お得な製品が探しやすいのも大きな強みです。
低価格高コスパCPUとしては「Ryzen 5 7530U / Ryzen 7 7730U」がよく挙げられると思いますが、そちらよりも内蔵GPU性能が高い上、AV1デコードに対応しているのが強みです。
ただし、高性能コア(Pコア)は2つしかなく、8個が省電力さ重視のEコアとなっているため、10コアという見栄えほどは高性能ではなく、重い処理を前提とできるほどの性能では無い点に注意。ちなみに、第12世代と第13世代でコア数は基本同じで処理性能差もわずかなので、安い方でOKです
Apple Mシリーズ(M2~M4)
マルチスレッド: |価格    :
内蔵GPU   : |電力(低負荷)
電力(高負荷) : |NPU(AI用):

Apple Mシリーズ(Apple M3 等)は、Apple開発が開発したチップです。非常に優れた電力効率に加え、優れた内蔵GPU性能も持つのが魅力です
CPU性能は他の同世代CPUと比べるとやや低めですが、スレッド数が少ない割には優れた性能で重い処理も可能です。
内蔵グラフィック性能についても、下位モデルでも重めの動画編集なども可能な対応力の高さを持っています。
また、非常に電力効率が良いのが大きな魅力です。バッテリー利用時でもパフォーマンスが落ちたり駆動時間が短くなりにくいのも持ち運びを頻繁に行う人には嬉しいです。ノートPCとして重要な要素全てを高いレベルで兼ね備えている、非常に完成度の高いSoCです。
ただし、Macにしか搭載されない点は注意です。
特に、PCゲームについては多くがDirectX(Windows用)に最適化されているため、Macではネイティブ環境でプレイすることができない点は注意。
その他のMac用に作られていないソフトについても、基本エミュレーション動作となるためパフォーマンスの低下や予期しないトラブルが発生する可能性がある点も注意が必要です。また、AV1のデコードにもM3以降でしか対応していません。

【デスクトップ】主要CPUまとめ

デスクトップPC向けの主要CPU性能比較表です。クロックについて、高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のような混合コア仕様の場合はPコアのクロックを表記しています。また、TDP PL1について、ベース電力が別に設定されていたりすることもありますが、低い方をPL1として表記しているためご注意ください。CPU名はAmazonへのリンクとなっています。

主要CPU性能比較表(デスクトップ)
CPU名称 評価 PassMark
スコア
コア/
スレッド
TDP
PL1
TDP
最大
クロック
定格 / 最大
電力
効率
コスパ 参考価格
Ryzen 9 9950X3D
70,594
16/32
170W 230W 4.3 / 5.7GHz 132,800円
Core Ultra 9 285K
67,893
24/24
125W 250W 3.7 / 5.7GHz 97,980円
Ryzen 9 9950X
66,406
16/32
170W 230W 4.3 / 5.7GHz 106,800円
Ryzen 9 7950X
62,605
16/32
170W 230W 4.5 / 5.7GHz 84,980円
Ryzen 9 7950X3D
62,467
16/32
120W 162W 4.2 / 5.7GHz 119,980円
Core i9-14900K
59,205
24/32
125W 253W 3.2 / 6.0GHz 76,980円
Core i9-14900KF
58,905
24/32
125W 253W 3.2 / 6.0GHz 74,980円
Core Ultra 7 265KF
58,802
20/20
125W 250W 3.9 / 5.5GHz 53,980円
Core i9-13900K
58,775
24/32
125W 253W 3.0 / 5.8GHz
Core Ultra 7 265K
58,730
20/20
125W 250W 3.9 / 5.5GHz 56,980円
Core i9-13900KF
57,990
24/32
125W 253W 3.0 / 5.8GHz
Ryzen 9 9900X3D
56,806
12/24
120W 162W 4.4 / 5.5GHz 112,800円
Ryzen 9 9900X
54,728
12/24
120W 162W 4.4 / 5.6GHz 82,800円
Core i7-14700KF
53,331
20/28
125W 253W 3.4 / 5.6GHz 53,400円
Core i7-14700K
52,830
20/28
125W 253W 3.4 / 5.6GHz 55,980円
Ryzen 9 7900X
51,505
12/24
170W 230W 4.7 / 5.6GHz 62,980円
Core i9-13900F
50,420
24/32
65W 219W 2.0 / 5.6GHz
Ryzen 9 7900X3D
50,350
12/24
120W 162W 4.4 / 5.6GHz 99,800円
Ryzen 9 7900
48,544
12/24
65W 88W 3.7 / 5.4GHz 61,980円
Core Ultra 7 265
47,976
20/20
65W 182W 2.4 / 5.3GHz 55,980円
Core Ultra 7 265F
46,600
20/20
65W 182W 2.4 / 5.3GHz 53,980円
Core i9-14900F
46,460
24/32
65W 219W 2.0 / 5.8GHz 82,980円
Core i7-13700KF
46,403
16/24
125W 253W 3.4 / 5.4GHz
Core i9-14900
46,218
24/32
65W 219W 2.0 / 5.8GHz 90,980円
Core i9-13900
46,167
24/32
65W 219W 2.0 / 5.6GHz
Core i7-13700K
46,124
16/24
125W 253W 3.4 / 5.4GHz
Ryzen 9 5950X
46,132
16/32
105W 142W 3.4 / 4.9GHz 64,980円
Core Ultra 5 245K
43,596
14/14
125W 159W 4.2 / 5.2GHz 48,980円
Core Ultra 5 245KF
43,567
14/14
125W 159W 4.2 / 5.2GHz 46,800円
Ryzen 9 5900XT
43,495
16/32
105W 142W 3.3 / 4.8GHz 59,800円
Core i7-14700F
42,231
20/28
65W 219W 2.1 / 5.4GHz 48,980円
Core i7-14700
42,057
20/28
65W 219W 2.1 / 5.4GHz 52,980円
Core i9-12900K
41,331
16/24
125W 241W 3.2 / 5.2GHz
Core i9-12900KF
41,051
16/24
125W 241W 3.2 / 5.2GHz
Core Ultra 5 235
40,466
14/14
65W 121W 3.4 / 5.0GHz 42,480円
Ryzen 7 9800X3D
40,161
8/16
120W 162W 4.7 / 5.2GHz 93,800円
Ryzen 9 5900X
39,052
12/24
105W 142W 3.7 / 4.8GHz 44,480円
Core i5-14600K
38,594
14/20
125W 181W 3.5 / 5.3GHz 36,000円
Core i5-14600KF
38,913
14/20
125W 181W 3.5 / 5.3GHz 34,260円
Core i7-13700F
38,663
16/24
65W 219W 2.1 / 5.2GHz
Core i5-13600K
37,749
14/20
125W 181W 3.5 / 5.1GHz
Core i5-13600KF
37,592
14/20
125W 181W 3.5 / 5.1GHz
Ryzen 7 9700X
37,148
8/16
65W 88W 3.8 / 5.5GHz 58,980円
Core i7-13700
36,691
16/24
65W 219W 2.1 / 5.2GHz
Ryzen 7 7700X
35,879
8/16
105W 142W 4.5 / 5.4GHz 54,980円
Ryzen 7 7700
34,500
8/16
65W 88W 3.8 / 5.3GHz 52,800円
Ryzen 7 7800X3D
34,260
8/16
120W 162W 4.2 / 5.0GHz 71,800円
Core i7-12700K
34,504
12/20
125W 190W 3.6 / 5.0GHz
Core i7-12700KF
34,198
12/20
125W 190W 3.6 / 5.0GHz
Core i5-13500
31,611
14/20
65W 154W 2.5 / 4.8GHz
Core i5-14500
31,354
14/20
65W 154W 2.6 / 5.0GHz 37,480円
Ryzen 7 8700G
31,555
8/16
65W 88W 4.2 / 5.1GHz 49,800円
Ryzen 7 8700F
31,556
8/16
65W 88W 4.1 / 5.1GHz 44,980円
Core Ultra 5 225
31,681
10/10
65W 121W 3.3 / 4.9GHz 39,980円
Core Ultra 5 225F
31,343
10/10
65W 121W 3.3 / 4.9GHz 37,980円
Core i7-12700
30,547
12/20
65W 180W 2.1 / 4.9GHz
Core i7-12700F
30,486
12/20
65W 180W 2.1 / 4.9GHz
Ryzen 5 9600X
30,134
6/12
65W 88W 3.9 / 5.4GHz 42,980円
Ryzen 5 9600
29,369
6/12
65W 88W 3.8 / 5.2GHz 40,800円
Ryzen 5 7600X
28,450
6/12
105W 142W 4.7 / 5.3GHz 34,980円
Ryzen 7 5800X3D
28,308
8/16
105W 142W 3.4 / 4.5GHz
Ryzen 7 5800X
27,784
8/16
105W 142W 3.8 / 4.7GHz
Ryzen 5 7600
27,053
6/12
65W 88W 3.8 / 5.1GHz 33,980円
Core i5-12600K
27,000
10/16
125W 150W 3.7 / 4.9GHz
Core i5-12600KF
27,000
10/16
125W 150W 3.7 / 4.9GHz
Ryzen 5 7500F
26,589
6/12
65W 88W 3.7 / 5.0GHz
Ryzen 7 5700X
26,634
8/16
65W 76W 3.4 / 4.6GHz 25,980円
Ryzen 7 5700X3D
26,321
8/16
105W 142W 3.0 / 4.1GHz 34,980円
Core i5-14400F
25,705
10/16
65W 148W 2.5 / 4.7GHz 20,980円
Ryzen 5 8600G
25,385
6/12
65W 88W 4.3 / 5.0GHz 32,800円
Core i5-14400
25,281
10/16
65W 154W 2.5 / 4.7GHz 26,780円
Core i5-13400F
25,218
10/16
65W 148W 2.5 / 4.6GHz
Core i5-13400
24,844
10/16
65W 154W 2.5 / 4.6GHz
Ryzen 7 5700G
24,501
8/16
65W 88W 3.8 / 4.6GHz 27,480円
Ryzen 5 8400F
24,375
6/12
65W 88W 4.2 / 4.7GHz 26,780円
Ryzen 7 5700
24,328
8/16
65W 76W 3.7 / 4.6GHz 23,800円
Ryzen 5 5600X
21,873
6/12
65W 76W 3.7 / 4.6GHz
Ryzen 5 8500G
21,611
6/12
65W 88W 3.5 / 5.0GHz 28,180円
Ryzen 5 5600T
22,100
6/12
65W 76W 3.5 / 4.5GHz 18,800円
Ryzen 5 5600
21,558
6/12
65W 76W 3.5 / 4.4GHz 17,180円
Ryzen 5 5500GT
20,286
6/12
65W 88W 3.6 / 4.4GHz 17,980円
Ryzen 5 5600GT
20,320
6/12
65W 88W 3.6 / 4.6GHz 20,580円
Ryzen 5 5600G
19,817
6/12
65W 88W 3.9 / 4.4GHz
Core i5-12400F
19,478
6/12
65W 117W 2.5 / 4.4GHz 17,800円
Ryzen 5 5500
19,404
6/12
65W 88W? 3.6 / 4.2GHz 15,480円
Core i5-12400
19,238
6/12
65W 117W 2.5 / 4.4GHz 22,480円
Ryzen 5 4500
16,122
6/12
65W 88W 3.6 / 4.1GHz 13,980円
Core i3-14100F
15,411
4/8
58W 89W 3.5 / 4.7GHz 13,280円
Core i3-14100
15,212
4/8
60W 89W 3.5 / 4.7GHz 18,480円
Core i3-13100
14,724
4/8
60W 89W 3.4 / 4.5GHz
Core i3-13100F
14,653
4/8
58W 89W 3.4 / 4.5GHz
Core i3-12100F
14,056
4/8
58W 89W 3.3 / 4.3GHz 12,580円
Core i3-12100
13,873
4/8
60W 89W 3.3 / 4.3GHz 17,580円
Ryzen 3 4100
11,300
4/8
65W 88W 3.8 / 4.0GHz
Intel 300
7,240
2/4
46W 3.7GHz 14,780円
参考:Passmark

【ノートPC・タブレットPC向け】主要CPUまとめ

ノートPC・タブレットPC向けの主要CPU性能比較表です。クロックについて、高性能コア(Pコア)+高効率コア(Eコア)のような、混合コア仕様の場合は高性能コア(Pコア)のクロックを表記しているので注意してください。

TDPは、左側がPL1の数値で右側がPL2もしくは最大値です。ただし、モバイル版CPUにでは必要に応じてTDPをベンダーが調整できるため、表記の数値とは異なる可能性もあります。


【省電力モデル:~28W】

TDP(PL1)のデフォルト値が28W以下の省電力モデルです。クロックは最も高性能なコアのものを記載しています。

CPU名称 コスパ
評価
性能
スコア
コア/
スレッド
クロック
定格 / 最大
TDP
内蔵GPU
Ryzen AI 9 HX 370
37,699
12/24
2.0 / 5.1GHz 28W – 54W Radeon 890M
Ryzen AI 9 365
30,885
10/20
2.0 / 5.0GHz 28W – 54W Radeon 880M
Core Ultra 7 255H
28,515
16/16
2.0 / 5.1GHz 28W – 115W Intel Arc 140T
Core Ultra 5 225H
25,909
16/16
1.7 / 4.9GHz 28W – 115W Intel Arc 130T
Ryzen 7 8840U
25,646
8/16
3.3 / 5.1GHz 28W Radeon 780M
Ryzen 7 7840U
25,394
8/16
3.3 / 5.1GHz 28W Radeon 780M
Apple M4 10コア
25,325
10/10
4.41GHz 22W Apple M4 GPU
Core Ultra 7 155H
25,143
16/22
1.4 / 4.8GHz 28W – 64W/115W Intel Arc 8コア
Ryzen 7 8840HS
24,714
8/16
3.3 / 5.1GHz 28W – 54W Radeon 780M
Ryzen AI 7 350
24,404
8/16
2.0 / 5.0GHz 28W – 54W Radeon 860M
Ryzen AI 7 PRO 360
24,120
8/16
2.0 / 5.0GHz 28W – 54W Radeon 880M
Snapdragon X Elite (X1E-84-100)
23,576
12/12
3.8 / 4.2GHz 23W – 80W Adreno X1-85(4.6TFLOPS)
Snapdragon X Elite (X1E-78-100)
23,299
12/12
3.4GHz 23W – 80W Adreno X1-85(3.8TFLOPS)
Core Ultra 5 135H
23,113
14/18
1.7 / 4.6GHz 28W – 64W/115W Intel Arc 7コア
Snapdragon X Elite (X1E-80-100)
23,037
12/12
3.4 / 4.0GHz 23W – 80W Adreno X1-85(3.8TFLOPS)
Snapdragon X Plus (X1P-64-100)
22,711
10/10
3.4GHz 23W – 80W Adreno X1-85(3.8TFLOPS)
Apple M4 9コア
22,481
9/9
4.41GHz 22W Apple M4 GPU
Core i7-1370P
21,803
14/20
1.9 / 5.2GHz 28W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core Ultra 5 125H
21,552
14/18
1.2 / 4.5GHz 28W – 64W/115W Intel Iris Xe 7コア
Ryzen 5 8640U
21,374
6/12
3.5 / 4.9GHz 28W Radeon 760M
Ryzen 7 7735U
21,172
8/16
2.7 / 4.8GHz 28W Radeon 680M
Ryzen 5 7640U
21,171
6/12
3.5 / 4.9GHz 28W Radeon 760M
Ryzen AI 5 340
21,029
6/12
2.0 / 4.8GHz 28W – 54W Radeon 840M
Ryzen 7 6800U
20,604
8/16
2.7 / 4.7GHz 15W – 28W Radeon 680M
Core i5-1340P
20,556
12/16
1.9 / 4.6GHz 28W – 64W Iris Xe G7 80EU
Core i7-1280P
20,442
14/20
1.8 / 4.8GHz 28W – 64W Iris Xe G7 96EU
Ryzen 5 8640HS
19,922
6/12
3.5 / 4.9GHz 28W – 54W Radeon 760M
Core i7-1360P
19,681
12/16
2.2 / 5.0GHz 28W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core Ultra 7 258V
19,468
8/8
2.2 / 4.8GHz 17W – 37W Intel Arc 140V
Ryzen 5 8540U
19,425
6/12
3.2 / 4.9GHz 28W Radeon 740M
Core Ultra 7 256V
19,320
8/8
2.2 / 4.8GHz 17W – 37W Intel Arc 140V
Ryzen 7 7730U
19,034
8/16
2.0 / 4.5GHz 15W Radeon RX Vega 8
Core Ultra 5 226V
18,922
8/8
2.2 / 4.5GHz 17W – 37W Intel Arc 130V
Apple M3
18,869
8/8
4.0GHz 22W Apple M3 GPU
Ryzen 7 5800U
18,860
8/16
1.9 / 4.4GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 8
Ryzen 7 5825U
18,714
8/16
2.0 / 4.5GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 8
Core i5-1250P
18,117
12/16
1.7 / 4.4GHz 28W – 64W Iris Xe G7 80EU
Core Ultra 5 125U
17,883
12/14
1.3 / 4.3GHz 15W – 57W Intel Graphics 4コア(Arc)
Core i7-1270P
17,648
12/16
2.2 / 4.8GHz 28W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core Ultra 7 165U
17,513
12/14
1.7 / 4.9GHz 15W – 57W Intel Graphics 4コア(Arc)
Ryzen 5 7535U
17,419
6/12
2.9 / 4.6GHz 28W Radeon 660M
Core i5-1240P
17,393
12/16
1.7 / 4.4GHz 28W – 64W Iris Xe G7 80EU
Core i7-1260P
17,378
12/16
2.1 / 4.7GHz 28W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core 7 150U
17,369
10/12
1.8 / 5.4GHz 15W – 55W Iris Xe G7 96EU
Core 5 120U
17,340
10/12
1.4 / 5.0GHz 15W – 55W Iris Xe G7 80EU
Ryzen 5 6600U
17,221
6/12
2.9 / 4.5GHz 15W – 28W Radeon 660M
Ryzen 5 7530U
16,519
6/12
2.0 / 4.5GHz 15W Radeon RX Vega 7
Ryzen 7 5700U
15,825
8/16
1.8 / 4.3GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 8
Core i7-1355U
15,469
10/12
1.7 / 5.0GHz 15W – 55W Iris Xe G7 96EU
Ryzen 5 5600U
15,343
6/12
2.3 / 4.2GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 7
Apple M2
15,340
8/8
3.5GHz 22W Apple M2 GPU
Ryzen 5 5625U
15,266
6/12
2.3 / 4.3GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 7
Core i5-1335U
14,934
10/12
1.3 / 4.6GHz 15W – 55W Iris Xe G7 80EU
Core i3-1220P
14,420
10/12
1.5 / 4.4GHz 28W – 64W UHD Xe 64EU
Apple M1
14,130
8/8
3.2GHz 15W – 20W Apple M1 GPU
Core i7-1255U
13,887
10/12
1.7 / 4.7GHz 15W – 55W Iris Xe G7 96EU
Core i5-1235U
13,655
10/12
1.3 / 4.4GHz 15W – 55W Iris Xe G7 80EU
Ryzen 7 4700U
13,482
8/8
2.0 / 4.1GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 7
Ryzen 5 5500U
13,280
6/12
2.1 / 4.0GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 7
Core i7-1265U
13,130
10/12
1.8 / 4.8GHz 15W – 55W Iris Xe G7 96EU
Core i3-1315U
12,632
6/8
1.2 / 4.5GHz 15W – 55W UHD Xe 64EU
Core i3-1215U
11,185
6/8
1.2 / 4.4GHz 15W – 55W UHD Xe 64EU
Core i7-1195G7
11,076
4/8
2.9 / 5.0GHz 15W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core 3 100U
11,049
6/8
1.2 / 4.7GHz 15W – 55W UHD Xe 64EU
Ryzen 5 4500U
11,015
6/6
2.3 / 4.0GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 6
Core i7-1185G7
10,577
4/8
3.0 / 4.8GHz 15W – 64W Iris Xe G7 96EU
Ryzen 3 5400U
11,540
4/8
2.6 / 4.0GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 6
Core i7-1165G7
10,375
4/8
2.8 / 4.7GHz 15W – 64W Iris Xe G7 96EU
Core i5-1135G7
9,923
4/8
2.4 / 4.2GHz 15W – 28W Iris Xe G7 80EU
Core i7-10710U
9,739
6/12
1.1 / 4.7GHz 15W – 25W UHD 620
Ryzen 3 5300U
9,735
4/8
2.6 / 3.8GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 6
Core i7-1160G7
9,183
4/8
2.1 / 4.4GHz 7W – 15W Iris Xe G7 96EU
Core i7-1065G7
8,442
4/8
1.3 / 3.9GHz 15W – 25W Iris Plus G7
Core i3-N300
8,064
8/8
? / 3.8GHz 7W UHD Xe 750 32EU
Core i5-1035G4
8,019
4/8
1.1 / 3.7GHz 15W – 25W Iris Plus G4
Ryzen 3 4300U
7,492
4/4
2.7 / 3.7GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 5
Core i5-1035G1
7,487
4/8
1.0 / 3.6GHz 15W – 25W UHD G1
Core i7-10510U
6,687
4/8
1.8 / 4.9GHz 15W – 25W UHD 620
Ryzen 7 3700U
7,193
4/8
2.3 / 4.0GHz 15W – 35W Radeon RX Vega 10
Ryzen 5 3500U
7,001
4/8
2.1 / 3.7GHz 15W – 35W Radeon RX Vega 8
Core i5-10210U
6,259
4/8
1.6 / 4.2GHz 15W – 25W UHD 620
Core i3-1115G4
6,153
2/4
3.0 / 4.1GHz 15W – 28W UHD Xe G4 48EU
Intel N100
5,630
4/4
1.0 / 3.4GHz 6W UHD Xe 24EU
Intel N95
5,451
4/4
-3.4GHz 15W UHD Xe 16EU
Core i7-10510Y
5,100
4/8
1.2 / 4.5GHz 7W – 9W UHD 615
Core i3-1005G1
5,001
2/4
1.2 / 3.4GHz 15W – 25W UHD G1
Core i5-10210Y
4,640
4/8
1.0 / 4/0GHz 7W – 9W UHD 615
Athlon Gold 3150U
4,028
2/4
2.4 / 3.3GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 3
Core i3-10110U
3,943
2/4
2.1 / 4.1GHz 15W – 25W UHD 620
Athlon 300U
3,933
2/4
2.4 / 3.3GHz 15W Radeon RX Vega 3
Ryzen 3 3200U
3,829
2/4
2.6 / 3.5GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 3
Celeron N5100
3,357
4/4
1.1 / 2.8GHz 6W UHD(24EU,Jasper Lake)
Pentium Silver N6000
3,078
4/4
1.1 / 3.0GHz 6W – 20W UHD(32EU,Jasper Lake)
Pentium Gold 6500Y
3,016
2/4
1.1 / 3.4GHz 5W UHD 615
Athlon Silver 3050U
3,002
2/2
2.3 / 3.2GHz 15W – 25W Radeon RX Vega 2
Core i3-10100Y
2,955
2/4
1.3 / 3.9GHz 5W – 7W UHD 615
Core m3-8100Y
2,893
2/4
1.1 / 3.4GHz 5W – 8W UHD 615
Pentium Silver N5030
2,614
4/4
1.1 / 3.1GHz 6W UHD 605
Pentium Silver N5000
2,588
4/4
1.1 / 2.7GHz 6W UHD 605
Celeron N4120
2,548
4/4
1.1 / 2.6GHz 6W UHD 600
Core i7-8500Y
2,484
2/4
1.5 / 4.2GHz 5W UHD 615
Celeron N4100
2,442
4/4
1.1 / 2.4GHz 6W UHD 600
Core i5-8200Y
2,270
2/4
1.3 / 3.9GHz 5W UHD 615
Celeron N4500 ×
2,018
2/2
1.1 / 2.8GHz 6W UHD(16EU,Jasper Lake)
Celeron N4020 ×
1,820
2/2
1.1 / 2.8GHz 6W UHD 600
Pentium 4425Y
1,690
2/4
1.7GHz 6W UHD 615
Pentium 4415Y
1,593
2/4
1.6GHz 6W HD 615
参考:Passmark

【性能重視モデル:35W~】

TDP(PL1)が35W以上の消費電力が多い代わりに高性能なモデルです。IntelとAMD製では末尾に「H」が付いているのが特徴です。主にゲーミングノートPCなどビデオカード搭載機に採用されています。一部TDPが28W~35Wのモデルもこちらに記載しています。

CPU名称
コスパ
性能
スコア
コア
スレッド
クロック
定格 / 最大
TDP
内蔵GPU
Ryzen 9 9955HX3D
66,621
16/32
2.5 / 5.4GHz 55W – 75W Radeon 610M
Ryzen 9 7945HX3D
57,570
16/32
2.3 / 5.4GHz 55W – 75W Radeon 610M
Core Ultra 9 275HX
56,402
24/24
2.7 / 5.4GHz 55W – 160W Xe LPG 4コア(64EU)
Ryzen 9 7945HX
54,753
16/32
2.5 / 5.4GHz 55W – 75W Radeon 610M
Ryzen AI Max+ 395
49,009
16/32
3.0 / 5.1GHz 55W – 120W Radeon 8060S
Core i9-13980HX
48,369
24/32
2.2 / 5.6GHz 55W – 157W UHD Xe 32EU
Ryzen 9 7845HX
46,791
12/24
3.0 / 5.2GHz 55W – 75W Radeon 610M
Ryzen AI Max 390
46,374
12/24
3.2 / 5.0GHz 55W – 120W Radeon 8050S
Core i9-13950HX
45,644
24/32
2.2 / 5.5GHz 55W – 157W UHD 770
Core i9-14900HX
45,557
24/32
2.2 / 5.8GHz 55W – 157W UHD Xe 32EU
Core i9-13900HX
44,968
24/32
2.2 / 5.4GHz 55W – 157W UHD Xe 32EU
Apple M4 Max 16コア
43,036
16/16
4.5GHz 70W M4 Max 40コア GPU
Apple M3 Max 16コア
39,951
16/16
4.06GHz 57W M3 Max 40コア GPU
Apple M4 Max 14コア
38,459
14/14
4.5GHz 62W M4 Max 32コア GPU
Apple M4 Pro 14コア
38,411
14/14
4.5GHz 40W M4 Pro 20コア GPU
Apple M3 Max 14コア
35,319
14/14
4.06GHz 50W M3 Max 30コア GPU
Core i9-12900HX
34,989
16/24
2.3 / 5.0GHz 55W – 157W UHD 770
Core i7-13700HX
34,463
16/24
2.0 / 5.0GHz 55W – 157W UHD 770
Ryzen 7 7745HX
32,853
8/16
4.0 / 5.2GHz 55W – 75W Radeon 610M
Core i7-12800HX
33,169
16/24
2.0 / 4.8GHz 55W – 157W UHD 770
Core i9-12950HX
32,993
16/24
2.5 / 5.0GHz 55W – 157W UHD 770
Apple M4 Pro 12コア
32,977
12/12
4.5GHz M4 Pro 16コア GPU
Core Ultra 9 285H
32,702
16/16
2.9 / 5.4GHz 45W – 115W Intel Arc 140T
Ryzen 9 7940HS
31,041
8/16
4.0 / 5.0GHz 35W – 54W Radeon 780M
Core i9-13900H
30,262
14/20
2.6 / 5.4GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Ryzen 7 8845HS
28,991
8/16
3.8 / 5.1GHz 35W – 54W Radeon 780M
Ryzen 9 8945HS
28,913
8/16
4.0 / 5.2GHz 35W – 54W Radeon 780M
Core i9-12900H
28,725
14/20
2.5 / 5.0GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Core i7-13700H
28,676
14/20
2.4 / 5.0GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Core Ultra 9 185H
28,225
16/22
2.3 / 5.1GHz 45W – 115W Intel Iris Xe 8コア
Core i9-12900HK
28,152
14/20
2.5 / 5.0GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Apple M3 Pro 12コア
27,049
12/12
4.06GHz 35W M3 Pro 18コア GPU
Core i7-12700H
26,547
14/20
2.3 / 4.7GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Apple M2 Pro 12コア
26,435
12/12
3.5GHz 40W M2 Pro 19コア GPU
Apple M2 Max
26,177
12/12
3.7GHz 40W M2 Max 38コア GPU
Core i7-12800H
24,959
14/20
2.4 / 4.8GHz 45W – 115W Iris Xe G7 96EU
Core i7-13620H
24,427
10/16
2.4 / 4.9GHz 45W – 115W UHD Xe 64EU
Ryzen 9 6900HS
24,053
8/16
3.2 / 4.7GHz 35W – 54W Radeon 680M
Apple M3 Pro 11コア
23,777
11/11
4.06GHz 35W M3 Pro 14コア GPU
Core i7-12650H
23,683
10/16
2.3 / 4.7GHz 45W – 115W UHD Xe 64EU
Ryzen 9 5980HX
23,584
8/16
3.3 / 4.8GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 8
Ryzen 7 6800H
23,518
8/16
3.2 / 4.7GHz 45W – 54W Radeon 680M
Core i9-11980HK
23,470
8/16
2.6 / 5.0GHz 45W –  UHD Xe 32EU
Ryzen 5 7640HS
23,263
6/12
4.3 / 5.0GHz 35W – 54W Radeon 760M
Core 7 240H
23,154
10/16
2.5 / 5.2GHz 45W – 115W UHD Xe 64EU
Ryzen 7 6800HS
22,995
8/16
3.2 / 4.7GHz 35W – 54W Radeon 680M
Core i5-13500H
22,979
12/16
2.6 / 4.7GHz 45W – 115W Iris Xe G7 80EU
Ryzen 9 5900HX
22,780
8/16
3.3 / 4.6GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 8
Apple M1 Max
22,152
10/10
3.2GHz 30W M1 Max 32/24コアGPU
Apple M2 Pro 10コア
21,980
10/10
3.7GHz 45W M2 Pro 16コア GPU
Ryzen 9 5900HS
21,907
8/16
3.3 / 4.6GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 8
Apple M1 Pro 10コア
21,690
10/10
3.2GHz 30W M1 Pro 16コア GPU
Core i5-12500H
21,681
12/16
2.8 / 4.5GHz 45W – 115W Iris Xe G7 80EU
Ryzen 9 5980HS
21,232
8/16
3.0 / 4.8GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 8
Ryzen 7 5800H
21,197
8/16
3.2 / 4.4GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 8
Core i9-11900H
21,011
8/16
2.5 / 4.9GHz 45W –  UHD Xe 32EU
Core i7-11800H
20,834
8/16
2.3 / 4.6GHz 45W –  UHD Xe 32EU
Core i7-11850H
20,812
8/16
2.5 / 4.8GHz 45W –  UHD Xe 32EU
Ryzen 7 5800HS
20,502
8/16
2.8 / 4.4GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 8
Core 5 210H
19,304
8/12
2.2 / 4.8GHz 45W – 115W UHD Xe 48EU
Ryzen 9 4900H
19,289
8/16
3.3 / 4.4GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 8
Ryzen 7 4800H
19,155
8/16
3.0 / 4.2GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 7
Ryzen 9 4900HS
19,136
8/16
3.0 / 4.3GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 8
Ryzen 7 4800HS
18,945
8/16
2.9 / 4.2GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 7
Core i5-12450H
18,032
8/12
2.0 / 4.4GHz 45W – 115W UHD Xe G4 48EU
Ryzen 5 5600H
17,439
6/12
3.3 / 4.2GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 6
Apple M1 Pro 8コア
17,360
8/8
3.2GHz 30W M1 Pro 14コア GPU
Core i5-11400H
15,975
6/12
2.7 / 4.5GHz 45W –  UHD Xe 750
Core i9-10980HK
15,794
8/16
2.4 / 5.3GHz 45W –  UHD 630
Core i7-10875H
15,585
8/16
2.3 / 5.1GHz 45W –  UHD 630
Ryzen 5 4600H
14,793
6/12
3.0 / 4.3GHz 45W – 54W Radeon RX Vega 6
Ryzen 5 4600HS
14,666
6/12
3.0 / 4.0GHz 35W – 54W Radeon RX Vega 6
Core i7-10750H
12,063
6/12
2.6 / 5.0GHz 45W –  UHD 630
Core i7-11375H
12,049
4/8
3.3 / 5.0GHz 35W –  Iris Xe G7 96EU
Core i7-11370H
11,790
4/8
3.3 / 4.8GHz 35W –  Iris Xe G7 96EU
参考:Passmark

主流CPUの全体的な話

デスクトップ用

総合ざっくり評価(2024年11月時点)
CPU名
マルチ
スレッド
シングル
スレッド
ゲーミング
※高性能GPU
消費電力
発熱
NPU
Core Ultra 9
Core Ultra 9(200)
24コア24スレッド
285K 等
★5.0 ★5.0+ ★4.5 ★2.0
~13TOPS
Ryzen 9 9950 系
16コア32スレッド
9950X、9950X3D 等
★5.0 ★5.0 ★5.0(X3D)
★4.5
★2.0 ×
Core i9(第13,14世代)
24コア32スレッド
13900K、14900K 等
★5.0 ★5.0 ★4.75 ★1.25(K) ×
Ryzen 9 7950 系
16コア32スレッド
7950X、7950X3D 等
★5.0 ★4.75 ★4.75(X3D)
★4.5(その他)
★2.75(X3D)
★1.75
(X)
×
Ryzen 9 9900 系
12コア24スレッド
9900X、9950X3D
★4.5 ★5.0 ★5.0(X3D)
★4.5
★2.75 ×
Ryzen 9 7900 系
12コア24スレッド
7900X、7900X3D 等
★4.5 ★4.75 ★4.75(X3D)
★4.5(その他)
★4.0(無印)
★3.0(X3D)
★2.25
(X)

×
Core Ultra 7
Core Ultra 7(200)
20コア20スレッド
265K 265等
★4.75(K)
★4.25(K無し)
★5.0 ★4.5 ★4.0(K無し)
★2.75
(K)

~13TOPS
Ryzen 7 9800X3D
8コア16スレッド
★4.0 ★5.0 ★5.0+ ★4.25(ゲーム)
★2.75(全コア負荷)
×
Ryzen 7 9700X
8コア16スレッド
Ryzen 7 9700X
★4.0 ★5.0 ★4.5 ★4.0(X) ×
Core i7(第14世代)
20コア28スレッド
14700F、14700K 等
★4.5 ★4.75 ★4.75 ★4.0(K無し)
★1.5
(K)
×
Ryzen 7 7800X3D
8コア16スレッド
★3.75 ★4.5 ★5.0 ★4.5(ゲーム)
★4.25(全コア負荷)
×
Ryzen 7 7000
(X3D以外)

8コア16スレッド
7700X 等
★3.75 ★4.75 ★4.5 ★4.0(無印)
★3.0(X)
×
Ryzen 7(8000G)
8コア16スレッド
8700G 等
高性能内蔵GPU
★3.5 ★4.25 ★3.75 ★4.0
~16TOPS
Ryzen 7 5000番台
8コア16スレッド
5700X 等
★3.25 ★3.75 ★4.5(X3D)
★4.0
★3.5 ×
Core Ultra 5 ロゴ
Core Ultra 5 235~
14コア(6P+8E)
14スレッド
★4.0(K)
★3.75(K無し)
★4.5 ★4.25 ★4.25(K無し)
★3.0
(K)

~13TOPS
Core i5-14600K(F)
14コア(6P+8E)
20スレッド
★4.0 ★4.5 ★4.5 ★2.75 ×
Core i5-14500
14コア(6P+8E)
20スレッド
★3.75 ★4.25 ★4.25 ★4.0 ×
Ryzen 5 9600X
6コア12スレッド
Ryzen 5 9600X
★3.75 ★4.75 ★4.25 ★4.0 ×
Core Ultra 5 ロゴ
Core Ultra 5 225(F)
10コア(6P+4E)
10スレッド
★3.5 ★4.25 ★4.25 ★4.25

~13TOPS
Core i5-14400(F)
Core i5-13400(F)
10コア(6P+4E)
16スレッド
★3.5 ★4.0 ★4.0 ★4.0 ×
Ryzen 5 7000
6コア12スレッド
7600X 等
★3.5 ★4.25 ★4.25 ★4.0(無印)
★3.5
(X)
×
Ryzen 5 8000G
6コア12スレッド
8600G 等
高性能内蔵GPU
★3.25 ★4.0 ★3.75 ★4.0 × /
~13TOPS
※8600G~で有
Ryzen 5 5000番台
6コア12スレッド
5600X 等
★2.75 ★3.5 ★3.75 ★4.0 ×
※ゲーム性能評価はハイエンドGPUとの併用時のもの。

デスクトップ用CPUは、Intelの「Core」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流となっています。

2025年2月時点での最新モデルは「Core Ultra 200Sシリーズ」と「Ryzen 9000シリーズ」ですが、その前の世代でも市場でよく見掛ける内は評価を載せています。

※基本的にゲームのパフォーマンスを高めるのに最も重要なのはCPUではなくGPUであり、ゲーミング性能は高性能なグラッフィクボードと併用した場合なのでご注意ください。

ノートPC用

ノートPC用のCPUでは省電力性が重視される傾向がある点に注目です。また、ライトユーザーが多い事もあり、性能は最低限あればOKという見方の人も多いので、純粋な性能の高さよりも価格の安さとコスパを重視する人が多いのも特徴です(軽作業が快適にできるくらいの性能がある前提ではありますが)。

デスクトップPC用と同様に、Intelの「Core」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流のCPUとなっていますが、MacBookがあったり、最近ではSnapdragon搭載のPCも台頭してきそうなど、やや勢力が分散していく可能性もデスクトップよりも高そうだったりはします。

とはいえ、全て触れると長くなりますし、現在ではまだIntelとAMDが圧倒的にシェアが多いので、ここではこの二つに絞って触れていきます。

2025年1月時点の最新モデルは、「Core Ultra 200V」と「Ryzen AI 300」シリーズです。ただし、この二つはWindowsの「Copilot+ PC」要件を満たすために高いNPU性能を備えたのが特徴で、価格が従来モデルよりも格段に高いAI PC用のプレミアムモデルという感じの位置付けになっています。

そのため、基本性能コスパ重視の主流シリーズは旧世代が未だに主流となっていますので、どちらかというとそちらメインです。

総合ざっくり評価
CPU名
マルチ
スレッド
シングル
スレッド
内蔵GPU
省電力
NPU性能
Core Ultra 7 200V
8コア(4P+4E)
8スレッド
258V 等
★4.25 ★4.75 ★4.75 ★4.0 40TOPS~
※GPUにもAIエンジン
(+53TOPS~)
Ryzen AI 300(Zen 5)
10/12コア
20/24スレッド
HX 370 等
★5.0 ★4.75 ★4.5 ★4.0 50TOPS
Core Ultra 7 100H
16コア(6P+8E+2LPE)
22スレッド
155H 等
★4.5 ★4.5 ★4.5 ★3.5 11TOPS?
Ryzen 7(Zen 4)
8コア16スレッド
7840U、8840U 等
★4.5 ★4.5 ★4.5 ★4.0 10~16TOPS
Core Ultra 5 100H
14コア(4P+8E+2LPE)
18スレッド
125H 等
★4.25 ★4.5 ★4.25 ★3.5 11TOPS?
Core Ultra 5/7 100U
12コア(2P+8E+2LPE)
16スレッド
125U 等
★4.0 ★4.5 ★3.75 ★3.75 11TOPS?
Core i7-P(第13世代)
12コア(4P+8E)
16スレッド
※12コアモデルのみ評価
1360P 等
★4.25 ★4.5 ★3.75 ★3.5 NPU無し
Core 7 シリーズ1
Core i7-U(第13世代)

10コア(2P+8E)
12スレッド
150U、1355U 等
★4.0 ★4.5 ★3.75 ★3.75 NPU無し
Ryzen 7(Zen 3+)
8コア16スレッド
7735U、6800U 等
★4.25 ★4.25 ★4.25 ★4.0 NPU無し
Ryzen 7(Zen 3)
8コア16スレッド
7730U、5825U 等
★4.25 ★4.0 ★3.5 ★4.0 NPU無し
Core i5-P(第13世代)
12コア(4P+8E)
16スレッド
1340P 等
★4.25 ★4.25 ★3.75 ★3.5 NPU無し
Core 5 シリーズ1
Core i5-U(第13世代)

10コア(2P+8E)
12スレッド
130U、1335U 等
★4.0 ★4.25 ★3.75 ★3.75 NPU無し
Ryzen 5(Zen 3+)
6コア12スレッド
7535U 等
★4.0 ★4.25 ★4.0 ★4.0 NPU無し
Ryzen 5(Zen 3)
6コア12スレッド
7530U、5625U 等
★4.0 ★4.0 ★3.25 ★4.0 NPU無し
Ryzen 5 7520U(Zen 2)
4コア8スレッド
★3.25 ★3.25 ★3.25 ★4.25 NPU無し

競合モデル同士ざっくり評価(ノートPC用CPU)
Core と Ryzen の性能評価
※Core第13世代以降、Ryzen 7000以降
※省電力モデル、競合モデル同士の比較
マルチスレッド Ryzen AI 300 >>
Core Ultra 100H

Core Ultra 200V 、Ryzen 8040 / 7040
Ryzen 7035 / 7030 >
Core(P)12コア
Core(U) >>
Ryzen(20)
内蔵GPU Core Ultra 200V >
Ryzen AI 300Core Ultra 100H
Ryzen 8040 / 7040
Ryzen 7035 >
Core Ultra 100UCore P / U >>
Ryzen 7030 >
Rzyen 7020
省電力性能(電力効率) Core Ultra 200V >
Ryzen AI 300
Ryzen 8040 / 7040 / 7020
Core Ultra 100U
Ryzen 7035Core Ultra 100H
Ryzen 7030Core U / P

ノートPC向けプロセッサは、デスクトップ向けよりも内蔵GPUやNPU性能が重視される傾向があり、話が少し複雑になるので、下記から一部の主要シリーズについて軽く解説しています。

Core Ultra 200V:非常に優れたAI性能と電力面を持つけど、コア数の割にものすごく高価

「Core Ultra 200V(Lunar Lake)」は非常に優れたAI性能と省電力性を持つのが魅力の最新シリーズです(2025年5月時点)。

NPUのAI性能は40TOPS~となっており、Windowsの「Copilot+ PC」要件を満たしています。更に、GPU側にも53TOPS~jのXMX AIエンジンが搭載されており、プロセッサ全体のAI性能は100TOPSを超えます。

競合のAIプロセッサとしては「Ryzen AI 300」「Snapdragon X Elite(初代)」「Apple M3/M4」が挙げられますが、プロセッサ全体ではそれらよりも格段に高いAI性能を持つため、次世代のAIプロセッサとしては最も強力と言えるのがまず強みです。

内蔵GPUの性能も競合モデルの中で最も高く、重めのゲームや動画編集にも対応できる性能があります。

更に、最新鋭プロセス採用と格段に効率の上がった効率コアのおかげで省電力性も優れており、Windows(x86系)対応ということもあり、ノートPC向けのプロセッサとしての実用性能は非常に優れています。

一方で弱点としては、CPUの最大性能の低さと価格の高さがあります。

まずCPUについては、合計8コア(4P+4E)で競合モデルよりもコア数が少ないため、マルチスレッド性能がやや低いです。特に「Ryzen AI 300」と比べるとその差はかなり大きいので、マルチスレッド性能コスパはかなり悪いです。

とはいえ、これは競合の高性能プロセッサと比べた場合の話であり、性能自体は普通に高性能なので、凄く重いCPU処理をたくさんする前提でなければ、そこまで困ることはないです。状況によってはデメリットではないので、用途次第です。

ただし、もう一つの弱点の価格はかなり痛いです。発売直後の搭載PCの価格は最安で17万円程度となっており、GeForce等のビデオカードを搭載しないPCとしてはかなり高価です。

高性能なゲーミングノートが検討できるレベルとなっているため、AI性能と電力面を重視しないならコスパは悪い点に注意が必要です。

Ryzen AI 300:圧倒的なマルチスレッド性能と高いNPU性能

「Ryzen AI 300」は省電力プロセッサとしては圧倒的に優れたマルチスレッド性能と優れたNPU・内蔵GPU性能が魅力の最新シリーズです(2025年5月時点)。

NPUのAI性能は最大50TOPSとなっており、Windowsの「Copilot+ PC」要件を満たしています。NPU単体の性能は競合モデルよりもやや高いです。ただし、「Core Ultra 200V」はGPU側にもAIエンジンが搭載されていますが、「Ryzen AI 300」のGPUにはAIエンジンが無いので、プロセッサ全体のAI性能では格段に劣る点に注意です。

「Ryzen AI 300」の大きな魅力は優れたCPU性能です。競合モデルは省電力性重視のため1コア=1スレッドの方式をとる中、全コア1コア=2スレッドのSMTを採用しているため、マルチスレッド性能が非常に優れています。

コアには高性能な「Zen 5」だけでなく、「Zen 5c」コアが含まれているため、そのマルチスレッド性能の高さの割には消費電力も多くないので、高負荷なCPU処理時のワットパフォーマンスは競合モデルを上回るのが魅力です。

また、内蔵GPU性能も優れており、重めのゲームや動画編集にも対応できます。また、Radeon 600M以降では「AFMF」というゲームのフレーム生成を使う事ができ、これがドライバ動作で非常に手軽なので、ゲームの実用性能は競合モデルよりも少し有利となっています。

ただし、「Core Ultra 200V」と同様に価格がものすごく高い点が弱点です。発売直後の搭載PCの価格は最安で17万円程度となっており、GeForce等のビデオカードを搭載しないPCとしてはかなり高価です。

普通に高性能なゲーミングノートが検討できるレベルとなっているため、NPU性能の高さや優れたマルチスレッド効率を重視しないならコスパは悪い点に注意が必要です。

Core Ultra 100H:優れた内蔵GPU性能を持ち、NPU搭載だが、高負荷時の電力面がやや不安

「Core Ultra 100H(例」Core Ultra 7 155H)」は優れた内蔵GPU性能とNPU搭載が魅力のシリーズです。

内蔵GPU性能はモバイル版の「GeForce GTX 1650」に近いレベルとなっており、やや重めのゲームなどにも対応できます。

また、NPUを搭載しているのもポイントです。NPUのAI性能は11TOPSと言われており高性能ではありませんが、それでも簡単なAI処理はローカルで行える性能があるようです。

CPU性能は優れていますが、高負荷の電力面がRyzenや「Core Ultra 200V」と比べるとやや劣る点に注意です。

搭載PCの価格は高価なものの、最安12万円~となっており、携帯型ゲーム機などでは10万円未満での採用も見られるので、「Core Ultra 200V」と比べると圧倒的に安価です。

グラフィック性能は「RTX 3050」搭載よりはやや低性能なものの、ゲーミングノートよりも省電力性は格段に上なので、モバイル性能や電力面を重視しつつグラフィック性能もそこそこ欲しいという場合には強力な選択肢です。

また、名前の似たモデルとして「Core Ultra 100U(例:Core Ultra 7 165U)」がありますが、そちらはCPUとGPUのコア数が削減されていて性能が大分劣るので、性能コスパ重視ならHモデルの方が強力です(ただし、少し安価でNPUの性能は変わらないので、出来るだけ安価にNPUを搭載したいならアリ)。

Ryzen 8045 / 8040(上位モデル):比較的安価で重めのゲームにも対応し、NPUも搭載

「Ryzen 8045 / 8040」の上位モデル(例:Ryzen 7 8840U)は比較的安価ながら明確な弱点が無く、総合コスパに優れるシリーズです。搭載PCは10万円未満でも多数の製品が見つかるため、対抗の「Core Ultra 100H」よりも安価です。ただし、8540U 以下のモデルはGPUコア数が大きく削減される上にNPU搭載も無くなる点に注意です。

上位モデルではGPUに「Radeon 780M / 760M」を搭載しており、対抗の「Core Ultra 100H」よりも少し低い性能となっていますが、ゲームではAMDのドライバ動作のフレーム生成機能「AFMF」を使えるため、重めのゲームにも思ったよりも対応できます。それでいて、Core Ultra 100Hよりも搭載PCの価格がやや安価なので、実用ゲーム性能コスパが優れているのが魅力です。ゲーミングノートよりも安価ながら重めのゲームにも対応できるCPUとなっています。

下3桁が640番以降のモデル(Ryzen 5 8640U等)ではNPUも搭載しています。最大TOPSは16なので高性能ではありませんが、軽めのAI処理ならローカルで対抗することができます。

CPU性能も優れており、効率も対抗のCore Ultra 100Hよりも優れています。

明確な性能面での優位性こそ無いものの、NPU搭載の高性能プロセッサとしては競合モデルよりも安価で、明確な弱点が無いのが魅力モデルです。

よくわからずに高いものを買いたくないけど、次世代機能は一応取り入れておきたいという人にとっては無難な選択肢になると思います。

Ryzen 7035:安価で優れたCPUと内蔵GPU性能で、基本性能コスパが非常に良い

「Ryzen 7035(例:Ryzen 7 7735U)」は、安価ながら優れた内蔵GPUを持つのが特に魅力のシリーズです。

内蔵GPUには「Radeon 680M / 660M」を搭載し、価格の割には優れた内蔵GPUを発揮します。

性能自体は最新世代と比べると劣るものの、AMDのドライバ動作のフレーム生成機能「AFMF」を使えるため、重めのゲームにも思ったよりも対応できます。実用性能コスパが良いのが大きな魅力です。

CPUの性能も優れており、対抗の第13、14世代Core(例:Core i5-1335U等)を上回っておりコスパが良いです。

NPU搭載がないのと、AFMFを使っても重量級ゲームはまだ厳しい性能という点は留意しておく必要がありますが、最新CPUよりも明らかに安価な割には性能が優れていて基本性能コスパが良いのが魅力です。

Ryzen 7030:非常に安価でCPUコスパが良いけど、GPU性能が微妙

「Ryzen 7030(例:Ryzen 5 7530U)」は非常に安価でCPU性能コスパが優れるのが魅力のシリーズです。

少し古いアーキテクチャとプロセスを採用しているため、価格が他の現行モデルよりも安価なのが魅力です。しかし、CPU性能は最新モデルと比べても大きく劣るほどではないので、コスパが良いです。

しかし、GPUの「Vega」はさすがに古く、性能は競合モデルと比べると微妙な点には要注意です。純性能が大きく劣るのも問題ですが、AV1コーデックのハードウェアデコード機能が無いのも気になります

AV1は将来性が高いと言われている映像コーデックで、今は正直無くても困ることはほとんどないですが、高画質動画を中心に採用が増えてきているので、長期利用を見据えるなら対応しておきたいです。

GPUは現在では様々な処理で役立てることが多いので、そこが低性能なのはやはりちょっと気になる所です。

第12,13世代Core(U):安さ重視PCの無難な選択肢

「第12,13世代Core U(例:Core i5-1335U)」は、安さ重視ノートPCの無難な選択肢です。

競合モデルは「Ryzen 7030」となっており、そちらと比べると価格やCPU性能はやや劣りますが、GPU性能は上回っています。そして、GPUにはAV1デコードサポートがある他、低価格機では削減されることも多いですが、外部接続端子やWi-Fiなどのインターフェース面も若干優れていることが多いです。

CPU性能はRyzen 7030には少し劣るものの、安さ重視PCは排熱性もあまり高くないことが多いですし、重い処理を前提とする人も少ないので、それよりもGPU性能の高さや機能性の方を重視する方が実用コスパは上になることが多いと思うので、個人的にはRyzen 7030よりはこちらの方が少しおすすめです。

111 COMMENTS

delsol7

こんにちは。記事を興味深く拝見させて頂きました。
i5-1035G1とRyzen7 3700U、1万上乗せしてRyzen5 4500Uにするかで悩んでいます。作業はOfficeなどと動画編集です。ご意見頂けると嬉しいです。

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とねりん:管理人

こんにちは。コメントありがとうございます。
モバイル端末はCPU以外にも重要な仕様が多いです。そのため、CPUだけでおすすめはできないという点をまず先に触れて、お答えしたいと思います。

CPUの性能的には、Ryzen 5 4500Uが頭一つ抜けて高いですし、内蔵GPU性能もその中ではトップです。推定のCPU単体価格も1035G1と同じか少し安いくらいだと思います。CPUだけでみたらRyzen 5 4500Uほぼ一択になると思います。
また、具体的な製品がわからないと確かなことは言えないですが、一番安価であるはずのRyzen 5 4500U搭載機が一番高額だということは、その他の仕様がちょっと良いものになっているのではないかと思います。

お節介かもしれないですが、検討中の機種名等をメール等で送って頂ければ、もうちょっと正確なアドバイスが出来るかもしれないので、良ければ気軽に送ってくださいませ(アドレスはPCだったらサイドバー下部、スマホ等のモバイル端末ならページの最下部あたりに記載があると思います)。

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くりた

こんにちは。
質問失礼いたします。
新しくノートパソコンを購入しようと思っていて迷っているのですが、Core™ i5-1035G1とCore™ i5-10210Uのどちらが良いのかわかりません、、。
基本的にマイクラとイラストを描くためにクリップスタジオを使いたいと思っているのですが、性能の面から見て、どちらが良いのでしょうか。
お返事お待ちしております。よろしくお願いします。

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とねりん:管理人

こんにちは。コメントありがとうございます。

私はクリップスタジオは利用したことが無いので確かなことは言えないですが、軽いソフトなようなので性能的にはどちらでも問題無く動作はすると思います。マイクラも軽いゲームなので、影MODなどを視野に入れなければどちらでも大丈夫だと思います。
1035G1と10210UはCPUの処理性能的は1035G1のマルチスレッド性能が少しだけ上くらいの差です。内蔵GPUは1035G1がUHD G1で10210UがUHD 620となっており、1035G1の方が少しだけ上の性能です。なので、マルチスレッド性能と内蔵GPUの性能的に1035G1の方が少しだけ上といった感じになります。ただ、正直使用感的にはあまり差は出ないと思うので、単純に他の仕様や価格的に魅力を感じる方でも問題ないと思います。

ここからは余談です。お節介かもしれないですが、返答させて頂いている2020年7月19日時点では性能もコスパもRyzen 4000Uシリーズの方がIntel製CPUよりも上です。登場が遅れましたが(恐らく新型コロナウィルスの影響)、最近搭載製品が増えてきています。ドライバー等の相性が問題視されることもありますが、そこさえ気にならないなら今はRyzenの方が明らかにお得だと思います。Intel製CPUにもこれまでの信頼や良い点はあるのは承知していますが、Ryzenも調べておいて損は無いかなと思うので、触れておきたいと思います。

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くりた

ご回答ありがとうございました。
とても分かりやすくて、最後に付け足してくださった話もパソコンを選ぶ上でとても参考になりました。
もう少しよく考えて買ってみようと思います!!
ありがとうございました(^^)

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とねりん:管理人

すみません。一部表記の抜けがありました。

訂正前:1035G1と10210UはCPUの処理性能的はマルチスレッド性能が少しだけ上くらいの差
訂正後:1035G1と10210UはCPUの処理性能的は1035G1のマルチスレッド性能が少しだけ上くらいの差

申し訳ありません。ご覧になるかはわかりませんが、お詫びして訂正いたします。

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匿名

すみません、誤ってコメントのレスで記載してしまいましたので、新規で再投稿させて頂きます。

新たにPCを組む予定なのです。
使用用途は、簡単な動画編集と、第五人格のプレイです。
コストとの兼ね合いで、CPUは第10世代のi3、もしくはRyzen5 3500、グラボはGTX1650辺りを予定していますが厳しいでしょうか。

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とねりん:管理人

コメントありがとうございます。該当のコメントについてはこちらで削除しておきますね。

第五人格については正直あまり詳しくなかったのですが、かなり軽いゲームのようなので検討中の構成でも十分だと思います。動画編集についても、少し処理に時間が掛かる可能性はありますが動作自体は問題ないと思います。GTX 1650は、GDDR6版の方が少し高性能なので、そこは確認された方が良いかと思います(価格はほぼ同額)。
また、お節介かもしれませんが、現在の1万円台中盤のCPUなら「Ryzen 3 3300X」がおすすめです。4コア8スレッドCPUですが、シングルスレッド・マルチスレッド性能共に「Ryzen 5 3500」より少し高いです。品薄気味っぽいですが、在庫があるようでしたら良ければ検討してみてください。

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匿名

ご回答、削除対応ありがとうございました。
有用な情報、ありがとうございました。
参考にさせていただきます。

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通りすがりの匿名

質問させていただきます
例えばですが、デスクトップPCでGTAVをプレイしたいとなったときに固まることなく(ある程度FPSが出るなど)プレイが可能な最低のCPUはどれが最適でしょうか。目星としてはcore i5 9700kがいいと思っているのですが

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とねりん:管理人

GTA5はそこまで必要スペックが高いゲームではなかったと思うので、新しめのCore i3かRyzen 3以上でも問題無く動作はすると思います。
安さ優先のコスパ的には、最近登場したRyzen 3 3300Xあたりが良い感じだと思います。
お節介かもしれないですが、基本的にPCゲームで高いFPSを出すために最も重要なのはGPUであって、グラボの搭載が必須となる点はご注意くださいませ。

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通りすがりの匿名

夜間の迅速な返信ありがとうございます
GPUはそこそこいいものを揃えれたと思っていて、あとはCPUだけだったもので…
ゲームにはそこまで重要ではないことは初めて知りました(笑)

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とねりん:管理人

すみません。お節介でしたね。
ただ、ゲームタイトルにもよりますし、CPUも多少なり影響します。高性能なCPUにすることは無駄ではないですよ。
CPUはGPUの足枷にならない程度の性能があればそれなりのFPSは出せる、という感じです。
ちなみに、Intel製のCPUでゲーミング性能高めの現在最も安価なCPUとなると「Core i5-9400F」が一般的だと思います。
恐らく近日中に登場する「Core i5-10400F」も有力な選択肢だと思います。

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けい

失礼します。
とても興味深く拝見いたしました。
コロナの関係で仕事の一部を動画(Filmoraというソフト)を頑張って覚えたのですが、現在のPCがLet’snoteでcpuがi7(ちなみにメモリは8GB、SSD256GB)なので問題ないと、コンピュータに疎かっため油断しておりました所、編集に支障が出るほど重かったです。
苦手なハード分野を調べた所、i7にもいろんな種類があり、メモリも8GBでは不足と思い、CPUは6コア以上、メモリは16GB以上、SSDはできたら512GB以上か、SSD256GB+HDD1TBのスペックのPCを探そうという結論に至りました。素人が到達するにはかなり大変でした・・。
 
そこで以下、ご教示頂けると幸いです。
①i7-9750Hとi7-8750Hでは差は大きいでしょうか?
②もし6コア→4コアに落とすとやはり作業の差は感じるものになりそうでしょうか?
③もしいずれか1つ我慢する場合、とねりん様でしたらどちらを我慢されますでしょうか?
 ・6コア→4コア
 ・メインメモリ16GB→8GB
④記事の性能スコアでいうと、動画編集を前提に、Ryzはcorei7より劣ってしまう
 という事でしょうか? もしくはRyzでもi7-8750やi7-9750と同等、もしくはそれ以上の
 ものもございますでしょうか?
 
数日前までハード面の知識が全くといってない初心者の質問ゆえ、的を得ていない質問もあるかと思いますので、お答え頂ける範囲でアドバイス頂けると嬉しく思います。

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にわかゲーミングユーザーn号

今年パソコン沼に数ヶ月ほどハマりこんだ一般ゲーマーからの意見ですが、
①9750hは8750hのリニューアルのような物なので、そこまで差はありません。
②モノによりますが、1回のエンコードに数分〜10分ぐらいの差が出るので、その積み重ねで作業量が変わりそうです。
③両方欲しいですが、強いて言えば6コアを選んだ方が良いと思います。
④ノートの現行機ではRyzenで8750hより上のCPUは無いです。あと何ヶ月かで性能の高いRyzen4000シリーズが日本でも出回るので、急いでいないのならそちらでも良さそうですが。

 質問者さん的にはコストが抑えられて6コアで16gbのメモリがあるノートパソコンがあれば良さそうなので、パソコン工房で売られているデスクトップ型のCore i5 9400というCPUを搭載したノートパソコンを紹介しておきます。スレッド数は9750hに負けていますが、性能的には大差ないです。
 現状上記の要望に近いノートパソコンの中で一番安いのはコレです。
 メモリを16gb、ストレージを480gbにカスタムすると税込87000円ほど。ストレージは最大で1.5tbぐらいまで増やせます。10万円ほどになりすが…。
https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=713934&ref=intel_9gen_style_note

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匿名

通常使用でパソコンでゲームをやるなどは考えていないんですが、
CPUを選ぶとしたら下記のどちらがおすすめとかありますでしょうか?
非常にざっくりとした質問で申し訳ありません。
core i5 10210U
ryzen 5 3500U

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とねりん:管理人

コメントありがとうございます。

正直好みのレベルだと思いますので、参考までに言いますね。
内蔵グラフィック性能を気にしないなら、Core i5-10210Uの方が性能が少し上ですし、
消費電力も若干少ないので、バッテリー持続時間が延びる分良いと思います。
ただし、Core i5-10210Uの方がやや高価だと思うので、そこは財布と相談という感じですね。

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とねりん:管理人

微妙なラインなので断言はできないですが、純粋なゲーミング性能ではCore i5-9400Fの方が若干上だと思います。

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匿名

質問させてください
Ryzen 9 3900XとCore i7 9700Kどっちの方がゲームに優れていると思いますか?

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とねりん:管理人

ゲーミング性能(平均FPS数)単体なら、基本Core i7-9700Kの方が優れています。Core i7-9700KはCore i9-9900Kと同レベルのトップクラスのゲーミング性能を持っています。

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東原K

質問させてください。
i7 8700を使用しているノートPCがありますが、デメリットとしては、どう思われますか?
例えば、熱が高くなる、熱の発生が早い等々。何かあるのでしょうか?
比較対象としては、i7 8750Hです。
よろしくお願いします。

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とねりん

危惧していらっしゃる通り、主に発熱が問題になるかと思います。消費電力や発熱に関わる指標のTDPを比較すると、「Core i7 8750H」が45Wなのに対し「Core i7 8700」は65Wです。ノートPC用の現在一般的なCPUのTDPは15W程度ですので、「Core i7 8750H」の45Wでも高いです。
発熱(消費電力)が多いことによる問題を、細かい事を抜きにしてざっと挙げてみると、「故障リスクの増大」「他パーツも熱にさらされる事により、パーツが寿命が短くなる可能性」「筐体の肥大化および重量の増加」「バッテリー駆動時間が短くなる」などがあるかと思います。

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東原K

とねりんさん、ありがとうございます。
全く詳しくないので、あれやこれや考えると複雑すぎて困っています。
ノートにはノート向けのパーツで作られているのが良いということですね。
勉強になります。
ありがとうございました。

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匿名

デスクトップ向けCPUを積んでるノートパソコンもいいですよ、パワーがあって。売り出す以上熱対策もしっかりしてますし、ノートパソコン用のクーラー台を使えば長持ちできるでしょう。でかいノートを携帯して使うことも少ないと思うので、バッテリの減りを気にすることもないです。

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