CPU性能比較表【2024年最新版】

2024年版デスクトップPC向けのCPUの性能一覧表です。モデルナンバーや世代毎のフィルター機能もあります。現在メジャーなものと、以前メジャーだった幅広い世代のCPUを抜粋して掲載しています。
ノートPCのCPUについては別ページに分けて掲載しているので、お手数をお掛けしますが、下記の関連リンクを参照お願いします。
※掲載の価格は、更新時点での主に価格.comやAmazonの価格となっています。現在は異なる可能性があるため注意してください。
CPU名称
文字通りCPUの名前です。
PassMark
特に有名なベンチマークの一つです。総合性能といった感じになっています。
Cinebench R23(マルチ/シングル)
CPUの処理性能を測る有名なベンチマークの一つです。決まった画像を表示するシンプルな内容なので、PassMarkよりも純粋なCPUのコアによる処理性能を知ることができます。「マルチ」はCPUの全コアを使用した全力の処理性能で、「シングル」は1コアのみを使用した際の処理性能となっています。
コア
CPUのコアの数(合計)です。コアが多いほどCPU全体の処理性能が高くなり、重い処理への対応力が高まります。ただし、最近では小型な省電力コアが採用されることが多かったり、SMT不採用(1コア=1スレッド)のコアが増えてきているので、コア数だけで処理性能を測るのは難しいです。
スレッド
スレッドはシステム上で認識するコアの数と思って貰えばOKです。1コア:1スレッドが基本ですが、1コア:2スレッドのものもあります(SMT・ハイパースレッディング採用コアの場合)。
クロック・周波数(定格/最大)
CPUのクロックは、ざっくり言うと処理の回数を表す数値です。クロックが高いほど、処理できる信号の数が多いことになるので、処理性能が高くなりますが、負荷が高くなるため、発熱や消費電力が多くなります。ただし、コアの性能や他の要素により性能は大きく変わるので、クロックだけで性能は測れない点に注意。CPUにはクロックの異なる複数のコアを持つものがありますが、記載の数値は最も高性能なコアものとなっています。
TDP
TDPは熱設計電力のことで、大体の消費電力の目安となります。ただし、最近のCPUは複数のTDPが状況に応じて適用されることが多くなっており、表記の数値よりも大幅に多くなることが基本なので注意。表向きのTDP(デフォルトTDP)は、実際の消費電力というよりは、他CPUとの相対的な差を知るためのものとなっています。
価格
CPU単体の大体の市場価格です。各ショップ価格を参考に随時更新しています。
コスパ
1円あたりのPassMarkのスコアです(小数点第3位を四捨五入)。
FRONTIER(フロンティア)
常時開催セールのコスパが非常に良いのが魅力のショップ。日本製コンデンサ仕様の電源もポイントが高い。最強コスパの筆頭候補ショップ。
ドスパラ
言わずと知れた大手BTOパソコンショップ。常に相場平均より少し良いくらいのコスパで販売していることが多く、安定感がある。ケースがコスパ重視機にも採用されるものとしては良いのも嬉しい。
パソコン工房
豊富な構成とコスパの良さが魅力の大手ショップです。こちらもコスパは安定している印象で、電源が全体的に強い印象があります。コラボモデルやLEDライティングモデルも豊富で、様々なニーズに応えようという方針を感じます。
TSUKUMO(ツクモ)
コスパの良いBTOパソコンショップながら、地味に標準搭載のWindowsが全てDSP版で統一されているため(2020年3月時点)、他の大手BTOより実質コスパがちょっと安いことが多い(活かせるケースはそんなに多くないとは思うけど)。PCパーツや周辺機器販売も行っており、品揃えは豊富で安い。
STORM(ストーム)
知名度はちょっと低いけどコスパの良いBTOパソコンショップ。パーツ選びが自作ユーザーっぽくて個人的に好き。流行りのケースなどをいち早く取り入れるユーザーのニーズに応える姿勢が良い。選択肢は少ないけど、カスタマイズ価格は安いのも魅力。
マウスコンピューター
限定モデルが特にお得な印象がある大手ショップです。基本構成は大手の割にはやや高めな印象ですが、Web限定モデルやシークレットリンクモデル品はお得なものも多いです。
PCワンズ
特に高額PCを検討する際におすすめのショップ。PCパーツショップの大手で、単体販売のパーツを選択してフルカスタマイズのPCを注文できるサービスを利用する形。市販の超豊富なPCパーツ群から選ぶので、ズバ抜けて自由度が高いのが魅力のショップ。組み立て&セットアップ費用に固定の費用が掛かるので、金額が高いほど割安といった感じになる。他BTOと違い、パッケージ版のOSを追加費用なしで導入できるのも大きなメリットで、購入直後のカスタマイズにも対応可能。
パソコンショップ(Ark)
大手ショップと違い、ケースも市販のものが使用されているため種類が非常に豊富なのが魅力。基本価格自体は大手よりは若干高めに感じますが、ウィークリーセールで毎週大きめの値引きPCが更新される他、パーツメーカーによるキャンペーン値引きなども反映されるので、時期や製品によってはお得になります。
海外の大手PCメーカー:レノボ・HP・DELL・ASUS 等
言わずと知れた世界的に有名な大手のPCメーカーは、やはり全体的にコスパがかなり良いことが多いです。ただし、構成数は少なめなことが多い他、ケースが小さめで電源容量もギリギリなことが多い印象がある点は注意が必要です。また、サポートも日本以外の方が出ることが多い印象なので、細かなサポートを期待する場合にはそちらも注意。
Ryzen 9 7950X3D:非常に優れたゲーミング性能を持ち、電力効率も非常に良いハイエンドCPU
「3D Va-Cache」を搭載したZen 4のRyzen 9の最上位モデルです。16コア32スレッドによる驚異的なマルチスレッド性能を持ちつつ、Core i9-14900K/13900Kに匹敵するゲーミング性能を持っています。その上でCore i9(K付き)よりも電力効率が大幅に優れているため、総合性能的な意味ではトップのゲーミングCPUと呼べると思います。本体価格は2024年8月時点ではCore i9-14900K/13900Kと同等なのですが、BTO等ではCore i9より一段高い価格なのがネックです。ただし、その効率の良さと性能を考えれば、ガンガン処理を行う前提なら多少高価でもおすすめできるCPUです。
Core i7-14700(F):20コアで5万円前後の高コスパCPU
20コア(8P+12E)28スレッドの第14世代のCore i7のK無しモデルです。K無しモデルよりも消費電力が抑えられており、価格も少し安いです。第13・14世代Coreは回復不可能なダメージが入るといった不具合が問題となっていますが、実は報告例はほぼK付きなので、クロックや電力制限が低いK無しなら深く気にする必要は無いと思われるのも少し安心できます。その代わり、標準設定ではベース電力の65Wで基本稼働する様になっており、消費電力がかなり抑えられているため、K付きよりはマルチスレッド性能が一段落ちてしまいます。とはいえ、電力制限下でも20コアによるマルチスレッド性能は非常に優れていますし、電力制限を調整(解除)することでK付きに近い性能まで引き上げることも一応可能なので、そのあたりの調整が出来る人にはK付きと実用性は大差なかったりします。ただし、標準設定のままでも発熱が少ないメリットもあり、電力制限を引き上げるなら高性能なクーラーが必要になるので、必要に応じて運用しましょう。
Ryzen 7 7900X3D:Core i7よりも優れた効率とゲーム性能の高性能CPU
Ryzen 7 7900X3Dは「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、特にゲームで強力なのが魅力の12コア24スレッドCPUです。優れた優れたマルチスレッド性能と強力なゲーム性能を持ちます。
元々はゲーム特化なら7800X3Dが選ばれることが多かったため、この7900X3Dは人気が低かったのですが、その影響なのか7800X3Dが値上がりする中7900X3Dの価格は変わらなかったので、2024年11月時点では実売価格が数千円程度の差しかなくなっており、相対的に有力となったCPUです。BTO等では選択肢がそもそも無いのが残念ですが、自作やフルカスタマイズPC等では強力な選択肢です。
Ryzen 7 9800X3D:現状のゲーム最強CPU。ゲーム時の電力効率も良い。ただし、8コアCPUとは思えない高価さ
Ryzen 7 9800X3Dは、2024年11月時点のゲームで最強のCPUです(ハイエンドGPUとの併用時)。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。この9800X3Dが登場するまでは先代の7800X3Dが最強でしたが、その先代をも平均で8%~10%程度上回るゲーム性能を誇るという結果が出ており、他にもやや差を付けたゲーム最強CPUです。
先代では「3D V-Cache」がCCDの上に配置されていたため、コアの冷却が難しくてクロックや温度制限を低めにする必要があるという課題がありましたが、9000X3Dの第2世代「3D V-Cache」ではCCDが上に配置されるようになったため、コアの冷却の課題が克服されました。これによりクロックや温度制限を高くすることが可能になり、先代では制限されていたオーバークロックも可能になりました。それに加えてアーキテクチャ更新による性能向上もあり、先代から大きめの性能向上となりました。
しかし、価格は先代から値上がりし、発売時価格は86,800円です。8コアCPUとしては超高額になってしまいました。ゲームでは強力なものの、マルチスレッド性能コスパは悪い点は留意しておいた方が良いかと思います。
更に、電力面も先代の7800X3Dと比べると少し悪化しています。先代は仕様上クロックや温度を制限する必要があったことが、逆に優れた効率で扱い易いCPUとなる要因になっていた印象ですが、9800X3Dではそれらが緩くなってしまったので、良さが少し損なわれています。それでもゲーム時は電力面でも十分に優秀ですが、高負荷なマルチスレッド処理時の消費電力はかなり増えました。性能も大きく向上したので用途次第ですが、気になる場合には調整する必要があります。個人的には、対応は可能なものの、標準設定で安心な設定の方が良かったと思います。
強みのゲーム性能も、GPUの性能やゲームタイトル次第ではそこまで大きな差にならないこともありますし、このレベルの高さだと、ミドルレンジCPUを選べばGPUのグレードを一つ上げることも可能なので、最終的なゲーム性能を考えるとそちらの方が良いケースも多々あると思います。ゲームで強いからといって雑に選ぶのではなく、慎重に選択したいCPUです。
Ryzen 7 7800X3D:非常に強力なゲーム性能と電力効率。一般用途での実用性が非常に高いが、人気故に8コアながら高価
Ryzen 7 7800X3Dは、9800X3Dが登場するまで「ゲーム最強」と呼び声の高かったCPUです。「3D Va-Cache」搭載で大容量のL3キャッシュを備えるため、ゲームで非常に強力な8コア16スレッドCPUです。
他にもX3Dモデルがある中、この7800X3Dが最強と呼ばれる理由は8コアぴったりという仕様です。現状のほとんどのゲームは超多コアに最適化されていないため、8コア程度あれば性能をほぼ最大化できるという通説があるのですが(ハイエンドGPU&重めのゲーム前提)、7800X3Dは8コアぴったりというコア数なのが良いです。無駄なコアがあることによるロスが発生しないため良いと言われており、実際にX3Dモデルの中でも7800X3Dが若干優れたゲーム性能が出ています。そのため、ゲーム性能に特化するなら非常に魅力的なCPUです。
また、電力効率が非常に優れており、特にゲーム時の効率はCoreのハイエンドモデルと比べると圧倒的に優れているのが強みです。
ただし、デメリットとして、8コア16スレッドCPUながら6~8万円ということで、同価格帯のCPUよりも明らかにマルチスレッド性能が低く、その面でのコスパが悪い点があります。価格の近い「Core i7 / Core Ultra 7」は20コア28スレッドです。しかし、8コア16スレッドでも一般用途ではあれば十分な性能はありますし、マルチスレッド処理時でも効率は非常に優れているので、実用性を考えればほとんどの人にとって大きなネックにはならないです。そのため、ゲーム重視のCPUとして非常に強力で人気なRyzenとなっています。
Ryzen 9 7900:省電力な12コア高性能CPU
Ryzen 9 7900は、Zen 4の12コアの省電力モデルCPUです。元々やや不人気なCPUだったこともあってか、大幅に値下がりが進み、2024年11月時点では約6万円台前半程度になっているため、「Core i7-14700(F)」に対して十分な競争力を持てるようになっています。最大消費電力(PPT)は88Wに設定されているため非常に省電力ながら、小型コアを含まない12コア24スレッドによる優れたマルチスレッド性能が魅力です。また、付属クーラー「Wraith Prism RGB」が付属品の割には悪くない性能なので、そちらで運用すれば実質コストもやや削減できるのも強みです。電力制限を解除することも可能なので、高性能なクーラーを用意すれば性能をやや引き上げることも可能です。CoreのK無しモデルと違ってオーバークロックにも対応しており、調整幅も非常に広いCPUなので、色々と設定弄ってみたいという人には特に面白いCPUだと思います。
Core i5-14400(F) / Core i5-13400(F):10コアで3万円台前半~という安さで、低価格構成で非常に強力
10コア(6P + 4E)16スレッドの第13,14世代のCore i5(下位)です。上位CPUと比べるとマルチスレッド性能は劣るもののコスパ自体は良く、重い処理でもこなせる性能ではあるので、安さ重視や、性能を持て余して費用を無駄にしたくない場合に向いているCPUです。ハイエンドGPU使用時がゲーム性能がやや低いのも弱点ではありますが、ハイエンド未満のGPUなら大した差ではありません。そのため、この価格のCPUでハイエンドGPUを採用する人はほとんど居ないため、実質的にはそこまで気にする必要がありません。安さ特化CPUでは非常に強力な選択肢です。
Ryzen 5 7600X/7600:約3万円前後でCore i5-14400(F)と同等の性能・コスパで、AM5の長期サポートを得られる
Zen 4で6コアのRyzen 5です。発売当初は高価だったために低価格PC用のCPUとして機能していませんでしたが、その後値下がりが進んだことで、価格・性能ともに「Core i5-13400F」に近い低価格PCで非常に強力なCPUとなりました。しかし、13400(F)よりもソケットのAM5のサポートは長期化が期待できる面で優位性があり、Coreと違い、RyzenではX3Dモデルの追加による旧シリーズ強化なども見込める関係で、後にCPUを交換をする場合を考えると一段有利なのが魅力です。BTOではまだ13400(F)よりも若干高価なことが多いので難しいですが、自作や一部構成では13400(F)とほぼ同額で導入できることもあるので、その場合にはちょっとおすすめです。
Ryzen 7 8700G/Ryzen 5 8600G:高性能内蔵GPUモデル
RyzenのRDNA 3アーキテクチャ内蔵GPU搭載モデルです。グラボ無しでも重めの3Dゲームや動画編集に対応が可能という、ライトユーザーには非常に魅力的なCPU(APU)です。AI用の「Ryzen AI」を搭載しているのも地味に嬉しいです。コア構成は、「Ryzen 7 8700G」はCPUは8コア16スレッドで、GPUは12コア(Radoen 780M)で、「Ryzen 5 8600G」はCPUは6コア12スレッドで、GPUは8コア(Radeon 760M)となっています。
8700Gと8600Gの内蔵GPUのコア数差(12 / 8)が気になると思いますが、コア数差の1.5倍ほどの差はなく、おおよそ1.2~1.3倍くらいの差です。重めの処理でなければ実用性面での差は意外と小さいので、CPU性能を重視しないなら8600Gでも良いと覚えておくと良いかもしれません。
Ryzen 7 5700X:2万円台中盤で買える超高コスパ8コアCPU(旧世代)
旧世代ですが、その価格の安さによる圧倒的なマルチスレッド性能コスパで売り上げ上位に居続けるのが「Ryzen 7 5700X」です。2万円台前半~中盤という価格で、3万円ちょっとの「Core i5-14400(F)」や「Ryzen 5 7600(X)」に匹敵するマルチスレッド性能を持つため、非常に優れたコスパを持っています。旧世代のためシングルスレッド性能やゲーム性能はやや落ちるものの、L3キャッシュは32MBと多めに搭載しているおかげで、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUならほぼ問題にはならないレベルなので、費用を節約しつつコスパを最大化できる存在として重宝します。電力効率も古い割には優れており、未だに高コスパCPUとして非常に強力な存在です。
Ryzen 5 5600系:2万円未満ながらL3キャッシュが32MBと多めで、ゲーム性能は思ったより低くない
旧世代ですが、その価格の安さと優れたゲーム性能コスパで魅力なのが「Ryzen 5 5600(無印/X/T)」です。2万円未満という価格ながら、L3キャッシュは32MB搭載しており、最新のCore Ultra 5よりも多いです。そのおかげで、旧世代のため各種性能が低いものの、ゲームにおいてはミドルハイくらいまでのGPUなら大きなネックにならないレベルです。安さ特化のゲーム用CPUとして非常に強力です。PS5にもこれに似た仕様のCPUが採用されていることも、そのコスパの良さの裏付けになっているかもしれません。ただし、前述の「Ryzen 7 5700X」との価格差が小さい割にはマルチスレッド性能差が大きめ(約1.3倍)なので、PC全体の総合コスパを考えると相対的に微妙に見える感はあります。
Core i5-12400(F):1.8万円程度から買えるようになった低価格CPU。低価格ゲーミングPCで強力
じわじわと値下がりを続けて、2024年10月時点では約1.8万円~から購入できるようになった6コア12スレッドの旧世代のCore i5です。最新世代と違ってEコアが無いためマルチスレッド性能が低めなのは注意ですが、実はCore i5-13400/14400とPコアの仕様がほぼ同一のため、ゲーム性能はわずかしか変わらないです。そのため、低価格のゲーミングPC用のCPUとしてはゲームコスパが非常に優れているのが魅力です。消費電力や発熱も少ないのも良いです。

CPU性能比較表

※CPU名のリンクはAmazonへのものとなっています。

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Ryzen
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644 COMMENTS

semiboze

こんにちは、semibozeと申します。PCのことが御サイト以上に詳しいサイトを知らないので毎度大変参考にさせていただいてます。
お忙しいとは存じますがほかに聞ける相手がいないので1点だけ質問させて下さい。
自分のPCがHP製デスクトップでCPUがintel core i7 10700FでグラボGTX1660SUPERなんですが、出来合いなのでグラボは1枚しか挿せません。
グラボを変えることが可能なのか不明です。intelのCPUで最後にFがつくものは内蔵グラフィック機能がないとのことでグラボを一旦外したら表示ができないと想像しています。そうするとグラボを別のものに変えたとしてもドライバーをインストールするにも画面表示できないとやりようもないかと想像しています。
こういう場合はPCに2枚めのグラボを挿してドライバーを入れてから古いグラボを外すというやり方でないと交換は不可能という理解でよろしいでしょうか。
面倒ならYESかNOか,やってみないとわからないだけの回答でも結構です。

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とねりん:管理人

はじめまして。

CPUに内蔵グラフィックが無くても、グラボが接続されていれば画面は映ります。交換可能です。
使うGPU専用のドライバが無くても、OS自体に最低限の画面出力が可能なドライバが付属しています。そこから専用のドライバをインストールすれば大丈夫です。
また関連して、上位のグラフィックボードに交換する際には電源容量にも注意が必要な点も一応触れておきます。

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ゆっけ

コメント失礼します。
今、時期が悪いのは承知でゲーミングPCの購入を考えています。
一番押さえておきたいのは、予算を押さえつつ、
なるべく長い期間現役で使いたいと思っております。

購入候補として、
AMD Ryzen 9 5900X プロセッサー
16GB (8GB x2) メモリ
1TB M.2 NVMe SSD (WD Blue)
NVIDIA GeForce RTX 3080
上記レベルのものを考えております。

ミドルエンドのPC
Core i7-10700
GeForce RTX 3070 Ti 8GB GDDR6X
16GB DDR4 SDRAM
と比べ、大きな性能はあるのでしょうか。
ハイエンドPCのメリットと併せてご教授いただければと思います。

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とねりん:管理人

はじめまして。

提示された両者だと、やはりRyzenモデルの方がCPUもGPU大きく性能が上です。
特にRyzen 9 5900Xは12コアなのに対し、Core i7-10700は8コアな上、旧世代の下位モデルですから、かなり大きな差があります。
また、Core i7-10700は対応メモリが標準だとDDR4-2933が最大で、Ryzen 9 5900XのDDR4-3200より遅いというメモリ面の不利もあり、ゲーミング性能でも5900Xの方が有利です。
GPU性能もRTX 3080の方がざっくり2割程度上です。上記のCPU面も考慮すると、ゲームでのパフォーマンス(fps)もRyzenモデルの方が2割は上になると思って良いと思います。

ただ、価格の差が当然ありますので、そことの兼ね合いになると思います。
それに、後者のCore i7モデルでも性能自体は十分に高いもので、恐らく1440pまでなら不満が出ることはほとんど無いレベルだと思います。性能差があるかと言われれば確かにありますが、実際の使用感に大きな影響が出るかは微妙なところだと思います。

ハイエンドPCのメリットは、非常に高いパフォーマンスを発揮できることに加え、今回の例ではRyzen 9モデルの方が電力効率が優れているもあります。
これによって、多少期間が経っても時代遅れのスペックになりにくいのはもちろん、ゲームなら快適にプレイができますし、動画編集など処理量が決まっている用途なら処理時間をより短くしたり使用電力量を抑えることも期待できます。
とはいえ、初期費用には大きく差があるので、やはりそことの兼ね合いになるかなと思います。

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EVGA信者

はじめまして、こちらのサイトに大変お世話になっている者です。

私はグラボの値段が落ち着いた頃(個人的には1年後を想定)に、新しいPCを組みたいと考えているのですが、
あまり長く様子を見てばかりいると、買ったすぐ後に新製品が登場しそうで不安です。

そこで相談なのですが、今から次世代を待つことは馬鹿げているでしょうか?
今のPCのスペックなら、あと1年半程はこのまま走れそうなのですが、
それまではお金を貯めておくという判断もアリなのでしょうか?

これまでの新世代発表の間隔や、現世代の性能などから、ご意見頂けたら幸いです。

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とねりん:管理人

はじめまして。
経済的なことを考えるなら、今から次世代を待つことは全然アリだと思います。むしろ、高騰している現状を考えれば賢いと思います。

NVIDIAのロードマップによれば、次世代Ampere(RTX 40?)が2022年に発売予定となっています。NVIDIAのGPUは近年では大体2年おきに発売されているため、あくまで憶測となりますが、2022年後半発売と考えるのが妥当かなと思います(ハイエンドモデルから順に投入されるため、60番台未満はちょっと遅い投入となる可能性が高い点は注意)。そのため、1年よりは1年半後の方がタイミング的には丁度良い気はします。現段階では性能については何とも言えませんが、RTX 30シリーズもRTX 3070以降なら4Kゲーミングやレイトレーシング以外では十分な性能だと個人的には思いますし、新世代GPUも、安くてコスパに優れるモデルは後から投入してくると思うので、今高性能なゲーミングPCが欲しいなら、もどかしさの方が勝るような気はします。

また、CPUでもIntelの10nmプロセスの第12世代が、早ければ今年の年末に登場するのではと噂されています。正直現行の第11世代の出来は良いとは言えないと思うので、Intel CPUの方が良いなら待つ価値はあると思います。こちらも予測通り出るかはわかりませんが、次世代のGPUよりは大分早く出ると思いますし、GPUの高騰を様子を見る意味でも、一度考える良いタイミングなのではないかと思います。

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EVGA信者

ご丁寧にありがとうございます。

いわゆる「今は時期が悪い」ですね笑

今のPCではゲームとモデリングをしているので、
個人的にRadeonの進化も楽しみですね!

とねりん:管理人

少なくとも高騰がどうにかならない限りは、価格面ではやはりそうなってしまいますね…。
RadeonはRX 6000シリーズでNVIDIAとの差がかなり小さくなったと思いますし、次世代の進化も確かに楽しみです。RTX 40?と恐らく近い時期の登場になると思うので、期待して待ちたいですね。

N

便利に使わせて頂いてますが、気になることがあったので質問させてください

Intel製のCPUは脆弱性の対策パッチで性能が低下してるそうですが
これは性能の低下を反映している数値ですか?
また、2021年最新版というのは文字通り2021年の最新のベンチマーク結果なのか
過去の数値の流用なのかも知りたいです

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とねりん:管理人

Cinebench R20については、修正パッチ提供後の2018年初頭よりも後の2019年に登場したベンチマークスコアであるため、性能低下後のスコアとなっているはずです。

PassMarkについては、修正パッチ提供後に登場したCPUについては当然反映されていますが、それ以前に登場していたCPUに関しては、性能低下前と後の両方のスコアを含めての平均値となっています。そのため、修正パッチ適用後の低いスコアに引っ張られてはいると思いますが、完全に反映しているとは言えないかもしれません。
ただし、PassMark自体が2020年3月に大幅な変更を伴うバージョンアップが行われており(9→10)、その際に既存の古いスコアについては新規バージョンで測定されたスコアに近づくようにスケーリングが行われました。本記事のスコアはスケーリング後のスコアも含みます。このスケーリングが具体的にどのような内容のものかは不明のため、何とも言えませんが、筆者が以前に何度か修正パッチ適用後の環境でスコア比較をした際には近いスコア結果が得られたため、必ずしも修正パッチ適用後のスコアが掲載のスコアよりも低くなるとは限らないと思います。

タイトルの最新版の意味についてですが、新規のCPUがあれば追加し、既存の他CPUに関しても不定期で更新を行っているという感じになります。全てのCPUが2021年に計測されたスコアを反映している訳ではありませんが、そもそもベンチマークソフト自体が時間経過でバージョンアップされ、その際には全てのスコアを差し替えているため、その度に新しいスコアへと置き換わっています。過去の古いスコアが反映され続けている訳ではありません。

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PSO2

はじめまして。
私はゲーム用で新しくPCを買い替えたいと思っています。配信や動画編集等はしたこともないので、PCを買い替えてもする予定はありません。友達とプレイしたりする上で最新の物でやりたくなったので買い替えます。

CPUは5950Xを採用は絶対です。
あとはグラボなんですが、3090は高すぎて迷うのですが、80tiと80に差があまりないのであれば80でもいいのかなとも思います!
3つのうちどれがいいでしょうか。
予算は60〜70マン程度です

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とねりん:管理人

はじめまして。
予算的には3090でも全然いけると思いますが、コスパ的にはやはり3080が一番良いですし、性能差もそこまで大きくなく大幅に安いです。なので、コスパ重視なら3080がおすすめです。
4Kやレイトレーシング利用時には3080Tiや3090の方がややリードしますが、それでも大きくても1割とかその程度になると思うので、コスパ的には3080の方が良いです。在庫状況によってRTX3080Tiとの価格差が小さくなっている訳でなければRTX3080で良いのではないかと思います。

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とねりん:管理人

初級者の方はスコアが多すぎるとどれを見て良いかわからなくなる人も居るかと思い、差し替えにしたのですが、やっぱり欲しい人は欲しいですよね…。
データ自体は残っているので、R20と併せて載せることも検討してみます。
追記:今は残っていた方が便利な人も居ると思いますが、やはり今でもR15は少し古いベンチマークとなり最新CPUではほぼ利用されないこともあるので、R20一本でいきたいと思います。申し訳ありません。

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A-KATO

はじめまして。
早速ですが、ノートパソコン購入で何を選択してよいやら大変悩んでいます、サポート頂けると嬉しく
思います。
使用目的:PhotshopCCで主に画像修正処理(約10GB~70GBまで)3D編集等については考えていません。
機種選定:CPU性能比較表内でもRyzenシリーズ、インテルCoreシリーズも次々と世代機種が多く出て選択に     悩んでいます。
     最近のPCはHDからSDD(M.2)に?移行… 512GB又は1TGB?… 
     グラフィックス NVDIA GeForce GTX1650Ti /4GB… 不明点が色々と…
     私の勉強不足で理解されていませんが、早急に新機種導入を計画したいとと焦っています。
     以上ご教示を宜しくお願い致します。
     

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とねりん:管理人

はじめまして。

ある程度予算を聞いておかないと具体的なことは言えないですが、結構な容量の動画編集を行うならやはり外部グラフィックス(CPUの内蔵ではないタイプ)搭載機が望ましいと思います。CPUについては、CoreもRyzenもどちらも良さがあると思いますが、コスパ的には大体Ryzen機の方が少し良いです。

ストレージは最近は大体NVMe接続のM.2 SSDとなっているので、タイプについては特に気にしなくても大丈夫です。HDDやSATA接続のSSDよりも圧倒的に高速となっています。容量は大容量の画像等を扱うなら、一時的な保管場所としても余裕は持っておきたいので1TBあると嬉しいと思いますが、価格も高くなるので財布と相談になると思います。

挙げられている「GTX 1650Ti」はノートPC向けの外部GPUの一種ですね。ミドルレンジの中では低性能クラスのビデオカードになりますが、CPU内蔵のものよりは圧倒的に高性能ですし、GDDR6という高速なビデオメモリが搭載されている中では比較的安価なのでコスパは良いと思います。

また、画面サイズや出来ればモバイル性能についても要望があれば聞いておいた方が、よりご要望に沿った案内が出来るかもしれません。

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PCにわか

はじめまして。
いやぁ本当このサイトはありがたいです。
まじですごくとてもめっちゃ需要あります。
ありがとうございますありがとうございます。

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くま

はじめまして。
corei7 11700と10700kfとの性能差は如何程でしょうか。
グラフィックボードはRTX3070
メモリは16GB、256GBのSSDと1TBのHDDを詰む予定です。
あまりこちらに明るくないので、実感できるか等の例を混ぜていただけるととても助かります。

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とねりん:管理人

はじめまして。

K付きとK無しは基本的には同じチップと思われ、その違いは主に電力制限やクロック、オーバークロックが可能かといったものになります。
具体的なスコアが発見できず申し訳ないですが、全コア稼働時のクロックから推測すると、高負荷時のマルチコアパフォーマンス差はおおよそ15%程度になると思います。11700(F)はサンプル数が少ないため掲載を少し待っていますが、PassMarkに現在登録されているスコア差も大体同じくらいです。

RTX 3070使用でのゲームだと恐らく上記ほどの差は出ないので、個人的には体感できるほどの差にはならないかな…と思います。ただし、多少の差は出ますし、個人差もあると思うのでそこは質問者様次第かと思います。

また、Core i7-11700は省電力モデルといった印象もあるかと思いますが、高負荷時の消費電力はK付きに劣らないレベルなので注意が必要なのと、F付は内蔵GPUが無効化されている点も一応触れておきます。

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